JP5693000B2 - 画像読取装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

画像読取装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5693000B2
JP5693000B2 JP2009295648A JP2009295648A JP5693000B2 JP 5693000 B2 JP5693000 B2 JP 5693000B2 JP 2009295648 A JP2009295648 A JP 2009295648A JP 2009295648 A JP2009295648 A JP 2009295648A JP 5693000 B2 JP5693000 B2 JP 5693000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
image
lines
document
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009295648A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011135533A (ja
Inventor
松岡 寛親
寛親 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009295648A priority Critical patent/JP5693000B2/ja
Publication of JP2011135533A publication Critical patent/JP2011135533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5693000B2 publication Critical patent/JP5693000B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

本発明は、二次元センサを使用して原稿上の画像を読み取るための技術に関するものである。
デジタル複写機、ファクシミリ装置、スキャナ等に装備されている従来のスキャンユニットでは、原稿の読み取り速度は照明光の輝度、CCDラインセンサの感度、光学系(レンズ)の明るさ(F値)により決定されている。このため、従来技術において読み取り速度を向上させるためには、照明光の輝度の向上、光学系のF値の向上、CCDラインセンサの感度の向上の何れかが必要である。
しかしながら、CCDラインセンサの感度はデバイスの制約から簡単には向上させることができない。照明光の輝度の向上若しくは光学系のF値の向上は最も簡便な対応であるが、照明光の輝度の向上は消費電力の増大を招き、光学系のF値の向上は光学系の物理サイズの増大を招いてしまう。そこで、これらの要素に拠らずにスキャン速度を向上させる手段として、CCDラインセンサではなく二次元センサを使用する手法が容易に類推される。
但し、二次元センサを使用する場合、様々な問題に直面する。最も単純な手法はスキャン原稿を複数の二次元領域に分割してスキャンする手法であるが、これは、例えば600dpiのスキャンであれば原稿若しくはスキャンユニットの移動を1/600dpiの精度で行わなければならず困難である。また、全画面を一度に二次元センサで読み取れればこの問題は発生しないが、光学系の実用的サイズを考慮するとこれも困難である。そこで、原稿若しくはスキャンユニットを移動させながら二次元センサを用いてスキャンする何らかの手法が必要になる。しかしこの場合には、露光条件を変えずにスキャンスピードを向上させると、得られるスキャン画像では必然的にボケが発生してしまう。
ここでボケ画像を復元させる手法としては、一般的に逆フィルタを用いる回復フィルタ手法が広く知られているが、等速度のボケに対する回復フィルタはSINC関数の逆関数となるため、良好な結果が得られない。他方、ボケ回復の新しい技術としてCoded Exposureが近年提案されている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許出願公開第2007/0258706号明細書
しかしながら、特許文献1に開示されるような技術はDSC(Digital Still Camera)のように画像全体を一度に取得できる入力機器に対するボケ回復技術であり、センサ端近くの画素では回復精度が大きく落ちる、という問題がある。従って、原稿若しくはスキャンユニットを移動させながらの走査で画像を取得するスキャナに適用した場合、画質の劣化した画像が周期的に現れてしまう。以上のように公知技術の組み合わせでは、照明光の輝度、センサの感度、或いは光学系のF値を変えることなく、読み取り速度を向上させることは困難である。
そこで本発明の目的は、二次元センサを使用して画像データの読み取り速度を高速化することにある。
本発明の画像読取装置は、原稿に対する照明の照明パターンを制御する制御手段と、前記原稿からの反射光に基づいて、前記原稿上の画像を複数のラインにより読み取る2次元センサを用いて、前記画像を読み取る読取手段と、前記原稿と、前記読取手段の読み取り位置及び前記照明の位置とを、前記原稿の複数のラインが並ぶ方向に相対的に移動させる移動手段と、前記読取手段から出力される画像データに対してボケ補正を行う補正手段とを有し、前記読取手段のラインのそれぞれは、前記原稿の複数のラインに渡って前記画像を読み取り、前記制御手段は、前記読取手段のラインのそれぞれから得られる画像データの出力処理と同期して、前記照明の照明パターンを変更し、前記補正手段は、前記照明パターンから算出される補正係数を用いて、前記読取手段から出力される画像データに対してボケ補正を行うことを特徴とする。
