JP5673982B2 - 同期信号発生装置、同期信号発生方法、及びデジタル放送システム - Google Patents
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Description
本発明は、地上デジタルテレビジョン放送において、ISDB−Tフレーム同期情報をTSパケット形式に変換し、DVB−ASI信号として伝送するISDB−Tフレーム同期信号発生装置、ISDB−Tフレーム同期信号発生方法、及び該装置を利用したデジタル放送システムに関する。
現在、日本における地上デジタルテレビジョン放送の伝送システムでは、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)で標準規格として定められたISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial Television Broadcasting)と呼ばれる方式が採用されている。この標準規格によって、伝送方式、符号化方式、受信機方式等の各種方式が規定されている。
ISDB−T方式においては、MPEG2規格で規定されたTS(Transport Stream)に、誤り訂正符号化、インターリーブ符号化、デジタル変調等の信号処理が施された放送信号が、OFDM変調されて送信されるようになっている。TS方式は伝送ビットレートが固定の通信路で用いられる方式であり、188バイトの固定長のTSパケットが複数個集まって構成される。
ISDB−T方式では、13セグメント分の伝送帯域で伝送を行う。また、ISDB−T方式における時間領域では、204個のOFDMシンボルで1フレームを構成し、フレーム単位で、TSの伝送やエネルギ拡散処理が行われる。また、ISDB−T方式では、伝送特性が異なる複数の階層を同時に伝送する階層伝送が可能である。各階層は、1つ又は複数のOFDMセグメントにより構成され、階層毎にキャリア変調方式、内符号の符号化率、時間インターリーブ長等のパラメータを指定することが可能である。
このような階層に関する情報やフレーム同期信号は、伝送制御信号(TMCC)によって伝送される。TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)は、各シンボルの1ブロック毎に挿入される。即ち、TMCC用に各ブロックの1キャリアが割り当てられ、1シンボル中にBPSK変調による1ビットのTMCC情報が含まれる。従って、各ブロックにおいて1フレーム毎に204ビットのTMCC情報が伝送されることになる。TMCC情報は、システム識別、伝送パラメータ切り換え指数、緊急警報放送用起動フラグ、カレント情報、ネクスト情報等、受信機の復調と複合動作を補助する情報である。
ISDB−T方式においては、MPEG2規格で規定されたTS(Transport Stream)に、誤り訂正符号化、インターリーブ符号化、デジタル変調等の信号処理が施された放送信号が、OFDM変調されて送信されるようになっている。TS方式は伝送ビットレートが固定の通信路で用いられる方式であり、188バイトの固定長のTSパケットが複数個集まって構成される。
ISDB−T方式では、13セグメント分の伝送帯域で伝送を行う。また、ISDB−T方式における時間領域では、204個のOFDMシンボルで1フレームを構成し、フレーム単位で、TSの伝送やエネルギ拡散処理が行われる。また、ISDB−T方式では、伝送特性が異なる複数の階層を同時に伝送する階層伝送が可能である。各階層は、1つ又は複数のOFDMセグメントにより構成され、階層毎にキャリア変調方式、内符号の符号化率、時間インターリーブ長等のパラメータを指定することが可能である。
このような階層に関する情報やフレーム同期信号は、伝送制御信号(TMCC)によって伝送される。TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)は、各シンボルの1ブロック毎に挿入される。即ち、TMCC用に各ブロックの1キャリアが割り当てられ、1シンボル中にBPSK変調による1ビットのTMCC情報が含まれる。従って、各ブロックにおいて1フレーム毎に204ビットのTMCC情報が伝送されることになる。TMCC情報は、システム識別、伝送パラメータ切り換え指数、緊急警報放送用起動フラグ、カレント情報、ネクスト情報等、受信機の復調と複合動作を補助する情報である。
「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式」、社団法人電波産業会、ARIB STD−B31、平成23年3月28日、2.0版
ところで、デジタル放送受信装置において、実際の受信制御データとチャンネルの制御情報の複数のリファレンスデータとの相関値を用いて高速なフレーム同期制御を行う技術が提案されている(特許文献1)。
また、異なるクロックドメインにある複数のTSを時分割多重伝送し、複数の放送方式に従った変調方式で再変調する放送システムにおいて、各放送方式のクロックを再生するために必要なPLL回路の数を低減し、回路規模を小さくする技術が提案されている(特許文献2)。
このようなISDB−T方式を採用する装置において、現用系/予備系など複数の多重化装置を設けてフレーム位相をそろえる場合、各多重化装置に基準となるフレーム同期信号を入力する必要がある。
