JP5693544B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の分解斜視図である。
図1に基づいて、室外機100の全体構成について、まず説明する。なお、図1では、筐体1を破線で示し、筐体1内部を透視した状態を示している。
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の保護カバー7の内側斜視図であり、係止爪7eの詳細を示す図である。
図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100の保護カバー7の内側斜視図であり、薄肉部7fの詳細を示す図である。
次に、図1乃至図4に基づいて、保護カバー7を詳細に説明する。
図1に示されるように、把持部7aは、保護カバー7上端部のやや下方に設けられる凹形状の部位であり、室外機100を移動するときに作業者により把持される。膨出部7bは、把持部7aの下方に設けられ、外側に膨らんだ形状となっている。膨出部7bの膨らみ度合いは、電源ケーブル4及びケーブルカバー6を覆う部分よりも、接続バルブ5を覆う部分の方が大きくなっている。すなわち、膨出部7bの上方よりも、膨出部7bの下方の方がより外側に膨らんだ形状となっており、接続バルブ5を覆う部分で最も外側に膨出している。
まず、筐体1を組み立てる。このとき、筐体1の内部には、電気品2の他に、図示していないが、圧縮機、熱交換器などの冷凍サイクル部品が搭載されている。筐体1が組み立てられた状態においては、側面部3A,3Bが筐体1の側面の一部となっている。この状態では、電源ケーブル4及び接続バルブ5が、図1に示すように露出した状態になっている。この状態で、ケーブルカバー6を側面部3Aに取り付け、電源ケーブル4の一部を覆う。なお、ケーブルカバー6の側面部3Aへの取り付けは、例えばネジ止めにより行われる。
ここでは、最も火が付けられやすいと想定される、膨出部7bのうち接続バルブ5を覆う部分の外面に付け火がされた例を説明する。
膨出部7bのうち接続バルブ5を覆う部分の外面に火が付けられたとすると、この火は、保護カバー7の膨出部7bの上端側に向かって拡がっていく。ところが、保護カバー7には薄肉部7fが形成されているため、延焼が拡がる前に薄肉部7f全体が燃焼する。薄肉部7f全体が燃焼すると、先端部が上方を向く係止爪7eと、係止爪7eを係止する係止孔3cとの係合状態が解除され、係止爪7eが抜け落ちる。すなわち、保護カバー7が薄肉部7fを境に分断されると、係止孔3cと係止爪7eとの係合状態が解除される。こうして、保護カバー7のうち、薄肉部7fよりも下方が熔け落ち、保護カバー7の延焼は薄肉部7fよりも上方に拡がることはなくなり、延焼が抑制される。
このため、膨出部7bのうち接続バルブ5を覆う部分の外面に火が付けられたとしても、薄肉部7fが燃焼し、保護カバー7のうち、薄肉部7fよりも下方が熔け落ちる。すなわち、薄肉部7fよりも上方の部位への延焼よりも先に、薄肉部7fが燃えて熔け落ちる。したがって、機械室10内部への火の侵入を抑制することが出来る。
また、係止孔3cが、本発明の筐体側係合部に相当する。
また、係止爪7eが、本発明のカバー側係合部に相当する。
また、薄肉部7fが、本発明の脆弱部に相当する。
実施の形態1では、薄肉部7fが、保護カバー7の内面であって取付部7cよりも下方に形成される例について説明したが、本実施の形態2では、薄肉部7fが、保護カバー7の外面であって取付部7cよりも下方に形成される例について説明する。
図5に示されるように、薄肉部7fは、保護カバー7の外面であって取付部7cよりも下方に形成される。本実施の形態2に係る空気調和機の室外機100は、薄肉部7fの構成を除き、実施の形態1に係る空気調和機の室外機100と同様である。
実施の形態1では、薄肉部7fが、保護カバー7の内面であって取付部7cよりも下方に形成される例について説明したが、本実施の形態3では、薄肉部7fが、保護カバー7の内面であって取付部7cと同一の高さ位置に形成される例について説明する。
図6に示されるように、薄肉部7fは、保護カバー7の内面であって取付部7cと同一の高さ位置に形成されている。また、取付部7cの内側表面が肉薄になっている。詳しくは、取付部7cの筐体側表面の高さは、保護カバー7の外周部の筐体側表面であって、取付部7cの両側に位置する両側部7gの高さよりも低くなっている。
このため、本実施の形態3の取付部7cは、本実施の形態1,2の取付部7cに比べて肉薄になっている。本実施の形態3に係る空気調和機の室外機100は、取付部7c及び薄肉部7fの構成を除き、実施の形態1に係る空気調和機の室外機100と同様である。
実施の形態1では、薄肉部7fが、保護カバー7の内面であって取付部7cよりも下方に形成される例について説明したが、本実施の形態4では、薄肉部7fが、保護カバー7の外面であって取付部7cと同一の高さ位置に形成される例について説明する。
図7に示されるように、薄肉部7fは、保護カバー7の外面であって取付部7cと同一の高さ位置に形成される。本実施の形態4に係る空気調和機の室外機100は、薄肉部7fの構成を除き、実施の形態1に係る空気調和機の室外機100と同様である。
Claims (7)
- 筐体と、
前記筐体の一方の側面部を覆う保護カバーと、を備え、
前記保護カバーは、
その一部に設けられ、前記側面部に固定される取付部と、
前記取付部の高さ位置以下に設けられ、前記保護カバーの他の部分よりも脆弱な脆弱部とを有している
ことを特徴とする空気調和機の室外機。 - 前記脆弱部は、前記保護カバーの内面あるいは外面に形成される
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外機。 - 前記取付部の筐体側表面の高さは、
前記保護カバーの外周部の筐体側表面であって、前記取付部の両側に位置する両側部の高さよりも低くなっている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和機の室外機。 - 前記側面部には、前記保護カバーが取り付けられた状態において前記脆弱部よりも下方に位置する筐体側係合部が設けられ、
前記保護カバーには、前記筐体側係合部と係合するカバー側係合部が設けられ、
前記筐体側係合部と前記カバー側係合部との係合状態は、前記保護カバーが前記脆弱部を境に分断されると解除される
ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の空気調和機の室外機。 - 前記カバー側係合部は、先端が上方に向いている爪であり、
前記筐体側係合部は、前記爪が係止される穴である
ことを特徴とする請求項4記載の空気調和機の室外機。 - 前記筐体側係合部は、先端が下方に向いている爪であり、
前記カバー側係合部は、前記爪が係止される穴である
ことを特徴とする請求項4記載の空気調和機の室外機。 - 前記脆弱部は、肉薄の薄肉部及び易燃性の部材の少なくとも一方で構成される
ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の空気調和機の室外機。
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