JP5676193B2 - クレーン - Google Patents

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本発明は、海上輸送用コンテナを荷役する荷役装置としてトロリから懸吊したヘッドブロックと、ヘッドブロックの下方に連結したスプレッダを有するクレーンに関するものである。
海上輸送用コンテナの荷役に、岸壁クレーン(橋形クレーン)、及び門型クレーン等(以下、クレーンと言う)を使用している。図9に、岸壁クレーン又は門型クレーン等が有するスプレッダ1Xとヘッドブロック2Xを示す。図9に示す様に、ヘッドブロック2Xの下方に、スプレッダ1Xを連結している。このスプレッダ1Xは、伸縮アーム42を有している(例えば、特許文献1の図4、特許文献2、及び特許文献3の図1参照)。この伸縮アーム42は、スプレッダ1Xに搭載した油圧ユニット又は電動機構等の動力機構により、伸縮するように構成している。
この伸縮アーム42の伸縮動作は、クレーン操作室からヘッドブロック2Xを介して、スプレッダ1Xの動力機構に動力及び指示信号を伝達して行うように構成している。この伝達はケーブル43を介して行う。
クレーンは、この伸縮アーム42の伸縮により、異なる長さを有するコンテナ40を荷役することができる。なお、主なコンテナ40は、全長が20ft又は40ftとなっている。また、45ftなど異なるサイズのコンテナも存在している。更に、特許文献3に記載しているように、20ftコンテナを2つ同時に荷役することもできる。
しかしながら、上記のスプレッダ1Xは、以下の問題点を有している。第1に、スプレッダ1Xの重量が大きく、荷役作業におけるエネルギー効率が低いという問題を有している。つまり、クレーンは、コンテナ40と共に、このコンテナ40と同程度の重量を有する吊り具(スプレッダ1X及びヘッドブロック2X等)を、常時巻き上げなくてはならない。
クレーンは、この吊り具を巻き上げるエネルギーと、伸縮アームを動作するためのエネルギーが必要であり、消費エネルギーが増大している。なお、クレーンのサイズにより差異はあるが、例えば、動力機構を有するスプレッダ1Xの重量は約15t、ヘッドブロック2Xは約5tとなっている。また、搭載している積荷の重量にもよるが、20ftコンテナは総重量で最大約24t、40ftコンテナは総重量で最大約30tとなっている。
第2に、スプレッダ1Xの交換を行う場合、作業員によりスプレッダ1Xとヘッドブロック2Xの連結作業が必要となるという問題を有している。このため、人件費がかかり、且つ交換作業のために多くの時間がかかってしまう。つまり、スプレッダ1Xとヘッドブロック2Xの連結作業は、構造的に連結する作業に加え、ヘッドブロック2Xからスプレッダ1Xに動力を伝達するために、動力の連結作業が必要となる。具体的には、電源ケーブル等の接続作業が必要となる。なお、スプレッダ1Xは、荷役作業時にコンテナ40等に衝突し、変形する可能性が高く、交換が必要となることが多々ある消耗品である。
第3に、ツイストロックの動作が不安定となる問題を有している。これは、スプレッダ及びヘッドブロックがコンテナへの接触等により10G以上の衝撃を受けるため、スプレッダに設置した油圧ユニット又は電動アクチュエータ等が動作不良を起すという問題である。また、油圧ユニット又は電動アクチュエータ等が風雨等の影響により劣化し、動作不
良を起すという問題も有している。
特許3026495号公報 実開昭63−41084号公報 特開平10−194657号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、海上輸送用コンテナを荷役する荷役装置としてトロリから懸吊したヘッドブロックと、ヘッドブロックの下方に連結したスプレッダを有するクレーンにおいて、スプレッダの軽量化を実現し、クレーンのエネルギー効率を向上したクレーンを提供することである。また、クレーンオペレータ1人でスプレッダの交換作業を行えるクレーンを提供することである。更に、ツイストロックの動作の安定性を高めたクレーンを提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係るクレーンは、海上輸送用コンテナを荷役する荷役装置としてトロリから懸吊したヘッドブロックと、前記ヘッドブロックの下方に連結したスプレッダを有するクレーンにおいて、前記スプレッダが、前記コンテナと連結及び連結解除するツイストロックと、前記ツイストロックに接続したリンク部材で構成するリンク機構と、前記リンク部材に設置した作動部材を有しており、前記ヘッドブロックが、前記作動部材と連結して前記作動部材に動力を伝達する連結部と、前記連結部を動作するための駆動装置を有していることを特徴とする。
この構成により、スプレッダに搭載する動力機構が不要となり、スプレッダを軽量化することができる。このスプレッダの軽量化により、クレーンのエネルギー効率を向上することができる。また、スプレッダとヘッドブロックを連結する際に、電源ケーブル等の連結作業が不要となるため、クレーンオペレータ1人で連結作業を行うことができる。
上記のクレーンにおいて、前記クレーンが、少なくとも20ftコンテナ用スプレッダ及び40ftコンテナ用スプレッダを有し、前記スプレッダのいずれか1つを、前記ヘッドブロックに連結することを特徴とする。この構成により、クレーンは従来と同様、異なるサイズのコンテナを荷役することができる。
上記のクレーンにおいて、前記リンク機構の少なくとも一部を、前記スプレッダを構成するフレーム内に配置したことを特徴とする。この構成により、リンク機構の耐久性を向上することができる。
上記のクレーンにおいて、前記スプレッダが、少なくとも4つのツイストロックを有し、前記リンク機構が、複数の前記ツイストロックを連結する前記リンク部材を有し、前記リンク部材の少なくとも1つが前記作動部材を有しており、前記作動部材に伝達した動力により、前記リンク機構が動作し、前記リンク機構の動作により前記ツイストロックが回転することを特徴とする。この構成により、前述と同様の作用効果を得ることができる。
上記のクレーンにおいて、前記駆動装置が、油圧又は電動シリンダであり、前記連結部が先端を屈曲した棒状体であり、前記連結部の先端を前記作動部材の有する開口部に挿入し、前記油圧又は電動シリンダの伸縮動作を、前記リンク機構に伝達するように構成したことを特徴とする。この構成により、スプレッダとヘッドブロックの位置を合わせて連結
を行う際、作動部材と連結部の連結を自動的に実現することができる。
本発明に係るクレーンによれば、スプレッダの軽量化を実現し、クレーンのエネルギー効率を向上したクレーンを提供することができる。また、クレーンオペレータ1人でスプレッダの交換作業を行えるクレーンを提供することができる。更に、ツイストロックの動作の安定性を高めたクレーンを提供することができる。
本発明に係る実施の形態のクレーンのスプレッダの概略を示した図である。 本発明に係る実施の形態のクレーンのヘッドブロックの概略を示した図である。 ツイストロックの概略を示した図である。 本発明に係る実施の形態のクレーンのスプレッダ及びヘッドブロックの断面図である。 本発明に係る異なる実施の形態のクレーンのスプレッダ及びヘッドブロックの断面図である。 本発明に係る異なる実施の形態のクレーンのスプレッダのリンク機構の平面図である。 本発明に係る異なる実施の形態のクレーンのスプレッダのリンク機構の平面図である。 本発明に係る異なる実施の形態のクレーンのスプレッダのリンク機構の平面図である。 従来のスプレッダ及びヘッドブロックの概略図である。
以下、本発明に係る実施の形態のクレーンについて、図面を参照しながら説明する。図1に、スプレッダ1の概略を示す。このスプレッダ1は、コンテナ40と連結及び連結解除するツイストロック14と、ツイストロック14に回転力を加えるリンク部材11で構成したリンク機構10と、リンク部材11に設置した作動部材12を有している。この作動部材12は、開口部13を有している。
また、スプレッダ1は、少なくとも4つのツイストロック14を有している。このツイストロック14の頭部16を例えば2本のリンク部材11で連結し、同時に回転するように構成している。この他にも、複数のリンク部材を連結してリンク機構10を構成してもよい。
更に、1台のクレーンに対して、少なくとも20ftコンテナ用スプレッダと40ftコンテナ用スプレッダを準備しておき、コンテナ40のサイズに合わせて、適宜スプレッダ1を交換しながら荷役できるように構成することが望ましい。なお、クレーン構造物の一部に、使用していないスプレッダを載置するスペースを形成してもよい。
図2に、ヘッドブロック2の概略を示す。なお、図2は、ヘッドブロック2の下面側を示しており、内部構造を断面で示している。このヘッドブロック2は、スプレッダ1と連結するためのツイストロック30と、スプレッダ1の作動部材12と連結して作動部材12に動力を伝達する連結部31と、連結部31を動作するための駆動装置32を有している。
このツイストロック30は、スプレッダ1とヘッドブロック2を構造的に連結及び連結解除する機構である。また、連結部31は、例えば先端を屈曲した棒状体である。この連
結部31の先端部は、作動部材12の開口部13に嵌入できるように構成しており、望ましくはテーパー状に構成する。更に、駆動装置32は、例えば油圧又は電動シリンダ等で構成し、連結部31を例えば矢印に示す様に移動できるように構成している。
図3に、ツイストロック14の拡大図を示す。このツイストロック14は、例えば底面を楕円形とする略円錐形の嵌入部15と、頭部16を有している。ツイストロック14は、嵌入部15をコンテナ40に形成した楕円形状の穴(ツイストロック用の穴41)に嵌入し、回転してスプレッダ1とコンテナ40を連結固定するように構成している。なお、スプレッダ1とヘッドブロック2を連結するツイストロック30も、同様に構成することができる。
次に、クレーンの荷役作業に伴うスプレッダ1及びヘッドブロック2の動作に関して説明する。クレーンが荷役作業を行う際は、図1のスプレッダ1と図2のヘッドブロック2を連結した状態で使用する。スプレッダ1とヘッドブロック2の連結は、ヘッドブロック2のツイストロック30を介して構造的に連結し、連結部31を開口部13に嵌入して動力的に連結する。
コンテナ40を荷役する際は、まず、スプレッダ1及びヘッドブロック2をコンテナ40上に降ろす。そして、スプレッダ1のツイストロック14を、コンテナ40のツイストロック用の穴41に嵌入する。次に、図2に示す様に、ヘッドブロック2の駆動装置32(例えば、シリンダ機構)を作動し、連結部31を矢印に示す方向に移動する。この連結部31の移動により、作動部材12を図1に示す矢印の方向に移動する。つまり、リンク部材11が図1の右方に移動する。このリンク部材11の移動により、頭部16が回転し、ツイストロック14全体が回転する。
以上の動作により、全てのツイストロック14が回転し、スプレッダ1とコンテナ40の連結を完了する。また、駆動装置32を上記と逆方向に作動すれば、スプレッダ1とコンテナ40の連結を解除することができる。なお、矢印で示す動作の方向は、便宜上決定したものであり、本発明の構成は、上記の方向に限定されない。
上記の構成により、以下の作用効果を得ることができる。第1に、スプレッダ1の重量を軽くすることができ、クレーンのエネルギー効率を向上することができる。つまり、スプレッダ1に油圧ユニット又は電動機構等の動力機構を搭載していないため、スプレッダ1の重量を軽くすることができる。具体的には、従来、約15tであったスプレッダを、20ftコンテナ用スプレッダで約4t、40ftコンテナ用スプレッダで約6tまで軽量化することができる。
第2に、スプレッダ1とヘッドブロック2の連結作業を、クレーンオペレータ1人で行うことができる。これは、スプレッダ1とヘッドブロック2の動力的連結が、連結部31の先端部を作動部材12の開口部13に嵌入して実現することができるためである。
第3に、異なるサイズ(例えば20ft又は40ft)のコンテナを荷役することができる。これは、クレーン毎に用意した20ft及び40ftコンテナ用スプレッダを、クレーンオペレータ1人で交換することができるためである。例えば、コンテナ船からの荷下ろしであれば、荷役する列(ベイという)ごとに、同一サイズのコンテナ40が並んでいるため、スプレッダ1のサイズ変更(交換作業)はそれほど頻繁にはならない。
そのため、スプレッダ1を交換する時間は微小である。つまり、この時間により、荷役効率はほとんど低下しない。なお、45ftのコンテナは、40ftコンテナと同様の位置に、ツイストロック用の穴を有しているため、40ftコンテナ用スプレッダで荷役す
ることができる。
第4に、ツイストロック14の動作の安定性を向上することができる。これは、ツイストロック14への動力伝達を、構造的な連結手段により実現したためである。また、スプレッダ1内に電動アクチュエータ等の動力を搭載しないため、動作不良等の問題が発生しない。
図4に、図1及び図2に示したスプレッダ1及びヘッドブロック2の断面を模式的に示す。なお、スプレッダ1は破線で示している。矢印は、ツイストロック14、リンク部材11、連結部31の動作方向の1例を示している。なお、1つの駆動装置32に対して、1つのリンク機構10を連結して構成してもよく、また、ヘッドブロック2に複数の駆動装置32を設置し、リンク機構10を複数系統で制御するように構成してもよい。
ここで、リンク機構10をスプレッダ1のフレーム17内に設置するように構成してもよい。この構成により、リンク機構10が風雨に曝されることがなくなるため、耐久性を向上することができる。また、荷役の際に、コンテナ等と接触して故障する可能性を低減することができる。
図5に異なる実施例のスプレッダ1Aとヘッドブロック2Aの断面を模式的に示す。スプレッダ1Aは、回転歯車21と、この回転歯車21と連結して直動する少なくとも1つのリンク部材20を有している。なお、回転歯車21とリンク部材20は、合わせて前述の作動部材12にあたる。また、各ツイストロック14を連結するリンク部材も前述の実施例と同様に有している。
ヘッドブロック2Aは、スプレッダ1Aの回転歯車21と連結する歯車31A(前述の連結部31に相当)と、歯車27を回転する電動又は油圧モータ32A(前述の駆動装置32に相当)を有している。つまり、スプレッダ1の作動部材12と、ヘッドブロック2の連結部31及び駆動装置32を、いわゆるピニオンアンドラック式に構成している。
次に、図5に示す機構の動作に関して説明する。スプレッダ1Aとヘッドブロック2Aを連結する際に、ヘッドブロック2Aの歯車31Aと、スプレッダ1Aの回転歯車21が動力を伝達できるように接触する。そして、クレーン操作室からの操作により、ヘッドブロック2Aのモータ32Aに電力又は油圧を供給する。モータ32A及び歯車31Aの回転力を、回転歯車21を介してリンク部材20に伝達する。そして、リンク部材20は直動する力を受け、連結したリンク機構10全体を動作する。このリンク機構10の動作に伴い、複数のツイストロック14が回転する。このツイストロック14の回転により、スプレッダ1Aとコンテナ40の連結及び連結解除を制御する。
この構成により、図4に記載のスプレッダ1及びヘッドブロック2と同様の作用効果を得ることができる。また、ピニオンアンドラック式の構成により、リンク部材20の移動量を大きくすることができる。
図6に異なる実施例のスプレッダ1のリンク機構の平面を模式的に示す。このリンク機構は、リンク部材24と、リンク部材24と連結した紐状物(例えばチェーン又はワイヤ等)22を有している。この紐状物22の他端をツイストロック14の頭部16に固定している。
次に、図6のリンク機構の動作に関して説明する。リンク部材24が、作動部材12を介して動力を受け、例えば矢印に示す方向に直動する。このリンク部材24の直動に伴い、紐状物22が同一方向に牽引される。この紐状物22を介して、ツイストロック14は
回転方向の力を受ける。
上記の構成により、リンク部材24が完全に直動するように構成することができる。そのため、例えば、スプレッダのフレーム内部にリンク機構を設置する際、この設置スペースを小さくすることができる。つまり、スプレッダのフレームを強度が許す限りにおいて、小型に且つ軽く構成することができる。
なお、ツイストロック14に復元力を与えるために、弾性体23を設置することが望ましい。具体的には、図6に示すようにバネを設置する、又はツイストロック14の軸に旋回バネを設置することが望ましい。この構成は、他の実施例にも適用することが可能である。この構成により、リンク機構10に外力がかからない場合は、ツイストロック14が常に一定の方向を向くようになる。これにより、リンク機構に設置した作動部材12(又は作動部材に相当する部材)は、一定の位置を維持するため、スプレッダとヘッドブロックを連結する際に、動力的な連結を確実に行うことができる。また、図7に示す様に、2つの紐状物22を利用し、この紐状物22により復元力を得るように構成することも可能である。
図8に異なる実施例のスプレッダ1の回転機構の平面を模式的に示す。この回転機構は、スクリュー溝25を有する回転部材28と、回転歯車26(作動部材12に相当)を有している。また、ツイストロック14には、スクリュー溝25に対応する歯車27を設置している。
次に、図8の回転機構の動作に関して説明する。回転部材28が、回転歯車26を介して回転力を受け、例えば矢印に示す方向に回転する。この回転部材28の回転に伴い、スクリュー溝25が回転する。このスクリュー溝25及び歯車27を介して、ツイストロック14は回転方向の力を受ける。
上記の構成により、回転部材28が定位置で回転するように構成することができる。そのため、スプレッダのフレーム内部に回転機構を設置する際、この設置スペースを小さくすることができる。
以上より、重量の軽いスプレッダを有し、エネルギー効率を向上したクレーンを提供することができる。なお、本発明は、コンテナを荷役するものであって、ヘッドブロックとスプレッダを搭載しているものであれば、あらゆるクレーンに採用することができる。
1、1A スプレッダ
2、2A ヘッドブロック
10 リンク機構
11 リンク部材
12 作動部材
13 開口部
14 ツイストロック
15 嵌入部
16 頭部
17 フレーム
31 連結部
32 駆動装置
40 コンテナ

Claims (6)

  1. 海上輸送用コンテナを荷役する荷役装置としてトロリから懸吊したヘッドブロックと、前記ヘッドブロックの下方に連結したスプレッダを有するクレーンにおいて、
    前記スプレッダが、前記コンテナの大きさに対応したフレームと、そのフレームから下方に突出するツイストロックと、少なくとも一つの紐状物と、直動するリンク部材で構成するリンク機構と、前記リンク機構に設置した作動部材を有しており、前記ツイストロックが前記コンテナに嵌入される嵌入部とその嵌入部の反対側に頭部を有し、前記紐状物の一端が前記頭部に固定され、他端が前記リンク部材に固定され、
    前記ヘッドブロックが、前記作動部材と連結して前記作動部材に動力を伝達する連結部と前記連結部を動作するための駆動装置を有し、
    前記ヘッドブロックを前記スプレッダに連結して、前記連結部と前記作動部材とが連結し、次いで、前記連結部と前記作動部材を介して前記駆動装置の動力が前記リンク機構に伝達して、前記リンク部材が直動し、次いで、前記リンク部材の直動により前記紐状物が牽引されて、前記ツイストロックの前記頭部が回転し、次いで、前記頭部の回転により前記ツイストロックが前記コンテナを連結する及び連結解除する構成であることを特徴とするクレーン。
  2. 前記スプレッダが弾性体を備え、その弾性体の一端が前記頭部に固定され、他端が前記スプレッダに固定される構成である請求項1に記載のクレーン。
  3. 前記スプレッダが少なくとも二つの紐状物を備え、前記リンク部材が一方向に直動したときに一方の紐状物が牽引され、前記リンク部材が他方向に直動したときに他方の紐状物が牽引される構成である請求項1に記載のクレーン。
  4. 海上輸送用コンテナを荷役する荷役装置としてトロリから懸吊したヘッドブロックと、前記ヘッドブロックの下方に連結したスプレッダを有するクレーンにおいて、
    前記スプレッダが、前記コンテナの大きさに対応するフレームと、そのフレームから下方に突出するツイストロックと、延設方向を回転軸方向として回転するスクリュー溝付きの回転部材で構成する回転機構と、前記回転機構に設置した作動部材を有しており、前記ツイストロックが前記コンテナに嵌入される嵌入部とその嵌入部の反対側に頭部とその頭部に固定される回転歯車とを有し、前記回転歯車と前記回転部材が連結し、
    前記ヘッドブロックが、前記作動部材と連結して前記作動部材に動力を伝達する連結部と、前記連結部を動作するための駆動装置を有し、
    前記ヘッドブロックを前記スプレッダに連結して、前記連結部と前記作動部材とが連結し、次いで、前記連結部と前記作動部材を介して前記駆動装置の動力が前記回転機構に伝達して、前記回転部材が回転し、次いで、前記回転部材の回転により前記回転歯車が回転して、前記ツイストロックの前記頭部が回転し、次いで、前記頭部の回転により前記ツイストロックが前記コンテナと連結する及び連結解除する構成であることを特徴とするクレーン。
  5. 前記リンク部材と前記ツイストロックの前記頭部とを前記フレーム内に配置し、前記フレームから下方に前記ツイストロックの嵌入部を突出させる構成であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のクレーン。
  6. 前記回転部材と前記ツイストロックの前記頭部とを前記フレーム内に配置し、前記フレームから下方に前記ツイストロックの嵌入部を突出させる構成であることを特徴とする請求項4に記載のクレーン。
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