JP5676846B2 - ヘリコバクター属の微生物由来の核酸を特異的に増幅するためのプライマーセット、前記微生物を検知および/または分類するための方法 - Google Patents
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(1)ヘリコバクター属の微生物由来の核酸を特異的に増幅するためのLAMP増幅用核酸プライマーセットであって、前記LAMP増幅用核酸プライマーセットはFIPプライマー、F3プライマー、BIPプライマーおよびB3プライマーを具備し、これらのプライマーはF1、F2、F3、B1c、B2cおよびB3c領域を次の配列とすることを特徴とするプライマーセット:
当該F1領域は配列番号1またはその相補配列により示されるポリヌクレオチドを含み、
当該F2領域は配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5および配列番号6並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなる群より少なくとも1選択されるポリヌクレオチドを含み、
当該F3領域は配列番号7またはその相補配列により示されるポリヌクレオチドを含み、
当該B1c領域は配列番号8またはその相補配列により示されるポリヌクレオチドを含み、
当該B2c領域は配列番号9またはその相補配列により示されるポリヌクレオチドを含み、および
当該B3c領域は配列番号10またはその相補配列により示されるポリヌクレオチドを含む;
(2)ヘリコバクター属の微生物を検知および/または分類する方法であって、
試料に含まれる核酸を(1)に記載のプライマーセットを用いてLAMP増幅することと、
前記LAMP増幅により生じた反応産物と、
配列番号31、32、33、34、35、36および37並びにその相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
配列番号38、39、40、41、42、43、44および45並びにその相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
配列番号46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65および66並びにその相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
配列番号67、68、69、70、71、72および73並びにその相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
配列番号74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84および85並びにその相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、および/または
配列番号86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118および119並びにその相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と
を反応することと、
前記反応の結果から、試料に存在するヘリコバクター属の微生物を検知および/または分類することと
を具備する方法;
である。
本発明の1態様に従うと、ヘリコバクター属の微生物由来の核酸を特異的に増幅するためのLAMP増幅用核酸プライマーセットが提供される。
本発明は更に、上述のポリペプチドプライマーにより増幅されたヘリコバクター属の微生物に由来する核酸を検知および/または分類するためのプローブおよびプローブセットを提供する。
本発明に従うと、ヘリコバクター属の微生物の検知および/または分類するためのアッセイキットが提供されてもよい。そのようなアッセイキットは、上述のプライマーまたはプライマーセットとプローブまたはプローブセットとを含めばよい。当該アッセイキットは、当該プライマーまたはプライマーセットおよびプローブまたはプローブセットに加えて、LAMP増幅に必要なバッファーを含んでもよく、ハイブリダイゼーションに必要なバッファー、並びにそこにおいて当該増幅および/またはハイブリダイゼーションを行うための容器を具備してもよい。
本発明に従うと、更に、ヘリコバクター属の微生物を検知および/または分類する方法が提供される。当該検知および/または分類する方法は、上記したプライマー、プローブおよび増幅方法を利用することによって、更に、ヘリコバクター属に分類される微生物の検知および属レベルまたは種レベルで遺伝子型分類を行う方法である。
本発明に従うプライマーから任意に選択される少なくとも1つのプライマーを含む複数のプライマーを使用して、LAMP反応により試料について核酸鎖増幅反応を行う工程と、
前記増幅反応後に増幅産物の有無を検知する工程と、
を具備すればよい。当該試料は、予め核酸を抽出する工程に供されてもよい。
以下に、本発明による核酸検知方法について例を用いて具体的に説明する。
LAMP反応用プライマーとして、上記表4に記載された配列を合成により準備した。即ち、FIP−1プライマーとして配列番号25、FIP−2プライマーとして配列番号26、FIP−3プライマーとして配列番号27、FIP−4プライマーとして配列番号28、FIP−4プライマーとして配列番号29およびBIPプライマーとして配列番号30により示されるポリヌクレオチドを合成した。
LAMP反応溶液は以下の表3の組成の溶液に前記合成プライマーと以下に記す増幅のためのテンプレートを添加して調製した。
温度は63℃、時間は1時間として核酸増幅を行った。この時、鋳型核酸の代わりに滅菌水を添加したものをネガティブコントロール(negative control)として用いた。増幅したLAMP産物をアガロースゲル電気泳動で確認した。その結果、LAMP産物に典型的なラダー状のパターンが現れた(図7)。一方、鋳型核酸を含まない場合、或いは、比較対照としてヘリコバクター属以外の生物種、例えば、ウォリネラ(Wolinela)、カンピロバクター.フェタス(C.fetus)、カンピロバクター.コリ(C.coli)、カンピロバクター.ジュジュニ(C.jujuni)、アルコバクター(Arcobacter)に由来する核酸を添加した場合には全く増幅が見られなかった。以上より、選択したプライマーセットを用いて、配列特異的にヘリコバクター属の増幅が可能である事が示された。
図5に示すような核酸プローブ固定化スライドガラスを作製した。スライドガラス6の第一の面に、表5に示した塩基配列により示されるポリヌクレオチドからなり、且つ3’末端がアミノ基で修飾されたプローブを、配列毎にスポットした。また、同様にネガティブコントロールプローブもスポットした。その後、超純水で洗浄し、風乾した。これにより、固定化領域に配列毎に固定化されたプローブ1〜プローブ5を含むプローブ群を具備する核酸プローブ固定化スライドガラス7を得た。
上記(3)で増幅したLAMP産物を用いてハイブリダイゼーションを行った。なお、後述する蛍光検出に使用する場合には、基質としてCy5標識dCTPを適量混合したdNTPsを使用して増幅反応を行うことによって得られたCy5標識LAMP産物を使用した。(4)で作製した核酸チップに対し1/9容の20×SSCを添加したCy5標識LAMP産物を滴下、35℃で60分間静置することによってハイブリダイゼーション反応を行った。その後、超純水で軽く洗浄した。蛍光強度は、アマシャム社のTyhoonを用いて検知した。
蛍光測定の結果、ヘリコバクター属に分類される微生物を含む試料を当該プライマーで増幅したときの増幅産物を適用した場合、ヘリコバクター属をユニバーサルに検出可能な特異的なプローブを固定化したスポットから有意な蛍光が検知された。また、ヘリコバクター・ヘパティカス(H. hepaticus)、ヘリコバクター・ムリダルム(H.muridarum)、ヘリコバクター・タイフォロニウス(H.typhlonius)、ヘリコバクター・ピロリ(H.pylori)を含む試料を当該プライマーで増幅したときの増幅産物を適用した場合には、それぞれの微生物種に特異的なプローブを固定化したスポットからとユニバーサルなプローブを固定化したスポットから有意な蛍光が検知された。なお、鋳型核酸を含まない系で増幅反応を行って得られた反応産物を適用した場合と、比較対照であるヘリコバクター属以外の生物種、ウォリネラ(Wolinela)、カンピロバクターフェタス(C.fetus)、カンピロバクター.コリ(C.coli)、カンピロバクタージュジュニ(C.jujuni)、アルコバクター(Arcobacter)由来の核酸を含む試料を増幅反応に供して得られた反応産物を適用した場合には優位な信号は全く得られなかった。
図6に示すような核酸プローブ固定化電極を作製した。基板10に配置された金電極11に対して、表8に示す各塩基配列からなり、その3’末端がチオール修飾されたプローブをスポットすることにより配列毎に固定化した。また、同様にネガティブコントロールプローブもスポットした。その後、超純水で洗浄し、風乾し、電流検知型の核酸チップを作製した。
(7)で作製した核酸チップを2×SSCの塩を添加したLAMP産物に浸漬し、35℃で60分間静置することによってハイブリダイゼーション反応を行った。更に、この電極を挿入剤であるヘキスト33258溶液を50μM含むリン酸緩衝液中に15分間浸漬した後、ヘキスト33258分子の酸化電流応答を測定した。
電流測定の結果、ヘリコバクター属に分類される微生物を含む試料を当該プライマーで増幅したときの増幅産物を適用した場合、ヘリコバクター属をユニバーサルに検出可能な特異的なプローブを固定化したスポットから有意な電流信号が検知された。また、ヘリコバクター・ヘパティカス(H. hepaticus)、ヘリコバクター・ムリダルム(H.muridarum)、ヘリコバクター・タイフォロニウス(H.typhlonius)、ヘリコバクター・ピロリ(H.pylori)を含む試料を当該プライマーで増幅したときの反応産物を適用した場合、それぞれの微生物種に特異的なプローブを固定化した電極からのみ有意な電流信号が検知された。結果を図8に示す。図8A〜Fにおいて「nega」は、ネガティブコントロールプローブを表す。
2・・・プローブ
3・・・プローブ
4・・・プローブ
5・・・プローブ
6・・・スライドガラス
10・・・基板
11・・・金電極
12・・・接続部
13・・・プローブ
14・・・プローブ
15・・・プローブ
16・・・プローブ
17・・・プローブ
18・・・核酸プローブ固定化電極
Claims (13)
- ヘリコバクター属の微生物由来の核酸を特異的に増幅することにより、ヘリコバクター属の微生物を検知および/または分類するために使用される増幅産物を製造するためのLAMP増幅用核酸プライマーセットであって、前記LAMP増幅用核酸プライマーセットは1種以上のFIPプライマー、F3プライマー、BIPプライマー、およびB3プライマーを具備し、前記FIPプライマーは5’側にF1c配列を含み、且つ3’側にF2配列を含み、前記F3プライマーは、F3配列を含み、BIPプライマーは、5’側にB1c配列を含み、且つ3’側にB2配列を含み、B3プライマーは、B3配列を含み、
当該F1c配列は、配列番号1の相補配列により示されるポリヌクレオチドを含み、
当該F2配列は、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5および配列番号6によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなる群より選択されるポリヌクレオチドを含み、
当該F3配列は、配列番号7により示されるポリヌクレオチドを含み、
当該B1c配列は、配列番号8により示されるポリヌクレオチドを含み、
当該B2配列は、配列番号9の相補配列により示されるポリヌクレオチドを含み、および
当該B3配列は、配列番号10の相補配列により示されるポリヌクレオチドを含む、
LAMP増幅用核酸プライマーセット。 - ヘリコバクター属の微生物由来の核酸を特異的に増幅することにより、ヘリコバクター属の微生物を検知および/または分類するために使用される増幅産物を製造するためのLAMP増幅用核酸プライマーセットであって、前記LAMP増幅用核酸プライマーセットは、1種以上のFIPプライマー、F3プライマー、BIPプライマーおよびB3プライマーを具備し、
当該FIPプライマーは、配列番号25、配列番号26、配列番号27、配列番号28および配列番号29からなる群より選択される配列により示されるポリヌクレオチドからなり、
当該F3プライマーは、配列番号7により示されるポリヌクレオチドからなり、
当該BIPプライマーは、配列番号30により示されるポリヌクレオチドからなり、
当該B3プライマーは、配列番号10の相補配列により示されるポリヌクレオチドからなる
プライマーセット。 - ヘリコバクター属の微生物の検知および/または分類するためのアッセイキットであって、
請求項1または2の何れか1項に記載のプライマーセットと、
前記プライマーセットを用いて得られた増幅産物からヘリコバクター属の微生物を特異的に検出するためのプローブであり、配列番号31、32、33、34、35、36および37並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
を含むことを特徴とするアッセイキット。 - ヘリコバクター属の微生物の検知および/または分類するためのアッセイキットであって、
請求項1または2の何れか1項に記載のプライマーセットと、
前記プライマーセットを用いて得られた増幅産物からヘリコバクター・へパティクス、ヘリコバクター・ムリダルム、ヘリコバクター・タイフォロニウスおよびヘリコバクター・ピロリを特異的に検出するためのプローブであり、配列番号38、39、40、41、42、43、44および45並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
を含むことを特徴とするアッセイキット。 - ヘリコバクター属の微生物の検知および/または分類するためのアッセイキットであって、
請求項1または2の何れか1項に記載のプライマーセットと、
前記プライマーセットを用いて得られた増幅産物から所望の種を検出するためのプローブであり、配列番号46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65および66並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
を含むことを特徴とするアッセイキット。 - ヘリコバクター属の微生物の検知および/または分類するためのアッセイキットであって、
請求項1または2の何れか1項に記載のプライマーセットと、
前記プライマーセットを用いて得られた増幅産物から所望の種を検出するためのプローブであり、配列番号67、68、69、70、71、72および73並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
を含むことを特徴とするアッセイキット。 - ヘリコバクター属の微生物の検知および/または分類するためのアッセイキットであって、
請求項1または2の何れか1項に記載のプライマーセットと、
前記プライマーセットを用いて得られた増幅産物から所望の種を検出するためのプローブであり、配列番号74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84および85並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
を含むことを特徴とするアッセイキット。 - ヘリコバクター属の微生物の検知および/または分類するためのアッセイキットであって、
請求項1または2の何れか1項に記載のプライマーセットと、
前記プライマーセットを用いて得られた増幅産物から所望の種を検出するためのプローブであり、配列番号86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118および119並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
を含むことを特徴とするアッセイキット。 - ヘリコバクター属の微生物に由来する核酸を特異的に増幅する方法であって、試料を請求項1または2の何れか1項に記載のプライマーセットを用いてLAMP増幅することを具備する方法。
- ヘリコバクター属の微生物を検知する方法であって、
試料に含まれる核酸を請求項1または請求項2の何れか1項に記載のプライマーセットを用いてLAMP増幅することと、
前記LAMP増幅により生じた増幅産物の有無に基づいて、前記試料中のヘリコバクター属の微生物の存在の有無を判定することと
を具備する方法。 - ヘリコバクター属の微生物を検知および/または分類する方法であって、
試料に含まれる核酸を請求項1または請求項2の何れか1項に記載のプライマーセットを用いてLAMP増幅することと、
前記LAMP増幅により生じた反応産物と、
配列番号31、32、33、34、35、36および37並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
配列番号38、39、40、41、42、43、44および45並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
配列番号46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65および66並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、配列番号67、68、69、70、71、72若しくは73またはそれらの相補配列で示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、
配列番号74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84および85並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と、および/または
配列番号86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118および119並びにそれらの相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるプローブ群から選択される少なくとも1と
を反応することと、
前記反応の結果から、試料に存在するヘリコバクター属の微生物を検知および/または分類することと
を具備する方法。 - 請求項11に記載の方法であって、前記プローブ群が基体に固定されていることを特徴とする方法。
- ヘリコバクター属の微生物由来の核酸を請求項1または2に記載のプライマーセットによりLAMP増幅することにより得られ、F1、F2c、F1c、B1、B2およびB1c領域をこの順番で含むステム・アンド・ループ構造核酸またはこれに相補的な核酸を含むLAMP増幅産物であって、
当該F1領域は、配列番号1により示されるポリヌクレオチドからなり、
F2領域は、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5および配列番号6によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなる群より選択されるポリヌクレオチドを含み、
当該B1c領域は、配列番号8により示されるポリヌクレオチドからなり、
B2c領域は、配列番号9により示されるポリヌクレオチドからなり、および
当該F1領域、当該F2領域、当該B1領域および当該B2領域の配列は、それぞれ当該F1c領域、当該F2c領域、当該B1c領域および当該B2c領域の配列と互いに相補的である、
ヘリコバクター属の微生物の検知および/または分類のためのLAMP増幅産物。
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