しかしながら、従来のISDB−Tフレーム同期信号発生装置では、ISDB−T同期情報を重畳したデータ信号、及び、クロック信号からISDB−Tフレーム同期信号が構成されており、市場の標準分配器にてISDB−Tフレーム同期信号を分配できないという課題があった。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ISDB−Tフレーム同期情報をTSパケット化処理することにより、標準分配器にて容易に分配できることを見出し、この知見に基づく発明を完成するに至った。
この発明の実施の形態は、ISDB−Tフレーム同期情報をTSパケット形式に変換して伝送することのできる技術を提供することを目的とする。
また、異なるクロックドメインにある複数のTSを時分割多重伝送し、複数の放送方式に従った変調方式で再変調する放送システムにおいて、各放送方式のクロックを再生するために必要なPLL回路の数を低減し、回路規模を小さくする技術が提案されている(特許文献2)。
このようなISDB−T方式を採用する装置において、現用系/予備系など複数の多重化装置を設けてフレーム位相をそろえる場合、各多重化装置に基準となるフレーム同期信号を入力する必要がある。
しかしながら、従来のISDB−Tフレーム同期信号発生装置では、ISDB−T同期情報を重畳したデータ信号、及び、クロック信号からISDB−Tフレーム同期信号が構成されており、市場の標準分配器にてISDB−Tフレーム同期信号を分配できないという課題があった。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ISDB−Tフレーム同期情報をTSパケット化処理することにより、標準分配器にて容易に分配できることを見出し、この知見に基づく発明を完成するに至った。
この発明の実施の形態は、ISDB−Tフレーム同期情報をTSパケット形式に変換して伝送することのできる技術を提供することを目的とする。
上述の課題に鑑み、本発明の一態様は、外部クロック信号に同期した伝送クロック信号を生成する伝送クロック生成部と、上記伝送クロック信号と外部からのTMCC情報に応じて、フレームカウンタ値を出力するフレームカウンタと、上記フレームカウンタ値と上記TMCC情報に応じて、フレーム同期情報を生成するフレーム同期情報生成部と、上記フレーム同期情報をTSパケット化するTSパケット化部と、を備える同期信号発生装置に関する。
また、本発明の他の形態は、外部クロック信号に同期した伝送クロック信号を生成し、上記伝送クロック信号と外部からのTMCC情報に応じてフレームカウンタ値を出力し、上記フレームカウンタ値と上記TMCC情報に応じてフレーム同期情報を生成し、上記フレーム同期情報をTSパケット化する同期信号発生方法に関する。
また、本発明の他の形態は、外部クロック信号に同期した伝送クロック信号を生成し、上記伝送クロック信号と外部からのTMCC情報に応じてフレームカウンタ値を出力し、上記フレームカウンタ値と上記TMCC情報に応じてフレーム同期情報を生成し、上記フレーム同期情報をTSパケット化する同期信号発生方法に関する。
本発明の実施形態によると、ISDB−Tフレーム同期情報をTSパケット形式に変換し、DVB−ASI(Digital Video Broadcasting−Asynchronous Serial Interface)信号として伝送するため、DVB−ASI規格に準拠した分配器があれば容易に信号の分配が可能となる。
また、TS(トランスポートストリーム)パケット形式にてISDB−Tフレーム同期信号を伝送するため、データ信号の重畳方式に比べ、拡張性に優れていることや、従来装置にて必要であったクロック信号が不要となるため、ISDB−Tフレーム同期信号の耐ノイズ性能の向上にもつながる。
本発明の更なる利点及び実施形態を、記述と図面を用いて下記に詳細に説明する。
また、TS(トランスポートストリーム)パケット形式にてISDB−Tフレーム同期信号を伝送するため、データ信号の重畳方式に比べ、拡張性に優れていることや、従来装置にて必要であったクロック信号が不要となるため、ISDB−Tフレーム同期信号の耐ノイズ性能の向上にもつながる。
本発明の更なる利点及び実施形態を、記述と図面を用いて下記に詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による同期信号発生装置の構成を示す機能ブロック図である。
図2は、本発明の実施形態による各種信号のタイミングチャートを示す図である。
図3は、本発明の実施形態によるISDB−Tフレーム同期情報を説明するための図である。
図4は、本発明の実施形態によるデジタル放送システムの概略構成を説明するための図である。
図2は、本発明の実施形態による各種信号のタイミングチャートを示す図である。
図3は、本発明の実施形態によるISDB−Tフレーム同期情報を説明するための図である。
図4は、本発明の実施形態によるデジタル放送システムの概略構成を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態による同期信号発生装置の概略構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施形態による同期信号発生装置は、伝送クロック生成部10、ISDB−Tフレームカウンタ20、ISDB−Tフレーム同期情報生成部30、TSパケット化部40を備えている。
本実施の形態による同期信号発生装置は、各種信号からISDB−Tフレーム同期情報を生成し、その同期情報をTSパケット化するといったデジタル放送システムにおけるフレーム同期情報の生成に関する処理を行う。本実施形態において、TSとは、音声信号や映像信号などが符号化、及びパケット化されたものであり、具体的には、複数のTSパケット単位で構成され、各TSパケットは、符号化された音声信号、映像信号、データ放送及び電子番組表などのパケットで構成されている。また、DVB−ASIとは、欧州のデジタル放送標準化団体の標準映像インターフェースであって、MPEG2−TSを伝送する非同期系のインターフェースをいう。
以下、本実施の形態による同期信号発生装置を構成する各構成要素について説明する。
伝送クロック生成部10は、外部から同期信号発生装置に入力される外部クロック信号CLK1に同期した伝送クロック信号CLK2を生成し、ISDB−Tフレームカウンタ20に出力する。
ISDB−Tフレームカウンタ20は、設定されたTMCC情報T1に含まれるモード情報M1、ガードインターバル情報G1に基づいて、一のISDB−Tフレーム時間を算出し、さらに入力された伝送クロック信号CLK2を使用してカウントアップを行い、その結果に応じたISDB−Tフレームカウンタ値C1をISDB−Tフレーム同期情報生成部30に出力する。
ISDB−Tフレーム同期情報生成部30は、入力されたISDB−Tフレームカウンタ値C1とTMCC情報T1からISDB−Tフレーム同期情報I1を生成し、TSパケット化部40に出力する。
TSパケット化部40は、入力されたISDB−Tフレーム同期情報I1をISO/IEC13818−1の規格に従ってTSパケット化処理し、TSパケット化されたISDB−Tフレーム同期信号S1を出力する。
次に、本発明の実施形態による同期信号発生装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1の伝送クロック生成部10について、図1の機能ブロック図を用いて説明する。伝送クロック生成部10は、PLL回路を含み、装置外部から入力される外部クロック信号CLK1に同期した伝送クロックCLK2を生成し、ISDB−Tフレーム周期生成部20に出力する。
図1のISDB−Tフレームカウンタ20について、図1の機能ブロック図及び図2のタイミングチャートを用いて説明する。ISDB−Tフレームカウンタ20は、伝送クロック信号CLK2に応じて動作するカウンタであり、そのISDB−Tフレームカウンタ値C1をISDB−Tフレーム同期情報生成部30に出力する。図2に示すように、ISDB−Tフレームカウンタ20の最大値Xは、入力されたTMCC情報T1に含まれるモード情報M1、ガードインターバル情報G1に基づいて、1ISDB−Tフレーム時間Tを算出し、そのT時間に相当するISDB−Tフレームカウンタ値となる。
図1のISDB−Tフレーム同期情報生成部30について、図1の機能ブロック図及び図3に示される表(フレーム同期情報I1の構成)を用いて説明する。ISDB−Tフレーム同期情報生成部30は、入力されたISDB−Tフレームカウンタ値C1とTMCC情報T1から、表に示すISDB−Tフレーム同期情報I1を抽出し、TSパケット化部40に出力する。図3の表で示されるISDB−Tフレームカウンタ値C1は、ISDB−Tフレームカウンタ20から入力された値をそのまま出力したものである。また、モード情報M1とガードインターバル情報G1は、TMCC情報T1に含まれている値を抽出して出力する。上記以外のパラメータの決定方法について以下に示す。
TMCC切替トリガ情報TR1は、TMCC情報T1をチェックし、変更があった場合にactiveとなる。モード/ガードインターバル切替トリガ情報TR2は、モード情報M1又はガードインターバル情報G1をチェックし、変更があった場合にactiveとなる。また、モード/ガードインターバル情報切替時のカウントダウン情報D1は、モード情報M1、ガードインターバル情報G1に変更があった場合にカウントダウンを開始し、ISDB−Tフレーム単位で1111からデクリメントを行い、0000までカウント後、1111にクリアする。ISDB−Tフレーム同期識別情報ID1には、w0フレーム=0011010111101110とそれをビット反転したw1フレーム=1100101000010001の2種類あり、フレーム毎にw0とw1が交互に送出される。ISDB−Tフレーム同期識別情報ID1は、TMCC信号の同期とOFDMのフレーム同期を確立するために用いられる。
図1のTSパケット化部40について、図1のブロック図及び図3の表を用いて説明する。TSパケット化部40は、入力されたISDB−Tフレーム同期情報I1をISO/IEC13818−1の規格に従ってTSパケット化処理し、TSパケット化されたISDB−Tフレーム同期信号S1を出力する。即ち、出力されるISDB−T同期信号S1は、DVB−ASI規格に準拠したフォーマットで生成されたTSパケット構造となる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、単体の装置に適用しても良い。本発明の機能を実現するための同期信号発生方法も本発明の範疇に含まれる。
