JP5682320B2 - 電源制御システム - Google Patents

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本発明は、電源制御システムに関する。特に、本発明は、複数の処理装置を電源制御する電源制御システムに関する。
既知の排他制御サブシステムは、排他制御サブシステムを構成している各処理装置の電源投入を、電源制御ネットワークを介して制御している。そのため、既知の排他制御サブシステムにおいては、電源制御ネットワークからの制御による電源投入に失敗すると、処理装置の電源が入らずに排他制御サブシステムの運用が開始されてしまう。その結果、排他制御サブシステムは部分縮退運用となる。運用している傍らで保守員による障害箇所の切り分け作業が行われ、電源投入指示系統の故障と判明したら、システムの運用中に装置の起動及び組込みを行なうことになり、システムの安定した運用にリスクを伴った。
電源制御装置から電源オン指示を受け取る処理装置のマネージメントポートに故障が発生している場合、電源制御装置から電源制御指示が発行されても、マネージメントポートが故障している処理装置では装置自体に問題がなくとも、電源がオンされないため排他制御サブシステムから切り離されてしまい、排他制御サブシステムの信頼性が低下する問題があった。
これを解決するために、マネージメントポート部、経路の冗長化を行うことが考えられるが、マネージメントポート部の冗長化は、ハードウェア量の増大、機能実現の複雑さを伴う。また、当該サブシステムのように処理装置をサーバ機能で実現できる場合、汎用サーバを利用して廉価にするのが一般的だが、マネージメントポート部を冗長化するのは汎用サーバでは一般的ではないため、汎用サーバの利用が困難になってしまう。
ところで、情報処理装置等のリモート電源管理システムとしては、一つのネットワーク上に接続されるサーバ等の情報処理装置又はネットワーク機器に対しその電源管理を遠隔地より行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−184145号公報
特許文献1に記載の技術によっては、情報処理装置の種類に依存することなく確実に情報処理装置の再起動、復旧を試みることができる。しかしながら、特許文献1に記載の技術によっては、遠隔地にいるネットワーク管理者は、情報処理装置の障害を認識した後、まず、別途設けられたリモート管理回線を通じて、同一の電源複合ネットワークシステム内のリモート制御装置に対し、リモート電源スイッチに電源切断、再投入を行わせるよう所定の指令を出さなければならない。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によると、複数の処理装置を電源制御する電源制御システムであって、排他制御サブシステムを構成する複数の各排他制御装置が具備する冗長化された複数の処理装置であって、他の各処理装置と第1のネットワークを介して接続されていて、起動してマスター又はスレーブとして動作することによって排他制御サブシステムに組み込まれる複数の処理装置と、各処理装置と第2のネットワークを介して接続されていて、第2のネットワークを介して各処理装置を起動させるために電源制御する電源制御装置とを備え、各処理装置は、自装置がマスターとして動作している場合、他の処理装置のうち、起動せずに排他制御サブシステムに組み込まれていない処理装置へ、第1のネットワークを介してWOLパケットを送信するネットワーク通信部を有する。
なおまた、上記のように発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
以上の説明から明らかなように、この発明においては、起動に成功した処理装置が起動できていない処理装置の起動指示を行う。そのため、この発明によっては、電源制御指示を行う経路上に障害があっても装置の起動ができるので、排他制御サブシステムの可用性が向上する。
また、この発明においては、起動しなかった処理装置を人手介入なしで自動的に起動指示を再試行する。そのため、この発明によっては、排他制御サブシステムの稼動前に装置を起動して完全な状態でシステムの運用に入れ、排他制御サブシステムの信頼性が向上する。
また、この発明においては、排他制御サブシステムの運用前に自動で組込みを行うことで、システムの運用中に排他制御サブシステムの構成変更を行うリスクを回避できる。
また、この発明においては、排他制御サブシステムの電源制御ネットワークとは別系統で電源投入指示を行うことで、障害箇所の切り分けができ、装置の保守効率が向上する。
一実施形態に係る電源制御システムの利用環境の一例を示す図である。 処理装置100a、及び処理装置200aのブロック構成の一例を示す図である。 MAC情報テーブル180に格納されているデータの一例をテーブル形式で示す図である。 記憶部190に格納されるサブシステム構成情報191の一例をテーブル形式で示す図である。 処理装置100a、及び処理装置200aの動作シーケンスの一例を示す図である。 電源制御装置C、処理装置100a、処理装置200a、処理装置100b、及びホストHの動作シーケンスの一例を示す図である。 電源制御装置C、処理装置100a、処理装置200a、処理装置100b、及びホストHの動作シーケンスの一例を示す図である。 電源制御装置C、処理装置100a、処理装置200a、処理装置100b、及びホストHの動作シーケンスの一例を示す図である。 再構成部170の動作フローの一例を示す図である。 他の実施形態に係る電源制御システムの利用環境の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は、特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係る電源制御システムの利用環境の一例を示す。電源制御システムは、複数の処理装置を電源制御するシステムである。
電源制御システムは、電源制御装置C、複数のホストHa〜c(以下、ホストHと総称する。)、及び排他制御システムSを備える。排他制御システムSは、複数の排他制御装置Da〜c(以下、排他制御装置Dと総称する。)によって構成される。各排他制御装置Dは、冗長化された処理装置100、200を具備する。同一の排他制御装置Dが具備する処理装置100と処理装置200は、互いの情報をミラーリングするように運用される。したがって、処理装置200は、処理装置100が故障すると、処理装置100が行っていた処理を引き継ぐ。
電源制御装置Cは、各ホストH、及び各処理装置100、200と電源制御ネットワークN2を介して接続されている。また、各処理装置100、200同士は、運用ネットワークN1を介して接続されている。
図2は、処理装置100a、及び処理装置200aのブロック構成の一例を示す。処理装置100a、及び処理装置200aは、マネージメントポート101a、ネットワークポート102a、OS等103a、装置番号104a、システム接続部110a、ネットワーク通信部120a、ネットワーク情報収集部130a、WOL(Wake On LAN)パケット生成部140a、障害通知部150a、サブシステム構成決定部160a、再構成部170a、MAC(Media Access Control)情報テーブル180a、及び記憶部190aを有する。以下に、各構成要素の機能及び動作を説明する。
なおまた、処理装置100a、及び処理装置200a以外の処理装置100b、c、及び処理装置200b、cも、処理装置100a、及び処理装置200aが有する構成要素と同じ構成要素を有する。以後の説明では、処理装置100、200が有する構成要素がいずれの処理装置100、200の構成要素であるかを区別する場合には、各構成要素を有する処理装置100、200と同じ添え字(a、b、c)を各構成要素の末尾に付して区別する。
システム接続部110は、ホストHとの接続を管理する機能で、ホストHからの排他制御要求の受付等が主の機能であるが、ホストHとの接続を確認した場合(=システムが運用を開始した)は運用フェーズ情報192に”運用中”であることをセットする機能を有する。
ネットワーク通信部120は、排他制御機能等の機能からの依頼で通信データをネットワークポート102へ送出する機能と送出時に通信データに共通ヘッダとして自ネットワークポート102のMACアドレスと装置番号104を付加する。また、運用ネットワークN1から受信時に共通ヘッダと通信データを分離し、ヘッダ情報をネットワーク情報収集部130に引き渡し、通信データを必要な機能部に引き渡す機能を有する。装置番号104は、処理装置100や処理装置200を排他制御サブシステムS内で一意に識別できる番号である。ディップスイッチやソフトウェアで記憶する記憶素子等考えられるが、記憶方法は何でもよい。
ネットワーク情報収集部130は、ネットワーク通信部120から引き渡された共通ヘッダから送信元のMACアドレスと送信元の装置番号を取り出しMAC情報120の装置番号とMACアドレスに保存する機能を有する。
WOLパケット生成部140は、再構成部170から指示された装置番号から、MAC情報テーブル102の装置番号を検索し対応するMACアドレスを取り出し、WOLパケットを作成しネットワーク通信部120に送信を依頼する機能を有する。
障害通知部150は、再構成部170から指示された装置番号の処理装置100、200が運用ネットワークN1経路で起動に成功したことを通知するメッセージをマネージメントポート101経由で電源制御装置Cに通知する機能を有する。
サブシステム構成決定部160は、処理装置100(200)の電源がオンされ装置の制御ソフトウェアがスタートしたら最初に動作する機能で以下の機能を有する。(ネットワーク通信部120経由で)運用ネットワークN1で他の処理装置100、200のサブシステム構成決定部160とデータを交換し、何れかの処理装置100、200のサブシステム構成決定部160が代表(マスター)となり排他制御サブシステムSの構成を決定する機能。決定した構成情報を全処理装置100、200に分配し、それぞれのサブシステム構成情報191に保存する機能。サブシステム構成情報191を更新(含む最初の登録)したことを再構成部170に通知する機能。また、排他制御サブシステムSの構成決定後に起動した処理装置100、200を”組込み待ち”としてサブシステム構成情報191を更新・分配する機能。構成決定の方法は公開技報99−008434を参照のこと。
再構成部170は、以下の機能を有する。サブシステム構成決定部160からサブシステム構成情報191を更新したことを通知されたら、運用フェーズ情報192を確認し まだ”運用中”になっていなければ、サブシステム構成情報191から構成情報を読み出し”縮退”状態の処理装置100、200があれば、その処理装置100、200の装置番号を指定してWOLパケット生成部140に処理を依頼し、”組込み待ち”の処理装置100、200が存在すればその処理装置100、200を組み込む。WOLパケットで装置の電源が入り”組込み待ち”にできたならば障害通知部150に電源制御装置Cへの通知を依頼する。運用フェーズ情報192は、ホストHと接続を開始しシステムが運用中か否かの情報を記憶する。システム接続部110がホストHと接続されたら”運用中”であることをセットする。
図3は、MAC情報テーブル180に格納されているデータの一例をテーブル形式で示す。MAC情報テーブル180は、排他制御サブシステムSを構成する全ての処理装置100、200のMACアドレス(ネットワークカードのIDで、一般的にはネットワークカード上のレジスタ等に記録されている)と装置番号を記憶する記憶部で、処理装置100(200)の電源切断後もデータは保持され、電源投入後にデータを読み出すことができる。ネットワーク情報収集部130が受信パケットの送信元の装置番号と送信元のMACアドレスを取り出し蓄積保存する。
図4は、記憶部190に格納されるサブシステム構成情報191の一例をテーブル形式で示す。サブシステム構成情報191は、排他制御サブシステムSを構成する全ての処理装置100、200の、装置番号と状態から成る排他制御サブシステムSの構成状態を記憶する。状態は、排他制御サブシステムSに組み込まれ運用可能な状態である”組込み”、排他制御サブシステムSに組み込まれているが運用には組み込まれていない状態である”組込み待ち”、排他制御サブシステムSに組み込まれていない状態の”縮退”の3種類に区別され記憶される。サブシステム構成決定部160が決定した情報を保存し、再構成部170が読み出し必要に応じて処理を実施する。
図5は、処理装置100a、及び処理装置200aの動作シーケンスの一例を示す。図5は、MAC情報テーブル102にデータを蓄積する動作である。本動作は運用ネットワークN1で送受信する過程で行われるが、排他制御サブシステムSの初期の動作確認時のみ行うのでも、運用中常に行うのでもよく、蓄積されたデータは処理装置100(200)が停止しても消滅しない。図5では、処理装置100aの情報を処理装置200aが蓄積する例である。
処理装置100aの機能A(特定しない)が処理装置200aに送信するデータを作成し、ネットワーク通信部120aに送信を依頼する。処理装置100aのネットワーク通信部120aは、装置番号104を読み出しヘッダにセットし(S101)、次に、送信を行うネットワークカードのMACアドレスをヘッダにセットする(S102)。そして、処理装置100aのネットワーク通信部120aは、作成したヘッダと依頼された送信データで送信パケットを作成し(S103)、パケットを送信する(S104)。
処理装置200aのネットワーク通信部120aは、受信パケットのデータ部分を機能Aの相手の機能部に引き渡し(S105)、ヘッダ部分をネットワーク情報収集部130aに引き渡す(S106)。
そして、処理装置200aのネットワーク情報収集部130は引き渡されたヘッダの装置番号とMAC情報テーブル102の装置番号が一致するデータのMAC情報にヘッダのMACアドレスに更新する(S107)。このように、構成する全ての処理装置100、200から1回以上受信することでMAC情報テーブル102は完成する。
図6は、電源制御装置C、処理装置100a、処理装置200a、処理装置100b、及びホストHの動作シーケンスの一例を示す。図6を用いて故障している部位がない正常な場合の起動動作を簡単に説明する。
電源制御装置Cが電源投入指示を電源制御用のネットワークに送出し(S201)、これを検出した各処理装置100、200のマネージメントポート101がそれぞれの装置の電源を投入する(S202)。電源が投入されて処理装置100(200)がブートすると(S203)、装置に搭載されている制御ソフトウェアが起動される(S204)。
制御ソフトウェアが起動されるとまずサブシステム構成決定部160が処理を開始し、運用ネットワークN1にて相互に通信を行い(S205)、排他制御サブシステムSの構成を決定するために任意の1台をマスターの処理装置と定め構成決定をゆだねる。マスター処理装置のサブシステム構成決定部160は他の処理装置100、200から集めた情報を元に排他制御サブシステムSの構成を決定し、構成情報を全処理装置100、200に分配し(S206)、各処理装置100、200のサブシステム構成決定部160はサブシステム構成情報191の情報を更新する(S207)。
マスター処理装置のサブシステム構成決定部160は再構成部170にサブシステム構成情報191を更新したことを通知する(S208)。
サブシステム構成情報191が更新されたことを通知された再構成部170は、運用フェーズ情報192が”運用中”でないが、サブシステム構成情報191の全ての装置が”組込み”なので全処理装置100、200は正常に起動したと判断し何もしない(S209)。
その後、電源制御装置CがホストHの電源を投入し(S210、S211)、各ホストHが各処理装置100、200に接続すると(S212)、接続を検出したシステム接続部110は運用フェーズ情報192に”運用中”を設定する(S213)。
図7及び図8は、電源制御装置C、処理装置100a、処理装置200a、処理装置100b、及びホストHの動作シーケンスの一例を示す。図9は、再構成部170の動作フローの一例を示す。図7〜図9を用いて処理装置200aのマネージメントポート101が故障しているケースの動作を説明する。
電源制御装置Cが電源投入指示を電源制御用のネットワークに送出し(S301)、これを検出したマネージメントポート101がそれぞれの処理装置100a、bの電源を投入するが、処理装置200aはマネージメントポート101が故障しているため電源が入らない。
電源が投入された処理装置100a、bのサブシステム構成決定部160は正常な場合と同様の手順で構成を決定する。構成を決定するマスターの処理装置100aのサブシステム構成決定部160は、処理装置200aは起動していないため”縮退”、処理装置100a〜c、処理装置200b、cは”組込み”とし、サブシステム構成情報191に登録し(S307)、サブシステム構成情報191を更新したことを再構成部170に通知する(S308)。
通知を受けたマスター処理装置の再構成部170は、運用フェーズ情報192を取り出し(S401)”運用中”でなければ(S402:No)、サブシステム構成情報191を取り出し(S403)、処理装置200aが”縮退”状態なので(S404:Yes)、WOLパケット生成部140に処理装置200aの装置番号を通知する(S405)。
WOLパケット生成部140は、通知された装置番号に対応するMACアドレスをMAC情報テーブル102で調べ、処理装置200aのMACアドレスでWOL用のパケットを作成しネットワーク通知部10にパケットの送信を依頼する。ネットワーク通信部120はパケットをネットワークに送出する(S309)。
WOLパケットを検出した処理装置200aのネットワークポート102は電源を投入し処理装置100、200を起動する(S310〜S312)。
電源投入により起動した処理装置200aのサブシステム構成決定部160は、マスターのサブシステム構成決定部160に起動したことを通知する(S313)。マスターのサブシステム構成決定部160は既に排他制御サブシステムSの構成は決定しているので、処理装置200aは”組込み待ち”として再構成を決定し、サブシステム構成情報191を更新・分配し(S314)、再構成部170にサブシステム構成情報191を更新したことを通知する(S316)。
更新通知を受けたマスターの再構成部170は、運用フェーズ情報192を取り出し(S401)、”運用中”でないことを確認後(S402:No)、サブシステム構成情報191を取り出し(S403)、処理装置200aが”組込み待ち”状態の状態なので(S406:Yes)、処理装置200aを組込む(S407)。
マスターの再構成部170は、処理装置200aが起動できたので、処理装置200a自体に故障は無いと判断し、障害通知部150に処理装置200aが起動できたことを電源制御装置Cに通知するよう依頼する(S408)。また、組込みに成功したら、マスターのサブシステム構成決定部160は、サブシステム構成情報191の処理装置200aの状態を”組込み”に更新し分配する。
そして、電源制御装置CがホストHの電源を投入し(S318、319)、各ホストHがそれぞれの処理装置100、200に接続し(S320)、排他制御サブシステムSの運用が開始され、システム接続部110は運用フェーズ情報192に”運用中”を設定する(S321)。
以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果がある。第1の効果は、起動に成功した処理装置100、200が運用ネットワークN1経路で起動できていない処理装置100、200の起動指示を行うことで、電源制御指示を行う経路上に障害があっても装置の起動ができ、排他制御サブシステムSの可用性が向上することである。
第2の効果は、起動しなかった処理装置100、200を人手介入なしで自動的に起動指示を再試行することで、排他制御サブシステムSの稼動前に装置を起動し、完全な状態で排他制御サブシステムSの運用に入れ、排他制御サブシステムSの信頼性が向上することである。
第3の効果は、排他制御サブシステムSの運用前に自動で組込みを行うことで、排他制御サブシステムSの運用中に排他制御サブシステムSの構成変更を行うリスクを回避できることである。
第4の効果は排他制御サブシステムSの電源制御ネットワークN2とは別系統で電源投入指示を行うことで、障害箇所の切り分けができ、装置の保守効率が向上することである。
図10は、他の実施形態に係る電源制御システムの利用環境の一例を示す。例えば、信頼性向上のため電源制御装置C及び電源制御ネットワークN2を冗長化し何れかの電源制御装置Cがマスター、他方がバックアップという運用形態にした場合、処理装置100、200にマネージメントポート101が2個必要となる。本発明の形態にすればマネージメントポート101を増設することなく排他制御サブシステムSの電源投入が可能となる。
電源制御装置Caから冗長化されている処理装置100a、bに電源制御ネットワークN2aを接続する。同様に、電源制御装置Cbから冗長化されている処理装置200a、bに電源制御ネットワークN2bを接続する。電源制御装置Caがマスターで電源制御指示を行うと処理装置100a、bの電源が投入される。起動した処理装置100a、bで構成が決定され処理装置200a、bは”縮退”と判断される。処理装置100aの再構成部170は”縮退”状態である処理装置200a、bにWOLパケットを送出する。処理装置200a、bが起動したら再構成部170が処理装置200a、bを組み込む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 処理装置
101 マネージメントポート
102 ネットワークポート
103 OS等
104 装置番号
110 システム接続部
120 ネットワーク通信部
130 ネットワーク情報収集部
140 WOLパケット生成部
150 障害通知部
160 サブシステム構成決定部
170 再構成部
180 MAC情報テーブル
190 記憶部
191 サブシステム構成情報
192 運用フェーズ情報
200 処理装置
C 電源制御装置
D 排他制御装置
H ホスト
N1 運用ネットワーク
N2 電源制御ネットワーク
S 排他制御サブシステム

Claims (10)

  1. 複数の処理装置を電源制御する電源制御システムであって、
    排他制御サブシステムを構成する複数の各排他制御装置が具備する冗長化された複数の処理装置であって、他の各処理装置と第1のネットワークを介して接続されていて、起動してマスター又はスレーブとして動作することによって排他制御サブシステムに組み込まれる複数の処理装置と、
    前記各処理装置と第2のネットワークを介して接続されていて、前記第2のネットワークを介して前記各処理装置を起動させるために電源制御する電源制御装置と
    を備え、
    前記各処理装置は、
    自装置がマスターとして動作している場合、他の処理装置のうち、起動せずに排他制御サブシステムに組み込まれていない処理装置へ、前記第1のネットワークを介してWOLパケットを送信するネットワーク通信部
    を有する電源制御システム。
  2. 前記各処理装置は、
    自装置がマスターとして動作している場合、他の処理装置のうち、起動せずに排他制御サブシステムに組み込まれていない処理装置宛のWOLパケットを生成するWOLパケット生成部
    を更に有し、
    前記ネットワーク通信部は、前記WOLパケット生成部が生成したWOLパケットを送信する
    請求項1に記載の電源制御システム。
  3. 前記各処理装置は、
    前記各処理装置を識別するための識別情報と、当該識別情報によって識別される処理装置のMACアドレスとを対応付けて格納するMAC情報テーブル
    を更に有し、
    前記WOLパケット生成部は、自装置がマスターとして動作している場合、他の処理装置のうち、起動せずに排他制御サブシステムに組み込まれていない処理装置の識別情報と対応付けて格納されているMACアドレスを読み出して、当該MACアドレス宛のWOLパケットを生成する
    請求項2に記載の電源制御システム。
  4. 前記各処理装置は、
    自装置がマスターとして動作している場合、他の処理装置のうち、起動せずに排他制御サブシステムの構成に組み込まれていない処理装置を特定する再構成部
    を更に有し、
    前記WOLパケット生成部は、前記再構成部が特定した処理装置宛のWOLパケットを生成する
    請求項2又は3に記載の電源制御システム。
  5. 前記各処理装置は、
    前記各処理装置を識別するための識別情報と、当該識別情報によって識別される処理装置が排他制御サブシステムに組み込まれているか否か、且つ運用可能な状態であるか否かの状態を示す情報とを対応付けて記憶するサブシステム情報記憶部
    を更に有し、
    前記再構成部は、自装置がマスターとして動作している場合、前記サブシステム情報記憶部に記憶されている情報に基づいて、他の処理装置のうち、起動せずに排他制御サブシステムの構成に組み込まれていない処理装置を特定する
    請求項4に記載の電源制御システム。
  6. 前記各処理装置は、
    排他制御サブシステムが運用中であるか否かを示す情報を記憶する運用フェーズ情報記憶部
    を更に有し、
    前記再構成部は、前記運用フェーズ情報記憶部に記憶されている情報によって、排他制御システムが運用中でないことが示されている場合に、他の処理装置のうち、起動せずに排他制御サブシステムの構成に組み込まれていない処理装置を特定する
    請求項に記載の電源制御システム。
  7. 前記各処理装置は、
    自装置がマスターとして動作する場合に、排他制御サブシステムの構成を決定するサブシステム構成決定部
    を更に有し、
    前記再構成部は、前記サブシステム構成決定部が排他制御サブシステムの構成を決定した場合に、他の処理装置のうち、起動せずに排他制御サブシステムの構成に組み込まれていない処理装置を特定する
    請求項に記載の電源制御システム。
  8. 前記サブシステム構成決定部は、決定した排他制御サブシステムの構成を示す情報を、前記サブシステム情報記憶部へ記憶させる
    請求項7に記載の電源制御システム。
  9. 外部のホストコンピュータからの排他制御要求を受け付けるシステム接続部
    を更に有する請求項から8のいずれか一項に記載の電源制御システム。
  10. 前記システム接続部は、外部のホストコンピュータからの排他制御要求を受け付けた場合、排他制御サブシステムが運用中であることを示す情報を前記運用フェーズ情報記憶部へ記憶させる
    請求項9に記載の電源制御システム。
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