JP5682293B2 - エンジンルーム側部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、主に車両のエンジンルームの側面部付近におけるエンジンルーム側部構造に関するものである。
車両のエンジンルームは様々な部材を組み合わせることによって、高い強度および剛性を確保するよう構成されている。例えば、エンジンルームの側面にはカウルサイドパネルが設けられている。カウルサイドパネルは、カウルパネルおよびダッシュパネルの側方に設けられ、これらを連結している。このカウルサイドパネルの車外側には、さらにカウルサイドメンバが取り付けられている。カウルサイドメンバは車両前後方向に長尺な部材であって(例えば特許文献1)、カウルサイドパネルとダッシュパネル等とを連結する。
上記のカウルサイドパネルの車外側には、カウルサイドメンバ以外にも、エンジンルームを構成する様々な部材が車種に応じて取り付けられる。それらの部材は、名称によって一概に分別することは難しいが、いずれの部材も金属製であることには変わりない。
特開2003−205861号公報
上述したエンジンルームの側面に取り付けられる各部材は、溶接によって互いに連結される。しかし、複数の部材が組み合わされている領域に対して、溶接箇所および作業スペースを確保することは容易ではない。従来では、所定の部材の溶接作業のために、場合によっては他の部材に作業用の穴を設けておくなどの手順を踏まえる必要があった。
本発明は、このような課題に鑑み、溶接作業をより容易に行うことが可能なエンジンルーム側部構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるエンジンルーム側部構造の代表的な構成は、車両のエンジンルームの側面部を含むエンジンルーム側部構造において、側面部の車外側に取り付けられるカウルサイドメンバと、側面部の車外側かつカウルサイドメンバの下側に取り付けられるエプロンフロントメンバとを備え、カウルサイドメンバおよびエプロンフロントメンバは、それぞれ車外側に突出していて互いに接続するフランジを有することを特徴とする。
上記エプロンフロントメンバのようなカウルサイドメンバに取り付けられる従来の部材は、上下に延びるフランジでカウルサイドメンバに連結されていることが多かった。しかし、上記構成では、カウルサイドメンバとエプロンフロントパネルとは、車外側に突出するフランジで互いに連結される。この構成であれば、他の部材に干渉することなく容易に溶接作業を行うことが可能である。
上記のフランジのそれぞれは略水平方向に突出しているとよい。この構成によれば、従来の溶接作業が横方向に対して行われていたところ、溶接作業は上下方向に対して行われる。したがって、他の部材に干渉することのない効率のよい溶接作業が可能である。
上記構成によれば、溶接作業をより容易に行うことが可能なエンジンルーム側部構造を提供することが可能となる。
本実施形態にかかるエンジンルーム側部構造を示す図である。 図1のエンジンルーム側部構造の側面図である。 図2のA−A断面図である。 図1のフランジの他の用途の使用例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかるエンジンルーム側部構造100を示す図である。図1は、車両のエンジンルーム102を車両右側上方からみた斜視図である。以下では図1のエンジンルーム102の右側面用のエンジンルーム側部構造100を参照して説明するが、左側面用のものも同等の構成および機能を備える。
図1に示すエンジンルーム側部構造100には、エンジンルーム102の側面部104として、ダッシュサイドパネル106、カウルサイドパネル108、およびエプロンフロント延長部110が含まれている。ダッシュサイドパネル106は、不図示のダッシュパネルの側部に取り付けられる板材である。カウルサイドパネルは、ダッシュサイドパネル106から車両前側へ延びるよう取り付けられる。カウルサイドパネルとはカウルパネル112の側部に取り付けられることに由来する名称であり、このカウルパネル112とはエンジンルーム側の上部に車幅方向にわたって取り付けられる部材である。エプロンフロント延長部110は、前輪111のフェンダ領域を車両前方へ向かって延長する部材である。
図2は、図1のエンジンルーム側部構造100の側面図である。図2に示すように、上記側面部104のうち、特にカウルサイドパネルの車外側にはカウルサイドメンバ114が取り付けられる。カウルサイドメンバ114は、上記のダッシュサイドパネル106、カウルサイドパネル108、およびエプロンフロント延長部110の上部に跨って取り付けられ、これらを連結する。
エプロンフロント延長部110の車外側であってカウルサイドメンバ114の前端の下側には、エプロンフロントメンバ116が取り付けられる。図1に示すように、エプロンフロント延長部110はエンジンルーム内へ向かって湾曲していて、図2のエプロンフロントメンバ116は、エプロンフロント延長部110の湾曲した面に取り付けられている。エプロンフロントメンバ116は、カウルサイドメンバ114とエプロンフロント延長部110とを連結する。
再び図1を参照する。図1に示すように、カウルサイドメンバ114は前端の下側にフランジ118を備えている。そして、エプロンフロントメンバ116もまたフランジ120を備えている。カウルサイドメンバ114およびエプロンフロントメンバ116は、フランジ118・120を利用して接触し、互いに溶接されている。フランジ118・120は、それぞれ車外側に突出している。
図3は、図2のA−A断面図である。図3に示すように、フランジ118・120は、車外側に向かってそれぞれ略水平方向に突出している。ここで、エプロンフロントメンバ116のようなカウルサイドメンバ114に取り付けられる従来の部材は、上下に延びるフランジでカウルサイドメンバ114に連結していることが多かった。この従来の構成では、例えば図3のエプロンフロント延長部110に作業用孔を形成し、この作業用孔を通じて横方向に溶接作業を行われるなどされていた。一方、当該エンジンルーム側部構造100では、略水平方向に突出するフランジ118・120を利用することで、溶接作業を上下方向に対して行うことができる。
上記構成によれば、カウルサイドメンバ114とエプロンフロントメンバ116との溶接作業を、エプロンフロント延長部110などの他の部材に干渉することなく、容易かつ効率よく行うことができる。
図4は、図1のフランジ118・120の他の用途の使用例を示す図である。図1に示すように、フランジ118・120にはボルト孔122が設けられている。このボルト孔122を利用することで、図4に示すように、フランジ118・120はフロントガラスの洗浄用のウォッシャータンク124の取付部として利用可能となっている。この構成によれば、カウルサイドメンバ114と不図示のアウタパネルとの間の空間を、デッドスペースにすることなく効率的に利用することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、主に車両のエンジンルームの側面部付近におけるエンジンルーム側部構造として利用することができる。
100 …エンジンルーム側部構造、102 …エンジンルーム、104 …側面部、106 …ダッシュサイドパネル、108 …カウルサイドパネル、110 …エプロンフロント延長部、111 …前輪、112 …カウルパネル、114 …カウルサイドメンバ、116 …エプロンフロントメンバ、118、120 …フランジ、122 …ボルト孔、124 …ウォッシャータンク

Claims (1)

  1. 車両のエンジンルームの側面部を含むエンジンルーム側部構造において、
    前記側面部の車外側に取り付けられるカウルサイドメンバと、
    前記側面部の車外側かつ前記カウルサイドメンバの下側に取り付けられるエプロンフロントメンバとを備え、
    前記カウルサイドメンバおよび前記エプロンフロントメンバは、前輪のフェンダ領域の前側にてそれぞれ車外側に水平方向に突出していて互いに接続するフランジを有し、
    当該エンジンルーム側部構造はさらに、フロントガラスの洗浄用のウォッシャータンクを備え、
    前記フランジを、その上側に前記ウォッシャータンクを設置する取付部として利用することを特徴とするエンジンルーム側部構造。
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