JP5690968B1 - パイプカッター - Google Patents

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Abstract

【課題】パイプの切断時に、バリの生じ難いパイプカッターを提供することを課題とする。【解決手段】本発明は、パイプをその中心軸周りに回転可能に受けるパイプ受部材と、ローラ刃を、パイプ受部材が受けているパイプの中心軸と同方向に延びる軸線周りに回転可能に保持する刃保持部材と、操作部の操作によってパイプ受部材又は前記刃保持部材のいずれか一方の部材を他方の部材に対して接離させる作動機構と、を備え、作動機構は、弾性変形可能な付勢部材であって、ローラ刃がパイプに当接した状態でパイプ受部材と刃保持部材とを接近させるように操作部を操作するのに伴って弾性変形の変形量が増大すると共に、弾性変形による弾発力によって一方の部材を他方の部材に向けて付勢する付勢部材を有し、付勢部材は、ローラ刃がパイプに当接していないときに、弾性変形していることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、銅管等のパイプを切断するパイプカッターに関する。
従来から、金属や樹脂によって形成されたパイプを切断するパイプカッターが知られている。この種のパイプカッターは、円盤状のローラ刃を、パイプの外周面に加圧接触させ、ローラ刃をパイプの外周面に沿って回転させることでパイプを切断する。
前記パイプカッターは、例えば、パイプを該パイプの中心軸周りに回転可能に受けるパイプ受部材と、円盤状のローラ刃と、前記ローラ刃を、前記パイプ受部材が受けているパイプの中心軸と同方向に延びる軸線周りに回転可能に保持する刃保持部材と、前記刃保持部材を前記パイプ受部材に対して接離させる作動機構と、を備える(例えば、特許文献1参照)。
前記パイプカッターによれば、前記パイプ受部材に切断対象のパイプを受けさせた状態で、前記作動機構によって前記刃保持部を前記パイプ受部材に対して接近させる。そして、前記パイプの外周面に前記ローラ刃の外周縁を所定の圧力で押し当てた状態で前記パイプカッター全体を前記パイプの周面に沿って回転(前記パイプの中心軸周りに回転)させることで、該パイプを切断することができる。
特開2007−98545号公報
しかし、上述のパイプカッターでは、作動機構によってローラ刃をパイプの外周面に押し当てたときの圧力によって、切断されたパイプの切断箇所に大きなバリが生じる場合があった。特に、パイプが切断される直前でローラ刃がパイプに押し当てられる力が略0となった場合に、前記バリの発生が顕著になる。
そこで、本発明は、パイプの切断時に、バリの生じ難いパイプカッターを提供することを課題とする。
本発明に係るパイプカッターは、パイプを該パイプの中心軸周りに回転可能に受けるパイプ受部材と、円盤状のローラ刃を、前記パイプ受部材が受けているパイプの中心軸と同方向に延びる軸線周りに回転可能に保持することができる刃保持部材と、前記刃保持部材を前記パイプ受部材に対して接離させる作動機構と、を備え、前記作動機構は、前記刃保持部材から延び、且つ先端から該刃保持部材に向かって延びるネジ穴が設けられたスライド軸部と、前記スライド軸部の中心軸方向に延びて先端に前記ネジ穴と螺合するネジ部を有する回動軸部であって、前記中心軸周りに回動可能な回動軸部を備える操作部と、前記スライド軸部を、前記中心軸周りの回動を防ぎつつ該中心軸方向への移動を許容するように保持すると共に、前記操作部を、前記中心軸回りの回動を許容するように保持する保持部と、前記回動軸部を該回動軸部の周方向に囲んで該回動軸部と共に前記中心軸周りに回動可能な押さえ部材と、弾性変形可能なスプリングコイルであって、前記ローラ刃が前記パイプに当接した状態で前記パイプ受部材と前記刃保持部材とを接近させるように前記操作部を操作するのに伴って弾性変形の変形量が増大すると共に、弾性変形による弾発力によって前記刃保持部材を前記パイプ受部材に向けて付勢するスプリングコイルと、を有し、前記回動軸部は、前記中心軸方向における前記押さえ部材より前記刃保持部材に近い位置において前記中心軸と直交する方向に拡がるフランジ部を有し、前記スプリングコイルは、螺旋中心に沿って前記回動軸部を挿通された状態で前記押さえ部材と前記フランジ部との間に配置され、前記ローラ刃が前記パイプに当接していないときに弾性変形している。
かかる構成によれば、スプリングコイルの弾発力によってローラ刃をパイプに押し当てて該パイプを切断するときに、前記弾発力が最も小さくなっても、所定の弾発力(ローラ刃がパイプに当接していない状態でのスプリングコイルの弾性変形による弾発力)によってパイプ受部材又は刃保持部材のいずれか一方の部材が他方の部材に対して付勢され、これにより、ローラ刃がパイプに所定の力で押し当てられるため、切断箇所におけるバリの発生を効果的に防ぐことができる。
また、パイプ受部材が受けているパイプにローラ刃を当接させるときに、刃保持部材がパイプ受部材に対して接近する(即ち、パイプを受けているパイプ受部材を動かす構成でない)ため、操作部を操作したときのパイプ受部材からのパイプのずれが抑えられる。
また、操作部を回転させるといった簡単な操作によってスライド軸部を中心軸方向に往復動(スライド)させ、これにより、刃保持部材をパイプ受部材に対して接離させることができる。
また、スプリングコイルが回動軸部の周囲を囲むように(螺旋中心に沿って回動軸部を挿通された状態で)配置されるため、スプリングコイルのみが配置されるスペースを設けて該スペースに付勢部材を配置する場合に比べ、スプリングコイルの配置スペースの省スペース化を図りつつスプリングコイルの螺旋中心方向の長さを確保することができる。
また、スプリングコイルの両端が当接する押さえ部材及びフランジ部が回動軸部の回動に伴って回動するためスプリングコイルも回動軸部と共に回動し、これにより、押さえ部材とフランジ部との間に配置されたスプリングコイルが常に弾性変形した状態であっても操作部の回転操作がスプリングコイルの弾発力によって阻害されない。
前記パイプカッターでは、前記作動機構は、前記操作部を固定可能な固定部を有してもよい。
かかる構成によれば、操作部が固定できるため、ローラ刃をパイプに押し当てた状態でパイプカッター全体をパイプの周方向に回転させるときに、操作部を持って回転させても、操作部の誤操作(操作部を必要以上に回転させてローラ刃がパイプに押し当てられる力が大きくなりすぎたり小さくなりすぎたりすること)を確実に防ぐことができる。
以上より、本発明によれば、パイプの切断時に、バリの生じ難いパイプカッターを提供することができる。
図1は、本実施形態のパイプカッターの斜視図である。 図2は、前記パイプカッターの縦断面図である。 図3は、前記パイプカッターにおける図2のIII−III位置の断面図である。 図4は、前記パイプカッターにおける図2のIV−IV位置の断面図である。 図5は、前記パイプカッターにおける図2のV−V位置の断面図である。 図6は、前記パイプカッターのグリップを取り外した状態の斜視図である。 図7は、前記グリップの斜視図である。 図8は、前記グリップの縦断面図である。 図9は、前記パイプカッターの使用状態を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図9を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るパイプカッターは、例えば、銅やアルミニウム等の軟質金属製のパイプを切断するために用いられる。このパイプカッターは、図1及び図2に示すように、パイプPを受ける(支持する)パイプ受部材2と、円盤状のローラ刃3と、ローラ刃3を保持する刃保持部(刃保持部材)4と、パイプ受部材2と刃保持部4とを相対移動させる作動機構部(作動機構)5と、を備える。また、パイプカッター1は、パイプ受部材2と作動機構部5とを連結するフレーム6を備える。
このフレーム6は、第一支持部61と、第一支持部61と間隔を空けて対向する第二支持部62と、第一支持部61の一端(図2における左端)と第二支持部62の一端(図2における左端)とを連結する連結部63と、を含む。フレーム6は、第一支持部61の他端(図2における右端)と第二支持部62の他端(図2における右端)との間から該フレーム6で囲まれた領域内にパイプPを配置(挿入)できる。本実施形態のフレーム6では、第一支持部61に、パイプ受部材2が配置され、第二支持部62に、作動機構部5が配置されている。
パイプ受部材2は、パイプPを該パイプの中心軸Cp周りに回転可能に受ける(支持する)。本実施形態のパイプ受部材2は、フレーム6の第一支持部61の他端に設けられた複数(本実施形態の例では二つ)の回転ローラ21である。各回転ローラ21は、回転軸22と、円柱面形状の外周面を有するローラ本体23とをそれぞれ有する。ローラ本体23は、回転軸22周りに回動自在である。これら複数の回転ローラ21は、回転軸22が互いに平行となるように配置されている。パイプ受部材2は、各回転ローラ21の回転軸22とパイプPの中心軸Cpとが平行となった状態で、各ローラ本体23の外周面にパイプPの外周面が接するようにパイプを受ける(図2参照)。
ローラ刃3は、円盤状の刃であり、刃保持部4に取り付けられる。
刃保持部4は、パイプ受部材2が受けているパイプPの中心軸Cpと同方向に延びる回転軸(軸線)41を有し、ローラ刃3を、回転軸41周りに回転自在に保持する。本実施形態の刃保持部4は、ローラ刃を着脱可能に保持する。
作動機構部5は、パイプ受部材2又は刃保持部4のいずれか一方の部材(又は部位)を他方の部材(又は部位)に対して接離させる。これにより、パイプ受部材2と、刃保持部4に保持されたローラ刃3と、の間隔を変化させることができる。この作動機構部5は、パイプ受部材2と刃保持部4との接離を操作する操作部52と、刃保持部4をパイプ受部材2に支持されたパイプに向けて直接又は間接に付勢する付勢部材54と、を有する。具体的に、作動機構部5は、刃保持部4から延びるスライド軸部51と、スライド軸部51をパイプ受部材2に向けて移動(スライド)させる操作部52と、付勢部材54を弾性変形した状態で押さえるバネ押さえ部材(押さえ部材)53と、スライド軸部51を介して刃保持部4を付勢する付勢部材54と、フレーム6に接続されて操作部52を保持する保持部55と、を有する。
スライド軸部51は、刃保持部4から延びる部位である。スライド軸部51には、その先端(図2における上端)から刃保持部4に向かって延びるネジ穴511が設けられている。スライド軸部51における中心軸Cと直交する断面形状(詳しくは断面の周縁形状)は、図3にも示すように、非円形(本実施形態の例では、正方形)である。この断面形状により、スライド軸部51が保持部55に対して中心軸C方向に往復動(スライド)するときに、スライド軸部51の中心軸C周りの回動が規制される。尚、本実施形態のパイプカッター1では、刃保持部4とスライド軸部51とが一体であるが、この構成に限定されない。刃保持部4とスライド軸部51とが別体でもよい。
操作部52は、スライド軸部51の中心軸C周りに回動可能である。本実施形態の操作部52は、回転操作されることで刃保持部4をパイプ受部材2に対して接離させる。この操作部52は、回動可能な回動軸部56と、回動軸部56を回転操作するグリップ57と、を有する。また、操作部52は、グリップ57の回転操作を回動軸部56に伝達する伝達部材58も有する。
回動軸部56は、スライド軸部51の中心軸C方向に延び、且つ該中心軸C周りに回動可能な回動軸本体560と、回動軸本体560の一端(図2における下端)に設けられ、且つスライド軸部51のネジ穴511と螺合するネジ部561と、を有する。この回動軸部56のネジ部561とスライド軸部51のネジ穴511との螺合によって、回動軸部56が中心軸C周りに回動することで、回動軸部56に対してスライド軸部51が中心軸C方向に往復動(スライド)する。本実施形態のパイプカッター1では、刃保持部4からパイプ受部材2に向かう方向に見て、回動軸部56が時計回りに回転したときに、スライド軸部51がパイプ受部材2と接近する方向に移動し、回動軸部56が反時計回りに回転したときに、スライド軸部51がパイプ受部材2と離れる方向に移動する。本実施形態のパイプカッター1では、例えば、回動軸部56が1回転すると、スライド軸部51が中心軸C方向に1mm移動する。
回動軸本体560は、図4にも示すように、円柱状の部位であり、中心軸C方向の途中位置に径方向に拡がるフランジ部(フランジ)562を含む。本実施形態の回動軸本体560では、フランジ部562に対して回動軸部56の一端側(図2における下側)の第一部位563の径が、フランジ部562に対して回動軸部56の他端側(図2における上側)の第二部位564の径より小さい。この回動軸本体560の第一部位563の先端部(回動軸部56の他端:図2における上端)には、外先端部の外周面を周方向に囲むようにバネ押さえ部材53が配置されている。このバネ押さえ部材53とフランジ部562との間に付勢部材54が配置される。バネ押さえ部材53とフランジ部562との間隔は、付勢部材(本実施形態の例ではコイルスプリング)54の自然長(弾性変形していない状態の長さ)より小さい。
バネ押さえ部材53は、回動軸部56を周方向に囲んでいる。このバネ押さえ部材53は、回動軸部56と共に中心軸C周りに回動可能である。また、バネ押さえ部材53は、回動軸部56に対して中心軸C方向に移動(本実施形態の例では摺動)可能である。そして、バネ押さえ部材53は、上述のように、回動軸本体560のフランジ部562との間に、付勢部材54を挟み込む。具体的に、バネ押さえ部材53は、筒状である。詳しくは、バネ押さえ部材53は、短筒状の小径部531と、小径部531の一端から径方向に拡がる大径部532とを有する。小径部531の外径は、保持部55に設けられた貫通孔555の内径と同じ若しくは僅かに小さく、大径部532の外径は、貫通孔555の内径より大きい。このバネ押さえ部材53は、小径部531を保持部55の貫通孔555に挿入し、大径部532を付勢部材54に当接させた状態で配置される。
伝達部材58は、中心軸Cと直交する方向に拡がる板状の部材であり、回動軸部56の他端に固定される。本実施形態の伝達部材58は、ネジによって回動軸部56に固定されている。この伝達部材58の外周縁には、図1、図5及び図6に示すように、複数の凸部581が周方向に間隔を空けて並んでいる。即ち、伝達部材58は、歯車状の輪郭形状を有している。
グリップ57は、中心軸C周りに回動可能で、且つ中心軸C方向に往復動(スライド)可能に保持部55に取り付けられた部材である。本実施形態のグリップ57は、図1、図2、図7及び図8に示すように、筒状の部材であり、その内径は、回動軸部56の外径より大きい。グリップ57の内周面571には、中心軸C方向の途中位置に、内周面571の全周に亘って周方向に延びる凸条572が設けられている。中心軸C方向における凸条572の頂部位置でのグリップ57の内径は、保持部55の外周面に設けられた樹脂製のOリング8(図2及び図6参照)の外径より僅かに小さい。一方、中心軸C方向における凸条572を除いた位置の内周面571の内径は、Oリング8の外径より大きい。また、グリップ57の内周面571における凸条572より他端側(図2における上側)の部位には、複数の溝573が設けられている。
複数の溝573のそれぞれは、中心軸C方向に延び、周方向に間隔を空けて並ぶ。これら複数の溝573は、伝達部材58の外周縁と摺動可能に係合する。具体的に、複数の溝573のそれぞれには、伝達部材58の外周縁に設けられた複数の凸部581のそれぞれが入り込む。詳しくは、各溝573の周方向の幅、及び周方向に隣り合う溝573同士の間隔は、伝達部材58の外周縁に設けられた凸部581の周方向の幅、及び周方向に隣り合う凸部581同士の間隔と対応する。また、各溝573の幅は、中心軸C方向の各位置において同じである。このような溝(グリップ57の内周面571の各溝)573に伝達部材58の外周縁の凸部581がそれぞれ入り込むことで、グリップ57と伝達部材58との中心軸C周りの相対回転が規制される。即ち、グリップ57の回転操作に伴って該グリップ57と一緒に伝達部材58も中心軸C周りに回動する。これにより、グリップ57の回転操作が伝達部材58を介して回動軸部56に伝達される。また、グリップ57は、中心軸C方向に移動する際には、各溝573によって案内される。
また、グリップ57の内周面571における一端(図2における下端)には、第一係合部574が設けられている。この第一係合部574は、保持部55に設けられた第二係合部59と係合可能である。
第一係合部574は、中心軸C方向の凹凸が周方向に繰り返される形状を有する。本実施形態の第一係合部574は、内周面571における一端側の端部領域571Aと、該端部領域571Aと隣接し且つ該端部領域571Aより内径の小さな隣接領域571Bとの段差によって構成されている。具体的に、第一係合部574は、一端側に向けて突出する複数の凸部575を有する。複数の凸部575は、周方向に間隔を空けて並んでいる。本実施形態の凸部575では、刃保持部4からパイプ受部材2に向かう方向に見たときに、反時計回り方向を向く面(傾斜面)575Aが中心軸Cに対して傾斜しており、時計回り方向を向く面(平行面)575Bが中心軸Cに対して平行である。傾斜面575Aは、凸部575の基部が先端部より反時計回り方向に進んだ位置となるように傾斜する。
付勢部材54は、弾性変形可能である。この付勢部材54は、ローラ刃3がパイプ受部材2に支持されたパイプPに当接した状態でパイプ受部材2と刃保持部4とを接近させるように操作部52を操作するのに伴って弾性変形の変形量が増大すると共に、弾性変形による弾発力によって刃保持部4をパイプ受部材2に向けて付勢する。本実施形態の付勢部材54は、上述のように、スプリングコイルであり、回動軸部56、スライド軸部51及び刃保持部4を介してローラ刃3を付勢する。
具体的に、付勢部材54は、螺旋中心に沿って回動軸部56(詳しくは、第二部位564)を挿通された状態でフランジ部562とバネ押さえ部材53との間に配置される。この状態において、上述のようにバネ押さえ部材53とフランジ部562との間隔が付勢部材54の自然長より小さいため、付勢部材54は、螺旋中心方向(中心軸C方向)に弾性変形した状態で配置される。また、回動軸部56が他端側に移動すると、バネ押さえ部材53は、大径部532が保持部55の貫通孔555を通過できないため、保持部55の貫通孔555の周縁部によって前記一端側への移動を規制される。これにより、バネ押さえ部材53とフランジ部562との間隔が小さくなり、この間隔の減少に伴って付勢部材54の弾性変形の変形量が増大する。
保持部55は、スライド軸部51を、中心軸C周りの回動を防ぎつつ中心軸C方向への移動(往復動)を許容するように保持すると共に、操作部52を、中心軸C周りの回動を許容するように保持する。本実施形態の保持部55は、操作部52の中心軸C方向への移動(往復動)も許容する。保持部55には、中心軸C方向に貫通する中空部551が形成されている。保持部55の中空部551を挿通するように、スライド軸部51及び回動軸部56が配置されると共に、保持部55の外側に該保持部55を周方向に囲むようにグリップ57が配置される。
保持部55は、中空部551を規定する内周面552を有する。内周面552は、スライド軸部51の非円形の断面形状に対応する形状を有する。具体的に、内周面552は、中心軸C方向のスライド軸部51の往復道(スライド)を許容すると共に、中心軸C周りのスライド軸部51の回動を規制(阻止)する形状を有する。本実施形態の内周面552は、図3及び図4に示すように、スライド軸部51の断面(正方向の断面)における四隅(四つの角部)に対応する四つの溝553を有する。各溝553は、中心軸C方向に延び、スライド軸部51の四隅に沿った断面形状(V字状の断面形状)を有する。
また、作動機構部5は、上述のように、保持部55の周囲に配置される第二係合部59を有する。第二係合部59は、図6に示すように、中心軸C方向の凹凸が周方向に繰り返される形状を有する。この凹凸は、グリップ57の第一係合部574の凹凸と対応する(噛み合う)形状である。具体的に、本実施形態の第二係合部59は、外周面における他端側(図6における上側)の端部領域591と、該端部領域591と隣接し且つ該端部領域591より外径の大きな隣接領域592との段差によって構成されている。詳しくは、第二係合部59は、他端側に向けて突出する複数の凸部593を有する。複数の凸部593は、周方向に間隔を空けて並んでいる。各凸部593の周方向の幅は、第一係合部574の周方向に隣り合う凸部575間の間隔と対応し、周方向に隣り合う各凸部593間の間隔は、第一係合部574の凸部575の周方向の幅と対応する。本実施形態の凸部593では、刃保持部4からパイプ受部材2に向かう方向に見たときに、時計回り方向を向く面(傾斜面)593Aが中心軸Cに対して傾斜しており、反時計回り方向を向く面(平行面)593Bが中心軸Cに対して平行である。傾斜面593Aは、凸部593の基部が先端部より時計回り方向に進んだ位置となるように傾斜する。この傾斜面593Aの中心軸Cに対する角度は、第一係合部574の凸部575の傾斜面575Aの中心軸Cに対する角度と同じである。
この第二係合部59は、グリップ57の第一係合部574と共に、操作部52の中心軸C周りの回動を規制することができる(即ち、操作部52を固定することができる)固定部7を構成する。この固定部7の開放及び固定(係合)動作について、詳しくは、以下の通りである。
第一係合部574と第二係合部59とが噛み合った状態(即ち、第一係合部574の各凸部575が、第二係合部59の凸部593間に嵌り込むと共に、第二係合部59の各凸部593が、第一係合部574の凸部575間に嵌り込んだ状態)では、刃保持部4からパイプ受部材2に向かう方向に見てグリップ57を時計回りに回転させようとしても、第一係合部574の凸部575の平行面575Bと、第二係合部59の凸部593の平行面593Bとが当接しているため、グリップ57を回転させることができない。即ち、この状態では、操作部52が固定されている。このとき、内周面571の凸条572は、Oリング8より一端側(図2における下側)に位置している。以下では、この状態のグリップ57の位置を係合位置という。
一方、グリップ57が係合位置のときに、グリップ57を反時計回りに回転させると、第一係合部574の凸部575の傾斜面575Aと、第二係合部59の凸部593の傾斜面593Aとが当接しているが、中心軸Cに対してそれぞれ同じ方向且つ同じ角度で傾斜しているため、グリップ57と第二係合部59とに中心軸C方向に互いに離れる方向の力が加わる。これにより、グリップ57が第二係合部59に対して他端側(図2の上側)に移動する。これにより、内周面571の凸条572がOリング8と伝達部材58との間まで移動する(以下では、この状態のグリップ57の位置を開放位置という。)。グリップ57が開放位置になると、第一係合部574と第二係合部59とが中心軸C方向において離れ(噛み合った状態が解かれ)、グリップ57の時計回り及び反時計回りへの回動が自在となる。
尚、グリップ57を係合位置から開放位置に移動させるときに、内周面571の凸条572がOリング8と伝達部材58との間に移動するまで、グリップ57を、中心軸C方向の他端側に真っ直ぐ(中心軸C周りに回転させずに)引っ張って移動させてもよい。また、内周面571における凸条572の頂部の位置での内径がOリング8の外径より小さいため、作業者等によって所定の力以上の力が加わらないと、グリップ57は、内周面571の凸条572がOリング8より一端側となる位置まで移動(スライド)しない。このため、グリップ57が開放位置にあるときには、前記所定の力が加わるまで、グリップ57が開放位置に維持される。同様に、グリップ57が係合位置にあるときには、前記所定の力が加わるまで、グリップ57が係合位置に維持される。
また、グリップ57を中心軸C方向の一端側(図2における下側)に向けて押し込む(移動させる)ことで、第一係合部574と第二係合部59とが噛み合い、これにより、グリップ57が固定される。即ち、グリップ57が係合位置となる。
以上のように構成されるパイプカッター1では、以下のようにしてパイプPを切断する。
先ず、パイプPがパイプ受部材2に配置される。パイプ受部材2がパイプPを受けた状態で、グリップ57を、刃保持部4からパイプ受部材2に向かう方向に見て時計回りに回転させる。このとき、スライド軸部51の回転が保持部55の内周面552によって規制されているため、回動軸部56(ネジ部561)が回転することによって、スライド軸部51がパイプ受部材2側に移動する。これにより、ローラ刃3がパイプPに接近する。このとき、グリップ57が係合位置にある場合は、グリップ57を開放位置に移動(スライド)させた後、グリップ57を前記時計回りに回転させてローラ刃3をパイプに接近させる。
ローラ刃3がパイプPに当接すると、その時点から、グリップ57を所定量だけ前記時計回りに更に回転させる。例えば、本実施形態では、ローラ刃3がパイプPに当接後、グリップ57を1回転させる。このとき、ローラ刃3がパイプPと当接しておりパイプ受部材2側に移動できないため、図9に示すように、回動軸部56が伝達部材58と共にスライド軸部51に対して他端側(図9における上側)に移動する。これにより、フランジ部562とバネ押さえ部材53との間隔が狭まり、付勢部材54の弾性変形の変形量が増大する。この状態では、付勢部材54によって、回動軸部56、スライド軸部51及び刃保持部4を介してローラ刃3がパイプP(パイプ受部材2)に向けて付勢されている。即ち、パイプPが刃保持部4に保持されたローラ刃3と、パイプ受部材2と、によって所定の力(前記の付勢力)で挟み込まれている。
この状態で、グリップ57を係合位置に移動させて固定した後、パイプカッター1全体を、パイプPの周方向に(パイプPの中心軸Cp周りに)回転させる。これにより、ローラ刃3の外縁(刃先)が所定の力(前記の付勢力)でパイプPに押し当てられた状態でパイプの外周面に沿って周方向に回転(公転)しつつ該回転(公転)に伴ってローラ刃3自体が回転(自転)し、パイプPが切断される。
このように付勢部材54の弾発力によってローラ刃3をパイプPに押し当てて該パイプPを切断するときに、弾発力が最も小さくなっても、本実施形態のパイプカッター1では、所定の弾発力(ローラ刃3がパイプPに当接していない状態での付勢部材54の弾性変形による弾発力)によって刃保持部4がパイプ受部材2に対して付勢されている。これにより、ローラ刃3がパイプPに所定の弾発力以上の力で押し当てられるため、切断箇所におけるバリの発生を効果的に防ぐことができる。詳しくは、以下の通りである。
ローラ刃が付勢部材によって付勢されるパイプカッターであって、ローラ刃がパイプに当接していないときに付勢部材が弾性変形していない(ローラ刃をパイプ受部材に向けて付勢していない)パイプカッターの場合、パイプを切断する時に付勢部材を弾性変形させて弾発力を生じさせても、付勢部材が弾性復帰して弾性変形量が0になると(弾発力が最も小さくなると)、ローラ刃への付勢力が0になる。このため、前記パイプカッターでは、パイプを切断する時に付勢部材を弾性変形させてローラ刃にパイプへ向けた付勢力を付勢しても、パイプが切断される寸前で付勢部材の弾発力が略0(弾性変形の変形量が略0)になってローラ刃に加わる付勢力が略0になる場合がある。この場合、パイプの切断箇所に大きなバリが生じ易い。
これに対し、本実施形態のパイプカッター1は、ローラ刃3がパイプPに当接していない状態でも付勢部材54が弾性変形しているため、パイプPの切断時に弾発力が最も小さくなっても、所定の弾発力(ローラ刃3がパイプPに当接していない状態での付勢部材54の弾性変形による弾発力)によってローラ刃3がパイプPに対して付勢されている。このため、ローラ刃3に加わる付勢力が0になることがなく、パイプPが切断される寸前で弾発力が最小になったとしても、ローラ刃3はパイプPに対して所定の力(前記所定の弾発力)で押し付けられている。その結果、パイプPの切断箇所に大きなバリが生じるのを防ぐことができる。
また、本実施形態のパイプカッター1では、パイプ受部材2が受けているパイプPにローラ刃3を当接させるときに、刃保持部4がパイプ受部材2に対して接近する(即ち、パイプPを受けているパイプ受部材2を動かす構成でない)ため、操作部52を操作したときのパイプ受部材2からのパイプPのずれが抑えられる。
また、本実施形態のパイプカッター1では、操作部52を回転させるといった簡単な操作によってスライド軸部51を中心軸C方向に往復動(スライド)させ、これにより、刃保持部4をパイプ受部材2に対して接離させることができる。
また、本実施形態のパイプカッター1では、付勢部材54が回動軸部56の周囲を囲むように(螺旋中心に沿って回動軸部56を挿通された状態で)配置されている。このため、付勢部材54のみが配置されるスペースを設けて該スペースに付勢部材54を配置する構成に比べ、付勢部材54の配置スペースの省スペース化を図りつつ付勢部材54の螺旋中心方向の長さを確保し易い。
また、本実施形態のパイプカッター1では、付勢部材(スプリングコイル)54の両端が当接するバネ押さえ部材53及びフランジ部562が回動軸部56の回動に伴って回動可能であるため、回動軸部56を回動させたときに付勢部材54も回動軸部56と共に回動する。これにより、バネ押さえ部材53とフランジ部562との間に配置された付勢部材54が常に弾性変形した状態であっても、操作部52の回転操作が付勢部材54の弾発力によって阻害されない。即ち、バネ押さえ部材53が回動部材56と共に回動しない場合、付勢部材54からの弾発力がバネ押さえ部材53に加わった状態で、付勢部材54と、バネ押さえ部材53又はフランジ部562とが相対回転するため、回動軸部56を回動させるために大きな力が必要となるが、本実施形態のパイプカッター1によれば、前記相対回転を生じさせず、これにより、操作部52の回転操作が付勢部材54の弾発力によって阻害されるのを防ぐことができる。
また、本実施形態のパイプカッター1では、操作部52(グリップ57)が固定できる。このため、ローラ刃3をパイプPに押し当てた状態でパイプカッター1全体をパイプPの周方向に回転させるときに、操作部52を持って前記回転させても、操作部52の誤操作(操作部52を必要以上に回転させてローラ刃3がパイプに押し当てられる力が大きくなり過ぎたり小さくなり過ぎたりすること)を確実に防ぐことができる。
尚、本発明のパイプカッターは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態のパイプカッター1は、ローラ刃3を構成要件として備えているが、この構成に限定されない。パイプカッター1は、ローラ刃3を構成要件として備えていなくてもよい。この場合、パイプカッター1は、別途、購入等したローラ刃3を刃保持部4に取り付けた後で使用される。
上記実施形態のパイプカッター1の付勢部材54は、スプリングコイルであるが、この構成に限定されない。付勢部材54は、例えば、板バネ等の他のバネ部材であってもよい。即ち、付勢部材54は、弾性変形可能であり、前記弾性変形によって生じた弾発力によって刃保持部を付勢できるものであればよい。
上記実施形態のパイプカッター1では、付勢部材54が螺旋中心に沿って回動軸部56が挿通された状態で配置されているが、この構成に限定されない。パイプカッター1に付勢部材54を配置するためのスペースが設けられ、該スペースに付勢部材54のみが配置される構成であってもよい。即ち、ローラ刃3がパイプPに接していないときでも、弾性変形しているように付勢部材54が配置され、ローラ刃3がパイプPに接した後に刃保持部(刃保持部材)4とパイプ受部材2とを接近させる方向に操作部52を操作したときに、前記弾性変形の変形量がより大きくなるように配置されていれば、配置場所は限定されない。
上記実施形態のパイプカッター1では、パイプ受部材2に対して刃保持部(刃保持部材)4が接離する構成であるが、この構成に限定されない。パイプカッター1は、刃保持部4に対してパイプ受部材2が接離する構成でもよい。
固定部7の具体的な構成は、限定されない。上記実施形態のパイプカッター1の固定部7では、グリップ57を中心軸C方向に往復道(スライド)させることによって、中心軸C方向に凹凸が繰り返される第一係合部574と第二係合部59とが噛み合い、又は噛み合いが解かれるが、この構成に限定されない。例えば、固定部7は、ネジ部材等の係合部材によって、保持部55に対して操作部52を固定する構成等であってもよい。即ち、固定部7は、保持部55に対して操作部52を解除可能に固定できる構成であればよい。
1…パイプカッター、2…パイプ受部材、21…回転ローラ、22…回転軸、23…ローラ本体、3…ローラ刃、4…刃保持部(刃保持部材)、41…回転軸、5…作動機構部(作動機構)、51…スライド軸部、511…ネジ穴、52…操作部、53…バネ押さえ部材(押さえ部材)、531…小径部、532…大径部、54…付勢部材、55…保持部、551…中空部、552…内周面、553…溝、555…貫通孔、56…回動軸部、560…回動軸本体、561…ネジ部、562…フランジ部、563…第一部位、564…第二部位、57…グリップ、571…内周面、571A…端部領域、571B…隣接領域、572…凸条、573…溝、574…第一係合部、575…凸部、575A…傾斜面、575B…垂直面、58…伝達部材、581…凸部、59…第二係合部、591…端部領域、592…隣接領域、593…凸部、593A…傾斜面、593B…垂直面、6…フレーム、61…第一支持部、62…第二支持部、63…連結部、7…固定部、8…リング、C…中心軸

Claims (2)

  1. パイプを該パイプの中心軸周りに回転可能に受けるパイプ受部材と、
    円盤状のローラ刃を、前記パイプ受部材が受けているパイプの中心軸と同方向に延びる軸線周りに回転可能に保持することができる刃保持部材と、
    前記刃保持部材を前記パイプ受部材に対して接離させる作動機構と、を備え、
    前記作動機構は、
    前記刃保持部材から延び、且つ先端から該刃保持部材に向かって延びるネジ穴が設けられたスライド軸部と、
    前記スライド軸部の中心軸方向に延びて先端に前記ネジ穴と螺合するネジ部を有する回動軸部であって、前記中心軸周りに回動可能な回動軸部を備える操作部と、
    前記スライド軸部を、前記中心軸周りの回動を防ぎつつ該中心軸方向への移動を許容するように保持すると共に、前記操作部を、前記中心軸回りの回動を許容するように保持する保持部と、
    前記回動軸部を該回動軸部の周方向に囲んで該回動軸部と共に前記中心軸周りに回動可能な押さえ部材と、
    弾性変形可能なスプリングコイルであって、前記ローラ刃が前記パイプに当接した状態で前記パイプ受部材と前記刃保持部材とを接近させるように前記操作部を操作するのに伴って弾性変形の変形量が増大すると共に、弾性変形による弾発力によって前記刃保持部材を前記パイプ受部材に向けて付勢するスプリングコイルと、を有し、
    前記回動軸部は、前記中心軸方向における前記押さえ部材より前記刃保持部材に近い位置において前記中心軸と直交する方向に拡がるフランジ部を有し、
    前記スプリングコイルは、螺旋中心に沿って前記回動軸部を挿通された状態で前記押さえ部材と前記フランジ部との間に配置され、前記ローラ刃が前記パイプに当接していないときに弾性変形している、パイプカッター。
  2. 前記作動機構は、前記操作部を固定可能な固定部を有する、請求項に記載のパイプカッター。
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