JP2009144580A - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器を収容した特定の室内を簡単な構造で効率良く安定して換気できること。
【解決手段】換気対象である電気機器収容室111の温度を検出する温度センサ126と、内燃機関102の排気経路途中に設けられたエゼクター機構110と、エゼクター機構110の混合用の吸入口110bに一端が接続され、他端が電気機器収容室111に接続された排気ポート122と、排気ポート122と、エゼクター機構110との間に設けられ、弁の開閉により排気ポート122の排気量を調節自在な電動三方弁130と、温度センサ126により検出された温度に基づいて、電動三方弁130の弁の開閉を制御する換気制御部125とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、各種機器を収容した室内を換気する換気装置にかかり、特に、コージェネレーション設備が有する内燃機関の排気を有効利用して電気機器等が配置される特定の室内の換気を行うようにした換気装置に関する。
従来、各種機器を収容した室内を換気する装置としては以下のものがある。1.ガスタービンを収容するタービン室内を換気するものであり、ガスタービンの排気を利用したエゼクター機構により、タービン室内を換気するもの(たとえば、下記特許文献1参照。)。2.エンジンの排気を利用したエゼクター機構により、エンジン室内を換気するもの(たとえば、下記特許文献2参照。)。3.電動モータ用の冷却ファンの吸気を利用して、電動モータの制御盤を収容する室内を換気するもの(たとえば、下記特許文献3参照。)などがあった。
特開平10−141091号公報 特開平8−21238号公報 特開2002−238215号公報
しかしながら、従来の換気は、いずれも他の動力源の動力の状態に連動した強さの吸気により室内の換気を行うものであるため、動力源の動力の状態が変化すると、室内の換気の状態が変化した。この場合、室内の温度が高くても、動力源の回転数が低下すると、吸気力が低下して十分な換気が行えず室内の冷却を行えなくなるおそれがある。動力源が停止した場合には、室内の換気はできなくなる。この室内に制御用の電気機器が収容されている場合には、電気機器の動作に異常を生じて装置全体が異常停止することが考えられる。逆に、動力源の回転数が上昇すると、吸気力が増大して必要以上に換気され室内が必要以上に冷却されるおそれもある。
また、特許文献3の技術では、制御盤内部の排気がモータに流れるため、この排気によりモータの冷却効率を低下させ、モータトリップ等の異常状態を生じさせモータ停止のおそれも有している。
特に、装置が精密な回路を有する電気機器により制御されている場合には、この電気機器を収容する室内を安定した温度(たとえば一定温度範囲内)となるように換気制御する必要があるが、従来はこれが行えなかった。特に、電気機器は、四方が鉄板などで囲まれた状態で装置に組み込まれるものであるため、このような状態で電気機器の組み込み後の室内を安定した温度で効率的に換気できるようにする必要がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、機器を収容した特定の室内を簡単な構造で効率良く安定して換気できる換気装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる換気装置は、換気対象となる空間の温度を検出する温度検出手段と、動力源の排気経路途中に設けられたエゼクター機構と、前記エゼクター機構の混合用の吸入口に一端が接続され、他端が前記空間に接続された排気ポートと、前記排気ポートと、前記エゼクター機構との間に設けられ、弁の開閉により当該排気ポートの排気量を調節自在な電動弁と、前記温度検出手段により検出された温度に基づいて、前記電動弁の弁の開閉を制御する換気制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、この発明の換気装置は、前記換気制御手段は、あらかじめ設定される設定温度に対し、前記温度検出手段により検出された温度が高い場合には、前記電動弁を開く制御を行い、前記温度検出手段により検出された温度が低い場合には、前記電動弁を閉じる制御を行うことを特徴とする。
また、この発明の換気装置は、前記電動弁は、三方弁で構成され、第1弁は前記空間につながる前記排気ポートに接続され、第2弁は前記エゼクター機構に接続され、第3弁は前記空間の外部に位置する他の空間に接続されており、前記換気制御手段は、前記第1弁を閉じるときに前記第3弁を開き、前記第3弁を閉じるときに前記第1弁を開くことを特徴とする。
