JP5681516B2 - パッケージ収納型エンジン作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンと、該エンジンによって駆動される作業機と、エンジン及び作業機に関連する電装品と、をパッケージ内部に収納したパッケージ収納型エンジン作業機に関する。
パッケージ収納型エンジン作業機は、作業機としての発電機及び/又は冷媒圧縮機をエンジンで駆動して発電及び/又はヒートポンプ空調を行うとともに、その際に発生する排熱を利用して温水を生成するコージェネレーション装置として知られている。このようなパッケージ収納型エンジン作業機は、エンジンと、該エンジンによって駆動される作業機と、エンジン及び作業機に関連する電装品と、をパッケージ内部に収納した構成となっている。
パッケージ収納型エンジン作業機で用いられる電装品は、エンジン運転時の熱に曝されて温度上昇することを防止するために、電装品ボックスに収納されている。
例えば、車両のエンジン室内に配設されたリレー等の電装品の温度上昇を抑制するための電装品冷却装置が、特許文献1に開示されている。
特開平07−52665号公報
特許文献1に開示された電装品冷却装置は、リレーボックスをエンジン室内に配置するのに当たって、リレーボックスを吸気経路の一部分として構成し、エンジンの吸気負圧によって吸引される冷却風をリレーボックス内に流通させることにより、リレーボックス内に収納されたリレー等の電装品を冷却しようとするものである。
特許文献1の電装品冷却装置は、リレーボックスがエアクリーナの上流側に配置されているとともに、周囲から吸引された負圧の冷却風をリレーボックス内で流通させるという負圧冷却構造であるため、冷却風と一緒に粉塵等も吸引されるので、粉塵等がリレーボックス内に混入してしまうという問題がある。そのことを防止するために、リレーボックスにも防塵フィルタを別途に設置することや防塵フィルタをメンテナンスすることが必要になり、コストアップの要因になるという問題もある。
したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、エンジンが配設されたパッケージの下部空間において、エンジンからの熱や粉塵等の混入の影響を受けにくいように構成された電装品収納ボックスを備える、パッケージ収納型エンジン作業機を提供することである。
上記技術的課題を解決するために、本発明によれば、以下のパッケージ収納型エンジン作業機が提供される。
すなわち、本発明の請求項1に係るパッケージ収納型エンジン作業機は、
パッケージの下部空間において、エンジンと、該エンジンによって駆動される作業機とが配設されるパッケージ収納型エンジン作業機であって、
前記エンジン及び前記作業機に関連する電装品のうち非発熱性の電装品を収納する収納ボックスと、前記下部空間の中に外気を吸引する換気ファンを有する換気ダクトとが、それぞれ前記下部空間に配設され、
前記収納ボックスを構成する壁面に形成された複数の内部配線用孔や外部配線用孔や各種ネジ取付孔の隙間に対してシーリング部材を介在させることで前記収納ボックスの内部空間を密閉状態にし、且つ、前記収納ボックスと前記換気ダクトとを連通管で密閉状態に連結することにより、前記下部空間の圧力と前記収納ボックスの内部空間の圧力とが、同等の正圧になっていることを特徴とする。
本発明の請求項に係るパッケージ収納型エンジン作業機では、
前記下部空間の下方に設けられた床下空間は、複数の通気孔が形成された上床板と、該上床板に対して並行に離間配置された下床板と、から構成されていることを特徴とする。
本発明の請求項に係るパッケージ収納型エンジン作業機では、
前記非発熱性の電装品が、端子台、リレー、ヒューズ又はブレーカのうちの少なくとも1つであることを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、換気ダクトにおける換気ファンによって吸引された正圧の外気が、下部空間に配設された収納ボックスの隙間からその中に流入しようとするが、換気ダクトと収納ボックスとを密閉状態で連結する連通管を通じて、外気の一部が収納ボックス内に導かれることにより、エンジンの配設された下部空間と収納ボックスの内部空間とが同等の正圧になり、両者の間での空気の移動が実質的に無くなる。その結果、下部空間での正圧の空気が収納ボックスの隙間からその中に流入することや、吸引された外気と一緒に粉塵等が収納ボックスの中に入り込むことを防止できるという効果を奏する。
請求項に係る本発明では、下部空間の下方に設けられた床下空間を構成する上床板に形成された複数の通気孔を通じて外気を流出させることにより、下部空間に配設されたエンジンを効果的に冷却できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るコージェネレーション装置の全体を示す正面斜視図である。 同コージェネレーション装置の全体を示す背面斜視図である。 同コージェネレーション装置の内部構成を示す正面図である。 同コージェネレーション装置の内部構成を示す平面図である。 同コージェネレーション装置の内部構成を示す背面図である。 同コージェネレーション装置の内部構成を示す右側面図である。 同コージェネレーション装置の内部構成を示す左側面図である。 同コージェネレーション装置における下部空間の概略を示す正面図である。 同コージェネレーション装置における下部空間の概略を示す正面斜視図である。 同コージェネレーション装置における二重底構成の概略を示す断面図である。 本発明の変形例に係るコージェネレーション装置における下部空間の概略を示す正面図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るパッケージ収納型エンジン作業機としてのコージェネレーション装置1について、図1乃至10を参照しながら詳細に説明する。なお、コージェネレーション装置1は、電力消費機器(負荷)への送電系統に、外部商用電源の商用電力系統と、発電機の発電電力系統とを接続し、該負荷の需要電力を賄うとともに、発電に伴い生じる排熱を回収し、該回収熱を利用するシステムである。
図1及び2に示すように、コージェネレーション装置1は、略直方体形状をしたパッケージ(筐体)2を備えている。該パッケージ2の外面は、複数枚のパネルによって覆われており、図2に示すように、右側面下部パネル10a、右側面上部パネル10bおよび背面上部パネル10cには、それぞれ、換気用吸気口39a、換気用排気口39b、エンジン用吸気口39c及び電装品冷却用吸気口39dが形成されている。これらの通気口39a,39b,39c,39dは、ルーバー、パンチングメタル又は網によって構成されている。
図3、5乃至7に示すように、パッケージ2の内部は、パッケージ2の上下方向の略中途に位置する中段壁20(図4に図示)により、上部空間3及び下部空間4に2分割されている。図4乃至7に示すように、上部空間3は、隔壁により、吸気室31と、高発熱室33と、低発熱室34と、機器収納室38とに区画されている。図5に示すように、吸気室31には、吸気口13aを有する吸気サイレンサ13が配置され、高発熱室33には、吸気室31の吸気サイレンサ13に連通した吸気サイレンサ13が配置されているとともに、エンジン5及び発電機6に関連する電装品のうち高発熱部品が集合配置されている。図3乃至6に示すように、低発熱室34には、エンジン5及び発電機6に関連する電装品のうち低発熱部品が集合配置され、機器収納室38には、ミストセパレータ8及び冷却水タンク11が配置されている。
図3に示すように、下部空間4には、エンジン5と、発電機6と、エアクリーナ12と、吸気サイレンサ14と、始動トランス(スタータ)15と、冷却水ポンプ16と、ドレインフィルタ17が配設され、図5に示すように、排気サイレンサ19と、排気ガス熱交換器22が配設され、図6に示すように、換気ダクト60と、水/水熱交換器21が配設され、図7に示すように、収納ボックス50が、配設されている。なお、エンジン5は、例えばガスエンジンが採用される。該エンジン5のクランク軸が回転駆動して、作業機としての発電機6の発電機軸を回転させることにより、発電を行うようになっている。
上述した水/水熱交換器21及び排気ガス熱交換器22は、エンジン5から発生した熱から温水を生成するためのものであり、図3,5,6に示すように、該熱交換器21,22に冷水を供給するための水供給口9aと、該熱交換器21,22によって生成された温水を取り出すための温水出口9bとが、下部空間4の右側面において上下方向に並列配置されている。
また、図7に示した収納ボックス50には、非発熱性の電装品として、端子台53、リレー、ヒューズ又はブレーカのうちの少なくとも1つが収納されている。図3に示すように、外部入力配線や外部出力配線を収納ボックス50の端子台53等に接続するための3つの外部配線用孔18が、下部空間4の左上端部において上下方向に並列配置されている。
図4に示すように、中段壁20の大略中央部分には、上部空間3と下部空間4とを上下方向に連通する通風口37が形成されている。換気ダクト60により換気用吸気口39aから下部空間4に取り込まれた外気が、エンジン5等を冷却しながら上方に流通し、通風口37を通じて上部空間3の機器収納室38に流入し、換気用排気口39bから外部空間に放出されるように構成されている。
次に、図8乃至10を参照しながら、下部空間4におけるエンジン5の冷却構成及び収納ボックス50の防熱構成について説明する。
図8、9に示すように、二重床構造40が、パッケージ2の下部空間4の下方に設けられている。図10に示すように、二重床構造40は、エンジン5等が載置される上床板41aと、該上床板41aに対して並行に離間配置された下床板41bと、から構成されていて、上床板41aと下床板41bとの間には床下空間41が形成されている。
図8に示すように、上床板41aの右側部分であって換気ダクト60の通気開口62と対面する位置には、通気開口42が形成されている。また、上床板41aの左側部分であって連通管48の通気開口49と対面する位置には、通気接続端43が形成されている。上床板41aには、下部空間4と床下空間41を連通する複数の通気孔46が適宜の大きさ及び間隔で形成されている。また、図10に示すように、上床板41aと下床板41bとの間には、上床板41aに載置されたエンジン5等を支持するための支持フレーム44が適宜に配設され、通気口45が、支持フレーム44の適宜の場所に形成されており、床下空間41内での外気の自由な流通を可能にしている。
図8,9に示すように、外気を取り入れるための換気ダクト60が、下部空間4の右側端の下部に配設されている。換気ダクト60の内部には、外気を吸引するための換気ファン7が配設されている。換気ファン7は、図示しないモータによって回転駆動される。換気ダクト60の上端部は、パッケージ2の右側面下部パネル10aに形成された換気用吸気口39aと対面するように構成された吸気開口61を備えている。換気ダクト60の下端部は、二重床構造40の上床板41aに形成された通気開口42と対面するように構成された送出開口62を備えている。
図8,9に示すように、端子台53等の非発熱性の電装品を収納するための収納ボックス50が、エンジン5から離間して下部空間4の左側端の上部に配設されている。収納ボックス50の内部には、複数の内部配線や外部配線を接続するための端子台53や、複数のヒューズ素子を嵌挿するためのヒューズボックス54等を取り付けるための取付板51が設けられている。収納ボックス50の上面には、パッケージ2の内部に収納された各種機器や制御回路ユニットと接続するための内部配線を端子台53やヒューズボックス54等に接続するための複数の内部配線用孔56が、パッケージ2の正面側から背面側に向けて並列配置されている。収納ボックス50の正面側には、外部入力配線や外部出力配線を収納ボックス50の端子台53等に接続するための複数の外部配線用孔18が、上下方向に並列配置されている。収納ボックス50の下面には、連通管48と密閉状態で連通接続するための通気接続端57が設けられている。そして、収納ボックス50は、複数の内部配線用孔56や外部配線用孔18や各種のネジ取付孔(図示しない)を有するものの、例えば、図示しないシーリング部材を介在させることにより、収納ボックス50の内部が密閉状態を保持できるように構成されている。
収納ボックス50と二重床構造40との間には、上下方向に延在する連通管48が、左側端の正面側に設けられており、連通管48の上端部が収納ボックス50の通気接続端57に対して密閉状態で連結され、連通管48の下端部が上床板41aの通気接続端43に対して密閉状態で連結される。したがって、連通管48の下端部から収納ボックス50に至る管内経路P2も、密閉状態が保たれている。その結果、収納ボックス50及び連通管48の両方の内部空間が密閉状態を保持できるように構成されている。
次に、換気ファン7により換気用吸気口39aから取り込まれた外気Aが、パッケージ2の下部空間4及び上部空間3の中をどのように流通するかについて説明する。
すなわち、換気用吸気口39aから取り込まれた外気Aは、換気ダクト60の吸気開口61、換気ファン7、送出開口62の順で換気ダクト60の内部を流通し、床下空間41に至る。外気Aは、通気開口42から床下空間41の中に導入され、外気Aの大部分がエンジン5や発電機6等を冷却するための冷却分流Bとして分流する。そして、正圧を有する冷却分流Bが複数の通気孔46から分散しながら流出する。複数の通気孔46から流出した冷却分流Bは、上方に流通する過程でエンジン5や発電機6等を冷却し、通風口37で集約される。冷却分流Bは、通風口37から上部空間3の機器収納室38に流入し、換気用排気口39bから外部空間に放出される。
下流側の通気孔46を通過した後の外気Aの残部は、収納ボックス50の内部に正圧分流Cとして分流する。正圧分流Cが下流側の床下空間41を流通して通気接続端43に至る。正圧分流Cが、通気開口49から連通管48の中に導入され、連通管48の中を上方に流通して通気接続端57に至り、収納ボックス50の内部に導入されることにより、収納ボックス50の内部が正圧となる。すなわち、正圧分流Cが、最も上流側に位置する通気孔46から通気接続端43までの床下空間41内の床下経路P1と、最も下流側に位置する連通管48内の管内経路P2と、を含む導入経路Pに沿って、収納ボックス50の内部に導入されることにより、収納ボックス50の内部が正圧となる。
なお、様々な部分での圧損等を考慮して、冷却分流B及び正圧分流Cの両者の正圧が同等になるように、通気孔46の開口サイズや数量、連通管48の内径等が適宜に決められている。そして、正圧分流Cに関する説明において、理解を容易にするために正圧分流Cが流通すると記載しているが、現実には、収納ボックス50等の内部では、空気の流れがほとんど発生せず、正圧が伝播されるに過ぎない。
上記態様においては、外気Aから分流してエンジン5等を冷却して高温となった冷却分流Bが、収納ボックス50の隙間から収納ボックス50の内部に流入しようとするが、冷却分流Bと同等の正圧を有する正圧分流Cが収納ボックス50の内部に導入されて収納ボックス50の内部が正圧となることにより、冷却分流Bが、収納ボックス50の内部に流入することを防止できる。そのため、冷却分流Bを介してエンジン5等の廃熱が収納ボックス50の内部に伝達することを防止できる。また、収納ボックス50の内部と外部との間で、空気の流れがほとんど発生しないので、冷却分流B及び正圧分流Cに含まれる粉塵等が収納ボックス50の中に入り込むことを防止できる。
次に、本発明の変形例に係るコージェネレーション装置1について、図11を参照しながら説明するが、上述した実施形態との相違点を中心に説明する。
上述した実施形態では、外気Aが床下空間41に入った後、その途中で冷却分流B及び正圧分流Cに分流している。これに対して、変形例では、外気A1が換気ダクト60から流出する過程で冷却分流B1及び正圧分流C1に分流している。
図11は、変形例に係るコージェネレーション装置1の下部空間4の概略を示す正面図である。図11において、外気A1を取り入れるための換気ダクト60が、下部空間4の右側端の下部分に配設されている。換気ダクト60の内部には、外気A1を吸引するための換気ファン7が配設されている。換気ファン7は、図示しないモータによって回転駆動される。換気ダクト60の上端部は、パッケージ2の右側面下部パネル10aに形成された換気用吸気口39aと対面するように構成された吸気開口61を備えている。換気ダクト60の下端部は、二重床構造40の上床板41aに形成された通気開口42と対面するように構成された送出開口62を備えている。そして、換気ダクト60は、エンジン5の右側下部に対面するように構成された送出開口63を、換気ファン7と送出開口62との間に備えている。エンジン5や発電機6等を冷却するための送出開口63が換気ダクト60に形成されているので、図8及び10に示したような複数の通気孔46が、上床板41aに形成されていない。
図11に示したコージェネレーション装置1において、換気ファン7により換気用吸気口39aから取り込まれた外気A1が、パッケージ2の下部空間4及び上部空間3の中をどのように流通するかについて説明する。
換気用吸気口39aから取り込まれた外気A1は、換気ダクト60の吸気開口61、換気ファン7の順で換気ダクト60の内部を流通したあと、換気ダクト60の内での換気ファン7の下流側で、送出開口63に向かう冷却分流B1と、送出開口62に向かう正圧分流C1とに分流する。
外気A1の大部分が、エンジン5や発電機6等を冷却するための冷却分流B1として、送出開口63から流出する。正圧を有する冷却分流B1は、エンジン5や発電機6等の下部に吹き付けられて上方に流通する過程でエンジン5や発電機6等を冷却する。エンジン5や発電機6等の冷却により高温となった冷却分流B1は、通風口37から上部空間3の機器収納室38に流入し、換気用排気口39bから外部空間に放出される。
他方、送出開口63を過ぎた後の外気A1の残部は、収納ボックス50の内部に正圧分流C1として分流して、換気ダクト60の内部のさらに下流側を流通しながら送出開口62に至る。正圧分流C1は、通気開口42から床下空間41に導入され、床下空間41の中を長手方向に(図11の右側から左側に向けて)流通して通気接続端43に至る。
正圧分流C1が、通気開口49から連通管48に導入され、連通管48の中を上方に流通して通気接続端57に至り、収納ボックス50の内部に導入されることにより、収納ボックス50の内部が正圧となる。すなわち、正圧分流C1が、送出開口63から送出開口62までの換気ダクト60内のダクト経路P5と、通気開口42から通気接続端43までの床下空間41内の床下経路P6と、連通管48内の管内経路P7と、を含む導入経路Pに沿って、収納ボックス50の内部に導入されることにより、収納ボックス50の内部が正圧となる。様々な部分での圧損等を考慮して、冷却分流B1及び正圧分流C1の両者の正圧が同等になるように、送出開口63及び通気開口42の開口面積、連通管48の内径等が適宜に決められている。
なお、正圧分流C1の説明においても、理解を容易にするために正圧分流C1が流通すると記載しているが、現実には、収納ボックス50等の内部では、空気の流れがほとんど発生せず、正圧が伝播されるに過ぎない。
上記変形例においても、外気A1から分流してエンジン5等を冷却して高温となった冷却分流B1が、収納ボックス50の隙間から収納ボックス50の内部に流入しようとするが、冷却分流B1と同等の正圧を有する正圧分流C1が収納ボックス50の内部に導入されて収納ボックス50の内部が正圧となることにより、冷却分流B1が、収納ボックス50の内部に流入することを防止できる。そのため、冷却分流Bを介してエンジン5等の廃熱が収納ボックス50の内部に伝達することを防止できる。また、収納ボックス50の内部と外部との間では、空気の流れがほとんど発生しないので、冷却分流B1及び正圧分流C1に含まれる粉塵等が収納ボックス50の中に入り込むことを防止できる。
なお、上述した実施形態及び変形例では、換気ファン7によって吸引された外気が、下部空間4の下方に設けられた床下空間41の中を外気が通過して収納ボックス50の内に導かれる構成であるが、換気ダクト60と収納ボックス50との間を連通する連通部材(図示しない)を下部空間4の中に配設し、該連通部材の中を外気が通過して収納ボックス50の内に導かれる構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、パッケージ収納型エンジン作業機1の作業機として発電機6を適用した場合について説明したが、パッケージ収納型エンジン作業機1をエンジンヒートポンプとして構成する場合には、発電機6の代わりに圧縮機が設置される。さらに、パッケージ収納型エンジン作業機1の作業機として、発電機6及び圧縮機の両方を設置することもできる。
1 コージェネレーション装置(パッケージ収納型エンジン作業機)
2 パッケージ(筐体)
3 上部空間
4 下部空間
5 エンジン
6 発電機(作業機)
7 換気ファン
39a 換気用吸気口
40 二重床構造
41 床下空間
48 連通管
46 通気孔
50 収納ボックス
53 端子台(非発熱性の電装品)
60 換気ダクト
A 外気
B 冷却分流
C 正圧分流
P 導入経路

Claims (3)

  1. パッケージの下部空間において、エンジンと、該エンジンによって駆動される作業機とが配設されるパッケージ収納型エンジン作業機であって、
    前記エンジン及び前記作業機に関連する電装品のうち非発熱性の電装品を収納する収納ボックスと、前記下部空間の中に外気を吸引する換気ファンを有する換気ダクトとが、それぞれ前記下部空間に配設され、
    前記収納ボックスを構成する壁面に形成された複数の内部配線用孔や外部配線用孔や各種ネジ取付孔の隙間に対してシーリング部材を介在させることで前記収納ボックスの内部空間を密閉状態にし、且つ、前記収納ボックスと前記換気ダクトとを連通管で密閉状態に連結することにより、前記下部空間の圧力と前記収納ボックスの内部空間の圧力とが、同等の正圧になっていることを特徴とする、パッケージ収納型エンジン作業機。
  2. 前記下部空間の下方に設けられた床下空間は、複数の通気孔が形成された上床板と、該上床板に対して並行に離間配置された下床板と、から構成されていることを特徴とする、請求項に記載のパッケージ収納型エンジン作業機。
  3. 前記非発熱性の電装品が、端子台、リレー、ヒューズ又はブレーカのうちの少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1又は2に記載のパッケージ収納型エンジン作業機。
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