JP5692834B1 - 金属蒸着箔付粘着テープおよびその製造方法 - Google Patents

金属蒸着箔付粘着テープおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 紙基材の表面側に金属蒸着箔を接着しても、裏面側の粘着剤層で接着強度が低下することがなく、テープ状に巻かれた状態から巻戻しで引出されても、金属蒸着箔が表面から剥がれ難い、金属蒸着箔付粘着テープおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 (a)に示す柄形状4は、(b)に示すように、金属蒸着箔層6を有し、接着剤層5で紙基材2の表面側に接着される。紙基材2に対しては、ロール間で挟んで圧縮する処理などで、粘着剤および接着剤の含浸を止めるための防浸処理が行われる。接着剤層5は、粘着剤層3に含まれる可塑剤などの影響を受け難い、2液タイプのものを使用する。接着剤の主剤と硬化剤とを使用直前に混合し、トップコート層7側の金属蒸着箔層6の表面に塗布した後、乾燥させて、接着剤層5を形成する。金属蒸着箔層6の保護のため、オーバーコート層9を形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、粘着テープに金属蒸着箔を転写して付着させた金属蒸着箔付粘着テープおよびその製造方法に関する。
従来から、クレープ紙、クラフト紙、あるいは和紙などの紙を基材とする粘着テープは、マスキングテープとして、工業用途、特に塗装時のマスキングに使用されている(たとえば、特許文献1参照)。紙基材のマスキングテープは、手切れ性が良好で手で簡単に切れて対象物に貼付けることができ、また貼付けた後で剥がすことも容易である。ただし、塗装工程が進行してマスキングの必要が無くなっても、マスキングテープを剥がし忘れるおそれがある。このためマスキングテープは、剥がし忘れがないように、比較的目立つ色に彩色されることがある。
近年、目立つ色に彩色されたマスキングテープは、新たな内装材や装飾材などとして家庭用や芸術用として注目されている。すなわち、マスキングテープは、ユーザが自己の趣味や個性を主張する媒体の一つとなり、各種色分けシールなど、種々の分野で使用されるに至っている。マスキングテープとしても、塗装時のマスキングを用途とするのではなく、装飾を用途とする前提で、複数色を使用して、色鮮やかな各種模様を印刷したものが開発されている。今日では、生活雑貨としての店舗やインターネットを介して販売するのに適した商品として、多種多様な模様で装飾したマスキングテープが製造されている。
また、配管を保温するグラスウールなどの保温材を固定したり、システムキッチンのユニット間の隙間をシールしたりする用途には、剛性が必要なことから金属箔層を有する粘着テープが使用されている(たとえば、特許文献2参照)。この粘着テープは、熱可塑性樹脂フィルム、織布、紙などの基材と、アルミニウムなどの金属箔との間に、溶融フィルム状の接着剤を挟んで積層体を形成し、積層体の片面に粘着剤を塗布することによって製造される。
特開2000−63772号公報 特開2003−183603号公報
紙基材のマスキングテープに、色鮮やかな色柄の模様を印刷しても、印刷インキが紙基材にしみ込むため、柄の輪郭が滲んで不鮮明になり、色合もくすんでしまう。異なる色の境界では、相互に混色し、ぼけてしまう。マスキングテープは、ロール状に巻かれた状態で商品として提供される。ロール状に巻かれて保管されている状態では、最外層以外には外層が存在し、最外層以外の表面には外層となる部分の裏面側の粘着剤が接触する。印刷インキが紙基材にあまりしみ込まずに表面に膜状に残るようにしても、マスキングテープを巻出すと、巻出す部分の裏面側の粘着剤に付着しているインキの膜が剥がれてしまうおそれがある。
