JP5687655B2 - 試料表面検査方法及び装置 - Google Patents
試料表面検査方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5687655B2 JP5687655B2 JP2012109511A JP2012109511A JP5687655B2 JP 5687655 B2 JP5687655 B2 JP 5687655B2 JP 2012109511 A JP2012109511 A JP 2012109511A JP 2012109511 A JP2012109511 A JP 2012109511A JP 5687655 B2 JP5687655 B2 JP 5687655B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample surface
- surface inspection
- laser pulse
- light
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
本明細書は、上記課題を解決する発明を複数含んでいる。その一例には、1周期内に複数のパルス光が不等間隔で出現するレーザパルス光を試料表面に照射する処理と、試料表面から発生する散乱光を検出して検出信号を生成する処理と、前記複数のパルス光に同期した複数の再生クロック信号を生成する処理と、前記複数の再生クロック信号により、前記検出信号をそれぞれサンプリングする処理と、複数のサンプリング結果に基づいて、前記試料表面を検査する処理とを有する試料表面の検査方法がある。
[装置構成]
本実施例では、半導体ウェーハの表面を、レーザ光を用いて検査する異物検査装置について説明する。
図1は、本実施例に係る異物検査装置100の構成図である。異物検査装置100は、レーザ光源2、パルス分割光学系17、反射板3、レンズ4,5、センサ素子6、I/V変換回路7、A/D変換回路8a,8b、データ処理部9、CPU10、マップ出力部11、ステージ制御部12、回転ステージ13、並進ステージ14、クロック検出部20、遅延調整部24a,24bを有している。
続いて、1周期内に2つのパルス光が不等間隔で出現するレーザパルス光に同期したクロック信号を再生するクロック検出部20の構成とそのクロック再生動作を説明する。
図3に、異物検出動作時に、異物検査装置100に出現する波形を示す。半導体ウェーハ1上に異物又は欠陥が存在する場合、これらをパルス分割レーザ光が照射すると、散乱光が発生される。前述したように、パルス分割レーザ光51(図3(a))は、レーザ光源2から射出されたレーザ光をパルス分割光学系17を通過させることにより発生される。
以上説明したように、本実施例に係る異物検査装置100を用いれば、センサ素子6の暗ノイズの影響と、1周期内に複数のパルス光が不等間隔で出現するパルス分割レーザ光を用いる場合の影響とを共に低減して、微小な異物や欠陥も高精度に検出することができる。
[装置構成]
続いて、半導体ウェーハを、レーザ光を用いて検査する異物検査装置のその他の実施例を説明する。なお、本実施例に係る異物検査装置100の全体構成は、図1に示した構成と同一である。本実施例に特有の構成要素は、クロック検出部20である。
図5に、本実施例に係るクロック検出部20によるクロック再生動作を示す。図5には、比較回路26のコンパレータ出力71(図5(a))と、クロック再生回路23aの内部波形(図5(b))と、クロック再生回路23bの内部波形(図5(c))と、クロック再生回路23cの内部波形(図5(d))とが示されている。ここで、コンパレータ出力71に現れるパルス波形は、パルス分割レーザ光におけるパルス光の出現タイミングに一致している。このコンパレータ出力71が全てのクロック再生回路23a、23b、23cに対して並列に入力される。図5(a)では、コンパレータ出力71に現われる3つの位相を、a、b、cで示している。
クロック再生回路23aは、比較回路26のコンパレータ出力71をフリップフロップ回路29aで3分周し、FF出力76aを生成する。
以上説明したように、本実施例に係る異物検査装置100を用いれば、センサ素子6の暗ノイズの影響と、1周期内に複数のパルス光が不等間隔で出現するパルス分割レーザ光を照射することの影響とを共に低減して、微小な異物や欠陥も高精度に検出することができる。
本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備える場合に限定されるものではない。
2…レーザ光源
3…反射板
4、5…レンズ
6…センサ素子
7…I/V変換回路
8a、8b…A/D変換回路
9…データ処理部
10…CPU
11…マップ出力部
12…ステージ制御部
13…回転ステージ
14…並進ステージ
15a、15b…ミラー
16a、16b…偏光ビームスプリッタ
17…パルス分割光学系
20…クロック検出部
21…センサ素子
22…I/V変換回路
23、23a、23b、23c…クロック再生回路
24a、24b…遅延調整部
25…比較電圧
26…比較回路
27a、27b、27c…分周回路
28a、28b、28c…PLL回路
29a、29b、29c…FlipFlop回路
30…反転回路
100…異物検査装置
Claims (9)
- 1周期内に複数のパルス光が不等間隔で出現するレーザパルス光を試料表面に照射する処理と、
試料表面から発生する散乱光を検出して検出信号を生成する処理と、
前記複数のパルス光に同期した複数の再生クロック信号を生成する処理と、
前記複数の再生クロック信号により、前記検出信号をそれぞれサンプリングする処理と、
複数のサンプリング結果に基づいて、前記試料表面を検査する処理と
を有する試料表面検査方法。 - 請求項1に記載の試料表面検査方法において、
前記レーザパルス光の1周期内に出現するパルス数に応じた個数の再生クロック信号を生成する
ことを特徴とする試料表面検査方法。 - 請求項2に記載の試料表面検査方法であって、
前記レーザパルス光の1周期内に出現するパルス数と、前記レーザパルス光の1周期内に出現する前記複数の再生クロックの相数が等しい
ことを特徴とする試料表面検査方法。 - 請求項2に記載の試料表面検査方法であって、
前記レーザパルス光の1周期内に出現するパルス数と、前記レーザパルス光の1周期内に出現する前記複数の再生クロック信号の立上がり又は立下りエッジの数が等しい
ことを特徴とする試料表面検査方法。 - レーザ光を出力するレーザ光源と、
前記レーザ光を分割後多重し、1周期内に複数のパルス光が不等間隔で出現するレーザパルス光を生成し、試料表面に照射する光学系と、
前記試料表面から発生する散乱光を検出して検出信号を生成する検出部と、
前記複数のパルス光に同期した複数の再生クロック信号を生成する再生クロック信号生成部と、
前記複数の再生クロック信号に対応して設けられ、それぞれが対応する再生クロック信号により前記検出信号をサンプリングする複数のサンプリング部と、
前記複数のサンプリング部による複数のサンプリング結果に基づいて、前記試料表面を検査するデータ処理部と
を有する試料表面検査装置。 - 請求項5に記載の試料表面検査装置において、
前記再生クロック生成部は、
前記レーザパルス光を受光する受光部と、
