JP5675973B2 - ホイールセット軸のディープローリング加工をするための機械 - Google Patents

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Description

本発明は、ホイールセット軸の両端の各端部においてホイールセット軸を収容するための2つのレースセンタと、ホイールセット軸を駆動するための1つの駆動装置と、ホイールセット軸のジャーナルを加工するために工作機械のx,y及びz方向に移動可能な2対のディープローリング加工工具と、これらディープローリング加工工具用の締付け及び送り装置とを有する、鉄道車両のホイールセット用のホイールセット軸のディープローリング加工をするための機械、即ち工作機械に関する。
特許文献1から、軸部分、特にホイールセットのジャーナル及隅肉部のバニシング加工をするためのバニシング加工ローラが公知である。バニシング加工ローラの作業面は、1つのシリンダから成り、このシリンダに、一方では、ジャーナルの大きなフィレット部用の大きなR付部が、他方では、ホイールセット軸カラーの小さなフィレット部用の小さなR付部が接続する。バニシング加工ローラの軸は、バニシング加工中に、ジャーナルの軸に対して傾いた位置を占め、一つの箇所で、ジャーナルに押し込まれ、ジャーナルの表面に、長く伸びた滴状の圧痕を生じさせる。
前記特許文献1の出願時点で、ディープローリング加工は、“バニシング加工”と呼ばれていた。当時は、ホイールセットの両ジャーナルを、それぞれその外端からディープローリング加工することができる機械が公知であった。それぞれ、仕上がったホイールセットのジャーナルだけが加工された。このため、ホイールセットのジャーナルにそれぞれ同時に係合する2対のディープローリング加工ローラが使用された。ホイールセットの駆動は、ホイールセットの両ホイールディスクの一方の周囲に巻き付けられたトランスミッションベルトを介して行なわれた。ジャーナルが、改善された表面品質以外に、同時に高い強度を受け取り、これにより、一方で耐熱が、他方でジャーナルの破損が回避され得る範囲内で、公知の機械によって、ホイールセットのジャーナルが硬化させられた。即ち、このディープローリング加工により、残留応力が、ジャーナルの表面に導入され、この残留応力は、亀裂を生じさせないか、既に生じた亀裂を停止させるかのいずれかを生じさせる。結果として、ホイールセットの寿命の向上が得られた。
ジャーナルの処理以外に、特許文献2から、既に、シリンダ状のワークピース(例えば軸部分)のバニシング加工をするための装置が公知である。この装置は、1つ又は複数のディープローリング加工ローラを備え、各ディープローリング加工ローラは、旋回可能なサポートに支承され、その旋回軸は、ディープローリング加工ローラの送り移動に対して垂直で、ワークピース軸に対して垂直又はほぼ垂直に延在する。この装置により、優先的にシリンダ状の軸が加工され、これは、これによりホイールセットをディープローリング加工することを排除しない。
最近では、鉄道の高速車両のホイールセット軸の損害によって、ホイールセット軸の製造に特別な関心を向けるようになってきた。この場合、特に、亀裂の形成に立ち向かうべきである。
独国特許第808 197号明細書 独国特許第843 822号明細書
クランクシャフトの表面に残留圧縮応力を導入することによって、亀裂の発生を回避すること、もしくは、既に生じた亀裂を停止させることができるとの知識から出発して、本発明の課題は、ホイールディスクの圧入の前に、鉄道車両用のホイールセットのホイールセット軸のディープローリング加工を可能にする、工作機械を提供することにある。ホイールセット軸は、周知のように、これが、異なった直径を有する互いに隣接する複数の長手方向部分(以下では軸ゾーンと言う)を備えることによって際立っている。この場合、特に亀裂の形成に対抗すべきである。
本発明によれば、この課題は、前記形式の工作機械において、工具が、2対以上の対のディープローリング加工ローラから成り、これらディープローリング加工ローラの各対が、ホイールセット軸の少なくとも1つの軸ゾーンのディープローリング加工をするために設けられていること、によって解決される。好ましい実施形態によれば、工具は、3対のディープローリング加工ローラから成る。
この場合、第1の対のディープローリング加工ローラが、ジャーナルと移行部のディープローリング加工をするために使用され、第2の対のディープローリング加工ローラが、ホイールディスク用の締り嵌め部のディープローリング加工をするために使用され、第3の対のディープローリング加工ローラが、締り嵌め部から少なくともホイールセット軸の長手方向中央までの軸シャフトのディープローリング加工をするために使用される。
特に、第1の対と第2の対を構成するディープローリング加工ローラはそれぞれ1つの共通のハウジング内に配設されている。このハウジングは、工作機械のy方向に移動可能である。y方向に移動可能であることにより、第1の対と第2の対のディープローリング加工ローラは、ディープローリング加工ローラによって相並んで係合される。同時に、ハウジングは、工作機械のB軸を中心として旋回可能である。特旋回可能であることは、ホイールセット軸の個々の軸ゾーン間の移行部の加工を可能にする。移行部は、周知のようにフィレット部として形成されている。
第1の対と第2の対のディープローリング加工ローラは、工作機械のz方向に、所定の固定の、第3の対のディープローリング加工ローラからの軸方向の間隔を有する。最後に、3対全てのディープローリング加工ローラは、1つの共通のキャリッジ上に配設されている。この共通のキャリッジは、工作機械のz方向に、即ち送り方向に移動可能である。全体として、2つのキャリッジが工作機械に設けられており、これらキャリッジのそれぞれが、ホイールセット軸の一端に付設されている。軸ゾーンのディープローリング加工をする際、両キャリッジは、送り速度で互いに向かって移動する。
最後に、ディープローリング加工ローラのもう1つの移動の可能性が、x方向にも存在する。調整駆動を介して、それぞれ1つの対を構成する2つのディープローリング加工ローラは、同時にホイールセット軸の方向に送られる。特に、3対全てのディープローリング加工ローラが、同時に移動される。x方向の送りを介して、ディープローリング加工荷重も調整される。
以下で、本発明を実施例で詳細に説明する。以下の図は、それぞれ縮小したスケールで示されている。
ホイールセット軸の半分の側面図 ホイールセット軸のディープローリング加工をするための機械の基本構造の斜視平面図 図1に示したホイールセット軸のディープローリング加工工具による加工部 ホイールセット軸の駆動装置の断面図 異なった3つのディープローリング加工ローラと工具キャリッジの縦断面図 工具キャリッジの斜視図 1対のディープローリング加工ローラと図6の工具キャリッジの一部 個々のディープローリング加工ローラ用のホルダ 垂直に上下に配設された2つのディープローリング加工ローラ用のホルダ ディープローリルング加工ローラの装備の第1のバリエーション ディープローリルング加工ローラの装備の第2のバリエーション ディープローリルング加工ローラの装備の第3のバリエーション
図1によれば、詳細には図示してないホイールセットのホイールセット軸5は、複数の軸ゾーンから成る。軸ゾーン1は、ジャーナルであり、このジャーナル上に、ホイールセットが、鉄道車両内で回転可能に支承されている。軸ゾーン1に、ホイールセット軸5の長手方向中央6の方向に軸ゾーン2が続く。この軸ゾーン2は、軸ゾーン1と軸ゾーン3間の移行部を構成し、フィレット部7によって形成される。軸ゾーン3は、ホイールセットのここに示してないホイールディスク用の締り嵌め部を構成する。軸ゾーン3に、軸ゾーン3に対して明らかに縮小された直径を有する軸ゾーン4が続く。軸ゾーン4は、ホイールセット軸5の長手方向中央6まで延在する。更に経過すると、ホイールセット軸5の他端の方向に向かって、同一の軸ゾーン4,3,2及び1が続くが、但し、これら軸ゾーンは、図1には図示してない。
ホイールセット軸5の示した半分の軸ゾーン1〜4は、図2によれば、工作機械9の第1のキャリッジ8によって加工され、ホイールセット軸5の他方の(示してない)半分の軸ゾーン4〜1は、工作機械9の第2のキャリッジ10によって加工される。この場合、両キャリッジ8及び10は、それぞれ軸ゾーン1から出発してホイールセット軸5の長手方向中央6の方向に互いに向かって作業する。
図2からは更に、工作機械9の機械ベッド11上に、スピンドルヘッド12と心押し台13が、z方向に沿って移動可能に配設されている。z方向でスピンドルヘッド12の前に配置されるように、第1のキャリッジ8が存在し、z方向で心押し台13の前に配置されるように、第2のキャリッジ10が存在する。両キャリッジ8及び10は、これらにそれぞれ付属するスピンドルヘッド12もしくは心押し台13に依存せずに、z方向に送り速度で移動可能である。心押し台13の代わりに、示したスピンドルヘッド12と同じように構成された第2のスピンドルヘッドを設けてもよい。スピンドルヘッド12の構造上の構成については、以下で更に立ち入る。
図3は、機械ベッド11の左半分を示す。図1に図示したホイールセット軸5の左半分がスピンドルヘッド12に挟持されていることが認められる。同様に、軸ゾーン3及び4のディープローリング加工をするためのディープローリング加工ローラ14及び15を有するキャリッジ8が認められる。
図4に示したスピンドルヘッド12は、ホイールセット軸5の調心孔17に係合するスピンドルヘッドレースドッグ16を有する。スピンドルヘッドレースドッグ16は、ドッグピン18を備え、このドッグピンによって、スピンドルヘッドレースドッグは、ホイールセット軸5の軸方向孔19に係合する。加えて、スピンドルヘッドレースドッグ16は、ベルトディスク20と回転不能に結合され、このベルトディスクは、軸受部21を介してスピンドルヘッド12内に回転可能に支承されている。ベルト駆動装置(示してない)を介して、ベルトディスク20は、駆動モータ22によって回転され、スピンドルヘッドレースドッグ16とホイールセット軸5に係合するドッグピン18とを介して、ホイールセット軸5を連行もしくは駆動する。
図5は、第2のキャリッジ10のz方向の縦断面図を示す。この図に、垂直に上下に配設された2つのディープローリング加工ローラ23及び24と1つのディープローリング加工ローラ15とが認められる。両ディープローリング加工ローラ23及び24は、ここでは1つの共通のハウジング27内に回転可能に支承されている(図9)。ハウジング27は、垂直なy方向に移動可能であり、両ディープローリング加工ローラ23及び24は、固定の互いの間隔を有する。ハウジング27は、y方向に上下動でき、加えてB軸を中心として旋回できる。B軸を中心とした旋回及びy方向の移動のために、駆動ユニット28が使用される。そのそれぞれの対抗ローラ25もしくは26と共に、ディープローリング加工ローラ23及び24は、ホイールセット軸5の軸ゾーン1及び2をディープローリング加工するために設けられている。
図6からは、ハウジング37内でキャリッジ10内に回転可能に支承されたディープローリング加工ローラ15(図8)が、対抗ローラ14と共に、ホイールセット軸5の軸ゾーン3及び4を加工するために設けられていることが明らかである。ディープローリング加工ローラ14及び15並びに23〜26は、それぞれ駆動されるのではなく、駆動されるホイールセット軸5によって回転させられる。駆動ユニット28及び29は、ディープローリング加工ローラ23及び24もしくは25及び26をB軸を中心として旋回させるために使用される。2つの別の駆動ユニットが、ディープローリング加工ローラ23,24もしくは25,26をy方向に垂直に移動させるために使用される。ディープローリング加工ローラ23;25が、ディープローリング加工ローラの第1の対を構成し(図10)、ディープローリング加工ローラ24;26が、ディープローリング加工ローラの第2の対を構成し(図11)、ディープローリング加工ローラ14;15が、ディープローリング加工ローラの第3の対を構成する(図12)。
両駆動ユニット28及び29をx方向にホイールセット軸5に向かって送るため、図7に再度特別に図示されたスピンドル駆動装置30が設けられている。スピンドル駆動装置30の駆動は、駆動モータ31から出発してベルト駆動装置32及び33を介して導入される。全てのディープローリング加工ローラ14,15及び23〜26の送りは、x方向に同時に行なわれる。このため、スピンドル駆動装置30は、両サポート34及び35を、内部にディープローリング加工ローラ23〜26もしくは14及び15がそれぞれ回転可能に支承されたハウジング27,36及び37と共に、x方向にホイールセット軸5に向かってもしくはディープローリング加工後には再びホイールセット軸から離れるように移動させる。スピンドル駆動装置30に対して、両サポート34及び35は、それぞれ更にバネパッケージ38及び39を介して支持される。バネパッケージ38及び39により、ディープローリング加工ローラ14,15並びに23〜26は、ホイールセット軸の位置、円の不均一及び形状の不均一に、限定的な範囲内で従う。特に、スピンドル駆動装置30は、x方向に移動可能、即ち、スピンドル駆動装置30は、この方向に5mmまでそれぞれのキャリッジ8及び10内で移動可能である。従って、場合によっては生じるディープローリング加工ローラ14,15及び23〜26の直径の違いを補正することが、この場合に付加的な力をシステムに加えることなく可能になる。
機械のz方向に、キャリッジ8及び10ディープローリング加工ローラ14,15及び23〜26は、それぞれ、固定の互いの間隔43(図5)を有する。即ち、ハウジング27とサポート34及び35がそれぞれ所定の固定の互いの横方向の間隔を有するということである。その結果、図7にディープローリング加工ローラ14及び15の移動のために図示したスピンドル駆動装置30は、同様に、ディープローリング加工ローラ23及び24もしくはその対抗ローラ25及び26のためにも有効になる。機械のz方向に両キャリッジ8及び10の送り移動のため、ベッド11の長手方向中央にわたって延在し、かつ駆動装置(示してない)によって回転させられるセンタスピンドル40が設けられている。
ディープローリング加工操作の開始時に、ディープローリング加工ローラ23及び25は、軸ゾーン1及び2をローリング加工し、これらディープローリング加工ローラは、移行部7及び41を加工するためにそれぞれB軸を中心として旋回させられる。同時に、ディープローリング加工ローラ14及び15は、軸ゾーン4の始端42をローリング加工する。軸ゾーン1及び2のディープローリング加工後、ディープローリング加工ローラ23及び25が、垂直な(y)方向の移動によって係合解除され、ディープローリング加工ローラ24及び26が係合する。その後、このディープローリング加工ローラ24及び26が、ホイールセット軸5とホイールディスク間の締り嵌め部が存在する軸ゾーン3をローリング加工する。同時に、ディープローリング加工ローラ14及び15は、ホイールセット軸5の長手方向中央の方向への軸ゾーン4の加工を継続する。
1 軸ゾーン1
2 軸ゾーン2
3 軸ゾーン3
4 軸ゾーン4
5 ホイールセット軸
6 長手方向中央
7 フィレット部
8 第1のキャリッジ
9 工作機械
10 第2のキャリッジ
11 ベッド
12 スピンドルヘッド
13 心押し台
14 ディープローリング加工ローラ
15 ディープローリング加工ローラ
16 心押し台センタ
17 調心孔
18 ドッグピン
19 軸方向孔
20 ベルトディスク
21 軸受部
22 駆動モータ
23 ディープローリング加工ローラ
24 ディープローリング加工ローラ
25 ディープローリング加工ローラ
26 ディープローリング加工ローラ
27 ハウジング
28 駆動ユニット
29 駆動ユニット
30 スピンドル駆動装置
31 駆動モータ
32 ベルト駆動装置
33 ベルト駆動装置
34 サポート
35 サポート
36 ハウジング
37 ハウジング
38 バネパッケージ
39 バネパッケージ
40 センタスピンドル
41 移行部
42 軸ゾーンの始端
43 軸方向の間隔

Claims (8)

  1. ホイールセット軸の両端の各端部においてホイールセット軸を収容するための2つのレースセンタと、ホイールセット軸を駆動するための1つの駆動装置と、ホイールセット軸のジャーナルを加工するために工作機械のx,y及びz方向に移動可能な2対のディープローリング加工工具と、これらディープローリング加工工具用の締付け及び送り装置とを有する、鉄道車両のホイールセット用のホイールセット軸のディープローリング加工をするための機械、即ち工作機械において、
    ディープローリング加工工具が、3対のディープローリング加工ローラ(14,15;23,25;24,26)から成り、これらディープローリング加工ローラの各対が、それぞれ異なった直径を有する複数の長手方向部分(軸ゾーン1〜4)を備えるホイールセット軸(5)の少なくとも1つの長手方向部分(軸ゾーン1,2,3又は4)のディープローリング加工をするために設けられていること、
    第1の対のディープローリング加工ローラ(23,25)が、ジャーナル(軸ゾーン1)と移行部(軸ゾーン2)のディープローリング加工をするために設けられ、第2の対のディープローリング加工ローラ(24,26)が、ホイールディスク用の締り嵌め部(軸ゾーン3)のディープローリング加工をするために設けられ、第3の対のディープローリング加工ローラ(14,15)が、締り嵌め部(軸ゾーン3)から少なくともホイールセット軸(5)の長手方向中央までの軸シャフト(軸ゾーン4)のディープローリング加工をするために設けられていること、
    を特徴とする工作機械。
  2. 第1の対と第2の対を構成するディープローリング加工ローラ(23,25もしくは24,26)が、それぞれ1つの共通のハウジング(27)内に配設されていること、を特徴とする請求項に記載の工作機械。
  3. ハウジング(27)が、工作機械(9)のy方向に移動可能であること、を特徴とする請求項に記載の工作機械。
  4. ハウジング(27)が、工作機械(9)のB軸を中心として旋回可能であること、を特徴とする請求項に記載の工作機械。
  5. 第1の対と第2の対のディープローリング加工ローラ(23,25;24,26)が、工作機械(9)のz方向に、所定の、第3の対のディープローリング加工ローラ(14,15)からの間隔(43)を有することを、特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の工作機械。
  6. 3対のディープローリング加工ローラ(14,15;23,25;24,26)が、1つの共通のキャリッジ(8もしくは10)上に配設されていること、を特徴とする請求項に記載の工作機械。
  7. 共通のキャリッジ(8もしくは10)が、工作機械(9)のz方向に移動可能であること、を特徴とする請求項に記載の工作機械。
  8. 2つの共通のキャリッジ(8,10)が設けられており、これらキャリッジのそれぞれが、ホイールセット軸(5)の一端に付設されていること、を特徴とする請求項に記載の工作機械。
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