JP5673144B2 - ディスプレイ装置、上書き制御方法、及びプログラム - Google Patents

ディスプレイ装置、上書き制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、タッチパネル付きディスプレイ装置、上書き制御方法、及びその方法をコンピュータに実行させるプログラムに関するものである。
現在、PDPや液晶リアプロジェクタなどの表示装置と座標入力面と座標入力装置とを一体化して構成されたタッチパネル付きディスプレイ装置がある。一体型のタッチパネル付きディスプレイ装置は、タッチすることによって表示装置の表示画像に手書きしたのと同様に文字や図形を描画することができる。このため、タッチパネル付きディスプレイ装置は、プレゼンテーションや会議、学校の授業などに使われることが増えている。このような傾向は、表示装置の大型化に伴っていっそう強くなることが予想される。
タッチパネル付きディスプレイ装置において、表示されている画像上に文字や図形を描画可能な状態を「上書モード」という。また、タッチパネル付きディスプレイ装置におけるプログラムの起動や操作の機能は、例えばWindows(登録商標)(R)、Linux(R)、Macintosh(R)といった汎用的なOS(Operating System)によって提供される。プログラムを実行可能な状態をAPL(アプリケーション)モードという。
従来のタッチパネル付きディスプレイ装置では、ディスプレイ装置に表示されたコンテンツ(画像)を修正するには、ウィンドウ画面に表示された画像をキャプチャーしてビットマップに変換し、そのビットマップを編集するという方法が一般的である。例えば、特許文献1には、透明ウィンドウを使用した電子コンテンツ修正法が説明されている。
従来の透明ウィンドウ方式による電子コンテンツ修正法では、上書きしたコンテンツを後から参照するために、背景画像と上書画像の位置がずれるタイミングでシステムが強制的に画面をキャプチャーしてビットマップに変換しコンテンツの修正結果を保存していた。そのため、保存すべきビットマップの数が多くなりすぎるという問題があった。
ここで、背景画像と上書画像がずれる場合について説明する。背景画像と上書画像の表示上のずれは、例えば、背景コンテンツがスクロールした場合などに発生する。背景コンテンツのスクロールと同期して上書きコンテンツがスクロールすれば表示上のずれは発生しないが、背景コンテンツがディスプレイ装置に接続されている他のコンピュータの映像である場合、ディスプレイ装置がスクロールイベントを検知できないという問題がある。検知できるようにするには、ハードウェア的結線(結線論理)が必要になる。しかし、ハードウェア的結線は複雑な制御には向かない方式であり、複数のコンピュータの接続を同時にサポートするディスプレイ装置に用いることは、現実的ではない。
結果として、ディスプレイ装置に表示された背景コンテンツをスクロールさせると、背景コンテンツと上書きコンテンツとの対応のずれが必然的に生じてしまう。上書きしたコンテンツを後から参照するための画像を自動的に保存するには、スクロールによりずれが生じた画面を全て記憶メディアに保存する必要がある。このようなコンテンツの修正結果保存方法では、保存されるビットマップの数が莫大になり、後から修正したコンテンツを参照する場合、縮小画像選択一覧から所望の画像を選択しなければならず、非常に不便であった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、上書きコンテンツを保存する必要のあるタイミングでシステムが上書きコンテンツを保存するか否かを操作者に尋ねることによって保存するビットマップ画像の量を減らし、後から修正したコンテンツを効率よく参照できるディスプレイ装置、上書き制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、表示画面と、座標入力装置と、前記座標入力装置で指定された点の座標を検出する座標検出手段と、前記表示画面上に表示された各領域上に前記領域と同じ色で表される透明ウィンドウを開き、前記座標検出手段が前記透明ウィンドウ上で検出した座標に基づく画像を、前記透明ウィンドウ上に上書画像として表示する上書手段と、備えたディスプレイ装置であって、前記表示画面に表示された背景画像の変化を監視する監視手段と、該監視手段により背景画像の変化が検知された場合に、背景画像と上書画像の合成画像を保存するか否かを判断するためのメッセージを表示するアラート手段と、前記座標入力装置から前記合成画像を保存する旨の入力があった場合に、該合成画像を保存する保存手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明では、背景画像がスクロールして上書画像に対してずれる等、上書画像に対して背景画像が変化したタイミングで合成画像を保存するか否かを操作者に尋ねるようにした。
請求項2に記載の発明は、前記監視手段は、前記透明ウィンドウ上に描画されている上書画像を囲む最小矩形を抽出する矩形抽出手段を備え、該矩形抽出手段により抽出された最小矩形内の前記背景画像の変化を監視することを特徴とする。
請求項2の発明では、透明ウィンドウ上に描画されている上書画像を囲む最小矩形内を監視するようにしたので、監視する範囲が狭くなり、装置の負担を軽減できる。
請求項3に記載の発明は、前記表示画面に表示される画像を一時的に記憶する画像RAMを備え、前記透明ウィンドウ上に描画されている上書画像を囲む最小矩形と対応する範囲の該画像RAM内上の背景画像データに関し、ある時点におけるコピーデータと、現在の背景画像データとをビット毎に排他的論理和をとることで前記背景画像の変化を検知することを特徴とする。
請求項3の発明では、ある時点における最小矩形内の背景画像データと、現在の背景画像データとをビット毎に監視する。
請求項4に記載の発明は、前記最小矩形内に前記背景画像が存在しない場合に、前記矩形抽出手段は、背景画像データが現れるまで前記最小矩形を拡大することを特徴とする。
請求項4の発明において、最小矩形内に背景画像が存在しない、とは、背景画像が例えば単一色の背景画像であるという意味である。このような場合には、単一色以外の背景画像が見つかるまで最小矩形を拡大し、拡大された最小矩形内を監視する。
請求項5に記載の発明は、ディスプレイ装置で実行される上書制御方法であって、前記ディスプレイ装置は、制御部と記憶部を備え、前記制御部において実行される、座標検出手段が、座標入力装置上で指定された点の座標を検出するステップと、上書手段が、表示画面上に表示された各領域上に前記領域と同じ色で表される透明ウィンドウを開き、前記座標検出手段が前記透明ウィンドウ上で検出した座標に基づく画像を、前記透明ウィンドウ上に上書画像として表示するステップと、監視手段が、前記表示画面に表示された背景画像の変化を監視するステップと、アラート手段が、該監視手段により背景画像の変化が検知された場合に、背景画像と上書画像の合成画像を保存するか否かを判断するためのメッセージを表示するステップと、保存手段が、前記座標入力装置から前記合成画像を保存する旨の入力があった場合に、該合成画像を保存するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、コンピュータを、座標入力装置上で指定された点の座標を検出する座標検出手段と、表示画面上に表示された各領域上に前記領域と同じ色で表される透明ウィンドウを開き、前記座標検出手段が前記透明ウィンドウ上で検出した座標に基づく画像を、前記透明ウィンドウ上に上書画像として表示する上書手段と、前記表示画面に表示された背景画像の変化を監視する監視手段と、該監視手段により背景画像の変化が検知された場合に、背景画像と上書画像の合成画像を保存するか否かを判断するためのメッセージを表示するアラート手段と、前記座標入力装置から前記合成画像を保存する旨の入力があった場合に、該合成画像を保存する保存手段と、として機能させることを特徴とする。
請求項5、6の発明では、請求項1と同様の作用、効果を奏する。
請求項7に記載の発明は、座標入力装置で指定された点の座標を検出する座標検出手段と、表示画面上に透明ウィンドウを開き、前記座標検出手段が前記透明ウィンドウ上で検出した座標に基づく画像を、前記透明ウィンドウ上に上書画像として表示する上書手段と、を備えたディスプレイ装置であって、背景画像の変化が検知された場合に、背景画像と上書画像の合成画像を保存するか否かを判断するためのメッセージを表示するアラート手段と、前記座標入力装置から前記合成画像を保存する旨の入力があった場合に、該合成画像を保存する保存手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、上書きコンテンツを保存すべきタイミングでシステムが上書きコンテンツを保存するかを操作者に尋ねるので、後から修正したコンテンツを効率よく参照できる。また、操作者は、必要な上書きコンテンツのみを選択的に保存できるので、コンテンツ保存のための記憶域も少なくて済み、また、保存したコンテンツの参照を効率的にできる。
