JP5687268B2 - 放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のための収容装置 - Google Patents

放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のための収容装置 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、放射性分解を通じて水素等の可燃性のガス及び/または爆発物を生じる放射性媒体の運搬及び/または貯蔵の分野に関する。
【0002】
これらは、例えば、以下のようなさまざまな種類の放射性媒体であってもよい。
−放射性液体媒体
−例えば0.5%より高い水分含有量の、酸化プルトニウム(PuO2)の粉末、または、MOX粉末とも呼ばれる、混合ウラン−プルトニウム酸化物(UO2-PUO2)の粉末
−放射性の特性を与えるウランまたはプルトニウムにより場合によっては汚染された、有機化合物と場合によっては水を含む産業廃棄物、
−密閉されない、放射線を受けた、または未使用の、場合によっては水を含む、核燃料棒
−放射性物質を取り込む樹脂を含む、核燃料棒の一部。
【背景技術】
【0003】
例えば公知の方法では、該放射性媒体は、通常、キャニスターにより規定される内部貯蔵スペースに置かれる。複数のキャニスターが満たされ、プラグにより密閉されると、それらはキャニスターバスケットに配置され、二重容器により規定されるキャビティに挿入される。放射性媒体の貯蔵及び運搬のための容器と呼ばれ、得られるアセンブリは、キャニスターバスケット内に分配される、例えば10のキャニスターを含んでもよい。
【0004】
通常プルトニウムを含む、液体の放射性媒体は、放射性分解を通じて、水素等の可燃性のガス及び/または爆発物を生じやすい。これは、放射性媒体が、放射性媒体がイオンの形態で存在する場合であっても、液体に分散する固体粒子の形態で存在する場合であっても、特に、水素化分子を解離して可燃性のガス化合物を分離する特殊性を有する、α粒子の放射体を形成する事実に起因する。ここで、放射性分解により分解される分子は、媒体及び/またはキャニスターの構成材料の一部であってもよいことに留意されたい。
【0005】
いずれの場合も、それらの濃度が≪燃焼閾値≫と呼ばれる限界値を超える場合、空気等の他のガスの存在下で放射性分解により生じる可燃性のガスは、爆発性の混合物を形成する。燃焼閾値は、可燃性のガスの種類に依存して、及び、温度及び圧力条件に依存して、変化する。特に水素の場合、空気中における燃焼閾値は、4%前後である。これは、空気中の水素濃度がこの閾値を超える場合、内部貯蔵スペース内で、熱源またはスパークが混合体を点火する、または激しい爆発を生じるのに十分であることを意味し、このスペースは事実上放射性媒体により部分的に満たされるとともにガス上部空間で完全に満たされる。
【0006】
しかしながら、さまざまな研究が、プルトニウムを含む水性媒体を含むキャニスターにおいて放射性分解により生じる、水素等の可燃性ガスの濃度が、時として数日後に、4%前後の値に達する場合があることを示している。しかしながら、キャニスターは、開けられるまでにもっと長い期間密封状態であることが多い。従って、衝撃や摩擦で生じるスパークが、運搬中にガス上部空間を含むキャニスターの内部スペースで生じる可能性があることから、現実的なアクシデントの危険性がある。また、この危険性は、キャニスターを開ける操作時にも存在する。
【0007】
この問題に取り組むために、キャニスターに収容される放射性媒体の容積を低減してもよい。これは、後の段階で、可燃性のガスの燃焼閾値に達する、より大きいガス上部空間の容積を得ることを可能とする。それでもなお、この解決策は、運搬操作を増やすために、経済的な観点から、十分であるとは証明されていない。
【0008】
他の解決策は、キャニスターにおける放射性媒体の体積を同一に維持しながら、ガス上部空間の容積を増すように内部貯蔵スペースを増大することから成る。しかし、これは、非常に大きいサイズのキャニスターの製造につながり、特に、通常グローブボックスで行われる放射性媒体のキャニスターへの積み込みフェーズにおいて、その使用をより難しくする。
【0009】
この種の欠点は、放射性分解を通じて可燃性ガス及び/または爆発物を生じ易い場合、上述した他の放射性媒体でも生じる。いずれの場合も、放射性分解を受ける樹脂と同じ樹脂が用いられる場合を除き、キャニスターには、放射性分解される水が含まれる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、従って、先行技術の解決策に関する上述した不利点を少なくとも部分的に克服することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この目的のために、本発明の第一の主題は、放射性分解を通じて可燃性のガス及び/または爆発物を生じる放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のための収容装置であって、該装置は、放射性媒体を収容するための少なくとも一つのキャニスターを含み、該キャニスターは、媒体が注入される開口を介して利用可能な内部貯蔵スペースを規定し、その上にプラグ形成手段が取り付けられる装置である。
【0012】
本発明によれば、該装置は、チャンバーを形成する機構と、該内部貯蔵スペースと該チャンバーとの間に第一の流体連通部を設定可能とする連通手段と、をさらに含む。
【0013】
従って、放射性媒体の貯蔵及び/または運搬中の放射性分解により生じる可燃性ガス及び/または爆発物は、キャニスターの内部貯蔵スペースのガス上部空間と呼ばれる未充填部分に充満可能なだけでなく、該第一の流体連通部の存在を通じて、チャンバーの容積にも充満可能である。放射性分解により生じるガスは、ガス上部空間のわずかな容積のみよりもより大きな容積で希釈可能であるため、各キャニスターは、このような理由により、これらのガスの燃焼閾値に達する危険性なく、より多くの量の放射性媒体を収容することができる。このキャニスターの注入基準の増加は、所与の体積の媒体に対して、必要な運搬作業の数を低減するため、大幅な経済的節約を伴う。
【0014】
また、本発明は、放射性分解により生じるガスの燃焼閾値に達する危険性なく、運搬/貯蔵時間の増加を可能とするが、これも、より大きい容積内でガスが希釈可能であるという事実によるものである。
