JPH03231200A - 放射性廃棄物貯蔵用ドラム缶 - Google Patents
放射性廃棄物貯蔵用ドラム缶Info
- Publication number
- JPH03231200A JPH03231200A JP2025262A JP2526290A JPH03231200A JP H03231200 A JPH03231200 A JP H03231200A JP 2025262 A JP2025262 A JP 2025262A JP 2526290 A JP2526290 A JP 2526290A JP H03231200 A JPH03231200 A JP H03231200A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- filter
- radioactive waste
- lid
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002901 radioactive waste Substances 0.000 title claims abstract description 20
- 238000004880 explosion Methods 0.000 abstract description 6
- 238000003608 radiolysis reaction Methods 0.000 abstract description 5
- 230000005484 gravity Effects 0.000 abstract description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 abstract description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 18
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 3
- 235000006732 Torreya nucifera Nutrition 0.000 description 2
- 244000111306 Torreya nucifera Species 0.000 description 2
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Landscapes
- Lighters Containing Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は、爆発などの危険性を除去した放射性廃棄物貯
蔵用ドラム缶に関する。
蔵用ドラム缶に関する。
（従来の技術）
例えば原子力発電プラント等においては発生した放射性
廃棄物をドラム缶等に詰めて保管している。この場合、
放射性廃棄物はその組成、性状が明らかにされており、
また、放射線線量率か極めて低いため、放射線の作用に
よる有害なガスの発生等はほとんど問題になっていない
。このため、放射性廃棄物それ自身および放射線の作用
によって発生する有害なガス等を考慮した放射性廃棄物
貯蔵用ドラム缶はこれまで存在していないのか現状であ
る。
廃棄物をドラム缶等に詰めて保管している。この場合、
放射性廃棄物はその組成、性状が明らかにされており、
また、放射線線量率か極めて低いため、放射線の作用に
よる有害なガスの発生等はほとんど問題になっていない
。このため、放射性廃棄物それ自身および放射線の作用
によって発生する有害なガス等を考慮した放射性廃棄物
貯蔵用ドラム缶はこれまで存在していないのか現状であ
る。
（発明が解決しようとする課題）
上述した従来のドラム缶では放射線分解で発生した有害
なガスがドラム缶本体内に溜まった場合には、ドラム缶
の内圧の上昇及びドラム缶内の有害ガス濃度の上昇によ
る爆発限界濃度超過の可能性があり、放射性廃棄物の安
全な保管か困難になる課題がある。
なガスがドラム缶本体内に溜まった場合には、ドラム缶
の内圧の上昇及びドラム缶内の有害ガス濃度の上昇によ
る爆発限界濃度超過の可能性があり、放射性廃棄物の安
全な保管か困難になる課題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、放
射性廃棄物貯蔵時に放射線分解によって発生する有害な
ガスをドラム缶本体から外部へ放出し、ドラム缶本体の
内圧上昇およびドラム缶本体内の有害ガス濃度上昇によ
る爆発なとの危険性を除去することができる放射性廃棄
物貯蔵用ドラム缶を提供することにある。
射性廃棄物貯蔵時に放射線分解によって発生する有害な
ガスをドラム缶本体から外部へ放出し、ドラム缶本体の
内圧上昇およびドラム缶本体内の有害ガス濃度上昇によ
る爆発なとの危険性を除去することができる放射性廃棄
物貯蔵用ドラム缶を提供することにある。
［発明の構成コ
（課題を解決するための手段）
本発明はドラム缶本体と、このトラム缶本体の上端を閉
塞する蓋と、この蓋に設けられた開口部と、この開口部
に対向して前記蓋の内面に取着されたフィルタと、前記
蓋の内面に形成された前記フィルタから端部へ向けて下
り勾配の傾斜部とを具備したことを特徴とする。
塞する蓋と、この蓋に設けられた開口部と、この開口部
に対向して前記蓋の内面に取着されたフィルタと、前記
蓋の内面に形成された前記フィルタから端部へ向けて下
り勾配の傾斜部とを具備したことを特徴とする。
（作 用）
ドラム缶本体に貯蔵した放射性廃棄物か放射線分解によ
ってカスか発生すると、このガスはドラム缶本体内の上
部または下部に溜まる。ドラム缶本体内の上部または下
部に溜まったカスのほとんどは蓋の内面に形成された傾
斜部に沿って上昇し、フィルタを通してろ過され無害と
なって外部に放出される。このため、ドラム缶本体内の
ガスによる内圧上昇およびガスの爆発限界濃度超過を防
ぐことができる。また、ドラム缶の貯蔵時に、ドラム缶
本体の上部または下部にパレットなとの板を介在しても
隙間が生しており、上述したドラム缶本体内から発生す
るガスを開口部を通して効率的に外部に放出することが
可能となる。
ってカスか発生すると、このガスはドラム缶本体内の上
部または下部に溜まる。ドラム缶本体内の上部または下
部に溜まったカスのほとんどは蓋の内面に形成された傾
斜部に沿って上昇し、フィルタを通してろ過され無害と
なって外部に放出される。このため、ドラム缶本体内の
ガスによる内圧上昇およびガスの爆発限界濃度超過を防
ぐことができる。また、ドラム缶の貯蔵時に、ドラム缶
本体の上部または下部にパレットなとの板を介在しても
隙間が生しており、上述したドラム缶本体内から発生す
るガスを開口部を通して効率的に外部に放出することが
可能となる。
（実施例）
第１図および第２図を参照しながら本発明に係る放射性
廃棄物貯蔵用ドラム缶の一実施例を説明する。
廃棄物貯蔵用ドラム缶の一実施例を説明する。
第１図において、符号１はドラム缶本体を示しており、
このドラム缶本体１には上端を閉塞する蓋２が設けられ
ている。この缶本体１内には放射性廃棄物４か収容され
る。蓋２の中心部には貫通した開口部５が設けられてお
り、この開口部５を蓋２の内面から覆うようにしてフィ
ルタ３が蓋２の内面に取着されている。また、蓋２の内
面にはフィルタ３から端部へ向けて下り勾配の傾斜部８
か形成されている。
このドラム缶本体１には上端を閉塞する蓋２が設けられ
ている。この缶本体１内には放射性廃棄物４か収容され
る。蓋２の中心部には貫通した開口部５が設けられてお
り、この開口部５を蓋２の内面から覆うようにしてフィ
ルタ３が蓋２の内面に取着されている。また、蓋２の内
面にはフィルタ３から端部へ向けて下り勾配の傾斜部８
か形成されている。
なお、第２図は蓋２にフィルタ３か取着されている状態
を概略的に示す正面図である。
を概略的に示す正面図である。
第１図において、放射性廃棄物４から発生するガスが貯
蔵室雰囲気ガスより比重の軽いものであると限定して説
明する。放射性廃棄物４から発生するガスは雰囲気ガス
より比重か軽いため、ドラム缶本体１内の上部に集まる
。蓋２にはフィルタ３か取着され、そのフィルタ３の取
着部に向って傾斜する構造となっている。そのため、ド
ラム缶本体１内の上部に集まったカスは容易にフィルタ
３を通してドラム缶本体１の外部にそのほとんどを放出
することか可能となる。
蔵室雰囲気ガスより比重の軽いものであると限定して説
明する。放射性廃棄物４から発生するガスは雰囲気ガス
より比重か軽いため、ドラム缶本体１内の上部に集まる
。蓋２にはフィルタ３か取着され、そのフィルタ３の取
着部に向って傾斜する構造となっている。そのため、ド
ラム缶本体１内の上部に集まったカスは容易にフィルタ
３を通してドラム缶本体１の外部にそのほとんどを放出
することか可能となる。
第３図は第１図に示したドラム缶１をノくレッド６を介
して二段積みして貯蔵室７内に貯蔵した状態を示してい
る。第１図で説明したドラム缶１内の放射性廃棄物４か
ら放射線分解によって発生したガスは開口部５から放出
してドラム缶１とｔＺレット６とのすき間に滞留するこ
となく容易に外部に排出される。外部に排出されたガス
は建屋換気系により容易に貯蔵室７から取り除くことが
できる。
して二段積みして貯蔵室７内に貯蔵した状態を示してい
る。第１図で説明したドラム缶１内の放射性廃棄物４か
ら放射線分解によって発生したガスは開口部５から放出
してドラム缶１とｔＺレット６とのすき間に滞留するこ
となく容易に外部に排出される。外部に排出されたガス
は建屋換気系により容易に貯蔵室７から取り除くことが
できる。
＝発明の効果］
本発明によれば簡単な構造で、ドラム缶本体内に放射性
廃棄物貯蔵時に発生する有害なガスを１・４ム缶本体外
に放出し、ドラム缶本体の内圧上昇およびドラム缶本体
内の有害なガスの濃度の上昇による爆発なとの危険性を
除去することができる。
廃棄物貯蔵時に発生する有害なガスを１・４ム缶本体外
に放出し、ドラム缶本体の内圧上昇およびドラム缶本体
内の有害なガスの濃度の上昇による爆発なとの危険性を
除去することができる。
第１図は本発明に係る放射性廃棄物貯蔵用ドラム缶の一
実施例を示す縦断面図、第２図は第１図における蓋を示
す正面図、第３図は本発明に係るドラム缶を貯蔵室に貯
蔵した状態を示す模式図である。 １・・・ドラム缶本体 ２・・・蓋 ３・・・フィルタ ４・・・放射性廃棄物 ５・・・開口部 ６・・・パレット ７・・・貯蔵室 ８・・・傾斜部 （８７３３）代理人 弁理士 猪 股 祥 晃（ほか
１名） 茅 ２ 図 茅 図 第 図
実施例を示す縦断面図、第２図は第１図における蓋を示
す正面図、第３図は本発明に係るドラム缶を貯蔵室に貯
蔵した状態を示す模式図である。 １・・・ドラム缶本体 ２・・・蓋 ３・・・フィルタ ４・・・放射性廃棄物 ５・・・開口部 ６・・・パレット ７・・・貯蔵室 ８・・・傾斜部 （８７３３）代理人 弁理士 猪 股 祥 晃（ほか
１名） 茅 ２ 図 茅 図 第 図
Claims (1)
- ドラム缶本体と、このドラム缶本体の上端を閉塞する蓋
と、この蓋に設けられた開口部と、この開口部に対向し
て前記蓋の内面に取着されたフィルタと、前記蓋の内面
に形成された前記フィルタから端部へ向けて下り勾配の
傾斜部とを具備したことを特徴とする放射性廃棄物貯蔵
用ドラム缶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2025262A JPH03231200A (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 放射性廃棄物貯蔵用ドラム缶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2025262A JPH03231200A (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 放射性廃棄物貯蔵用ドラム缶 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03231200A true JPH03231200A (ja) | 1991-10-15 |
Family
ID=12161110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2025262A Pending JPH03231200A (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 放射性廃棄物貯蔵用ドラム缶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03231200A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120067761A1 (en) * | 2009-04-14 | 2012-03-22 | Tn International | Packaging device for the transport and/or storage of a radioactive medium |
-
1990
- 1990-02-06 JP JP2025262A patent/JPH03231200A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120067761A1 (en) * | 2009-04-14 | 2012-03-22 | Tn International | Packaging device for the transport and/or storage of a radioactive medium |
| US8927954B2 (en) * | 2009-04-14 | 2015-01-06 | Tn International | Packaging device for the transport and/or storage of a radioactive medium |
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