前記受光部の出力信号をデジタル信号に変換するコンパレータと、
前記デジタル信号から、前記レーザパルス光の1周期内に出現するパルス数に応じた個数の再生クロック信号を生成するクロック再生回路と
を有することを特徴とする試料表面検査装置。 - 請求項6に記載の試料表面検査装置において、
前記レーザパルス光の1周期内に出現するパルス数と、前記レーザパルス光の1周期内に出現する前記複数の再生クロックの相数が等しい
ことを特徴とする試料表面検査装置。 - 請求項6に記載の試料表面検査装置において、
前記レーザパルス光の1周期内に出現するパルス数と、前記レーザパルス光の1周期内に出現する前記複数の再生クロック信号の立上がり又は立下りエッジの数が等しい
ことを特徴とする試料表面検査装置。 - 請求項6に記載の試料表面検査装置において、
前記再生クロック再生回路の個数は、前記レーザパルス光の1周期内に出現するパルス数に等しい
ことを特徴とする試料表面検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012109511A JP5687655B2 (ja) | 2012-05-11 | 2012-05-11 | 試料表面検査方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012109511A JP5687655B2 (ja) | 2012-05-11 | 2012-05-11 | 試料表面検査方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013238411A JP2013238411A (ja) | 2013-11-28 |
JP5687655B2 true JP5687655B2 (ja) | 2015-03-18 |
Family
ID=49763582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012109511A Expired - Fee Related JP5687655B2 (ja) | 2012-05-11 | 2012-05-11 | 試料表面検査方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5687655B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS637021A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 同期化多相クロツク生成装置 |
JP3806100B2 (ja) * | 2003-04-28 | 2006-08-09 | 株式会社東芝 | 入出力回路 |
JP4564910B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2010-10-20 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | ウェハ欠陥検査方法および装置 |
JP4945181B2 (ja) * | 2006-07-12 | 2012-06-06 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 表面検査方法および表面検査装置 |
JP5581343B2 (ja) * | 2012-01-13 | 2014-08-27 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 欠陥検査方法およびその装置 |
-
2012
- 2012-05-11 JP JP2012109511A patent/JP5687655B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013238411A (ja) | 2013-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11860037B2 (en) | Interferometer movable mirror position measurement apparatus and fourier transform infrared spectroscopy | |
US10249781B2 (en) | Apparatus for counting single photons and method thereof | |
JPH0277673A (ja) | 時間差の高分解測定装置 | |
JP2017198673A (ja) | 参照信号キャリブレーションを用いたスウェプトソース光コヒーレンストモグラフィ(ss−oct)の位相安定化 | |
JP5687655B2 (ja) | 試料表面検査方法及び装置 | |
KR101489110B1 (ko) | 결함 검사 방법 및 결함 검사 장치 | |
JP2005227057A (ja) | テスト回路 | |
CN109990735B (zh) | 用于提高自准直仪测量精度的光源频率调制装置及方法 | |
US6377522B1 (en) | Optical disc apparatus and kand/groove detecting circuit | |
WO2021256094A1 (ja) | 光源駆動装置、光源装置および測距装置 | |
JP2005069916A (ja) | レーザドップラ振動計 | |
JP2021517254A (ja) | 光干渉断層撮影装置用のディジタイザ | |
CN113497892A (zh) | 摄影装置、测距装置及方法、以及存储介质、计算机装置 | |
WO2019111568A1 (ja) | 光超音波測定装置、方法、プログラム、記録媒体 | |
JP2009099169A (ja) | ジッタ計測器及びこれを用いた光ディスク装置 | |
JP5010881B2 (ja) | 検査装置および検査方法 | |
JPH01255014A (ja) | 位置検出回路 | |
JP4178060B2 (ja) | 光ディスク装置、および、光ディスク記録方法 | |
JP2008282468A (ja) | 信号再生装置 | |
Artyukh et al. | Event timing system for Riga SLR station | |
JPH07169059A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JP2000002589A (ja) | 干渉分光光度計 | |
CN115597503A (zh) | 基于脉冲激光的椭偏量测装置及相关的光操作方法 | |
JP2010015628A (ja) | 光ディスク装置及び受光ic | |
JP2001202625A (ja) | 光ディスク用データ記録信号生成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140312 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5687655 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |