JP5691410B2 - 発振装置 - Google Patents

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本発明は、圧電振動子を用いた発振装置に関する。
携帯機器などの電気音響変換器として、動電型電気音響変換器がある。動電型電気音響変換器は、磁気回路の作用を利用して振動振幅を発生させる。しかし、磁気回路は永久磁石やボイスコイル等の多数の部材によって構成されるため、動電型電気音響変換器では薄型化に限界があった。
動電型電気音響変換器に代わる電気音響変換器として、圧電型電気音響変換器がある。圧電型電気音響変換器は、圧電振動子に電界を印加することにより発生する伸縮運動を利用して、振動振幅を発生させるものである。圧電型電気音響変換器は、振動振幅を発生させるために多数の部材を必要としないため、薄型化に有利である。
圧電素子に関する技術としては、例えば特許文献1〜4に記載のものがある。特許文献1に記載の技術は、スピーカ等の振動体として用いられる圧電素子をセラミック材料によって隙間無く封止するというものである。特許文献2に記載の技術は、圧電型電気音響変換器において、圧電振動板と筐体との隙間に塗布される封止材の塗布量を、領域によって異ならせるというものである。
特許文献3および4に記載の技術は、受波型圧電素子に関するものである。特許文献3は、圧電体の厚さ方向側面への音圧の入射を、音圧遮断部材を配置して優先的に遮断するというものである。特許文献4は、圧電体をより大面積の剛性部材で挟持させ、圧電体の厚さ方向変形に寄与する音圧の有効作用面積を増大させるというものである。
特開2004−306004号公報 特開2006−33774号公報 特開平6−269091号公報 特開平6−269092号公報
圧電振動子を発振装置に使用する場合、圧電振動子において破損や破壊などが生じる場合があった。
本発明の目的は、信頼性の高い発振装置を提供することにある。
本発明によれば、圧電振動子と、
前記圧電振動子の一面を拘束する第1の振動部材と、
前記圧電振動子の他面を拘束する第2の振動部材と、
前記第1の振動部材と前記第2の振動部材の縁を固定する支持部材と、
前記第1の振動部材と前記第2の振動部材の間において、前記圧電振動子の側面、前記第1の振動部材および前記第2の振動部材と接するように設けられた樹脂材料と、
を備える発振装置が提供される。
本発明によれば、信頼性の高い発振装置を提供することができる。
本実施形態に係る発振装置を示す断面図である。 図1に示す圧電振動子を示す断面図である。 図1に示す発振装置を示す平面図である。 図1に示す発振装置の第1の変形例を示す断面図である。 図4に示す発振装置を示す平面図である。 図1に示す発振装置の第2の変形例を示す平面図である。 図1に示す発振装置の第3の変形例を示す平面図である。 図1に示す発振装置の第4の変形例を示す平面図である。 図1に示す発振装置の第5の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る発振装置100を示す断面図である。図2は、図1に示す圧電振動子10を示す断面図である。また図3は、図1に示す発振装置100を示す平面図である。発振装置100は、圧電振動子10と、振動部材20と、振動部材22と、支持部材30と、樹脂材料40とを備えている。発振装置100は、例えばスピーカ、又は音波センサの発振源として使用される。また圧電体の焦電効果を利用することで温度センサとして機能することもできる。発振装置100をスピーカとして使用する場合、例えば電子機器(携帯電話、ラップトップ型コンピュータ、小型ゲーム機器等)の音源として用いられる。
振動部材20は、圧電振動子10の一面を拘束している。振動部材22は、圧電振動子10の他面を拘束している。支持部材30は、振動部材20と振動部材22の縁を固定している。樹脂材料40は、振動部材20と振動部材22の間において、圧電振動子10の側面、振動部材20および振動部材22と接するように設けられている。以下図1〜3を用いて、発振装置100の構成について詳細に説明する。
図1に示すように、発振装置100は、制御部52と、信号生成部50と、をさらに備えている。信号生成部50は、圧電振動子10と接続しており、圧電振動子10に入力する電気信号を生成する。制御部52は、信号生成部50と接続しており、外部から入力された情報に基づいて信号生成部50を制御する。発振装置100をスピーカとして使用する場合、制御部52に入力される情報は音声信号である。また発振装置100を音波センサとして使用する場合、制御部52に入力される信号は、音波を発振する旨の指令信号である。そして発振装置100を音波センサとして使用する場合、信号生成部50は圧電振動子10に圧電振動子10の共振周波数の音波を発生させる。
また圧電振動子10、振動部材20、振動部材22および樹脂材料40が複数組設けられている場合、発振装置100はパラメトリックスピーカとして使用することができる。この場合、制御部52は信号生成部50を介してパラメトリックスピーカとしての変調信号を入力する。パラメトリックスピーカとして用いる場合、圧電振動子10は、20kHz以上、例えば100kHzの音波を信号の輸送波として用いる。
図2に示すように、圧電振動子10は、圧電体12、上部電極14および下部電極16からなる。また、圧電振動子10は、平面視で例えば円形または楕円形を有する。圧電体12は、上部電極14と下部電極16に挟まれている。また、圧電体12は、その厚さ方向に分極している。圧電体12は、圧電効果を有する材料により構成され、例えば電気機械変換効率が高い材料としてジルコン酸チタン酸鉛(PZT)またはチタン酸バリウム(BaTiO)等により構成される。また、圧電体12の厚みは、10μm〜1mmであることが好ましい。厚みが10μm未満である場合、圧電体12は脆性材料により構成されるため、取り扱い時において破損等が生じやすい。一方、厚みが1mmを超える場合、圧電体12の電界強度が低減する。このため、エネルギー変換効率の低下を招く。
上部電極14および下部電極16は、電気伝導性を有する材料によって構成され、例えば銀または銀/パラジウム合金等によって構成される。銀は、低抵抗な汎用材料であり、製造コストや製造プロセスの観点から優位である。また、銀/パラジウム合金は、耐酸化性に優れた低抵抗材料であり、信頼性に優れる。上部電極14および下部電極16の厚みは、1〜50μmであることが好ましい。厚みが1μm未満の場合、均一に成形することが難しくなる。一方、50μmを超える場合、上部電極14または下部電極16が圧電体12に対して拘束面となり、エネルギー変換効率の低下を招く。
振動部材20、22は、金属や樹脂等、脆性材料であるセラミックに対して高い弾性率を持つ材料によって構成され、例えばリン青銅、又はステンレス等の汎用材料によって構成される。振動部材20、22が電気伝導性を有する材料によって構成される場合、振動部材20、22を介した圧電振動子10の電気接続が可能となる。振動部材20、22の厚みは、5〜500μmであることが好ましい。また振動部材20、22の縦弾性係数は、1〜500GPaであることが好ましい。振動部材20、22の縦弾性係数が過度に低い、または高い場合、機械振動子としての特性や信頼性を損なうおそれがある。
樹脂材料40は、例えばポリエチレンテレフタレート、ウレタン、ポリエチレン、天然ゴム、ブチルゴムによって構成されている。樹脂材料40は、例えば図1および3に示すように、圧電振動子10、振動部材20、振動部材22および支持部材30によって囲まれた空間を充填する。また、樹脂材料40は、例えば圧電振動子10の側面、振動部材20および振動部材22に連続的に接するように設けられている。さらに、樹脂材料40は、例えば圧電振動子10の側面の全周を覆っている。これらにより、圧電振動子10に外的な応力がかかりにくくなる。
次に、本実施形態に係る発振装置100の製造方法について説明する。まず圧電体12を製造する。圧電体12の製造は、グリーンシート法で行い、大気中で1100℃−2時間にわたって焼成する。次いで、圧電体12に、上部電極14および下部電極16を形成する。そして、圧電体12に厚み方向の分極処理を施す。これにより得られた圧電振動子10を、エポキシ系接着剤を用いて振動部材20、22へ接着する。ただし、圧電振動子10と振動部材20、22との電気導通を得るために、エポキシ系接着剤の厚みは、20μm以下が好ましい。圧電振動子10、振動部材20、22は、平面視で円形を有しており、同心円状に配置される。次いで、振動部材20、22を、支持部材30に固定する。そして、圧電振動子10、振動部材20、振動部材22および支持部材30によって囲まれた空間に、樹脂材料40を溶融成形によって注入する。これにより発振装置100が得られる。なお、樹脂材料40の注入は、圧電振動子10と振動部材20を接合した後に行われる。そして、注入された樹脂材料40を研磨などにより加工した後、圧電素子20と振動部材22を接合する。
圧電振動子12は、例えば外径=φ15mm、厚み=100μm(0.1mm)であり、ジルコン酸チタン酸鉛系セラミックを用いる。圧電体12の上下面に形成される上部電極14および下部電極16は、例えば厚み=8μmであり、銀/パラジウム合金(重量比70%:30%)を用いる。振動部材20、22は、例えば外径=φ17mm、厚み=100μm(0.1mm)であり、リン青銅を用いる。樹脂材料40は、例えばポリエチレンポリマーを用いる。支持部材30は、例えば外径=φ19mm、内径=φ18mmの中空状のケースであり、SUS304を用いる。
次に、本実施形態に係る発振装置100を用いた圧電型電気音響変換器による音響再生方法について説明する。圧電振動子10を構成する上部電極14および下部電極16に交流電流が印加され、交番的な電界が付与されると、圧電振動子10の上面および下面は半径方向の伸縮運動を行う。圧電振動子10の上面および下面は、振動部材20、22によって拘束されている。また、振動部材20、22の縁は、支持部材30によって固定されている。このため、圧電振動子10および振動部材20、22は、屈曲型の振動を行う。このようにして、発振装置100は音波を発することとなる。
