JP5689611B2 - 超音波探知装置、魚群探知装置、超音波探知方法、および魚群探知方法 - Google Patents

超音波探知装置、魚群探知装置、超音波探知方法、および魚群探知方法 Download PDF

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Description

本発明は、超音波信号を送信し、そのエコー信号から魚群等の目的物標を探知する超音波探知装置および超音波探知方法、特に魚種等の目的物標の種類の判別情報を提供する超音波探知装置および超音波探知方法に関するものである。
従来、超音波を送信し、そのエコー信号から物標を探知する超音波探知装置がある。そして、このような超音波探知装置の実例として、各種の魚群探知装置が開示されている。魚群探知装置は、一般に超音波信号を海中へ送信し、魚群等に反射したエコー信号を受信することで、魚群の探知を行う。このような魚群探知装置の一種として、例えば特許文献1に示すように、異なる二種類の周波数の超音波信号を送信して、魚群探知する魚群探知装置がある。
特公昭40−25555号公報
現在、世界的な水産資源の保護のため、魚種毎、国毎、さらには船毎に、年間の漁獲量が取り決められている。例えば、TAC(Total Allowable Catch)では、魚種毎に各国に対する年間漁獲量が決められている。一方、IVQ(Individual Vessel Quota)では、さらに魚種毎且つ漁船毎に年間漁獲量が決められている。そして、決められた漁獲量を超えて、水揚げた場合には、次年の漁獲量が減らされる等の各種のペナルティが科せられてしまう。
したがって、各漁船は、目的とする魚種のみが確実に漁獲できるようになることが望ましい。
本発明の目的は、目的物標の種類を判別可能な、より正確な情報を提供する超音波探知装置および超音波探知方法を実現することにある。
例えば、具体的には、複数種類の魚群や魚体が存在しても、魚種を判断可能な、より正確に情報を提供する魚群探知装置および魚群探知方法を実現することにある。
この発明は、それぞれに異なる周波数からなる複数の超音波信号によって得られる複数のエコー信号を用いて探知を行う超音波探知装置に関する。超音波探知装置は、反射強度差算出部、ヒストグラム算出部、および類似度算出部を備える。反射強度差算出部は、異なる周波数のエコー信号の差分値を算出する。ヒストグラム算出部は、算出した差分値のヒストグラムを算出する。類似度算出部は、算出した差分値のヒストグラムと、目的物標の種類毎に設定されたリファレンスヒストグラムとの類似度を算出する。類似度は、差分値のヒストグラムと、目的物標の種類毎に設定されたリファレンスヒストグラムとの相関処理から得られる尤度である。
この構成では、目的物標の種類によって、周波数毎に得られる複数のエコー信号の差が異なることを利用している。例えば、エコー信号の反射強度を例にした場合で、目標物標として魚群を設定した場合、図4に示すように、ニシンの魚群の反射強度差とサバの魚群の反射強度差とは、異なる特性を示す。したがって、実測された反射強度差からヒストグラムを算出し、目的物標の種類毎に予め設定したリファレンスヒストグラムと、実測に基づくヒストグラムとを比較する。ここで、実測に基づくヒストグラムがリファレンスヒストグラムに相似する特性であれば、類似度が高くなる。一方、実測に基づくヒストグラムがリファレンスヒストグラムとは異なる特性であれば、類似度が低くなる。このような類似度を算出することで、目的物標の種類の判別に利用する情報を得られる。例えば、漁撈者に対しては、魚群や魚体の魚種の判別に利用する情報が得られる。
また、この発明の超音波探知装置は、類似度に基づく画像データを表示する表示部を備える。
この構成では、上述の類似度に基づくデータを表示することで、オペレータが当該類似度に基づくデータを視認することができ、より容易な種類の判別が可能になる。
また、この発明の超音波探知装置では、異なる周波数のエコー信号の差分値は、異なる周波数のエコー信号の体積散乱SV同士の差分値である。
この構成では、上述のエコー信号の差分値の具体例として、体積散乱SVを用いた場合を示している。
また、この発明の超音波探知装置では、類似度は、差分値のヒストグラムと、目的物標の種類毎に設定されたリファレンスヒストグラムとの相関処理から得られる尤度である。
この構成では、上述の類似度の具体例として、尤度を用いた場合を示している。
また、この発明の超音波探知装置の反射強度差算出部は、複数の周波数のエコー信号の全てが、それぞれに設定した所定閾値以上の時にのみ差分値を算出する。
