JP5678903B2 - Led駆動回路 - Google Patents

Led駆動回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5678903B2
JP5678903B2 JP2012017596A JP2012017596A JP5678903B2 JP 5678903 B2 JP5678903 B2 JP 5678903B2 JP 2012017596 A JP2012017596 A JP 2012017596A JP 2012017596 A JP2012017596 A JP 2012017596A JP 5678903 B2 JP5678903 B2 JP 5678903B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
constant current
circuit
led
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012017596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013157493A (ja
Inventor
田部 哲夫
哲夫 田部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2012017596A priority Critical patent/JP5678903B2/ja
Publication of JP2013157493A publication Critical patent/JP2013157493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5678903B2 publication Critical patent/JP5678903B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Led Devices (AREA)

Description

本発明はLED駆動回路に関するものである。
LED駆動回路(LED点灯装置)において、LEDの明るさを一定に維持しながら安定して点灯させるには、LEDを定電流駆動する必要があり、そのために定電流電源が用いられている。
LEDを用いた照明器具で十分な光量を得るには、複数個のLEDを直列接続したLEDストリングを複数個並列接続する手法がとられるが、1個の定電流電源から全てのLEDストリングに電流を供給する場合には、各LEDストリングに均等な電流が流れることを保証できない。
そこで、LEDストリング毎に定電流電源を個別に設ける構成が考えられるが、定電流電源を複数個用意するとなるとコストが増大することになる。
特許文献1には、各LEDストリングに駆動トランジスタを直列接続し、各駆動トランジスタから成るカレントミラー回路を設けることにより、1個の定電流電源から各駆動トランジスタを介して各ストリングに流れる駆動電流を均等化する技術が開示されている。
また、特許文献1には、各LEDストリングに抵抗素子を直列接続し、各抵抗素子の抵抗値を調節することにより、1個の定電流電源から各ストリングに流れる駆動電流を均等化する技術が開示されている。
特許文献2には、各LEDストリングに駆動トランジスタを直列接続し、各駆動トランジスタから成るカレントミラー回路を設けることにより、1個の定電流電源から各駆動トランジスタを介して各ストリングに流れる駆動電流を均等化すると共に、電流フィードバック抵抗および定電流制御回路を設けた技術が開示されている(段落[0026]参照)。
電流フィードバック抵抗は、駆動トランジスタのエミッタ抵抗に一端が接続され、他端が定電流電源に接続されている。
定電流制御回路は、電流フィードバック抵抗に発生する電圧から、各LEDストリング(直列回路部)に流れる駆動電流の総和に相当する総和電流を検知し、この総和電流が略一定の定電流となるように、定電流電源を制御する。
特開2007−96287号公報 特開2011−3649号公報
特許文献1,2において、カレントミラー回路を設ける技術では、カレントミラー回路の誤差により、各駆動トランジスタに流れる電流(各LEDストリングに流れる駆動電流)を高精度に均等化することが難しいという問題がある。
また、特許文献1において、カレントミラー回路を設ける技術では、定電流電源の出力電圧が不要に高い状態で動作点が固定した場合、各駆動トランジスタに大きな電流が流れるため、各駆動トランジスタの電力損失が大きくなるという問題がある上に、放熱が不十分であると駆動トランジスタの故障を引き起こすおそれもある。
尚、特許文献1には、定電流電源の出力電圧に係る動作点について一切記載されていない。
そして、特許文献1において、各抵抗素子の抵抗値を調節する技術では、個々の抵抗素子の抵抗値を最適に調節するのに多大な手間がかかるため、コストが増大するという問題がある。
特許文献2の技術では、定電流性制御回路による制御用の端子(フィードバック端子)を定電流電源に設ける必要があるが、そのような制御用の端子を設けた定電流電源は市販されていないため、カスタム設計された専用の定電流電源を用意しなければならず、コストが増大するという問題がある。
本発明は前記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、定電流電源に対して並列接続された複数個のLEDストリングのLEDに流れる駆動電流を高精度に均等化することが可能なLED駆動回路を低コストに提供することにある。
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、下記のように本発明の各局面に想到した。
<第1の局面>
第1の局面は、
出力電流が一定電流値になるような出力電圧を出力する1個の定電流電源と、
1個または直列接続された複数個のLEDから成り、前記定電流電源に対して並列接続された複数個のLEDストリングと、
前記定電流電源の出力電流を分割し、その分割した出力電流を、前記複数個のLEDストリングに流れる前記LEDの駆動電流とする電流分割回路と
を備えたLED駆動回路であって、
前記電流分割回路は、前記複数個のLEDストリング毎に設けられた定電流回路がリング状に接続されて構成され、
前記定電流回路は、前記LEDストリングに直列接続されて前記駆動電流が流れる駆動トランジスタを備え、前記駆動トランジスタに流れる電流が一定電流値になるように制御することにより、前記LEDストリングの前記LEDを定電流駆動し、
前記リング状に接続された各定電流回路は、前段の定電流回路の前記駆動トランジスタに流れる電流により、後段の定電流回路の前記駆動トランジスタに流れる電流を設定するLED駆動回路。
第1の局面では、リング状に接続された各定電流回路において、前段の定電流回路の駆動トランジスタに流れる電流により、後段の定電流回路の駆動トランジスタに流れる電流を設定するため、複数個のLEDストリングのLEDに流れる駆動電流を高精度に均等化することができる。
また、第1の局面によれば、簡単な回路構成でLED駆動回路を実現可能であるため、低コスト化を図ることができる。
<第2の局面>
第2の局面は、第1の局面において、
前記起動回路は、
前記定電流電源の電源投入時に出力電圧を徐々に上昇させて一定電圧値に安定化させることにより、定電流電源の動作点である出力電圧の電圧値を設定すると共に、
前記定電流電源の出力電圧が必要最低限の電圧値になるように、前記電流分割回路の動作点である前記駆動トランジスタに流れる電流値を設定する。
第2の局面では、定電流電源の動作点および電流分割回路の動作点が、定電流電源の電源投入時に起動回路によって設定されるため、定電流電源の出力電圧が不要に高い状態で動作点が固定するのを防止可能になり、駆動トランジスタの電力損失が増大するのを防ぐことができる。
<第3の局面>
第3の局面は、第1または第2の局面において、前記電流分割回路は前記定電流電源から電源が供給される。
第3の局面によれば、電流分割回路に電源を供給するための専用電源を設ける必要が無いため、低コスト化を図ることができる。
<第4の局面>
第4の局面は、第1〜3の局面において、前記駆動トランジスタの出力側端子には、その駆動トランジスタに流れる電流の設定用抵抗が接続されている。
第4の局面では、駆動トランジスタに流れる電流の設定用抵抗の抵抗値を適宜設定することにより、駆動トランジスタに流れる電流を所望の電流値にして、定電流電源の出力電流を所望の分割比で分割することができる。
<第5の局面>
第5の局面は、第2〜4の局面において、前記起動回路は、前記定電流電源の出力電圧または出力電流が変動したときに、前記定電流電源の動作点および前記電流分割回路の動作点を設定し直す。
第5の局面では、定電流電源に電源を供給している元電源(図示略)の電圧変動などの外乱により、定電流電源の出力電圧または出力電流が短期間変動した場合に、定電流電源の動作点および電流分割回路の動作点を設定し直すことが可能になり、電流分割回路の安定した動作点を維持することで正常な電流分割を実現できる。
<第6の局面>
第6の局面は、第1〜5の局面において、前記定電流回路は、前記駆動トランジスタを制御するオペアンプを備え、前記オペアンプの反転入力端子には、前記駆動トランジスタの出力側電圧が印加され、前記オペアンプの非反転入力端子には、前記前段の定電流回路の前記駆動トランジスタの出力側電圧が印加される。
第6の局面によれば、簡単な回路構成で定電流回路を実現可能であるため、低コスト化を図ることができる。
<第7の局面>
第7の局面は、第6の局面において、前記オペアンプは、前記定電流電源から電源が供給される。
第7の局面によれば、オペアンプに電源を供給するための専用電源を設ける必要が無いため、低コスト化を図ることができる。
<第8の局面>
第8の局面は、第1〜7の局面において、前記電流分割回路は、前記リング状に接続された複数個の定電流回路の発振を防止するための積分型位相補償回路を備える。
第8の局面によれば、リング状に接続された複数個の定電流回路が発振回路を構成して発振を起こすのを防止できる。
