JP5690817B2 - 共振ジャイロスコープの連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、平面内の2軸(またはそれ以上)における角速度の測定を意図した慣性センサに関する。これは、ジャイロスコープであり、より具体的にはマイクロジャイロスコープである。
ジャイロスコープには、自動車、航空、ロボット等の分野において多くの用途がある。
費用が主たる要件である自動車などの量販分野において使用される各製品では、このようなマイクロ電子工学の技術の部品の大量生産は非常に魅力である。
シリコンマイクロジャイロスコープの製造はすでに広く行われている。このタイプの部品は、主として平面内にて共振振動する逆位相で連結された2つの移動質量体を含む。質量体は、交差指形のくし型構造(interdigital comb structure)または圧電アクチュエータを通じて加えられる静電力または圧電力によって励起される。
ジャイロスコープがy軸(x軸に直交する)周りに一定の角速度にて回転する場合、質量体がx軸内に振動することが認められると、強制振動と角速度との合成は、移動質量体にzの振動を与える力(コリオリの力)を誘起する。そして振動は、移動質量体の上に位置する電極である容量性の手段により検出され、かつy軸周りの回転速度の値が得られるようになる。逆位相の質量体連結を有する利点により、y軸またはz軸における並進加速効果と、yまたはzにおける回転によって発生したコリオリの効果とを区別することができる。なぜなら前者は、質量体の同相の移動を生じ、かつ後者は、yまたはz検出方向における質量体の逆位相の移動を生成するためである。
この最先端の技術は2分野に分類される:
− 原則として、自然の(既存の)逆位相を生成することが可能なジャイロスコープシステムがなく、かつ質量体の移動の振幅が、作動領域内において与えられる移動と独立して同時に調整されることができる1軸のジャイロスコープへの適用。
− 完全に同相に連結された2つのジャイロスコープを形成する4つの質量体の励起運動を許容する同じ手段がなく、かつ励起モードにおける移動の振幅が機械的に振幅および逆位相で連結される2−3〜6軸ジャイロスコープへの適用。
1軸ジャイロスコープに関する文献は非常に多くある。特に、検出モードおよび励起モードの質量体間の連結の生成に関する多くの特許がある。逆位相でなされる連結は、強いまたは弱いモード結合(運動の振幅)である。
特許文献1は、基板、対向する面にて好ましい方向および好ましい軸回転にて振動する第1および第2共振質量体、基板および共振器に接続された第1および第2バネを含み、バネは、共振器の振動の所望の方向に、より柔軟性がある共振ジャイロスコープを開示している。検出部材は、測定される振動方向と垂直方向の、共振器に作用するコリオリ効果を有効にする。連結領域では、2つの振動質量体を連結し、かつこの領域は、連結質量体および少なくとも1つの連結共振器を含む。
特許文献2は、周期的に振動する質量体を有する共振器を開示している。これは、正方形または楕円形のビームネットワークを使用することによる逆位相の優先的なモード結合(すなわち数kHzの位相モードによって起こる逆位相モード)を可能にする構造タイプであり、このネットワークは、2つの直線でつながれたフレックスビームにより両端が保持される。しかし、この構造は、平面外の寄生モードに敏感である。
従来技術において既知の他の構造は、枢動接続および逆位相連結(例えば特許文献3および特許文献4参照)を使用する。しかし、これらの構造は、移動振幅を調整することができない。
平面内の2軸ジャイロスコープの場合、特定の構造についてのいくつかの研究がなされている。知られている第1の研究は、非特許文献1である。この第1の研究に続き、周期的に振動する質量体を有するディスクについての他の研究がなされた。T. Juneau 等の文献に開示されるジャイロスコープは、まさに横の軸(励起および検出方向)間の連結に対して非常に敏感であるという欠陥がある。
周期的に振動する質量体を有するディスクについての研究について、様々な文献がある。非特許文献2、特許文献5、非特許文献3が挙げられる。
これらの文献に記載されている構造においては、異なる質量体間の機械的な連結がない。全ての運動は、静電サーボ制御によって制御される。