【0015】
また、各キャニスターは、制限されたサイズのままであり、特に通常グローブボックスで行われる内部貯蔵スペースへの媒体の注入作業に対して、その取り扱いをより容易にする。注入及びプラグ手段の所定位置への配置後、内部貯蔵スペース及びチャンバーは流体連通部に設定される。ここで、各キャニスターがチャンバーの外部に配置されることが好ましく、機構に着脱可能に取り付けられることが好ましいが、各キャニスターがその内部貯蔵スペースと連通するチャンバーの内部に収容されるように設けることも可能であることにも留意されたい。また、キャニスターがチャンバーの外部に配置される場合、それらは、代案として、チャンバーに機械的に取り付けられることなく、チャンバーを形成する機構からある距離を置いて配置されてもよい。
【0016】
本発明は、液体の放射性媒体の収容に適用されるが、放射性分解により可燃性ガスや爆発物を生じ易い、他の全ての放射性媒体の収容にも適用される。
【0017】
本発明の好ましい第一の実施形態によれば、キャニスターは、内部貯蔵スペースに開口する第一の開口部をさらに含み、
該チャンバーを形成する機構は、該チャンバーに開口する第二の開口部を含み、
該第一及び第二の開口部が、該第一の流体連通部の両端を形成する。
【0018】
この第一の実施形態は、キャニスターがチャンバーの外部に配置されるようにデザインされ、好ましくは機構に着脱可能に取り付けられる場合に対応する。該第一の流体連通部は、第一及び第二の開口部の間のいかなる要素、特に、これらの第一及び第二の開口部を交互に開放/閉鎖可能とする制御可能手段を一体化してもよい。
【0019】
ここで、該連通手段は、該第一の流体連通部を設定するオープンポジションと該第二の開口部を遮断するクローズポジションとの間で可動する第一の可動部位を含み、該第一の可動部位は、該チャンバーを形成する機構に取り付けられる。
【0020】
この第一の可動部位は、第一の流体連通部の設定を目的とする可動部位を当然形成してもよく、この可動部位の従動部位を形成してもよい。どちらの場合も、可動部位は、操作者により、手動で駆動されてもよく、または、操作者により作動された信号に応じて、自動的に作動されてもよい。
【0021】
本発明の好ましい第二の実施形態によれば、キャニスターが内部貯蔵スペースに開口する第三の開口部をさらに含み、
該チャンバーを形成する機構が、該チャンバーに開口する第四の開口部を含み、
該連通手段が、該内部貯蔵スペースと該チャンバーとの間に第二の流体連通部を設定可能とし、該第三及び第四の開口部が、該第二の流体連通部の両端を形成する。
【0022】
第一の実施形態によく似たこの第二の実施形態で、放射性媒体の運搬及び/または貯蔵中の放射性分解により生じる可燃性ガス及び/または爆発物は、該第一の流体連通部及び該第二の流体連通部双方を通過することにより、チャンバーの容積に充満可能である。また本発明の範囲から逸脱することなく、2を超える数の流体連通部が、チャンバーとキャニスターの内部貯蔵スペースとの間に備えられてもよい。
【0023】
本発明の好ましい第三の実施形態によれば、キャニスターが内部貯蔵スペースに開口する第三の開口部をさらに含み、
該チャンバーを形成する機構が、該チャンバーに開口する第四の開口部を含み、
該連通手段が、該内部貯蔵スペースと該チャンバーとの間に第二の流体連通部を設定可能とし、該第三及び第四の開口部が、該第二の流体連通部の両端を形成し、
第五及び第六の開口部がチャンバーを形成する機構に備えられ、該連通手段の不可欠な部分を形成する連結ダクトを介して互いに連通する。
【0024】
この第三の実施形態は、収容装置の異なる部分の不活性ガスの注入を達成することができるように、特に適用される。該連通手段は、該チャンバーを形成する機構にそれぞれ取り付けられるとともに、オープンポジションとクローズポジションとの間で可動される、第一の可動部位及び第二の可動部位を含み、
該第一の可動部位が、
−オープンポジションにおいて、まず、該第一の開口部と該第五の開口部とを連通し、次に、該第三の開口部と該第四の開口部とを連通することより該第二の流体連通部を設定し、
−クローズポジションにおいて、まず、該第四の開口部と該第五の開口部との連通を保証し、次に、第四及び第五の開口部それぞれと該チャンバーの外部との連通を禁止する、
ようにデザインされ、
該第二の可動部位が、
−オープンポジションにおいて、まず、該第六の開口部と該チャンバーの外部とを連通し、次に、該第二の開口部と該チャンバーの外部とを連通し、
−クローズポジションにおいて、まず、該第六の開口部と該第二の開口部との連通を保証し、次に、第二及び第六の開口部それぞれと該チャンバーの外部との連通を禁止する、
ようにデザインされる。
【0025】
従って、2つの可動部位の位置の適切な組み合わせを選ぶことにより、キャニスター及びチャンバーの不活性ガスの注入の達成、チャンバー単独の不活性ガスの注入の達成、第一及び第二の流体連通部の設定、及びチャンバーの閉回路設定が交互に可能である。
【0026】
ここでもまた、この第一の可動部位は、第一の流体連通部の設定を目的とする可動部位を当然形成してもよく、この可動部位の従動部位を形成してもよい。どちらの場合も、この可動部位は、操作者により、手動で駆動されてもよく、または、操作者により作動された信号に応じて、自動的に作動されてもよい。
【0027】
ここで、想定される実施形態に関わらず、該キャニスターが、該第一の流体連通部を設定するオープンポジションと、該第一の開口部を遮断するクローズポジションとの間を可動する、さらなる可動部位を好ましくは含み、第一の可動部位及びさらなる可動部位のいずれか一方が主導部位であり、他方が主導部位の作動に従う従動部位であり、クローズポジションからオープンポジションへの主導部位の動作が、該従動部位をクローズポジションからオープンポジションへ、またはその逆へ動作させる。
【0028】
言い換えれば、第一の可動部位は、チャンバーに開口する第二の開口部の閉鎖/開放のために設けられ、さらなる可動部位は、キャニスターの内部貯蔵スペースに開口する第一の開口部の閉鎖/開放のために設けられ、これらの部位のいずれか一方が、場合により主導部位を形成し、好ましくは操作者により手動で作動され、これら2つの部位の他方、すなわち従動部位を導く。
【0029】