また、この発明の換気装置は、内燃機関と、発電機と、各部を制御する制御用の電気機器を収容する電気機器収容室と、を収容するパッケージ型の発電装置の筐体を備え、前記空間は、前記電気機器収容室であり、前記他の空間は、前記筐体内の空間であることを特徴とする。
また、この発明の換気装置は、内燃機関と、発電機と、各部を制御する制御用の電気機器を収容する電気機器収容室とが室内に設置され、前記空間は、前記電気機器収容室であり、前記他の空間は、前記室内の空間であることを特徴とする。
この発明によれば、換気対象となる空間は、エゼクター機構の混合用の吸入口に電磁弁を介して接続されており、温度検出手段により検出された温度によって電磁弁が開閉され、空間内が換気される。たとえば、温度が高くなれば、電磁弁が開き、空間がエゼクター機構の吸入口に接続され、空間内の空気がエゼクター機構に吸引され、空間内が換気され温度を下げる。一方、温度が低くなれば、電磁弁が閉じ、空間がエゼクター機構の吸入口から遮断されて、空間内の空気がエゼクター機構に吸引されず、空間内の換気を停止して温度を上げる。
本発明にかかる換気装置によれば、特別なファンを用いることなく、エゼクター機構の吸引力を利用する簡単な構成を利用しつつ対象となる空間の換気を制御でき、空間内の温度を保つことができるようになるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる換気装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1による換気装置を示す側断面図である。実施の形態1では、屋外設置用のパッケージ型の発電装置100について説明する。筐体101底部には、内燃機関102が設けられ、この内燃機関102の動力軸102aが発電機103に接続され、発電機103の回転により発電が行われる。
吸気ポート105には、フィルタ106が設けられ、内燃機関102駆動による吸引により吸気口105aから空気が取り入れられ、内燃機関102に供給される。吸気口105aは、図示のように、筐体101内部に設けることのほかに、筐体101外部まで延出させて外気を取り入れる構成にもできる。内燃機関102で燃焼後の排気は、排気ポート107を介して筐体101上部の消音器108まで導出され、この後、エゼクター機構110の吸入口110a、排出口110cを介し、排気口107bから排気ガスとして排気される。
筐体101内部には、内燃機関102、発電機103その他の設備の動作を制御する制御用の電気機器を収容する電気機器収容室111が設けられている。この発明における電気機器収容室111は、換気の対象となる空間を構成している。この図では、電気機器収容室111は、筐体101の上部位置に配置されている。
電気機器収容室111に収容される制御用の電気機器の一部としては、電気機器収容室111の換気を制御する換気制御部125が含まれる。この換気制御部125には、電気機器収容室111の温度を測定する温度センサ126が接続される。温度センサ126は、図示のように、筐体101内部において電気機器収容室111外部の温度を測定すべく電気機器収容室111の側面に設けられるほか、電気機器収容室111の内部に設けてもよい。
筐体101は、一方の側面に吸気口101aが設けられ、他方の側面にファン等の換気設備120と排気口101bが設けられており、換気設備120の動作により、吸気口101aから取り入れられた空気が筐体内部101を通過し、排気口101bから排気される。この筐体101内部の空気の流れにおいて上流側には比較的発熱しない電気機器収容室111および発電機103を配置し、下流側には発熱する内燃機関102を配置している。
電気機器収容室111には、吸気口101a側の側面に吸気口111aが開口され、他方の側面(筐体101内の空気の流れの後部側)には排気ポート122の一端が接続されている。排気ポート122は、電動三方弁130の第1弁130aに接続されている。電動三方弁130の第2弁130bは、ポート131を介してエゼクター機構110の混合用の吸入口110bに接続されている。電動三方弁130の第3弁130cは、ポート132に接続され、このポート132の他端の吸気口132bは、筐体101の上部に向けられている。
電動三方弁130は、アクチエータの動作により、第1弁130a〜第3弁130cの開口量を調整可能である。第2弁130bがエゼクター機構110の吸入口110bに接続されているため、エゼクター機構110側が排気側となり、第1弁130aおよび第3弁130cが吸気側となる。
図2は、換気制御部の構成を示すブロック図である。換気制御部125は、CPU、ROM、RAM等を有して構成され、換気制御のための所定のプログラムをCPUが実行することにより、後述する換気制御を行う。この際、あらかじめ設定された設定温度に対する温度センサ126が検出した電気機器収容室111の温度に基づいて、電動三方弁130を動作制御して、電気機器収容室111内部の温度を設定温度に収束させる。
図3は、換気制御部が実行する換気制御の処理内容を示すフローチャートである。図3の処理は、内燃機関102が燃焼動作を行い、その排気がエゼクター機構110を介して排気口107bから排気ガスとして排気されていることを前提とする。
換気制御部125は、まず、温度センサ126により電気機器収容室111の温度を検出する(ステップS301)。次に、検出温度があらかじめ設定した設定温度より高温であるか判断する(ステップS302)。検出温度が設定温度より高温の場合には(ステップS302:Yes)、電動三方弁130の電気機器収容室111側を開にして(ステップS303)、1回の処理を終了する。このとき、電動三方弁130は、電気機器収容室111側の第1弁130aを開き、筐体101側の第3弁130cを閉じる。
ステップS302において、検出温度が設定温度より高温でない場合には(ステップS302:No)、次に、検出温度が設定温度であるか判断する(ステップS304)。判断の結果、検出温度が設定温度であれば(ステップS304:Yes)、電動三方弁130の切り替え状態を変えず、1回の処理を終了する。一方、検出温度が設定温度と異なれば(ステップS304:No)、検出温度が設定温度に達していない低温であるため、電動三方弁130の筐体101側を開にして(ステップS305)、1回の処理を終了する。このとき、電動三方弁130は、第3弁130cを開き、電気機器収容室111側の第1弁130a側を閉じる。
上記処理を定期的に実行することにより、実行毎の電気機器収容室111の温度を検出することができ、電気機器収容室111の温度を常に一定な設定温度に保つことができるようになる。
また、上記処理では、電動三方弁130の弁の開度を単に開閉する構成として説明したが、設定温度に対して温度センサ126が検出した温度との温度差が高いほど開閉の度合いを大きくすることにより、電気機器収容室111の室内の温度を短時間で設定温度にすることができるようになる。
図4は、電気機器収容室の室内が高温の場合の空気の流れを示す図である。設定温度に対して、温度センサ126が検出した電気機器収容室111の温度が高温の場合を示している。換気設備120の駆動により筐体101の吸気口101aから吸気された空気は、図中矢印に示すように、筐体101内部を通過し、電気機器収容室111、発電機103、内燃機関102の部分をそれぞれ通過して排気口101bから排気される。
この際、上述したように、内燃機関102はフィルタ106を通過した空気を吸気して燃焼動作を行い、排気ガスを排気ポート107、消音器108、エゼクター機構110を介して排気口107bから排出させる。この内燃機関102によって生じる排気ガスの流路の途中にエゼクター機構110が設けられているため、エゼクター機構110は、ポート131側からこの流量に対応した吸気量の吸気を行う。
そして、電気機器収容室111の温度が高温の場合、換気制御部125は、電気機器収容室111側を開く。すなわち、電動三方弁130の第1弁130aを第2弁130bに接続する弁制御を行う。
これにより、エゼクター機構110の吸気力は、電動三方弁130から排気ポート122を介して電気機器収容室111の室内までつながる。これにより、エゼクター機構110による吸気力をもとにして電気機器収容室111の吸気口111aから空気が積極的に取り込まれる。取り込まれた空気は、図中Aの流れに沿って電気機器収容室111内部の電気機器を冷却した後、排気ポート122、電動三方弁130を介してエゼクター機構110に流れ、最終的には内燃機関102の排気ガスとともに排気口107bから排出される。
このように、電気機器収容室111の温度が高温の場合には、電気機器収容室111の空気の流路をエゼクター機構110に接続させ、エゼクター機構110による吸気力を利用して、新たな空気を吸気口111aから積極的に取り込み、電気機器収容室111の室内温度を設定温度まで低下させることができるようになる。
次に、図5は、電気機器収容室の室内が低温の場合の空気の流れを示す図である。設定温度に対して、温度センサ126が検出した電気機器収容室111の温度が低温の場合を示している。換気設備120の駆動により筐体101の吸気口101aから吸気された空気は、図中矢印に示すように、筐体101内部を通過し、電気機器収容室111、発電機103、内燃機関102の部分をそれぞれ通過して排気口101bから排気される。
また、内燃機関102は上記同様に、燃焼動作を行い、排気ガスを排気ポート107、消音器108、エゼクター機構110を介して排気口107bから排出させる。
そして、電気機器収容室111の温度が低温の場合、換気制御部125は、筐体101側を開く。すなわち、電動三方弁130の第3弁130cを第2弁130bに接続する弁制御を行う。
これにより、エゼクター機構110の吸気力は、電気機器収容室111に接続されず、遮断される。したがって、電気機器収容室111から取り出される空気流はなく、対応して電気機器収容室111の吸気口111aから空気は取り込まれないため、電気機器収容室111の室内は空気による冷却が停止される。そして、内燃機関102および発電機103が発する熱により、電気機器収容室111の室内温度を設定温度に向かって上昇させることができる。
電動三方弁130は、筐体101側が開かれているから、図中矢印Bに示すように、筐体101の上部の熱気が吸気口132bから吸気され、電動三方弁130を介してエゼクター機構110に流れ、最終的には内燃機関102の排気ガスとともに排気口107bから排出される。
このように、電気機器収容室111の温度が低温の場合には、電気機器収容室111の空気の流路をエゼクター機構110から切断させるため、吸気口111aからの空気の取り込みを停止させて、電気機器収容室111の室内温度が必要以上に低下することを防止できる。同時に、電気機器収容室111の室内温度を設定温度まで上昇させることができるようになる。
以上説明したように、電気機器収容室111の室内温度の制御は、ファンを用いたり、ファンの回転数の制御の必要がなく、電動三方弁130の切り替えだけで電気機器収容室111の室内温度を制御することができるものであるため、簡単な構成で効率的な冷却(および冷却停止)が行えるようになる。
上述した構成では、電動三方弁130を設ける構成とすることにより、エゼクター機構110に対し、電気機器収容室111を接続するか、あるいは筐体101内部を接続するかを切り替えて常に一定な流量をエゼクター機構110の混合用の吸入口に供給する構成とした。しかし、流量を調整する電動弁はこの電動三方弁に限らない。すなわち、電気機器収容室111に対する冷却の制御だけを行う構成の場合には、電気機器収容室111とエゼクター機構110との間にだけ流量を調整する電磁弁を接続する構成としてもよく、この場合、筐体101側のポート132、および第3弁130cを設けない。この場合でも、エゼクター機構110側からの吸引力の変化にかかわらず、電気機器収容室111を冷却するための空気の流量を制御することができ、電気機器収容室111の室内を一定な設定温度に保つことができる。
以上説明した実施の形態1によれば、エゼクター機構110を利用して電気機器収容室111の室内を冷却することができるとともに、温度センサおよび電磁弁を設けることにより、エゼクター機構110に対して電気機器収容室111の接続あるいは切断が行えるようになるため、電気機器収容室111の室内を積極的に冷却したり、必要以上の冷却を防止して、一定な設定温度に保つことができるようになる。
また、内燃機関102の排気口107bから排出される排気ガスは、エゼクター機構110に接続された電気機器収容室111からの空気、あるいは筐体101内の空気と混合されて排出される。これにより、排気ガスの濃度を希釈して排出でき、排気口107b付近における排気ガスの臭気を軽減させることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の換気装置の実施の形態2を説明する。図6は、この発明の実施の形態2による換気装置を示す側断面図である。実施の形態2では、屋内設置用の発電装置600について説明する。壁601や図示しない天井等により区画された室内601内には、実施の形態1と同様の各部(内燃機関102、発電機103、エゼクター機構110、電気機器収容室111など)が配置されている。
実施の形態1では、電動三方弁130の第3弁130cは、筐体101の内部空間に接続されていたが、実施の形態2では、電動三方弁130の第3弁130cは、室内601の空間に接続される点が異なる。
実施の形態2においても、換気の対象の空間である電気機器収容室111は、この室内601内において個別の空間として設けられている。この実施の形態2においても、実施の形態1同様に、電気機器収容室111は、電動三方弁130を介してエゼクター機構110の混合用の吸入口に接続されている。そして、温度変化があると、電動三方弁130の開閉が制御され、電気機器収容室111がエゼクター機構110に接続、あるいは遮断されて電気機器収容室111内の温度を設定温度に保つことができるようになる。
以上の実施の形態2のように、この発明は、パッケージ型の発電装置に限らず、室内設置される発電装置にも同様に適用できる。
そして、上記各実施の形態で説明したように、この発明は、電気機器収容室111の換気をエゼクター機構110による吸引力を用いて行うため、特別なファン等の設置を不要にできる。同時に、電気機器収容室111を換気する場合の消費エネルギーの上昇を抑えかつ削減することができるようになる。また、ファンの故障により電気機器収容室111内部の温度が異常上昇する等の問題が生じることがなく、電気機器収容室111に収容されて装置各部を制御する電気機器を安定動作させることができ、発電設備全体の安定稼働を可能とする。
なお、本実施の形態で説明した機器の換気にかかる方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる換気装置は、密閉された電気機器を収容する空間の換気に有用であり、特に、エゼクター機構と電気機器を収容する室内を備えているコージェネレーションの発電装置等に適している。
この発明の実施の形態1による換気装置を示す側断面図である。 換気制御部の構成を示すブロック図である。 換気制御部が実行する換気制御の処理内容を示すフローチャートである。 電気機器収容室の室内が高温の場合の空気の流れを示す図である。 電気機器収容室の室内が低温の場合の空気の流れを示す図である。 この発明の実施の形態2による換気装置を示す側断面図である。
符号の説明
100 発電装置
101 筐体
101a 吸気口
101b 排気口
102 内燃機関
103 発電機
105 吸気ポート
105a 吸気口
106 フィルタ
107 排気ポート
107b 排気口
108 消音器
110 エゼクター機構
111 電気機器収容室
111a 吸気口
120 換気設備
122 排気ポート
125 換気制御部
126 温度センサ
130 電動三方弁
601 室内

Claims (5)

  1. 換気対象となる空間の温度を検出する温度検出手段と、
    動力源の排気経路途中に設けられたエゼクター機構と、
    前記エゼクター機構の混合用の吸入口に一端が接続され、他端が前記空間に接続された排気ポートと、
    前記排気ポートと、前記エゼクター機構との間に設けられ、弁の開閉により当該排気ポートの排気量を調節自在な電動弁と、
    前記温度検出手段により検出された温度に基づいて、前記電動弁の弁の開閉を制御する換気制御手段と、
    を備えることを特徴とする換気装置。
  2. 前記換気制御手段は、あらかじめ設定される設定温度に対し、前記温度検出手段により検出された温度が高い場合には、前記電動弁を開く制御を行い、前記温度検出手段により検出された温度が低い場合には、前記電動弁を閉じる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記電動弁は、三方弁で構成され、第1弁は前記空間につながる前記排気ポートに接続され、第2弁は前記エゼクター機構に接続され、第3弁は前記空間の外部に位置する他の空間に接続されており、
    前記換気制御手段は、前記第1弁を閉じるときに前記第3弁を開き、前記第3弁を閉じるときに前記第1弁を開くことを特徴とする請求項1または2に記載の換気装置。
  4. 内燃機関と、発電機と、各部を制御する制御用の電気機器を収容する電気機器収容室と、を収容するパッケージ型の発電装置の筐体を備え、
    前記空間は、前記電気機器収容室であり、
    前記他の空間は、前記筐体内の空間であることを特徴とする請求項3に記載の換気装置。
  5. 内燃機関と、発電機と、各部を制御する制御用の電気機器を収容する電気機器収容室とが室内に設置され、
    前記空間は、前記電気機器収容室であり、
    前記他の空間は、前記室内の空間であることを特徴とする請求項3に記載の換気装置。
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