本発明を具体化した一実施形態のLED駆動回路10の回路図。 LED駆動回路10における起動回路12の別の構成例を示す回路図。 LED駆動回路10におけるLEDストリング13〜15の別の構成例を示す回路図。
図1に示すように、本実施形態のLED駆動回路10は、定電流電源11,起動回路12、LEDストリング(LED直列回路)13〜15(LED17)、電流分割回路16(定電流回路18a〜18c)、積分型位相補償回路19から構成されており、照明器具(図示略)に内蔵されている。
定電流電源11は市販の定電流電源ユニットであり、直流の出力電流が一定電流値になるような出力電圧Voを出力端子から出力する。
起動回路12は、NPNトランジスタQ4、コンデンサC1、抵抗R1,R2から構成されている。
トランジスタQ4のエミッタはアースに接続され、トランジスタQ4のコレクタは抵抗R1を介して定電流電源11の出力端子に接続されている。トランジスタQ4のベースは、抵抗R2からコンデンサC1を介して定電流電源11の出力端子に接続されると共に、抵抗R2から逆方向接続されたダイオードD1を介してアースに接続されている。
LEDストリング13は直列接続された3個のLED17から構成され、LEDストリング14は直列接続された4個のLED17から構成され、LEDストリング15は直列接続された5個のLED17から構成され、LEDストリング13〜15のアノード側は定電流電源11の出力端子に接続されている。
すなわち、LED駆動回路10は、3〜5個のLED17を直列接続したLEDストリング13〜15を3個並列接続している。
そして、LEDストリング13〜15は、定電流電源11に対して並列接続されている。
電流分割回路16は、アナログ式の定電流回路18a〜18cおよび抵抗R3〜R5から構成され、定電流回路18a〜18cは抵抗R3〜R5を介してリング状に接続されている。
定電流回路18aは、LEDストリング13のカソード側にコレクタが接続されたNPNトランジスタ(駆動トランジスタ)Q1と、トランジスタQ1のエミッタとアースとの間に接続された抵抗R6と、オペアンプOP1とから構成されている。
オペアンプOP1は、反転入力端子がトランジスタQ1のエミッタに接続され、出力端子が抵抗R7を介してトランジスタQ1のベースに接続され、非反転入力端子がコンデンサC2を介してアースに接続されると共に抵抗R5を介してトランジスタQ3のエミッタに接続されている。
定電流回路18bは、LEDストリング14のカソード側にコレクタが接続されたNPNトランジスタ(駆動トランジスタ)Q2と、トランジスタQ2のエミッタとアースとの間に接続された抵抗R8と、オペアンプOP2とから構成されている。
オペアンプOP2は、反転入力端子がトランジスタQ2のエミッタに接続され、出力端子が抵抗R9を介してトランジスタQ2のベースに接続され、非反転入力端子が抵抗R3を介してトランジスタQ1のエミッタに接続されている。
定電流回路18cは、LEDストリング15のカソード側にコレクタが接続されたNPNトランジスタ(駆動トランジスタ)Q3と、トランジスタQ3のエミッタとアースとの間に接続された抵抗R10と、オペアンプOP3とから構成されている。
オペアンプOP3は、反転入力端子がトランジスタQ3のエミッタに接続され、出力端子が抵抗R11を介してトランジスタQ3のベースに接続され、非反転入力端子が抵抗R4を介してトランジスタQ2のエミッタに接続されている。
駆動トランジスタQ1〜Q3は同一規格品であり、オペアンプOP1〜OP3も同一規格品である。
オペアンプOP1〜OP3は、プラス側電源端子が定電流電源11の出力端子に接続され、マイナス側電源端子がアースに接続されており、定電流電源11の出力電圧Voによって単電源動作を行う。
駆動トランジスタQ1〜Q3は、定電流電源11からLEDストリング13〜14を介してコレクタ電流が供給される。
そのため、電流分割回路16は、定電流電源11から電源が供給されることになる。
<LED駆動回路10の動作>
[電流分割回路16の動作]
次に、電流分割回路16の動作について説明する。
定電流回路18aは、定電流電源11からLEDストリング13へ直流電源が供給されているとき、オペアンプOP1の反転入力端子に入力された駆動トランジスタQ1のエミッタ電圧(負帰還電圧)が、オペアンプOP1の非反転入力端子に入力される基準電圧(参照電圧)Vr1と同じになるように、オペアンプOP1の出力電圧(駆動トランジスタQ1のベース電圧)を制御することにより、駆動トランジスタQ1に流れる電流(LEDストリング13に流れるLED17の駆動電流)が、基準電圧Vr1を抵抗R6の抵抗値R6で除算して得られる設定電流値(Vr1/R6)と同じになるようにフィードバック制御する。
その結果、LEDストリング13のLED17は定電流回路18aによって定電流駆動され、LEDストリング13のLED17の明るさは一定に維持される。
定電流回路18bは、定電流電源11からLEDストリング14へ直流電源が供給されているとき、オペアンプOP2の反転入力端子に入力された駆動トランジスタQ2のエミッタ電圧(負帰還電圧)が、オペアンプOP2の非反転入力端子に入力される基準電圧Vr2と同じになるように、オペアンプOP2の出力電圧(駆動トランジスタQ2のベース電圧)を制御することにより、駆動トランジスタQ2に流れる電流(LEDストリング14に流れるLED17の駆動電流)が、基準電圧Vr2を抵抗R8の抵抗値R8で除算して得られる設定電流値(Vr2/R8)と同じになるようにフィードバック制御する。
その結果、LEDストリング14のLED17は定電流回路18bによって定電流駆動され、LEDストリング14のLED17の明るさは一定に維持される。
定電流回路18cは、定電流電源11からLEDストリング15へ直流電源が供給されているとき、オペアンプOP3の反転入力端子に入力された駆動トランジスタQ3のエミッタ電圧(負帰還電圧)が、オペアンプOP3の非反転入力端子に入力される基準電圧Vr3と同じになるように、オペアンプOP3の出力電圧(駆動トランジスタQ3のベース電圧)を制御することにより、駆動トランジスタQ3に流れる電流(LEDストリング15に流れるLED17の駆動電流)が、基準電圧Vr3を抵抗R10の抵抗値R10で除算して得られる設定電流値(Vr3/R10)と同じになるようにフィードバック制御する。
その結果、LEDストリング15のLED17は定電流回路18cによって定電流駆動され、LEDストリング15のLED17の明るさは一定に維持される。
ここで、定電流回路18aの基準電圧Vr1は、前段の定電流回路18cの駆動トランジスタQ3のエミッタ電圧であり、駆動トランジスタQ3に流れる電流(LEDストリング15の駆動電流)によって設定(決定)される。
また、定電流回路18bの基準電圧Vr2は、前段の定電流回路18aの駆動トランジスタQ1のエミッタ電圧であり、駆動トランジスタQ1に流れる電流(LEDストリング13の駆動電流)によって設定される。
そして、定電流回路18cの基準電圧Vr3は、前段の定電流回路18bの駆動トランジスタQ2のエミッタ電圧であり、駆動トランジスタQ2に流れる電流(LEDストリング14の駆動電流)によって設定される。
このように、リング状に接続された定電流回路18a〜18cでは、前段の定電流回路の駆動トランジスタに流れる電流(前段の定電流回路に接続されたLEDストリングの駆動電流)により、後段の定電流回路の基準電圧が設定される。
そのため、抵抗R6,R8,R10を全て同じ抵抗値(例えば、50Ω)に設定した場合には、定電流回路18a〜18cが動作を開始した後に十分な時間が経過し、電流分割回路16の動作が安定して駆動トランジスタQ1〜Q3に流れる電流が安定状態になった時点では、基準電圧Vr1〜Vr3は同じ電圧値になり、駆動トランジスタQ1〜Q3に流れる電流も同じ電流値になる。
その結果、電流分割回路16によれば、抵抗R6,R8,R10を全て同じ抵抗値に設定した場合、定電流電源11の出力電流を1/3に等分割した電流値の駆動電流をLEDストリング13〜15に流すことができる。
尚、リング状に接続された定電流回路18a〜18cが発振するのを防止するため、抵抗R5およびコンデンサC2によって構成された積分型位相補償回路19が接続されている。
また、定電流回路18a〜18cの間に接続されている抵抗R3〜R5はそれぞれ、オペアンプOP2,OP3,OP1の非反転入力端子の入力電流を最適化するために設けられており、全て同じ抵抗値(例えば、1kΩ)に設定されている。
また、定電流回路18a〜18cにおいて、駆動トランジスタQ1〜Q3のベースに接続されている抵抗R7,R9,R11は、駆動トランジスタQ1〜Q3のベース電流を最適化するために設けられており、全て同じ抵抗値(例えば、10kΩ)に設定されている。
ここで、定電流電源11の出力電流を150mAとし、抵抗R6,R8,R10を全て50Ωに設定した場合において、LEDストリング13〜15の駆動電流のシミュレーション結果は、LEDストリング13の駆動電流が49.803mA、LEDストリング14の駆動電流が49.827mA、LEDストリング13の駆動電流が48.599mAになったため、電流分割回路16が各LEDストリング13〜15の駆動電流を高精度に均等化できることが分かった。
尚、理想的には、LEDストリング13〜15の駆動電流は全て、定電流電源11の出力電流の1/3である50mAになる筈である。
しかし、実際には、定電流電源11から電源が供給されるオペアンプOP1〜OP3の消費電流(例えば、2〜3mA)にバラツキがあることに加え、駆動トランジスタQ1〜Q3の電力損失にもバラツキがあるため、LEDストリング13〜15の駆動電流を厳密に均等化することは困難である。
LEDストリング13〜15の駆動電流を更に高精度に均等化するには、低消費電流のオペアンプOP1〜OP3を使用したり、駆動トランジスタQ1〜Q3として、電流駆動素子で電力損失の多いバイポーラトランジスタではなく、電力駆動素子で電力損失の少ないFET(Field Effect Transistor)を使用すればよい。
[起動回路12の動作]
次に、起動回路12の動作について説明する。
起動回路12は、定電流電源11の電源投入時に出力電圧Voを徐々に上昇させて所定時間(例えば、10msec)の経過後に一定電圧値に安定化させることにより、定電流電源11の動作点(出力電圧Voの電圧値)を設定する。
また、起動回路12は、出力電圧Voが必要最低限の電圧値になるように、電流分割回路16の動作点(駆動トランジスタQ1〜Q3に流れる電流値)を設定する。
そして、起動回路12は、定電流電源11の動作点および電流分割回路16の動作点が設定されると、起動回路12の起動機能を自動停止させる。
すなわち、定電流電源11は定電流源であり、電流分割回路16の定電流回路18a〜18cも定電流源であるため、定電流電源11の動作点および電流分割回路16の動作点は理論上無数に存在する。
そのため、定電流電源11の出力電圧Voがたまたま高い電圧値の状態で、定電流電源11の動作点および電流分割回路16の動作点が固定すると、LEDストリング13〜15の駆動電流(駆動トランジスタQ1〜Q3に流れる電流)が正確に均等化できていたとしても、電流分割回路16の電力損失(駆動トランジスタQ1〜Q3の電力損失)が大きくなる。
すると、LED駆動回路10の電力効率が悪化する上に、放熱が不十分であると駆動トランジスタQ1〜Q3の故障を引き起こすおそれがある。
そこで、定電流電源11の出力電圧Voが必要最低限の電圧値で、定電流電源11の動作点および電流分割回路16の動作点が設定されるように、起動回路12を用いて出力電圧Voを低い電圧値から除々に上昇させる。
尚、起動回路12による出力電圧Voの上昇速度は、電流分割回路16の応答速度(電流分割回路16の動作が安定して駆動トランジスタQ1〜Q3に流れる電流が安定状態になる速度)よりも遅ければ十分であり、電流分割回路16の電流分割数(LEDストリングの個数)に依存するが、3個のLEDストリング13〜15であれば数十msec/秒程度であればよい。
起動回路12において、トランジスタQ4のベース電流は、定電流電源11からコンデンサC1を介してトランジスタQ4のベースに供給される。
そのため、LED駆動回路10の動作は、以下の順番で行われる。
[1]コンデンサC1が充電されるにつれて、トランジスタQ4のベース電流が徐々に減少する。
[2]トランジスタQ4のコレクタ電流が減少する。ここで、定電流電源11の出力電流から、トランジスタQ4のコレクタ電流を差し引いた差分が、LEDストリング13〜15へ供給されて駆動電流となる。
[3]定電流電源11の出力電圧Voが徐々に上昇する。
[4]電流分割回路16が電流分割動作を行いながら、LEDストリング13〜15の駆動電流が徐々に増大する。
[5]トランジスタQ4のベース電流がゼロになる。
[6]起動回路12に流れる電流がゼロになり、起動回路12が自動停止する。
[7]定電流電源11の出力電流が全て、LEDストリング13〜15の駆動電流およびオペアンプOP1〜OP3の消費電流となる。
[8]電流分割回路16の動作が安定し、駆動トランジスタQ1〜Q3に流れる電流が安定状態になり、電流分割回路16の動作点が設定される。
[9]定電流電源11の出力電圧Voが必要最低限の電圧値で安定し、定電流電源11の動作点が設定される。ここで、出力電圧Voが必要最低限の電圧値で安定すれば、駆動トランジスタQ1〜Q3の電力損失は最小になる。
尚、LEDストリング13〜15はLED17の個数が異なるため、駆動トランジスタQ1〜Q3の電力損失も異なり、LED17の個数が少ないLEDストリングに接続された駆動トランジスタほど、そのコレクタ・エミッタ間電圧が高くなって電力損失が大きくなる。
つまり、3個のLED17から構成されたLEDストリング13に接続された駆動トランジスタQ1の電力損失が最も大きくなり、5個のLED17から構成されたLEDストリング15に接続された駆動トランジスタQ3の電力損失が最も小さくなる。
ここで、定電流電源11の出力電流を150mAとし、抵抗R6,R8,R10を全て50Ωに設定し、抵抗R1を50Ωに設定した場合には、定電流電源11の電源投入時に起動回路12のトランジスタQ4がオン動作し、定電流電源11の出力電流のほとんどがトランジスタQ4のコレクタ電流となる。
そのため、定電流電源11の電源投入時における出力電圧Voは、定電流電源11の出力電流と抵抗R1の抵抗値との乗算値である約7.5V(=150mA×50Ω)になる。
また、定電流電源11の出力電流を150mAとし、抵抗R6,R8,R10を全て50Ωに設定し、抵抗R1を50Ωに設定した場合において、駆動トランジスタQ3のコレクタ・エミッタ間電圧のシミュレーション結果は約165mVになり、駆動トランジスタQ3の電力損失のシミュレーション結果は、前記駆動電流(48.599mA)と前記コレクタ・エミッタ間電圧(約165mV)との乗算値である約8mWとなった。
このように、駆動トランジスタQ3の電力損失が約8mWと小さな電力値になったため、定電流電源11の出力電圧Voが必要最低限の電圧値で、定電流電源11の動作点および電流分割回路16の動作点が設定されていることが分かった。
<本実施形態の作用・効果>
本実施形態のLED駆動回路10によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
[A]電流分割回路16は、LEDストリング13〜15毎に設けられた定電流回路18a〜18cがリング状に接続されて構成されている。
定電流回路18a〜18cは、LEDストリング13〜15に直列接続されてLED17の駆動電流が流れる駆動トランジスタQ1〜Q3を備え、駆動トランジスタQ1〜Q3に流れる電流が一定電流値になるように制御することにより、LEDストリング13〜15のLED17を定電流駆動する。
リング状に接続された各定電流回路18a〜18cは、前段の定電流回路の駆動トランジスタに流れる電流により、後段の定電流回路の駆動トランジスタに流れる電流を設定するため、LEDストリング13〜15のLEDに流れる駆動電流を高精度に均等化することができる。
また、本実施形態によれば、簡単な回路構成でLED駆動回路10を実現可能であるため、低コスト化を図ることができる。
[B]定電流電源11の動作点および電流分割回路16の動作点が、定電流電源11の電源投入時に起動回路12によって設定されるため、定電流電源11の出力電圧Voが不要に高い状態で動作点が固定するのを防止可能になり、駆動トランジスタQ1〜Q3の電力損失が増大するのを防ぐことができる。
[C]電流分割回路16において、駆動トランジスタQ1〜Q3には定電流電源11からLEDストリング13〜15を介して電流が流れ、オペアンプOP1〜OP3には定電流電源11から電源が供給される。
従って、電流分割回路16(特に、オペアンプOP1〜OP3)に電源を供給するための専用電源を設ける必要が無いため、低コスト化を図ることができる。
[D]定電流回路18a〜18cは、駆動トランジスタQ1〜Q3を制御するオペアンプOP1〜OP3を備え、オペアンプOP1〜OP3の反転入力端子には、駆動トランジスタQ1〜Q3のエミッタ電圧(出力側電圧)が印加され、オペアンプOP1〜OP3の非反転入力端子には、前段の定電流回路の駆動トランジスタのエミッタ電圧が印加される。
従って、簡単な回路構成で定電流回路18a〜18cを実現可能であるため、低コスト化を図ることができる。
[E]電流分割回路16は、リング状に接続された定電流回路18a〜18cが発振回路を構成して発振を起こすのを、積分型位相補償回路19によって防止できる。
<別の実施形態>
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、前記実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
[ア]図2に示すように、起動回路12を構成してもよい。尚、図2において、図1と共通の構成部材については符号を等しくしてある。
図2に示す起動回路12は、NPNトランジスタQ4〜Q8、PNPトランジスタQ9,Q10、抵抗R1,R21〜R33、コンデンサC1〜C3、ダイオードD1〜D4、ツェナーダイオードD5、オペアンプOP4から構成されている。
図2に示す起動回路12では、図1に示す電流分割回路16の動作が安定した後に、定電流電源11の出力電圧Vo(または出力電流)が低下すると、コンデンサC1に蓄えられていた電荷が放出され、C1に直列接続されているダイオードD1,D2に電流が流れるため、ダイオードD2のカソード電圧はアース電圧よりも低い負電位になり、トランジスタQ6がオン動作することから、出力電圧Vo(または出力電流)が低下変動を起こしたことが検出できる。
そして、出力電圧Vo(または出力電流)の低下変動を検出後には、トランジスタQ10→トランジスタQ7→オペアンプOP4→トランジスタQ5→トランジスタQ9がこの順番で動作し、コンデンサC1を略短絡して放電させることにより、起動回路12の起動機能をリセットさせた後に再起動(再スタート)させることができる。
すなわち、図2に示す起動回路12では、定電流電源11の起動時だけでなく、定電流電源11の出力電圧Vo(または出力電流)の低下変動時にも起動機能が働く。
定電流電源11に電源を供給している元電源(図示略)の電圧変動などの外乱により、定電流電源11の出力電圧Vo(または出力電流)が短期間低下した場合に、出力電圧Vo(または出力電流)が大きく低下すると、電流分割回路16の動作点が変動し、電流分割回路16による電流分割機能が損なわれるおそれがある。
そこで、定電流電源11の出力電圧Vo(または出力電流)の低下変動を検出した場合には、図2に示す起動回路12の起動機能をリセットさせた後に再起動させることにより、定電流電源11の動作点および電流分割回路16の動作点を設定し直すことが可能になり、電流分割回路16の安定した動作点を維持することで正常な電流分割を実現できる。
[イ]図3に示すように、LEDストリング13〜15を構成してもよい。尚、図3において、図1と共通の構成部材については符号を等しくしてある。
図3に示すLEDストリング13〜15では、同じ抵抗値(例えば、100MΩ)のブリーダ抵抗R40が全てのLED17に並列接続されている。
このようにすれば、個々のLED17の内部抵抗にバラツキがあっても、全てのLED17の両端間電圧をブリーダ抵抗R40によって均一化することが可能になり、全てのLED17を均等に発光させることができるため、照明器具の発光ムラを防止できる。
[ウ]前記実施形態では、LEDストリング13〜15を構成するLED17の個数を異ならせてあるが、LEDストリング13〜15を構成するLED17の個数を同じにしてもよい。
[エ]前記実施形態では、出力電流値が固定された定電流電源11を使用している。
しかし、前記実施形態は、電流分割回路16による分割電流値(LEDストリング13〜15の駆動電流)を固定していないため、出力電流値を可変可能な定電流電源11を使用することもできる。
[オ]前記実施形態の電流分割回路16では、抵抗R6,R8,R10を全て同じ抵抗値に設定し、駆動トランジスタQ1〜Q3に流れる電流を均等化することにより、定電流電源11の出力電流を1/3ずつに等分割している。
しかし、抵抗R6,R8,R10の抵抗値を適宜設定することにより、駆動トランジスタQ1〜Q3に流れる電流を所望の電流値にして、定電流電源11の出力電流を所望の分割比で分割してもよい。
この場合、駆動トランジスタQ1〜Q3に流れる電流の比は、駆動トランジスタQ1〜Q3のエミッタ抵抗である抵抗R6,R8,R10の抵抗値R6,R8,R10の逆数の比となる。
すなわち、トランジスタQ1に流れる電流:トランジスタQ2に流れる電流:トランジスタQ3に流れる電流=1/R6:1/R8:1/R10 となる。
つまり、駆動トランジスタQ1〜Q3のエミッタ(出力側端子)に接続された抵抗R6,R8,R10は、駆動トランジスタQ1〜Q3に流れる電流(LEDストリング13〜15の駆動電流)の設定用抵抗として機能する。
本発明は、前記各局面および前記実施形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様も本発明に含まれる。本明細書の中で明示した論文、公開特許公報、特許公報などの内容は、その全ての内容を援用によって引用することとする。
10…LED駆動回路
11…定電流電源
12…起動回路
13〜15…LEDストリング
16…電流分割回路
17…LED
18a〜18c…定電流回路
19…積分型位相補償回路(抵抗R5、コンデンサC2)
Q1〜Q3…駆動トランジスタ
OP1〜OP3…オペアンプ
R6,R8,R10…設定用抵抗

Claims (7)

  1. 出力電流が一定電流値になるような出力電圧を出力する1個の定電流電源と、
    1個または直列接続された複数個のLEDから成り、前記定電流電源に対して並列接続された複数個のLEDストリングと、
    前記定電流電源の出力電流を分割し、その分割した出力電流を、前記複数個のLEDストリングに流れる前記LEDの駆動電流とする電流分割回路と、
    起動回路と
    を備えたLED駆動回路であって、
    前記電流分割回路は、前記複数個のLEDストリング毎に設けられた定電流回路がリング状に接続されて構成され、
    前記定電流回路は、前記LEDストリングに直列接続されて前記駆動電流が流れる駆動トランジスタを備え、前記駆動トランジスタに流れる電流が一定電流値になるように制御することにより、前記LEDストリングの前記LEDを定電流駆動し、
    前記リング状に接続された各定電流回路は、前段の定電流回路の前記駆動トランジスタに流れる電流により、後段の定電流回路の前記駆動トランジスタに流れる電流を設定し、
    前記起動回路は、前記定電流電源の電源投入時に出力電圧を徐々に上昇させて一定電圧値に安定化させることにより、前記定電流電源の動作点である出力電圧の電圧値を設定すると共に、前記定電流電源の出力電圧が必要最低限の電圧値になるように、前記電流分割回路の動作点である前記駆動トランジスタに流れる電流値を設定するLED駆動回路。
  2. 前記電流分割回路は前記定電流電源から電源が供給される、請求項1に記載のLED駆動回路。
  3. 前記駆動トランジスタの出力側端子には、その駆動トランジスタに流れる電流の設定用抵抗が接続されている、請求項1または請求項2に記載のLED駆動回路。
  4. 前記起動回路は、前記定電流電源の出力電圧または出力電流が変動したときに、前記定電流電源の動作点および前記電流分割回路の動作点を設定し直す、請求項1〜3のいずれか1項に記載のLED駆動回路。
  5. 前記定電流回路は、前記駆動トランジスタを制御するオペアンプを備え、
    前記オペアンプの反転入力端子には、前記駆動トランジスタの出力側電圧が印加され、
    前記オペアンプの非反転入力端子には、前記前段の定電流回路の前記駆動トランジスタの出力側電圧が印加される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のLED駆動回路。
  6. 前記オペアンプは、前記定電流電源から電源が供給される、請求項5に記載のLED駆動回路。
  7. 前記電流分割回路は、前記リング状に接続された複数個の定電流回路の発振を防止するための積分型位相補償回路を備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載のLED駆動回路。
JP2012017596A 2012-01-31 2012-01-31 Led駆動回路 Expired - Fee Related JP5678903B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012017596A JP5678903B2 (ja) 2012-01-31 2012-01-31 Led駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012017596A JP5678903B2 (ja) 2012-01-31 2012-01-31 Led駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013157493A JP2013157493A (ja) 2013-08-15
JP5678903B2 true JP5678903B2 (ja) 2015-03-04

Family

ID=49052390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012017596A Expired - Fee Related JP5678903B2 (ja) 2012-01-31 2012-01-31 Led駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5678903B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015119241B4 (de) 2015-11-09 2022-07-21 Chromasens Gmbh Stromsteuerschaltung und Schaltungsanordnung damit
JP6554123B2 (ja) 2017-01-16 2019-07-31 矢崎総業株式会社 発光装置
CN107147290A (zh) * 2017-06-07 2017-09-08 联想(北京)有限公司 电源模块及电源系统
JP7089123B2 (ja) * 2019-01-25 2022-06-21 ルミレッズ ホールディング ベーフェー Rgbカラーチューニング用のハイブリッド駆動スキーム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7847783B2 (en) * 2005-10-11 2010-12-07 O2Micro International Limited Controller circuitry for light emitting diodes

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013157493A (ja) 2013-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI509959B (zh) 電子電路及提供調節電壓給負載之方法
TW201034371A (en) Load driving device and liquid crystal display using such load driving device
TWI419608B (zh) 發光二極體驅動裝置
JP5678903B2 (ja) Led駆動回路
JP2004111827A (ja) 半導体レーザの光出力制御回路
JP2007165001A (ja) Led点灯装置
JP4933948B2 (ja) Led駆動回路及び発光装置
JP2016129126A (ja) 照明システムおよび照明器具
JP2013143468A (ja) 発光素子駆動装置
WO2017057401A1 (ja) Led駆動回路
JP2009231580A (ja) Led駆動モジュール
JP2010109006A (ja) 発光素子駆動回路
JP2008283206A (ja) Led点灯装置
EP2611262B1 (en) Vehicle lighting device
TWI600346B (zh) 發光二極體驅動模組
JP2014010591A (ja) 定電流制御回路
JP2011258616A (ja) Led駆動回路
JP5788762B2 (ja) 発光素子の駆動回路およびそれを用いた発光装置、ディスプレイ装置
TW202203709A (zh) 發光元件的驅動電壓的調整裝置及其調整方法
JP6256830B2 (ja) 照明装置
KR102375475B1 (ko) 전류 제어식 전압을 전달하기 위한 배열 및 방법
JP2021140904A (ja) 発光素子用駆動装置
JP7097049B2 (ja) 発光ダイオードの駆動回路
KR20110012509A (ko) 전원 공급 장치
JP6519518B2 (ja) Led点灯回路およびled点灯方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5678903

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees