JP5699510B2 - 床用化粧材 - Google Patents

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Description

本発明は、床用化粧材に関する。
従来知られている床材用化粧シートには、例えば、下記特許文献1、2等がある。
特許文献1には、「印刷層が印刷されたオレフィン系熱可塑性樹脂フィルム上に、厚さ300〜500μmのオレフィン系熱可塑性樹脂層および厚さ3〜30μmの表面保護層を少なくとも有する、床材用化粧シート。」が記載されている(請求項1等)。
特許文献2には、「ポリオレフィン系樹脂からなる基材シート上に、絵柄模様層、透明性接着剤層、透明性ポリプロピレン系樹脂層及び電離放射線硬化型樹脂からなる透明性表面保護層が順に形成されてなる床材用化粧シートであって、透明性ポリプロピレン系樹脂層の厚みが150〜500μmであることを特徴とする床材用化粧シート。」が記載されている(請求項1等)。
これらの特許文献1、2に記載の床材用化粧シートは、表面保護層の直下に位置する透明性樹脂層が比較的厚いことを特徴とし、それにより良好な表面特性(例えば高磨耗性)を発揮することを効果としている。このような良好な表面特性は、とりわけ透明性樹脂層が200μm以上である場合に得られ易い。
しかしながら、これらの従来の床材用化粧シートには次のような問題がある。例えば、これらの床材用化粧シートは、一般に比較的柔らかい樹脂製基材に積層して床用化粧材として用いられるが、透明性樹脂層が比較的厚く且つ硬い場合には、床材用化粧シートと樹脂製基材とを熱プレスにより積層する際に、樹脂製基材の硬度と差が生じて反りが発生しやすいという問題がある。これに対し、透明性樹脂層を軟化させて用いる試みがあるが、軟化させると耐傷性が低下するため床材用としては適さなくなる。
よって、これらの問題を改善した床用化粧材の開発が望まれている。
特開2005−290734号公報 特開2005−290568号公報
本発明は、樹脂製基材上に、厚さが200μm以上で且つ弾性率が700MPa以上の透明性樹脂層を含む化粧シートが積層されている床用化粧材であって、優れた耐摩耗性を保持しつつ反りの発生が抑制された床用化粧材を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の層構成の床用化粧材が上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記の床用化粧材に関する。
1. 樹脂製基材上に、化粧シートが積層されている床用化粧材であって、
(1)前記化粧シートは、基材シート上に絵柄模様層、透明性接着剤層、ポリオレフィン系透明性樹脂層及び透明性表面保護層が順に積層された積層体であって、
前記ポリオレフィン系透明性樹脂層は、厚さが200μm以上で且つ弾性率が700MPa以上であり
(2)前記樹脂製基材は、弾性率が700MPa未満であり、
(3)前記樹脂製基材の裏面には裏面樹脂層が積層されており、当該裏面樹脂層は、弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系樹脂層を有する、
ことを特徴とする床用化粧材。
. 前記裏面樹脂層は、前記樹脂製基材側から基材シート、印刷層、透明性接着剤層及び前記ポリオレフィン系樹脂層が順に積層された積層体である、上記項に記載の床用化粧材。
3. 前記樹脂製基材の厚さが1〜5mmである、上記項1又は2に記載の床用化粧材。
4. 前記裏面樹脂層の厚さが100〜500μmである、上記項1〜3のいずれかに記載の床用化粧材。
. 前記裏面樹脂層は、片面又は両面にプライマー層を有する、上記項1〜のいずれかに記載の床用化粧材。
6. 前記樹脂製基材を構成する樹脂が、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、及びエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる群から選ばれた少なくとも1種である、上記項1〜5のいずれかに記載の床用化粧材。
. 前記樹脂製基材は、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリ塩化ビニルからなる、上記項1〜のいずれかに記載の床用化粧材。

以下、本発明の床用化粧材について説明する。
本発明の床用化粧材は、樹脂製基材上に、化粧シートが積層されており、
(1)前記化粧シートは複数層からなり、厚さが200μm以上で且つ弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系透明性樹脂層を含み、
(2)前記樹脂製基材は、弾性率が700MPa未満であり、
(3)前記樹脂製基材の裏面には裏面樹脂層が積層されており、当該裏面樹脂層は、弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系樹脂層を有することを特徴とする。
上記特徴を有する本発明の床用化粧材は、樹脂製基材上に積層されている化粧シートに厚さが200μm以上で且つ弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系透明性樹脂層が含まれているため、優れた耐摩耗性及び耐傷性を発揮する。そして、特に樹脂製基材の裏面に弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系樹脂層を有することにより、反りの発生が抑制されている。
以下、本発明の床用化粧材を構成する各層について説明する。
樹脂製基材
樹脂製基材としては、弾性率が700MPa未満であれば特に限定されず、例えば、弾性率が700MPa未満のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。この中でも、特にポリエチレン、ポリプロピレン又はポリ塩化ビニルが好ましい。
樹脂製基材は、着色されていてもよい。この場合は、上記樹脂に対して着色材(顔料又は染料)を添加して着色することができる。着色材としては、例えば、二酸化チタン、カーボンブラック、酸化鉄等の無機顔料、フタロシアニンブルー等の有機顔料のほか、各種の染料も使用できる。これらは、公知又は市販のものから1種又は2種以上を選ぶことができる。また、着色材の添加量も、所望の色合い等に応じて適宜設定すればよい。
樹脂製基材は、必要に応じて、充填剤、艶消し剤、発泡剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤等の各種の添加剤が含まれていても良い。これらの添加剤の含有量は、弾性率が所定範囲にある限り適宜設定することができる。
樹脂製基材の弾性率は700MPa未満であれば良いが、100MPa以上700MPa未満が好ましく、100MPa以上600MPa以下がより好ましい。なお、本明細書における弾性率は、JIS K6734に規定された方法で測定される値である。
樹脂製基材の厚さは限定的ではないが、1〜5mm程度が好ましく、2〜3mm程度がより好ましい。
樹脂製基材は、前記樹脂又は前記樹脂を含む樹脂組成物を、例えば、カレンダー法、インフレーション法、押し出し法等によりフィルム状に形成することにより得られる。
化粧シート
化粧シートは、複数層からなり、厚さが200μm以上で且つ弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系透明性樹脂層を含む。かかる化粧シートの層構成は、上記ポリオレフィン系透明性樹脂層を含む限り特に限定されないが、例えば、基材シート上に絵柄模様層、透明性接着剤層、前記ポリオレフィン系透明性樹脂層及び透明性表面保護層が順に積層された積層体が好ましい態様として挙げられる。
以下、上記好ましい態様について例示的に説明する。
≪基材シート≫
基材シートは、その表面(おもて面)には絵柄模様層等が積層される。
基材シートとしては、例えば、熱可塑性樹脂により形成されたものが好適である。具体的には、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレンナフタレート、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル等が挙げられる。
基材シートは、着色されていても良い。この場合は、上記のような熱可塑性樹脂に対して着色材(顔料又は染料)を添加して着色することができる。着色材としては、例えば、二酸化チタン、カーボンブラック、酸化鉄等の無機顔料、フタロシアニンブルー等の有機顔料のほか、各種の染料も使用することができる。これらは、公知又は市販のものから1種又は2種以上を選ぶことができる。また、着色材の添加量も、所望の色合い等に応じて適宜設定すれば良い。