図4は、多重化系統のデジタル放送システムの概略を示す。このデジタル放送システムは上述した実施形態に含まれる同期信号発生装置を搭載し、現用系60と予備系70の多重化系統のシステムにおいて、同期信号発生装置のTSパケット化部40から出力されたフレーム同期信号を分配器50により分配するデジタル放送システムも、本発明の範疇に含まれる。ISDB−Tフレーム同期情報は同期信号発生装置でTSパケット形式に変換され、DVB−ASI信号として分配器50に入力されるため、簡易な分配器で容易に分配可能となる。
本発明は、その趣旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求項の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求項の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
この出願は、2011年9月20日に出願された日本出願特願第2011−204772号を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
図1は、本発明の一実施形態による同期信号発生装置の概略構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施形態による同期信号発生装置は、伝送クロック生成部10、ISDB−Tフレームカウンタ20、ISDB−Tフレーム同期情報生成部30、TSパケット化部40を備えている。
本実施の形態による同期信号発生装置は、各種信号からISDB−Tフレーム同期情報を生成し、その同期情報をTSパケット化するといったデジタル放送システムにおけるフレーム同期情報の生成に関する処理を行う。本実施形態において、TSとは、音声信号や映像信号などが符号化、及びパケット化されたものであり、具体的には、複数のTSパケット単位で構成され、各TSパケットは、符号化された音声信号、映像信号、データ放送及び電子番組表などのパケットで構成されている。また、DVB−ASIとは、欧州のデジタル放送標準化団体の標準映像インターフェースであって、MPEG2−TSを伝送する非同期系のインターフェースをいう。
以下、本実施の形態による同期信号発生装置を構成する各構成要素について説明する。
伝送クロック生成部10は、外部から同期信号発生装置に入力される外部クロック信号CLK1に同期した伝送クロック信号CLK2を生成し、ISDB−Tフレームカウンタ20に出力する。
ISDB−Tフレームカウンタ20は、設定されたTMCC情報T1に含まれるモード情報M1、ガードインターバル情報G1に基づいて、一のISDB−Tフレーム時間を算出し、さらに入力された伝送クロック信号CLK2を使用してカウントアップを行い、その結果に応じたISDB−Tフレームカウンタ値C1をISDB−Tフレーム同期情報生成部30に出力する。
ISDB−Tフレーム同期情報生成部30は、入力されたISDB−Tフレームカウンタ値C1とTMCC情報T1からISDB−Tフレーム同期情報I1を生成し、TSパケット化部40に出力する。
TSパケット化部40は、入力されたISDB−Tフレーム同期情報I1をISO/IEC13818−1の規格に従ってTSパケット化処理し、TSパケット化されたISDB−Tフレーム同期信号S1を出力する。
次に、本発明の実施形態による同期信号発生装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1の伝送クロック生成部10について、図1の機能ブロック図を用いて説明する。伝送クロック生成部10は、PLL回路を含み、装置外部から入力される外部クロック信号CLK1に同期した伝送クロックCLK2を生成し、ISDB−Tフレーム周期生成部20に出力する。
図1のISDB−Tフレームカウンタ20について、図1の機能ブロック図及び図2のタイミングチャートを用いて説明する。ISDB−Tフレームカウンタ20は、伝送クロック信号CLK2に応じて動作するカウンタであり、そのISDB−Tフレームカウンタ値C1をISDB−Tフレーム同期情報生成部30に出力する。図2に示すように、ISDB−Tフレームカウンタ20の最大値Xは、入力されたTMCC情報T1に含まれるモード情報M1、ガードインターバル情報G1に基づいて、1ISDB−Tフレーム時間Tを算出し、そのT時間に相当するISDB−Tフレームカウンタ値となる。
図1のISDB−Tフレーム同期情報生成部30について、図1の機能ブロック図及び図3に示される表(フレーム同期情報I1の構成)を用いて説明する。ISDB−Tフレーム同期情報生成部30は、入力されたISDB−Tフレームカウンタ値C1とTMCC情報T1から、表に示すISDB−Tフレーム同期情報I1を抽出し、TSパケット化部40に出力する。図3の表で示されるISDB−Tフレームカウンタ値C1は、ISDB−Tフレームカウンタ20から入力された値をそのまま出力したものである。また、モード情報M1とガードインターバル情報G1は、TMCC情報T1に含まれている値を抽出して出力する。上記以外のパラメータの決定方法について以下に示す。
TMCC切替トリガ情報TR1は、TMCC情報T1をチェックし、変更があった場合にactiveとなる。モード/ガードインターバル切替トリガ情報TR2は、モード情報M1又はガードインターバル情報G1をチェックし、変更があった場合にactiveとなる。また、モード/ガードインターバル情報切替時のカウントダウン情報D1は、モード情報M1、ガードインターバル情報G1に変更があった場合にカウントダウンを開始し、ISDB−Tフレーム単位で1111からデクリメントを行い、0000までカウント後、1111にクリアする。ISDB−Tフレーム同期識別情報ID1には、w0フレーム=0011010111101110とそれをビット反転したw1フレーム=1100101000010001の2種類あり、フレーム毎にw0とw1が交互に送出される。ISDB−Tフレーム同期識別情報ID1は、TMCC信号の同期とOFDMのフレーム同期を確立するために用いられる。
図1のTSパケット化部40について、図1のブロック図及び図3の表を用いて説明する。TSパケット化部40は、入力されたISDB−Tフレーム同期情報I1をISO/IEC13818−1の規格に従ってTSパケット化処理し、TSパケット化されたISDB−Tフレーム同期信号S1を出力する。即ち、出力されるISDB−T同期信号S1は、DVB−ASI規格に準拠したフォーマットで生成されたTSパケット構造となる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、単体の装置に適用しても良い。本発明の機能を実現するための同期信号発生方法も本発明の範疇に含まれる。
図4は、多重化系統のデジタル放送システムの概略を示す。このデジタル放送システムは上述した実施形態に含まれる同期信号発生装置を搭載し、現用系60と予備系70の多重化系統のシステムにおいて、同期信号発生装置のTSパケット化部40から出力されたフレーム同期信号を分配器50により分配するデジタル放送システムも、本発明の範疇に含まれる。ISDB−Tフレーム同期情報は同期信号発生装置でTSパケット形式に変換され、DVB−ASI信号として分配器50に入力されるため、簡易な分配器で容易に分配可能となる。
本発明は、その趣旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求項の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求項の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
この出願は、2011年9月20日に出願された日本出願特願第2011−204772号を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
10 伝送クロック生成部
20 ISDB−Tフレームカウンタ
30 ISDB−Tフレーム同期情報生成部
40 TSパケット化部
50 分配器
60 現用系
70 予備系
20 ISDB−Tフレームカウンタ
30 ISDB−Tフレーム同期情報生成部
40 TSパケット化部
50 分配器
60 現用系
70 予備系
Claims (5)
- 外部クロック信号に同期した伝送クロック信号を生成する伝送クロック生成部と、
前記伝送クロック信号と外部からのTMCC情報に応じて、フレームカウンタ値を出力するフレームカウンタと、
前記フレームカウンタ値と前記TMCC情報に応じて、フレーム同期情報を生成するフレーム同期情報生成部と、
前記フレーム同期情報をTSパケット化するTSパケット化部と、を備えることを特徴とする同期信号発生装置。 - 前記フレームカウンタ値の最大値は、前記TMCC情報に含まれるモード情報とガードインターバル情報から算出されるフレーム時間に相当するフレームカウンタ値となることを特徴とする請求項1に記載の同期信号発生装置。
- 前記TSパケット化されたフレーム同期情報は、DVB−ASI規格に準拠したフォーマットで生成されたTSパケット構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載の同期信号発生装置。
- 請求項1乃至3の何れか一項に記載の同期信号発生装置を含み、現用系と予備系の多重化系統で切り換え可能に構成されたISDB−T方式を採用するデジタル放送システムであって、
前記切り換え可能に構成された前記現用系と予備系に対して、前記パケット化されたフレーム同期情報を分配する分配器を備えることを特徴とするデジタル放送システム。 - 外部クロック信号に同期した伝送クロック信号を生成し、前記伝送クロック信号と外部からのTMCC情報に応じてフレームカウンタ値を出力し、前記フレームカウンタ値と前記TMCC情報に応じてフレーム同期情報を生成し、前記フレーム同期情報をTSパケット化することを特徴とする同期信号発生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013534648A JP5673982B2 (ja) | 2011-09-20 | 2012-08-23 | 同期信号発生装置、同期信号発生方法、及びデジタル放送システム |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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