この構成では、エコー信号のレベル、例えば反射強度が低い場合には、差分値の算出処理を行わない。ここで、反射強度が全ての周波数で所定閾値以上でなければ、目的物標ではなくノイズである可能性が高い。この場合、目的物標の種類の判別には不必要な可能性が高く、差分値を算出しなくても、類似度の算出等の最終的な目的物標の判別に関するデータの算出には影響を与えない。このため、当該反射強度が全ての周波数で低い場合に差分値の算出を行わないことで、不要な算出処理を省略でき、リソースの負荷を低減することできる。
また、この発明の超音波探知装置は、リファレンスヒストグラムを記憶するリファレンスデータベースと、該リファレンスデータベースに記憶されたリファレンスヒストグラムを更新設定するリファレンスヒストグラム設定部と、を備える。
この構成では、上述のリファレンスヒストグラムを動的に変化させることができる。したがって、状況に応じたリファレンスヒストグラムを設定できる。これにより、目的物標の種類をより正確に判別できるデータを提供することができる。
また、この発明は、それぞれに異なる周波数からなる複数の超音波信号によって得られる複数のエコー信号を用いて探知を行う超音波探知装置に関する。この超音波探知装置は、異なる周波数のエコー信号の体積散乱SV同士の差分値を算出する反射強度差算出部と、差分値の分布の画像データを表示する表示部と、を備える。

上述の構成では、差分値のヒストグラムから類似度を算出する場合を示しているが、上述のように、目的物標の種類に応じて差分値は異なる。したがって、当該差分値のみを少なくとも表示することで、目的物標の種類を正確に判断できるデータを、より少ないデータ量および処理で提供することができる。
また、この発明は、上述の超音波探知装置の構成を備える魚群探知装置であり、目的物標が魚群または魚体の少なくとも一方である。
この構成では、上述の目的物標として魚群または魚体を設定することで、上述の超音波探知装置を魚群探知装置として利用する具体例を示している。これにより、複数種類のエコー信号がそれぞれに得られる異なる種類の魚群や魚体に対して、魚種を正確に判断できるデータを提供することができる。
この発明によれば、目的物標の種類を、より正確に判別可能な情報をオペレータへ提供することができる。
例えば、具体的には、複数種類の魚群や魚体が存在しても、魚種を、より正確に判断可能な情報を漁撈者へ提供することができる。
第1の実施形態に係る魚群探知装置1の構成を示すブロック図である。 魚種判別情報算出部40および表示制御部50、表示器60の概略処理を示すフローチャートである。 体積散乱差ΔSVの算出フローを示すフローチャートである。 魚種別の体積散乱差ΔSVの分布(エコーグラム)を示す図である。 魚種毎の実測ヒストグラムHisΔSVを表す図である。 類似度算出処理を示すフローチャートである。 尤度Lxの概念を説明する為の図である。 表示画面の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る魚群探知装置1Aの構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態に係る魚群探知装置の構成について、図を参照して説明する。なお、以下では、魚群探知装置を例に説明するが、以下に説明する本願の技術的特徴は、超音波信号を送信し、当該超音波信号のエコー信号に基づいて、物標探知を行う、他の超音波探知装置にも、適用することが可能である。
図1は、本実施形態の魚群探知装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態の魚群探知装置1は、送受波器10、送信部20、受信部30、魚種判別情報算出部40、表示制御部50、および表示器60を備える。
送信部20は、所定周波数からなる超音波送信信号を生成して、送受波器10へ出力する。送信部20は、複数周波数の超音波送信信号を生成可能な構成であり、少なくとも2種類の異なる周波数の超音波送信信号を生成する。例えば、第1周波数f1として60kHzの超音波送信信号と、第2周波数f2として200kHzの超音波送信信号を生成する。なお、周波数の組合せは、これに限るものではなく、目的とする魚種等により、適宜設定すればよい。以下では、上述の第1周波数f1と第2周波数f2とを用い場合について説明する。
送信部20は、第1周波数f1の超音波送信信号Txf1と第2周波数f2の超音波送信信号Txf2とを所定のタイミング間隔(PING毎)に、送受波器10へ出力する。
送受波器10は上述の超音波送信信号の各周波数に対応する構造の超音波振動子を備える。送受波器10は、送信部20で生成された各周波数の超音波送信信号Txf1,Txf2に基づいて、海中へ超音波SWf1,SWf2を送波する。送受波器10は、送波された各周波数の超音波SWf1,SWf2が魚群等の物標に反射することで生じる反射波SEf1,SEf2を超音波振動子で受波し、周波数毎のエコー信号REf1,REf2を生成して、受信部30へ出力する。