基材シートには、必要に応じて、充填剤、艶消し剤、発泡剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤等の各種の添加剤が含まれていても良い。
基材シートの厚みは、最終製品の用途、使用方法等により適宜設定できるが、一般には50〜250μmが好ましい。
基材シートは、必要に応じて、絵柄模様層を形成するインキの密着性を高めるために表面(おもて面)にコロナ放電処理を施してもよい。コロナ放電処理の方法・条件は、公知の方法に従って実施すれば良い。また、必要に応じて、基材シートの裏面にコロナ放電処理を施したり、裏面プライマー層を形成したりしてもよい。
≪絵柄模様層≫
絵柄模様層は、化粧シートに所望の絵柄(意匠)を付与するものであり、絵柄の種類等は限定的ではない。例えば、木目模様、石目模様、砂目模様、タイル貼模様、煉瓦積模様、布目模様、皮絞模様、幾何学図形、文字、記号、抽象模様等が挙げられる。
絵柄模様層の形成方法は特に限定されず、例えば、公知の着色剤(染料又は顔料)を結着材樹脂とともに溶剤(又は分散媒)中に溶解(又は分散)して得られるインキを用いた印刷法により、基材シート表面に形成すればよい。
着色剤としては、例えば、カーボンブラック、チタン白、亜鉛華、弁柄、紺青、カドミウムレッド等の無機顔料;アゾ顔料、レーキ顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、フタロシアニン顔料、イソインドリノン顔料、ジオキサジン顔料等の有機顔料;アルミニウム粉、ブロンズ粉等の金属粉顔料;酸化チタン被覆雲母、酸化塩化ビスマス等の真珠光沢顔料;蛍光顔料;夜光顔料等が挙げられる。これらの着色剤は、単独又は2種以上を混合して使用できる。これらの着色剤には、シリカ等のフィラー、有機ビーズ等の体質顔料、中和剤、界面活性剤等がさらに配合してもよい。
結着材樹脂としては、ポリエステル系ウレタン樹脂、親水性処理されたポリエステル系ウレタン樹脂のほか、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリビニルアセテート、ポリブタジエン、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリスチレン−アクリレート共重合体、ロジン誘導体、スチレン−無水マレイン酸共重合体のアルコール付加物、セルロース系樹脂なども併用できる。
より具体的には、例えば、ポリウレタン−ポリアクリル系樹脂、ポリアクリルアミド系樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸系樹脂、ポリエチレンオキシド系樹脂、ポリN−ビニルピロリドン系樹脂、水溶性ポリエステル系樹脂、水溶性ポリアミド系樹脂、水溶性アミノ系樹脂、水溶性フェノール系樹脂、その他の水溶性合成樹脂;ポリヌクレオチド、ポリペプチド、多糖類等の水溶性天然高分子;等を使用できる。また、例えば、天然ゴム、合成ゴム、ポリ酢酸ビニル系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン−ポリアクリル系樹脂変性又は混合樹脂、その他の樹脂も使用できる。上記結着材樹脂は、単独又は2種以上で使用できる。
絵柄模様層の形成に用いる印刷法としては、例えば、グラビア印刷法、オフセット印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、静電印刷法、インクジェット印刷法等が挙げられる。また、絵柄模様ではなく全面ベタ状の絵柄模様層(「ベタ印刷層」とも言う)を形成する場合には、例えば、ロールコート法、ナイフコート法、エアーナイフコート法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート法、キスコート法、フローコート法、ディップコート法等の各種コーティング法も挙げられる。この着色隠蔽層は、基材シートと絵柄模様層との間に設けることもできる。
上記以外にも、例えば、手描き法、墨流し法、写真法、転写法、レーザービーム描画法、電子ビーム描画法、金属等の部分蒸着法、エッチング法などを用いたり、他の形成方法と組み合わせて用いたりしてもよい。
絵柄模様層の厚みは特に限定されず、製品特性に応じて適宜設定できるが、塗工時の層厚は1〜15μm程度、乾燥後の層厚は0.1〜10μm程度である。
≪透明性接着剤層≫
透明性接着剤層は、絵柄模様層と透明性樹脂層との間に存在する。透明性接着剤層で使用する接着剤は、絵柄模様層又は透明性樹脂層を構成する成分等に応じて適宜選択することができる。例えば、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、エポキシ系樹脂等を含む各種接着剤を使用できる。また、反応硬化タイプのほか、ホットメルトタイプ、電離放射線硬化タイプ、紫外線硬化タイプ等の接着剤でもよい。
透明性接着剤層は、絵柄層が認識できる限り、透明でも半透明でもよい。
なお、本発明では、必要に応じ、コロナ放電処理、プラズマ処理、脱脂処理、表面粗面化処理等の公知の易接着処理を接着面に施すこともできる。
透明性接着剤層の厚みは、透明性保護層、使用する接着剤の種類等によって異なるが、一般的には0.1〜30μm程度とすれば良い。
≪透明性樹脂層≫
本発明の透明性樹脂層は、厚さが200μm以上で且つ弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系透明性樹脂層である。上記厚さ及び弾性率の範囲内とすることにより、床用化粧材の良好な表面特性(特に高摩耗性及び耐傷性)が得られる。
ポリオレフィン系透明性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。これらの中でも、特にポリプロピレンが好ましい。これらのポリオレフィン系透明性樹脂は、溶融樹脂を押し出し製膜することで透明性樹脂層を形成することが好ましい。
透明性樹脂層は、透明である限り着色されていてもよく、絵柄模様層が視認できる範囲内で半透明であってもよい。
透明性樹脂層の厚さは200μm以上であれば良いが、200〜500μm程度が好ましく、200〜400μm程度がより好ましい。
また、透明性樹脂層の弾性率は、700MPa以上であれば良いが、700〜2000MPa程度が好ましく、700〜1500MPa程度がより好ましい。
透明性樹脂層には、必要に応じて、フィラー、艶消し剤、発泡剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤、ラジカル捕捉剤、軟質成分(例えばゴム)等の各種の添加剤が含まれていても良い。
本発明では、透明性樹脂層は1層でも良いが、2層以上で構成してもよい。例えば、第1透明性樹脂層と第2透明性樹脂層の積層体で構成する場合には、透明性樹脂層が厚膜である場合に生じやすい下層との密着性低下を抑制し易い。なお、第1透明性樹脂層及び第2透明性樹脂層は、同じ樹脂であってもよく、他の樹脂の組み合わせであってもよい。
上記の通り第1透明性樹脂層と第2透明性樹脂層との2層構成とする場合には、第1透明性樹脂層の厚さは40〜120μmが好ましく、80〜100μmとすることがより好ましい。また、第2透明性樹脂層の厚さは第1透明性樹脂層の厚さの7倍以下が好ましく、80〜450μmの範囲内から選択されることが好ましい。
上記2層構成の透明性樹脂層を形成する際は、透明性接着剤層上に、先ず第1透明性樹脂層を押し出し製膜により形成する。そして、第2透明性樹脂層を積層するに先立ち、第1透明性樹脂層を養生することが好ましい。養生条件は限定的ではないが、押し出し製膜により形成後、10〜80℃(好ましくは30〜40℃)で12時間以上(好ましくは12〜60時間)養生することが好ましい。養生する際は、透明性樹脂層が長尺物である場合にはロールに巻き取って養生することもできる。
なお、本発明では、第1透明性樹脂層は通常は1層構成で良いが、基材シートとの密着性を更に促進するために、接着性樹脂層を含む2層構成としてもよく、2層構成とする場合には、当該2層は同時押し出し製膜により形成することが好ましい。
上記接着性樹脂層としては、例えば、酸変性ポリオレフィン樹脂層が好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はエチレン/プロピレン共重合体、若しくはこれらと他のα−オレフィンや酢酸ビニル等との共重合体である広義のポリオレフィン類に、マレイン酸、アクリル酸、もしくはフマル酸を10−4〜10重量%、好ましくは10−3〜5重量%の範囲でグラフト共重合させてなる接着性樹脂層が好ましい。グラフト共重合させる物質の中でも、マレイン酸が好ましい。接着性樹脂層の厚さは限定的ではないが、5〜60μmが好ましく、10〜20μmがより好ましい。