可動部位は、チャンバーを形成する機構上に、該キャニスターの機械的結合部位をも形成することが好ましく、従って、この機械的結合機能は、第一の流体連通部の設定/遮断の機能に追加される。
【0030】
主導部位は、該キャニスターがこの第一の可動部位に圧し掛かり、クローズポジションからオープンポジションへのその動作が、キャニスターの機械的結合を保証するようにデザインされ、オープンポジションからクローズポジションへの動作が、このキャニスターの機械的分離を保証するようにデザインされることが好ましい。その結果、この作動部位の単一の動作が、機械的結合の作用及び流体連通の作用の発生を同時に可能とする。
【0031】
主導部位は、バヨネット機械結合のオス部またはメス部を形成することが好ましい。
【0032】
装置は、内部スペースと該チャンバーとの間に第一の流体連通部を可能とする連通手段とそれぞれ関連する、複数のキャニスターを含むことが好ましい。この理由により、複数のキャニスターが同一のチャンバーを共有し、重量及び体積の観点から、装置の最適化を伴う。
【0033】
第三の実施形態においては、全てのキャニスターの連通手段が、同一の第二の開口部を共有し、
該第二の可動部位が、
−オープンポジションにおいて、まず、該第六の開口部それぞれと該チャンバーの外部とを連通し、次に、該単一の第二の開口部と該チャンバーの外部とを連通し、
−クローズポジションにおいて、まず、該第六の開口部それぞれと該単一の第二の開口部との連通を保証し、次に、単一の第二の開口部及び第六の開口部それぞれと該チャンバーの外部との連通を禁止するようにデザインされることが好ましい。
【0034】
その結果、第二の可動部位の単一動作が、全キャニスターへの作用を同時に可能とし、操作の簡易化をもたらす。
【0035】
また、本発明は、あらゆる上述形態の該収容装置を含むアセンブリにも関する。このアセンブリでは、各キャニスターは、その内部貯蔵スペースに、この内部貯蔵スペースをすべて満たすガス上部空間と共に水平境界線を形成する基準位置を規定する、所与の体積の放射性媒体を収容し、該キャニスターと関連する該連通手段が、該内部貯蔵スペースに開口するとともに、該所与の体積の媒体を取り込む該キャニスターの空間姿勢に関わらずガス上部空間と常に連通するように配置される、第一の開口部を有する。ここで、本発明は、より具体的には、液体の放射性媒体に対して適用され、より一般的には、その濃度がガス上部空間と共に水平境界線を形成する基準位置の規定を可能とする、あらゆる媒体に対して適用される。
【0036】
言い換えれば、キャニスターの空間姿勢に関わらず、放射性分解により生じるガスがチャンバーの方向へ抜けることが常に可能となるように、第一の開口部の貫通端の少なくとも一部は、媒体に浸からない。
【0037】
従って、装置が通常の運搬/貯蔵姿勢でない、すなわち垂直でない偶発的状況の場合に、キャニスターのガス上部空間とチャンバーとの間の流体連通が、維持される。これは、キャニスターのガス上部空間においてガスが燃焼閾値を急激に超える危険性を回避する。
【0038】
この第一の開口部は、該内部貯蔵スペースの内部に突出するダクトの少なくとも一部に備えられることが好ましい。また、第一の開口部は、該内部貯蔵スペースの圧力中心付近に開口することが好ましい。
【0039】
本発明のさらなる主題は、上述した該アセンブリが内部に収容されるキャビティを形成する二重容器を含む、放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のための容器である。
【0040】
また、本発明は、上述した収容装置が内部に収容されるキャビティを形成する二重容器を含む、放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のためのコンテナに関する。このコンテナは、収容装置が空である、すなわち、放射性媒体を含まない、という事実により、前述した容器とは異なる。
【0041】
最後に、本発明は、
−放射性媒体がキャニスターの内部貯蔵スペースに積み込まれ、
−プラグ形成手段を用いてキャニスターが密閉され、
−該第一の流体連通部が、該内部貯蔵スペースと該チャンバーとの間に設定される、
放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のための収容装置における放射性媒体の収容方法に関する。
【0042】
本発明の他の利点及び特徴は、以降の詳細で非限定的な記述から明確になる。
【0043】
本記述は、以下の添付図面と関連して成される。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の好ましい第一の実施形態による放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のための容器の部分的な分解斜視図である。
【図1a】チャンバーを形成する機構に取り付けられたキャニスターの一つを示す部分的断面図であり、このチャンバーとキャニスターとの間の流体連通部を設定する、オープンポジションの第一の可動部位を備える。
【図1b】図1aの図と同様の図であり、チャンバーとキャニスターとの間の流体連通を禁止する、クローズポジションの第一の可動部位を備える。
【図1b´】図1bのIb’-Ib’線に沿う断面図である。
【図1c】チャンバーを形成する機構にキャニスターを取り付けるために備えられた、バヨネット機械結合メカニズムを示す概略斜視図である。
【図1d】他の実施形態の形式で示される、図1bの図と同様の図であり、クローズポジションで示された第一の可動部を備える。
【図2a】図1aに示すものと同様の図であり、本発明の好ましい第二の実施形態の形式の収容装置を備える。
【図2b】図1bに示すものと同様の図であり、本発明の好ましい第二の実施形態の形式の収容装置を備える。
【図3a】本発明の好ましい第三の実施形態による、異なる利用形態の収容装置を示す。
【図3b】本発明の好ましい第三の実施形態による、異なる利用形態の収容装置を示す。
【図3c】本発明の好ましい第三の実施形態による、異なる利用形態の収容装置を示す。
【図3c´】図3cのIIIc’- IIIc’線に沿う断面図である。

【図3d】本発明の好ましい第三の実施形態による、異なる利用形態の収容装置を示す。
【図3e】他の実施形態の形式で、オープンポジションで示される第二の可動部の断面図である。
【図3f】他の実施形態の形式で、クローズポジションで示される第二の可動部の断面図である。
【図4a】キャニスターの内部貯蔵スペースに開口する第一の開口部の他の可能な実施形態を示し、このキャニスターは、運搬及び/または貯蔵の通常の条件下で取られる垂直姿勢にある。
【図4b】図4aの図と同様の図を示し、キャニスターが偶発的状況下で生じる傾斜姿勢にある。
【発明を実施するための形態】
【0045】
まず、図1を参照すると、本発明の好ましい第一の実施形態による放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のための容器が示されている。この放射性媒体は、放射性物質がイオンの形態で存在する、及び/または、液体に分散する固体粒子の形態で存在する、液体であることが好ましい。
【0046】
容器1は、放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のための収容装置2を含み、この装置も、本発明の対象である。
【0047】
図1に概略的に示されるように、随意でビニールのスリーブ(不図示)でカバーされる収容装置2は、リッド4aにより閉じられるキャスク4に収容される。そして、このキャスク4自体は、二重容器6のキャビティ5に収容され、リッド6aにより閉じられて、容器1を形成する。
【0048】
収容装置2は、複数のキャニスター8と、チャンバー12を形成する機構10とを含む特徴を有する。各キャニスター8は、放射性媒体が置かれる内部貯蔵スペースを規定し、このスペースは、プラグ形成手段14により閉じられ、これを介して、キャニスターは、機械的に、及び着脱可能に、機構10に連結される。
【0049】
ここで、機構10は、軸16と円形断面の、一般的なシリンダー形状であり、キャニスター8を収容するために周囲に配置された切り欠き部18を有するものとする。図1でわかるように、圧痕に例えることができる各切り欠き部18は、半径方向の外側に向かい、かつ軸の下方に向かって開口し、収容するキャニスター8よりもわずかに大きい寸法を有する。軸16の周囲に平行に配置される複数のキャニスター8は、軸方向及び/または半径方の動きを通じて、各切り欠き部に挿入される。
【0050】
従って、例えば5つのキャニスターが、チャンバー12の外側の機構10において、キャニスターと同数備えられた切り欠き部18に組み込み可能である。
【0051】
ここで、図1aを参照すると、プラグ形成手段14により、チャンバー12を形成する機構10に着脱可能に取り付けられた、キャニスター8の一つが確認できる。これらの手段14は、キャニスター8の内部貯蔵スペース22の上部に備えられる注入開口部20を遮断し、この開口部20は、グローブボックス内で行われる、放射性媒体(不図示)のスペース22への事前注入を可能とする。ここで、開口部20の直径は、キャニスターの側体26の直径よりも小さく、円形断面の一般的なシリンダー形状である。とは言うものの、キャニスターは、好ましくは金属のケースまたは箱等の他の形状であってもよい。
【0052】
プラグ形成手段14は、例えばキャニスターの側体26の上部端にねじ込まれる、第一の遮断部位24を含み、第一の遮断部位24を通じて、内部貯蔵スペース22に開口する第一の開口部30aが備えられる。側体26により規定される開口部20をカバーするのは、この第一の遮断部位24である。さらに、プラグ形成手段14は、例えば第一の遮断部位24に回転して取り付けられ、その本質的な機能が、第一の開口部30aの遮断/開放である、第二の遮断部位であるさらなる可動部位32を含む。これを行うために、このさらなる可動部位32は、2つの遮断部位24、32の間の相対角度位置の関連で、第一の開口部30aと整列可能な、または中心がずれる、経路34を含む。
【0053】
チャンバー12を区切る壁の形態の機構10は、チャンバー12に開口する第二の開口部30bと一体化する。この第二の開口部30bは、圧痕18の上部端を規定し、キャニスターのプラグ形成手段14と対向する、機構10の一部に備えられている。第一の可動部位36が、第二の開口部30bの遮断/解放を特に確実に可能とするように、第二の開口部30bの真上の機構10の外側に取り付けられている。
【0054】
この目的のために、第一の可動部位36は、第一の可動部位36と機構10との間の相対角度位置の関係で、第二の開口部30bと整列可能な、または中心がずれる、経路38を含む。
【0055】
図1aに示される構造では、キャニスター8は、以下に述べる方法で機構10に機械的に取り付けられるだけではなく、第一の流体連通部40が、内部貯蔵スペース22とチャンバー12との間に設定される。この第一の流体連通部40は、第一の開口部30aから始まり、互いに連続して横たわる経路34及び38で延長され、第二の開口部30bで終わる。従って、内部貯蔵スペース22にあるどのようなガスも、チャネルを形成する第一の流体連通部40を介して、チャンバー12に向かって密閉状態で移動することが可能であり、逆も可能である。貯蔵及び/または運搬中の放射性分解により生じる可燃性のガス及び/爆発物は、内部貯蔵スペース22内部と、チャンバー12の容積内に移動可能であるため、これは特に重要である。
【0056】
ここで、第一の可動部位36は、作動部位の機能を果たし、例えばハンドルまたはレバー42を用いて、操作者により駆動可能である。この第一の可動部位36を旋回させることにより、操作者は、第一の可動部位36及びさらなる可動部位32を、図1aに示される、第一の流体連通部40を設定するオープンポジションから、図1b及び1b´に示される、第二の開口部30bを遮断し、第一の流体連通部40の遮断をもたらす、クローズポジションに、効果的に動かすことができる。
【0057】
キャニスター8が、キャニスター8の上部に取り付けられた第一の遮断部位24を介して第一の可動部位36に接する状態で機構10に取り付けられる場合、この第一の可動部位36は、例えば、第一の可動部位36とキャニスター8の中央部に取り付けられたさらなる可動部位32との接合部分に配置された、さらなる可動部位32、第一の可動部位36のいずれか一方に支持されるピン44により、さらなる可動部位32と結合される。従って、操作者により、第一の可動部位36オープンポジションからクローズポジションへ回転駆動される場合、この第一の可動部位36は、ピン44による結合により、さらなる可動部位32を回転駆動する。従って、このさらなる可動部位32は、操作者による第一の可動部位36の回転駆動により、図1aに示される、第一の遮断部位24に設けられた第一の開口部30aと、さらなる可動部位32に設けられた経路34と、第一の可動部位36に設けられた経路38と、機構10に設けられた第二の開口部30bとが連通された第一の流体連通部40が設定されるオープンポジションから、操作者による第一の可動部位36の逆方向の回転駆動により、図1bに示される、第一の可動部位36に設けられた経路38と、さらなる可動部位32に設けられた経路34とが、第一の遮断部位24に設けられた第一の開口部30a及び機構10に設けられた第二の開口部30bからずれて、第一の開口部30aを遮断し、第一の流体連通部40の遮断をももたらす、クローズポジションにすることができる。遮断部位であるさらなる可動部位32は、第一の可動部位36の回転に伴い回転する従動部位である。
【0058】
さらなる可動部位32のクローズポジションが、内部貯蔵スペース22の密閉を保証し、第一の可動部位36のクローズポジションが、チャンバー12の密閉を保証するように、シーリングガスケットタイプのシーリング手段(不図示)が備えられることが好ましいことに留意されたい。
【0059】
さらなる可動部位32、第一の可動部位36のクローズポジションをオープンポジションに変えるために、第一の可動部位36が手動でクローズ方向とは反対方向に駆動される。ここで、収容装置2のデザインは、第一の可動部位36がキャニスター8の機構10への機械的結合部位をも形成するものである。
【0060】
ここで、第一の可動部位36は、バヨネット機械結合のオス部を形成し、例えば、図1a、図1b´、及び図1cに示すように、下方に突出する断面が逆T字の2つのピン46を有する。そして、バヨネット機械結合のメス部が、プラグ形成手段14の第一の遮断部位24により、第一の遮断部位24の上部表面に開口する溝48によって形成され、図1b´及び図1cで確認できるように、各溝48は、幅広端48aを有する。この幅広端48aの外側では、各溝48の形状が、関連するピン46の形状と一致し、すなわち、上方に開口する逆T字の断面を備える。
【0061】
従って、キャニスター8と機構10との間の所望の機械的結合を確実に得るために、キャニスターが、ピン46のT字の反転頭部がそれぞれ溝48の幅広端48aに収容されて、第一の遮断部位24が第一の可動部位36に接するように、切り欠き部18に挿入される。そして、第一の可動部位36が、操作者により、クローズポジションからオープンポジションに、例えば1/4回転相当動かされる場合、ピン46T字の反転頭部は、各幅広端48aに対して狭められた開口によりそれらが保持される溝48に沿って動く。第一の可動部位36のオープンポジションでは、図1aに示すように、各ピン46の反転頭部は、幅広端48aとは反対の端の溝48にあり、キャニスター8の機構10への機械的結合を伴う。
【0062】
次に、キャニスター8が機構10から機械的に分離される必要がある場合、第一の可動部位36が、操作者による再度の1/4回転の実施により、図1b´に示すクローズポジションへ動かされ、この結果、ピン46のT字の反転頭部が各幅広端48aに戻る。そして、機構10から機械的に分離されたキャニスター8は、軸方向に下方に動かすだけで、収容装置2から取り出し可能となる。
【0063】
この機械的結合/分離と、第一の流体連通部の遮断/設定の原理は、収容装置に備えられる各キャニスターに明白に適用される。ここで、装置は、切り欠き部18の幾つかのみがキャニスターで塞がれ、他の切り欠きが空であり、関連する第一の可動部位36が対応する第二の開口部30bを密閉するようにクローズポジションに位置する状態で、用いられてもよい。または、各切り欠き部18が、随意でビニールスリーブに覆われるキャニスターを収容するが、これらのキャニスターの一つ以上が、放射性媒体で満たされていなくてもよい。このことは、キャニスターがチャンバーを介して互いに連通しているため、可燃性ガス及び/または爆発物が希釈され得る収容装置の容積をより一層増加させる。
【0064】
図1dに示す第一の実施形態の他の例では、プラグ形成手段14に属するさらなる可動部位32が、レバー42によって操作者により駆動可能な可動部位の機能を実行し、機構10に外向きに取り付けられた第一の可動部位36が、さらなる可動部位32の従動部位の役割を果たす。この機能は、上述した機能と同様であるにもかかわらず、特にさらなる可動部位32が、キャニスター8の機構10への機械的結合をも形成する。ここで、さらなる可動部位32は、バヨネット機械結合のオス部をも形成し、図1dに示すように、例えば上方に突出するT字形状の断面の2つのピン46を有する。そして、バヨネット機械結合のメス部は、下方に開口する溝48によって機構10により形成され、各溝は、上述したように、幅広端48aを有する。
【0065】
図2a及び図2bは、上述した第一の実施形態と類似する、本発明の好ましい第二の実施形態の形状の収容装置1を示す。ここで、図において、同じ参照番号を持つ部位は、同一または類似部位を指定するものとする。
【0066】
従って、本第二の実施形態は、好ましい第一の実施形態の特徴全てを再現するとともに、キャニスターの内部貯蔵スペース22と機構10により規定されるチャンバー12との間の第二の流体連通部を設定/遮断することが可能であるように他の特徴が追加されていることが分かる。
【0067】
図2aでわかるように、第二の流体連通部49は、内部貯蔵スペース22に開口する第三の開口部30cから始まり、さらなる可動部位32及び第一の可動部位36にそれぞれ備えられた経路50及び52により延長され、チャンバー12に開口する第四の開口部30dで終わる。
【0068】
通常、第二の流体連通部49は、既に備えられた連通の2倍化を果たし、同じデザインに基づいている。また、第一及び第二の流体連通部40、49の設定は、第一の可動部位36の簡単な作動により同時に成され、同様に、これらの第一及び第二の流体連通部40、49の遮断も、第一の可動部位36の作動により同時に成される。
【0069】
図3aを参照すると、本発明の好ましい第三の実施形態の形状の収容装置1が確認できる。
【0070】
この第三の実施形態では、第二の実施形態で備えられた、第二の流体連通部49が維持される。
【0071】
他方、第一の流体連通部40は、以下のように変更される。第一の流体連通部は、プラグ形成手段14の第一の遮断部位24の第一の開口部30aで始まり、続いて連続する貫通経路34及び38により延長される。そして、前述した実施形態の第二の開口部30bにまさに対応する、チャンバーに開口する第五の開口部30eにより、継続される。第一の流体連通部40は、チャンバー12を貫通するとともに、その一端で第五の開口部30eと連通され、その他端でチャンバーの壁を形成する機構10に備えられる第六の開口部30fと連通される、連結ダクト56により延長される。図3aで確認できるように、この第六の開口部30fは、機構10の上部にあることが好ましい。そして、本図に示すようなクローズポジションを取る第二の可動部位60が、第六の開口部30fと、機構10に備えられるとともにチャンバー12に開口する、隣り合う第二の開口部30bとを連通可能とする。従って、第一の流体連通部40は、第二の開口部30bで終わる。
【0072】
従って、2つの第一及び第二の流体連通部40、49を得るためには、第一の可動部位36が、前述した実施形態を参照して述べたオープンポジションを取る必要があり、一方、第二の可動部位60が、第二及び第六の開口部30b、30fを確実に連通し、他方、これらの第二及び第六の開口部30b、30fそれぞれとチャンバー12外部との連通を禁止する、クローズポジションを取る必要がある。これを行うために、第二の可動部位60は、第二の開口部30b及び第六の開口部30fの真上で、機構10に外向きに取り付けられ、クローズポジションを取る際に、これらの2つの第二及び第六の開口部30b、30fを密閉状態で連結する内部U字経路62を含む。
【0073】
図3aに示す構造は、キャニスターに存在する放射性媒体の運搬/貯蔵時に採用される。従って、キャニスターの内部貯蔵スペース22で放射性分解により生じる可燃性のガス及び/または爆発物は、それらが希釈可能なチャンバー12に達するために、2つの第一及び第二の流体連通部40、49を通過することができる。
【0074】
機構10に取り付けられて回転する、第二の可動部位60は、例えばハンドルまたはレバー66により、操作者によって駆動されてもよい。この第二の可動部位60を旋回させることにより、操作者は、この部位を、図3aに示される、第一の流体連通部40を設定するクローズポジションから、図3bに示される、キャニスター8及びチャンバー12の不活性ガスの注入を可能とする、オープンポジションに、動かすことができる。例えばクローズポジションから1/4回転させることで得られるこのオープンポジションでは、第二の可動部位60は、2つの第二及び第六の開口部30b、30fと、不使用状態となる内部U字経路62とは独立してその内部に備えられた2つの貫通経路68、70それぞれとを整列させることが可能であり、従って、第二の開口部30b及び第六の開口部30fそれぞれをチャンバー12の外部と連通することが可能となる。
【0075】
従って、図3bにおけるこの構造では、第二の可動部位60の貫通経路70を介して不活性ガスの注入が可能となり、続いてこのガスは、第六の開口部30f、連結ダクト56、第五の開口部30e、経路38、34、及び第一の開口部30aを通過することにより、貯蔵スペース22内に導かれる。そして、不活性ガスは、自ら流出し、第二の流体連通部49を介して、内部貯蔵スペース22からチャンバー12へ流入し、第二の開口部30b及び経路68を介して、そこから流出し、最終的に、チャンバー12の外部で収集可能となる。
【0076】
この第三の好ましい実施形態では、第一の可動部位36のオープンポジションは、第二の好ましい実施形態におけるポジションと同一である。他方、この第一の可動部位36が、操作者により、図3c及び図3c´に示すようなクローズポジションに動かされる場合、第一の可動部位36は、機構10に設けられた第四の開口部30d及び第五の開口部30eを遮断せず第一の可動部位36に設けられた内部U字経路72を介して、第四の開口部30d及び第五の開口部30eを確実に連通する。また、第一の可動部位36は、第四の開口部30d及び第五の開口部30eとキャニスター8の内部貯蔵スペース22との連通を妨げ、キャニスター8の内部貯蔵スペース22とチャンバー12の内部とを連通する第二の流体連通部49及びキャニスター8の内部貯蔵スペース22とチャンバー12の内部または外部とを連通する第一の流体連通部40は、この第一の可動部位36で遮断される。
【0077】
従って、第の可動部位36により、第四の開口部30d及び第五の開口部30eが遮断され、これは、チャンバー12への不活性ガスの注入、キャニスター8の内部貯蔵スペース22とは独立して可能とする。オープンポジションにある第二の可動部位60の貫通経路70を介して不活性ガスの注入が効果的に可能となり、続いてこの不活性ガスは、第六の開口部30f、連結ダクト56、第五の開口部30e、第一の可動部位36の内部U字経路72、及び第四の開口部30dを通過し、第四の開口部30dからチャンバー12に流入する。そして、不活性ガスは、そこから第二の開口部30b及び経路68を介して自ら流出し、最終的に、チャンバー12の外部で収集可能となる。第一の可動部位36がクローズポジションにある、図3c及び図3c´の構造では、キャニスター8の内部貯蔵スペース22は、チャンバー12とは連通していない状態にあるため、キャニスター8は機構10から機械的に分離可能であり、従って、前述した分離方法によりキャニスター8を機構10から分離して、図3dに示すように、収容装置から移動可能である。
【0078】
この図3dでは、第二の可動部位60が、クローズポジションに戻っており、機構10の第二の開口部30b、第六の開口部30fが機構10の外部と遮断され機構10の第四の開口部30d、第五の開口部30eがキャニスター8と遮断されており、チャンバー12は、キャニスター8の内部貯蔵スペース22及び機構10の外部から密閉された状態となる
【0079】
収容装置の各キャニスター8に対して、第二の可動部位60が割り当てられるように準備しておくことができる。それでもなお、取り扱いの簡略化と容積の小型化のために、図3e及び図3fに示すように、全てのキャニスター8が単一の同じ第二の可動部位60と関連するように、代替的に準備しておくこともできる。
【0080】
ここで、各キャニスターは、関連する連結ダクト56を介して、特に各キャニスターに対する第六の開口部30fと繋がれる。他方、単一の第二の開口部30bが、全てのキャニスターと関連して備えられ、第六の開口部30fは、例えばこの第二の開口部30bの周囲に配置される。また、機構10は、開口部が内部に開口する環状の溝82を介して、全ての第六の開口部30fと恒久的に連通して配置される、固定壁延長部80と一体化している。
【0081】
第二の可動部位60のオープンポジションでは、図3eに示すように、第六の開口部30fは、第二の可動部位60の経路70と、固定壁延長部80に備えられ、コレクターを形成する環状溝82に開口する排気開口部84との整列により、チャンバーの外部と連通している。また、第二の可動部位60の経路68は、経路68と、固定壁延長部80に備えられた第二の開口部30bの延長部86との整列を介して、単一の第二の開口部30bとチャンバー12の外部とを連通させる。
【0082】
この構造は、実際にキャニスターとチャンバー12への不活性化ガスの注入を可能とする構造である。
【0083】
他方で、図3fに示す第二の可動部位60のクローズポジションでは、内部U字経路62は、第二の開口部30bの延長部86と第六の開口部30fに関連する環状溝82に開口する排気開口部84とを密封状態で連結することにより、第六の開口部30fそれぞれと単一の第二の開口部30bとの連通を保証する。
【0084】
また、第二の可動部60は、単一の第二の開口部30b及び第六の開口部30fと、チャンバーの外部との連通を禁止する。
【0085】
想定される好ましい実施形態とは関係なく、第一の開口部30aは、図4a及び図4bに示すように、異なって形成されてもよい。
【0086】
図4aには、上述した収容装置2を含むアセンブリ2aの一部が示されており、各キャニスター8が、内部スペース22に所与の体積の放射性媒体90を収容する。アセンブリ2aは、キャニスター及び収容装置2の軸が、収容装置の支持表面92に実質的に直交する、通常の垂直姿勢で示されている。
【0087】
所与の体積の放射性媒体90は、内部貯蔵スペース22をすべて満たすガス上部空間96と共に水平境界線94を形成する、基準位置を規定する。
【0088】
ここで、第一の開口部30aは、第一の遮断部位24で始まり、続いて、この同じ部位24から内部貯蔵スペース22の内部へ突出するダクト98で、内部貯蔵スペース22の圧力中心付近に延長される。
【0089】
より詳細には、第一の開口部30aは、所与の体積の媒体90をまとめるキャニスター8の空間姿勢に関わらず、ガス上部空間96と常に連通するように配置される。従って、キャニスター8の姿勢に関わらず、放射性分解により生じるガスがチャンバー12の方向へ抜けることが常に可能となるように、第一の開口部30aの開口端の少なくとも一部は、媒体90に浸からない。
【0090】
その結果、例えば図4bに示すように、装置が運搬/貯蔵のための通常の姿勢でない偶発的状況の場合に、キャニスター8のガス上部空間96とチャンバー12との間の流体連通部は、維持され、これにより、キャニスターのガス上部空間96に含まれるガスが燃焼閾値を急激に超える危険性を回避する。
【0091】
指標として、媒体の所与の体積と、それが含まれる貯蔵スペースの総体積との最大比率は、0.5のオーダーであってもよい。
【0092】
また、収容装置の全キャニスターの貯蔵スペースの総体積と、チャンバー12の体積との間の比率は、0.4から0.6の間であってもよい。
【0093】
当業者により、非限定的な例で前述した本発明に対して、さまざま変更がなされてもよいことは、明らかである。

Claims (18)

  1. 放射性分解を通じて可燃性のガス及び/または爆発物を生じる放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のための収容装置(2)であって、
    収容装置は、前記放射性媒体(90)を収容するための少なくとも一つのキャニスター(8)を含み、該キャニスター(8)は、前記媒体を注入するための開口(20)を介して利用可能な内部貯蔵スペース(22)を規定し、該開口(20)の上にプラグ形成手段(14)が取り付けられ、
    収容装置は、チャンバー(12)を形成する機構(10)と、該内部貯蔵スペース(22)と該チャンバー(12)との間に第一の流体連通部(40)を設定可能とする連通手段と、
    をさらに含むこと、
    を特徴とする。
  2. 前記キャニスター(8)は、前記内部貯蔵スペース(22)に開口する第一の開口部(30a)をさらに含み、
    該チャンバー(12)を形成する機構(10)は、該チャンバー(12)に開口する第二の開口部(30b)を含み、
    該第一及び第二の開口部(30a、30b)が、該第一の流体連通部(40)の両端を形成すること、
    を特徴とする請求項1に記載の収容装置。
  3. 該連通手段が、該第一の流体連通部(40)を設定するオープンポジションと該第二の開口部(30b)を遮断するクローズポジションとの間で可動する第一の可動部位(36)を含み、該第一の可動部位(36)は、該チャンバー(12)を形成する機構(10)に取り付けられること、
    を特徴とする請求項2に記載の収容装置。
  4. 前記キャニスター(8)が前記内部貯蔵スペース(22)に開口する第三の開口部(30c)をさらに含み、
    該チャンバー(12)を形成する機構(10)が、該チャンバー(12)に開口する第四の開口部(30d)を含み、
    該連通手段が、該内部貯蔵スペース(22)と該チャンバー(12)との間に第二の流体連通部(49)を設定可能とし、該第三及び第四の開口部(30c、30d)が、該第二の流体連通部(49)の両端を形成すること、
    を特徴とする請求項2に記載の収容装置。
  5. 前記キャニスター(8)が前記内部貯蔵スペース(22)に開口する第三の開口部(30c)をさらに含み、
    該チャンバー(12)を形成する機構(10)が、該チャンバー(12)に開口する第四の開口部(30d)を含み、
    該連通手段が、該内部貯蔵スペース(22)と該チャンバー(12)との間に第二の流体連通部(49)を設定可能とし、該第三及び第四の開口部(30c、30d)が、該第二の流体連通部(49)の両端を形成し、
    第五及び第六の開口部(30e、30f)が前記チャンバー(12)を形成する機構(10)に備えられ、該連通手段の不可欠な部分を形成する連結ダクト(56)を介して互いに連通すること、
    を特徴とする請求項2に記載の収容装置。
  6. 該連通手段が、チャンバー(12)を形成する該機構(10)にそれぞれ取り付けられるとともに、オープンポジションとクローズポジションとの間で可動される、第一の可動部位(36)及び第二の可動部位(60)を含み、
    該第一の可動部位(36)が、
    −オープンポジションにおいて、まず、該第一の開口部(30a)と該第五の開口部(30e)とを連通し、次に、該第三の開口部(30c)と該第四の開口部(30d)とを連通することより該第二の流体連通部(49)を設定し、
    −クローズポジションにおいて、まず、該第四の開口部(30d)と該第五の開口部(30e)との連通を保証し、次に、前記第四及び第五の開口部(30d、30e)それぞれと該チャンバー(12)の外部との連通を禁止する、
    ようにデザインされ、
    該第二の可動部位(60)が、
    −オープンポジションにおいて、まず、該第六の開口部(30f)と該チャンバーの外部とを連通し、次に、該第二の開口部(30b)と該チャンバー(12)の外部とを連通し、
    −クローズポジションにおいて、まず、該第六の開口部(30f)と該第二の開口部(30b)との連通を保証し、次に、前記第二及び第六の開口部(30b、30f)それぞれと該チャンバー(12)の外部との連通を禁止する、
    ようにデザインされること、
    を特徴とする請求項5に記載の収容装置。
  7. 該キャニスター(8)が、該第一の流体連通部(40)を設定するオープンポジションと、該第一の開口部(30a)を遮断するクローズポジションとの間を可動する、さらなる可動部位(32)を含み、前記第一の可動部位(36)及びさらなる可動部位(32)のいずれか一方が主導部位であり、他方が主導部位の作動に従う従動部位であり、クローズポジションからオープンポジションへの前記主導部位の動作が、該従動部位をクローズポジションからオープンポジションへ、またはその逆へ動作させること、
    を特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の収容装置。
  8. 主導部位が、前記チャンバー(12)を形成する機構(10)上に、該キャニスター(8)に対する機械的結合部位をも形成すること、
    を特徴とする請求項7に記載の収容装置。
  9. 主導部位が、該キャニスター(8)が前記第一の可動部位(36)に圧し掛かり、クローズポジションからオープンポジションへの動作が、前記キャニスター(8)の機械的結合を保証し、オープンポジションからクローズポジションへの動作が、このキャニスターの機械的分離を保証するようにデザインされること、
    を特徴とする請求項8に記載の収容装置。
  10. 主導部位が、バヨネット機械結合のオス部またはメス部を形成すること、
    を特徴とする請求項9に記載の収容装置。
  11. 内部貯蔵スペース(22)と該チャンバー(12)との間に第一の流体連通部(40)の設定を可能とする連通手段とそれぞれ関連する、複数のキャニスター(8)を含むこと、
    を特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の収容装置。
  12. 全ての前記キャニスター(8)の前記連通手段が、同一の第二の開口部(30b)を共有し、
    該第二の可動部位(60)が、
    −オープンポジションにおいて、まず、各キャニスター(8)に対する該第六の開口部(30f)それぞれと該チャンバー(12)の外部とを連通し、次に、該単一の第二の開口部(30b)と該チャンバー(12)の外部とを連通し、
    −クローズポジションにおいて、まず、各キャニスター(8)に対する該第六の開口部(30f)それぞれと該単一の第二の開口部(30b)との連通を保証し、次に、前記単一の第二の開口部及び前記第六の開口部(30b、30f)それぞれと該チャンバー(12)の外部との連通を禁止するようにデザインされること、
    を特徴とする、請求項5から10のいずれか1項と組み合わされた、請求項11に記載の収容装置。
  13. 各キャニスター(8)が、その内部貯蔵スペース(22)に、この内部貯蔵スペース(22)をすべて満たすガス上部空間(96)と水平境界線(94)を形成する基準位置を規定する、所与の体積の放射性媒体(90)を収容し、該キャニスター(8)と関連する該連通手段が、該内部貯蔵スペース(22)に開口するとともに、該所与の体積の媒体(90)を取り込む該キャニスター(8)の空間姿勢に関わらず前記ガス上部空間(96)と常に連通するように配置される、第一の開口部(30a)を有する、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の該収容装置(2)を含むアセンブリ(2a)。
  14. 該第一の開口部(30a)が、該内部貯蔵スペース(22)の内部に突出するダクト(98)の少なくとも一部に備えられること、
    を特徴とする請求項13に記載のアセンブリ。
  15. 該第一の開口部(30a)が、該内部貯蔵スペース(22)の圧力中心付近に開口すること、
    を特徴とする請求項14に記載のアセンブリ。
  16. 請求項13から15のいずれか1項に記載のアセンブリ(2a)が内部に収容されるキャビティを形成する二重容器(6)を含むこと、
    を特徴とする放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のための容器(1)。
  17. 請求項1から12のいずれか1項に記載の収容装置(2)が収容されるキャビティを形成する二重容器(6)を含むこと、
    を特徴とする放射性媒体の運搬及び/または貯蔵のためのコンテナ。
  18. −前記放射性媒体(90)が前記キャニスター(8)の前記内部貯蔵スペース(22)に導入され、
    −プラグ形成手段(14)を用いて前記キャニスター(8)が密閉され、
    −該第一の流体連通部(40)が、該内部貯蔵スペース(22)と該チャンバー(12)との間に設定される、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の収容装置における放射性媒体の収容方法。
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