JP4771370B2 - 超音波流量計用検出器及び超音波流量計 - Google Patents
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この防液型超音波センサ550は、円柱状のセンサ素子551、整合層554、有底円筒形の筐体509、Oリング590、2本のリード線556,557とから構成される。この防液型超音波センサ550のうち、センサ素子551は、整合層554と接した状態で、筐体509の内部に収められており、Oリング590によりセンサ素子551と筐体509との間が液密にされている。また、センサ素子551は、図7に示すように、筐体509の底部を貫通するリード線556,557により、筐体509の外部と電気的に接続可能となっていて、整合層554を介して超音波を送受信するようになっている。
なお、この特許文献1に係る防液型超音波センサ550では、図7によると、整合層554は、センサ素子551との接合面551aにおける外周の大きさと同じ大きさにされている。
しかしながら、圧電素子に折り返し電極を設けるのは面倒であり、コストアップとなる。また、超音波センサに用いる圧電素子の径を小径としたり、圧電素子の厚さを薄くしたりすると、上述の折り返し電極を設けることが困難な場合、あるいは適切でなくなる場合があった。
このように構成することにより、圧電素子の側面、あるいは側面を経由した裏面に主面電極側から延びた延長電極(折り返し電極)を設けることなく、圧電素子の主面電極と第1リード部材とを適切に導通したセンサとすることができる。
これにより、電磁ノイズが超音波センサから外部に放射される、あるいは外部からの電磁ノイズが受波信号に重畳される不具合を抑制できる。
しかも、シールド部材はその結合部が、音響整合板の外周部と結合するとともに、導電層と導通しているので、導電層とシールド部材とを接続する配線が不要であり、構造容易で安価にできる。
第2音響整合板と、を有し、上記流量検出器本体は、上記送波用超音波センサの上記第1音響整合板と上記計測管路とを隔て、上記超音波が伝わる第1壁部であって、上記第1音響整合板が当接する第1当接面、及び、上記第1当接面に平行で、上記計測管路を臨む第1管路側面を含む第1壁部と、上記受波用超音波センサの上記第2音響整合板と上記計測管路とを隔て、上記超音波が伝わる第2壁部であって、上記第2音響整合板が当接する第2当接面、及び、上記第2当接面に平行で、上記計測管路を臨む第2管路側面を含む第2壁部と、を有し、上記送波用超音波センサの上記第1音響整合板は、上記第1壁部の上記第1管路側面より径大で、上記第1壁部の上記第1当接面のうち、上記第1音響整合板をその厚さ方向に投影した第1投影領域の内部に上記第1管路側面が含まれる第1当接領域に密着し、上記第1壁部に向けて付勢された状態で当接してなり、上記受波用超音波センサの上記第2音響整合板は、上記第2壁部の上記第2管路側面より径大で、上記第2壁部の上記第2当接面のうち、上記第2音響整合板をその厚さ方向に投影した第2投影領域の内部に上記第2管路側面が含まれる第2当接領域に密着し、上記第2壁部に向けて付勢された状態で当接してなる超音波流量計用検出器である。
しかも、この第1音響整合板は、第1壁部の第1管路側面より径大で、第1当接面のうち、第1音響整合板をその厚さ方向に投影した第1投影領域の内部に第1管路側面が含まれる第1領域に密着している。このため、第1音響整合板(第1超音波センサ)が第1壁部に向けて付勢された状態で当接していても、流量検出器本体のうち第1管路側面の周囲の部位が、この付勢力を受け止める。
したがって、第1壁部及びその第1当接面が変形して、この第1壁部の第1当接面と送波用超音波センサの第1音響整合板との密着性が低下し、第1壁部を超音波が伝わり難くなることを防止することができる。また、第1壁部及びその第1管路側面が変形あるいは変位して、第1管路側面から計測管路に放射される超音波の強度が変化する不具合を防止することができる。さらに、受波用超音波センサまでの距離が変化するなどの不具合を防止することができる。
また、第1壁部の厚さを薄くできる(変形防止のため厚くする必要がない)ので、効率よく超音波を計測管路に送波できる。
