JP5683112B2 - 遊技機及びその制御方法。 - Google Patents

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本発明は、各種エラー音報知の制御方法に関し、特に、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、回胴式遊技機等の各種遊技機における各種エラー報知音の制御方法に関する。
遊技機は、始動入賞口に遊技球が入賞すると大当たり抽選が行われ、抽選に当選すると、図柄変動表示装置に特定の図柄が並び、大当たりが開始され、遊技者は多数の賞球を獲得することができる。そのため、遊技者は図柄変動表示装置の画像の変動に加え、大当たりの期待を促す演出音や各種電飾手段の点灯の変化に注意を払っている。
大当たり中は遊技機裏面に配設される球払出装置から多数の賞球が払い出されるため、遊技機前面に設けられる貯留皿に遊技球が一杯になることがある。この際、遊技者は貯留皿の遊技球を外部の球箱に球抜きする必要があるが、遊技に夢中になりすぎると球抜きを行わない遊技者も存在する。このような場合には、球払出装置の下方の球排出通路に設けられた球検知センサが遊技球を検知することで満タンスイッチが作動し、遊技球の払い出しが停止されると共に、遊技者に球抜き処理を行うように報知音が出力される。
例えば、特許文献1に記載の遊技機は、特定の遊技状態中に遊技機の入賞が可能となる入賞手段と、遊技演出又は情報報知を行う複数の演出報知手段と、当該演出報知手段の制御を含む各種制御を実行する遊技制御手段と、前記特定の遊技状態が生起されていない通常の遊技状態中に、前記入賞手段に遊技球が入賞したか否かを判定する入賞判定手段を備え、前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定が肯定になると、所定の演出報知手段については当該演出報知手段が前記遊技演出又は情報報知よりもエラー報知を優先して行う遊技機が提案されている。この遊技機では、予めRAMに設定されている演出用データをエラー報知用データに変更することにより、演出音以外の演出(例えば、図柄変動表示装置の演出等)は継続しながらも、演出音に替えてエラー報知音を出力することにより、遊技を中断することなく、遊技者にエラーを報知することを可能としている。
特開2005−65824号公報
しかしながら、こうした遊技機では、演出用データを報知用データに変更して報知音を出力してエラーを報知しながらも、遊技は継続しているため、エラー報知が終了した後には、例えば、図柄変動表示装置で表示されている演技のタイミングにあわせて、演出用データの音出力のタイミングを適切なタイミングで再度変更するという非常に複雑な制御が必要である。このような非常に複雑な制御を行う必要性から、制御方法が複雑となり、予期せぬ不具合を引き起こす可能性が増大するという課題がある。更に、この予期せぬ不具合を引き起こす可能性を低減させるために、制御方法の検証に大きな労力がかかるという課題もある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、別々に出力された演出音出力信号と報知音出力信号とを合成して放音することにより、より簡略化された方法で遊技者にエラーを報知する遊技機及びその制御方法を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の遊技機は、
遊技の演出に用いられる演出音及び異常の発生を報知する報知音を出力する音出力手段を有する遊技機において、
前記報知音を出力する報知音出力信号の発信制御を含む遊技の結果に影響を及ぼす各種制御を行い、前記報知音出力信号を発信する遊技機主制御手段と、
前記演出音を出力するための演出音出力信号の発信を制御する演出音発信制御手段と、
を備え、
前記遊技機主制御手段から発信された前記報知音出力信号と前記演出音発信制御手段から発信された前記演出音出力信号とが複数の音信号を合成する音信号合成回路で合成され、前記報知音及び前記演出音が放音されるものである。
この遊技機では、遊技機主制御手段から発信された報知音出力信号と演出音出力信号との両方の信号を受信した際には、音出力手段に演出音出力信号と報知音出力信号とを合成した音出力信号を音出力手段に出力する音出力制御手段を有しているため、報知音の出力の際に、演出音の出力に関する制御に影響を与えることなく、異常の発生を報知することができる。言い換えると、演出音に替えて報知音を出力する場合と比較して、異常の発生をより簡略化された方法で遊技者に報知可能であり、異常の発生を報知した後に、再度演出音を出力する制御を行う必要なく、異常の発生を報知することができる。
本発明の遊技機において、前記遊技機主制御手段から発信された前記報知音出力信号と前記演出音発信制御手段から発信された前記演出音出力信号とが前記音信号合成回路で合成され前記報知音及び前記演出音が報音される際、前記演出音よりも大きな音量で前記報知音が放音されてもよい。こうすれば、演出音に替えて報知音を出力する場合と比較して、異常の発生をより簡略化された方法で遊技者に報知可能となることに加え、報知音が演出音よりも小さな音量又は同程度の音量で出力される場合と比較して、異常の発生をより明確に遊技者に報知可能となる。
本発明の遊技機において、前記遊技機主制御手段から発信された前記報知音出力信号と前記演出音発信制御手段から発信された前記演出音出力信号とが前記音信号合成回路で合成され、前記報知音及び前記演出音が報音される際、前記演出音の音量を低減又は消失させ、該演出音よりも大きな音量で前記報知音が放音されてもよい。こうすれば、演出音に替えて報知音を出力する場合と比較して、異常の発生をより簡略化された方法で遊技者に報知可能となることに加え、演出音の音量を変化させない場合と比較して、異常の発生をより明確に遊技者に報知可能となる。
本発明の遊技機の制御方法は、
遊技の演出に用いられる演出音及び異常の発生を報知する報知音を出力する音出力手段と、前記報知音を出力する報知音出力信号の発信制御を含む遊技の結果に影響を及ぼす各種制御を行い、前記報知音出力信号を発信する遊技機主制御手段と、前記演出音を出力するための演出音出力信号の発信を制御する演出音発信制御手段と、を備えた遊技機の制御方法であって、
前記遊技機主制御手段から発信された前記報知音出力信号と前記演出音発信制御手段から発信された前記演出音出力信号とが複数の音信号を合成する音信号合成回路で合成され、前記報知音及び前記演出音が放音されるステップ、
を含むものである。
この遊技機の制御方法では、上述した遊技機と同様に、遊技機主制御手段から発信された報知音出力信号と演出音出力信号との両方の信号を受信した際には、音出力手段に演出音出力信号と報知音出力信号とを合成した音出力信号を音出力手段に出力する音出力制御手段を有しているため、報知音の出力の際に、演出音の出力に関する制御に影響を与えることなく、異常の発生を報知することができる。言い換えると、演出音に替えて報知音を出力する場合と比較して、異常の発生をより簡略化された方法で遊技者に報知可能であり、異常の発生を報知した後に、再度演出音を出力する制御を行う必要なく、異常の発生を報知することができる。なお、この遊技機の制御方法において、上述した遊技機の種々の態様を採用しても良いし、また、上述した遊技機の各機能を実現するようなステップを追加しても良い。
図1は、パチンコ遊技機20の構成の概略を示す概略図である。 図2は、パチンコ遊技機20を正面から見た平面図である。 図3は、パチンコ遊技機20を背面から見た平面図である。 図4は、パチンコ遊技機20内の電気的接続の概略を示すブロック図である。 図5は、報知音出力処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 図6は、報知音出力処理ルーチンの他の一例を示すフローチャートである。 図7は、他の一例におけるパチンコ遊技機20内の電気的接続の概略を示すブロック図である。
ここで、上記簡単に説明した図面に基づいて、本発明を実施するための形態を説明するにあたり、本実施の形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施の形態のパチンコ遊技機20が遊技機に相当し、スピーカ36が音出力手段に相当し、主制御基板70が遊技機主制御手段に相当し、音声・表示制御基板80が演出音発信制御手段及び音出力制御手段に相当する。なお、パチンコ遊技機20の動作を説明することにより、本発明のパチンコ遊技機20の制御方法の一例も明らかにしている。
次に、図1〜図3を用いて、本発明の一実施形態であるパチンコ遊技機20の構成を詳しく説明する。ここで、図1は、パチンコ遊技機20の構成の概略を示す概略図であり、図2は、パチンコ遊技機20を正面からみた平面図であり、図3は、パチンコ遊技機20の裏面からみた平面図である。パチンコ遊技機20は、図1に示すように、パチンコホール等の島に上板と下板との間に挟持されて支持される外枠22と、外枠22に軸支される本体部30と、本体部30の一側に設けられ図示しない蝶番により開閉可能に軸着される透明板保持枠60と、を備えている。
本体部30は、図2に示すように、前面略中央部に位置する遊技領域50と、前面下部の一側方位置に回転可能に設けられた発射ハンドル32と、前面下部に設けられ図示しない遊技球を保持する球受皿34と、球受皿34の下部であって本体部30の両側部に設けられ演出音及び報知音を放音するスピーカ36と、を備えている。また、本体部30の裏面側には、図3に示すように、上部に設けられた球タンク38から賞球を供給する球払出装置40と、封入ケースに封入された球払出制御基板48及び主制御基板70を含む主基板と、ランプ制御基板49及び音声・表示制御基板80を含む周辺基板と、が設けられている。球受皿34内の図示しない遊技球は、図示しない打球供給装置を経由して図示しない打球発射装置に導かれ、発射ハンドル32の回転度に応じた強さで遊技領域50内に発射される。
遊技領域50は、図2に示すように、略中央部に位置し入賞等の各種演出を演出する大型の液晶パネルを有する図柄変動表示装置52と、図柄変動表示装置52の下方に位置する大入賞口58と、大入賞口58の両側方向に位置する複数の入賞口56と、を備えている。また、遊技領域50には、風車や多数の障害釘からなる障害釘群が適宜配置されている。図示しない発射装置によって遊技領域50内に射出された遊技球は、風車や障害釘群を通過して入賞口56や大入賞口58に到達すると、入賞口56や大入賞口58に設けられた入賞球スイッチ46(図2には不図示)によって検出され、主制御基板70が入賞信号を受信することによって入賞として扱われる。この場合には、主制御基板70より球払出制御基板48に球払出信号が発信され、球タンク38から球払出装置40を介して賞球が球受皿34に供給されることにより、遊技者は賞球を得ることができる。
透明板保持枠60は、図1に示すように、後面にガラスやプラスチックからなる透明板62を有している。また、透明板保持枠60を本体部30に対して閉じた際には、遊技領域50が透明板62越しに視認可能な状態となる。
主制御基板70は、図4に示すように、CPU71を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、遊技の演出を行う遊技プログラムや報知音出力信号の発信制御を行う報知音出力信号制御プログラム等の各種プログラムを記憶したROM72と、一時的にデータを記憶するRAM73と、エラー音報知信号を発信するサウンドIC74と、がそれぞれ電気的に接続された状態で配設されている。この主制御基板70は、音声・表示制御基板80や球払出制御基板48等の各種基板及び皿満タンスイッチ42や空切り防止スイッチ44等の各種スイッチと電気的に接続されており、各種信号の送受信を行っている。図示しない遊技球が始動入賞口54に入賞すると、始動入賞口54に設けられた入賞球スイッチ46から入賞信号がCPU71に入力され、ROM72に予め記憶されている遊技プログラムに従い抽選が行われる。この抽選により所定の確率で大当たりが招来されると、音声・表示制御基板80に大当たりの演出を行わせる演出信号を出力すると共に、球払出制御基板48を介して球払出装置40に球払出信号を出力し、球払出装置40より賞球が払出される。
音声・表示制御基板80は、CPU81を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、演出音と報知音の出力を制御する後述する音出力制御プログラム等を記憶したROM82と、一時的にデータを記憶するRAM83と、演出音に関する音データを記憶するROMを有し演出音信号を発信するサウンド統合VDP84と、複数の音信号を合成する音信号合成回路85と、がそれぞれ電気的に接続された状態で配設されている。この音声・表示制御基板80は、主制御基板70やスピーカ36、図柄変動表示装置52等と電気的に接続されており、主制御基板70からの演出信号に基づいて各種ランプや発光ダイオードを点灯又は消灯させて演出を行う他、主制御基板70から報知音出力信号を受信した場合には、演出音と報知音との出力を後述する音出力制御ルーチンに従って調節し、スピーカ36を介して報知音を放音させる。
次に、こうして構成された本実施形態のパチンコ遊技機20の動作、特に、球受皿34が満タンであることを報知する皿満タンエラー音を出力するときの動作について説明する。図5は、報知音出力制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。この報知音出力制御ルーチンは、所定の時間(例えば、4ms)毎に繰り返し実行される。
この報知音出力処理ルーチンが開始されると、図5に示すように、CPU71は、皿満タンスイッチ42が「入」の状態であることを示す入力信号を受信した否かを判定し(ステップS100)、入力信号を受信していないと判定した場合には、本ルーチンを終了する。このような場合には、皿満タンエラーを報知する必要がないため、そもそも演出音と報知音とを合成する必要がないためである。
ステップS100において、皿満タンスイッチ42が「入」の状態であると判定した場合は、CPU71は、音声・表示制御基板80に対して、報知音出力信号を発信する(ステップS110)。次に、CPU81は、主制御基板70から報知音出力信号を受信すると、演出音が出力中であるか否かを判定する(ステップS120)。ここで、演出音が出力中でないと判定された場合には、報知音出力信号をそのまま皿満タンエラー音出力信号として出力し(ステップS140)、図示しないミキシングアンプを介してスピーカ36に放音して(ステップS150)本ルーチンを終了する。演出音が出力されていない場合には、演出音と報知音とを合成する必要がないためである。
一方、ステップS120において、演出音が出力中であると判定された場合には、CPU81は、出力中の演出音出力信号と主制御基板70より受信した報知音出力信号とを音信号合成回路85で皿満タンエラー音として合成する(ステップS130)。続いて、音信号合成回路85は、皿満タンエラー音出力信号を出力し(ステップS140)、図示しないミキシングアンプを介してスピーカ36より皿満タンエラー音を放音させる(ステップS150)。この皿満タンエラー音は予め演出音よりも大きな音量として放音されるように設定された報知音と演出音とが合成された音であるため、演出音を停止することなく、演出音に優先して報知音を放音することができる。こうすることにより、遊技者に球受皿34が満タンであることを、演出音の出力に関する制御に影響を与えることなく報知することができ、放音した後に通常の演出に戻る際にも、図柄変動表示装置52に表示されている演出と演出音のタイミングを合わせる等の何らかの制御を行う必要もない。
以上詳述した本実施の形態のパチンコ遊技機20によれば、主制御基板70から出力された報知音出力信号が音声・表示制御基板80における音信号合成回路85によって、演出音と報知音とが皿満タンエラー音に合成され、スピーカ36から放音される。こうすることにより、従来のように、演出音に替えて報知音を出力する場合と比較して、異常の発生をより簡略化された方法で遊技者に報知可能となる。
また、別々に出力された演出音出力信号と報知音出力信号とを音信号合成回路85によって合成し、スピーカ36より皿満タンエラー音を放音するため、皿満タンエラー音を放音するために、演出音を止める必要がない。言い換えると、皿満タンスイッチ42がエラーを検出した際に、演出音の出力中にエラー報知音を出力する処理を割り込ませる必要がないため、このような処理をプログラムで行う際にエラー音を出力するための分岐処理をそもそも行う必要がない。また、演出音の出力中にエラー報知音を出力する処理を割り込ませた場合には、演出音を再度出力する際には、演出音と他の演出(例えば、図柄変動表示装置52に表示されている演出)とのタイミングを合わせる必要があるが、そもそも演出音を再出力する必要がないため、このような処理を行う必要もない。このため、いずれの場合であっても、従来の処理方法と比較してより簡略化されたプログラムで制御することができるため、プログラムの作成・開発及びプログラムが正常に作動するか否かを確認する作業に必要な労力を大幅に低減することができる。加えて、より簡略化されたプログラムで制御することができるため、プログラムが予期しない動作を行う可能性を未然に低減することができ、遊技者に不信感や不快感を与える可能性を未然に低減することができる。
更に、ステップS120で出力される音出力信号は、演出音の音量よりも大きな音量の報知音が皿満タンエラー音として合成されているため、報知音の音量が演出音の音量と同程度又はより小さい音量である場合と比較して、より確実に球受皿34が満タンであることを報知することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施の形態では、皿満タンエラー音は演出音よりも予め大きな音量として放音されるように設定されており、ステップS130で演出音出力信号と報知音出力信号とを合成するものとしたが、図6に示すように、ステップS130の前に、演出音の音量を小さくさせるステップ(S125)を加えても良い。こうすれば、演出音の音量が小さくなり、相対的に皿満タンエラー音の音量が大きくなるため、より確実に球受皿34が満タンであることを報知することができる。なお、ここで図6は、報知音出力処理ルーチンの他の一例を示すフローチャートである。
上述した実施の形態では、サウンドIC74から出力された報知音出力信号に基づいて音声・表示制御基板80で演出音と皿満タンエラー音とを合成するものとしたが、演出音出力信号と皿満タンエラー音出力信号とを合成するための基板(例えば、音声合成基板90等)を別途備えていても良い。主制御基板70から出力された皿満タンエラー音出力信号と音声・表示制御基板80から出力された演出音とを受信し、合成する作用を有する基板を備えていれば、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
上述した実施の形態では、サウンドIC74から出力された報知音出力信号に基づいて音声・表示制御基板80で演出音と皿満タンエラー音とを合成するものとしたが(ステップS110〜ステップS130に相当)、図7に示すように、皿満タンエラー音の入力を検出する音検出回路92と、音検出回路92からのトリガー信号によって演出音と皿満タンエラー音とを切り替える音信号スイッチング回路94と、を含む音声合成基板90を用いてもよい。こうすれば、ステップS120及びステップS130の処理を行う必要がないため、上述した実施の形態と同様の効果をより簡略化された方法で得ることができる。このような場合には、演出音と皿満タンエラー音との切り替えをハードウェア資源を用いて行うことになるため、ソフトウェアによって制御する必要がそもそも無く、本発明による効果が特に大きい。なお、図7は、他の一例におけるパチンコ遊技機20内の電気的接続の概略を示すブロック図である。また、ここでは、音声合成基板90を新たに設けるものとしたが、周辺基板のいずれかにこれらの回路を配置しても良い。
上述した実施の形態では、球受皿34が満タンであることを報知するために皿満タンスイッチ42で検出したエラーを報知するものとしたが、報知するエラーはこれに限定されるものではなく、空切り防止スイッチや本体枠開放スイッチ、ガラス枠開放スイッチ等の各種スイッチで検出したエラーを報知するものであってもよい。これらの場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
上述した実施の形態では、主制御基板70よって報知音出力信号が制御され、音声・表示制御基板80によって演出音出力信号が制御されるものとしたが、それぞれこれに限定されるものではなく、主制御基板70以外の他の主基板(例えば、球払出制御基板48等)によって報知音出力信号が制御されるものであってもよいし、音声・表示制御基板80以外の他の周辺基板(例えば、ランプ制御基板49等)によって演出音出力信号が制御されるものであってもよい。これらの場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
上述した実施の形態では、サウンドIC74から出力された報知音出力信号に基づいて、音声・表示制御基板80で演出音と皿満タンエラー音とを合成するものとしたが、サウンドIC74に変わってブザー等を設け、異常音(例えば、ビープ音等)を出力するものとしてもよい。なお、この異常音の音量は、演出音よりも大きな音量であるものとしてもよいし、演出音よりも小さな音量であっても、放音後にアンプやスピーカ等を介して増幅して音量を大きくしても良い。いずれの場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
上述した実施の形態では、皿満タンスイッチ42等の各種スイッチと主制御基板70、主制御基板70と音声・表示制御基板80、はそれぞれを直接電気的に接続されるものとしたが、複数のコネクタを有する1又は2以上の中継基板を介して電気的に接続されるものとしてもよい。
上述した実施の形態で示すように、各種エラー音報知の制御分野、特に、遊技機の各種エラー音報知の制御分野に利用することができる。
20 パチンコ遊技機、22 外枠、30 本体部、32 発射ハンドル、34 球受皿、36 スピーカ、40 球払出装置、42 皿満タンスイッチ、44 空切り防止スイッチ、46 入賞球スイッチ、48 球払出制御基板、49 ランプ制御基板、50 遊技領域、52 図柄変動表示装置、54 始動入賞口、56 入賞装置、58 大入賞口、60 透明板保持枠、62 透明板、70 主制御基板、71 CPU、72 ROM、73 RAM、74 サウンドIC、80 音声・表示制御基板、81 CPU、82 ROM、83 RAM、84 サウンド統合VDP、85 音信号合成回路、90 音声合成基板、92 音検出回路、94 音信号スイッチング回路。

Claims (4)

  1. 遊技の演出に用いられる演出音及び異常の発生を報知する報知音を出力する音出力手段を有する遊技機において、
    前記報知音を出力する報知音出力信号の発信制御を含む遊技の結果に影響を及ぼす各種制御を行い、前記報知音出力信号を発信する遊技機主制御手段と、
    前記演出音を出力するための演出音出力信号の発信を制御する演出音発信制御手段と、
    を備え、
    前記遊技機主制御手段から発信された前記報知音出力信号と前記演出音発信制御手段から発信された前記演出音出力信号とが複数の音信号を合成する音信号合成回路で合成され、前記報知音及び前記演出音が放音される、
    遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記遊技機主制御手段から発信された前記報知音出力信号と前記演出音発信制御手段から発信された前記演出音出力信号とが前記音信号合成回路で合成され前記報知音及び前記演出音が報音される際、前記演出音よりも大きな音量で前記報知音が放音される、
    遊技機。
  3. 請求項1又は2に記載の遊技機において、
    前記遊技機主制御手段から発信された前記報知音出力信号と前記演出音発信制御手段から発信された前記演出音出力信号とが前記音信号合成回路で合成され、前記報知音及び前記演出音が報音される際、前記演出音の音量を低減又は消失させ、該演出音よりも大きな音量で前記報知音が放音される、
    遊技機。
  4. 遊技の演出に用いられる演出音及び異常の発生を報知する報知音を出力する音出力手段と、前記報知音を出力する報知音出力信号の発信制御を含む遊技の結果に影響を及ぼす各種制御を行い、前記報知音出力信号を発信する遊技機主制御手段と、前記演出音を出力するための演出音出力信号の発信を制御する演出音発信制御手段と、を備えた遊技機の制御方法であって、
    前記遊技機主制御手段から発信された前記報知音出力信号と前記演出音発信制御手段から発信された前記演出音出力信号とが複数の音信号を合成する音信号合成回路で合成され、前記報知音及び前記演出音が放音されるステップ、
    を含む遊技機の制御方法。
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