マスキングテープの表面に金属を付着させれば、顔料や染料で着色する印刷インキでは不可能な光沢ある模様を形成可能となると期待される。ただし、金属粉末を混合した印刷インキを使用する程度では、十分な効果が得られない。金属的な光沢が得られるのは、面状の箔として付着させる場合である。金属の箔を製造する方法には、圧延法と蒸着法とがある。
特許文献2の粘着テープに使用する金属箔は、厚さが5〜70μで、加工性について記載されているので、圧延法によって製造したものと推定される。圧延した金属箔は、厚さが比較的厚く、表面が弱くなって疵がつきやすい。また、鋭利なエッジを有して取扱い中に手を切るおそれがある一方、マスキングテープとしては手切れ性が悪くなって使い勝手が低下する。特に、金属箔を一様に紙基材の表面に残すのではなく、柄形状に合わせて付着させておいた接着剤で部分的に接着し、接着部分を残して、接着されなかった部分を剥離して除去しようとする場合、柄形状に合わせた金属箔を残すことが困難であり、金属箔を柄形状に合わせて残存させることができても、柄形状の輪郭をきれいに切断して残すことは困難である。
蒸着法による金属箔形成のための蒸着を、紙基材の表面に直接行うためには、紙基材の表面を平滑化するために蒸着下地層をコーティングしておく必要がある。紙基材の表面には金属蒸気粒子に比較すれば大きい凹凸があるからである。ただし、コーティングと蒸着加工により、紙基材がカールしやすくなってしまう。
紙基材がカールしにくく、表面が強い金属蒸着箔は、紙基材とは異なる平坦な蒸着基材の表面に蒸着して形成され、紙基材の表面に転写して得られる。接着剤層を柄形状に合わせたパターンで形成しておき、紙基材と金属蒸着箔とを接着して、接着部分を除く金属蒸着箔を除去すれば、部分的に転写された金属蒸着箔を残すことができる。蒸着法で製造された金属蒸着箔は、圧延法によって製造される金属圧延箔よりも厚さが薄いので、柄形状の輪郭もきれいに切断される。
さらに、いずれの金属箔を紙基材の表面に、接着剤層を介して付着させても、紙基材の裏面に形成する粘着剤層から可塑剤が紙基材を介して接着剤層に浸透し、接着剤層の接着強度を低下させてしまうという問題がある。テープ状に巻かれた状態で接着剤層の接着強度が低下すると、上層となる部分を巻戻して引出すと、粘着剤層で下層となる部分の表面に付着している金属箔を剥がしてしまうおそれがある。
本発明の目的は、紙基材の表面側に金属蒸着箔を接着しても、裏面側の粘着剤層で接着強度が低下することがなく、テープ状に巻かれた状態から巻戻しで引出されても、金属蒸着箔が表面から剥がれ難い、金属蒸着箔付粘着テープおよびその製造方法を提供することである。
本発明は、裏面側に粘着剤層を有する紙基材の表面側に、金属蒸着箔を転写して付着させた金属蒸着箔付粘着テープであって、
紙基材には、紙基材への粘着剤および接着剤の含浸を止める防浸処理が施され、
防浸処理が施された紙基材上に形成される接着剤層と、
蒸着基材上への金属の蒸着によって形成される金属蒸着箔上にトップコート層が形成されて、トップコート層側を接着剤層上に接着され、蒸着基材が除去されて形成される金属蒸着箔層と、
蒸着基材が除去された蒸着箔層上に形成され、表面全体を覆うオーバーコート層とを含み
金属蒸着箔は、アルミニウムを厚さ数百オングストローム〜数千オングストロームで蒸着して形成され、
オーバーコート層は、アクリル系の樹脂で形成される、
ことを特徴とする金属蒸着箔付粘着テープである。
また本発明で、前記接着剤層は、前記金属蒸着箔層を部分的に残存させるべき柄形状に対応する部分形状を有し、
