JP5699704B2 - 液体供給装置及び液体噴射装置 - Google Patents
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上記構成によれば、弁室内における上流側の空間域内において弁部材に向けて突出した凸部が弾性部の弾性変位を規制するように弾性部に対して当接する。そのため、ポンプの吐出駆動時に、液体供給流路における弁部材よりも上流側の流路領域の液体が上流側に向けて逆流することを簡易な構成で抑制することができる。
上記構成によれば、弁部材は、ポンプの吐出駆動時に、弁部材の変位が規制部材によって規制されることに伴って、弁部材が規制部材から受ける反力によって変形したとしても、弁室内における上流側の空間域と下流側の空間域とを連通させない状態を信頼性よく維持することができる。
上記構成によれば、上記液体供給装置の発明と同様の効果が得られる。
図1に示すように、本実施形態のプリンター11は、ターゲット(図示略)に対してインク(液体)を噴射する液体噴射ヘッドの一例としての記録ヘッド12と、この記録ヘッド12に液体供給源の一例としてのインクカートリッジ13に収容されているインクを供給する液体供給装置の一例としてのインク供給装置14を備えている。インク供給装置14には、インクカートリッジ13に上流端が接続されると共に、記録ヘッド12に下流端が接続された状態で、インクカートリッジ13側となる上流側から記録ヘッド12側となる下流側に向けてインクを供給する液体供給流路の一例としてのインク流路15が設けられている。
図1に示すように、インク供給装置14は、基台となる樹脂製の第1流路形成部材27と、この第1流路形成部材27上に積層状態に組み付けられる同じく樹脂製の第2流路形成部材28と、その組み付け時に両流路形成部材27,28の間に挟み込まれるゴム板等からなる可撓性部材29とを備えている。ここで、第1流路形成部材27の上面における複数箇所(本実施形態では3箇所)には、平面視円形状をなす凹部30,31,32が形成されている。すなわち、図1において、右側から左側へ、凹部30、凹部31、凹部32の順に、各凹部30〜32は横並び配置となるように形成されている。
まず、前提として、図1に示す状態は、新旧インクカートリッジの交換直後であって、吸引側バルブ41の吸引側弁体36、ポンプ43のダイアフラム37、及び、吐出側バルブ45の吐出側弁体38は、いずれもコイルスプリング40,42,44の付勢力で下側の各凹部30,31,32の内底面に押し付けられた状態にあるものとする。そして、大気開放機構48は大気開放弁53が大気開放孔50を封止した閉弁状態にあるものとする。
(1)一般に、ポンプ43が吐出駆動すると、インク流路15におけるポンプ室43aよりも上流側となる位置に設けられた吸引側バルブ41では、ポンプ室43aからインク流路15を通じて吸引側弁体36に対して吸引側バルブ41の弁室S1における吸引側弁体36よりも上流側の空間域S2の容積を減少させる方向にインクの流動圧が作用し、吸引側弁体36がインクを上流側に逆流させるように変位する。この点、上記実施形態によれば、吸引側弁体36が吸引側バルブ41の弁室S1における吸引側弁体36よりも上流側の空間域S2の容積を減少させる方向に変位することが凸部30aによって規制される。そのため、ポンプ43の吐出駆動時に、ポンプ室43aよりも上流側の吸引側バルブ41では、吸引側弁体36が吸引側バルブ41の弁室S1における吸引側弁体36よりも上流側の空間域S2の容積を減少させる方向に変位することが規制されることにより、この吸引側バルブ41からインク流路15を通じてインクカートリッジ13側に向けてインクが逆流することが抑制される。したがって、インクカートリッジ13がインク供給装置14から取り外された状態でポンプ43の吐出駆動が誤って実行された場合であっても、インクカートリッジ13が挿抜されるインク供給針25からインクが漏出することを抑制できる。
・上記実施形態において、吸引側バルブ41を閉弁方向に付勢する付勢部材として、吸引側弁体36を下方から引っ張るコイルスプリングを設けてもよい。
・上記実施形態において、吸引側弁体36は、湾曲部36bを設けない構成としてもよい。この場合、吸引側弁体36において弾性変位し易い部分に対してその部分の変位軌跡上に位置するように規制部材を設けることが望ましい。
Claims (5)
- 液体供給源側となる上流側から液体が消費される下流側に向けて液体を供給する液体供給流路と、
前記液体供給流路の一部をポンプ室としてポンプ駆動するポンプと、
前記液体供給流路における前記ポンプ室よりも上流側となる位置に設けられ、前記液体供給流路の一部を構成する弁室内を上流側の空間域と下流側の空間域とに仕切る弁部材を有すると共に、上流側から下流側への液体の通過を許容する一方向弁と、
前記弁室内における上流側の空間域内に設けられ、前記弁部材が前記弁室内における上流側の空間域と下流側の空間域とを連通させない閉弁状態において、当該弁部材が前記弁室内における上流側の空間域の容積を減少させる方向に変位することを規制する規制部材と
を備えたことを特徴とする液体供給装置。 - 請求項1に記載の液体供給装置において、
前記弁部材は、前記ポンプの吐出駆動時に、前記弁室内における下流側の空間域に作用する液体の流動圧に応じて、前記弁室内における上流側の空間域の容積を減少させるように弾性変位する弾性部を有すると共に、
前記規制部材は、前記弾性部の変位軌跡上に配置されることを特徴とする液体供給装置。 - 請求項2に記載の液体供給装置において、
前記規制部材は、前記弾性部に向けて突出するように設けられた凸部であることを特徴とする液体供給装置。 - 請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の液体供給装置において、
前記一方向弁は、前記弁部材を閉弁方向に付勢する付勢部材を備えることを特徴とする液体供給装置。 - 請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の液体供給装置と、
ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと
を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (1)
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JP2011055659A JP5699704B2 (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | 液体供給装置及び液体噴射装置 |
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JP2011055659A JP5699704B2 (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | 液体供給装置及び液体噴射装置 |
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JP2012187901A JP2012187901A (ja) | 2012-10-04 |
JP5699704B2 true JP5699704B2 (ja) | 2015-04-15 |
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JP2011055659A Active JP5699704B2 (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | 液体供給装置及び液体噴射装置 |
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JP (1) | JP5699704B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5304372B2 (ja) * | 2009-03-25 | 2013-10-02 | セイコーエプソン株式会社 | 液体供給装置、液体噴射装置 |
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2011
- 2011-03-14 JP JP2011055659A patent/JP5699704B2/ja active Active
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JP2012187901A (ja) | 2012-10-04 |
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