しかも、この第2音響整合板は、第2壁部の第2管路側面より径大で、第2当接面のうち、第2音響整合板をその厚さ方向に投影した第2投影領域の内部に第2管路側面が含まれる第2領域に密着している。このため、第2音響整合板(第2超音波センサ)が第2壁部に向けて付勢された状態で当接していても、流量検出器本体のうち第2管路側面の周囲の部位が、この付勢力を受け止める。
したがって、第2壁部及びその第2当接面が変形して、この第2壁部の第2当接面と送波用超音波センサの第2音響整合板との密着性が低下し、第2壁部を超音波が伝わり難くなることを防止することができる。また、第2壁部及びその第2管路側面が変形あるいは変位して、計測管路から第2管路側面に受波される超音波の強度が変化する不具合を防止することができる。さらに、受波用超音波センサまでの距離が変化するなどの不具合を防止することができる。また、第2壁部の厚さを薄くできる(変形防止のため厚くする必要がない)ので、効率よく超音波を計測管路に送波できる。
送波用超音波センサを駆動し、前記受波用超音波センサからの出力に基づいて、前記流体の流量を計測する駆動計測装置と、を備える超音波流量計とすると良い。
本発明の超音波センサを用いた超音波流量計用検出器により、流体の流量を計測する超音波流量計の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
また、本実施形態では、超音波流量計1の流量検出部10は、説明の便宜上、送波部10aと受波部10bとを有するとした。しかしながら、送波部10aと受波部10bとは、実質的に同じ形態で構成され、同じ機能を有しており、逆に使用することも可能である。
この流量検出部10のうち、送波部10a及び受波部10bは、図2に示すように、それぞれ超音波センサ50,150、Oリング90,190、センサ取付部材130,230、ケーブル用保持具133,233、コネクタ134,234、ケーブル135,235及びBNCコネクタ136,236から構成される。この送波部10aと受波部10bとは、連結管260で繋がれている。
この送波部10a及び受波部10bでは、超音波センサ50,150は、それぞれセンサ取付部材130,230の内部に収納され、Oリング90,190でシールして固定されている。
また、この超音波センサ50,150は、ケーブル135,235の一端側に接続するコネクタ134,234と電気的に接続され、ケーブル用保持具133,233によりセンサ取付部材130,230に固定されている。ケーブル135,235の他端側は、図2に示すように、BNCコネクタ136,236が電気的に接続されており、ケーブル135,235及びBNCコネクタ136,236により、流量検出部10と駆動計測部20とが電気的に接続される(図1参照)。
なお、超音波センサ50が本発明の送波用超音波センサに対応し、超音波センサ150が受波用超音波センサに対応する。
2リード部材57,157及びシールド部材60,160からなる。この超音波センサ50,150では、圧電素子51,151は、その主面51aに主面電極52,152を、この主面51a,151aに平行な裏面51b,151bに裏面電極53,153を有している。音響整合板54,154は、その裏面54b,154bに導電層55,155を有している。音響整合板54,154は、その裏面54b,154bと圧電素子51,151の主面51a,151aとが対向するように、圧電素子51,151の主面51a,151a側に配置され、導電層55,155と主面電極52,152とが、互いに導通している。この導電層55,155のうちの圧電素子51,151の径方向外側の部位には、第1リード部材56,156が電気的に接続されている。また、第2リード部材57,157は、圧電素子51,151の裏面電極53,153に電気的に接続されている。そして、圧電素子51,151は、ステンレスからなる筒状のシールド部材60,160の内部に収納され、樹脂でモールドされている。
なお、圧電素子51が、本発明の第1圧電素子に対応し、圧電素子151が第2圧電素子に対応する。また、主面51aが本発明の第1主面に対応し、主面151aが本発明の第2主面に対応し、裏面51bが本発明の第1裏面に対応し、裏面151bが第2裏面に対応する。