本発明によれば、二次元センサを使用して画像データの読み取り速度を高速化することが可能となる。
本発明の実施形態に係る画像読取装置の構成を示すブロック図である。 スキャナの構成を示す図である。 スキャナコントローラの回路構成を示すブロック図である。 タイミングコントローラの回路構成を示すブロック図である。 スキャンプログラムに基づくCPUでのスキャン実行処理を示すフローチャートである。 ADF使用時におけるCCDセンサのラインと原稿画像のラインとの関係を示す図である。 本発明の第1の実施形態における信号タイミングを示す図である。 原稿画像と当該原稿画像から読み取られたスキャン画像データとを示す図である。 ADF非使用時のCCDセンサのラインと原稿画像のラインとの関係を示す図である。 第2の実施形態におけるCCDセンサのラインと原稿画像のラインとの関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態における信号タイミングを示す図である。 本発明の第2の実施形態における行列Aを模式的に示す図である。 本発明の他の実施形態におけるCCDセンサのライン構成を示す図である。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の構成を示すブロック図である。図1において、CPU101は、メインメモリ102のRAMをワークメモリとして、メインメモリ102のROM及びハードディスクドライブ(HDD)104に格納されたオペレーティングシステム(OS)や各種プログラムを実行する。そして、PCI(peripheral component interconnect)バス等のシステムバス112を介して各構成を制御する。さらに、後述する画像処理アプリケーション、プリンタドライバ、カラーマネージメントモジュールを含む各種プログラムを実行する。CPU101は、システムバス112及びSCSIインタフェース103を介してHDD104にアクセスする。以下では、スキャンアプリケーションをHDD104から読み出すものとして説明を行う。また、CPU101は、後述する処理のユーザインタフェースや処理結果をグラフィックアクセラレータ105を介してカラーモニタ106に表示する。そしてCPU101は、ユーザによる指示をキーボード/マウスコントローラ109に接続されたキーボード110、マウス111を介して入力する。また、CPU101は、スキャン画像データをUSB(Universal Serial Bus)コントローラ107を介してスキャナ108より入力する。
上記構成において、原稿からのデジタル画像データの読み取りは次のようにして行われる。先ず、HDD104に格納されているスキャンプログラムは、ユーザ或いは他のプログラムの指示によりCPU101にて実行される。この後、原稿のスキャンがユーザ或いは他のプログラムにより指示されると、スキャンプログラムが後述の図5のフローチャートに基づいて動作し、スキャナ108にセットされた原稿をディジタイズしHDD104に格納する。
図2は、本実施形態に於けるスキャナ108の構成を示す図である。スキャナはADF(Auto Document Feeder)201とリーダ部202とから構成され、ADF201は原稿給紙トレイ203に積載された原稿をリーダ部202に自動的に給送する装置である。リーダ部202は原稿を光学的に読み取り、原稿の反射光を電気信号に光電変換して画像データとして出力する装置である。ADF201は、内部に搬送ローラ204と搬送ベルト205とを有する。これらがリーダ部202内のスキャナコントローラ215の制御に基づいて駆動されることにより、原稿給紙トレイ203に積載された原稿がリーダ部202に給送された後、排紙トレイ206に排出される。スキャナ部202は、プラテンガラス207上の原稿をLED209で照明し、反射光を走査ミラー210、211、212、及びレンズ213を介してCCDセンサ214に入射して光電変換することで、画像データを形成する。ここで、CCDセンサ214はラインセンサではなく2次元センサである。LED209及び走査ミラー210はスキャナユニット208として一体化されている。ADF201を使用せずにプラテンガラス207上に設置された原稿1枚だけを読み取る場合、このスキャナユニット208が水平方向に往復移動してプラテンガラス207上の原稿を走査することで画像データを形成する。他方でADF201が使用される場合には、スキャナユニット209をプラテンガラス207の所定位置下方に移動して停止させ、ADF201により原稿を搬送しながら画像を読み取ることで画像データを形成する。このスキャナ部202の動作はADF201と同様にスキャナコントローラ215によって制御される。なお、スキャナ108は読取手段の適用例となる構成である。また、CCDとはCharge Coupled Deviceの略称である。