第2透明性樹脂層の形成方法は限定的ではない。例えば、押し出し製膜又はカレンダー法により製膜後に熱ラミネートする方法でもよく、既製の樹脂フィルムを熱ラミネートする方法でもよい。
このように、透明性樹脂層を2層構成とすることにより、所定厚みの第1透明性樹脂層を押し出し製膜により形成した後に第2透明性樹脂層を積層することにより、透明性樹脂層と基材シートとの間の優れた層間強度を確保することができる。
≪透明性表面保護層≫
透明性樹脂層の上には、透明性表面保護層が積層されている。
透明性表面保護層としては、電離放射線硬化型樹脂層又は2液硬化型ウレタン樹脂層が好適である。以下では、電離放射線硬化型樹脂層について例示する。
電離放射線硬化型樹脂としては特に限定されず、紫外線、電子線等の電離放射線の照射により重合架橋反応可能なラジカル重合性二重結合を分子中に含むプレポリマー(オリゴマーを含む)及び/又はモノマーを主成分とする透明性樹脂が使用できる。これらのプレポリマー又はモノマーは、単体又は複数を混合して使用できる。硬化反応は、通常、架橋硬化反応である。
具体的には、前記プレポリマー又はモノマーとしては、分子中に(メタ)アクリロイル基、(メタ)アクリロイルオキシ基等のラジカル重合性不飽和基、エポキシ基等のカチオン重合性官能基等を有する化合物が挙げられる。また、ポリエンとポリチオールとの組み合わせによるポリエン/チオール系のプレポリマーも好ましい。ここで、(メタ)アクリロイル基とは、アクリロイル基又はメタクリロイル基の意味である。
ラジカル重合性不飽和基を有するプレポリマーとしては、例えば、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの分子量としては、通常250〜100000程度が好ましい。
ラジカル重合性不飽和基を有するモノマーとしては、例えば、単官能モノマーとして、メチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。また、多官能モノマーとしては、例えば、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイドトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
カチオン重合性官能基を有するプレポリマーとしては、例えば、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ化合物等のエポキシ系樹脂、脂肪酸系ビニルエーテル、芳香族系ビニルエーテル等のビニルエーテル系樹脂のプレポリマーが挙げられる。また、チオールとしては、例えば、トリメチロールプロパントリチオグリコレート、ペンタエリスリトールテトラチオグリコレート等のポリチオールが挙げられる。ポリエンとしては、例えば、ジオール及びジイソシアネートによるポリウレタンの両端にアリルアルコールを付加したものが挙げられる。
これらの電離放射線硬化型樹脂は、必要に応じて減摩材、可塑剤、安定剤、充填剤、分散剤、染料、顔料等を含んでもよい。特に減摩材としては、例えば、粉末状の酸化アルミニウム、炭化珪素、二酸化珪素、チタン酸カルシウム、チタン酸バリウム、マグネシウムパイロボレート、酸化亜鉛、窒化珪素、酸化ジルコニウム、酸化クロム、酸化鉄、窒化硼素、ダイアモンド、金剛砂、ガラス繊維等が挙げられ、電離放射線硬化型樹脂100重量部に対して1〜80重量部が適当である。このような減摩材を添加することにより、最終的に得られる透明性表面保護層の磨耗性をより高めることができる。
未硬化の電離放射線硬化型保護層は、例えば、透明性樹脂層の上に電離放射線硬化型樹脂をグラビアコート、ロールコート等の塗工法により塗工することにより形成できる。
電離放射線硬化型樹脂を硬化させるために用いる電離放射線としては、電離放射線硬化型樹脂(組成物)中の分子を硬化反応させ得るエネルギーを有する電磁波又は荷電粒子が用いられる。通常は紫外線又は電子線を用いればよいが、可視光線、X線、イオン線等を用いてもよい。