本実施形態では、例えばパラメトリックスピーカの動作原理を利用して音響再生をすることができる。この場合、制御部52は、圧電振動子10に信号生成部50を介してパラメトリックスピーカとしての変調信号を入力する。パラメトリックスピーカとして用いる場合、圧電振動子10は、20kHz以上、例えば100kHzの音波を信号の輸送波として用いる。
ここで、パラメトリックスピーカの動作原理を説明する。パラメトリックスピーカの動作原理は、AM変調やDSB変調、SSB変調、FM変調をかけた超音波を空気中に放射し、超音波が空気中に伝播する際の非線形特性により、可聴音が出現する原理で音響再生を行うというものである。ここでいう非線形とは、流れの慣性作用と粘性作用の比で示されるレイノルズ数が大きくなると、層流から乱流に推移することをいう。すなわち、音波は流体内で微少にじょう乱しているため、音波は非線形で伝播している。特に超音波を空気中に放射した場合に、非線形性に伴う高調波が顕著に発生する。また音波は、空気中の分子集団が濃淡に混在する疎密状態である。空気分子が圧縮よりも復元するのに時間が生じた場合、圧縮後に復元できない空気が、連続的に伝播する空気分子と衝突し、衝撃波が生じて可聴音が発生する。
次に、本実施形態の効果を説明する。圧電振動子10は、脆性材料によって構成されているため、外的な力を受けることにより割れや欠けといった破損が生じやすい。特に、圧電振動子10の屈曲振動の際に応力が集中する特定の箇所では、これが顕著となる。本実施形態における発振装置100においては、樹脂材料40は、振動部材20、22の間において、圧電振動子10の側面、振動部材20および振動部材22と接するように設けられている。すなわち、圧電振動子10は、樹脂材料40によって拘束されることとなる。これにより、屈曲振動の際や、落下時、その他の外的な衝撃を受けた際にかかる応力を、樹脂材料40によって緩和することができる。よって、信頼性の高い発振装置を提供することができる。
また、樹脂材料40は、柔軟性に富み、かつ内部損失が大きい。よって外的な衝撃を受けた際にかかる応力を、効果的に吸収することができる。さらに、圧電振動子10が振幅運動をする際に発生する熱を、樹脂材料40によって拡散することができる。このため、さらに信頼性の高い発振装置を提供することができる。なお、樹脂材料を用いない点を除いて本実施形態の発振装置と同様の構成を有する発振装置と比較したところ、本実施形態に係る発振装置の衝撃安定性が高いことが確認された。
また、発振装置100は、屈曲型の振動をする。このため、特定周波数での音圧レベルが改善できる。すなわち、屈曲振動により、見かけ上で、機械的品質係数Qを増加し、共振周波数近傍では振動エネルギーを集中させることができる。このため、単一の周波数を発振させるパラメトリックスピーカにおいては、音圧レベルを増大できるメリットを持つ。
また、振動部材20、22が電気伝導性を有する材料によって構成される場合、振動部材20、22を介した圧電振動子10の電気接続が可能となる。これにより、圧電振動子10の上部電極14および下部電極16に半田付けをしなくとも、振動部材20、22を介して圧電振動子10の上部電極14および下部電極16に駆動信号を伝達することができる。従って、半田の量のばらつきによって発振装置に生じる発振特性のばらつきを抑制できる。また、半田接続時における高熱処理プロセスによって、消極(分極状態の破壊)が生じることを抑制できる。
図4は、図1に示す発振装置100の第1の変形例を示す断面図である。図5は、図4に示す発振装置102を示す平面図である。図4および図5に示すように、第1の変形例に係る発振装置102は、樹脂材料40が圧電振動子10の周囲にのみ形成されている点を除いて、発振装置100と同様である。本変形例によっても、本実施形態の効果を得ることができる。また、樹脂材料40の使用量を節約することができ、製造コストを抑えることができる。
図6は、図1に示す発振装置100の第2の変形例を示す平面図である。図6に示すように、第2の変形例に係る発振装置104は、樹脂材料40が圧電振動子10の全周に渡って設けられていない点を除いて、発振装置100と同様である。本変形例によっても、本実施形態の効果を得ることができる。また、樹脂材料40の使用量を節約することができ、製造コストを抑えることができる。
図7は、図1に示す発振装置100の第3の変形例を示す平面図である。図7に示すように、第3の変形例に係る発振装置106は、圧電振動子10、振動部材20、振動部材22、支持部材30が矩形を有する点を除いて、発振装置100と同様である。本変形例によっても、本実施形態の効果を得ることができる。また、矩形の材料を使用することで、材料の加工が容易となり、製造コストを抑えることができる。
図8は、図1に示す発振装置100の第4の変形例を示す平面図である。図8に示すように、第4の変形例に係る発振装置108は、振動部材20、振動部材22および支持部材30が矩形を有する点を除いて、発振装置100と同様である。本変形例によっても、本実施形態の効果を得ることができる。また、本変形例において、圧電振動子10は円形を有している。このように、振動部材20、22や圧電振動子10において異なる形状を有させることにより、設計自由度を向上することができる。
図9は、図1に示す発振装置100の第5の変形例を示す斜視図である。図9に示すように、第5の変形例に係る発振装置は、圧電振動子10が複数の圧電体60と電極70とを交互に複数積層させた構造を有している点を除いて、発振装置100と同様の構成である。圧電体60の分極方向は、一層ごとに入れ替わっており、互い違いになっている。
本変形例によっても、本実施形態の効果を得ることができる。また、圧電振動子10を、複数の圧電体60と電極70とを交互に複数積層させた構造にしているため、圧電振動子10の伸縮量が大きくなる。従って、発振装置の出力を大きくすることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.圧電振動子と、
前記圧電振動子の一面を拘束する第1の振動部材と、
前記圧電振動子の他面を拘束する第2の振動部材と、
前記第1の振動部材と前記第2の振動部材の縁を固定する支持部材と、
前記第1の振動部材と前記第2の振動部材の間において、前記圧電振動子の側面、前記第1の振動部材および前記第2の振動部材と接するように設けられた樹脂材料と、
を備える発振装置。
2.1.に記載の発振装置において、
前記発振装置は、屈曲型の振動をすることにより音波を発する発振装置。
3.1.または2.に記載の発振装置において、
前記樹脂材料は、前記圧電振動子の側面、前記第1の振動部材および前記第2の振動部材と連続的に接するように設けられている発振装置。
4.1.ないし3.いずれか1項に記載の発振装置において、
前記樹脂材料は、前記圧電振動子の側面の全周を覆っている発振装置。
5.1.ないし4.いずれか1項に記載の発振装置において、
前記樹脂材料は、前記圧電振動子、前記第1の振動部材、前記第2の振動部材および前記支持部材によって囲まれた空間を充填する発振装置。
6.1.ないし5.いずれか1項に記載の発振装置において、
前記第1の振動部材および前記第2の振動部材は、電気伝導性を有している発振装置。
7.1.ないし6.いずれか1項に記載の発振装置において、
前記発振装置は音波センサの発振源である発振装置。
8.1.ないし6.のいずれか1項に記載の発振装置において、
前記発振装置はスピーカである発振装置。
10 圧電振動子
12 圧電体
14 上部電極
16 下部電極
20 振動部材
22 振動部材
30 支持部材
40 樹脂材料
50 信号生成部
52 制御部
60 圧電体
70 電極
100 発振装置
102 発振装置
104 発振装置
106 発振装置
108 発振装置

Claims (9)

  1. 圧電振動子と、
    前記圧電振動子の一面を拘束する第1の振動部材と、
    前記圧電振動子の他面を拘束する第2の振動部材と、
    前記第1の振動部材と前記第2の振動部材の縁を固定する支持部材と、
    前記第1の振動部材と前記第2の振動部材の間において、前記圧電振動子の側面、前記第1の振動部材および前記第2の振動部材と接するように設けられた樹脂材料と、
    を備え
    屈曲型の振動をすることにより音波を発する発振装置。
  2. 請求項1に記載の発振装置において、
    前記第1の振動部材および前記第2の振動部材の厚さは、5〜500μmである発振装置。
  3. 請求項1または2に記載の発振装置において、
    前記樹脂材料は、前記圧電振動子の側面、前記第1の振動部材および前記第2の振動部材と連続的に接するように設けられている発振装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載の発振装置において、
    前記樹脂材料は、前記圧電振動子の側面の全周を覆っている発振装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載の発振装置において、
    前記樹脂材料は、前記圧電振動子、前記第1の振動部材、前記第2の振動部材および前記支持部材によって囲まれた空間を充填する発振装置。
  6. 請求項1ないし5いずれか1項に記載の発振装置において、
    前記第1の振動部材および前記第2の振動部材は、電気伝導性を有している発振装置。
  7. 請求項1ないし6いずれか1項に記載の発振装置において、
    前記樹脂材料は、前記圧電振動子、前記第1の振動部材、前記第2の振動部材および前記支持部材によって囲まれた空間の一部のみを充填する発振装置。
  8. 請求項1ないし7いずれか1項に記載の発振装置において、
    前記発振装置は音波センサの発振源である発振装置。
  9. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の発振装置において、
    前記発振装置はスピーカである発振装置。
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