図3は、スキャナコントローラ215の回路構成を示すブロック図である。先ず、CCDセンサ214の出力に対するシグナルフローに基づいてブロック図を説明する。CCDセンサ214にて光電変換されたアナログ電気信号は、サンプル/ホールド回路を含むAFE301によってゲイン調整及びDCオフセット調整された後にA/D変換される。ここでCCDセンサ214は、タイミングコントローラ310から出力されるCCDLINE_NO信号、CCD_OUT信号、CCDLINE_ENABLE信号に基づいてラインデータを出力する。ここでCCDLINE_NO信号はCCDセンサ214の出力ラインアドレスを表し、後述のようにスキャンデータをca(s)で表した場合のインデックスaに相当するものである。また、CCD_OUT信号はCCDセンサ214からのラインデータ出力タイミングを制御する。CCDLINE_ENABLE信号はCCDセンサ214のラインに対するイネーブル信号を制御する。シェーディング補正回路302は光学系の配光特性を考慮してゲイン補正を行うものであり、AFE301からのデジタル値はラインセンサ上の画素位置に応じてゲイン補正が施される。ゲイン補正されたデジタル値はγ処理回路303にてγ変換処理が施された後、パッキング回路304で圧縮符号化され、USB I/F305を介してUSBコントローラ107に転送される。
LEDコントローラ309は、タイミングコントローラ310から出力されるLED_COUNT信号に基づいて原稿照明用のLED209の点灯タイミングを制御する。ここでLED_COUNT信号は照明パターンの選択番号を示すものであり、後述のように照明変化をl(t)で表した場合でのtに相当するものである。またモータコントローラ308はADF駆動モータ312とスキャナユニット駆動モータ313の動作を制御する。MPU306はバス313を介してスキャナコントローラ215の動作全体の制御を行う。ROM307には、MPU306が動作するためのプログラムと動作制御のためのデータとが格納されている。
上記構成において、スキャナ108が起動された際には先ず、MPU306はROM307からLEDの点灯駆動情報を読み出してLEDコントローラ309に設定する。またMPU306は同時に、ADF駆動モータ311とスキャナユニット駆動モータ312とに対する非図示の駆動設定情報をモータコントローラ308に設定する。また、それとともにMPU306は、AFE301、シェーディング補正回路302、γ処理回路303、パッキング回路304に対して非図示のパラメータを設定する。更にMPU306は、タイミングコントローラ310に対してはCCDLINE_ENABLE信号のイネーブルタイミング、CCDLINE_NO信号の出力順、LED_COUNT信号の周期を設定する。
図4は、タイミングコントローラ310の回路構成を示すブロック図である。バスI/F401はバス313と接続され、MPU306からの指令をコントローラ部402に伝送する。コントローラ部402はタイミングコントローラ310全体の動作をMPU306からの指令に基づいて制御する。同期信号生成部403は非図示のシステムクロック信号に基づき、LED209の点灯とCCDセンサ214のデータ読み出しとの同期信号であるSYNC信号を生成し、タイミングコントローラ310内部に供給するとともに外部にも出力する。カウンタ部404は、同期信号生成部403からのSYNC信号をカウントし、カウント数を出力する。CCD出力制御信号生成部405は、不図示のシステムクロック信号と同期信号生成部403からのSYNC信号とに基づいて、CCDセンサ214からのラインデータ出力タイミングを制御するCCD_OUT信号を生成して外部に出力する。CCDイネーブル信号生成部406はカウンタ部404からのカウント数出力に基づいて、所定のタイミングでCCDセンサ214の各ラインに対するイネーブルを制御するCCDLINE_ENABLE信号を出力する。CCDラインアドレス信号生成部407はカウンタ部404からのカウント数出力に基づき、CCDセンサ214に対してデータを出力すべきラインアドレスを指定する、CCDLINE_NO信号を生成して出力する。LEDカウント信号生成部408はカウンタ部404からのカウント数出力に基づき、先述のように照明パターンの選択番号を示すLED_COUNT信号を生成して出力する。
以下では、本実施形態におけるスキャンプログラムに基づくCPU101でのスキャン実行処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。ステップS501において、CPU101は、スキャナ108に対してスキャン実行開始を指令する。すると指令を受けたスキャナ108は、ADF201上に設置された原稿若しくはプラテンガラス207に設置された原稿をスキャンする。ステップS502において、CPU101は、スキャナ108より送信されるスキャンライン画像データを蓄積し、スキャン画像データとしてメインメモリ102に記憶する。ステップS503において、CPU101は、スキャン画像データに対するボケ補正を施す。ステップS504において、CPU101は補正後のスキャン画像データをハードディスク104に格納する。ステップ505において、CPU101は、ADF201上に原稿が残存していない、或いはプラテンガラス207上の原稿の1枚読み取りが完了しているかを判定する。ADF201上に原稿が残存していない、或いはプラテンガラス207上の原稿の1枚読み取りが完了している場合、処理を終了する。一方、ADF201上に原稿が残存している場合にはステップS502にジャンプする。なお、ステップS501でのスキャン実行開始をスキャナ108が受領した際のスキャナコントローラ215の動作については、CCDセンサ214のラインと原稿画像のラインとの関係を説明した後に説明する。なお、ステップS503は補正手段の処理例である。