紫外線源としては、例えば、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク灯、ブラックライト、メタルハライドランプ等の光源が使用できる。紫外線の波長としては、通常190〜380nmが好ましい。
電子線源としては、例えば、コッククロフトワルトン型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、又は直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加速器が使用できる。その中でも、特に100〜1000keV、好ましくは100〜300keVのエネルギーをもつ電子を照射できるものが好ましい。
透明性表面保護層の厚さは限定的ではなく、最終製品の特性に応じて適宜設定できるが、通常0.1〜50μm、好ましくは1〜20μm程度である。
裏面樹脂層
裏面樹脂層は、弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系樹脂層を有する。このようなポリオレフィン系樹脂層としては、例えば、前記化粧シートに含まれるポリオレフィン系透明性樹脂層をそのまま用いてもよい。
裏面樹脂層は上記ポリオレフィン系樹脂層の1層構成でもよく、また、上記ポリオレフィン系樹脂層を含む複数層であってもよい。例えば、基材シート、印刷層、透明性接着剤層及び前記ポリオレフィン系樹脂層からなる層構成とし、基材シートが樹脂製基材側となるように配置することが好ましい。印刷層としては、絵柄模様層及び/又はベタ印刷層が挙げられる。なお、裏面樹脂層を構成する各層の説明は、前記化粧シートを構成する各層の説明と同じである。また、裏面樹脂層の片面又は両面には、更にプライマー層を設けてもよい。
裏面樹脂層は、弾性率の値に悪影響がない範囲でフィラーを含有してもよく、例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、カオリン、シリカ、パーライト、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、焼成アルミナ、ケイ酸カルシウム、タルク、マイカ等が挙げられる。これらのフィラーは単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
裏面樹脂層の厚さは限定的ではないが、100〜500μm程度が好ましく、100〜400μm程度がより好ましい。
裏面樹脂層は、前記樹脂又は前記樹脂を含む樹脂組成物を、例えば、カレンダー法、インフレーション法、押し出し法等によりフィルム状に形成することにより得られる。
本発明では、樹脂製基材を挟んで化粧シートと裏面樹脂層が形成されており、化粧シートと裏面樹脂層の両方に弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系樹脂層が含まれていることにより床用化粧材の反りを抑制することができる。
床用化粧材を作製する際は、上記樹脂製基材、化粧シート及び裏面樹脂層を熱プレス(熱融着)することにより各層を積層することにより作製することが好ましい。本発明の層構成であれば、熱プレス時の反りの発生が抑制されている。熱プレス時は、上記樹脂製基材、化粧シート及び裏面樹脂層を一度に熱プレスしてもよく、或いは、樹脂製基材に対して化粧シートと裏面樹脂層を別々に熱プレスすることにより積層してもよい。熱プレスの条件は使用する樹脂や各層の厚みに応じて適宜調整できるが、50〜300℃が好ましく、100〜200℃がより好ましい。なお、各層の接着性をより高めるために、必要に応じて接着剤を併用した上で熱プレスすることもできる。
本発明の床用化粧材は、樹脂製基材上に積層されている化粧シートに厚さが200μm以上で且つ弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系透明性樹脂層が含まれているため、優れた耐摩耗性及び耐傷性を発揮する。そして、特に樹脂製基材の裏面に弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系樹脂層を有することにより、反りの発生が抑制されている。
本発明の床用化粧材の一態様を示す模式図である。 本発明の床用化粧材の一態様を示す模式図である。
以下に実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明する。但し、本発明は実施例に限定されない。
