JP5684750B2 - 通信接続制御システム、およびこれに利用する呼処理サーバ - Google Patents

通信接続制御システム、およびこれに利用する呼処理サーバ Download PDF

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Description

本発明は、NGN(Next Generation Network)などのIP通信網を用いて、発信者の操作により指定された着信者の情報を取得し、これに基づいて発信者携帯端末と着信者端末とを通話可能な状態に接続する通信接続制御システム、およびこれに利用する呼処理サーバに関する。
従来、インターネットなどのIP通信網を利用して、ブラウザなどから入力された発信者電話端末と着信者電話端末との情報を用いてサーバが両者に発呼し、両者間の通話を実現させる技術(click-to-dial機能、以下「CtoD機能」と称する。)がある。
CtoD機能を用いる場合、発信者は例えばパーソナルコンピュータでWebページ上に表示された電話番号、ボタン、またはバナーをクリック操作するのみで、所望の相手と電話が接続され通話が可能になる。
既存のCtoD機能を利用したCtoD通信システム100について、図10を参照して説明する。
図10のCtoD通信システム100では、まず利用者Aにより携帯端末110Aの表示画面上のブラウザに表示された所望の着信先の電話番号がクリック操作されると、IPネットワーク網120を介して操作された電話番号情報がCtoDサービスサーバ130で受信される。次にCtoDサービスサーバ130において受信された電話番号情報に基づいて、発信者携帯端末110Aおよび着信者電話端末110Bが特定される。
次にCtoDサービスサーバ130から、キャリア網140内のセッション制御サーバ141、142を中継して発信者携帯端末110Aに対して発呼するとともに、セッション制御サーバ141、143を中継して着信者電話端末110Bに対して発呼する。
そして、これらの発呼に対して発信者携帯端末110Aおよび着信者電話端末110Bで応答操作がされると2者間での通信が確立され、通話可能な状態になる。
またこれに加え、CtoD機能を利用した通話料金の課金先を予め登録しておくことで、発信者や着信者以外の第三者に課金することも可能である。
クリックコールサービスhttp://www.fusioncom.co.jp/houjin/ip/ipphone/service/cc/
特開2000−188645号公報
しかし上述したCtoD機能を用いたサービスでは、CtoDサービスサーバ130はキャリア網140の外の端末機能として実現していたため、CtoDサービスサーバ130と発信者携帯端末110Aとの間、CtoDサービスサーバ130と着信者電話端末110Bとの間の2回線を確立され、通常の電話端末間の通話時に比べてリソースが多く占有されるという問題があった。またこれに応じて利用料金も2回線分課金されてしまい、利用者の負担が大きいという問題があった。
また課金先を第三者に設定する場合、この第三者の電話番号や暗証番号等の情報を発信者または着信者が予め入手して登録する必要があり、事前の処理が煩雑であるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、IP通信網を利用して取得された発信者電話端末と着信者電話端末との情報を用いて両電話端末間の通話を実現させる際に、占有するリソースを増加させることなく実行可能な、通信接続制御システム、およびこれに利用する呼処理サーバを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための、本発明の通信接続制御システムは、Webブラウザ表示機能および電話機能を備えた発信者装置、またはWebブラウザ表示装置と電話装置とにより構成された発信者装置に接続された発側セッション制御サーバと、電話機能を備えた着信者装置接続された着側セッション制御サーバとともにIPキャリア網内に設置された、名称リスト管理サーバおよび付加サービスサーバを備えた通信制御システムにおいて、前記名称リスト管理サーバは、予め、所定の電話サービスを利用する発信者として登録されたユーザの識別情報である発信者識別情報と、当該ユーザが所持する発信者装置の電話番号との関連づけ情報を、ユーザ認証用リストとして記憶するユーザ認証用リスト記憶部と、予め、前記電話サービスを利用する着信者として登録されたユーザを示す名称情報と、当該ユーザが所持する着信者装置の電話番号との関連付け情報を、名称/着番号リストとして記憶する名称/着番号リスト記憶部と、いずれかの発信者装置から前記電話サービスを利用するために送信された、当該発信者装置を所持するユーザの発信者識別情報を取得すると、前記ユーザ認証用リストに基づいて、取得した発信者識別情報に対応する発信者装置の電話番号を特定する認証部と、前記認証部において発信者装置の電話番号が特定されると、前記名称/着番号リストに基づいて、当該電話サービスの着信者として登録されたユーザの名称情報を取得し、取得された発信者識別情報の送信元の発信者装置に表示させるために送信する表示制御部と、送信した名称情報が表示されたことにより、当該発信者装置で選択された名称情報を取得し、前記名称/着番号リストに基づいて、取得した名称情報に対応する着信者装置の電話番号を特定する名称/着番号変換部と、前記認証部で特定された発信者装置の電話番号、および前記名称/着番号変換部で特定された着信者装置の電話番号をパラメータとした発呼要求を生成して、前記付加サービスサーバに送信する付加サービスサーバ向け呼制御部とを備え、前記付加サービスサーバは、前記名称リスト管理サーバから送信された発呼要求の発信者装置の電話番号に前記発側セッション制御サーバを経由して発呼し、当該発信者装置との通信が確立されると、通話接続要求中である旨を示す音声ガイダンス情報を当該発信者装置に送信するとともに、前記発呼要求の着信者装置の電話番号に前記着側セッション制御サーバを経由して発呼し、当該着信者装置との通信が確立されると、前記発信者装置への音声ガイダンス情報の送信を終了し、前記発側セッション制御サーバと前記着側セッション制御サーバとを接続させて当該発信者装置と当該着信者装置とで通話可能な状態とすることで、当該発信者装置と当該着信者装置との間の呼接続を1電話回線で確立させる発呼処理部とを備えることを特徴とする。
またこの通信接続制御システムは、前記付加サービスサーバが、当該呼接続に関する課金処理を行う課金処理サーバにさらに接続され、前記付加サービスサーバの発呼処理部は、当該呼接続の発呼先の前記発信者装置の電話番号を含む発側情報と、発呼先の前記着信者装置の電話番号を含む着側情報と、当該呼接続の課金先情報として予め登録された、前記発信者装置の電話番号、前記着信者装置の電話番号、または前記発信者装置ならびに前記着信者装置とは異なる第三者装置の電話番号とを含む呼接続情報を生成し、前記課金処理サーバに提供するようにしてもよい。
また本発明の呼処理サーバは、Webブラウザ表示機能および電話機能を備えた発信者装置、またはWebブラウザ表示装置と電話装置とにより構成された発信者装置に接続された発側セッション制御サーバと、電話機能を備えた着信者装置に接続された着側セッション制御サーバとともにIPキャリア網内に設置され、予め、所定の電話サービスを利用する発信者として登録されたユーザの識別情報である発信者識別情報と、当該ユーザが所持する発信者装置の電話番号との関連づけ情報を、ユーザ認証用リストとして記憶するユーザ認証用リスト記憶部と、予め、前記電話サービスを利用する着信者として登録されたユーザを示す名称情報と、当該ユーザが所持する着信者装置の電話番号との関連付け情報を、名称/着番号リストとして記憶する名称/着番号リスト記憶部と、いずれかの発信者装置から前記電話サービスを利用するために送信された、当該発信者装置を所持するユーザの発信者識別情報を取得すると、前記ユーザ認証用リストに基づいて、取得した発信者識別情報に対応する発信者装置の電話番号を特定する認証部と、前記認証部において発信者装置の電話番号が特定されると、前記名称/着番号リストに基づいて、当該電話サービスの着信者として登録されたユーザの名称情報を取得し、取得された発信者識別情報の送信元の発信者装置に表示させるために送信する表示制御部と、送信した名称情報が表示されたことにより、当該発信者装置で選択された名称情報を取得し、前記名称/着番号リストに基づいて、取得した名称情報に対応する着信者装置の電話番号を特定する名称/着番号変換部と、前記認証部で特定された発信者装置の電話番号、および前記名称/着番号変換部で特定された着信者装置の電話番号をパラメータとした発呼要求を生成する付加サービスサーバ向け呼制御部とを備えた名称リスト管理サーバに接続され、前記IPキャリア網内に設置された呼処理サーバにおいて、前記名称リスト管理サーバから送信された発呼要求の発信者装置の電話番号に前記発側セッション制御サーバを経由して発呼し、当該発信者装置との通信が確立されると、通話接続要求中である旨を示す音声ガイダンス情報を当該発信者装置に送信するとともに、前記発呼要求の着信者装置の電話番号に前記着側セッション制御サーバを経由して発呼し、当該着信者装置との通信が確立されると、前記発信者装置への音声ガイダンス情報の送信を終了し、前記発側セッション制御サーバと前記着側セッション制御サーバとを接続させて当該発信者装置と当該着信者装置とで通話可能な状態とすることで、当該発信者装置と当該着信者装置との間の呼接続を1電話回線で確立させる発呼処理部を備えたことを特徴とする。
またこの呼処理サーバは、当該呼接続に関する課金処理を行う課金処理サーバにさらに接続され、前記発呼処理部は、当該呼接続の発呼先の前記発信者装置の電話番号を含む発側情報と、発呼先の前記着信者装置の電話番号を含む着側情報と、当該呼接続の課金先情報として予め登録された、前記発信者装置の電話番号、前記着信者装置の電話番号、または前記発信者装置ならびに前記着信者装置とは異なる第三者装置の電話番号とを含む呼接続情報を生成し、前記課金処理サーバに提供するようにしてもよい。
本発明の通信接続制御システム、およびこれに利用する呼処理サーバによれば、IP通信網を利用して取得された発信者電話端末と着信者電話端末との情報を用いて両電話端末間の通話を実現させる際に、占有するリソースを増加させることなく実行することができる。
本発明の一実施形態による通信接続制御システムの構成を示す全体図である。 本発明の一実施形態による通信接続制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による通信接続制御システムの名称リスト管理サーバおよび付加サービスサーバに記憶された情報の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態による通信接続制御システムの付加サービスサーバに対する発呼処理が実行されるときの動作を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による通信接続制御システムの発信者携帯端末に、(a)リストの名称情報が表示された状態の一例を示す画面表示図、および(b)名称情報が選択された状態の一例を示す画面表示図である。 本発明の一実施形態による通信接続制御システムの、名称リスト管理サーバと付加サービスサーバとの間で送受信される情報を示す説明図である。 本発明の一実施形態による通信接続制御システムにおいて通話接続処理が実行されるときの動作を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による通信接続制御システムの付加サービスサーバで生成され記憶された呼接続情報の一例を示す説明図である。 本発明の他の実施形態による通信接続制御システムの発信者端末に、連絡網情報が表示された状態の一例を示す画面表示図である。 従来の通信接続制御システムを示す全体図である。
〈一実施形態による通信接続制御システムの構成〉
本発明の一実施形態による通信接続制御システムの構成を、図1を参照して説明する。本実施形態による通信接続制御システム1は、発信者Aが所持する発信者携帯端末11Aと、着信者Bが所持する着信者携帯端末11Bと、IPキャリア網20内に設置された名称リスト管理サーバ21と、音声ガイダンスサーバ22と、呼処理サーバとしての付加サービスサーバ23と、発側セッション制御サーバ24−1と、着側セッション制御サーバ24−2と、サービスオーダサーバ25と、課金処理サーバ26とを有する。
発信者携帯端末11Aは、WebブラウザによりWebページを表示させる表示部111A、および電話による通話を可能にする電話通信部112Aを備えた携帯端末である。着信者携帯端末11Bは、電話による通話を可能にする電話通信部111Bを備えた携帯端末である。
これらのサーバ、端末の詳細な構成について、図2を参照して説明する。名称リスト管理サーバ21は、ユーザ認証用リスト記憶部211と、名称/着番号リスト記憶部212と、ユーザ認証部213と、Web画面表示制御部214と、名称/着番号変換部215と、付加サービスサーバ向け呼制御部216と、名称リスト管理/編集部217とを有する。
ユーザ認証用リスト記憶部211は、通話サービスごとに付されたサービスリストIDごとの、予め発信者として登録されたユーザの識別情報であるユーザIDおよびパスワードと、当該ユーザが所持する発信者携帯端末の電話番号(発番号)との関連付け情報であるユーザ認証用リストを記憶する。
名称/着番号リスト記憶部212は、サービスリストIDごとの、予め着信者として登録されたユーザのWeb画面表示用の名称情報と、当該ユーザが所持する着信者携帯端末等の電話番号(着番号)との関連付け情報である名称/着番号リストを記憶する。
ユーザ認証部213は、いずれかの端末からユーザIDおよびパスワードの情報を取得すると、当該ユーザIDとパスワードとの組み合わせが、ユーザ認証用リスト記憶部211の該当する通話サービスのユーザ認証用リストに登録されているか否かを確認する。確認の結果登録されていた場合には、当該発信者携帯端末のユーザを正規のユーザとして認証し、対応する電話番号(発番号)を特定する。
Web画面表示制御部214は、ユーザ認証部213で認証された発信者携帯端末の表示画面に、名称/着番号リスト記憶部212に記憶された該当する通話サービスの名称/着番号リストのWeb画面表示用の名称情報を送信して表示させる。
名称/着番号変換部215は、Web画面表示制御部214により名称/着番号リストの名称情報を表示させたことにより、発信者の操作により選択された名称情報を取得し、該当する名称/着番号リスト記憶部212の名称/着番号リストを参照して、対応する電話番号(着番号)を特定する。
付加サービスサーバ向け呼制御部216は、ユーザ認証部213で特定された発信者携帯端末の電話番号と、名称/着番号変換部215で特定された着信者携帯端末の電話番号(着番号)とに基づいて、付加サービスサーバ23を介して発呼要求、切断要求等を行う。
名称リスト管理/編集部217は、当該システムの管理者の操作により、名称/着番号リスト記憶部212の名称/着番号リストを登録および編集する。
音声ガイダンスサーバ22は、通話接続要求中である旨を示す音声ガイダンス情報を記憶し、着信者携帯端末に対する通話接続要求中に、発信者携帯端末に送信して再生させるガイダンス再生部221を有する。
付加サービスサーバ23は、名称リスト管理サーバ連携部231と、発呼処理部232と、課金先情報ファイル記憶部233と、呼接続情報ファイル記憶部234とを有する。
名称リスト管理サーバ連携部231は、Parlay-X等の汎用的なインタフェースで名称リスト管理サーバ21の付加サービスサーバ向け呼制御部216と接続され、名称リスト管理サーバから送信された発信者携帯端末11Aの電話番号と着信者携帯端末11Bの電話番号とをパラメータとした呼接続ごとの呼識別番号を発行し、この呼識別番号に基づいて発呼処理や切断処理を発呼処理部232に実行させる。
発呼処理部232は、名称リスト管理サーバ連携部231の指示により、該当する発信者携帯端末および着信者携帯端末に、対応するセッション制御サーバ24−1、24−2を介して、それぞれ呼接続処理や切断処理を行う。
課金先情報ファイル記憶部233は、サービスリストIDごとの課金情報(課金方法、課金先電話番号等)を、課金先情報ファイルとして記憶する。また課金先情報ファイル記憶部233に記憶された課金情報は、名称リスト管理サーバ21のユーザ認証用リスト記憶部211に記憶されたユーザ認証用リストおよび名称/着番号リスト記憶部212に記憶された名称/着番号リストと共通して、サービスリストIDごとに記憶されている。
呼接続情報ファイル記憶部234は、確立された呼接続ごとに付与される呼識別番号ごとの呼接続情報ファイルとして、発信者携帯端末情報、着信者携帯端末情報、通話時間、課金情報(課金方法、課金先電話番号等)を記憶する。
発側セッション制御サーバ24−1および着側セッション制御サーバ24−2は、付加サービスサーバの発呼処理部232からの指示により、発信者携帯端末11A、着信者携帯端末11Bに発呼処理を行う基本呼制御部241、242をそれぞれ有する。
サービスオーダサーバ25は、付加サービスサーバ23の課金先情報ファイル記憶部233に記憶された課金先情報ファイルを登録、編集するサービスオーダ登録処理部251を有する。
課金処理サーバ26は、呼接続情報ファイル記憶部234に記憶された呼接続情報ファイルを取得して、所定の課金先に課金処理を行う課金処理部261を有する。
〈一実施形態による通信接続制御システムの動作〉
次に、本実施形態による通信接続制御システム1において、発信者携帯端末11Aと着信者携帯端末11Bとの間で「X社用通話サービス」により通話接続を確立するときの動作について、図3〜8を参照して説明する。
本実施形態において、名称リスト管理サーバ21のユーザ認証用リスト記憶部211には、サービスリストID「111113」に該当する「X社用通話サービス」を利用する発信側ユーザに関するユーザ認証用リストが、図3(a)に示すように登録され記憶されているものとする。図3(a)のユーザ認証用リストには、ユーザID「user1」とパスワード「xxxxxx」との組み合わせに対して電話番号(発番号)「0123-45-aaaa」が登録され、ユーザID「user2」とパスワード「yyyyyy」との組み合わせに対して電話番号(発番号)「0123-45-bbbb」が登録されているものとする。
また本実施形態において、名称リスト管理サーバ21の名称/着番号リスト記憶部212には、当該「X社用通話サービス」により着信を受けるX社社員に関する名称/着番号リストとして、図3(b)に示すように登録され記憶されているものとする。図3(b)の名称/着番号リストには、例えば名称情報「愛知一郎」に対して電話番号(着番号)「052-ccc-cccc」が登録され、名称情報「青森二郎」に対して電話番号(着番号)「0172-dd-dddd」が登録されているものとする。また、この名称/着番号リストには、「X社用通話サービス」に関するものであることを識別するサービスリストID「111113」が付加されている。この名称/着番号リストは、名称リスト管理/編集部217から当該X社通話サービスの管理者の操作のみにより、登録、編集が可能である。
また本実施形態において、付加サービスサーバ23の課金先情報ファイル記憶部233には、サービスオーダサーバ25のサービスオーダ登録処理部251が用いられ、予め登録された複数の通話サービスごと(サービスリストIDごと)の課金方法、および課金方法が第三者課金である場合の当該第三者の電話端末の電話番号(発番号)が、図3(c)に示すようにX社通話サービスの管理者により登録され記憶されているものとする。図3(c)の課金先情報ファイルには、第1通話サービスを示すサービスリストID「111111」の課金方法が「1.発側課金」であり、第2通話サービスを示すリストサービスID「111112」の課金方法が「2.着側課金」であり、第3通話サービスである「X社用通話サービス」を示すサービスリストID「111113」の課金方法が「3.第三者課金」であり、この第三者の電話番号(発番号)「03-eeee-ffff」が登録されている。ここで第三者とは、発信者および着信者以外の者をさす。
これらの情報が記憶されている状態で、発信者携帯端末11Aから、名称リスト管理サーバ21を介して付加サービスサーバ23に発呼処理が実施されるときの処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず発信者Aの発信者携帯端末11Aにおいて表示部111Aに表示されたWebブラウザによりX社用通話サービス(サービスリストID「111113」)を利用するためのWebページへのアクセス操作が行われると(S1)、名称リスト管理サーバ21のWeb画面表示制御部214により該当するWebページが提供され、発信者携帯端末11Aの表示部111Aに表示される(S2)。
発信者携帯端末11Aでは、表示されたWebページ情報に従って発信者であるユーザAのユーザID「user1」およびパスワード「xxxxxx」が入力され、名称リスト管理サーバ21に送信される(S3)。
名称リスト管理サーバ21では、発信者携帯端末11Aから送信されたユーザID「user1」およびパスワードがユーザ認証部213で受信され、このユーザIDとパスワード「xxxxxx」との組み合わせがユーザ認証用リスト記憶部211の「X社用通話サービス(サービスリストID「111113」)」に関するユーザ認証用リストに登録されているか否かが確認される。ここでは図3(a)に示すように登録されているため、当該発信者携帯端末11AのユーザAが「X社用通話サービス(サービスリストID「111113」)」の正規のユーザとして認証され、対応する電話番号(発番号)「0123-45-aaaa」が特定される(S4)。
次にWeb画面表示制御部214において、認証の対象とされた「X社用通話サービス(サービスリストID「111113」)」の名称/着番号リストが名称/着番号リスト記憶部212から取得され、この名称/着番号リスト中の名称情報が発信者携帯端末11Aに送信され表示部111Aに表示される(S5)。
「X社用通話サービス(サービスリストID「111113」)」の名称/着番号リストの名称情報として、X社の電子社員録が発信者携帯端末11Aの表示部111Aに表示されたときの表示画面情報の一例を、図5(a)に示す。図5(a)では、X社の電子社員録として登録されている社員の名称情報「愛知一郎」、「青森二郎」、「石川三郎」、「茨城四郎」、「岩手五郎」が表示されている状態を示す。
次に、表示されたX社の電子社員録の中から発信者Aの操作により、着信者Bとして名称情報「愛知一郎」が選択されると、図5(b)に示す画面が発信者携帯端末11Aの表示部111Aに表示される。
表示された図5(b)の画面において、発信者携帯端末11Aから着信者Bの着信者携帯端末11Bへの発信処理を実行するための発信ボタンが操作されると、当該着信者携帯端末11Bの名称情報とともに発信指示が名称リスト管理サーバ21に送信される(S6)。
名称リスト管理サーバ21では、発信者携帯端末11Aから送信された着信者携帯端末11Bの名称情報および発信指示がWeb画面表示制御部214を介して名称/着番号変換部215で取得され、該当する名称/着番号リスト記憶部212の名称/着番号リストが参照されて、対応する電話番号(着番号)「052-ccc-cccc」が特定される(S7)。
電話番号(着番号)が特定されると、付加サービスサーバ向け呼制御部216から当該通話サービスのサービスリストID「111113」が付加サービスサーバ23に送信され(S8)、名称リスト管理サーバ連携部231において、課金先情報ファイル記憶部233に当該サービスリストID「111113」に関する情報が存在するか否かが確認されることにより、サービスリストIDの認証処理が実行される(S9)。このサービスリストIDを含む、名称リスト管理サーバ21の付加サービスサーバ向け呼制御部216と付加サービスサーバ23の名称リスト管理サーバ連携部231とで送受信される情報を、図6に示す。
課金先情報ファイル記憶部233に当該サービスリストID「111113」が存在することが確認されるとサービスリストID「111113」が処理可能な対象サービスとして認証され、認証OK通知が名称か付加サービスサーバ向け呼制御部216に送信される(S10)。
付加サービスサーバ向け呼制御部216では、名称リスト管理サーバ連携部231から送信された認証OK通知が付加サービスサーバ向け呼制御部216で取得され、ステップS4で特定された電話番号(発番号)「0123-45-aaaa」、およびステップS7で特定された電話番号(着番号)「052-ccc-cccc」をパラメータとした発呼要求が生成され、名称リスト管理サーバ連携部231に送信される(S11)。
名称リスト管理サーバ連携部231では、取得した発呼要求へのリプライとして、当該発呼要求のパラメータである電話番号(発番号)「0123-45-aaaa」と電話番号(着番号)「052-ccc-cccc」との組み合わせに関する呼識別番号が発行され、付加サービスサーバ向け呼制御部216に送信される(S12)。
次に、発行された呼識別番号で示される情報に基づいて、付加サービスサーバ23により発信者携帯端末11Aと着信者携帯端末11Bとの間に通話接続を確立させる処理、および確立された通話接続を切断させる処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS12で発行した呼識別番号に関するパラメータに基づいて、付加サービスサーバ23の発呼処理部232から音声ガイダンスサーバ22に対し発呼が行われる(S21)。
音声ガイダンスサーバ22では、ガイダンス再生部221において発呼に応答可能であることを示す応答OK通知が生成され、付加サービスサーバ23に返信される(S22)。
付加サービスサーバ23の発呼処理部232では、音声ガイダンスサーバ22から応答OK通知が受信されると、発側セッション制御サーバ24−1に対し電話番号(発番号)「0123-45-aaaa」により発呼が行われる(S23)。
発側セッション制御サーバ24−1では、基本呼制御部241において取得された発呼に対応して発信者携帯端末11Aに呼び出し処理が行われる(S24)。また呼び出し処理が行われたことにより発側セッション制御サーバ24−1において発信者携帯端末11Aの電話番号(発番号)「0123-45-aaaa」を含む発側情報が生成され、付加サービスサーバ23に送信される。
実行された呼び出し処理に対応して発信者携帯端末11Aにおいて発信者Aによりオフフック操作されると、この操作が発側セッション制御サーバ24−1の基本呼制御部241で検知され(S25)、呼び出しOK通知が生成されて付加サービスサーバ23に送信される(S26)。
付加サービスサーバ23の発呼処理部232では、発側セッション制御サーバ24−1から取得された呼び出しOK通知が受信されると、着側セッション制御サーバ24−2に対し電話番号(着番号)「052-ccc-cccc」により発呼が行われる(S27)。
着側セッション制御サーバ24−2では、基本呼制御部242において取得された発呼に対応して着信者携帯端末11Bに呼び出し処理が行われる(S28)。また呼び出し処理が行われたことにより着側セッション制御サーバ24−2において着信者携帯端末11Bの電話番号(着番号)「052-ccc-cccc」を含む着側情報が生成され、付加サービスサーバ23に送信される。
一方、付加サービスサーバの発呼処理部232で呼び出しOK通知が受信されると、ステップS22により音声ガイダンスサーバ22から応答OK通知を受信していることにより、音声ガイダンスサーバ22のガイダンス再生部221から発信者携帯端末11Aに対し、通話接続要求中である旨を示す音声ガイダンス情報が送信され、再生される(S29)。
また、ステップS28における呼び出しに対応して着信者携帯端末11Bにおいて着信者Bによりオフフック操作されると、この操作が着側セッション制御サーバ24−2の基本呼制御部242で検知され(S30)、呼び出しOK通知が生成されて付加サービスサーバ23に送信される(S31)。
付加サービスサーバ23の発呼処理部232では、着側セッション制御サーバ24−2から取得された呼び出しOK通知が受信されると、音声ガイダンスサーバ22に対し、音声ガイダンス情報の送信で利用されている発信者携帯端末11Aとの通信を切断するための切断要求が送信される(S32)。この切断要求により、発信者携帯端末11Aにおける音声ガイダンス情報の再生が終了される。
音声ガイダンスサーバ22と発信者携帯端末11Aとの通信の切断後、付加サービスサーバ23の発呼処理部232により、発側セッション制御サーバ24−1に対して、再度電話番号(発番号)「0123-45-aaaa」での通信を行うための再接続要求が送信される(S33)。
送信した再接続要求に対して発側セッション制御サーバ24−1から再接続OK通知が受信されると(S34)、付加サービスサーバ23の発呼処理部232を介して発側セッション制御サーバ24−1と着側セッション制御サーバ24−2とが接続され、これにより発信者携帯端末11Aと着信者携帯端末11Bとが通話可能な状態で1電話回線で接続される(S35)。
この通話可能な状態の間、名称リスト管理サーバ21は付加サービスサーバ23に呼識別番号で問い合わせて(S36)、呼状態通知を付加サービスサーバ23から受信する(S37)ことにより、呼接続の状態を確認することができる。
次に、発信者携帯端末11Aから名称リスト管理サーバ21を介して通話接続の切断要求が発信されると、名称リスト管理サーバ21から当該通話接続の呼識別番号とともに切断要求が付加サービスサーバ23に送信される(S38)。
そして付加サービスサーバ23の発呼処理部232から当該通話に関する切断要求が着側セッション制御サーバ24−2および発側セッション制御サーバ24−1に送信され(S39、S40)、通話接続が切断される。付加サービスサーバ23の発呼処理部232では、当該通信による通話時間が算出され保持される。
通話接続が切断され終了されると、発呼処理部232により、ステップS24で取得された発側情報、ステップS28で取得された着側情報、通話接続終了により算出した通話時間情報、課金先情報ファイル記憶部233に記憶された課金先情報ファイルから取得した当該サービスリストIDの課金情報に基づいて呼接続情報ファイルが生成され、呼識別番号とももに付加サービスサーバ23の呼接続情報ファイル記憶部234に記憶される。
記憶された呼接続情報ファイルの一例を、図8に示す。図8の呼接続情報ファイルには、当該通話の呼接続情報として、発信者の携帯端末の電話番号が「0123-45-aaaa」であり、着信者の携帯端末の電話番号が「052-ccc-cccc」であり、通話時間が「HH:MM:SS」であり、課金方法が「3(第三者課金)」であり、この第三者課金による課金先電話番号が「03-eeee-ffff」であることを示す情報が含まれている。
呼接続情報ファイル記憶部234に記憶された呼接続情報ファイルは、課金処理サーバ26に送信される(S41)。
課金処理サーバ26では、課金処理部261において呼接続情報ファイル記憶部234から取得された呼接続情報ファイルに基づいて、当該通話接続に関し、登録された課金方法、例えば第三者課金の場合は指定された電話番号(発番号)に対して課金処理が行われる。
上記実施形態においては1台の発信者端末にWebブラウザ表示機能と電話機能とが搭載されている場合について説明したが、発信者端末を、Webブラウザ表示機能が搭載されたパーソナルコンピュータと電話機能が搭載された電話端末とにより構成するようにしてもよい。
以上の本実施形態によれば、ユーザの携帯電話端末を制御するセッション制御サーバと同一のIPキャリア網内に名称リスト管理サーバを設置し、発信者携帯端末からWebブラウザ経由で名称管理サーバに送信された情報に基づいて、発信者携帯端末と着信者携帯端末との通話接続を1電話回線分のリソースで確立させることができ、従来のCtoDシステムよりも少ないリソースで通話接続の確立が可能になる。
また本実施形態によれば、発信者および着信者以外の第三者に課金処理を行う場合、予め通話サービスごとに管理者が課金先電話番号を登録しておくため、発信者、着信者は課金先の第三者の電話番号や暗証番号を都度入力する必要がなく、課金先を意識せずに当該通話サービスを利用することができる。
また本実施形態によれば、発信者携帯端末の表示部に表示される、着信者端末を選択させるための情報は、図5に示すような名称情報であるためWebページ上には当該サービスで利用可能な着信先を電話番号(着番号)で表示されず、個人情報を有効に保護することができる。
また上記実施形態においては本願発明の技術を社内通話サービスに利用する場合について説明したが、他にも例えば、学校連絡網サービスやコミュニティサービスに利用することもできる。
学校連絡網サービスとしては、事前に学校側によって作成された連絡網を用いてクラス内で連絡事項を伝達するような利用シーンが想定される。そして、名称リスト管理サーバのユーザ認証用リスト記憶部には当該サービスを利用する先生やクラスの各生徒側に関するユーザ認証用リストが登録され、名称/着番号リスト記憶部には当該サービスを利用する先生やクラスの各生徒側の名称情報および電話番号(着番号)が登録され、付加サービスサーバの課金先情報ファイル記憶部には当該サービスの課金先情報として学校の電話番号が登録され記憶されているものとする。さらに、名称リスト管理サーバには連絡網の順番や進行状況情報が記憶されているものとする。
このように情報が記憶されている状態で、連絡網を利用する生徒が発信者携帯端末から当該連絡網サービスのWebページにアクセスすると、図9に示すように現在の進行状態を含み名称情報で構成された連絡網画面が表示され、次に発信すべき人を容易に確認することができるとともに、クリック操作のみで発信、通話接続処理を実行することができる。
このとき、先生や生徒側の電話番号(着番号)は管理者である学校側が登録、修正を行い、生徒間では電話番号(着番号)を互いに知らせる必要がないため、個人情報を有効に保護することができる。
また、学校側は当該サービスのWebページを閲覧することにより、連絡網の進捗状況(完了/未完了等)を確認することが可能になり高い利便性を有する。
またコミュニティサービスとしては、コミュニティサービスに加入した利用者同士がニックネームを利用して通話可能とするサービスが想定される。そして、名称リスト管理サーバのユーザ認証用リスト記憶部には当該サービスに加入したユーザに関するユーザ認証用リストが登録され、名称/着番号リスト記憶部には当該サービスに加入したユーザのニックネームおよび電話番号(着番号)が登録され、さらに付加サービスサーバの課金先情報ファイル記憶部には当該サービスの課金先情報として当該サービスの運営会社の電話番号が登録され記憶されているものとする。
このように情報が記憶されている状態で、ユーザが発信者携帯端末から当該コミュニティサービスのWebページにアクセスすると、当該ユーザが友人として予め登録した人のニックネームで構成された電話帳リストが表示される。
そして、当該ユーザが所望のニックネームをクリックすると、該当するニックネームの友人の携帯端末に通話接続を行うことができる。
このとき、コミュニティサービスの運営会社に課金するように処理されることで、ユーザ同士は無料で通話を行うことができる。当該運営会社は、例えば広告収入を得てユーザ間の通話料金を支払うことが想定される。
また、ユーザはそれぞれ自分用の電話帳リストを持ち、ニックネームで登録した友人に対して互いに電話番号を予め知らせることなく通話接続を行うことができ、個人情報を有効に保護することができる。
また、登録されたユーザの電話番号(着番号)は、当該ユーザ自身によって編集することが可能であり、電話番号を変更した場合にも電話帳リストの友人に知らせることなく、継続して当該サービスを利用することができる。
1…通信接続制御システム
11A…発信者携帯端末
11B…着信者携帯端末
20…IPキャリア網
21…名称リスト管理サーバ
22…音声ガイダンスサーバ
23…付加サービスサーバ
24−1…発側セッション制御サーバ
24−2…着側セッション制御サーバ
25…サービスオーダサーバ
26…課金処理サーバ
111A…表示部
111B、112A…電話通信部
211…ユーザ認証用リスト記憶部
212…名称/着番号リスト記憶部
213…ユーザ認証部
214…Web画面表示制御部
215…名称/着番号変換部
216…付加サービスサーバ向け呼制御部
217…名称リスト管理/編集部
221…ガイダンス再生部
231…名称リスト管理サーバ連携部
232…発呼処理部
233…課金先情報ファイル記憶部
234…呼接続情報ファイル記憶部
241、242…基本呼制御部
251…サービスオーダ登録処理部
261…課金処理部

Claims (4)

  1. Webブラウザ表示機能および電話機能を備えた発信者装置、またはWebブラウザ表示装置と電話装置とにより構成された発信者装置に接続された発側セッション制御サーバと、電話機能を備えた着信者装置接続された着側セッション制御サーバとともにIPキャリア網内に設置された、名称リスト管理サーバおよび付加サービスサーバを備えた通信制御システムにおいて、
    前記名称リスト管理サーバは、
    予め、所定の電話サービスを利用する発信者として登録されたユーザの識別情報である発信者識別情報と、当該ユーザが所持する発信者装置の電話番号との関連づけ情報を、ユーザ認証用リストとして記憶するユーザ認証用リスト記憶部と、
    予め、前記電話サービスを利用する着信者として登録されたユーザを示す名称情報と、当該ユーザが所持する着信者装置の電話番号との関連付け情報を、名称/着番号リストとして記憶する名称/着番号リスト記憶部と、
    いずれかの発信者装置から前記電話サービスを利用するために送信された、当該発信者装置を所持するユーザの発信者識別情報を取得すると、前記ユーザ認証用リストに基づいて、取得した発信者識別情報に対応する発信者装置の電話番号を特定する認証部と、
    前記認証部において発信者装置の電話番号が特定されると、前記名称/着番号リストに基づいて、当該電話サービスの着信者として登録されたユーザの名称情報を取得し、取得された発信者識別情報の送信元の発信者装置に表示させるために送信する表示制御部と、
    送信した名称情報が表示されたことにより、当該発信者装置で選択された名称情報を取得し、前記名称/着番号リストに基づいて、取得した名称情報に対応する着信者装置の電話番号を特定する名称/着番号変換部と、
    前記認証部で特定された発信者装置の電話番号、および前記名称/着番号変換部で特定された着信者装置の電話番号をパラメータとした発呼要求を生成して、前記付加サービスサーバに送信する付加サービスサーバ向け呼制御部と
    を備え、
    前記付加サービスサーバは、
    前記名称リスト管理サーバから送信された発呼要求の発信者装置の電話番号に前記発側セッション制御サーバを経由して発呼し、当該発信者装置との通信が確立されると、通話接続要求中である旨を示す音声ガイダンス情報を当該発信者装置に送信するとともに、前記発呼要求の着信者装置の電話番号に前記着側セッション制御サーバを経由して発呼し、当該着信者装置との通信が確立されると、前記発信者装置への音声ガイダンス情報の送信を終了し、前記発側セッション制御サーバと前記着側セッション制御サーバとを接続させて当該発信者装置と当該着信者装置とで通話可能な状態とすることで、当該発信者装置と当該着信者装置との間の呼接続を1電話回線で確立させる発呼処理部と
    を備えることを特徴とする通信接続制御システム。
  2. 前記付加サービスサーバは、当該呼接続に関する課金処理を行う課金処理サーバにさらに接続され、
    前記付加サービスサーバの発呼処理部は、当該呼接続の発呼先の前記発信者装置の電話番号を含む発側情報と、発呼先の前記着信者装置の電話番号を含む着側情報と、当該呼接続の課金先情報として予め登録された、前記発信者装置の電話番号、前記着信者装置の電話番号、または前記発信者装置ならびに前記着信者装置とは異なる第三者装置の電話番号とを含む呼接続情報を生成し、前記課金処理サーバに提供することを特徴とする請求項1に記載の通信接続制御システム。
  3. Webブラウザ表示機能および電話機能を備えた発信者装置、またはWebブラウザ表示装置と電話装置とにより構成された発信者装置に接続された発側セッション制御サーバと、電話機能を備えた着信者装置に接続された着側セッション制御サーバとともにIPキャリア網内に設置され、
    予め、所定の電話サービスを利用する発信者として登録されたユーザの識別情報である発信者識別情報と、当該ユーザが所持する発信者装置の電話番号との関連づけ情報を、ユーザ認証用リストとして記憶するユーザ認証用リスト記憶部と、
    予め、前記電話サービスを利用する着信者として登録されたユーザを示す名称情報と、当該ユーザが所持する着信者装置の電話番号との関連付け情報を、名称/着番号リストとして記憶する名称/着番号リスト記憶部と、
    いずれかの発信者装置から前記電話サービスを利用するために送信された、当該発信者装置を所持するユーザの発信者識別情報を取得すると、前記ユーザ認証用リストに基づいて、取得した発信者識別情報に対応する発信者装置の電話番号を特定する認証部と、
    前記認証部において発信者装置の電話番号が特定されると、前記名称/着番号リストに基づいて、当該電話サービスの着信者として登録されたユーザの名称情報を取得し、取得された発信者識別情報の送信元の発信者装置に表示させるために送信する表示制御部と、
    送信した名称情報が表示されたことにより、当該発信者装置で選択された名称情報を取得し、前記名称/着番号リストに基づいて、取得した名称情報に対応する着信者装置の電話番号を特定する名称/着番号変換部と、
    前記認証部で特定された発信者装置の電話番号、および前記名称/着番号変換部で特定された着信者装置の電話番号をパラメータとした発呼要求を生成する付加サービスサーバ向け呼制御部と
    を備えた名称リスト管理サーバに接続され、前記IPキャリア網内に設置された呼処理サーバにおいて、
    前記名称リスト管理サーバから送信された発呼要求の発信者装置の電話番号に前記発側セッション制御サーバを経由して発呼し、当該発信者装置との通信が確立されると、通話接続要求中である旨を示す音声ガイダンス情報を当該発信者装置に送信するとともに、前記発呼要求の着信者装置の電話番号に前記着側セッション制御サーバを経由して発呼し、当該着信者装置との通信が確立されると、前記発信者装置への音声ガイダンス情報の送信を終了し、前記発側セッション制御サーバと前記着側セッション制御サーバとを接続させて当該発信者装置と当該着信者装置とで通話可能な状態とすることで、当該発信者装置と当該着信者装置との間の呼接続を1電話回線で確立させる発呼処理部
    を備えたことを特徴とする呼処理サーバ。
  4. 当該呼接続に関する課金処理を行う課金処理サーバにさらに接続され、
    前記発呼処理部は、当該呼接続の発呼先の前記発信者装置の電話番号を含む発側情報と、発呼先の前記着信者装置の電話番号を含む着側情報と、当該呼接続の課金先情報として予め登録された、前記発信者装置の電話番号、前記着信者装置の電話番号、または前記発信者装置ならびに前記着信者装置とは異なる第三者装置の電話番号とを含む呼接続情報を生成し、前記課金処理サーバに提供することを特徴とする請求項3に記載の呼処理サーバ。
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