受信部30は、送受波器10から入力されたPING毎の各周波数のエコー信号REf1,REf2を所定のサンプリングタイミング間隔でサンプリングし、周波数毎に受信データRxf1,Rxf2を生成する。このサンプリングタイミング間隔は、深度方向の距離分解能に基づいて設定されている。受信部30は、PING毎の受信データRxf1,Rxf2を、魚種判別情報算出部40へ出力する。
魚種判別情報算出部40は、本願発明の「反射強度差算出部」に相当するΔSV(体積散乱差)算出部41、本願発明の「ヒストグラム算出部」に相当するΔSVヒストグラム算出部42、類似度算出部43、およびリファレンスDB(データベース)400を備える。
魚種判別情報算出部40は、概略的には、図2に示すようなフローに準じて、類似度データLxを算出し、表示制御部50へ出力する。図2は、魚種判別情報算出部40および表示制御部50、表示器60の概略処理を示すフローチャートである。
魚種判別情報算出部40のΔSV算出部41は、受信部30から入力される周波数毎の受信データから体積散乱差ΔSVを算出する(図2:S101)。具体的には、図3に示すような方法により算出する。図3は、体積散乱差ΔSVの算出フローを示すフローチャートである。
ΔSV算出部41は、受信部30から入力される周波数毎の受信データから体積散乱SV(Volume Backscattering Strength)を算出する。具体的には、上述の第1周波数f1、第2周波数f2を用いた場合、ΔSV算出部41は、第1周波数f1の受信データRxf1と第2周波数f2の受信データRxf2を取得する(図3:S111)。
ΔSV算出部41は、取得した受信データRxf1から体積散乱SV1を算出し、受信データRxf2から体積散乱SV2を算出する(図3:S112)。
この際、ΔSV算出部41は、PING毎で距離毎の各受信データ単位で、体積散乱SV1,SV2を算出する。SVの算出には、例えば次式を用いる。なお、以下の式の説明では、代表してSVを用いているが、SV1,SV2を算出する際には、それぞれの周波数に応じた値を用いている。
SV=EL−SL−ME+Cb+Cd −(式1)
ここで、ELはエコー信号の受信電圧であり、SLは超音波送信信号のソースレベルであり、MEは振動子の受波感度である。
また、Cbは超音波送信ビームの特性に基づく補正項であり、Cdは距離方向(深度方向)の減衰に関する補正項であり、それぞれ次式で表される。
Cb=−10log(cτ/2)−20logθ+31.6
Cd=+20logr+2αr/1000
ここで、cは音速、τはパルス幅、θは送信ビームの半角、rは目的物標までの距離、αは水中での吸収損失係数である。
ΔSV算出部41は、算出した体積散乱SV1,SV2がそれぞれに予め設定した閾値Th1,Th2より大きいかどうかを判別する。閾値Th1,Th2は予めノイズと有意なエコーとを区分するために設定された閾値である。この際、ΔSV算出部41は、PINGおよび距離方向位置に基づいて設定される体積散乱SV1,SV2組毎に、判別を行う。そして、ΔSV算出部41は、組を構成する体積散乱SV1が閾値Th1より大きいこと(SV1>Th1)と、体積散乱SV2が閾値Th2より大きいこと(SV2>Th2)の両方を満たすと、体積散乱差ΔSVの算出を行う(図3:S113Yes)。一方、体積散乱SV1が閾値Th1以下、あるいは体積散乱SV2が閾値Th2以下であれば、当該組による体積散乱差ΔSVの算出を省略する(図3:S113No→S140)。
このように、それぞれの周波数の体積散乱SV1,SV2のいずれかが所定閾値以下である場合に、体積散乱差ΔSVの算出を省略することで、ΔSV算出部41を構成するリソースの負荷を軽減することができる。
ΔSV算出部41は、上記ステップS113の閾値条件を満たすPINGおよび距離方向位置毎に体積散乱差ΔSVを算出する(図3:S114)。体積散乱差ΔSVは、体積散乱SV1から体積散乱SV2を差分すること、すなわちΔSV=SV1−SV2の演算を行うことで、算出される。そして、このような体積散乱差ΔSVは、図4に示すように、魚種によって異なる特性を示す。図4は、魚種別の体積散乱差ΔSVの分布(エコーグラム)を示す図であり、図4(A)がMackerel(サバ)を示し、図4(B)がHerring(ニシン)を示す。また、図4において、横軸はPING番号すなわち送信時刻(探知時刻)の遷移を示し、縦軸は深度(距離方向位置)を示す。そして、図4ではコントラストにより体積散乱差ΔSVの大きさを階調で表している。
図4に示すように、MackerelとHerringとでは、体積散乱差ΔSVの分布が異なり、上述の体積散乱差ΔSVの算出演算を用いれば、Mackerelの体積散乱差ΔSV(M)の方が、Herringの体積散乱差ΔSV(H)よりも低いレベルで分布する。このように体積散乱差ΔSVを算出することで、一つの魚種判別情報を得ることができる。そして、このような体積散乱差ΔSVを、図1のブロック図に示すように、表示制御部50に出力し、表示器60に図4に示すような体積散乱差ΔSVのエコーグラムを表示することで、魚種判別情報を漁撈者へ提供することができる。これにより、漁撈者は、この体積散乱差ΔSVのエコーグラムを見ることで、魚種を正確に判別することができる。
なお、本実施形態の魚群探知装置1では、さらに別の魚群判別情報を算出するため、以下に示す処理を引き続き行う。
ΔSV算出部41は、以上のように、PINGおよび距離方向位置毎の体積散乱差ΔSVを算出すると、当該体積散乱差ΔSVをΔSVヒストグラム算出部42へ出力する(図3:S115)。
ΔSVヒストグラム算出部42は、所定PINGに亘り全距離方向位置に対応する体積散乱差ΔSVに基づいて実測ヒストグラムHisΔSVを算出する(図2:S102)。図5は魚種毎の実測ヒストグラムHisΔSVを表しており、実線がMackerelを示し、破線がHerringを示している。なお、実線および破線はそれぞれ3本づつ描いているが、これは同じ魚種であって、異なる魚群から体積散乱差ΔSVを得た結果をそれぞれに示している。
図5に示すように、体積散乱差ΔSVの実測ヒストグラムHisΔSVは、魚種が同じであれば略同じ特性となり、魚種が異なると全く異なる特性となる。例えば、上述のような体積散乱差ΔSVの算出方法であれば、Mackerelでは、体積散乱差ΔSVが−5〜0のあたりにヒストグラムのピークが現れ、ΔSV軸に対して狭い範囲に集中する特性を示すが、Herringでは、体積散乱差ΔSVが+10あたりにヒストグラムのピークが現れ、ΔSV軸に対して比較的広い範囲に分布する特性を示す。したがって、このような体積散乱差ΔSVの実測ヒストグラムHisΔSVを利用することでも、魚種判別情報を得ることができる。
このような特性を利用するために、本実施形態の魚群探知装置1では、さらに以下の処理を行う。
ΔSVヒストグラム算出部42は、算出した実測ヒストグラムHisΔSVを、類似度算出部43へ出力する。
類似度算出部43は、図6のフローチャートに示すような処理を行うことで、実測ヒストグラムHisΔSVを用いて類似度Lxを算出する。図6は、類似度算出処理を示すフローチャートである。
類似度算出部43は、ΔSVヒストグラム算出部42から実測ヒストグラムHisΔSVを取得する(図6:S301)。
類似度算出部43は、リファレンスDB(データベース)400から、類似度データを構成するための魚種XのリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxを読み出す(図6:S302)。
リファレンスDB400には、予め魚種X毎にリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxが記憶されている。リファレンスDB400は、類似度算出部43からの読出制御に応じて、指定された魚種XのリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxが類似度算出部43へ読み出される。
類似度算出部43は、実測ヒストグラムHisΔSVと、魚種XのリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxとから、次式を用いて相関処理演算を行い、相関処理結果rSXを算出する(図6:S303)。なお、以下の式で、HSV(k)は実測ヒストグラムHisΔSVのΔSV軸に沿った各要素を示し、MeanHSVは実測ヒストグラムHisΔSVの平均値を示す。また、RHSV(k)はリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxのSV軸に沿った各要素を示し、MeanRHSVはリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxの平均値を示す。
類似度算出部43は、算出された魚種Xに対する相関処理結果rSXに基づいて、次式から、当該魚種Xに対する尤度Lxを算出する(図6:S304)。
Lx=100・rSX −(式3)
このような尤度Lxは、次のような特徴を有する。図7は尤度Lxの概念を説明する為の図であり、図7(A)は実測ヒストグラムHisΔSVがMackerelであり、図7(B)は実測ヒストグラムHisΔSVがHerringである場合を示す。そして、各実測ヒストグラムHisΔSVに対して、MackerelのリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxMとHerringのリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxHを用いて尤度Lxを算出する場合を示す。