4つの音叉の連結に基づく2軸ジャイロスコープがまた知られている。このようなジャイロスコープは、例えば特許文献6、特許文献7、特許文献8、および特許文献9に記載されている。これらのジャイロスコープは、励起モードおよび検出モードにおける中央の固定接続による4つの音叉の強い連結に基づく。1つの音叉が励起されると、他の3つの音叉は、励起された音叉と同じ周波数および同位相にて振動する。これは、運動伝達連結である。これらの構造は、基板を有する共通の中央アンカーを有し、並進動作ではなく回転動作を生じる。
特許文献10は、ジャイロスコープの2つの検出質量体間の逆位相連結を許容する1組のビーム(連結構造)を含む1軸ジャイロスコープを開示している。連結構造は、バネを形成しているビームを介した基板への間接的な固定を有している。したがって、連結構造(「四辺形ループ」と呼ばれる)はバネ(「バネビーム」と呼ばれる)を介して枠に(「連結枠」と呼ばれる)接続され、かつ枠は、バネ(「バネビーム」と呼ばれる)を介してアンカー(「浮遊アンカー」と呼ばれる)に固定される。
特許文献11は、支持基板の平面における回転速度ジャイロスコープの連結構造を開示する。連結構造は、励起手段領域のバネを介して固定される。検出方向(y軸回転)に動くことができるバネは、連結構造に含まれる。この構成では、z軸の検出ジャイロスコープの製造が非常に難しい。
米国特許第5,895,850号明細書 国際公開第2006/037928号パンフレット 米国特許出願公開第2004/154397号明細書 米国特許出願公開第2005/072231号明細書 米国特許出願公開第2005/0210978号明細書 米国特許出願公開第2007/0013464号明細書 国際公開第2008/021534号パンフレット 米国特許第5763781号明細書 国際公開第2007/105211号パンフレット 米国特許第6134961号明細書 米国特許第6349597号明細書
T. Juneau等著、「Dual axis operation of a micromachined rate gyroscope」Transducers, 1997 International Conference on Solid State Sensors and Actuators, vol. 2, 1997, 883~886ページ W. Geiger等著、「Decoupled microgyros and the design principle DAVED」 Sensors and Actuators A: Physical, vol. 95, no2-3, 2002, 239~249ページ S. An等著、「Dual-axis microgyroscope with closed-loop detection」, The Eleventh Annual International Workshop on Micro Electro Mechanical Systems, 1998, 328~333ページ
本発明は、従来技術のジャイロ装置を改善するために提案された。この目的を達成するために、例えばひし形、正方形または楕円形のパターンから成ることができるビームの閉じた組立体を有する連結構造が提案され、このビームの閉じた組立体は、例えばいくつかのひし形または楕円(ハイパースタティック(hyperstatic)格子の形の)を有する星形を形成し、基板への固定を必要とすることなく、軸方向の移動を少なくとも4方向の強い連結に変換させることができ、かつ少なくとも一対の質量体に関して対称でありかつ振幅が調整される自然な逆位相の運動を生じさせることができる。
したがって本発明の目的は、基板に作られた共振マイクロジャイロスコープの連結構造であって、連結構造は、励起手段によって与えられた第1軸に沿った振動運動が検出されることを可能にし、かつ振動運動が第1軸を含む平面に載置された振動質量体に伝えられ、連結構造は振動質量体に接続されたビームの閉じた組立体を含み、該ビームは振動質量体のみに接続され、組立体は、励起手段によって提供された振動運動を検出し、かつ少なくとも前記平面に含まれる第2軸に沿って振動質量体に伝達するよう配置され、連結構造は基板に固定される点がないことを特徴としている。
