JP5682143B2 - ガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法及びガラス微粒子堆積体の製造方法 - Google Patents

ガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法及びガラス微粒子堆積体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、バーナを正確な位置に取り付けるためのガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法、及びこの位置調整方法によってバーナを位置決めしてガラス微粒子を出発ロッドに堆積させるガラス微粒子堆積体の製造方法に関する。
光ファイバなどのガラス製品を製造するためのガラス母材の製造方法として、一本、または複数本のガラス微粒子合成用バーナと、反応容器内に長手方向の軸線を固定して支持され軸回りに回転する棒状の出発材とを相対的に往復移動させ、ガラス微粒子合成用バーナで合成されたガラス微粒子を出発材上に堆積させ、ガラス微粒子堆積体を形成するガラス母材の製造方法(OVD法:外付け法、MMD法:多バーナ多層付け法)が知られている。
OVD法またはMMD法にてガラス母材の生産を続けると、バーナの出口付近でガラス微粒子が詰まる、バーナが熱劣化してひびが入る、バーナが変形する、錆びが発生する、といった問題がしばしば起こる。このような状態では良好にガラス母材の生産を行うことができないので、問題の発生したバーナを新しいバーナに交換する必要が出てくる。ところが、バーナのガラス母材に対する位置や姿勢(向き)が微妙に変わると、屈折率が微妙に変化したり、ガラス微粒子堆積体が変形したり、堆積効率が悪化したりと、バーナを交換したことに伴う不具合の生じることがある。そこで、バーナの正確な位置での取り付けが求められる。
例えば特許文献1には、バーナの姿勢位置を回転調整可能とする機構を設けることにより、バーナを任意の角度に回転させ、バーナ固有のばらつきを軽減する技術が開示されている。しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、このような調整機能を持つ治具を各バーナに取り付ける必要があり、コストが高くなる、という問題がある。また、特許文献1に記載されている技術は、バーナを固定した状態のまま堆積させるVAD法を前提としており、堆積中にバーナを動かす必要のあるOVD法やMMD法にそのまま応用することは難しい。
特開2001−287923号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、簡便な方法で、正確な位置にバーナをセットすることのできるガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法及びこの位置調整方法によってバーナを位置決めしてガラス微粒子を出発ロッドに堆積させるガラス微粒子堆積体の製造方法を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 出発ロッドに対向配置され、前記出発ロッドと相対的に往復移動して該出発ロッドの外周にガラス微粒子を堆積させるガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法であって、
ガラス微粒子の堆積に先立ち、出発ロッドの端部を把持するチャックに1/1000mm以上の精度で金属加工された線条体支持具を把持し、線条体を前記線条体支持具の中心に通し、前記線条体を前記出発ロッドの中心軸と0〜1mmの誤差範囲で一致するように張設する一方、前記バーナにスケールをセットし、前記バーナの中心ポートを直管として前記直管のガス導入側の開口孔から前記線条体を視認し、
前記線条体が前記開口孔の中心位置から水平方向で±2mmに入るようにバーナ取り付け位置を調整し、
さらにバーナ先端から前記線条体までの距離が50〜500mmの範囲内の値となるように調整することを特徴とするガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法。
このガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法によれば、出発ロッドを把持するチャックに、1/1000mm以上の精度で金属加工された線条体支持具を用いて、出発ロッドの中心軸と0〜1mmの誤差範囲で一致するように線条体が張設される。バーナの中心ポートに直管を用いているので、ガス導入側の開口孔から線条体を視認することができ、視認した線条体がバーナ中心から所定範囲となるようにバーナ取付位置や方向を調整することで、バーナ位置は出発ロッドに対して正確に位置合わせされることになる。
(2) 出発ロッドに対向配置されたバーナを、前記出発ロッドと相対的に往復移動して該出発ロッドの外周にガラス微粒子を堆積させるガラス微粒子堆積体の製造方法であって、
ガラス微粒子の堆積に先立ち、出発ロッドの端部を把持するチャックに1/1000mm以上の精度で金属加工された線条体支持具を把持し、線条体を前記線条体支持具の中心に通し、前記線条体を前記出発ロッドの中心軸と0〜1mmの誤差範囲で一致するように張設する一方、前記バーナにスケールをセットし、前記バーナの中心ポートを直管として前記直管のガス導入側の開口孔から前記線条体を視認し、
前記線条体が前記開口孔の中心位置から水平方向で±2mmに入るようにバーナ取り付け位置を調整し、
さらにバーナ先端から前記線条体までの距離が50〜500mmの範囲内の値となるように調整した後、前記出発ロッドの外周にガラス微粒子を堆積させることを特徴とするガラス微粒子堆積体の製造方法。
このガラス微粒子堆積体の製造方法によれば、交換したバーナを出発ロッドに対して簡便な方法で正確な位置にセットすることができるので、ガラス微粒子堆積体の品質安定性、生産性を向上することができる。
本発明に係るガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法及びガラス微粒子堆積体の製造方法によれば、簡便な方法で、正確な位置にバーナをセットすることができるので、バーナ交換に費やす時間を短縮化でき、生産効率を上げることができる。
本発明に係るガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法及びガラス微粒子堆積体の製造方法に用いられる装置の概念を模式的に表した構成図である。 (a)は図1に示したバーナの正面図、(b)はその側面図である。 線条体と線条体支持具をセットした状態の側面図である。 中心ポートから線条体を覗いたときの正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法及びガラス微粒子堆積体の製造方法に用いられる装置の概念を模式的に表した構成図である。ここではMMD法を例に挙げて説明する。
ガラス母材製造装置33は、複数本(この例では8本)のガラス微粒子合成用バーナ(バーナ)13からなるバーナ列と、不図示の空気導入口と、排気口37を有する反応容器39で構成されている。このガラス母材製造装置33において出発ロッド11の端部15、16をチャック17、18で保持して回転させつつ、トラバース装置41、42により上下に往復移動させながら、出発ロッド11の周囲にバーナ13で生成されるガラス微粒子を堆積させてガラス微粒子堆積体43を製造する。バーナ13にはガス供給装置45が接続され、ガス供給装置45はバーナ13に原料ガス(SiCl4など)や可燃性・助燃性ガス(H2、O2)、不活性ガスなどのガスを供給する。排気口37からは所定量のガスの排気を行い、反応容器39内に浮遊する、ガラス微粒子堆積体43に堆積しなかったガラス微粒子(浮遊スス)を排出しながら堆積を行うようになされている。
ガラス母材製造装置33により、石英ガラス棒からなる出発ロッド11の周囲にガラス微粒子を堆積した後、ガラス微粒子堆積体43を焼結してガラス母材とする。出発ロッド11をアルミナマンドレルとし、出発ロッド11を引き抜いて焼結、コラプスしてガラス母材とすることとしてもよい。
図2(a)は図1に示したバーナの正面図、(b)はその側面図である。
バーナ13は、同心円状に配置された複数本のガス導入ポートP1,P2,P3,P4,P5のそれぞれに、ガス供給管47,49,51,53,55を接続した多重管バーナとして構成されている。この例による5重管バーナ13では、例えばガス導入ポート(中心ポート)P1には原料、酸素、ガス導入ポートP2には窒素、ガス導入ポートP3には水素、ガス導入ポートP4には窒素、ガス導入ポートP5には酸素が導入される。また、直管である中心ポートP1には、ガス供給管47が脱着自在に取り付けられる構成となっている。なお、バーナ13は、図例のような構造に限定されるものではない。
図3は線条体と線条体支持具をセットした状態の側面図である。
本発明に係る位置調整方法及びガラス微粒子堆積体の製造方法には線条体19が使用される。線条体19は、例えば出発ロッド11と同一外径に形成した一端側の線条体支持具57の中心から導出され、他端側の線条体支持具58の中心に導入され、固定される。チャック17、18に把持させた線条体支持具57、58の中心に固定された線条体19は、張力をかけることでチャック17、18に張設される。これにより、出発ロッド11の中心軸23(図1参照)と線条体19とが0〜1mmの誤差範囲で一致する。なお、線条体の張設方法は上述に記載の方法に限定されるものではない。
次に、バーナ13の位置調整方法について説明する。
図4は中心ポートからガス供給管47を外して線条体を覗いたときの正面図である。
位置調整方法は、4つのステップに大別構成される。第1ステップは線条体19を取り付け、張設するステップ(線条体取付ステップ)。第2ステップはバーナ13にスケールをセットするステップ(バーナへのスケールセットステップ)。第3ステップは線条体19の視認される位置でバーナ位置を決めるステップ(バーナ位置決めステップ)。第4ステップはバーナ13の先端から線条体19までの距離を決めるステップ(先端距離設定ステップ)である。位置調整は、ガラス微粒子の堆積に先立ち実施される。
まず、線条体取付ステップにおいて、出発ロッド11の端部15、16を把持するチャック17、18に、線条体支持具57、58を把持させる。線条体支持具57、58に張設される線条体19は、線条体支持具57、58の中心を通し、出発ロッド11の中心軸23に、線条体19が一致するように張設される。線条体支持具57、58の外径加工や線条体19の導出中心位置は、例えば金属切削加工により1/1000mm以上の精度とすることができるので、線条体19は出発ロッド11の中心軸23に、同等精度で位置決めできる。
次いで、バーナへのスケールセットステップにおいて、図4に示すように、中心ポートP1の中心に接するように、スケール61を水平配置する。スケール61には0mmを中央に左右に少なくとも1mm単位での目盛63が設けられている。中心ポートP1の中心が目盛63の0と一致するようにして、中心ポートP1とスケール61とを位置合わせした後、双方を固定する。
次いで、バーナ位置決めステップにおいて、バーナ13の直管である中心ポートP1のガス導入側の開口孔31から線条体19を視認し、線条体19とバーナ中心軸(すなわち、目盛63の「0」の位置)の水平方向の位置の誤差が所定範囲(例えば0〜2mm)内に入るようにバーナ位置を調整する。
次いで、先端距離設定ステップにおいて、バーナ13の先端位置と線条体19までの距離を50〜500mmに調整し、バーナ位置を固定する。バーナ先端位置と線条体19までの距離は、読み取り顕微鏡を使用して調整する。読み取り顕微鏡は、鏡筒の移動距離によってX軸(左右)、Y軸(上下)の直線上の2点間の距離を非接触で測定するものであり、測定点を観測し、アナログ目盛りの副尺、またはディジタル表示にて1/100mmまでの読みとりが可能である。
最後に、バーナ13の中心ポートP1にガス供給管47を取り付けて、次いで設備から線条体支持具57、58、線条体19を取り外し、出発ロッド11をチャック17、18に取り付けてガラス微粒子の堆積を行う。
このように、本位置調整方法では、チャック17、18に、出発ロッドの中心軸23と一致するように線条体19が張設される。線条体19は、例えば出発ロッド11と同一外径に形成した線条体支持具の中心から糸を導出し、張力をかけて張設する。これにより、出発ロッド11の中心軸23と線条体19とが一致する。この線条体19に、開口孔31から覗いたバーナ中心が所定範囲となるようにバーナ取付位置を調整することで、バーナ位置が正確に出発ロッド11に対して位置合わせされることになる。
したがって、本実施の形態に係るガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法及びガラス微粒子堆積体の製造方法によれば、簡便な方法で、正確な位置にバーナ13をセットすることができるので、バーナ交換に費やす時間を短縮化でき、生産効率を上げることができる。また、新しい設備を立ち上げる場合も、本発明を用いれば短時間で設備の立ち上げを行うことができる。
[実施例]
図1に示したガラス母材製造装置33と同等の構成を有する装置を用い、上記した位置調整方法にてバーナを調整した後、コアとクラッドを有する石英ガラス製出発ロッドを設備に取り付け、ガラス微粒子の堆積を行い、作製したガラス微粒子堆積体を加熱炉に投入して、光ファイバ用ガラス母材とする。
このバーナ位置調整をバーナ交換の度に繰り返す場合、1年間のガラス微粒子堆積体の生産量は500本/年となる。
[比較例1]
バーナの中心ポートがガス導入側で曲がったバーナを使用する。
このバーナでは本発明に係る位置調整方法を用いることはできないため、バーナ交換の度に細かいバーナ位置調整を行わずに、目視にて大まかなバーナ位置を調整する。良好な製品がとれるまでバーナ位置調整を繰り返す結果、生産量が低下するため、この場合の1年間のガラス微粒子堆積体の生産量は350本/年となる。
[比較例2]
比較例1と同じバーナを使用し、バーナ交換の度にバーナの側面から読み取り顕微鏡で所定の位置にバーナ位置を調整する。
この場合の1年間のガラス微粒子堆積体の生産量は、比較例1に比べて若干上がり、400本/年となるが、実施例ほどの生産量にはならない。
本発明は、簡便な方法で正確な位置にバーナをセットする場合に有効である。バーナ位置が最適位置で決定され、安定したガラス微粒子の堆積を持続でき、例えば光ファイバ母材の製造での利用が可能であり、本発明を利用した光ファイバの製造においては品質安定性、生産性が共に向上する。また、その他の用途のガラス母材の製造方法としても利用でき、広範囲な利用可能性を有するものである。
11 出発ロッド
13 ガラス微粒子合成用バーナ
15 端部
17 チャック
19 線条体
23 中心軸
31 開口孔
P1 中心ポート

Claims (2)

  1. 出発ロッドに対向配置され、前記出発ロッドと相対的に往復移動して該出発ロッドの外周にガラス微粒子を堆積させるガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法であって、
    ガラス微粒子の堆積に先立ち、出発ロッドの端部を把持するチャックに1/1000mm以上の精度で金属加工された線条体支持具を把持し、線条体を前記線条体支持具の中心に通し、前記線条体を前記出発ロッドの中心軸と0〜1mmの誤差範囲で一致するように張設する一方、前記バーナにスケールをセットし、前記バーナの中心ポートを直管として前記直管のガス導入側の開口孔から前記線条体を視認し、
    前記線条体が前記開口孔の中心位置から水平方向で±2mmに入るようにバーナ取り付け位置を調整し、
    さらにバーナ先端から前記線条体までの距離が50〜500mmの範囲内の値となるように調整することを特徴とするガラス微粒子合成用バーナの位置調整方法。
  2. 出発ロッドに対向配置されたバーナを、前記出発ロッドと相対的に往復移動して該出発ロッドの外周にガラス微粒子を堆積させるガラス微粒子堆積体の製造方法であって、
    ガラス微粒子の堆積に先立ち、出発ロッドの端部を把持するチャックに1/1000mm以上の精度で金属加工された線条体支持具を把持し、線条体を前記線条体支持具の中心に通し、前記線条体を前記出発ロッドの中心軸と0〜1mmの誤差範囲で一致するように張設する一方、前記バーナにスケールをセットし、前記バーナの中心ポートを直管として前記直管のガス導入側の開口孔から前記線条体を視認し、
    前記線条体が前記開口孔の中心位置から水平方向で±2mmに入るようにバーナ取り付け位置を調整し、
    さらにバーナ先端から前記線条体までの距離が50〜500mmの範囲内の値となるように調整した後、前記出発ロッドの外周にガラス微粒子を堆積させることを特徴とするガラス微粒子堆積体の製造方法。
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