JP2002018636A - ラチェット式パイプカッター - Google Patents

ラチェット式パイプカッター

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JP2002018636A
JP2002018636A JP2000198207A JP2000198207A JP2002018636A JP 2002018636 A JP2002018636 A JP 2002018636A JP 2000198207 A JP2000198207 A JP 2000198207A JP 2000198207 A JP2000198207 A JP 2000198207A JP 2002018636 A JP2002018636 A JP 2002018636A
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coil spring
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Shoichiro Kimura
祥一郎 木村
Genichirou Suzuki
厳一郎 鈴木
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Kyoto Tool Co Ltd
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Kyoto Tool Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D21/00Machines or devices for shearing or cutting tubes
    • B23D21/06Hand-operated tube-cutters
    • B23D21/08Hand-operated tube-cutters with cutting wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業スペースが広い場所においては作業効率
の良いロータリー式パイプカッターとして使用でき、作
業スペースの狭い場所においてはラチェット式パイプカ
ッターとして使用できるパイプカッターを提供する。 【解決手段】 グリップ部と一対の側面視C字状先端部
とからなる本体と、当該一対の先端部間に装着された側
面視C字状回転体と、当該回転体に摺動可能に装着され
た摺動体と、当該摺動体に装着された切断刃とから構成
されてなるパイプカッターであって、本体の先端部と回
転体とがラチェット機構を構成していると共に一対のロ
ーラが開口部を望むように回転体に軸着されており、摺
動体内にはコイルスプリングが装着されて切断刃は一対
のローラと対面して該コイルスプリングの中心軸線から
横方向の離れた位置に位置付けられており、切断刃が被
切断パイプをコイルスプリングの弾発力により連続的に
押圧するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業者がグリップ
部を手で持って鋼管、銅管、鉛管及びステンレス管等の
パイプを切断するパイプカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、パイプカッターにはロータ
リー式とラチェット式とがあり、実用新案登録第254
9045号公報には、コイルスプリングを該コイルスプ
リング元端から先端に向かって付勢させてコイルスプリ
ングの中心軸線上の該先端側にローラ刃を位置付け、一
対の支持ローラと当該ローラ刃とによってパイプを挟持
してカッター本体を該パイプに対して公転させながらコ
イルスプリングの弾性復元力によりローラ刃をパイプに
対して連続的に押圧しながら切断するロータリー式パイ
プカッターが開示されている。
【0003】また、特許第2509869号公報には、
開口部を有する先端を相対向するよう二股状に形成し、
その内面にラチェット係止爪を装着し、かつラチェット
ホイル送りピンを固着した本体と、一方に開口部を設け
るとともに内周にギヤを刻設したリムを両面周縁に立設
した回転体と、回転体に装着した2ヶの受けローラー、
及びラチェットホイル付きねじ杆により摺動体を介して
進退自在に装着された切断刃とから構成すると共に、ね
じ杆先端のラチェットホイルの形状を断面略卍形でかつ
はす歯形状とし、かつ前記2ヶの受けローラーの少なく
とも一方にローラーと軸心を同じくしてストッパを設け
たラチェット式パイプカッターが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記ロータリー式パイ
プカッターは、パイプ切断作業中においてパイプにロー
ラ刃を押圧しなおす無駄な操作が無いために効率良くパ
イプを切断できるという利点があるが、パイプに対して
工具全体を回転させなければならず、作業スペースの狭
い場所では使用できないという問題点があった。
【0005】また、前記ラチェット式パイプカッター
は、ラチェット機構により回転体のみをパイプに対して
回転させてパイプを切断するので、ロータリー式パイプ
カッターでは切断作業ができない作業スペースの狭い場
所においても作業できるという利点があるが、回転体を
本体に対して一回転させることによって切断刃をパイプ
の軸心方向にねじ送りするものであった。
【0006】そこで、本発明者は、作業スペースが広い
場所においては作業効率の良いロータリー式パイプカッ
ターとして使用することができ、パイプに対して工具全
体を回転させることができない作業スペースの狭い場所
においてはラチェット式パイプカッターとして使用する
こともできる両方式の利点を兼ね備えたパイプカッター
を提供することを技術的課題として、その具現化をはか
るべく研究・実験を重ねた結果、ラチェット方式を採用
してパイプカッターの切断刃送り出し機構にコイルスプ
リングを使用し、当該コイルスプリングの中心軸線から
横方向に離れた位置に切断刃を位置付けて切断するパイ
プをコイルスプリングの弾発力により当該中心軸線と平
行に押圧すれば、コイルスプリングの収納部を本体から
はみ出して設ける必要がなく、作業スペースの狭い場所
においては、従来通りにラチェット式パイプカッターと
して使用でき、また、作業スペースが広い場所において
は、回転体を本体に対して一回転させなくてもコイルス
プリングの弾発力により切断刃を継続的にパイプに向か
って送り出すことができ、しかも工具全体をコンパクト
にできるという刮目すべき知見を得、前記技術的課題を
達成したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題は、次の
通りの本発明によって解決できる。
【0008】即ち、本発明に係るパイプカッターは、グ
リップ部及び該グリップ部の先両側壁が二股状に伸びて
本体側開口部を有して対面する一対の側面視C字状先端
部からなる本体と、当該一対の先端部間にリムを介して
回転可能に装着された側面視C字状回転体と、当該回転
体に摺動可能に装着された摺動体と、当該摺動体に装着
された切断刃とから構成されてなるパイプカッターであ
って、前記本体の側面視C字状先端部にはラチェット係
止爪が弾発して設けられていると共に前記回転体のリム
内周面には前記ラチェット係止爪と係合するギヤが刻設
されてラチェット機構を構成しており、前記回転体には
一対のローラが前記本体側開口部に一部はみ出した状態
で該開口部を望むように回動自在に軸着されており、前
記摺動体内にはコイルスプリングが装着され、前記切断
刃は前記開口部を挟んで一対のローラと等距離位置で対
面して該コイルスプリングの中心軸線から横方向の離れ
た位置に位置付けられており、前記切断刃が前記開口部
に挿入されて当該一対のローラに当接される被切断パイ
プを前記コイルスプリングの弾発力により前記中心軸と
平行に連続的に押圧するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0010】実施の形態1.
【0011】図1は本発明に係るパイプカッターを示し
た正面図であり、図2は図1に示すパイプカッターを示
した底面図であり、図3は図1に示すパイプカッターに
おける回転体の平面図であり、図4は図1に示すパイプ
カッターの本体先端部におけるラチェット係止爪を示し
た説明図であり、図5は図2に示すパイプカッターのA
−A線縦断面図であり、図6は回転体の構造を説明する
分解斜視図であり、図7は回転体における摺動体の動き
を示した縦断面図であり、これらの図において、1は、
パイプの切断作業時に作業員が把持するグリップ部2及
び該グリップ部2の先両側壁3,3が二股状に伸びて対
面する本体側開口部4,4’を有する一対の側面視C字
状先端部5,5’からなる本体6と、当該先端部5,
5’の間に回転可能に装着された側面視C字状回転体7
と、当該回転体7に摺動可能に装着された摺動体8と、
当該摺動体8に装着された切断刃27とから構成された
パイプカッターである。そして、前記先端部5,5’の
片側先端部5の奥湾曲部内面9には、図4に示すよう
に、ラチェット係止爪10,10がねじりコイルバネ1
1,11によって同一方向に付勢され、ねじりコイルバ
ネ11,11の弾発力をピン12,12により阻止した
状態で離して軸着されており、当該先端部5,5’の両
内面には、該先端部5,5’の外周縁を残してラチェッ
ト係止爪10,10を避けて一周する同心円状ガイド1
3,13が対称に形成されている。
【0012】前記回転体7は、図6に示すように、幅狭
円筒の両端部にリム14,14’を形成して該リム1
4,14’を残して内包に形成された両側壁に前記開口
部4,4’と略同一形状の開口部15を形成するように
該幅狭円筒の周壁を含んで開口した側面視C字形状の前
部16と、当該開口部15の奥湾曲部側周壁内部が前記
摺動体8を摺動可能に装着できる形状になっていると共
に収納できるように外形コ字形状に迫り出した後部17
とからなる略C字型ケース体18と、前記前部16の片
側壁の一方内面に回動自在に並べて軸着された一対のロ
ーラ19,19とから構成されており、当該ローラ1
9,19は前部16の開口部15に挿入された被切断パ
イプ(図7参照)20を支持できるように、図3に示す
ように、ローラ19,19が一部開口部15へはみ出し
た状態となっており、当該ローラ19,19側の幅狭円
筒周壁と相対する反対側の幅狭円筒周壁は、図6に示す
ように、前記摺動体8を挿着できるように前記両側壁を
残して後部17を含んで開口し、ローラ19,19側の
幅狭円筒周壁に形成されている後部17の上面には後述
する送りねじ30を通す丸穴21が設けられている。そ
して、前記リム14の内周面には、図3に示すように、
ラチェット係止爪10,10と係合するギヤ22が刻設
されており、回転体7のギヤ22と本体6のラチェット
係止爪10,10とは、回転体7が本体6に対して一方
向(図5において、矢印X方向)にのみ回転可能にラチ
ェット係合するようになっている。
【0013】前記摺動体8は、図6に示すように、上面
が前記送りねじ30を通すケース体18上面側丸穴21
に合う丸穴23を設けてふさがれて底面が開口した角形
筒状ホルダー24と底面側両側壁から該角形筒状ホルダ
ー24の長手方向に対して直角に突出した二股軸受支持
片25,25とにより形成されている側面視L字型切断
刃ホルダー26と、当該両軸受支持片25,25間に回
動自在に軸着された切断刃27と、前記角形筒状ホルダ
ー24内に遊びを有して挿入されたスプリング28と、
先端に摘まみノブ29を設けた前記ボルト状送りねじ3
0と、前記角形筒状ホルダー24の内周形状と同一形状
で該角形筒状ホルダー24内を往復動できる外周形状を
有して中央に前記送りねじ30先端を螺着するナット筒
を設けた送りナット31と、前記角形筒状ホルダー24
の開口側端内周に該送りナット31を介してスプリング
28を押圧した状態で固定するCリング止め輪32とか
ら構成されている。そして、前記支持片25,25が突
出した角形筒状ホルダー24の両側壁には該角形筒状ホ
ルダー24の長手方向に向かって走る凸状ガイド部33
が底面端から上面端まで形成されていると共に、当該凸
状ガイド部33の上面には、溝状ガイド部34が当該底
面端から上面端にとどかない位置まで形成されている。
【0014】従って、前記回転体7において、摺動体8
を摺動可能に装着する該回転体7の後部17内壁には、
角形筒状ホルダー24の凸状ガイド部33が嵌まった状
態で通る案内溝部35が形成されており、当該案内溝部
35内の当該後部17内壁の開口端には、送りねじ30
の巻き戻しすぎにより送りねじ30と送りナット31と
の螺合が解除されたときに摺動体8がケース体18から
脱落しないように突出部36が形成されている。
【0015】そして、前記摺動体8は、図6に示すよう
に、ケース体18の後部丸穴21から通した送りねじ3
0の先端を角形筒状ホルダー24の丸穴23に通し、さ
らに、スプリング28を通した状態で角形筒状ホルダー
24内に挿着して送りねじ30の先端を送りナット31
に螺着した後、送りねじ30のボルト部37とスプリン
グ28と送りナット31とを角形筒状ホルダー24に収
納してCリング止め輪32を角形筒状ホルダー24に固
定した状態にてケース体18の後部17に摺動可能に装
着されている(図7参照)。なお、止め輪32は、角形
筒状ホルダー24に挿入されたスプリング28と送りナ
ット31が該角形筒状ホルダー24内から抜け落ちるの
を防止している。
【0016】ケース体18に装着された摺動体8の切断
刃27は、開口部15を挟んで該ケース体18のローラ
19,19と等距離位置で対面し、摺動体8の送りねじ
30を回すことにより送りねじ30と螺合する送りナッ
ト31が該送りねじ30のノブ29に向かって幅寄せさ
れて角形筒状ホルダー24内のスプリング28が該送り
ねじ30のノブ29方向へ付勢され、スプリング28の
中心軸線上にある該送りねじ30の先端側から横方向に
離れた位置に位置付けられた切断刃27が、ローラ1
9,19に当接された被切断パイプ20をスプリング2
8の弾発力により前記中心軸線と平行に連続的に押圧す
る。
【0017】ケース体18の後部背面に形成された凹部
38には予備切断刃39がボルト40により取り外し可
能に固着されている。
【0018】なお、角形筒状ホルダー24の形状は、四
角形以外の角形(例えば、五角形、六角形)であっても
よい。
【0019】次に、動作(作用)について説明する。
【0020】本体6の開口部4,4’と回転体7の開口
部15とによってできた開口に被切断パイプ20を挿入
してケース体18のローラ19,19に当接する(図7
の(a)参照)。そして、送りねじ30を回して摺動体
8の切断刃27を被切断パイプ20に当接させる(図7
の(b)参照)。切断刃27が被切断パイプ20に当接
した後に送りねじ30をさらに回しても切断刃27が被
切断パイプ20に当接しているので、摺動体8は移動し
ないが、送りねじ30に螺合した送りナット31がねじ
送り作用により幅寄せされて、それに伴ってスプリング
28が角形筒状ホルダー24上面内部と送りナット31
との間で圧縮される(図7の(c)参照)。前記圧縮さ
れたスプリング28の弾発力により切断刃27が被切断
パイプ20に対して連続的に押圧された状態となるの
で、切断刃27による切り込みと連続して該切断刃27
が被切断パイプ20に向かって送り出されることとな
る。
【0021】被切断パイプ20を固定した状態で本体6
のグリップ部2を持って、当該本体6を図5に示す矢印
Y方向に回転させると、本体6のラチェット係止爪1
0,10が回転体7の一方のリム14に刻設されたギヤ
22に係止されているため、グリップ部2を回した分だ
け切断刃27が被切断パイプ20外周を回って該被切断
パイプ20外周に切り込みが刻入され、続いて、本体6
のグリップ部2を矢印Y方向とは反対方向に戻せば、被
切断パイプ20を保持した回転体7の外周を本体6のみ
が空転する。
【0022】従って、作業スペースの狭い場所において
は、前記動作を繰り返すことにより回転体7のみが被切
断パイプ20外周を周回し、スプリング28の弾発力に
より切断刃27が継続的に被切断パイプ20に向かって
送り出される状態となっているので、回転体7の周回動
作により切断刃27が被切断パイプ20に食い込んで被
切断パイプ20外周に切り込みが刻入され、該被切断パ
イプ20が切断される。
【0023】また、工具全体を被切断パイプ20に対し
て周回させることができる作業スペースの広い場所にお
いては、本体6を連続的に矢印Y方向に回転させれば、
グリップ部2を回した分だけ切断刃27が被切断パイプ
20外周を回って該被切断パイプ20外周に切り込みが
刻入され、スプリング28の弾発力により切断刃27が
継続的に被切断パイプ20に向かって送り出される状態
となっているので、ラチェット機構の作用なしに工具全
体の周回動作により切断刃27が被切断パイプ20に食
い込んで被切断パイプ20外周に切り込みが刻入され、
該被切断パイプ20が切断される。
【0024】実施の形態2.
【0025】本実施の形態は、前記実施の形態1の変形
例であり、図8は本実施の形態に係るパイプカッターに
おける摺動体を示した斜視図であり、同図において、図
1〜図7と同一符号は同一又は相当部分を示し、41
は、円筒状ホルダー42の周壁の対称位置に該円筒状ホ
ルダー24を長手方向に向かって走る凹状ガイド部43
が底面端から上面端まで形成されている摺動体であり、
該摺動体41を摺動可能に装着する回転体(図示せ
ず。)の後部17内壁には、当該円筒状ホルダー42の
凹状ガイド部43に嵌まった状態で通る案内凸部(図示
せず。)が形成されている。
【0026】本実施の形態に係るパイプカッターにおい
ても、前記実施の形態1と同様の作用・効果を得ること
ができる。
【0027】実施の形態3.
【0028】本実施の形態は、前記実施の形態1の変形
例であり、図9は本実施の形態に係るパイプカッターに
おけるケース体に形成された丸穴と送りねじとの関係を
説明する縦断面図であり、同図において、図1〜図7と
同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0029】本実施の形態においては、丸穴21の形成
されたケース体18の上面の厚みを厚くして該丸穴21
に挿入される送りねじ30の軸方向に対して垂直な方向
へのぐらつきを防止することができる。従って、必ずし
も実施の形態1における角形筒状ホルダー24の凸状ガ
イド部33及び回転体7の案内溝部35を必要としな
い。
【0030】本実施の形態に係るパイプカッターにおい
ても、前記実施の形態1と同様の作用・効果を得ること
ができる。
【0031】実施の形態4.
【0032】本実施の形態は、前記実施の形態1の変形
例であり、図10は本実施の形態に係るパイプカッター
におけるケース体と摺動体との関係を示した断面図であ
り、同図において、図1〜図7と同一符号は同一又は相
当部分を示しており、44は、前記実施の形態1におけ
る角形筒状ホルダー24の凸状ガイド部33がない角形
筒状ホルダー45からなる摺動体であり、回転体7の後
部17内壁には、切断刃ホルダー46の二股軸受支持片
25,25が往復動できる空間を残して該二股軸受支持
片25,25が設けられている前面47まで突出した案
内凸部48,48が形成されている。
【0033】本実施の形態に係るパイプカッターにおい
ても、前記実施の形態1と同様の作用・効果を得ること
ができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、作業スペースが広い場
所はもちろんのこと、被切断パイプに対して工具全体を
回転させることができない作業スペースが狭い場所にお
いても使用できるパイプカッターを提供することができ
る。さらに、コイルスプリングを工具本体内に収納でき
るから、コンパクトなパイプカッターを提供することが
できる。
【0035】従って、本発明の産業上利用性は非常に高
いといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパイプカッターを示した正面図で
ある。
【図2】図1に示すパイプカッターを示した底面図であ
る。
【図3】図1に示すパイプカッターにおける回転体の平
面図である。
【図4】図1に示すパイプカッターの本体先端部におけ
るラチェット係止爪を示した説明図である。
【図5】図2に示すパイプカッターのA−A線縦断面図
である。
【図6】回転体の構造を説明する分解斜視図である。
【図7】回転体における摺動体の動きを示した縦断面図
である。
【図8】本実施の形態に係るパイプカッターにおける摺
動体を示した斜視図である。
【図9】本実施の形態に係るパイプカッターにおけるケ
ース体に形成された丸穴と送りねじとの関係を説明する
縦断面図である。
【図10】本実施の形態に係るパイプカッターにおける
ケース体と摺動体との関係を示した断面図である。
【符号の説明】 1 パイプカッター 2 グリップ部 3,3’ 先両側壁 4,4’ 本体側開口部 5,5’ 先端部 6 本体 7 回転体 8 摺動体 9,奥湾曲部内面 10,10 ラチェット係止爪 11,11 ねじりコイルバネ 12,12 ピン 13,13 同心円状ガイド 14,14’ リム 15 開口部 16 前部 17 後部 18 ケース体 19,19 ローラ 20 被切断パイプ 21 丸穴 22 ギヤ 23 丸穴 24 ホルダー 25,25 支持片 26 切断刃ホルダー 27 切断刃 28 スプリング 29 ノブ 30 送りねじ 31 送りナット 32 止め輪 33 凸状ガイド部 34 溝状ガイド部 35 案内溝部 36 突出部 37 ボルト部 38 凹部 39 予備切断刃 40 ボルト 41 摺動体 42 ホルダー 43 凹状ガイド部 44 摺動体 45 ホルダー 47 前面 48,48 案内凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリップ部及び該グリップ部の先両側壁
    が二股状に伸びて本体側開口部を有して対面する一対の
    側面視C字状先端部からなる本体と、当該一対の先端部
    間にリムを介して回転可能に装着された側面視C字状回
    転体と、当該回転体に摺動可能に装着された摺動体と、
    当該摺動体に装着された切断刃とから構成されてなるパ
    イプカッターであって、前記本体の側面視C字状先端部
    にはラチェット係止爪が弾発して設けられていると共に
    前記回転体のリム内周面には前記ラチェット係止爪と係
    合するギヤが刻設されてラチェット機構を構成してお
    り、前記回転体には一対のローラが前記本体側開口部に
    一部はみ出した状態で該開口部を望むように回動自在に
    軸着されており、前記摺動体内にはコイルスプリングが
    装着され、前記切断刃は前記開口部を挟んで一対のロー
    ラと等距離位置で対面して該コイルスプリングの中心軸
    線から横方向の離れた位置に位置付けられており、前記
    切断刃が前記開口部に挿入されて当該一対のローラに当
    接される被切断パイプを前記コイルスプリングの弾発力
    により前記中心軸と平行に連続的に押圧するようにした
    ことを特徴とするパイプカッター。
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