本発明によるジャイロスコープは、励起振幅および質量体の移動振幅間の非相関を許容する。さらに、本発明のジャイロスコープは、1軸または複数の軸が可能である。連結構造の形状は、特に位相および振幅が概ね全く同一の質量体の振動を許容する。
ビームの閉じた組立体はひし形および楕円から選択された形を有する、少なくとも1つの閉じたパターンを含むことができ、パターンはひし形または楕円の一方の軸に沿った振動運動を検出し、かつそれをひし形または楕円の他方の軸に沿って伝達するように配置されている。振動運動は、ひし形または楕円の長軸に沿って検出され、かつひし形または楕円の短軸に沿って伝達されることができる。
閉じたビームの組立体は、正方形を有する少なくとも1つの閉じたパターンを含むことができ、パターンは正方形の一方の対角線に沿った振動運動を検出し、かつそれを正方形の他方の対角線に沿って伝達するように配置されている。
4つの励起手段の効果により少なくとも4つの振動質量体に振動を与えるために、連結構造は4つの閉じたパターンを含むことができ、複数の閉じたパターンは、連結構造の対称中心を構成する点にて頂点の1つによって接続され、2つの対向し整列されたパターンが他の2つの対向し整列されたパターンに直交するような、2つずつ対向し整列されたパターンが存在するようになっており、かつ2つの連続したパターンは、ビームにより前記質量体の1つにそれぞれ接続されるようになっており、これにより2つの対向する振動質量体が、対称中心を通る同軸上に配置される。連結構造の対称中心に対向するパターンの頂点は、それぞれ励起手段にしっかりと連結されることができる。他の2つの振動質量体は、互いに直交し、かつ対向し整列されたパターンに対して45°オフセットされることができる。
閉じたパターンがひし形の場合、少なくとも4つの励起手段の効果により少なくとも6つの振動質量体に振動を与えるために、連結構造は、8つの並列したひし形パターンを含むことができ、2つずつ対向し、整列されたパターンが存在するようにパターンは連結構造の対称中心を構成する点にてそれらの頂点の1つにより接続され、対称中心に対向するパターンの頂点はそれぞれ前記6つの振動質量体の1つにしっかりと連結されるようになっている。
本発明の他の目的は、基板の表面に形成された共振マイクロジャイロスコープであって、基板に対して移動することができる少なくとも2つの振動質量体含み、かつ少なくとも1つの連結構造を通じて振動質量体に振動を与えるような励起手段を含み、連結構造は上述した構造の1つである。
添付の図に付随する非限定的な例として示された以下の説明により、本発明はより理解され、他の利点および特徴が明らかになるだろう。
本発明による1軸の共振ジャイロスコープの概略図である。 本発明による1軸の共振ジャイロスコープの概略図である。 本発明による1軸の共振ジャイロスコープの概略図である。 本発明による増幅された移動振幅の逆位相連結を有する2軸の共振ジャイロスコープの概略図である。 同じ平面に配置された4つの振動質量体を有し、本発明による対称な連結構造を実現する共振ジャイロスコープの概略図である。 同じ平面に配置された4つの振動質量体を有し、本発明による対称な連結構造を実現する共振ジャイロスコープの概略図である。 同じ平面に配置された4つの振動質量体を有し、本発明による対称な連結構造を実現する共振ジャイロスコープの概略図である。 図3Aに示される共振ジャイロスコープの変形例である。 同じ平面に配置された6つの振動質量体を有し、本発明による6つの分岐を有する星形の連結構造を実現する共振ジャイロスコープ概略図である。 本発明による3つの連結構造を使った共振ジャイロスコープの概略図である。
下記に説明される全ての図において、それぞれの振動質量体は当業者に既知の留め具によって基板に固定されて表示されている。図において参照符合Rで表されるこれらの留め具は、例えばバネである。それらは、振動質量体の一定の運動を制限することができる。振動質量体の作動(または励起)手段は、添付の図面に表される容量性のくし型、または当業者に既知の他のタイプとすることができる。