図6は、ADF201使用時におけるCCDセンサ214のラインと原稿画像のラインとの関係を示す図である。CCDセンサ214は8ラインからなるセンサであり、図6(a)に示すように上から順にライン番号が定められている。他方、原稿画像は図6(b)に示すように上方から原稿が送られてくるものであり、下から順にライン番号が定められている。ここで原稿画像の最下方のラインORIGINAL IMAGE LINE 0がCCDセンサ214の最上方のラインCCD_LINE 0にかかったところでスキャン動作が開始されるものであり、CCDセンサ214の各ラインは後述のタイミングチャートに基づいて原稿の反射光を蓄積し、AFE301に結果を出力する。
次に、スキャン実行開始をスキャナ108が受領した際のスキャナコントローラ215の動作について説明する。スキャナコントローラ215がスキャン実行開始を受領すると、MPU306はスキャナコントローラ215の各回路に対して動作開始を指令する。
すると、タイミングコントローラ310は、タイミングコントローラ310内の各構成に対して次の設定を行う。以下、CCDライン数をnとして説明するが、本実施形態ではn=8として構成している。コントローラ部402は、CCD出力制御信号生成部405に対して、スキャン動作開始からSYNC信号でnクロック経過後にCCD_OUT信号の生成を開始するよう設定する。またコントローラ部402は、CCDイネーブル信号生成部406に対して、スキャン動作開始後、0からn−1に順にCCDLINE_ENABLE信号がCCDセンサ214のラインをイネーブルするよう設定する。またコントローラ部402は、CCDラインアドレス信号生成部407に対して、SYNC信号でnクロック経過後から、CCDLINE_NO信号が0からn−1へのラインアドレスを周期的に出力するよう設定する。またコントローラ部402は、LEDカウント信号生成部408に対して、スキャン動作開始後、LED_COUNT信号が0から順にアドレスを出力するよう設定する。ここで照明パターンが非周期的であればカウントは単調に上昇し続け、周期的であれば所定の周期でカウントが0に戻る。しかる後にタイミングコントローラ310は、CCDセンサ214とモータコントローラ308とLEDコントローラ309とに対してスキャン動作の同期信号であるSYNC信号の出力を開始する。またタイミングコントローラ部310は、CCDセンサ214へのCCDLINE_NO信号、CCD_OUT信号、CCDLINE_ENABLE信号の出力を開始する。さらにタイミングコントローラ部310は、LEDコントローラ309へのLED_COUNT信号の出力を開始する。LEDコントローラ309は、これらの信号に基づき、イメージセンサユニット208内のLED209に予め設定されたパルス幅変調の駆動信号であるLED信号を出力することでLED209は所定の明滅を行う。また同期信号のSYNC信号に同期することで、ADF201の原稿送り若しくはスキャナユニット209の平行移動が行われるとともに、CCDセンサ214が所定の順序で1ライン毎にデータをAFE301に出力する。以下、先述のCCDセンサ214からのセンサ値に対するシグナルフローに基づく信号処理が行われ、スキャンデータがUSB I/F305を通してUSBコントローラ107に転送される。なお、LED_COUNT信号を設定する処理は制御手段の処理例である。
図7は、上記動作における信号タイミングチャートを示す図である。図7において、SYNC信号はタイミングコントローラ310からの出力である同期信号を表す。LED信号はLED209から出力される点灯制御のパルス幅変調駆動信号を表す。CCDLINE_NO信号はCCDセンサ214の出力ラインアドレスを表す。CCD_OUT信号はCCDセンサ214からのラインデータ出力タイミングを表す。CCDLINE_ENABLE信号はCCDセンサ214の各ラインに対するイネーブル信号を表す。これらの信号はいずれもAFE301から出力される。ここで、上述のように原稿画像の最下方のラインORIGINAL IMAGE LINE 0がCCDセンサ214の最上方のラインCCD_LINE 0にかかったところでスキャン動作が開始される。これにより、LED209の駆動が開始されるとともにCCDセンサ214のラインが順次イネーブルされていく。またSYNC信号に併せて原稿画像も1ラインずつ送られていく。そして、8ライン分の時間が経過したところでCCDセンサ214より、CCDLINE_NO信号により出力すべきライン番号が指定されたラインデータが順次アナログ電気信号としてAFE301に出力されていく。結果、CCDセンサ214の各ラインは原稿8ラインを累積して露光した値が出力されるものである。
次に、ステップS502においてスキャンライン画像データを蓄積して生成したスキャン画像データについて、原稿画像と照明光との関係を説明する。スキャン画像データのライン番号をtとすると、CCDセンサ214の読み取りライン番号はt mod 8で与えられる。そこで原稿画像をx(s,t)、CCDセンサ214のラインaの情報をca(s)、スキャン画像データをy(s,t)、スキャン開始からtライン送り後のパルス幅変調駆動信号から定まる正規化照明光量をl(t)とすると式1に示す関係が成り立つ。
Figure 0005693000
なお、CCDセンサ214のライン数がNであるような場合には、式2に示す関係となる。
Figure 0005693000
これらの処理の結果として、例えば図8(a)に示す原稿画像に対しては図8(b)に示すボケたスキャン画像データが得られる。なお、これまでADF201使用時を例にとり説明したが、ADF201非使用時も全く同じに動作する。図9は、ADF201非使用時のCCDセンサ214のラインと原稿画像のラインとの関係を示す図である。スキャナユニット208は原稿下方からスキャンを実施するものである。即ち、図9(b)に示す原稿画像の最下方のラインORIGINAL IMAGE LINE 0に図9(a)に示すCCDセンサ214の最上方のラインCCD_LINE 0がかかったところでスキャン動作を開始する。図6と図9との比較からCCDセンサ214と原稿画像との関係は同じであることは自明であり、原稿画像とスキャン画像データとの関係も上述の関係と同じとなる。
次に、ステップS503のスキャン画像データに対するボケ補正処理について説明する。
ボケ補正処理の目的は、上記の式1に基づいてy(s,t)よりx(s,t)を求めることにある。そこで式1を行列を用いて表現すると、式3のようになる。
Figure 0005693000
但し、xsは{x(s,0),x(s,1),・・・,x(s,8×n)}からなる列ベクトルであり、ysは{y(s,0),y(s,1),・・・,y(s,8×n)}からなる列ベクトルである。また、Aiは式4のように表わされる。
Figure 0005693000
式3の左辺の行列の逆行列をysに乗ずることでxsが算出できることは明らかである。xsiを{x(s,8i),x(s,8i+1),・・・,x(s,8i+7)}からなる列ベクトル、ysiを{y(s,8i),y(s,8i+1),・・・,y(s,8i+7)}からなる列ベクトルとおくと、式5のようになる。
Figure 0005693000
従って、式6を演算することによりボケ画像を補正できる。
Figure 0005693000
本実施形態では、8ラインの画像データ毎に分割して式6を適用してボケ画像補正を行う。なお、行列Aiは事前に定められたパルス幅変調駆動信号から定まるものであるため、行列Aiの逆行列は事前に算出され、スキャンプログラムに定数として格納されている。なお、CCDセンサ214のライン数がNである場合には、行列Aiは式7のようになる。
Figure 0005693000
また、xsiを{x(s,Ni),x(s,Ni+1),・・・,x(s,Ni+N−1)}からなる列ベクトル、ysiを{y(s,Ni),y(s,Ni+1),・・・,y(s,Ni+N−1)}からなる列ベクトルとおく。これで、同じく式6を用いてボケ画像を補正できる。
以上のように本実施形態においては、CCDセンサ214の1ラインは原稿の複数ラインに亘って露光するため、露光時間を長く取ることができる。但し、得られるスキャン画像データはボケた画像データとなる。そのため、画像回復処理により元の画像データを回復するが、本実施形態では、光の照明パターンの変更と同期してライン読み出し(画像データの出力処理)を行うことで回復に必要となる画像情報を欠落なく取得している。従って、従来のラインセンサを用いた画像読み取り方式と比較すると、本実施形態では同じ露光時間でより多くのラインデータを読み取ることができ、ボケ回復後に得られる画像データも従来のラインセンサ手法で得られる画像データと遜色がない。よって、本実施形態によれば、二次元センサを使用して原稿上の画像データの読み取り速度を高速化することが可能となる。
本実施形態では、スキャン画像データ全体をメインメモリ102に記憶した後にボケ補正処理を行っていたが、8ライン分の情報が蓄積される度にボケ補正処理を順次行っていくことで、ボケ補正処理の応答を高速化することが可能である。また、LED209の明滅、すなわち、LED209のパルス幅変調駆動信号は非周期的でも周期的でもよい。明滅を周期的にした場合には行列Aiも周期的となるため、非周期的な場合と比較して行列の数が少なくなる。従って、逆行列の記憶のために必要となる情報量を削減することができる。
さらに、照明光量低下による消費電力抑制やレンズF値の削減による光学系体積の縮小といった効果を得ることも可能である。上述したように、従来のラインセンサを用いる画像読み取り方式と比較し、センサの露光時間を長く取れる。従って、読み取り速度が同一であればセンサの単位時間当たりの受光量を小さくすることが可能であるため、より少ない光量の照明、より暗いF値を持つレンズを使用することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、第1の実施形態に対してCCDセンサ214からの読み取り順序を逆転させたものである。以下では、第1の実施形態との差分について説明する。従って、以下に説明する事項以外の構成及び処理は第1の実施形態と同様である。第1の実施形態との差異であるステップS501でのスキャナコントローラ215の動作については、CCDセンサ214のラインと原稿画像のラインとの関係を説明した後に説明する。
図10(a)、(b)は、図6、図9と同じく、CCDセンサ214のラインと原稿画像のラインとの関係を示す図であり、図10(b)に示すように上方から原稿画像が送られてくる。しかし本実施形態では、原稿画像の最下方のラインORIGINAL IMAGE LINE 0がCCDセンサ214の最下方のラインCCD_LINE 7にかかったところでスキャン動作が開始される。より詳しくは、ORIGINAL IMAGE LINE 0がCCDセンサ214の最下方のラインCCD_LINE 7にかかったところでCCDセンサ214の8ライン総てが一斉にイネーブルされるとともに、LED209の駆動が開始される。原稿画像はSYNC信号に併せて1ラインずつ送られていき、これに同期してCCDセンサ214より、LINE_NO信号により出力すべきライン番号が指定されたライン情報が順次アナログ電気信号としてAFE301に出力されていく。