形成された接着剤層の部分形状を介して前記紙基材上に接着される金属蒸着箔層が、部分転写箔として付着している、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記接着剤層は、前記紙基材の全面と、前記金属蒸着箔層の前記トップコート層との間を接合し、
金属蒸着箔層から前記蒸着基材を除去した後の金属蒸着箔上に、印刷インキで印刷した柄を有する、
ことを特徴とする。
さらに本発明は、裏面側に粘着剤層を有する紙基材の表面側に、金属蒸着箔を転写して付着させた金属蒸着箔付粘着テープの製造方法であって、
粘着剤層を紙基材の裏面側に形成する前に、
紙基材への粘着剤および接着剤の含浸を止める防浸処理を施すとともに、
蒸着基材上にアルミニウムを厚さ数百オングストローム〜数千オングストロームで蒸着した金属蒸着箔と、トップコート剤を金属蒸着箔上へ塗布し乾燥させたトップコート層とを含む金属蒸着箔層を形成しておき、
金属蒸着箔層のトップコート層上に接着剤を塗布して接着剤層を形成し、
接着剤層を介して、金属蒸着箔層を紙基材上に付着させ、接着剤層の硬化後に、蒸着素材を除去し、
材が除去された金属蒸着箔層上にアクリル系の樹脂で表面全体を覆うオーバーコート層を形成する、
ことを特徴とする金属蒸着箔付粘着テープの製造方法である。

また本発明で、前記接着剤を前記金属蒸着箔層の前記トップコート層上に、金属蒸着箔層を部分的に残存させるべき柄形状をグラビア印刷で塗布し、
グラビア印刷用の版には、柄形状に対応するメッシュ部分の輪郭を、素彫りで形成しておく、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記防浸処理は、前記紙基材を、ロール間に挟んで圧縮する処理で行う、
ことを特徴とする
本発明によれば、裏面側に粘着剤層を有する紙基材の表面側に、金属蒸着箔を転写して付着させた金属蒸着箔付粘着テープは、紙基材に、紙基材への粘着剤および接着剤の含浸を止める防浸処理が施される。紙基材上に形成される接着剤層は、紙基材への含浸が止められて表面側で硬化し、裏面側の粘着剤層からの可塑剤の浸透も止められるので接着強度が低下しない。金属蒸着箔上には、オーバーコート層が形成されて、金属蒸着箔が保護される。オーバーコート層で金属蒸着箔層が保護され、接着剤層が強度低下しないので、金属蒸着箔層の接着を続け、テープ状に巻かれた状態から巻戻しで引出されても、金属蒸着箔が表面から剥がれ難くすることができる。
また本発明によれば、接着剤層は、前記金属蒸着箔層を部分的に残存させるべき柄形状に対応する部分形状を有する。金属蒸着箔層が蒸着によって形成された後で転写されるので、接着剤層の部分形状を介して紙基材上に、部分転写箔として残る際に、柄形状の輪郭で切れ味よく剥離することができる。
ことを特徴とする。
また本発明によれば、接着剤層は、一様な層で金属蒸着箔層のトップコート層と防浸処理を施した紙基材との間を接合するので、金属蒸着箔層と紙基材とを確実に接着することができる。金属蒸着箔層から蒸着基材を除去した後の金属蒸着箔上には、印刷インキで柄を印刷するので、印刷インキが滲むことがなく、鮮明な印刷を行うことができる。たとえば、伏せ版を使用して印刷したり、または一版から数版、数種類の版、組版などを使用して、一色から多色の模様を印刷することができる。金属蒸着箔の全体が紙基材上に付着しているので、バリア性を有し、開封した食品などの封を閉じる作業を、手切れ性よく行うことができる。