図1Aは、本発明による連結構造を使用した共振ジャイロスコープの概略図である。ジャイロスコープは、支持基板に対して第1軸に沿ってそれぞれ図1Bおよび図1Cの矢印によって示される方向に移動することができる第1振動質量体1および第2振動質量体2を含む。振動質量体1および2は、従来技術でよく知られる交差指形の容量性のくし構造体3および4により振動が与えられる。くし構造体3は、支持基板にしっかりと連結された2つの固定くし31および33と、固定くし31および33に対して移動することができる移動くし32とを含む。くし構造体4は、支持基板にしっかりと連結された2つの固定くし41および43と、固定くし41および43に対して移動することができる移動くし42とを含む。移動くし32および42は、支持基板に対して第2軸に沿って移動する。第1および第2軸は、互いに直交し、かつ基板に平行である。
共振ジャイロスコープは、ひし形を構成するように端と端とを接して配置された4つのビーム51,52,53および54から形成された連結構造5と、振動質量体1および2の移動軸に一致する第1軸と、移動くし32および42の移動軸に一致する第2軸とを含む。連結構造5は、ひし形の対向する角により移動くし32および42に取り付けられ、かつ他の2つの対向する角により振動質量体1および2に取り付けられている。
図1Aは、静止状態の共振ジャイロスコープを表す。図1Bは、移動くし32および42が互いに近づくように移動する励起状態の共振ジャイロスコープを表す。連結構造5の変形は、質量体1および2を強制的に互いから離れさせる。図1Cは、移動くし32および42が互いに離れた励起状態の共振ジャイロスコープを表す。連結構造5の変形は、質量体1および2を互いに近付くように強制的に移動させる。
伸ばしたひし形の使用は、調整された(増幅または減衰された)運動を伝達し、自由度を除くことにより直交方向の逆位相(増幅または減衰する方法により)に導く。この接続は、固定点がない。この接続は、例えば鋭角を形成している頂点の軸方向の移動により、励起を生成する。これは、両側に等しく直交方向に増幅され、かつ例えば鈍角を形成している2つの頂点に接続された2つの質量体に、逆位相に調整された運動が伝達されることを可能にする。
これは、質量体の面の動作と切り離すことができ、かつ熱または圧電型の静電デバイスによって生成された励起振幅は各質量体の運動の振幅から切り離すことができ、技術的に二対称性のどのようなでも両方の質量体の運動の位相および振幅が保存されることを保証する。
各質量体の振幅は、
− 励起方向に沿ったシステム全体の全体としての剛性および質量体数との比較
− 中央リンクに加えられる力
− システムの全体としての質係数
によって調節される。
図1に表される連結構造は、ひし形ではなく楕円形状とすることができる。この目的を達成するためには、連結構造のそれぞれのまっすぐなビームを弓なりのビームに単に置き換えることが必要である。
連結構造に正方形、円形、星形等を使用することにより、励起モードにて完全に連結された平面の2軸ジャイロスコープの製造を想定することができる。特に、正対称(orthosymmetrical)な形、または放射対称性を有する形により、いくつかの方向において同じ振幅の移動伝達が可能となる。
星形を使用することにより、励起モードにおいて完全に連結された慣性マトリックスの製造を想定することができる。このタイプの任意の幾何学的な形を使用することにより、質量体を互いに結びつけるこの連結リンクを通じたシステム質量体の動作を想定することができる。直伸のこれら幾何学的な形の構成の寸法により、運動が一の方向に与えられた場合に、他の方向に生成される移動振幅を構成することができる。
本発明によると、共振において2軸に沿った4つの振動質量体の励起、およびこれらの振動軸および両方の回転軸のそれぞれに直交する方向のコリオリ力の発生に伴うジンバル構造タイプのジャイロスコープもまた提案される。
いくつかの形(逆の正方形、円、星)をとることができる固定されていない中央接続により、それぞれの線対称の振動質量体(逆位相の)の強い連結が可能となる。
1つの質量体が励起される場合、他の3つの質量体は、励起された質量体と同じ周波数、同じ振幅および逆位相にて振動する。
したがって、励起のための複数の強い質量体連結により、1つの電子励起の検出ユニット(「フィードバック」による)が必要となる。