図7(A)に示すように、実測ヒストグラムHisΔSVがMackerelであれば、実測ヒストグラムHisΔSVとMackerelのリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxMとは、非常に類似する特性となり、相関処理結果rSXは当然に「1」に近づく。一方、実測ヒストグラムHisΔSVとHerringのリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxHとは、比較的特徴が一致せず、相関処理結果rSXは「1」よりも所定レベルで低くなる。このため、Mackerelに対する尤度LxMは「100」に近づき、Herringに対する尤度LxHは「100」よりも十分に低いレベルになる。
また、図7(B)に示すように、実測ヒストグラムHisΔSVがHerringであれば、実測ヒストグラムHisΔSVとMackerelのリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxMとは、比較的特徴が一致せず、相関処理結果rSXは「1」よりも所定レベルで低くなる。一方、実測ヒストグラムHisΔSVとHerringのリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxHとは、非常に類似する特性となり、相関処理結果rSXは当然に「1」に近づく。このため、Mackerelに対する尤度LxMは「100」よりも十分に低いレベルになり、Herringに対する尤度LxHは「100」に近づく。
類似度算出部43は、このような魚種X毎の尤度Lxの算出を、設定した全ての魚種に対して行っていなければ、新たな魚種のリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxを読み出して、上述のフローと同様に尤度Lxを算出する(図6:S305No→S301)。
このように魚種X毎に尤度Lxを用いることで、魚種に対する確からしさ、すなわち、魚種が例えばMackerelである確からしさやHerringである確からしさを数値化することができる。すなわち、漁撈者に対して、より分かりやすい魚種判別情報を提供することができる。
そして、類似度算出部43は、設定した全ての魚種に対して尤度Lxの算出を行うと、これら尤度Lxの組を類似度データとして、表示制御部50へ出力する(図6:S305Yes→S306)。この際、類似度算出部43は、実測ヒストグラムHisΔSVと、尤度Lxの算出を行った各魚種のリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxも、表示制御部50へ出力する。
表示制御部50と表示器60は、本願発明の「表示部」に相当する。表示器60は液晶ディスプレイ等により実現され、表示制御部50からの表示制御に基づいて画像を表示する。
表示制御部50は、類似度算出部43から入力された、魚種毎の尤度Lxからなる類似度データと、各ヒストグラムとを用いて、表示部60へ、図8に示すような画像を表示するように、表示制御する。図8は、表示画面の一例を示す図である。
表示画面600は、ヒストグラム表示ウィンドウ601、尤度表示ウィンドウ602A,602Bを備える。より具体的には、表示画面600の中央にはヒストグラム表示ウィンドウ601が配置され、当該ヒストグラム表示ウィンドウ601の両側面(正面視した左右端)にそれぞれ、Mackerelに対する尤度LxMの尤度表示ウィンドウ602Aと、Herringに対する尤度LxHの尤度表示ウィンドウ602Bとが配置される。
ヒストグラム表示ウィンドウ601には、上述した実測ヒストグラムHisΔSVと、尤度Lxを算出した各魚種のリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxとが、描画されている。
尤度表示ウィンドウ602Aには、実測ヒストグラムHisΔSVのMackerelに対する尤度が、百分率の数値とともに、バー620Aで描画されている。この際、バー620Aは、画面の高さが尤度100%となるように、算出された尤度に応じた高さで描画される。さらに、バー620Aの色も尤度に応じて段階的に設定されており、尤度に応じた色で描画されている。
尤度表示ウィンドウ602Bには、実測ヒストグラムHisΔSVのHerringに対する尤度が、百分率の数値とともに、バー620Bで描画されている。この際、バー620Bも、バー620Aと同様に、算出された尤度に応じた高さおよび色で描画される。