さらに本発明によれば、裏面側に粘着剤層を有する紙基材の表面側に、金属蒸着箔を転写して付着させた金属蒸着箔付粘着テープは、紙基材への防浸処理を施して、紙基材への粘着剤および接着剤の含浸を止めている。蒸着基材上には、金属の蒸着による金属蒸着箔と、金属蒸着箔上への塗布および乾燥によるトップコート層とを含む金属蒸着箔層を形成する。金属蒸着箔層のトップコート層上に接着剤を塗布して接着剤層を形成する。接着剤層を介して、金属蒸着箔層を紙基材上に付着させ、接着剤層の硬化後に、蒸着素材を除去して、金属蒸着箔層をオーバーコート層で保護して、金属蒸着箔付粘着テープを製造する。防浸処理によって含浸が止められるので、紙基材の表面側に金属蒸着箔を接着しても、裏面側の粘着剤層で接着強度が低下することがなく、テープ状に巻かれた状態から巻戻しで引出されても、オーバーコート層で保護された金属蒸着箔が表面から剥がれ難くすることができる。
また本発明によれば、接着剤を金属蒸着箔層のトップコート層上に、金属蒸着箔層を部分的に残存させるべき柄形状をグラビア印刷で塗布する際に、グラビア印刷用の版には、柄形状に対応するメッシュ部分の輪郭を、溝で形成しておく。柄形状の輪郭の部分に溝を形成するので、メッシュの端部から接着剤が周囲に流出し難くなり、輪郭の部分に十分な接着剤層を形成し、金属蒸着箔層の部分転写を確実に行い、接着面積が小さくなる細かい柄や細い線の部分でも、接着強度を上げることができる。
また本発明によれば、防浸処理は、紙基材を、ロール間で挟んで圧縮して行う。紙基材は、紙繊維による組織が詰って、接着剤や粘着剤が含浸し難くなる。平坦なロールを使用すると、接触した紙基材の表面は平坦になり、金属蒸着箔を付着させると、光沢を出しやすくすることができる。
図1は、本発明の実施例1としての金属蒸着箔付粘着テープ1の概略的な構成を示す簡略化した斜視図および模式的な断面図である。 図2は、図1の金属蒸着箔付粘着テープ1で、金属蒸着箔層6を紙基材2に転写するために接着する転写箔接着装置10の構成を簡略化して示す図である。 図3は、図2の転写箔シート6Aの構成を示す模式的な断面図である。 図4は、図1の金属蒸着箔付粘着テープの柄形状4の例を示す図である。 図5は、図2の柄版ロール12aに形成する柄形状メッシュパターン24に輪郭彫24aを加える効果を示す模式的な平面図および断面図である。 図6は、本発明の実施例2としての全面転写の金属蒸着箔層6上に印刷する柄34の例を示す図である。
以下、図1〜図5で、本発明の実施例1としての部分転写箔による金属蒸着箔付粘着テープ1およびその製造方法について説明する。図6では、本発明の実施例2として、全面転写箔上に印刷する柄の例を示す。説明の便宜上、説明対象の図には記載されていない部分について、他の図に記載される参照符を付して言及する場合がある。
図1は、本発明の実施例1としての金属蒸着箔付粘着テープ1の概略的な構成を、(a)の斜視図、および(b)の断面図でそれぞれ示す。金属蒸着箔付粘着テープ1は、(b)に示すように、紙基材2の裏面側に粘着剤層3を有する。粘着剤層3は、天然ゴム系やアクリル系など、特許文献1に記載されているような材料で形成される。ただし、粘着剤層3は、紙基材2の表面側に金属蒸着箔で黒の塗り潰しで示すような柄形状4などを形成した後で、さらにオーバーコート層9を形成した後で、付着させる。(a)は、粘着剤層3を付着させて、巻き芯1aに巻取った金属蒸着箔付粘着テープ1から、一部巻出している状態を示す。
紙基材2は、粘着剤や接着剤の含浸を防ぐための防浸処理として、コーティング層2aを形成する処理を施したり、ロール間に挟んで圧縮する処理を施している防浸処理紙基材2Aを使用する。コーティング層2aは、ウレタンや硝化綿などの樹脂を溶剤で溶かした状態で塗布して形成する。ロール間で圧縮する処理では、紙基材2を、外周表面に凹凸を設けたエンボスロールと、鉄製の鏡面ロールやゴムロールなど、外周表面が平坦な平坦ロールとの間で挟むことが好ましい。エンボスロールを使用すると、エンボスロールが接触した紙基材2の裏面側に細かい凹凸が形成され、エンボスロールの突出部分で部分的に押圧され、紙の組織が詰って、接着剤や粘着剤が含浸し難くなる。平坦ロールを使用すると、平坦ロールが接触した紙基材の表面は、平滑になり、金属蒸着箔を付着させると、バリの発生をなくして、光沢を出しやすくすることができる。ロールでの圧縮による防浸処理は、接着剤層5で柄形状4を接着する直前に行うことが好ましい。
(a)に示す柄形状4は、(b)に示すように、接着剤層5で防浸処理紙基材2Aの表面側に接着される。金属蒸着箔層6の転写後に紙基材2が伸びすぎると、金属蒸着箔層6にランダムなクラックが発生し、意匠性を損ねるおそれがある。コーティング層2aを有する場合は、紙基材2の伸びを止める機能も期待される。接着剤層5は、粘着剤層3に含まれる可塑剤などの影響を受け難い、2液タイプのもの、たとえば、ポリエステル系やウレタン系を使用する。接着剤の主剤と硬化剤とを使用直前に混合し、トップコート層7側の金属蒸着箔層6の表面に塗布した後、乾燥させて、接着剤層5を形成する。
金属蒸着箔層6は、アルミニウム(Al)を蒸着して形成され、厚さは数百オングストローム〜数千オングストローム程度とする。金属蒸着箔層6で、接着剤層5を設ける側の表面には、トップコート層7を形成しておく。トップコート層7は、コーティング層2aを設ける場合は接着しにくく、接着剤とは相性が良い樹脂、たとえ接着剤がポリエステル系であればトップコート層7もポリエステル系など、同じ系統の樹脂材料で形成する。
図3で後述するように、金属蒸着箔層6およびトップコート層7は、蒸着基材20の表面に、離型剤層21および着色層8を順次形成した上に形成されて、トップコート層7側が紙基材2に接着される状態では、蒸着基材20が紙基材2の最上層となる。金属蒸着箔層6およびトップコート層7を防浸処理紙基材2A上に接着した後、蒸着基材20を除去し、除去した後にアクリル系の樹脂によるオーバーコート層9を形成する。柄形状4は、防浸処理紙基材2A上に突出している状態で接着されるので、図1(a)のように巻出す際に、粘着剤層3が下層の柄形状4の肩の部分などに引っ掛かり、剥がれやすい。オーバーコート層9は、柄形状4、特に肩の部分での金属蒸着箔層6の保護を図る。柄形状4を剥がれ難くするために、柄形状4をロール間に挟んだり、スタンプなどで防浸処理紙基材2Aに押込み、肩の部分の高さを低くするようにしてもよい。ロール間に挟んで肩の部分の高さを低くする金属蒸着箔層6の押込み処理では、外周表面に凹凸を設けたエンボスロールと、金属製の鏡面ロールやゴムロールで外周表面が平坦な平坦ロールとの間で、挟むことが好ましい。金属蒸着箔層6の光沢を弱くしたい場合や、光沢にエンボスで柄を付けたい場合は、凹凸を設けたエンボスロールを表面側に当てると、金属蒸着箔層6に凹凸が形成され、光沢を弱くして落ち着いた風合いにしたり、光沢に布目、枡目などの柄を付けることと、表面に凹凸が形成されて粘着剤層3との接着面積を減らすこととを、同時に行うことができる。さらに、金属蒸着箔層6の肩の部分の高さが低くなり、粘着剤層3への引っ掛かりが減少し、金属蒸着箔層6の密着強度を上げるとともに、意匠性も良くなるなど、多種多様な効果が得られる。
図2は、図1の金属蒸着箔付粘着テープ1を製造する過程で、金属蒸着箔層6を紙基材2に転写するために接着する転写箔接着装置10の構成を簡略化して示す。転写箔接着装置10は、転写箔シート巻出機11、転写機12、接着剤乾燥機13、ニップロール14、紙基材巻出機15、巻取機16および紙乾燥機17を含む。転写箔シート巻出機11は、ロール状に巻かれた転写箔シート6Aを巻出す。転写箔シート6Aの構成は、図3で説明するように、表面にトップコート層7が形成されている。巻出された転写箔シート6Aは、転写機12の柄版ロール2aとゴムロール12bとの間に挟まれる。柄版ロール12aの表面には、柄形状4に対応した形状のメッシュパターンによる凹部が形成されており、主剤と硬化剤とを混合した接着剤液5Aが転写箔シート6Aの表面に付着するようにグラビア印刷される。柄版ロール12aの外周には、ドクターナイフ12cが当てられており、凹部以外に付着する接着剤液5Aが除去される。転写機12からは、トップコート層7の表面に接着剤液5Aが印刷された接着剤塗布転写箔シート6Bが出て、接着剤乾燥機13に入る。接着剤乾燥機13内では、熱風や、電熱ヒータ、遠赤外線ヒータなどで、接着剤液5Aの乾燥が行われる。接着剤乾燥機13からは、接着剤液5Aから溶剤分が飛んで半乾きの接着剤層5となる接着剤層付転写箔シート6Cが出て、ニップロール14に入る。
ニップロール14では、接着剤層付転写箔シート6Cと、紙基材巻出機15から巻出される防浸処理紙基材2Aとが積層されて金属蒸着箔層6が紙基材2の表面に転写される。2液タイプの接着剤は、湿気により完全硬化が妨げられ、密着強度が落ちるので、これを防ぐために、紙基材乾燥機17で、転写直前の乾燥を行う。完全硬化した接着力と、中途半端に硬化した接着力とでは、完全硬化の方が強く、経年で差が出る。ニップロール14は、ヒートロールであり、接着剤層5は、加熱されることにより、硬化が始まる。接着剤層5の完全硬化は、ニップロール14で積層された転写箔積層紙基材1Aを、巻取機16で巻取り、たとえば40℃や50℃のエージングルームに3〜4日や2日程度入れることで、それぞれ達成される。紙基材2の防浸処理に樹脂をコーティングしている場合、ニップロールで加熱し、加圧する際に、コーティングされた樹脂とトップコート層7の樹脂とが反応して、カブリが発生する可能性があるので、避けるように注意する。
なお、接着剤として、紫外線(UV)硬化タイプを使用すれば、紫外線の照射で、短時間で完全硬化させることができる。ただし、紫外線は厚い金属蒸着箔層6を透過し難いので、接着剤層5に紫外線が届かなくなってしまう。紫外線で接着剤層5を十分に硬化させるためには、紫外線が金属蒸着膜箔層6を突抜けられる程度の厚さにしなければならず、十分な金属光沢が得られない。十分な金属光沢が得られる程度の厚さを有する金属蒸着箔層6に対しては、接着剤層5の硬化が紫外線では十分に行われず、接着剤の塗布量も少なくなり、金属蒸着箔層6が剥がれやすくなってしまう。
接着剤層5として、たとえば熱融着タイプを使用し、紙基材2側に先に柄状に塗布して乾燥させておき、120℃などの高温のヒートロールで熱圧着転写する方法が考えられる。しかしながら、転写時の圧力によって、柄形状4がつぶれてしまうおそれがある。
図3は、図2の転写箔シート6Aの断面構成を模式的に示す。金属蒸着箔層6は、蒸着基材20の表面に離型剤層21を形成して、色物に対して着色層8を形成してから、金属の蒸着によって形成する。着色層8を形成することによって、金属蒸着箔層6をアルミニウムで形成しても、金色などに着色することができる。シルバーの光沢が必要な場合は、着色層8を用いなくてもよいけれども、腐食防止のための透明保護層を設けることが好ましい。金属蒸着箔層6の表面には、トップコート層7を形成する。蒸着基材20には、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂フィルムを使用することができる。
図2の転写箔積層紙基材1Aは、接着剤層5の完全硬化後、蒸着基材20を離型剤層21の部分で剥離させて除去する。金属蒸着箔層6は、接着剤層5が形成されている部分のみ紙基材2の表面に接着された状態で残り、部分転写で柄形状4が形成され、オーバーコート層9の形成後、紙基材2の裏面側に粘着剤層3を形成すれば、図1の金属蒸着箔付粘着テープ1が得られる。
図4は、図1の金属蒸着箔付粘着テープ1の柄形状4の例を示す。図の黒色部分が金属蒸着箔層6で部分転写される。(a)は、内部にもパターンが形成される柄形状4の例を示す。このような柄形状4では、クラックが生じると、不鮮明になってしまう。(b)は、細かい形状を多数並べる柄形状4の例を示す。
図5は、図2の柄版ロール12aに形成するメッシュパターン24に素彫り24aを加える効果を示す。図4に示すような柄形状4では、輪郭が鮮明であることが要求される。図2の柄版ロール12aの表面には、通常、柄形状4に対応するメッシュパターン24が形成される。メッシュの大きさは、120番や165番程度である。しかしならが、本実施例1では、メッシュパターン24の輪郭に、素彫り24aを追加している。これによって、(b)に示すような、輪郭まで十分に接着剤が付着する接着剤層5Bが得られる。メッシュパターン24のみでは、輪郭の外部に接着剤が流れて、輪郭には十分な量が付着しない接着剤層5Cしか得られない。本実施例1では、柄形状4の輪郭の部分に十分な接着剤を保持する接着剤層5Bを形成し、金属蒸着箔層6の部分転写を確実に行い、接着面積が小さくなる細かい柄や細い線の部分でも、接着強度を上げることができる。
図6は、本発明の実施例2としての全面転写の金属蒸着箔層6上に印刷する柄形状34の例を示す。柄形状34は、紙基材2に全面転写した金属蒸着箔層6の表面に印刷インキで印刷することによって形成する。防浸処理紙基材2Aに、転写箔シート6Aを積層して、転写箔積層紙基材1Aを製造する過程は、図2の転写箔接着装置10で、実施例1の金属蒸着箔付粘着テープ1と同様に行うことができる。ただし、転写機12を使用する場合、柄版ロール12aは、転写箔シート6Aのトップコート層7の表面に、一様に接着剤液5Aを塗布するメッシュロールに変えればよい。接着剤層5の完全硬化後には、蒸着基材20を剥がすけれども、離型剤層21が層間剥離し、金属蒸着箔層6は、紙基材2の表面側に全部が残る。
なお、全面転写した金属蒸着箔層6を剥がれ難くするために、部分転写の柄形状4と同様に、金属蒸着箔層6を接着した紙基材2をロール間に挟むようにしてもよい。ロール間に挟む処理では、外周表面に凹凸を設けたエンボスロールと、金属製の鏡面ロールやゴムロールで外周表面が平坦な平坦ロールとの間で、挟むことが好ましい。金属蒸着箔層6の光沢を弱くしたい場合や、光沢にエンボスで柄を付けたい場合は、凹凸を設けたエンボスロールを表面側に当てると、金属蒸着箔層6に凹凸が形成され、光沢を弱くして落ち着いた風合いにしたり、光沢に布目、枡目などの柄を付けることと、表面に凹凸が形成されて粘着剤層3との接着面積を減らすこととを、同時に行うことができる。
柄形状34は、着色層8上に、図の白色部分に印刷インキを付着させる伏せ版を使用して印刷する。金属蒸着箔層6は、光沢よりも遮光性を利用し、着色層8上に一版または数版、複数種類の版、組版などを使用して単一色または多色印刷すれば、マスキングテープとして貼りつける下地の影響を受けない鮮やかな単色または多色の柄形状34を有する金属蒸着箔付粘着テープ1を得ることができる。
防浸処理紙基材2Aおよび転写箔シート6Aは、金属蒸着箔付粘着テープ1の製品の幅よりも広幅を使用する。たとえば、3倍以上の幅を使用すれば、図6の(a),(b),(c)に示すような、異なる柄形状34を有する3種類の金属蒸着箔付粘着テープを、最後にスリッターで分けるまで、同時に製造することができる。図4(a)のような柄形状4が部分転写では難しい場合でも、全面転写では比較的容易となる。伏せ版では、図4(a)に対し、白と黒とを逆にすればよい。広幅で、複数種類を同時に製造することは、実施例1のような部分転写でも可能である。
本実施例2のような全面転写では、金属蒸着箔層6によって隠蔽性が高くなるので、下地の影響を受けずに、鮮やかな光沢を有する柄形状34を得ることができる。たとえば、金属蒸着箔付粘着テープを建材用や自動車用などの塗装用マスキングテープとして使用する場合、上から塗料を吹付けても、金属光沢は残るので、塗料の乾燥後に剥がすマスキングテープを見分けやすくなる。また、アルミニウムの金属蒸着箔層6はガスバリア性を有するので、食品、医療品、化粧品などを開封した後で閉じる作業を、手切れ性よく行うことができる。
1 金属蒸着箔付粘着テープ
2 紙基材
2a コーティング層
3 粘着剤層
4,34 柄形状
5 接着剤層
6 金属蒸着箔層
7 トップコート層
8 着色層
9 オーバーコート層
10 転写箔接着装置
12 転写機
13 接着剤乾燥機
17 紙基材乾燥機
20 蒸着基材
21 離型剤層
24 メッシュパターン
24a 素彫り

Claims (6)

  1. 裏面側に粘着剤層を有する紙基材の表面側に、金属蒸着箔を転写して付着させた金属蒸着箔付粘着テープであって、
    紙基材には、紙基材への粘着剤および接着剤の含浸を止める防浸処理が施され、
    防浸処理が施された紙基材上に形成される接着剤層と、
    蒸着基材上への金属の蒸着によって形成される金属蒸着箔上にトップコート層が形成されて、トップコート層側を接着剤層上に接着され、蒸着基材が除去されて形成される金属蒸着箔層と、
    蒸着基材が除去された蒸着箔層上に形成され、表面全体を覆うオーバーコート層とを含み
    金属蒸着箔は、アルミニウムを厚さ数百オングストローム〜数千オングストロームで蒸着して形成され、
    オーバーコート層は、アクリル系の樹脂で形成される、
    ことを特徴とする金属蒸着箔付粘着テープ。
  2. 前記接着剤層は、前記金属蒸着箔層を部分的に残存させるべき柄形状に対応する部分形状を有し、
    形成された接着剤層の部分形状を介して前記紙基材上に接着される金属蒸着箔層が、部分転写箔として付着している、
    ことを特徴とする請求項1記載の金属蒸着箔付粘着テープ。
  3. 前記接着剤層は、前記紙基材の全面と、前記金属蒸着箔層の前記トップコート層との間を接合し、
    金属蒸着箔層から前記蒸着基材を除去した後の金属蒸着箔上に、印刷インキで印刷した柄を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の金属蒸着箔付粘着テープ。
  4. 裏面側に粘着剤層を有する紙基材の表面側に、金属蒸着箔を転写して付着させた金属蒸着箔付粘着テープの製造方法であって、
    粘着剤層を紙基材の裏面側に形成する前に、
    紙基材への粘着剤および接着剤の含浸を止める防浸処理を施すとともに、
    蒸着基材上にアルミニウムを厚さ数百オングストローム〜数千オングストロームで蒸着した金属蒸着箔と、トップコート剤を金属蒸着箔上へ塗布し乾燥させたトップコート層とを含む金属蒸着箔層を形成しておき、
    金属蒸着箔層のトップコート層上に接着剤を塗布して接着剤層を形成し、
    接着剤層を介して、金属蒸着箔層を紙基材上に付着させ、接着剤層の硬化後に、蒸着素材を除去し、
    材が除去された金属蒸着箔層上にアクリル系の樹脂で表面全体を覆うオーバーコート層を形成する、
    ことを特徴とする金属蒸着箔付粘着テープの製造方法。
  5. 前記接着剤を前記金属蒸着箔層の前記トップコート層上に、金属蒸着箔層を部分的に残存させるべき柄形状をグラビア印刷で塗布し、
    グラビア印刷用の版には、柄形状に対応するメッシュ部分の輪郭を、素彫りで形成しておく、
    ことを特徴とする請求項4記載の金属蒸着箔付粘着テープの製造方法。
  6. 前記防浸処理は、前記紙基材を、ロール間に挟んで圧縮する処理で行う、
    ことを特徴とする請求項4または5記載の金属蒸着箔付粘着テープの製造方法。
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