2つの質量体のみが励起される場合があり、かつ検出は他の2つの質量体によってなされる。
本発明は、少なくとも2つの対称軸を有する固定されていない中央リンクによってジンバルを伴う振動質量体の2つ以上の励起方向の強い連結が線対称の運動(位相が逆)を生じるという点において最先端の技術と異なる。さらに、この態様は、その領域を可能にする3(6)軸慣性マトリックス生成するための独立した構造の数を減らすことができるという利点を有し、それゆえ製造コストが減少する。
強い連結原理において、ある質量体の運動は、全ての他の質量体と完全に同じように再現される。これにより、電子サーボ−制御の数を減らすことができ、かつ以下の関係式により励起振幅および等しい共振周波数が全ての質量体に伝達される:
Figure 0005690817
ここで、mおよびkはそれぞれの質量体およびそれぞれの質量体の剛性を表す。
質量体mおよび相対剛性定数kがどのような値でも、質量体または相対剛性の障害が想定されている場合、これが再現構造である場合には全質量体の合計により、ジャイロスコープのプログラム化された特性における欠陥の影響を減らすことができる。励起される質量体の移動振幅Xexcは、
Figure 0005690817
である。ここで、
exc=励起される質量体のQ値
exc=励起方向における剛性
exc=励起力
である。
励起移動によって全ての質量体に伝達されるコリオリの力FCoriolisは、分離された検出質量体の障害によってのみ異なる。
Figure 0005690817
ここで、
deti=各検出要素の質量体
ωexc:励起振動
である。
軸間の感度の変化は、もっぱら振動検出質量体の設定に依存することになる。
Figure 0005690817
ここで、
det:検出Q値
:各検出要素の剛性
である。
異なる寸法のひし形組立体などのより複雑な格子形の使用により、与えられた運動の増幅および各位相の逆の運動の連結が同時に可能となる。
図2は、本発明による連結構造を使用した別の共振ジャイロスコープの概略図である。これは、逆位相連結および増幅された移動振幅を有する2軸ジャイロスコープである。
ジャイロスコープは、支持基板に平行な第1軸上に配置された2つの振動質量体11および13と、支持基板に平行かつ第1軸に直交する第2軸上に配置された2つの振動質量体12および14を含む。各振動質量体は、配置された軸に沿って移動することができる。
振動は、交差指形の容量性のくし構造体130,140,150および160によって振動質量体に与えられる。これらのくしは、図2を必要以上に複雑にしないために簡略に表されている。くし構造体130は、支持基板にしっかり連結された固定くし131と、固定くし131に対して移動することができる移動くし132とを含む。くし構造体140は、支持基板にしっかり連結された固定くし141と、固定くし141に対して移動することができる移動くし142とを含む。くし構造体150は、支持基板にしっかり連結された固定くし151と、固定くし151に対して移動することができる移動くし152とを含む。くし構造体160は、支持基板としっかり連結された固定くし161と、固定くし161に対して移動することができる移動くし162とを含む。
共振ジャイロスコープは、複雑な格子からなる連結構造100を含む。この格子は、それぞれが図1によるビーム組立体からなる4つのひし形101,102,103および104を含む。ひし形101および103は、端と端とを接して配置され、かつこれらの長軸が位置合わせされている。ひし形102および104はまた端と端とを接して配置され、かつこれらの長軸がまた位置合わせされている。ひし形101および103の長軸は、ひし形102および104の長軸に直交する。ひし形101〜104の交点は、連結構造100の対称中心を構成する。
連結構造の対称中心に対向するひし形101,102,103および104の頂点は、それぞれの移動くし162,132,142および152にしっかり連結される。このくし構造体は、移動くしの移動軸がこの移動くしにしっかり連結されたひし形の長軸に一致するように配置される。
したがって質量体11〜14の移動軸およびくし構造体130,140,150および160の励起軸は45°オフセットされている。
連結構造100は、振動質量体11〜14に取り付けることができる他のビームを含む。この接続は、各質量体について類似の方法によって移動軸上に配置された質量体の全く同一の点にてなされる。したがって、質量体11は、ビーム111および112によって質量体に最も近いひし形、すなわちひし形101および102に取り付けられる。この接続は、対象のひし形に最も近く、かつ鈍角を形成する頂点にてなされる。
ジャイロスコープには、自動車、航空、ロボット等の分野において多くの用途がある。
費用が主たる要件である自動車などの量販分野において使用される各製品では、このようなマイクロ電子工学の技術の部品の大量生産は非常に魅力である。
シリコンのマイクロジャイロスコープの製造はすでに広く行われている。このタイプの部品は、主として平面にて共振振動する2つの連結された移動質量体(音叉組立体)を含む。質量体は、交差指形のくし構造体を通じて加えられる静電力によって励起される。
ジャイロスコープがy軸(x軸に直交する)周りに一定の角速度にて回転する場合、質量体がx軸内に振動することが認められると、強制振動と角速度との合成は、移動質量体にzの振動を与える力(コリオリの力)を誘起する。そして振動は、移動質量体の上に位置する電極である容量性の手段により検出され、かつy軸周りの回転速度の値が得られるようになる。
図2の連結構造は、ひし形を使用している。本発明によるこれらのひし形は、楕円に置き換えることができ、対称な連結構造はそのまま提供される。
図3A〜図3Cは、同じ平面に配置された4つの振動質量体を有し、対称な連結構造を実現する共振ジャイロスコープの概略図である。
図3Aは、静止状態の共振ジャイロスコープを表す。ジャイロスコープは、支持基板に平行な第1軸上に配置された2つの振動質量体211および213と、支持基板に平行、かつ第1軸に直交する第2軸上に配置された2つの振動質量体212および214とを含む。各振動質量体は、配置された軸に沿って移動することができる。
振動は、交差指形の容量性のくし構造体230,240,250および260によって振動質量体に与えられる。くし構造体230は、支持基板にしっかり連結された固定くし231と、質量体211しっかり連結されたくし232とを含む。くし構造体240は、支持基板にしっかり連結された固定くし241と、質量体212にしっかり連結されたくし242とを含む。くし構造体250は、支持基板にしっかり連結された固定くし25と、質量体213にしっかり連結されたくし252とを含む。くし構造体260は、支持基板にしっかり連結された固定くし261と、質量体214にしっかり連結されたくし262とを含む。
共振ジャイロスコープは、45°回転した正方形を有する連結構造200を含む。連結構造を形成している正方形は、質量体211および212を接続するビーム201と、質量体212および213を接続するビーム202と、質量体213および214を接続するビーム203と、質量体214および211を接続するビーム204とを含む。
図3Bおよび図3Cは、例えば交差指形のくし構造体230および250に励起信号が伝達された共振ジャイロスコープを表す。連結構造200は、変形させられ、正方形からひし形に変化する。
図3Bは、質量体211および213が互いに離れた状態を表す。この場合、質量体212および214は互いに近づく。連結構造200は、長軸が質量体211および213の軸と等しく、かつ短軸が質量体212および214の軸に等しいひし形を形成する。連結構造200は、変形状態が実線で表され、非変形状態すなわち静止状態が破線で表される。
図3Cは、質量体211および213が互いに近づいた状態を表す。この場合、質量体212および214は互いに離れる。連結構造200は、長軸が質量体212および214の軸と等しく、かつ短軸が質量体211および213の軸に等しいひし形を形成する。連結構造200は、変形状態が実線で表され、非変形状態すなわち静止状態が破線で表される。