このような表示を行えば、漁撈者は、当該表示を見るだけで、ヒストグラム、尤度の数値、および尤度に基づくバーの色から、探知した魚群の魚種を判別することができる。例えば、図8の例であれば、実測ヒストグラムHisΔSVがHerringのリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxHと略一致し、Herringに対する尤度が非常に高いことを容易に把握できる。一方で、実測ヒストグラムHisΔSVがMackerelのリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxMと相違し、Mackerelに対する尤度が低いことを容易に把握できる。これにより、漁撈者は、探知した魚群がHerringであることを容易に判断できる。
以上のように、本実施形態の構成および処理を用いることで、漁撈者に対して、より確からしい魚種判別が可能になる魚種判別情報を提供することができる。
次に、第2の実施形態に係る魚群探知装置について、図を参照して説明する。
図9は本実施形態の魚群探知装置1Aの構成を示すブロック図である。本実施形態の魚群探知装置1Aは、第1の実施形態に示した魚群探知装置1に対して、魚種判別情報算出部40Aにリファレンス設定部43を備えるとともに、操作部70を備えたものであり、他の構成は第1の実施形態の魚群探知装置1と同じである。
リファレンス設定部43は、リファレンスDB400に記憶される魚種X毎のリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxの書き込みや更新を行う。リファレンス設定部43には、外部装置から外部リファレンスヒストグラムが供給可能である。また、リファレンス設定部43には、ΔSVヒストグラム算出部42で算出された実測ヒストグラムHisΔSVも供給可能である。リファレンス設定部43は、外部リファレンスヒストグラムや実測ヒストグラムHisΔSVを一時記憶させることができる。
操作部70は、リファレンス設定部43がリファレンスDB400の書き込みや更新のタイミングを与える操作入力を受け付ける。当該タイミングを与える操作入力が行われると、操作部70は、リファレンス設定部43に対して、リファレンスDB400の書き込みや更新の処理を実行する。
この際、操作部70により、外部リファレンスヒストグラムが指定されれば、リファレンス設定部43は、外部リファレンスヒストグラムを、リファレンスDB400へ書き込む。この際、同魚種のリファレンスヒストグラムが存在すれば、既に記憶されているリファレンスヒストグラムに対して更新処理を行う。
一方、操作部70により、実測ヒストグラムHisΔSVが指定されれば、リファレンス設定部43は、実測ヒストグラムHisΔSVを、リファレンスDB400へ書き込む。この際、魚種は、漁撈者が実際に水揚げした魚を見ることで判断して、操作部70により入力される。そして、同魚種のリファレンスヒストグラムが存在すれば、既に記憶されているリファレンスヒストグラムに対して更新処理を行う。
このような構成および処理を行うことで、リファレンスヒストグラムを固定のものとせず、状況に応じて適応させることができる。例えば、実測ヒストグラムHisΔSVで更新することで、その漁場により適するリファレンスヒストグラムを設定することができる。また、リファレンスDB400をより多種なもの等へ発展させることができる。これにより、より正確な魚種判別が可能な魚種判別情報を、漁撈者へ提供することができる。
なお、上述の説明では、体積散乱SVを用いた例を示したが、魚種毎の反射強度の特性の相違を利用できれば良く、所謂ターゲットレングスTSを用いてもよい。なお、ターゲットレングスTSを用いた場合、魚群よりも個別の魚体に適用すると、体積散乱よりも効果的となる。この場合、上述の式1の超音波送信ビームの特性に基づく補正項Cbは省略でき、距離方向(深度方向)の減衰に関する補正項Cdを、TSにあわせて適宜再設定すればよい。
また、これらの体積散乱SVやターゲットレングスTSの算出の際に、上述の各補正項を用いなくても、本願の作用効果を得ることができる。
また、上述の説明では、類似度データの算出に、相関処理を用いた例を示したが、実測ヒストグラムHisΔSVとリファレンスヒストグラムRefHisΔSVxとの類似性が反映されるものであれば、他の方法で尤度Lxを算出しても良い。例えば、それぞれのヒストグラムのピークとなるΔSV値や、当該ピーク値等を用いてもよい。
また、上述の説明では、所定のPINGにおける全ての距離方向位置の体積散乱差ΔSVを対象にして、ヒストグラムを算出する例を示したが、局所的な範囲の体積散乱差ΔSVのみを用いてヒストグラムを算出してもよい。この場合、例えば、図4に示すようなエコーグラムを表示器60に表示し、漁撈者が操作部から範囲指定をする。魚種判別情報生成部40は、この範囲指定に基づいて、対応する範囲内の体積散乱差ΔSVのみを用いてヒストグラムを算出する。そして、このように範囲して得られるヒストグラムを用いて上述のように尤度を算出する。このような範囲指定を行えば、例えば、複数種類の魚群が近接して存在する場合に、特定の魚群のみを指定して、魚種判別情報を取得することができる。
また、上述の説明では、類似度について、相関処理から得られる尤度について示したが、ヒストグラムから抽出される特徴量に基づいて、類似度を算出してもよい。例えば、ヒストグラムの高さ、ヒストグラムの幅、ヒストグラムの標準偏差、ヒストグラムの分散、ヒストグラムの平均値、ヒストグラムの中央値、ヒストグラムが最頻値となるΔSV等の少なくとも1項目、もしくは複数の項目を適宜組み合わせて類似度を算出してもよい。なお、ここで、ヒストグラムの高さとは、ヒストグラムを構成する全ての体積散乱差ΔSVの度数(もしくは比率)の内の最も高い度数(もしくは比率)を示す。ヒストグラムの幅とは、所定の度数(もしくは比率)以上となる体積散乱差ΔSVの幅を示す。
また、上述の説明では、魚群または魚体の種類を判別する例を示したが、海底判別、すなわち海底が砂地か岩か等を判別する海底判別装置に、当該発明の構成および処理を適用することもできる。
1,1A−魚群探知装置、10−送受波器、20−送信部、30−受信部、40,40A−魚種判別情報算出部、41−ΔSV算出部、42−ΔSVヒストグラム算出部、43−類似度算出部、400−リファレンスDB、50−表示制御部、60−表示器、600−表示画面、601−ヒストグラム表示ウィンドウ、602−尤度表示ウィンドウ、

Claims (8)

  1. それぞれに異なる周波数からなる複数の超音波信号によって得られる複数のエコー信号を用いて探知を行う超音波探知装置であって、
    異なる周波数のエコー信号の差分値を算出する反射強度差算出部と、
    前記差分値のヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、
    前記差分値のヒストグラムと、目的物標の種類毎に設定されたリファレンスヒストグラムとの類似度を算出する類似度算出部と、
    を備え
    前記類似度は、前記差分値のヒストグラムと、目的物標の種類毎に設定されたリファレンスヒストグラムとの相関処理から得られる尤度である、
    音波探知装置。
  2. 請求項1に記載の超音波探知装置であって、
    前記類似度に基づく画像データを表示する表示部を備える、超音波探知装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の超音波探知装置であって、
    前記異なる周波数のエコー信号の差分値は、前記異なる周波数のエコー信号の体積散乱SV同士の差分値である、超音波探知装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の超音波探知装置であって、
    前記反射強度差算出部は、前記複数の周波数のエコー信号の全てが、それぞれに設定した所定閾値以上の時にのみ前記差分値を算出する、超音波探知装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の超音波探知装置であって、
    前記リファレンスヒストグラムを記憶するリファレンスデータベースと、
    該リファレンスデータベースに記憶されたリファレンスヒストグラムを更新設定するリファレンスヒストグラム設定部と、を備える超音波探知装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の超音波探知装置の構成を備え、
    前記目的物標は魚群または魚体の少なくとも一方である、魚群探知装置。
  7. それぞれに異なる周波数からなる複数の超音波信号によって得られる複数のエコー信号を用いて探知を行う超音波探知方法であって、
    異なる周波数のエコー信号の差分値を算出する工程と、
    前記差分値のヒストグラムを算出する工程と、
    前記差分値のヒストグラムと、目的物標の種類毎に設定されたリファレンスヒストグラムとの類似度を算出する工程と、
    を有し
    前記類似度は、前記差分値のヒストグラムと、目的物標の種類毎に設定されたリファレンスヒストグラムとの相関処理から得られる尤度である、
    音波探知方法。
  8. 請求項7に記載の超音波探知方法を用い、
    前記目的物標を、魚群または魚体の少なくとも一方とする、魚群探知方法。
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