JP5680936B2 - 車両用モニタ装置 - Google Patents
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Description
このようなモニタ装置としては、表示部および制御部が一体となった一体型のもの(例えば、特許文献1参照)と、表示部および制御部が別体に構成された分離型のもの(例えば、特許文献2参照)とが知られている。
本発明の車両用モニタ装置は、各種表示を行う車両用モニタ装置であって、ディスプレイと、前記ディスプレイに表示を行うための第1の基板と、前記ディスプレイおよび前記第1の基板を収容する筺体と、前記筺体内を仕切り、前記筺体内の前記ディスプレイ側を第1の密閉空間とする第1の仕切部材とを備え、前記第1の密閉空間内には、前記第1の基板が設けられ、前記筺体には、前記第1の密閉空間以外の内部空間と外部とを連通する通気孔が設けられ、前記第1の仕切部材には、前記内部空間に面して放熱用のフィンが設けられ、前記通気孔は、前記筺体の側面に対向して複数設けられていることを特徴とする。
さらには、モニタ装置を一体構造にすることができる。従って、モニタ装置について、十分な剛性を確保することができる。
また、仕切板と中ケースの底部との間に放熱空間を設けるとともに、放熱空間と外部とを連通する通気孔を設けたため、ディスプレイや基板から発生した熱を放熱空間を介して通気孔から外部に放出することができる。従って、モニタ装置についての放熱性を確保することができる。
また、筐体内に中ケースの底部や仕切板等の複数の仕切部材が設けられているので、モニタ装置の剛性をより高くすることができる。
さらに、第1の密閉空間と第2の密閉空間とがケーブル挿通孔で連通された密閉構造を有しているため、ケーブル挿通孔を用いてディスプレイおよび第1の基板側と第2の基板側とをケーブル等で接続することができる。従って、例えば、第1の基板と第2の基板とをケーブルで接続する必要があるような場合でも、ディスプレイや基板の収容部分の密閉状態を維持することができるので、結露の発生を抑制しつつ、モニタ装置の放熱性を確保することができる。
図1には、本発明の実施形態に係る建設機械としての油圧ショベル10が示されている。この油圧ショベル10は、上部旋回体11、走行装置12、作業機13、およびキャブ14を備えて構成される。
走行装置12は、上部旋回体11の下部に設けられ、上部旋回体11を水平方向に回転自在に支持している。この走行装置12は、左右一対のクローラ式の走行体121を備えている。
図4および図5に示すように、表示部2および制御部3の後述する構成部品は、筐体5内に収容されている。筐体5は、表示部2用の部品が収容されるベゼル21、制御部3用の部品が収容されるリアケース31、および連結部4として機能する中ケース41を含んで構成される。また、詳細は後述するが、中ケース41には、内部の放熱空間S2と連通する通気孔411E(図4参照)が設けられ、モニタ装置1内の熱が、放熱空間S2から通気孔411Eを通って外部に放出されるようになっている。
図9に示すように、ケーブル挿通孔423は、中ケース41のケーブル挿通孔411Fに対応する位置に形成されており、図示しない内部ケーブルが、ケーブル挿通孔411F,423に挿通されて、表示部2と制御部3とを接続している。
これに対して、図4に示すように、中ケース41の左右の側部411Dに設けられた2つの通気孔411Eは、図中上部側の通気孔411Eの開口面積が下方側の通気孔411Eの開口面積よりも大きくなっており、モニタ装置1内の図中上部側の熱が放熱され易くなっている。この特徴は、中ケース41の形状、すなわち中ケース41のベゼル21に対応する部分が側面視で三角形状であることを利用したものである。
また、制御部3側において、リアケース31および中ケース41により規定されるリア側密閉空間S3は、コネクタガスケット34〜36、ブザーガスケット37、および制御部用Oリング47でシールされ、表示側密閉空間S1とリア側密閉空間S3とは、ケーブル挿通孔423で連通されている。
例えば、前記実施形態では、中ケース41および仕切板42は、別部材として形成されていたが、連続する一体成形品として形成してもよい。この場合、前記実施形態における中ケース41および仕切板42間の仕切板用Oリング43は不要となるため、モニタ装置1の製造時間の短縮等、製造コスト面での利点がある。
Claims (6)
- 各種表示を行う車両用モニタ装置であって、
ディスプレイと、
前記ディスプレイに表示を行うための第1の基板と、
前記ディスプレイおよび前記第1の基板を収容する筺体と、
前記筺体内を仕切り、前記筺体内の前記ディスプレイ側を第1の密閉空間とする第1の仕切部材と、
前記筺体内の前記第1の密閉空間以外の内部空間を、前記第1の仕切部材側の空間と、当該第1の仕切部材側とは反対側の第2の密閉空間とに仕切る第2の仕切部材とを備え、
前記第1の密閉空間内には、前記第1の基板が設けられ、
前記第2の密閉空間内には、前記ディスプレイに表示を行うための第2の基板が設けられ、
前記筺体には、前記第1の密閉空間以外の内部空間と外部とを連通する通気孔が設けられ、
前記通気孔は、前記第1の仕切部材および前記第2の仕切部材間に形成される放熱空間と連通している
ことを特徴とする車両用モニタ装置。 - 請求項1に記載の車両用モニタ装置において、
前記筺体内には、前記第1の密閉空間と前記第2の密閉空間とを連通するケーブル挿通孔が形成され、
前記第1および前記第2の密閉空間は、前記ケーブル挿通孔で連通された密閉構造を有している
ことを特徴とする車両用モニタ装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用モニタ装置において、
前記第1および前記第2の仕切部材のうちの少なくとも一方の仕切部材には、放熱用のフィンが設けられている
ことを特徴とする車両用モニタ装置。 - 請求項1から請求項3のうちの何れかに記載の車両用モニタ装置において、
前記通気孔は、前記筺体の側面に対向して複数設けられている
ことを特徴とする車両用モニタ装置。 - 各種表示を行う車両用モニタ装置であって、
ディスプレイと、
前記ディスプレイに表示を行うための第1および第2の基板と、
前記ディスプレイ、前記第1の基板、および前記第2の基板を収容する筺体と、
前記筺体内を仕切り、前記筺体内の前記ディスプレイ側を第1の密閉空間とする第1の仕切部材と、
前記筺体内の前記第1の密閉空間以外の内部空間を、前記第1の仕切部材側の放熱空間と、当該第1の仕切部材側とは反対側の第2の密閉空間とに仕切る第2の仕切部材とを備え、
前記筺体は、
前記ディスプレイおよび前記第1の基板を収容するベゼルと、
前記第2の基板を収容するリアケースと、
前記リアケース側に底部を有するとともに、前記放熱空間と外部とを連通する通気孔が設けられ、前記ベゼルおよび前記リアケースを連結する中ケースとを備え、
前記第1の仕切部材は、前記中ケースに収容された仕切板であり、
前記第2の仕切部材は、前記中ケースの底部であり、
前記第1の基板は、前記第1の密閉空間内に設けられ、
前記第2の基板は、前記第2の密閉空間内に設けられ、
前記仕切板および前記中ケースの底部には、前記放熱空間に面して放熱用のフィンが設けられ、
前記仕切板および前記中ケースには、前記第1の密閉空間と前記第2の密閉空間とを連通するケーブル挿通孔が設けられ、前記第1および前記第2の密閉空間は、前記ケーブル挿通孔で連通された密閉構造を有している
ことを特徴とする車両用モニタ装置。 - 請求項5に記載の車両用モニタ装置において、
前記中ケースの前記放熱空間を囲う部分は、側面視で当該中ケースの端部に向かうに従って前記底部からの距離が大きくなる三角形状に形成され、
前記通気孔は、前記筺体の側面に並んで複数設けられ、前記端部側の通気孔の開口面積は前記端部と反対側の通気孔の開口面積よりも大きく形成されている
ことを特徴とする車両用モニタ装置。
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