次に、スキャン実行開始をスキャナ108が受領した際のスキャナコントローラ215の動作に関して、差異となるタイミングコントローラ310での設定について説明する。先ずタイミングコントローラ310は、タイミングコントローラ310内の各構成に対して次の設定を行う。以下、CCDライン数をnとして説明するが、本実施形態ではn=8として構成している。
コントローラ部402は、CCD出力制御信号生成部405に対して、スキャン動作開始からSYNC信号で1クロック経過後にCCD_OUT信号の生成を開始するよう設定する。またコントローラ部402は、CCDイネーブル信号生成部406に対して、スキャン動作開始後にCCDLINE_ENABLE信号がCCDのラインを一斉にイネーブルするよう設定する。またコントローラ部402は、CCDラインアドレス信号生成部407に対して、SYNC信号で1クロック経過後から、CCDLINE_NO信号がn−1から0へのラインアドレスを周期的に出力するよう設定する。さらにコントローラ部402は、LEDカウント信号生成部408に対して、スキャン動作開始後、LED_COUNT信号が0から順にアドレスを出力するよう設定する。図11は本実施形態での信号タイミングチャートを示す図であり、上述の設定動作からタイミングが定まるものである。各信号は図7の説明と同様である。
次に、ステップS502においてスキャンライン画像データを蓄積して生成したスキャン画像データについての原稿画像と照明光との関係、続くステップS503でのスキャン画像データに対するボケ補正処理について説明する。ここで、以下の説明で式を簡単にするため、図10(a)、(b)に示したCCDセンサ214のラインと原稿画像のラインとの関係に変えて、便宜的に図10(a)に示すライン番号を逆方向に振ったCCDラインセンサ214のラインと原稿画像のラインとの関係について説明する。
先ずステップS502で生成したスキャン画像データについて、原稿画像と照明光との関係を説明する。ここでスキャン画像のライン番号をtとすると、CCDセンサ214の読み取りライン番号はt mod 8で与えられる。そこで原稿画像をx(s,t)、CCDセンサ214のラインaの情報をca(s)、スキャン画像データをy(s,t)、スキャン開始からtライン送り後のパルス幅変調駆動信号のパルス幅から定まる正規化照明光量をl(t)とすると本実施形態では式8に示す関係が成り立つ。
Figure 0005693000
なお、CCDセンサのライン数がNであるような場合には、式9に示す関係となる。
Figure 0005693000
但しここでのライン番号aは、本来のライン番号である図10(a)に示す番号ではなく、便宜的に使用する図10(c)に示す番号である。
ステップS503のスキャン画像データに対するボケ補正処理は、下記のように行う。ここで、上記の関係で得られるスキャン画像データに対する補正式は、第1の実施形態とは若干異なる式となる。式8は、行列を用いて式10のように表現される。
Figure 0005693000
但し、スキャン画像データのライン数をYとすると、xsは{x(s,0),x(s,1),・・・,x(s,Y)}からなる列ベクトルであり、ysは{y(s,0),y(s,1),・・・,y(s,Y)}からなる列ベクトルである。また行列Aは式11のように表わされる。
Figure 0005693000
図12は行列Aを模式的に示した図であり、斜線領域は非零要素があり得る領域を示し、破線は対角要素を示す。式3から行列Aの逆行列をysに乗ずることでxsが算出できることは明らかであり、ボケ補正は式12を演算することにより行う。
Figure 0005693000
第1の実施形態で得られる補正画像データがノイズ等の影響により良好でない場合に、本実施形態のような構成を用いて対策することが可能である。さらに、スキャン画像データを所定ラインのブロックに分割する、或いは式13で表されるボケ補正後の画像データz(s,i)を所定の長さで打ち切って近似することにより、逆行列A-1のサイズを小さくし、必要な記憶領域と演算量とを削減することができる。
Figure 0005693000
上述した第1及び第2の実施形態では、照明光量の制御をパルス幅変調でのLED209の明滅により実施した。しかし当然ながら、パルス幅変調ではなく照明輝度を変化させる振幅変調も適用可能である。また、モノクロでの原稿読み取りだけでなく、例えば図13のようなCCDセンサのライン構成を取ることで、或いはスキャン光学系をR/G/Bの3系統準備することでカラーでの原稿読み取りにも適用可能である。さらに電子現像機と組み合わせ画像処理をPCではなく機器内部で行うことで、デジタル複写機にも適用できる。
また、第1、第2の実施形態では、CCDセンサ214を効率的に使用するため、CCDセンサ214の露光時間をCCDライン数から定めていた。すなわち、タイミングコントローラ310からのSync信号に対してCCDライン数分の周期だけ露光を行っていた。しかしながら露光時間はCCDライン数と何らの関係を持つ必要はない。但し必然的に、最大露光時間はCCDライン数分のSync信号周期となる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
401:バスインタフェース、402:コントローラ部、403:同期信号生成部、404:カウンタ部、405:CCD出力制御信号生成部、406:CCDイネーブル信号生成部、407:CCDラインアドレス信号生成部、408:LEDカウント信号生成部

Claims (7)

  1. 原稿に対する照明の照明パターンを制御する制御手段と、
    前記原稿からの反射光に基づいて、前記原稿上の画像を複数のラインにより読み取る2次元センサを用いて、前記画像を読み取る読取手段と、
    前記原稿と、前記読取手段の読み取り位置及び前記照明の位置とを、前記原稿の複数のラインが並ぶ方向に相対的に移動させる移動手段と、
    前記読取手段から出力される画像データに対してボケ補正を行う補正手段とを有し、
    前記読取手段のラインのそれぞれは、前記原稿の複数のラインに渡って前記画像を読み取り、
    前記制御手段は、前記読取手段のラインのそれぞれから得られる画像データの出力処理と同期して、前記照明の照明パターンを変更し、
    前記補正手段は、前記照明パターンから算出される補正係数を用いて、前記読取手段から出力される画像データに対してボケ補正を行うことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記照明パターンは、単位時間ごとに離散的であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記照明パターンは、前記2次元センサが読み取る時間ごとに周期的であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記補正手段は、前記読取手段から出力される画像データにおける注目画素は、前記注目画素に対応する2次元センサが、前記照明パターンに従って照明された単位時間当たりの光が前記原稿を反射して得られる反射光を、前記原稿の複数のラインに渡って累積して得られた値であることを用いて、ボケ補正することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記補正手段は、前記読取手段から出力される前記複数のライン分の画像データ毎にボケ補正を行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 画像読取装置の制御方法であって、
    原稿に対する照明の照明パターンを制御する制御ステップと、
    読取手段が、前記原稿からの反射光に基づいて、前記原稿上の画像を複数のラインにより読み取る2次元センサを用いて、前記画像を読み取る読取ステップと、
    前記原稿と、前記読取手段の読み取り位置及び前記照明の位置とを、前記原稿の複数のラインが並ぶ方向に相対的に移動させる移動ステップと、
    前記読取手段から出力される画像データに対してボケ補正を行う補正ステップとを含み、
    前記読取ステップでは、前記読取手段のラインのそれぞれは、前記原稿の複数のラインに渡って前記画像を読み取り、
    前記制御ステップでは、前記読取手段のラインのそれぞれから得られる画像データの出力処理と同期して、前記照明の照明パターンを変更し、
    前記補正ステップでは、前記照明パターンから算出される補正係数を用いて、前記読取手段から出力される画像データに対してボケ補正を行うことを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  7. 原稿に対する照明の照明パターンを制御する制御ステップと、
    読取手段が、前記原稿からの反射光に基づいて、前記原稿上の画像を複数のラインにより読み取る2次元センサを用いて、前記画像を読み取る読取ステップと、
    前記原稿と、前記読取手段の読み取り位置及び前記照明の位置とを、前記原稿の複数のラインが並ぶ方向に相対的に移動させる移動ステップと、
    前記読取手段から出力される画像データに対してボケ補正を行う補正ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記読取ステップでは、前記読取手段のラインのそれぞれは、前記原稿の複数のラインに渡って前記画像を読み取り、
    前記制御ステップでは、前記読取手段のラインのそれぞれから得られる画像データの出力処理と同期して、前記照明の照明パターンを変更し、
    前記補正ステップでは、前記照明パターンから算出される補正係数を用いて、前記読取手段から出力される画像データに対してボケ補正を行うことを特徴とするプログラム。
JP2009295648A 2009-12-25 2009-12-25 画像読取装置、その制御方法及びプログラム Expired - Fee Related JP5693000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009295648A JP5693000B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 画像読取装置、その制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009295648A JP5693000B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 画像読取装置、その制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011135533A JP2011135533A (ja) 2011-07-07
