JP5679086B1 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】構造物内の撮影装置によって撮影された画像内の人物に対して、その構造物内の通信装置と通信を行うことができる携帯端末を所持している第1の種類の人物を特定するようにした情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置の設定手段は、構造物内の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末とが通信を行った場合、該第1の種類の人物の位置を、該通信装置から予め定められた距離内の領域に設定し、抽出手段は、前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出し、対応付手段は、前記領域と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、ユニホーム等の着用等が不要で撮像画像中の店員を顧客と確実に分離して顧客集計精度を向上する店員顧客分離集計装置を提供することを課題とし、店員顧客分離集計装置は、監視エリアを上方から撮像するカメラにより順次撮像された撮像画像から人を認識する人認識部と、人認識部により認識された人を撮像画像内で個別に追跡する追跡部と、撮像画像内に店員判定のための立ち位置エリアを設定し、立ち位置エリア内での人の静止時間を設定する設定部と、追跡部により追跡している人が撮像画像内に設定された立ち位置エリア内に一定時間静止していた場合、その人を店員であると判定する店員判定部とを備えることが開示されている。
特開2011−086045号公報
本発明は、構造物内の撮影装置によって撮影された画像内の人物に対して、その構造物内の通信装置と通信を行うことができる携帯端末を所持している第1の種類の人物を特定するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、構造物内の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末とが通信を行った場合、該第1の種類の人物の位置を、該通信装置から予め定められた距離内の領域に設定する設定手段と、前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、前記領域と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段を有する情報処理装置である。
請求項2の発明は、構造物内の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末とが通信を行った場合、該第1の種類の人物の位置を、該通信装置の位置に設定する設定手段と、前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、前記位置と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段を有する情報処理装置である。
請求項3の発明は、構造物内の複数の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末との間の通信強度に応じて、該人物の位置を設定する設定手段と、前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、前記位置と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段を有する情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記対応付手段は、前記第1の種類の人物を示す情報を対応付けた以外の人物に第2の種類の人物を示す情報を対応付ける、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、コンピュータを、構造物内の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末とが通信を行った場合、該第1の種類の人物の位置を、該通信装置から予め定められた距離内の領域に設定する設定手段と、前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、前記領域と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項6の発明は、コンピュータを、構造物内の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末とが通信を行った場合、該第1の種類の人物の位置を、該通信装置の位置に設定する設定手段と、前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、前記位置と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項7の発明は、コンピュータを、構造物内の複数の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末との間の通信強度に応じて、該人物の位置を設定する設定手段と、前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、前記位置と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、構造物内の撮影装置によって撮影された画像内の人物に対して、その構造物内の通信装置と通信を行うことができる携帯端末を所持する第1の種類の人物を特定することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、構造物内の撮影装置によって撮影された画像内の人物に対して、その構造物内の通信装置と通信を行うことができる携帯端末を所持する第1の種類の人物を特定することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、構造物内の撮影装置によって撮影された画像内の人物に対して、その構造物内の複数の通信装置と通信を行うことができる携帯端末を所持する第1の種類の人物を特定することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、第2の種類の人物を特定することができる。
請求項5の情報処理プログラムによれば、構造物内の撮影装置によって撮影された画像内の人物に対して、その構造物内の通信装置と通信を行うことができる携帯端末を所持する第1の種類の人物を特定することができる。
請求項6の情報処理プログラムによれば、構造物内の撮影装置によって撮影された画像内の人物に対して、その構造物内の通信装置と通信を行うことができる携帯端末を所持する第1の種類の人物を特定することができる。
請求項7の情報処理プログラムによれば、構造物内の撮影装置によって撮影された画像内の人物に対して、その構造物内の複数の通信装置と通信を行うことができる携帯端末を所持する第1の種類の人物を特定することができる。
第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。 人物属性テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 店員テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第2の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第3の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第3の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第3の実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
第1の実施の形態である情報処理装置100は、第1の種類の人物と第1の種類ではない人物(以下、第2の種類の人物という)とを区別するものであって、図1の例に示すように、第1の位置属性計算モジュール105、第2の位置属性計算モジュール120、照合モジュール125、属性判定モジュール130、解析結果蓄積モジュール135、情報表示モジュール140を有している。情報処理装置100は、第1の位置情報抽出モジュール180、第2の位置情報抽出モジュール190と接続されている。第1の位置情報抽出モジュール180、第2の位置情報抽出モジュール190は、構造物内に設置されている。ここで構造物とは、例えば、店舗、学校、教室、講堂、ビル、駅、空港、アミューズメント施設、船舶等がある。そして、第1の種類の人物と第2の種類の人物が混在して、これらの構造物内で行動しており、情報処理装置100は、第2の種類の人物の動線(人物が移動した軌跡)を検出する場合に用いる。店舗である場合は、第1の種類の人物として店員、第2の種類の人物として顧客等となる。また、学校、教室等の場合は、第1の種類の人物として教師、第2の種類の人物として学生等となる。また、駅の場合は、第1の種類の人物として駅員、第2の種類の人物として乗客等となる。なお、これらは例示であって、第1の種類の人物と第2の種類の人物は、逆であってもよい。以下、主に構造物として店舗、第1の種類の人物として店員、第2の種類の人物として顧客を例示して説明する。なお、第1の種類の人物は、第1の位置情報抽出モジュール180と通信可能な携帯端末を所持している。所持には、装着しているという状態を含めてもよい。したがって、携帯端末の位置とその携帯端末を所持している人物の位置とは同義である。
情報処理装置100は、例えば、店舗内の人物を画像から検出して動線を取得する。店員は携帯端末を所持し、携帯端末を所持している人物の動線を、画像から取得した動線から差し引くことで、来店した顧客の動線を得る。
なお、以下、人物という場合は、その文脈において、人物を示す情報を含む。
第1の位置情報抽出モジュール180、第2の位置情報抽出モジュール190は、構造物の空間内の複数の人物位置を取得するものである。
第1の位置情報抽出モジュール180は、位置センシングモジュール182、位置信号蓄積モジュール184を有している。位置センシングモジュール182は構造物内に少なくとも1つ以上設置されている。第1の位置情報抽出モジュール180は、無線通信により人物が所持している携帯端末の位置を取得する。携帯端末には、携帯電話(スマートフォンを含む)、センサ等を含む。第1の位置情報抽出モジュール180は、基地局としての機能を有する。
位置センシングモジュール182は、位置信号蓄積モジュール184と接続されている。位置センシングモジュール182は、無線通信により人物が所持している携帯端末と通信を行う。ここでの通信は、一方(位置センシングモジュール182又は携帯端末)が他方(携帯端末又は位置センシングモジュール182)を検知することができる程度でよい。無線通信として、例えば、近距離無線通信を行うブルートゥース(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等を用いてもよい。
位置信号蓄積モジュール184は、位置センシングモジュール182、情報処理装置100の第1の位置属性計算モジュール105と接続されている。位置信号蓄積モジュール184は、位置センシングモジュール182によって通信が行われたことを示す情報を記憶している。そして、その情報を情報処理装置100の信号送受信モジュール110へ送信する。例えば、通信を行った日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい。以下、同様)、通信を行った携帯端末の識別情報(又はその携帯端末を所持している人物の識別情報(以下、店員ID(IDentification)ともいう))、通信強度、位置センシングモジュール182の識別情報等を記憶している。なお、識別情報という場合は、本実施の形態において、対象(店員等)を一意に識別するための情報をいう。
なお、第1の位置情報抽出モジュール180は、人物が所持している携帯端末であってもよい。この場合、構造物内に設置された通信装置(例えば、基地局)と通信が行われたときに、携帯端末である第1の位置情報抽出モジュール180は、その通信が行われたことを示す情報を記憶し、情報処理装置100の信号送受信モジュール110へ送信する。以下、主に第1の位置情報抽出モジュール180は構造物内に設置された基地局の場合を例示して説明する。
第2の位置情報抽出モジュール190は、撮像モジュール192、映像蓄積モジュール194を有している。撮像モジュール192は構造物内に少なくとも1つ以上設置されている。第2の位置情報抽出モジュール190は、構造物内の画像を撮影する。
撮像モジュール192は、映像蓄積モジュール194と接続されている。撮像モジュール192は、構造物内の人物を撮影する。いわゆるカメラであって、一般的な2Dカメラであってもよいし、全方位カメラであってもよいし、3Dカメラであってもよい。また、動画であってもよい。ここで「動画」とは、時系列に沿って撮像された複数フレーム(静止画)の集合であり、当該複数フレームは時系列に沿って再生される。静止画であってもよい。なお、静止画である場合は、予め定められた間隔毎に撮影してもよいし、位置センシングモジュール182が携帯端末と通信を行った際に、位置センシングモジュール182からの指示にしたがって撮影するようにしてもよい。また、撮像モジュール192の撮影方向、角度を固定にしたものの他、撮影方向、角度を自律的に変更可能としてもよい。例えば、人物がいる位置に合わせて、方向、角度を制御するようにしてもよい。
映像蓄積モジュール194は、撮像モジュール192、情報処理装置100の第2の位置属性計算モジュール120、情報表示モジュール140と接続されている。映像蓄積モジュール194は、撮像モジュール192によって撮影された画像を記憶する。そして、その画像を情報処理装置100の第2の位置属性計算モジュール120へ送信する。例えば、撮影した日時、撮影条件(撮像モジュール192の撮影方向、角度等)、撮像モジュール192の識別情報等を記憶している。
第1の位置属性計算モジュール105は、信号送受信モジュール110、人物位置座標範囲導出モジュール115を有しており、第1の位置情報抽出モジュール180の位置信号蓄積モジュール184と接続されている。第1の位置属性計算モジュール105は、位置センシングモジュール182と携帯端末とが通信を行ったことにより、構造物の空間内の携帯端末の位置を算出する。
信号送受信モジュール110は、人物位置座標範囲導出モジュール115と接続されている。信号送受信モジュール110は、第1の位置情報抽出モジュール180(構造物内に設置されている基地局等又は携帯端末のいずれか一方)から、通信が行われたことを示す情報を受け取り、人物位置座標範囲導出モジュール115へ渡す。
人物位置座標範囲導出モジュール115は、信号送受信モジュール110、照合モジュール125と接続されている。人物位置座標範囲導出モジュール115は、構造物内に設置された位置センシングモジュール182と、第1の種類の人物が所持している携帯端末とが通信を行った場合、その第1の種類の人物が所持している携帯端末の位置を、その位置センシングモジュール182が設置された位置から予め定められた距離内の領域に設定する。つまり、通信が行われた日時に、構造物内に設置された位置センシングモジュール182内の近辺に第1の種類の人物がいることを示している。ここでの領域をL(t)とする。なお、tは、通信が行われた日時を示している。例えば、位置センシングモジュール182と携帯端末間で信号の送受信が行われた際、最も信号の強くなる位置センシングモジュール182(基地局)の周囲半径r(rは予め定められた距離)以内を、携帯端末の位置座標範囲L(t)として導出するようにしてもよい。もちろんのことながら、位置センシングモジュール182(基地局)の位置は、予め定められている。例えば、位置センシングモジュール182と位置(例えば、構造物内の位置を示すX座標、Y座標)を対応させて記憶しているテーブルを用いて、L(t)を設定してもよい。
第2の位置属性計算モジュール120は、照合モジュール125、第2の位置情報抽出モジュール190の映像蓄積モジュール194と接続されている。第2の位置属性計算モジュール120は、構造物内に設置された撮像モジュール192によって撮影された画像から人物を抽出する。人物を抽出することによって、その人物の位置を抽出することができる。また、その位置を時系列に取得することによって、動線を抽出することができる。なお、画像から人物を抽出する技術は、既存の技術を用いればよい。例えば、人体認識技術、顔認識技術等を用いてもよい。例えば、第2の位置属性計算モジュール120は、取得した画像から人物Pを抽出し、画像上の人物Pの位置から店舗内の人物の位置座標C (t)(kは人の番号、tは日時)を導出するようにしてもよい。もちろんのことながら、画像内に複数の人物が撮影されている場合は、それぞれの人物を抽出する。
第2の位置属性計算モジュール120が用いる画像は、位置センシングモジュール182と携帯端末とが通信を行った時(その時の前、後、又は前後の予め定められた期間内を含めてもよい)に撮影された画像を少なくとも含む。
また、第2の位置属性計算モジュール120は、Pを同一人物として追跡し続ける機能を有していてもよい。つまり、C (t’)を連続的に取得し続けられる期間において、Pを同一人物として追跡し続けるようにしてもよい。
第2の位置属性計算モジュール120による処理結果を、例えば人物属性テーブル500として記憶する。図5は、人物属性テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。人物属性テーブル500は、撮影日時欄510、x座標欄520、y座標欄530、画像特徴欄540、店員・顧客フラグ欄550、店員ID欄560を有している。撮影日時欄510は、対象となっている画像の撮影日時を記憶している。x座標欄520は、その画像内の人物の位置のx座標を記憶している。y座標欄530は、その画像内の人物の位置のy座標を記憶している。画像特徴欄540は、その人物の画像特徴を記憶している。店員・顧客フラグ欄550は、店員(第1の種類の人物)であるか顧客(第2の種類の人物)であるかを示すフラグを記憶している。店員ID欄560は、その人物が店員である場合に、その店員の店員IDを記憶している。このうち、第2の位置属性計算モジュール120では、撮影日時欄510、x座標欄520、y座標欄530、画像特徴欄540にそれぞれの値を記憶させる。
図3は、第1の実施の形態(第2の位置属性計算モジュール120)による処理例を示す説明図である。
図3(A1)に示すカメラ撮像画像300Aは、一般的なカメラである撮像モジュール192によって撮影された画像である。カメラ撮像画像300A内には、人物310Aが撮影されている。第2の位置属性計算モジュール120は、カメラ撮像画像300Aから図3(A2)の例に示す平面図的な店舗図320Aを生成するようにしてもよいし、又は、店舗図320Aを予め作成しておいてもよい。第2の位置属性計算モジュール120は、カメラ撮像画像300Aから人物310Aを抽出し、カメラ撮像画像300A内の人物310Aの位置から、店舗図320Aでの位置に変換する。例えば、アフィン変換を用いればよい。
図3(B1)に示す全方位カメラ撮像画像300Bは、全方位カメラである撮像モジュール192によって撮影された画像である。全方位カメラ撮像画像300B内には、人物310Bが撮影されている。第2の位置属性計算モジュール120は、全方位カメラ撮像画像300Bから図3(B2)の例に示す平面図的な店舗図320Bを生成するようにしてもよいし、又は、店舗図320Bを予め作成しておいてもよい。第2の位置属性計算モジュール120は、全方位カメラ撮像画像300Bから人物310Bを抽出し、全方位カメラ撮像画像300B内の人物310Bの位置から、店舗図320Bでの位置に変換する。例えば、全方位カメラ撮像画像300Bと平面画像である店舗図320Bの両者の対応点を予めサンプリングして対応点における各変換式を生成しておき、その変換式を用いて、店舗図320Bにおける人物330Bの位置を算出すればよい。
照合モジュール125は、人物位置座標範囲導出モジュール115、第2の位置属性計算モジュール120、属性判定モジュール130と接続されている。属性判定モジュール130は、照合モジュール125、解析結果蓄積モジュール135と接続されている。
照合モジュール125、属性判定モジュール130は、第1の位置属性計算モジュール105によって設定された領域と、第2の位置属性計算モジュール120によって抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、その人物と第1の種類の人物であることを示す情報を対応付ける。ここで対応付ける技術として、例えば、人物に第1の種類の人物であるか否かを示す情報を属性として付与するようにしてもよいし、第1の種類の人物であるテーブルを用意し、そのテーブルに人物を示す情報を格納するようにしてもよい。
また、ここでの「予め定められた条件」として、例えば、第2の位置属性計算モジュール120によって抽出された人物のうち、人物位置座標範囲導出モジュール115によって設定された領域内に人物が1人であることを条件としてもよい。この条件に適合する場合、つまり、その領域内に第2の位置属性計算モジュール120によって抽出された人物が1人いる場合、その人物に第1の種類の人物であることを示す属性を付与する。
照合モジュール125は、2つの位置属性の対応処理を行う。つまり、人物位置座標範囲導出モジュール115、第2の位置属性計算モジュール120の処理結果を比較する。例えば、位置座標範囲L(t)の範囲内にある位置座標C (t)が1つであった場合、携帯端末から得られた信号と位置センシングモジュール182から得られた人物が同一人物であると判定する。そして、同一人物であるとされたL(t)とC (t)を人物Pに対応付ける。ある時刻t’において、対応付けがなされたL(t’)とC (t’)を、他の任意の時刻tにおいても対応を行う。
属性判定モジュール130は、照合モジュール125による比較結果に基づいて、カメラ画像内の位置座標を第1の種類の人物(例えば、店員)か、第2の種類の人物(例えば、顧客)かに判別する。具体的には、L(t)と同一人物と判定できるC (t)に、第1の種類の人物を示す属性を付与する。
また、属性判定モジュール130は、第1の種類の人物であることを示す情報を対応付けた以外の人物に第2の種類の人物であることを示す情報を対応付けるようにしてもよい。具体的には、第1の種類の人物であることを示す情報を対応付けされなかったC (t)に、第2の種類の人物を示す属性を付与する。
解析結果蓄積モジュール135は、属性判定モジュール130、情報表示モジュール140と接続されている。解析結果蓄積モジュール135は、属性判定モジュール130によって対応付けが行われた情報を記憶する。例えば、前述の人物属性テーブル500を記憶する。店員・顧客フラグ欄550、店員ID欄560は、属性判定モジュール130によって値が記憶される。
情報表示モジュール140は、解析結果蓄積モジュール135、第2の位置情報抽出モジュール190の映像蓄積モジュール194と接続されている。情報表示モジュール140は、属性判定モジュール130によって第2の種類の人物であることを示す情報が対応付けられた人物の動線を提示する。構造物内の人物の行動様式を分析しやすくするための提示を行う。例えば、店員と顧客の移動軌跡(動線)を判別可能な状態で出力する。例えば、店員と顧客に、それぞれ視覚的に異なる目印を付与して出力する。より具体的には、店員と顧客に異なる色属性や、属性名を付与して表示するようにしてもよい。例えば、予め店員テーブル600を用意しておき、動線に店員IDに相当する名前等を表示するようにしてもよい。図6は、店員テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。店員テーブル600は、店員ID欄610、名前欄620、画像特徴欄630を有している。店員ID欄610は、店員IDを記憶している。名前欄620は、その店員IDの店員の名前を記憶している。画像特徴欄630は、その店員の画像特徴を記憶している。また、店員テーブル600の画像特徴欄630内の値と、人物属性テーブル500の画像特徴欄540内の値とを比較して、店員IDを特定するようにしてもよい。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
図2(A)に示すシステム構成例では、構造物200内に、情報処理装置100、第1の位置情報抽出モジュール180−1、第1の位置情報抽出モジュール180−2、第1の位置情報抽出モジュール180−3、第1の位置情報抽出モジュール180−4、第2の位置情報抽出モジュール190を設置している。第1の位置情報抽出モジュール180を4つ、第2の位置情報抽出モジュール190を1つの例を示したが、これ以外の数であってもよい。
図2(B)に示すシステム構成例では、情報処理装置100をクラウドサービスとして利用するものであり、構造物200A内に、第1の位置情報抽出モジュール180A−1、第1の位置情報抽出モジュール180A−2、第1の位置情報抽出モジュール180A−3、第2の位置情報抽出モジュール190A、通信装置280Aを設置し、構造物200B内に、第1の位置情報抽出モジュール180B−1、第1の位置情報抽出モジュール180B−2、第1の位置情報抽出モジュール180B−3、第2の位置情報抽出モジュール190B、通信装置280Bを設置し、構造物200C内に、第1の位置情報抽出モジュール180C−1、第1の位置情報抽出モジュール180C−2、第2の位置情報抽出モジュール190C、通信装置280Cを設置している。つまり、各店舗内に情報処理装置100は設置せず、第1の位置情報抽出モジュール180、第2の位置情報抽出モジュール190を設置して、通信装置280、通信回線290を介して情報処理装置100に送信し、情報処理装置100での処理結果を各店舗の担当者が利用する情報処理装置に送信するようにしてもよい。
図4は、第1の実施の形態(人物位置座標範囲導出モジュール115)による処理例を示す説明図である。
図4(A)の例では、店舗図420内に設置された第1の位置情報抽出モジュール180−1、180−2、180−3、180−4が携帯端末からの信号を受信する。図4(B)のグラフ例は、第1の位置情報抽出モジュール180−1が検知した信号波形を示している。図4(C)のグラフ例は、第1の位置情報抽出モジュール180−2が検知した信号波形を示している。ここでは、第1の位置情報抽出モジュール180−2が検知した信号波形よりも、第1の位置情報抽出モジュール180−1が検知した信号波形が強いので、第1の位置情報抽出モジュール180−1の位置を中心として、半径rの領域450を位置座標範囲L(t)として設定する。
そして、第2の位置属性計算モジュール120が抽出した人物が、領域450内で1人の場合に、その人物に店員を示す属性を付与する。
図7は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS702では、信号送受信モジュール110は、第1の位置情報抽出モジュール180の位置信号蓄積モジュール184から位置信号を受け付ける。
ステップS704では、第2の位置属性計算モジュール120は、第2の位置情報抽出モジュール190の映像蓄積モジュール194から画像を受け付ける。
ステップS706では、人物位置座標範囲導出モジュール115は、位置信号内に店員の電波があるか否かを判断し、ある場合(通信が行われた場合)はステップS708へ進み、それ以外の場合はステップS702に戻る。
ステップS708では、人物位置座標範囲導出モジュール115は、その電波を検知した基地局の位置からの半径rを位置座標範囲L(t)とする。
ステップS710では、第2の位置属性計算モジュール120は、画像内から人物を抽出し、時系列に並べた各人の位置から動線を生成する。
ステップS712では、照合モジュール125は、位置座標範囲L(t)内に、ステップS710で抽出した人物は1人か否かを判断し、1人の場合はステップS714へ進み、それ以外の場合はステップS702に戻る。
ステップS714では、属性判定モジュール130は、その人物を店員と判断する、又は、その他の人物を顧客と判断する。
ステップS716では、解析結果蓄積モジュール135は、動線情報を属性(店員又は顧客)とともに蓄積する。
ステップS718では、情報表示モジュール140は、属性に応じた動線を表示する。
<第2の実施の形態>
図8は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
情報処理装置800は、第1の位置属性計算モジュール805、第2の位置属性計算モジュール120、照合モジュール125、属性判定モジュール130、解析結果蓄積モジュール135、情報表示モジュール140を有している。なお、前述の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する(以下、同様)。
位置信号蓄積モジュール184は、位置センシングモジュール182、情報処理装置800の第1の位置属性計算モジュール805と接続されている。
映像蓄積モジュール194は、撮像モジュール192、情報処理装置800の第2の位置属性計算モジュール120、情報表示モジュール140と接続されている。
第1の位置属性計算モジュール805は、信号送受信モジュール110、人物位置座標導出モジュール815を有しており、第1の位置情報抽出モジュール180の位置信号蓄積モジュール184と接続されている。
信号送受信モジュール110は、人物位置座標導出モジュール815と接続されている。
人物位置座標導出モジュール815は、信号送受信モジュール110、照合モジュール125と接続されている。人物位置座標導出モジュール815は、構造物内に設置された位置センシングモジュール182と、第1の種類の人物が所持している携帯端末とが通信を行った場合、その第1の種類の人物が所持している携帯端末の位置を、その位置センシングモジュール182の位置に設定する。ここでの位置をL(t)とする。なお、tは、通信が行われた日時を示している。例えば、位置センシングモジュール182と携帯端末間で信号の送受信が行われた際、最も信号の強くなる位置センシングモジュール182(基地局)の位置を、携帯端末の位置座標L(t)として導出するようにしてもよい。
なお、第2の実施の形態における第2の位置属性計算モジュール120は、取得した画像から人物Pを抽出し、画像上の人物Pの位置に最も近い位置センシングモジュール182の位置を人物Pの位置座標C (t)(kは人の番号、tは時刻)として導出するようにしてもよい。
照合モジュール125は、人物位置座標導出モジュール815、第2の位置属性計算モジュール120、属性判定モジュール130と接続されている。属性判定モジュール130は、照合モジュール125、解析結果蓄積モジュール135と接続されている。
第2の実施の形態における照合モジュール125、属性判定モジュール130は、人物位置座標導出モジュール815によって設定された位置と、第2の位置属性計算モジュール120によって抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、その人物と第1の種類の人物であることを示す情報を対応付ける。
ここで「予め定められた条件」として、例えば、第2の位置属性計算モジュール120によって抽出された人物のうち、人物位置座標導出モジュール815によって設定された位置に最も近い人物であることを条件としてもよい。この条件に適合する場合、つまり、人物位置座標導出モジュール815によって設定された位置に最も近い人物に第1の種類の人物であることを示す属性を付与する。
例えば、照合モジュール125は、位置座標L(t)にある位置座標C (t)が1つであった場合、携帯端末から得られた信号と第2の位置属性計算モジュール120から得られた人物が同一人物であると判定する。そして、同一人物であるとされたL(t)とC (t)を人物Pに対応付ける。ある時刻t’において、対応付けがなされたL(t’)とC (t’)を、他の任意の時刻tにおいても対応を行う。
属性判定モジュール130は、照合モジュール125による比較結果に基づいて、カメラ画像内の位置座標を第1の種類の人物(例えば、店員)か、第2の種類の人物(例えば、顧客)かに判別する。具体的には、L(t)と同一人物と判定できるC (t)に、第1の種類の人物を示す属性を付与する。
また、属性判定モジュール130は、第1の種類の人物であることを示す情報を対応付けた以外の人物に第2の種類の人物であることを示す情報を対応付けるようにしてもよい。具体的には、第1の種類の人物であることを示す情報を対応付けされなかったC (t)に、第2の種類の人物を示す属性を付与する。
図9は、第2の実施の形態(人物位置座標導出モジュール815)による処理例を示す説明図である。
図9(A)の例では、店舗図920内に設置された第1の位置情報抽出モジュール180−1、180−2、180−3、180−4が携帯端末からの信号を受信する。図9(B)のグラフ例は、第1の位置情報抽出モジュール180−1が検知した信号波形を示している。図9(C)のグラフ例は、第1の位置情報抽出モジュール180−2が検知した信号波形を示している。ここでは、第1の位置情報抽出モジュール180−2が検知した信号波形よりも、第1の位置情報抽出モジュール180−1が検知した信号波形が強いので、第1の位置情報抽出モジュール180−1の位置を位置座標L(t)として設定する。つまり、第1の位置情報抽出モジュール180−1の位置に携帯端末を所持している人物がいるとみなしている。
そして、第2の位置属性計算モジュール120が抽出した人物のうち、L(t)に最も近い人物に店員を示す属性を付与する。
図10は、第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1002では、信号送受信モジュール110は、第1の位置情報抽出モジュール180の位置信号蓄積モジュール184から位置信号を受け付ける。
ステップS1004では、第2の位置属性計算モジュール120は、第2の位置情報抽出モジュール190の映像蓄積モジュール194から画像を受け付ける。
ステップS1006では、人物位置座標導出モジュール815は、位置信号内に店員の電波があるか否かを判断し、ある場合(通信が行われた場合)はステップS1008へ進み、それ以外の場合はステップS1002に戻る。
ステップS1008では、人物位置座標導出モジュール815は、その電波を検知した基地局の位置を位置座標L(t)とする。
ステップS1010では、第2の位置属性計算モジュール120は、画像内から人物を抽出し、時系列に並べた各人の位置から動線を生成する。
ステップS1012では、照合モジュール125は、位置座標L(t)に最も近い位置にいるステップS1010で抽出した人物を抽出する。
ステップS1014では、属性判定モジュール130は、その人物を店員と判断する、又は、その他の人物を顧客と判断する。
ステップS1016では、解析結果蓄積モジュール135は、動線情報を属性(店員又は顧客)とともに蓄積する。
ステップS1018では、情報表示モジュール140は、属性に応じた動線を表示する。
なお、ステップS1012で、両者の距離が予め定められた値以下であることを条件としてもよい。さらに、その条件に合致する人物が1人であることを条件としてもよい。
<第3の実施の形態>
図11は、第3の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
情報処理装置1100は、第1の位置属性計算モジュール1105、第2の位置属性計算モジュール120、照合モジュール1125、属性判定モジュール130、解析結果蓄積モジュール135、情報表示モジュール140を有している。また、構造物内において、位置センシングモジュール182は複数設置されている。
位置信号蓄積モジュール184は、位置センシングモジュール182、情報処理装置1100の第1の位置属性計算モジュール1105と接続されている。
映像蓄積モジュール194は、撮像モジュール192、情報処理装置1100の第2の位置属性計算モジュール120、情報表示モジュール140と接続されている。
第1の位置属性計算モジュール1105は、信号送受信モジュール110、人物位置座標導出モジュール1115を有しており、第1の位置情報抽出モジュール180の位置信号蓄積モジュール184と接続されている。
信号送受信モジュール110は、人物位置座標導出モジュール1115と接続されている。
人物位置座標導出モジュール1115は、信号送受信モジュール110、照合モジュール1125と接続されている。人物位置座標導出モジュール1115は、構造物内に設置された複数の位置センシングモジュール182と、第1の種類の人物が所持している携帯端末との間の通信強度に応じて、その人物の位置を設定する。ここでの領域をL(t)とする。なお、tは、通信が行われた日時を示している。また、通信強度が強いほど、位置センシングモジュール182からの距離は短い。例えば、複数の位置センシングモジュール182が受け取った、又は携帯端末に受け取られた複数の信号の強度に基づいて、携帯端末の構造物内の位置座標範囲L(t)を導出するようにしてもよい。なお、位置座標範囲L(t)は、1点である位置座標又は面積を有する領域である場合がある。
第3の実施の形態の第2の位置属性計算モジュール120は、第1の実施の形態の第2の位置属性計算モジュール120と同等のものである。つまり、第2の位置属性計算モジュール120は、照合モジュール1125、第2の位置情報抽出モジュール190の映像蓄積モジュール194と接続されている。第2の位置属性計算モジュール120は、構造物内に設置された撮像モジュール192によって撮影された画像から人物を抽出する。人物を抽出することによって、その人物の位置を抽出することができる。また、その位置を時系列に取得することによって、動線を抽出することができる。なお、画像から人物を抽出する技術は、既存の技術を用いればよい。例えば、人体認識技術、顔認識技術等を用いてもよい。例えば、第2の位置属性計算モジュール120は、取得した画像から人物Pを抽出し、画像上の人物Pの位置から店舗内の人物の位置座標C (t)(kは人の番号、tは日時)を導出するようにしてもよい。もちろんのことながら、画像内に複数の人物が撮影されている場合は、それぞれの人物を抽出する。
照合モジュール1125は、誤差計算モジュール1127、位置属性対応付モジュール1129を有しており、人物位置座標導出モジュール1115、第2の位置属性計算モジュール120と接続されている。属性判定モジュール130は、位置属性対応付モジュール1129、解析結果蓄積モジュール135と接続されている。
照合モジュール1125、属性判定モジュール130は、人物位置座標導出モジュール1115によって設定された位置と、第2の位置属性計算モジュール120によって抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、その人物と第1の種類の人物であることを示す情報を対応付ける。
また、ここでの「予め定められた条件」として、例えば、複数の位置センシングモジュール182の位置から通信強度に応じた半径によって定まる領域が重複する位置に最も近い人物であることを条件としてもよい。この条件に適合する場合、つまり、人物位置座標導出モジュール1115によって設定された位置に最も近い人物に第1の種類の人物であることを示す属性を付与する。
誤差計算モジュール1127は、位置属性対応付モジュール1129と接続されている。誤差計算モジュール1127は、位置座標範囲L(t)と位置座標C (t)の誤差を計算する。例えば、位置座標範囲L(t)と位置座標C (t)のユークリッド距離を誤差として計算する。位置座標範囲L(t)については、点と領域である場合の2種類あるが、点については図14を用いて後述し、領域については図15を用いて後述する。
位置属性対応付モジュール1129は、誤差計算モジュール1127、属性判定モジュール130と接続されている。位置属性対応付モジュール1129は、誤差計算モジュール1127によって計算された位置座標範囲L(t)との誤差が最も少ないC (t)を同一人物であると判定する。そして、同一人物であるとされたL(t)とC (t)を人物Pに対応付ける。ある時刻t’において、対応付けがなされたL(t’)とC (t’)を、他の任意の時刻tにおいても対応を行う。
属性判定モジュール130は、位置属性対応付モジュール1129、解析結果蓄積モジュール135と接続されている。属性判定モジュール130は、位置属性対応付モジュール1129による比較結果に基づいて、カメラ画像内の位置座標を第1の種類の人物(例えば、店員)か、第2の種類の人物(例えば、顧客)かに判別する。具体的には、L(t)と同一人物と判定できるC (t)に、第1の種類の人物を示す属性を付与する。
また、属性判定モジュール130は、第1の種類の人物であることを示す情報を対応付けた以外の人物に第2の種類の人物であることを示す情報を対応付けるようにしてもよい。具体的には、第1の種類の人物であることを示す情報を対応付けされなかったC (t)に、第2の種類の人物を示す属性を付与する。
図12は、第3の実施の形態(人物位置座標導出モジュール1115)による処理例を示す説明図である。
図12(A)の例では、店舗図1220内に設置された第1の位置情報抽出モジュール180−1、180−2、180−3、180−4が携帯端末からの信号を受信する。図12(B)のグラフ例は、第1の位置情報抽出モジュール180−1が検知した信号波形を示している。図12(C)のグラフ例は、第1の位置情報抽出モジュール180−2が検知した信号波形を示している。ここでは、第1の位置情報抽出モジュール180−1、第1の位置情報抽出モジュール180−2、第1の位置情報抽出モジュール180−3が検知した信号の信号強度に応じた距離(それぞれr、r、r)で定まる領域1250を位置座標範囲L(t)として設定する。
そして、第2の位置属性計算モジュール120が抽出した人物のうち、L(t)に最も近い人物に店員を示す属性を付与する。
図13は、第3の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1302では、信号送受信モジュール110は、第1の位置情報抽出モジュール180の位置信号蓄積モジュール184から位置信号を受け付ける。
ステップS1304では、第2の位置属性計算モジュール120は、第2の位置情報抽出モジュール190の映像蓄積モジュール194から画像を受け付ける。
ステップS1306では、人物位置座標導出モジュール1115は、位置信号内に店員の電波があるか否かを判断し、ある場合(通信が行われた場合)はステップS1308へ進み、それ以外の場合はステップS1302に戻る。
ステップS1308では、人物位置座標導出モジュール1115は、その電波を検知した各基地局の電波強度に応じて半径rを決定する。
ステップS1310では、人物位置座標導出モジュール1115は、各基地局の位置から半径rの円の交点の位置をL(t)とする。
ステップS1312では、第2の位置属性計算モジュール120は、画像内から人物を抽出し、時系列に並べた各人の位置から動線を生成する。
ステップS1314では、誤差計算モジュール1127は、位置座標範囲L(t)とステップS1312で抽出した各人物の位置との距離を算出する。
ステップS1316では、位置属性対応付モジュール1129は、ステップS1314で算出した距離の最も少ない人物を抽出する。
ステップS1318では、属性判定モジュール130は、その人物を店員と判断する、又は、その他の人物を顧客と判断する。
ステップS1320では、解析結果蓄積モジュール135は、動線情報を属性(店員又は顧客)とともに蓄積する。
ステップS1322では、情報表示モジュール140は、属性に応じた動線を表示する。
図14は、第3の実施の形態による処理例を示す説明図である。第1の位置情報抽出モジュール180−1、第1の位置情報抽出モジュール180−2、第1の位置情報抽出モジュール180−3における信号強度に応じて、それぞれ半径r、r、rの領域を生成し、それらの領域が交点1410(1点)で交わっている。この場合、交点1410と第2の位置属性計算モジュール120が抽出した人物の位置との距離が最も短い人物を店員と判断することになる。
図15は、第3の実施の形態による処理例を示す説明図である。第1の位置情報抽出モジュール180−1、第1の位置情報抽出モジュール180−2、第1の位置情報抽出モジュール180−3における信号強度に応じて、それぞれ半径r、r、rの領域を生成し、それらの領域の交わっている箇所が領域1510である。つまり、信号強度に応じた領域の重複する部分が領域である場合(面積がある領域である場合)は、領域1510の中心と第2の位置属性計算モジュール120が抽出した人物の位置との距離が最も短い人物を店員と判断するようにしてもよいし、領域1510内にいる人物が1人である場合に、その人物を店員と判断するようにしてもよい。
図16を参照して、本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。図16に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1617と、プリンタ等のデータ出力部1618を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1601は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、第1の位置属性計算モジュール105、信号送受信モジュール110、人物位置座標範囲導出モジュール115、第2の位置属性計算モジュール120、照合モジュール125、属性判定モジュール130、解析結果蓄積モジュール135、情報表示モジュール140、第1の位置属性計算モジュール805、人物位置座標導出モジュール815、第1の位置属性計算モジュール1105、人物位置座標導出モジュール1115、照合モジュール1125、誤差計算モジュール1127、位置属性対応付モジュール1129等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1602は、CPU1601が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1603は、CPU1601の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1604により相互に接続されている。
ホストバス1604は、ブリッジ1605を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1606に接続されている。
キーボード1608、マウス等のポインティングデバイス1609は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ1610は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)1611は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1601によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、位置信号、画像、動線等が格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ1612は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1613に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1607、外部バス1606、ブリッジ1605、及びホストバス1604を介して接続されているRAM1603に供給する。リムーバブル記録媒体1613も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート1614は、外部接続機器1615を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1614は、インタフェース1607、及び外部バス1606、ブリッジ1605、ホストバス1604等を介してCPU1601等に接続されている。通信部1616は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1617は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1618は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図16に示す情報処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図16に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図16に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等に組み込まれていてもよい。
第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態の2つ以上を組み合わせてもよい。例えば、3つを組み合わせて、第1の種類の人物であることを示す情報を多数決で対応付けるようにしてもよい。また、スイッチ(ハードウェア的なスイッチ、ソフトウェア的なスイッチの両方を含む)を用いて、第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態のいずれかを利用できるようにしてもよい。また、構造物内に設置されている位置センシングモジュール182の密度、配置等に応じて、第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態のいずれかを選択するようにしてもよい。例えば、予め定められた密度以上である場合は第2の実施の形態を選択し、正三角形を形成するように配置されている場合は第3の実施の形態を選択し、それ以外の場合は第1の実施の形態を選択するようにしてもよい。
なお、前述の実施の形態において、ある位置センシングモジュール182(基地局等)の近傍にいる人物を、撮像モジュール192が撮影し、ある画像特徴を持つ人物が、その位置センシングモジュール182(基地局等)に近接するタイミングと、位置センシングモジュール182(基地局等又は携帯端末)が信号を受信するタイミングが、時間軸上で一致する場合に、その画像特徴を持つ人物を店員として判定するようにしてもよい。なお、ここでの一致には、完全一致の他に、両者の差分が予め定められた閾値内である場合を含む。
また、前述の実施の形態の説明において、予め定められた値との比較において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
105…第1の位置属性計算モジュール
110…信号送受信モジュール
115…人物位置座標範囲導出モジュール
120…第2の位置属性計算モジュール
125…照合モジュール
130…属性判定モジュール
135…解析結果蓄積モジュール
140…情報表示モジュール
180…第1の位置情報抽出モジュール
182…位置センシングモジュール
184…位置信号蓄積モジュール
190…第2の位置情報抽出モジュール
192…撮像モジュール
194…映像蓄積モジュール
200…構造物
280…通信装置
290…通信回線
800…情報処理装置
805…第1の位置属性計算モジュール
815…人物位置座標導出モジュール
1100…情報処理装置
1105…第1の位置属性計算モジュール
1115…人物位置座標導出モジュール
1125…照合モジュール
1127…誤差計算モジュール
1129…位置属性対応付モジュール

Claims (7)

  1. 構造物内の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末とが通信を行った場合、該第1の種類の人物の位置を、該通信装置から予め定められた距離内の領域に設定する設定手段と、
    前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、
    前記領域と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段
    を有する情報処理装置。
  2. 構造物内の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末とが通信を行った場合、該第1の種類の人物の位置を、該通信装置の位置に設定する設定手段と、
    前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、
    前記位置と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段
    を有する情報処理装置。
  3. 構造物内の複数の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末との間の通信強度に応じて、該人物の位置を設定する設定手段と、
    前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、
    前記位置と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段
    を有する情報処理装置。
  4. 前記対応付手段は、前記第1の種類の人物を示す情報を対応付けた以外の人物に第2の種類の人物を示す情報を対応付ける、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    構造物内の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末とが通信を行った場合、該第1の種類の人物の位置を、該通信装置から予め定められた距離内の領域に設定する設定手段と、
    前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、
    前記領域と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
  6. コンピュータを、
    構造物内の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末とが通信を行った場合、該第1の種類の人物の位置を、該通信装置の位置に設定する設定手段と、
    前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、
    前記位置と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
  7. コンピュータを、
    構造物内の複数の通信装置と、第1の種類の人物が所持する携帯端末との間の通信強度に応じて、該人物の位置を設定する設定手段と、
    前記構造物内の撮影装置によって撮影された画像から人物を抽出する抽出手段と、
    前記位置と前記抽出された人物の位置の関係が、予め定められた条件に適合する場合は、該人物と前記第1の種類の人物を示す情報を対応付ける対応付手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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