実施例1及び4
(化粧シートの作製)
(1)両面コロナ処理を施した厚さ80μmのポリエチレン基材シートの表面に、2液硬化型のアクリル−ウレタン樹脂からなる印刷インキで絵柄模様層を形成した。
(2)絵柄模様層の上に、ウレタン樹脂系接着剤を固形分量が3g/mとなるように塗工し、透明性接着剤層を形成した。
(3)Tダイ押出し機により、ポリプロピレン(70μm)と、マレイン酸変性したポリプロピレン(接着性樹脂層成分、10μm)とを同時押し出し製膜することにより、接着性樹脂層を含む第1透明性樹脂層(80μm)を形成した。
(4)第1透明性樹脂層上に、ポリプロピレンをTダイ押出し機により押し出し製膜することにより、第2透明性樹脂層を熱ラミネートした。第2透明性樹脂層の厚さは、120μm、220μmの2種類とし、第1透明性樹脂層と第2透明性樹脂層とを熱ラミネートすることにより総厚み200μm(弾性率700MPa:実施例1)、300μm(弾性率700MPa:実施例4)の透明性樹脂層を形成した。
(5)第2透明性樹脂層の表面にコロナ放電処理を施した後、コロナ放電処理面にアクリル−ウレタン系樹脂溶液をグラビア印刷法により固形分量が1g/mとなるように塗工して表面保護層形成用プライマー層を形成した。
(6)表面保護層形成用プライマー層の上に、ウレタンアクリレート系電子線硬化型樹脂をロールコート法により固形分が15g/mとなるように塗工・乾燥して未硬化の電子線硬化型樹脂層を形成した。その後、酸素濃度200ppmの環境下において、未硬化の電子線硬化型樹脂層に加速電圧125KeV、5Mradの条件で電子線を照射して樹脂硬化させて厚さ15μmの電子線硬化型樹脂層(透明性表面保護層)を形成した。
(裏面樹脂層の作製)
(1)両面コロナ処理を施した厚さ80μmのポリエチレン基材シートの表面に、2液硬化型のアクリル−ウレタン樹脂からなる印刷インキでベタ印刷層を形成した。
(2)ベタ印刷層の上に、ウレタン樹脂系接着剤を固形分量が3g/mとなるように塗工し、透明性接着剤層を形成した。
(3)Tダイ押出し機により、ポリプロピレン(70μm)と、マレイン酸変性したポリプロピレン(接着性樹脂層成分、10μm)とを同時押し出し製膜することにより、接着性樹脂層を含む第1透明性樹脂層(80μm)を形成した。
(4)第1透明性樹脂層上に、ポリプロピレンをTダイ押出し機により押し出し製膜することにより、第2透明性樹脂層を熱ラミネートした。第2透明性樹脂層の厚さは220μmのとし、第1透明性樹脂層と第2透明性樹脂層とを熱ラミネートすることにより総厚み300μm(弾性率700MPa)の透明性樹脂層を形成した。(5)第2透明性樹脂層の表面にコロナ放電処理を施した後、コロナ放電処理面にアクリル−ウレタン系樹脂溶液をグラビア印刷法により固形分量が1g/mとなるように塗工して裏面プライマー層を形成した。
(床用化粧材の作製)
樹脂製基材として弾性率500MPaのポリエチレン樹脂層を用意し、そのおもて面に上記化粧シートを積層し、裏面に裏面樹脂層を積層した。化粧シート及び裏面樹脂層は、いずれも基材シートを樹脂製基材と接触させて積層した。積層は、150℃、10分の条件で熱プレスすることにより行った。
実施例2
化粧シートに含まれる透明性樹脂層のポリプロピレンの種類を変えることにより、透明性樹脂層の弾性率を1000MPaにした以外は、実施例1と同様にして床用化粧材を作製した。
実施例3
化粧シート及び裏面樹脂層に含まれる透明性樹脂層のポリプロピレンの種類を変えることにより、両方の透明性樹脂層の弾性率を1000MPaにした以外は、実施例1と同様にして床用化粧材を作製した。
実施例5
裏面樹脂層に含まれる透明性樹脂層のポリプロピレンの種類を変えることにより、透明性樹脂層の弾性率を1000MPaにした以外は、実施例4と同様にして床用化粧材を作製した。
比較例1
化粧シートに含まれる透明性樹脂層を第1透明性樹脂層だけとし、第2透明性樹脂層を形成せずに床用化粧材を作製した。即ち、Tダイ押出し機により、ポリプロピレン(90μm)と、マレイン酸変性したポリプロピレン(接着性樹脂層成分、10μm)とを同時押し出し製膜することにより、接着性樹脂層を含む第1透明性樹脂層(100μm)を形成し、その後に第2透明性樹脂層を形成しない以外は、実施例1と同様にして床用化粧材を作製した。
比較例2
化粧シート及び裏面樹脂層に含まれる透明性樹脂層のポリプロピレンの種類を変えることにより、両方の透明性樹脂層の弾性率を600MPaにした以外は、実施例1と同様にして床用化粧材を作製した。
比較例3
裏面樹脂層に含まれる透明性樹脂層のポリプロピレンの種類を変えることにより、透明性樹脂層の弾性率を500MPaにした以外は、実施例1と同様にして床用化粧材を作製した。
比較例4
化粧シート及び裏面樹脂層に含まれる透明性樹脂層のポリプロピレンの種類を変えることにより、両方の透明性樹脂層の弾性率を600MPaにした以外は、実施例4と同様にして床用化粧材を作製した。
比較例5
裏面樹脂層に含まれる透明性樹脂層のポリプロピレンの種類を変えることにより、透明性樹脂層の弾性率を500MPaにした以外は、実施例4と同様にして床用化粧材を作製した。
試験例1
実施例及び比較例で作製した床用化粧材について、
(1)耐摩耗性
(2)耐傷性(鉛筆硬度試験)
(3)反り評価
について調べた。結果を下記表1に示す。
各試験方法と評価基準は次の通りとした。
(耐磨耗性)
JASフローリング磨耗A試験により耐磨耗性を調べた。具体的には、床用化粧材の柄取られ(つまり、絵柄模様層が削り取られる)がどの段階で生じるかを確認した。
評価基準は、試験装置の回転盤の回転数:5000回転以上でも柄取られが生じない場合を◎、3000回転以上で柄取られが生じた場合を○、3000回転未満の回転数で生じた場合を×と評価した。
(耐傷性:鉛筆硬度試験)
鉛筆硬度試験機を用いて行った。試験機が水平位置のときに鉛筆の先に対して1000gの荷重を与えるように試験機を設定した以外は、JIS K5600−5−4に準拠して試験を行った。
判定基準は、傷つき始めが硬度B以上/◎、硬度2B/○、硬度3B/△、硬度4B以下/×と評価した。
(反り評価)
平滑性をもった床面に尺角サイズ(30.3cm×30.3cm)の床用化粧材を静置し、その4隅の浮き量を金属製定規にて測定し、その平均を求めた。判定基準は、0mm/○、5mmより小/△、5mmより大/×と評価した。反り評価は、○又は△であれば許容される。
Figure 0005699510
1.樹脂製基材
2.基材シート
3.絵柄模様層
4.透明性接着剤層
5.ポリオレフィン系透明性樹脂層
6.透明性表面保護層
7.裏面樹脂層
8.裏面プライマー層

Claims (7)

  1. 樹脂製基材上に、化粧シートが積層されている床用化粧材であって、
    (1)前記化粧シートは、基材シート上に絵柄模様層、透明性接着剤層、ポリオレフィン系透明性樹脂層及び透明性表面保護層が順に積層された積層体であって、
    前記ポリオレフィン系透明性樹脂層は、厚さが200μm以上で且つ弾性率が700MPa以上であり
    (2)前記樹脂製基材は、弾性率が700MPa未満であり、
    (3)前記樹脂製基材の裏面には裏面樹脂層が積層されており、当該裏面樹脂層は、弾性率が700MPa以上のポリオレフィン系樹脂層を有する、
    ことを特徴とする床用化粧材。
  2. 前記裏面樹脂層は、前記樹脂製基材側から基材シート、印刷層、透明性接着剤層及び前記ポリオレフィン系樹脂層が順に積層された積層体である、請求項に記載の床用化粧材。
  3. 前記樹脂製基材の厚さが1〜5mmである、請求項1又は2に記載の床用化粧材。
  4. 前記裏面樹脂層の厚さが100〜500μmである、請求項1〜3のいずれかに記載の床用化粧材。
  5. 前記裏面樹脂層は、片面又は両面にプライマー層を有する、請求項1〜のいずれかに記載の床用化粧材。
  6. 前記樹脂製基材を構成する樹脂が、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、及びエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる群から選ばれた少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれかに記載の床用化粧材。
  7. 前記樹脂製基材は、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリ塩化ビニルからなる、請求項1〜のいずれかに記載の床用化粧材。
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