図3A’は、図3Aに表される共振ジャイロスコープの変形例である。図3Aと同一であるこのジャイロスコープの要素は、同じように符号が付与される。このジャイロスコープの2対の質量体が静止状態で表される。この変形例において、1対の質量体、質量体212および214が励起される。図3Aと比較すると、質量体212がまた容量性のくし構造体270によって励起され、かつ質量体214がまた容量性のくし構造体280によって励起される。構造体270は、支持基板にしっかり連結された固定くし271と、質量体212にしっかり連結されたくし272とを含む。構造280は、支持基板にしっかり連結された固定くし281と、質量体214にしっかり連結されたくし282とを含む。
図4は、6つの振動質量体が同じ平面に配置され、かつ本発明による8つの分岐を有する星形連結構造を実現する共振ジャイロスコープの概略図である。
連結構造300は、並置され、かつ連結構造の対称中心を構成する共通の頂点を有する8つの同一のひし形301〜308を得るように組み立てられたビームからなる。3つの並置されたひし形301,302および303である第1グループのそれぞれの頂点は、振動質量体311,312および313にそれぞれしっかり連結され、これらの頂点は、連結構造の対称中心に対向している。3つの並置されたひし形305,306および307である第2グループのそれぞれの頂点は、振動質量体314,315および316にそれぞれしっかり連結され、これらの頂点は、連結構造の対称中心に対向している。
並置されたひし形の両方のグループは、連結構造300の対称中心に対して対称である。
図4において、作動デバイスは、長方形によって表される。それらは例えば容量性のくし構造体である。ジャイロスコープは、4つの作動デバイス330,340,350および360を含む。作動デバイス330および340は、ひし形308および304の対向する頂点に対してそれぞれ作用する。それらは、連結構造の対称中心を通る直線に位置合わせされている。作動デバイス350および360は、それぞれ質量体312および315を通じて、ひし形302および306の対向する頂点にそれぞれ作用する。それらは、連結構造の対称中心を通る直線に沿って、かつ作動デバイス330および340が位置合わせされた直線に垂直に位置合わせされている。
図4に示されるように、各振動質量体により、x,yまたはz方向の1つの振動運動が検出されることができる。
図5は、本発明による3つの連結構造を使用した共振ジャイロスコープの概略図である。
この図は、ビームからなり、かつ45°回転された正方形を有する静止状態の第1連結構造400を示す。連結構造400を形成している正方形の第1対角線は、ジャイロスコープの第1軸xを構成し、連結構造400を形成している正方形の第2対角線は、第1軸に直交するジャイロスコープの第2軸yを構成する。
連結構造400は、図1Aに表されるような2つのデバイス501,502をx軸に沿って連結する。この目的を達成するために、連結構造400はx軸上に配置された正方形の第1頂点によって、図1Aに表されるような第1デバイスの2つの質量体のうちの1つにしっかり連結される。連結構造400は、x軸上に配置された正方形の第2頂点によって、図1Aに表されるような第2デバイスの2つの質量体のうちの1つにまたしっかり連結される。
連結構造400はまたy軸に沿った2つの振動質量体411および412を連結する。この目的を達成するために、連結構造400はy軸に沿って配置された正方形の第1頂点によって振動質量体411にしっかり連結されている。連結構造400はまたy軸に沿って配置された正方形の第2頂点によって振動質量体412にしっかり連結されている。
本発明による連結構造を有するこのようなマイクロジャイロスコープは、当業者に知られている技術を使用してSOI基板上に作られることができる。
他の実施形態の変形例が可能である。格子を構成する8分岐星の形の連結構造により、前述したものと同じ原理によって空間の4方向の運動の増幅が2軸ジャイロスコープの製品と同時に可能となる。4分岐について励起は、制御されなければならないが、中央の固定は必要ない。
少なくとも6分岐の星を有する連結構造は、少なくとも6方向における連結を可能にする;しかし、対面する質量体は、同位相である。
1 第1振動質量体
2 第2振動質量体
3、4 くし構造体
11、12、13、14 振動質量体
31、33、41、43 固定くし
32、42 移動くし
51、52、53、54 ビーム
100 連結構造
101、102、103、104 ひし形
111、112 ビーム
130、140、150、160 くし構造体
131、141、151、161 固定くし
132、142、152、162 移動くし

Claims (9)

  1. 基板上に作られた共振マイクロジャイロスコープの連結構造であって、
    該連結構造は、固定部分と可動部分とを有してなる励起手段(3,4,130,140,150,160)によって与えられた第1軸に沿った振動運動が検出されることを可能にし、かつ該振動運動が前記第1軸を含む平面に載置された振動質量体(1,2,11,12,13,14)に伝達されることを可能にする連結構造において、
    前記連結構造が、前記振動質量体に接続されたビームの閉じた組立体(5,100)を含み、該ビームは前記振動質量体に対して固定され、前記振動質量体は、それら自体が、前記基板に対して固定され、
    前記励起手段によって提供された前記振動運動を検出し、かつそれを少なくとも前記平面に含まれる第2軸に沿って前記振動質量体へ伝達するように前記組立体が配置され、
    前記組立体と、前記励起手段の前記可動部分とは、前記基板への固定点を有さない
    ことを特徴とする連結構造。
  2. 前記ビームの閉じた組立体は、ひし形および楕円から選択された形を有する少なくとも1つの閉じたパターンを含み、該パターンは、前記ひし形または前記楕円の一方の軸に沿って前記振動運動を検出し、かつ前記ひし形または前記楕円の他方の軸に沿って前記振動運動を伝達するように配置される、請求項1に記載の連結構造。
  3. 前記振動運動が前記ひし形または前記楕円の長軸に沿って検出され、かつ前記ひし形または前記楕円の短軸に沿って伝達される、請求項2に記載の連結構造。
  4. ビームによって形成された前記組立体が少なくとも1つの正方形の閉じたパターンを含み、該パターンは、前記正方形の一方の対角線に沿って前記振動運動を検出し、かつ前記正方形の他方の対角線に沿って前記振動運動を伝達するように配置される、請求項1に記載の連結構造。
  5. 4つの励起手段(130,140,150,160)の効果により少なくとも4つの振動質量体(11,12,13,14)に振動を与えるために、4つの閉じたパターン(101〜104)を含み、
    対向し、かつ2つずつ整列されたパターンとなるように、前記閉じたパターンは、前記連結構造の対称中心を構成する点において頂点のうちの1つによって接続され、
    対向し、かつ整列された2つのパターンは、対向し、かつ整列された他の2つパターンに直交し、かつ、
    2つの連続したパターン(101,102)はそれぞれビーム(111,112)によって前記質量体(11)の1つに接続されるようになっており、2つの対向する振動質量体が、前記対称中心を通過する同じ軸に配置される、請求項2〜4のいずれか一項に記載の連結構造。
  6. 前記連結構造の前記対称中心に対向する前記パターンの各前記頂点は、励起手段にしっかり連結されている、請求項5に記載の連結構造。
  7. 前記振動質量体の両方の軸は、互いに直交し、かつ前記対向し、かつ整列されたパターンに対して45°オフセットされている、請求項5または6に記載の連結構造。
  8. 前記閉じたパターンがひし形を有する場合、少なくとも4つの励起手段の効果により少なくとも6つの振動質量体に振動を与えるために、前記連結構造は、8つの並置されたひし形パターンを含み、
    対向し、かつ2つずつ整列されたパターンとなるように、前記パターンは、前記連結構造の前記対称中心を構成する点においてそれらの頂点の1つによって接続され、
    かつ前記対称中心に対向する、前記パターンの前記頂点は、それぞれ前記6つの振動質量体のうちの1つにしっかり連結されるようになっている、請求項2に記載の連結構造。
  9. 基板表面に形成された共振マイクロジャイロスコープであって、
    前記基板に対して移動することができる少なくとも2つの振動質量体を含み、かつ少なくとも1つの連結構造通じて前記振動質量体に振動を与えることを意図した励起手段を含み、
    前記連結構造が前記請求項1〜8のいずれか一項に記載の構造であることを特徴とする、共振マイクロジャイロスコープ。
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