この音響整合板54,154は、例えば、シリカ系セラミックス等の材料のような、圧電素子51,151より小さく、後述する樹脂製の壁100,200より大きい、これらの中間の音響インピーダンスを有する材料からなる。また、この音響整合板54,154は、その主面54a,154a及びこれに平行な裏面54b,154bを有する平板状であり、圧電素子51,151より径大で、所定厚さに形成されている。
一方、裏面電極53,153には、第2リード部材57,157がハンダ付けで接続されている。したがって、圧電素子51,151には、その側面に、あるいはこの側面を経由した裏面51b,151bに主面電極側から延びた延長電極(折り返し電極)を設ける必要がない。
なお、音響整合板54が本発明の第1音響整合板に対応し、音響整合板154が第2音響整合板に対応する。
これらの孔のうち、センサ埋設孔61,161は、その内部に圧電素子51,151を収納する孔であり、圧電素子51,151の厚さよりも深く、圧電素子51,151を挿入可能な内径で、センサ埋設孔61,161の内径を音響整合板54,154より径小としている。
また、リード部材挿通孔62,162は、このセンサ埋設孔61,161より径小で、このセンサ埋設孔61,161と段を形成して連通している。リード部材挿通孔62,162は、導電層55,155と接続した第1リード部材56,156及び裏面電極53,153と接続した第2リード部材57,157を挿通して、シールド部材60,160の外部へ導き出すための挿通孔となっている。
しかも、このシールド部材60,160は、先端面60a,160aを通じて導電層55,155と導通する。このため、導電層55,155とシールド部材60,160とを接続する配線が不要となり、超音波センサ50,150は簡単な構造で、安価にできる。
また、後述するように、このシールド部材60,160の後端面60b,160bは、この超音波センサ50,150を超音波流量計1の流量検出部10に取り付けたとき、シ
ールド部材60,160とセンサ用固定具80,180との間に介在するバネ70,170により押圧される面となる。
このセンサ取付部材130,230の内部には、外部配管面130c,230cから連結管側面130a,230aにかけて液体LQの流動を可能な内部管路132,232が形成されている。この内部管路132,232は、図2及び図4に示すように、流入側管250(及び流出側管251)の軸線と連結管260の連結管路261の軸線の延長線上とが直交するL字状の流路とされている。このL字状の内部管路132,232のうち、連結管路261と同径、同軸の内部計測管路132t,232tは、連結管路261と共に計測管路TUの一部をなしている。
これにより、流量検出部10では、液体LQを流入側管路251aから送波部10aの内部管路132へと流入させ、計測管路TUを流した後、受波部10bの内部管路232を流して流出側管路251から流出させることができる。
この有底孔131,231のうち、音響整合板配設部131a,231aは、図5に示すように、最も底、すなわち計測管路側面130a,230a側に位置し、この有底孔1
31,231の底面131s,231sを含む。この音響整合板配設部131a,231aは、超音波センサ50,150の音響整合板54,154を遊挿可能な径とされ、底面131s,231sに音響整合板54,154の主面54a,154aを当接させて、音響整合板54,154を配設する部分である。
この音響整合板配設部131a,231aと内部管路132,231との間には、所定厚さの壁部100,200が設けられている。
なお、本実施形態では、底面131sが本発明の第1当接面に対応し、底面231sが第2当接面に対応する。また、壁部100が本発明の第1壁部に対応し、壁部200が第2壁部に対応する。
このセンサ用固定具80,180を、有底孔131,231のセンサ固定用ネジ部131c,231cに螺合させ、そのうち一方の端面(図3中上端面)である押圧面80b,180bで、バネ70,170を介して超音波センサ50,150(その後端面60b,160b)を押圧、付勢する。これにより、音響整合板54,154が、底面131s,231sに押圧される。このバネ70,170としては、例えば、皿バネやコイルバネ等を用いることができる。
このキャップ用ネジ部131d,231dの内周には、ケーブル用保持具133,233の外周に形成された雄ネジ部133a,233aと螺合可能な雌ネジが形成されている。なお、このケーブル用保持具133,233は、樹脂からなり、その中央部にコネクタ取付け孔133b,233b及び外周に雄ネジ部133a,233aを有するリング状の固定具である。このコネクタ取付け孔133b,233bには、ケーブル135,235の一端を保持したコネクタ134,234を取り付けて保持されている(図2参照)。
に、BNCコネクタ136,236が電気的に接続されており、ケーブル135,235及びBNCコネクタ136,236により、流量検出部10と駆動計測部20とが電気的に接続される(図1参照)。
本実施形態に係る超音波流量計1では、外部から流量検出部10の流入側管路250aを通じて流入した液体LQは、センサ取付部材130の内部管路132に流入し、さらに計測管路TUを経て、センサ取付部材230の内部管路232を通って流出側管路251から外部へ流出する。
超音波流量計1では、計測管路TUの軸線に沿って流れる液体LQを媒体として超音波を伝搬させる。計測管路TU内を流れる液体LQの流速により液体LQ内を伝わる超音波の伝播時間が変化するので、超音波センサ50,150を用いて液体LQを伝わる伝播時間を測定することで、液体LQの流速、さらには液体LQの流量を算出する。
具体的には、駆動計測部20により超音波センサ50でパルス状の超音波を発生させ、壁部100を通して計測管路TUに超音波を放射する。計測管路TUを通った超音波を壁部200を通して超音波センサ150で受波する。超音波センサ50で超音波を発生させてから、超音波センサ150で超音波を受波するまでの時間を計測する。これにより、計測管路TU内を伝わる液体LQの流速が判るので、公知の伝播時間差法を用いて液体LQの流量を算出する。
また、壁部100,200は、底面131s,231sに平行で、計測管路TUを臨む管路側面100a,200aを含んでいる。この音響整合板54,154は、管路側面100a,200aより径大で、底面131s,231sのうち、音響整合板54,154をその厚さ方向に投影した投影領域110,210の内部に計測管路TUの管路側面100a,200aが含まれる当接領域120,220に密着している(図4及び図5参照)。
このため、音響整合板54,154が壁部100,200に向けて付勢された状態で当接していても、センサ取付部材130,230のうち、管路側面100a,200aの周囲の部位が、この付勢力を受け止める。
なお、本実施形態では、管路側面100bが本発明の第1管路側面に対応し、管路側面200bが第2管路側面に対応する。また、投影領域110が本発明の第1投影領域に対応し、投影領域210が第2投影領域に対応する。また、当接領域120が本発明の第1当接領域に対応し、当接領域220が第2当接領域220に対応する。
次に、第2の実施形態について、図6を用いて説明する。なお、上記実施形態1と同様な部分は、その説明を省略または簡略化し、同様な部分は、実施形態1と同じ符号を用い
ることとする。
上記実施形態1で示した超音波センサ50,150では、第1リード部材56,156を導電層55,155に電気的に接続し、この導電層55,155を介して主面電極52,152と第1リード部材56,156とを導通させた。
これに対し、実施形態2に係る超音波センサ350では、第1リード部材356をシールド部材360に電気的に接続し、このシールド部材360及び導電層55,155を介して主面電極52,152と第1リード部材356とを導通させる。図6は、実施形態2に係る流量検出部10に用いた超音波センサ350の形態及び構造を示す断面図である。
ただし、本実施形態2では、第1リード部材356が、シールド部材60,160(実施形態ではリード部材挿通孔62,162の内周面)にハンダ付けにより電気的に接続されている。
シールド部材60,160は、その先端面60a,160aで音響整合板54,154の裏面54b,154b(導電層55,155)の外周部に当接、固着している。このシールド部材60,160は、導電層55,155を通じて主面電極52,152と導通しているので、シールド部材60,160に接続した第1リード部材356は、主面電極52,152と導通する。
例えば、実施形態1では、超音波センサ50,150は、導電層55,155を音響整合板54,154の裏面54b,154bの全面に形成した。しかしながら、導電層は、圧電素子の径方向外側に及び範囲まで形成されていれば良く、音響整合板の裏面全面に形成する必要はない。
また、図1及び図2、図4に示すように、実施形態1及び2に係る超音波流量計1では、センサ取付部材130の外部配管面130cに流入側管250を接続し、センサ取付部材230の外部配管面230cに流出側管251を接続した。しかしながら、第1壁部と第2壁部との間に位置する計測管路TUが直線状に形成されていれば良く、流入側管、流出側管等の配管形態は適宜変更できる。
10 流量検出部(超音波流量計用検出器)
10a 送波部
10b 受波部
20 駆動計測部(駆動計測装置)
50,150,350 超音波センサ(送波用超音波センサ,受波用超音波センサ)
51,151 圧電素子(第1圧電素子,第2圧電素子)
51a,151a 主面(第1主面,第2主面)
51b,151b 裏面(第1裏面,第1裏面)
52,152 主面電極
53,153 裏面電極
54,154 音響整合板(第1音響整合板,第2音響整合板)
54a,154a 主面
54b,154b 裏面
55,155 導電層
56,156,356 第1リード部材
57,157 第2リード部材
60,160 シールド部材
60j,160j 結合部
100,200 壁部(第1壁部,第2壁部)
100a,200a 管路側面(第1管路側面,第2管路側面)
110,210 投影領域(第1投影領域,第2投影領域)
120,220 当接領域(第1当接領域,第2当接領域)
131s,231s 底面(第1当接面,第2当接面)
250a 流入側管路(管路)
251a 流出側管路(管路)
TU 計測管路
Claims (2)
- 樹脂からなり、流体が流通する管路であって、少なくともその一部に、上記流体の流量を計測する計測領域をなす計測管路を含む管路を有する流量検出器本体と、
上記計測管路に向けて超音波を送波する送波用超音波センサと、
上記計測管路を挟んで、上記送信用超音波センサと対向して配置され、上記超音波を受波する受波用超音波センサと、を備える
超音波流量計用検出器であって、
上記送波用超音波センサは、
第1主面及びこれに平行な第1裏面を有する平板状の第1圧電素子と、
上記第1圧電素子より径大で、この第1圧電素子の上記第1主面側に位置し、上記第1圧電素子と外部媒質との音響整合を図る第1音響整合板と、を有し、
上記受波用超音波センサは、
第2主面及びこれに平行な第2裏面を有する平板状の第2圧電素子と、
上記第2圧電素子より径大で、この第2圧電素子の上記第2主面側に位置し、上記第2圧電素子と外部媒質との音響整合を図る第2音響整合板と、を有し、
上記流量検出器本体は、
上記送波用超音波センサの上記第1音響整合板と上記計測管路とを隔て、上記超音波が伝わる第1壁部であって、
上記第1音響整合板が当接する第1当接面、及び、
上記第1当接面に平行で、上記計測管路を臨む第1管路側面を含む
第1壁部と、
上記受波用超音波センサの上記第2音響整合板と上記計測管路とを隔て、上記超音波が伝わる第2壁部であって、
上記第2音響整合板が当接する第2当接面、及び、
上記第2当接面に平行で、上記計測管路を臨む第2管路側面を含む
第2壁部と、を有し、
上記送波用超音波センサの上記第1音響整合板は、
上記第1壁部の上記第1管路側面より径大で、
上記第1壁部の上記第1当接面のうち、上記第1音響整合板をその厚さ方向に投影した第1投影領域の内部に上記第1管路側面が含まれる第1当接領域に密着し、上記第1壁部に向けて付勢された状態で当接してなり、
上記受波用超音波センサの上記第2音響整合板は、
上記第2壁部の上記第2管路側面より径大で、
上記第2壁部の上記第2当接面のうち、上記第2音響整合板をその厚さ方向に投影した第2投影領域の内部に上記第2管路側面が含まれる第2当接領域に密着し、上記第2壁部に向けて付勢された状態で当接してなる
超音波流量計用検出器。 - 請求項1に記載の超音波流量計用検出器と、
この超音波流量計用検出器の前記送波用超音波センサを駆動し、前記受波用超音波センサからの出力に基づいて、前記流体の流量を計測する駆動計測装置と、を備える
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