JP5693000B2 true JP5693000B2 (ja) 2015-04-01

Family

ID=44347741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009295648A Expired - Fee Related JP5693000B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 画像読取装置、その制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5693000B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003101725A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Konica Corp スキャナ及びカラー画像形成装置
JP2003189064A (ja) * 2001-12-14 2003-07-04 Nikon Corp 固体撮像素子および画像入力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011135533A (ja) 2011-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8749850B2 (en) Image reading apparatus and method of controlling the apparatus
US8576267B2 (en) Optical writing device, image forming apparatus, optical writing method, and computer-readable recording medium
US8130421B2 (en) Image reading apparatus and method
JP2011151687A (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム
US8638477B2 (en) Image processing apparatus, control method of image processing apparatus and program
JP2002369012A (ja) 画像処理装置及びその方法、及び画像処理システム
JP2008036856A (ja) 印刷装置、および、印刷方法
JP5693000B2 (ja) 画像読取装置、その制御方法及びプログラム
JP7009155B2 (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、イメージセンサ、およびプログラム
JP6343956B2 (ja) 読取画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、読取画像処理プログラム及び読取画像処理方法
JP2009272891A (ja) 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法及び画像形成方法
JP4528170B2 (ja) 原稿読み取り装置および複写装置
US7734120B2 (en) Method of scanning a document using a pre-scanning operation
JP5533280B2 (ja) 画像読取装置
JP5157772B2 (ja) 画像読取装置、及び画像読取方法
JP6050723B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置、及びコンピュータープログラム
JP3803598B2 (ja) カラー画像読み取り装置および画像形成装置
JP3884966B2 (ja) 画像読取装置および画像読取装置の駆動方法
US20170180602A1 (en) Image processing apparatus with memory storing pre-processed image data
JP2003198838A (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
US20130128323A1 (en) Image scanning apparatus and method for image scanning
JP6394079B2 (ja) 読取画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、読取画像処理プログラム及び読取画像処理方法
US9344589B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and recording medium
JPH10164323A (ja) 撮像装置
JP2006245717A (ja) シェーディング補正データ生成装置,シェーディング補正装置,原稿読取り装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150203

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5693000

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees