JP5685569B2 - テント - Google Patents

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本発明はテント、例えば、防寒用のテントに関する。
従来から、例えば、冬季、雪山、極地などに使用される防寒用テントは、ナイロンなどの生地が1枚で構成されている。防寒を目的に、この1枚のテント生地の内側に、フレーム(支柱)にフック等を用いてテント内側壁や天蓋(テント屋根)にカーテン状に、別の生地(ナイロンなど)を取り付けて生地を2重に配置することがある(これを「内張」という。)。この内張によって、2枚の生地の間にある程度の空気層ができるため、保温・断熱効果がある。
また、アウターテントと、その内側に配置されるインナーテントからなるテントがある(特許文献1参照)。
実開平5−52136号公報
しかしながら、内張構造および上記特許文献1の構造では、風などで2重の生地同士が揺れたり、押されたりすることで生地同士が接触して、生地間の空気層が小さくなったり無くなったりして、暖かい空気が逃げてしまい空気層の保温性が低下することがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、空気層を保持して保温性、断熱性を維持し、結露低減を可能とするテント、さらには、軽量、折りたたみ時のコンパクト性に優れたテントを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明のテントは、テントを張るためのフレームと、テント本体生地と、生地厚み方向に立体的形状を有し、前記テント本体生地との間に空気層が形成されるように配置される補助生地を備え、前記テント本体生地と前記補助生地とがお互いの面方向で接触した場合に、前記補助生地の立体的形状の突起部分が前記テント本体生地面に当接する構成である。
この構成によれば、テント本体生地と補助生地が接触しても、補助生地の立体的形状の突起部分がテント本体生地に当接することによって、2枚の生地間の隙間(空気層)を好適に保持できるので、隙間(空気層)の対流を行わせることで、高い保温性や断熱性、結露低減を可能とする。
上記発明の一実施形態として、前記補助生地の立体的形状は、熱成型または形状記憶加工されたシワおよび/またはシボを有して形成されている。補助生地の生地厚み方向が嵩高くなるように連続的あるいは不連続的なシワ、シボ、あるいは重なり部分(くしゃくしゃ感)を形成した生地を補助生地として用いることが好ましい。このようなシワ、シボ、くしゃくしゃ感のある生地は、例えば、ワッシャー加工やエンボス加工などのシワ加工で得ることができる。シワを持続させるために、新たな加工方法として、ナイロンあるいはポリエステル等の編み組織、織り組織、または不織布等を連続的あるいは不連続的にシワ加工を施し、熱を加えて、シワおよび収縮を共に形状記憶させて立体化させた生地を得ることが好ましい。上記のシワで立体化させた生地は、単層で補助生地に用いてもよく、2層以上積層した状態を補助生地として用いてもよい。嵩高さの小さい生地と嵩高さの大きい生地との組み合わせのように、異なる種類の生地同士を積層して補助生地としてもよい。
上記発明の一実施形態として、補助生地は、空気層を設けるために、生地面がでこぼこしている構成がある。また、補助生地を形状記憶樹脂繊維で構成して、あるいは一部に含ませて、生地面の立体形状(でこぼこ形状)を維持させるように構成してもよい。
上記発明の一実施形態として、補助生地は、1種または複数種の立体形状面を有する1枚の生地で構成してもよい。補助生地の立体形状は、例えば、波形状、凹凸形状等挙げられる。また、生地面に立設するように起毛や別の生地を縫い合わせて立体形状を作ってもよいが、生地自体を立体的にするほうが、軽量、コンパクト性、速乾性などの面で好ましい。1枚の生地を立体的にするには、波型や凹凸形状を含む生地を編む(例えば、丸編みによって部分的な凹凸形状を複数箇所に作る)または織るようにしてもよい。また、平面状の生地に対し、凹凸、波型、山折りと谷折りを繰り返す蛇腹型、円筒形状、半円筒形状等の立体加工を施してもよい。また、1枚の生地は、1種類の編みまたは織りで形成されていてもよく、複数種類の編みまたは織りの組み合わせで1枚生地を構成していてもよく、複数の生地を縫い合わせて1枚生地に構成してあってもよい。
補助生地自体の厚みは、例えば0.01mm〜1.5mmの範囲が挙げられ、好ましくは0.01mm〜1.0mmの範囲で、より好ましくは0.01mm〜0.5mmの範囲である。薄いほど、軽量となるため好ましい。また、補助生地に設けた立体形状の厚み(補助生地の厚み方向の嵩高さ)は、2mm〜100mmの範囲若しくは100mm以上でもよく、4mm〜100mmが好ましく、5mm〜100mmがより好ましい。補助生地に形成される立体形状(例えば、シワ、シボ)は、同じ形状である必要はなく、複数種類の形状を設けてもよく、立体形状の嵩高さが異なっていてもよい。
上記発明の一実施形態として、補助生地は、例えば、ナイロン、ポリエステル、コットン、麻、毛、不織布の単体生地、またはそれら2種以上の組み合わせ生地が挙げられる。軽量性の観点で、特に不織布が好ましい。
上記発明の一実施形態として、補助生地は、糸材料、織編方法は特に制限されず、また、各種加工処理(例えば、透湿防水加工、撥水加工、反発加工、抗菌防臭加工、蓄熱保温加工、遠赤外線加工、消臭加工、防虫加工等)も適宜施されていてもよい。補助生地は、例えば、編み組織、織り組織、不織布である。補助生地は、1層構造でも複層構造でもよいが、軽量性の観点から単層の方がより好ましい。補助生地は、例えば、ポリエステル、ナイロン等の合成繊維でもよく、天然繊維でもよい。補助生地は、1種類の繊維で構成されていてもよく、複数種類の繊維の組み合わせで構成されていてもよい。また、補助生地の原糸(繊維)自体に上記各種加工処理が施されていてもよい。
上記発明の一実施形態として、前記テント本体生地に対して、前記補助生地を中間に配置して積層される裏生地をさらに備え、前記テント本体生地と、前記補助生地と、前記裏生地とが結合され、前記テント本体生地と前記補助生地との間に空気層が形成され、かつ前記補助生地と前記裏生地との間に空気層が形成される。
この構成では、テント本体生地と、補助生地と、裏生地とが、例えば縫製、接着剤、連結部材、接着テープなどで結合される。お互いの端部同士を結合して、内側の生地同士を結合することを無くし、あるいはキルティングや部分的な縫い止め(補助生地とテント本体生地あるいは裏生地との縫製)を極力なくすことで空気層を維持する。
上記発明の一実施形態として、前記裏生地の内側に、内張としての補助生地を着脱自在に取り付ける。
上記発明の一実施形態として、前記テント本体生地の内側に、前記補助生地を着脱自在に取り付け内張として設ける。
この構成によれば、内張の方法は、特に制限されず、フレームあるいはテント本体生地の内側に補助生地を吊り下げるための留め部(例えばリング、面ファスナー、点ファスナー、クリップ受部、メスクリップなど)を設け、この留め部に取り付ける取付部(例えばフック、面ファスナー、点ファスナー、クリップ、オスクリップなど)を補助生地に設ける。これによって、フレームにテント本体生地を張り、次に、テント本体生地の内側に補助生地を取り付け、内張として機能させることができる。
上記発明の一実施形態として、前記補助生地が、1枚の生地または2枚以上の生地で嵩高く構成されている。補助生地は、複数の生地が嵩高く層状に配置されていてもよい。補助生地を構成する生地が1枚ではなく2枚以上積層されており、それぞれの生地が立体形状面を有して、嵩高くかつ大きい空気層を形成できる。積層される生地同士は、すべてが同じ立体形状面を有するものでもよく、異なる立体形状面を有するものでもよい。また、積層される生地同士は、端部分が縫製されていてもよく、端部分以外が縫製されていてもよく、部分的に縫製されていてもよい。
上記発明の一実施形態として、1枚もしくは2枚以上の前記補助生地と第1生地とを、それらの端部同士もしくはそれらの平面部同士を部分的に、縫製(縫い合わせ)もしくは接着する生地構成(2層もしくは3層以上構成の空気層保持機能を有する第1積層生地)がある。第1積層生地は、携行性、耐久性において好ましい。この第1積層生地を、前記テント本体生地、裏生地、テント内に配置される内貼、敷き材(テントの敷き材あるいは追加の敷きパット)として用いることができる。この第1積層生地を構成する第1生地は、特に制限されないが、例えば、上記テント本体生地、上記裏生地が例示される。また、複数の第1積層生地を積層した構成もある。
上記発明の一実施形態として、第1生地と第2生地との間に1枚もしくは2枚以上の前記補助生地を配置させ、それらの端部同士もしくはそれらの平面部同士を部分的に、縫製(縫い合わせ)もしくは接着する生地構成(3層もしくは4層以上構成の空気層保持機能を有する第2積層生地)がある。第2積層生地は、第1積層生地よりも携行性、耐久性において好ましい。この第2積層生地を、前記テント本体生地、裏生地、テント内に配置される内貼、敷き材(テントの敷き材あるいは追加の敷きパット)として用いることができる。この第2積層生地を構成する第1生地、第2生地は、特に制限されないが、例えば、上記テント本体生地、上記裏生地が例示される。また、複数の第2積層生地を積層した構成や第1積層生地と第2積層生地とを積層した構成もある。
上記発明のテントは、その目的、形状、サイズ、組み立て方法、が特に制限されず、例えば、登山、雪山、夏山、冬山、極地、ドーム型、ロッジ型、ロッジドーム型、Aフレーム型、トンネル型、1人用、複数人用、自立式テント、非自立式テント、などが挙げられる。テントの補助器具として、ペグ、テンションロープなどを更に有していてもよい。また、テント本体生地には、開口部(例えば、出入口、換気口など)が形成されていてもよい。また、テントには、フライシート、外張をさらに設けられるものであってもよい。
上記発明において、テント本体生地、裏生地は、糸材料、縫製方法は特に制限されず、また、各種加工処理(例えば、透湿防水加工、撥水加工、反発加工、抗菌防臭加工、蓄熱保温加工、遠赤外線加工、消臭加工、防虫加工等)も適宜施されていてもよい。テント本体生地、裏生地は、同じ生地でもよく、異なる生地でもよい。テント本体生地、裏生地は、例えば、編み組織、織り組織である。テント本体生地、裏生地は、1層構造でも複層構造でもよいが、軽量性の観点から単層の方がより好ましい。テント本体生地、裏生地は、例えば、ポリエステル、ナイロン等の合成繊維でもよく、天然繊維でもよい。テント本体生地、裏生地は、1種類の繊維で構成されていてもよく、複数種類の繊維の組み合わせで構成されていてもよい。また、テント本体生地、裏生地の原糸(繊維)自体に上記各種加工処理が施されていてもよい。
テントの全体外観を示す図である。 実施形態1のテント本体生地、補助生地、裏生地、空気層を説明するための図である。 実施形態1の補助生地を説明するための図である。 実施形態2の補助生地による内張を説明するための図である。
<実施形態1>
実施形態1のテントを図面を用いて説明する。図1は、テントの全体外観図である。図1において、テント1は、テント1を張るためのフレーム11、12と、テント本体生地16aと、生地厚み方向に立体的形状を有し、テント本体生地1との間に空気層18が形成されるように配置される補助生地16bと、この補助生地16bを中間に配置して積層される裏生地16cを備えた三層構造生地16である。テント本体生地16aと、補助生地16bと、裏生地16cとが端部同士で縫製される。図1において、テント正面側に入り口163が三層構造生地16に形成されている。底シート161は、同様に三層構造生地16でもよく、テント本体生地16aでもよい。底シート161の上に敷きマット(不図示)を敷いてもよい。
図2に三層構造生地の断面を示す。テント本体生地16aと補助生地16bとの間に空気層18が形成され、かつ補助生地16bと裏生地16cとの間に空気層18が形成される。テント本体生地16aの内面と補助生地16bの立体的形状の突起部分(嵩高い部分)Xとが接触して当接部Tを形成し、あるいは補助生地16bの立体的形状の突起部分Xと裏生地16cの内面とが接触して当接部Tを形成しても、それぞれの2枚の生地間の隙間(空気層18)を維持している。これよって、空気層18における空気の対流を常時行わせることができ、高い保温性、断熱性、結露低減を可能とする。
図3に補助生地16bの外観を示す。補助生地16bは、熱成型または形状記憶加工されたシワおよび/またはシボを有して形成されている。補助生地16bは、その生地厚み方向で嵩高くなるように連続的あるいは不連続的なシワ、シボ、あるいは重なり部分(くしゃくしゃ感)を形成した生地である。このようなシワ、シボ、くしゃくしゃ感のある生地は、例えば、ワッシャー加工やエンボス加工などのシワ加工で得ることができる。シワを持続させるために、新たな加工方法として、ナイロンあるいはポリエステル等の編み組織、織り組織、または不織布等を連続的あるいは不連続的にシワ加工を施し、熱を加えて、シワおよび収縮を共に形状記憶させて立体化させた生地を得る。
<別実施形態>
上記実施形態1では、補助生地16bが1重のものであったが、テント本体生地16aと裏生地16cとの間に2重、3重に補助生地が積層されていてもよい。
また、補助生地16bは、熱成型または形状記憶加工されたシワおよび/またはシボを有して形成されているものに限定されない。例えば、補助生地は、1種または複数種の立体形状面を有する1枚の生地で構成してもよい。補助生地の立体形状は、例えば、波形状、凹凸形状等挙げられる。また、平面状の生地に対し、凹凸、波型、山折りと谷折りを繰り返す蛇腹型、円筒形状、半円筒形状等の立体加工を施してもよい。
また、上記実施形態1では、テント本体生地16a、補助生地16bおよび裏生地16cとが積層された三層構造生地16であったが、テント本体生地16a、補助生地16bとを積層した2層構造生地であってもよい。テント本体生地16aに補助生地16bが積層され、補助生地16bの立体的形状によってそれら生地間の隙間(空気層)を維持するように縫製される。
また、テント本体生地16a、裏生地16cは、1枚生地に限定されず、複数枚の生地が積層されたものでもよい。
<実施形態2>
実施形態2の内張付きテントを図面を用いて説明する。図4は、テントの断面模式図である。図4において、テント1は、フレーム11によってテント本体生地16aが張られている。このテント本体生地16aには、リング状の留め部21がフレーム11の下になるように設けられている。内張を構成する補助生地16bは、留め部21に係合する取付部31を有し、この取付部31が留め部21に取り付けられる。取付部31は、留め部21に対応した位置に配置されるように補助生地16bに設けられる。
<別実施形態>
上記実施形態2では、テント本体生地16aが一枚生地の構造であったが、実施形態1と同様にテント本体生地16a、補助生地16bおよび裏生地16cとが積層された三層構造生地16、テント本体生地16aおよび補助生地16bとが積層された二層構造生地でもよい。かかる場合、裏生地16cあるいは補助生地、テント本体生地にリング状の留め部21が設けられ、内張としての補助生地16cが取り付けられる。
また、内張の補助生地16bは、1枚の1層構造でもよく、2層、3層以上の構造でもよい、同じ立体形状の補助生地を2層、3層以上にしてもよく、異なる立体形状の補助生地を2層、3層以上の構造にしてよい。かかる場合に、積層された補助生地同士は、端部分が縫製されていてもよく、端部分以外が縫製されていてもよく、部分的に縫製されてもいてもよい。
また、1枚もしくは2枚以上の補助生地と第1生地とを、それらの端部同士もしくはそれらの平面部同士を部分的に、縫製(縫い合わせ)もしくは接着した生地構成(2層もしくは3層以上構成の空気層保持機能を有する第1積層生地)を、テント本体生地、裏生地、テント内に配置される内貼、敷き材(テントの敷き材あるいは追加の敷きパット)として用いてもよい。
また、第1生地と第2生地との間に1枚もしくは2枚以上の補助生地を配置させ、それらの端部同士もしくはそれらの平面部同士を部分的に、縫製(縫い合わせ)もしくは接着した生地構成(3層もしくは4層以上構成の空気層保持機能を有する第2積層生地)を、テント本体生地、裏生地、テント内に配置される内貼、敷き材(テントの敷き材あるいは追加の敷きパット)として用いてもよい。
また、複数の第2積層生地を積層した生地構成や、第1積層生地と第2積層生地とを積層した生地構成を、テント本体生地、裏生地、テント内に配置される内貼、敷き材(テントの敷き材あるいは追加の敷きパット)として用いてもよい。複数の第2積層生地を積層した生地構成や、第1積層生地と第2積層生地とを積層した生地構成は、それら端部分が縫製されていてもよく、端部分以外が縫製されていてもよく、部分的に縫製されてもいてもよい。
1 テント
11、12 フレーム
16 三層構造生地
16a テント本体生地
16b 補助生地
16c 裏生地
18 空気層
21 留め部
31 取付部
X 立体的形状の突起部分(嵩高い部分)
T 当接部

Claims (11)

  1. テントを張るためのフレームと、
    テント本体生地と、
    生地厚み方向に立体的形状を有し、前記テント本体生地との間に空気層が形成されるように配置される補助生地と、を備え、
    前記補助生地の立体形状の厚みが2mm〜100mmであり、
    前記テント本体生地と前記補助生地とがお互いの面方向で接触した場合に、前記補助生地の立体的形状の突起部分が前記テント本体生地面に当接する、テント。
  2. 前記補助生地の立体的形状は、熱成型または形状記憶加工されたシワおよび/またはシボを有して形成されている、請求項1に記載のテント。
  3. 前記テント本体生地に対して、前記補助生地を中間に配置して積層される裏生地をさらに備え、
    前記テント本体生地と、前記補助生地と、前記裏生地とが結合され、
    前記テント本体生地と前記補助生地との間に空気層が形成され、かつ前記補助生地と前記裏生地との間に空気層が形成される、請求項1または2に記載のテント。
  4. 前記テント本体生地の内側に、前記補助生地を着脱自在に取り付け内張として設ける、請求項1または2に記載のテント。
  5. 前記裏生地の内側に、内張としての補助生地を着脱自在に取り付ける、請求項3に記載のテント。
  6. 前記補助生地が、1枚の生地または2枚以上の生地で嵩高く構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のテント。
  7. 第1生地と第2生地との間に1枚もしくは2枚以上の前記補助生地を配置させ、それらの端部同士もしくはそれらの平面部同士を部分的に結合してなる積層生地を、前記テント本体生地の内側に着脱自在に取り付け内張として設ける、請求項1または2に記載のテント。
  8. 第1生地と第2生地との間に1枚もしくは2枚以上の前記補助生地を配置させ、それらの端部同士もしくはそれらの平面部同士を部分的に結合してなる積層生地を、前記裏生地の内側に内張として着脱自在に取り付ける、請求項3に記載のテント。
  9. 第1生地と第2生地との間に1枚もしくは2枚以上の前記補助生地を配置させ、それらの端部同士もしくはそれらの平面部同士を部分的に結合してなる積層生地を、前記テントの床部材あるいは敷材として設ける請求項1から8のいずれか1項に記載のテント。
  10. 前記補助生地は、シワ加工と加熱とでシワおよび収縮を共に形状記憶させて立体化させた不織布である、請求項1または2に記載のテント。
  11. 前記補助生地の厚みは、0.01mm〜1.5mmである、請求項1、2、10のいずれか1項に記載のテント。
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