本発明の一実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置の構成を説明するための図である。 本実施の形態の座標入力装置を示す図である。 本実施の形態の検出データの形式を説明するための図である。 図1に示したタッチパネル付きディスプレイ装置のうち、本発明にかかる構成を説明するための機能ブロック図である。 上書部によってなされる上書モードの一般的な処理を説明するための図である。 図4に示した上書部によってなされる上書モードの一般的な処理を説明するための図である。 図4に示した保存制御部によってなされる処理を説明するための図である。 本実施の形態のサムネイル表示の処理を説明するための図である。 本実施の形態の保存メッセージの表示を説明するための図である。 本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置でなされる座標検出装置のマウスエミュレーションを説明するためのフローチャートである。 本実施の形態の上書制御を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態の上書ツールバー制御について説明するためのフローチャートである。 本実施の形態の上書ツールバー制御について説明するための他のフローチャートである。 本発明の方式を実装した電子黒板システムの構成例を示す図である。 本発明において監視する画像RAM内のデータ領域を説明するための模式図である。 最小矩形と拡大された矩形について説明する概念図である。 最小矩形内のデータの検査について示した概念図である。 最小矩形内のデータの検査について、C言語風に記述した擬似コードで示す図である。 背景画像が変更された場合の、画像表示装置上における操作者への通知例を示す図である。 画像RAM上の監視すべき矩形を抽出する手順について説明するためのフローチャートである。 最小矩形内のデータの検査から画像を保存するまでの手順について説明するためのフローチャートである。 ディスプレイ装置の機能ブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置、上書制御方法、上書制御をコンピュータに実行させるプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置の構成を説明するための図である。図示したタッチパネル付きディスプレイ装置は、タッチパネル式の座標入力装置1と、座標入力装置1に入力された座標を検出する座標検出装置3と、座標検出装置3が検出した座標に基づいて画像データを制御するホスト装置4(本実施の形態ではPC(Personal Computer)を利用している)、ホスト装置4によって制御された画像データ(R,G,B)を液晶画面やPDP(Plasma Display Panel)といったディスプレイ画面113に表示する表示装置2とを備えている。
なお、本明細書中では、座標入力装置1と座標検出装置3とを合わせた構成をタッチパネルとも記す。また、本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置には、ディスプレイ画面113が座標入力装置1の座標入力面112と重なって設けられている。座標入力面とは、座標検出装置3が座標を検出できる領域であって、本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置はディスプレイ画面113に直接タッチする構成であるから、座標入力面112は仮想的な面である。
座標入力装置1は、後述する光学検出器を備えていて、ディスプレイ画面113上のタッチを光学的に検出する。光学検出器が検出したデータは座標検出装置3に入力し、座標検出装置3が、タッチされた座標入力面112上の点(タッチ点)tの座標(x,y)を算出する。算出される座標は、ディスプレイ画面113の画素数(例えばx:1024,y:768)によって表され、10ms、あるいは20msといった時間で周期的にホスト装置4に出力する。なお、座標検出装置3のタッチ点の座標の算出については、後に詳述する。
また、座標検出装置3は、後述する光学検出器が検出したデータを入力するための左光学検出器I/F101、右光学検出器I/F102、座標検出装置3全般を制御する中央演算装置104、中央演算装置104で使用されるプログラムが格納されているROM105、中央演算装置104の作業データが一時保存されるRAM106、周期的に時間を計測して中央演算装置104に入力するタイマ(TIMER)107とを備えている。
ホスト装置4は、PC(Personal Computer)であって、Windows(登録商標)(R)、Macintosh(R)、Linux(R)といった汎用的なOSを搭載しており、画像データの制御は、OSの制御下で実行されている。そして、汎用的なOSの制御下で実行されるプログラム(ドライバソフト)であるドライバ108と、共通の汎用的なOSの制御下で動作するアプリケーションAPL111と、画像データが一時的に保存される画像RAM115とを有している。
ここで、本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置におけるタッチ点の検出および座標の算出について説明する。図2は、本実施の形態の座標入力装置を示す図である。座標入力装置1は、図中の縦方向の長さがH、横の長さがWの矩形の座標入力面112と、座標入力面の三辺に設けられた再帰性反射部材201と、再帰性反射部材201が設けられていない1辺の両端に設けられた左光学検出器202L、右光学検出器202Rとを備えている。
左光学検出器202L、右光学検出器202Rは、いずれも半導体レーザである光源(図示せず)と、例えばCCD(Charged Coupled Device)を利用した受光部(図示せず)とを一体化したユニットである。光源は、座標入力面112の全域に光源を要とする扇状に光を照射する。左光学検出器202L、右光学検出器202Rが扇状の光を照射することによって、レーザ光は座標入力面112の全域に照射される。
座標入力面112に照射された光は、再帰性反射部材201に反射される。再帰性反射部材201は、光を180度の角度で反射する部材であって、例えば図中に示す照射光p1を反射して照射光p1の光軸に平行な光軸を通る反射光p2とする。座標入力面上112に光を遮るものが存在しない場合、左光学検出器202L、右光学検出器202R、は照射された光のすべての反射光を受光する。しかし、例えば指やペンが座標入力面112にタッチしたとき、タッチ点を通る光が左光学検出器202L、右光学検出器202Rに受光されない。
左光学検出器202L、右光学検出器202Rによって検出される光の情報は、アナログデータとして座標検出装置3に入力する。このとき、座標検出装置3は、扇状に照射された光のうち、受光部の光を受光しなかった位置で本来受光されるはずの光の光軸から左光学検出器202L、右光学検出器202Rの受光部を通る直線と各受光部とタッチ点tとを通る直線との角度(光遮蔽角度)θL、θRとを求める。タッチ点tの座標(x,y)は、角度θL、θRを使って以下のように算出される。
x=W×tanθR/(tanθL+tanθR)
y=H−W×tanθL×tanθR/(tanθL+tanθR)
次に、座標検出装置3で検出されるデータ(検出データ)とマウスデータとについて説明する。座標検出装置3は、座標入力装置1に対してなされたタッチのタッチ点のアナログデータを入力し、タッチ点の座標を算出する。そして、座標のデータとタッチの有無や状態(タッチ、デタッチ、移動・停止タッチ)とを示すデータ(検出データ)をドライバ108に与える。検出データは、ホスト装置4のドライバ108によってマウスデータに変換される。
図3(a)は、検出データの形式を説明するための図、図3(b)はマウスデータの形式を説明するための図である。図3(a)に示したように、検出データは、タッチ点のx座標、y座標、さらにタッチ点の座標ステータスの情報を含んでいる。座標ステータスは、検出データが、タッチ、デタッチ、移動・停止タッチのいずれであるかを1または0によって示すものである。なお、座標検出装置3がタッチ、デタッチ、移動・停止タッチを検出した場合、各タッチを示すフィールドに1が設定される。
また、図3(b)に示したように、マウスデータは、タッチ点のx座標、y座標、さらにマウスステータスの情報を含んでいる。マウスステータスは、マウスの右ボタンのON、OFF、左ボタンのON、OFFを1または0によって示すものである。タッチ、デタッチ、移動・停止タッチは、マウスの右ボタンのON、OFF、左ボタンのON、OFFのうちいずれかと対応付けて設定されている。
なお、本実施の形態では、座標入力面112に対して指やペンが非接触状態から接触したことをタッチといい、タッチがなされた位置を示す点をタッチ点という。また、タッチ点から指やペンが離れたことをデタッチといい、デタッチすることなくタッチ点が移動することを移動・停止タッチという。なお、移動・停止タッチは、マウスでいうドラッグの操作に相当する。
以上述べた構成は、以下のように動作する。すなわち、座標検出装置3は、タッチ点の座標を算出し、タッチ、デタッチなどの座標ステータスと共にホスト装置4に引き渡す。ホスト装置4のドライバ108は、汎用的なOSの制御下で座標検出装置3から検出データをRS232CあるいはUSBを介して受け取り、マウスデータに変換してマウスI/Fに渡す。マウスデータは、さらにAPL111に渡される。
APL111は、マウスI/Fから受け取ったマウスデータに含まれる座標に関する情報やボタンのON、OFFの情報にしたがって予め座標に設定されている機能を実行する。ここでいう機能とは、例えば、ドラッグの軌跡を特定の色や太さの線で描画する文字描画、図形描画、罫線描画をいう。
APL111の機能の実行によって作成された画像データは、R、G、Bで表される形式で画像RAM115に展開されて表示装置2に送出する。表示装置2は、画像データをディスプレイ画面113に表示する。
図4は、図1に示したタッチパネル付きディスプレイ装置のうち、上書制御にかかる構成を説明するための機能ブロック図である。図示した機能は、APL111の一つとして汎用的なOSによって提供される。
図示したAPL111は、ディスプレイ画面113上にウィンドウ(ディスプレイ画面に複数の文書や画像、表などを表示させる機能をいう。本実施の形態では、ウィンドウの機能によって複数の文書や画像、表などを表示させるために設けられた画面をウィンドウ画面という)を表示するウィンドウ表示部301と、座標検出装置3が透明ウィンドウ上で検出した座標に基づいて画像(上書画像)を表示する上書部303と、を備えている。
なお、透明ウィンドウとは、背景色が透明ウィンドウ下のウィンドウ画面と同じ色で表されるウィンドウを指す。透明ウィンドウは、ウィンドウの範囲(位置座標)は規定されているものの、透明ウィンドウ下のウィンドウ画面との境界を視認することができず、透明ウィンドウ上の上書画像が透明ウィンドウ下のウィンドウ画面上に直接表示されているように見える。
また、上書部303による上書画像の表示後、上書部303によって表示された上書画像を保存するか否か、あるいは画像の保存にかかる条件の少なくとも一方を設定するための保存画像設定手段である保存制御部305と、を備えている。画像保存D・B309は、保存制御部305によって設定された条件にしたがって画像を保存する画像保存手段である。
また、上書D・B307は、上書部303の後述するスタンプや図形のモードで使用される画像データなどが蓄積されたデータベースである。なお、以上の構成は、ドライバ108から渡されるマウスデータMによって座標入力装置1に入力された座標を認識している。
図5、図6は、上書部303によってなされる上書モードの一般的な処理を説明するための図である。図5(a)は、上書部303によってなされる上書のモードを設定するための設定画面を説明するための図である。図示した設定画面は、「ペン」、「スタンプ」といった上書モードを選択するボタンを表示する。表示されたボタンのうち、例えばペンのタブ651が選択されると、ペンによって描画される線の太さや色を設定するためのダイアログボックス654が表示される。また、描画された線を消すための消しゴムの大きさを選択する画面656が表示される。選択されたペンの太さや色、消しゴムの大きさは、OKボタン658をクリックすることによって決定する。
図5(b)は、上書のモードの「スタンプ」を設定する画面を示す図である。スタンプのタブ661が選択されると、予め登録されているスタンプを表示するスタンプメニュー662が開く。スタンプメニューには、使用可能な複数のスタンプ662a〜662eが表示される。表示されたスタンプ662a〜662eのいずれかを選択すると、選択されたスタンプをプレビュー画面に表示することができる。表示されたスタンプは、OKボタン658のクリックによって上書されるスタンプに決定する。
図6(a)〜(c)は、図5で設定した上書モードを使って上書きをする操作を説明するための図である。図示したように、ウィンドウ画面401に画像(ウィンドウ画像)が表示されていて、ウィンドウ画面401の図中右側に上書ツールバー403が表示される。上書ツールバー403は、デスクトップ画面のアイコンをダブルクリックすることにより、OSが提供する起動手段によって起動される。
また、上書ツールバー403は、APLボタン403a、ペンボタン403b、図形ボタン403c、スタンプボタン403d、消しゴムボタン403e、ページ保存ボタン403f、サムネイルボタン403g、設定ボタン403hといった複数のボタンを有している。APLボタン403qは、上書きモードからAPLモードへ戻し、プログラムをOSの1APLとして動作可能にする(図6(a))。
また、ペンボタン403b、図形ボタン403c、スタンプボタン403d、消しゴムボタンeの何れかが選択されると、上書きモードを示すカーソル405(ペンによる上書の例)が表示されて上書きモードへ移行したことを示す。上書モードをペンに設定した場合、ディスプレイ画面113上のウィンドウ画面内に指などでタッチしながら文字を書くことにより、手書き文字409を上書することができる。
また、上書モードを図形に設定した場合、ウィンドウ画面内に指などで楕円407のような図形を上書することができる。この際、上書される図形の種類(円、楕円、直線、矢印、四角形)は、図形ボタン押下時にメニュー表示される。オペレータは、表示されたメニューから所望の図形を選択することができる。
さらに、上書モードをスタンプに設定した場合、例えばスタンプ画像413をウィンドウ画面内に貼りつけることができる。スタンプ画像は、スタンプボタン押下時にメニュー表示される。オペレータは、表示されたメニューから所望のスタンプ画像を選択することができる(図6(b))。
なお、本実施の形態では、上書モードを消しゴムに設定した場合、消しゴムカーソル411が触れる手書き文字(図形)、図形、スタンプを消去することができる(図6(c))。
保存制御部
図7(a)、(b)は、保存制御部305によってなされる処理を説明するための図である。保存制御部305は、ディスプレイ画面113に複数のウィンドウ画面が表示されている場合、複数のウィンドウ画面の各々について画像を保存するか否か、画像の保存にかかる条件の少なくとも一方を設定するための保存設定画面を表示する。
すなわち、上書ツールバー403のページ保存ボタン上のタッチが検出されると、保存制御部305は、ウィンドウ画面703a、703bのうち、上書画像が表示されているウィンドウ画面(図7の場合は両方)の例えばタイトルバー名といったタイトルバーに関する情報をメニューとして表示する。オペレータは、表示されたタイトルバー名のうち、保存したいウィンドウ画面のタイトルバー名にタッチすることにより、所望のウィンドウ画面に表示されていた上書画像をウィンドウ画像と区別し、表示されていた画面(ページ)ごとに画像保存D・B309に保存する。なお、保存された上書画像は、表示されていたウィンドウ画面703bから消去される(図7(b))。
また、本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置は、保存制御部305が、画像保存D・B309に保存された画像を縮小表示するサムネイル表示手段としても機能する。保存制御部305は、画像保存D・B309が複数の画像を保存している場合、縮小表示される画像を選択することができる。
図8(a)、(b)は、サムネイル表示の処理を説明するための図である。上書きツールバー403において、サムネイルボタン403gがタッチされると、保存制御部305は、ウィンドウ画面703a、703bのうち、上書画像が表示されているウィンドウ画面(図8の場合は両方)のタイトルバー名といったタイトルバーに関する情報をメニューとして表示する(図8(a))。
オペレータは、表示されたタイトルバー名のうち、上書画像を表示させたいウィンドウ画面のタイトルバー名にタッチすることにより、所望のウィンドウ画面に表示されていた画像をサムネイルとして表示する。そして、表示されたサムネイル画面をダブルクリックして選択し、選択されたサムネイル画像が示す上書画像を削除ボタン1205aで削除することができる。また、削除された戻すボタン1205bで戻すことができる。さらに、サムネイル画像で選択した画像を全画面表示させ、上書画像を削除、追加することができる。全画面表示された画像は、閉じるボタン1205cを使って閉じられる(図8(b))。
また、本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置は、上書部303によって上書画像が表示されたウィンドウ画面が閉じるとき、上書画像を保存するか否かを判断するための保存メッセージをオペレータに対して自動的に表示する。保存制御部305は、上書部303によって表示された上書画像を保存する場合、上書モードからAPLモードに移行したときに画像を保存する。また、上書モードにおいて最後に更新された上書画像と共に表示されていたウィンドウ画像を保存する。
図9(a)、(b)は、保存メッセージの表示を説明するための図である。図9(a)に示すように、上書画像が保存されているウィンドウ画面をオペレータがファイルボタン1301にタッチして閉じたとき、保存ダイアログボックス1301aが自動的に表示される。図9(b)のように、保存ダイアログボックスには、閉じたウィンドウ画面のタイトルバー情報が表示される。(b)に示したダイアログボックス1303には、ウィンドウ画面の保存形式(画像の保存にかかる条件)が複数設定されている。図中、ページ画像とはウィンドウ画像を指し、上書文字とは上書画像を指す。
設定される画像の保存にかかる条件には、上書画像にウィンドウ画像を重ねた状態で保存する条件と、上書画像とウィンドウ画像とをそれぞれ別個に保存する条件とが含まれている。オペレータは、このような条件から所望の条件を選択し、画像を保存することができる。また、図中、Word(R)形式とはデータをWord(R)形式で保存することを指す。また、画像とは編集可能なウィンドウ画像やスタンプ画像であり、手書き文字はフリーハンド、図形は図形データとして保存される。
図10は、本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置でなされる座標検出装置3のマウスエミュレーションを説明するためのフローチャートである。座標入力装置1は、10ms程度の周期で座標入力面112上の指やペン(座標指示物)を検知する。座標検出装置3は、座標入力装置1から座標指示物を検知したデータが入力したか否か判断する(ステップS901)。この結果、データが座標入力面112に対するタッチを示すデータを入力した場合(ステップS902:Yes)、このタッチをマウスの右クリックまたは左クリックに割り当てる。
すなわち、検知されたタッチが通常のタッチ、または移動・停止タッチであれば、タッチ座標はONマウスデータとしてマウスI/Fに通知される(ステップS903)〜(ステップS909)。また、デタッチが検知された場合、OFFマウスデータがマウスI/Fに通知される(ステップS910)〜(ステップS913)。
図11は、本発明の実施の形態の上書き制御を説明するためのフローチャートである。APL111の上書部303は、先ず、上書きツールバーを表示する(ステップS1001)。このとき、上書きツールが起動され、操作モードはAPLモードとなり他のプログラムの実行が可能になる(ステップS1002)。上書部303は、上書き操作が実行されたウィンドウ画面が「閉じる」のを監視する(ステップS1003)。
そして、上書部303がウィンドウ画面が閉じたと判断した場合(ステップS1003:Yes)、「保存ダイアログボックス」を自動表示し、上書き操作中「ページ保存」されたデータをユーザー保存する。また、上書きツールの一時保存ファイルを削除する上書データ保存制御を実行する(ステップS1004)。なお、ユーザー保存は上書きデータのみ、あるいはウィンドウ画像+上書きデータを選択可能とする。また、Word(R)形式保存可能とする。
タッチ操作によってマウスデータが入力すると(ステップS1005:Yes)、APL操作モード時には上書きツールバーにタッチされた時に、また、上書きモード時にはタッチ座標が全て上書きツールへ通知される。上書モードであって、ペンの設定がなされている場合(ステップS1008:Yes)、上書部303は、ペンに設定されている太さ、色を用いて手書き文字を描画する(ステップS1009)。さらに、描画の軌跡を示すタッチ座標を保存する(ステップS1010)。
また、ステップS1008で上書モードの設定がペンではないと判断され(ステップS1008:No)、かつ、設定が図形であると判断された場合(ステップS1011:Yes)、上書ツールバーによって選択されている図形(直線、矢印、円、楕円、四角形)を描画する(ステップS1012)。描画された図形は、図形データとして保存される(ステップS1013)。図形データの保存は、図形が直線、矢印であった場合には始点座標、終点座標、円、楕円であれば中心座標、長軸長、短軸長。四角形であれば左上原点座標、X軸長、Y軸長、図形種別を保存することによってなされる。
また、上書モードの設定が図形ではないと判断され(ステップS1011:No)、かつ設定がスタンプである場合(ステップS1014:Yes)、上書ツールの設定画面において選択されたスタンプ画像をタッチがなされた座標に描画(貼りつける)する(ステップS1015)。そして、タッチ座標、スタンプ画像にかかるデータを保存する(ステップS1016)。
次に、上書部303は、上書モードの設定がスタンプでもなく(ステップS1014:No)、消しゴムであると判断した場合(ステップS1017:Yes)、タッチ座標下の上書き画像を消去する(ステップS1018)。続いて、消去された上書き画像のデータを削除する(ステップS1019)。
さらに、上書部303は、操作モードが上書モードでない場合(ステップS1006:No)、ツールバーへのタッチで「上書きツールバー制御」を実行する。そして、上書ツールバーの「終了」ボタンに対するタッチがなされたと判断すると(ステップS1021:Yes)、上書きツールを終了する。
図12、図13は、上書ツールバー制御について説明するためのフローチャートである。上書部303は、上書ツールバーの「ペン」ボタンがタッチされたことを判断すると(ステップS1101)、上書のモードをペンに設定する(ステップS1102)。この結果、上書のモードは、手書き文字描画モードへ移行する。また、「消しゴム」ボタンがタッチされた場合には(ステップS1103:Yes)、上書き消去モードへ移行する(ステップS1104)。
また、上書ツールバーの「図形」ボタンがタッチされたことを判断すると(ステップS1105)、図形メニュー(直線、矢印、円、楕円、四角形)が表示され、表示された図形メニューから図形を選択する図形描画モードへ移行する(ステップS1107)。さらに、「スタンプ」ボタンがタッチされた場合には(ステップS1109)、スタンプ登録されたスタンプ画像をメニュー表示し、選択するスタンプ描画モードへ移行する(ステップS1110)。
また、上書部303は、操作モードがAPLモードである場合(ステップS1111:Yes)、ペン、図形、スタンプ、消しゴムのいずれかのボタンへのタッチによって上書きモードへ移行する(ステップS1112)。
上書きモードへの移行により、上書部303は、表示されているウィンドウ画面の原点座標、幅、高さを取得、保存する(ステップS1113)。そして、透明ウィンドウを開き(表示し)する(ステップS1114)。そして、透明ウィンドウ上に手書き文字、図形、スタンプなどの上書画像を描画する(ステップS1115)。
さらに、ステップS1108において、上書モードがスタンプでもないと判断された場合(ステップS1108:No)、「ページ保存」ボタンタッチでウィンドウ画像を保存するか否か判断し(ステップS1116)、保存する場合には、保存ダイアログで指定された形式に応じて例えばウィンドウ画像を保存し(ステップS1117)、さらに上書画像をデータページとして別個に保存する(ステップS1118)。保存された画像は、「サムネイル」ボタンタッチで縮小表示することができる(ステップS1119)。
また、本実施の形態の上書制御方法は、サムネイル表示画面で表示すべきウィンドウ画面を選択する(ステップS1120)。選択された画像には、サムネイル表示制御によってページ削除、ページ全画面表示によって上書画像の追加、削除がなされる(ステップS1121)。さらに、「設定」ボタンタッチで「上書きの設定ダイアログボックス」を表示、ペンの色、太さ、スタンプ画像の登録、消しゴムカーソルの大きさを設定することもできる(ステップS1123)。また、「APL」ボタンタッチで上書きモードからAPLモードへ移行させることもできる(ステップS1125)。そして、APLモード移行時上書き描画をクリアし(ステップS1126)、透明ウィンドウを閉じ(ステップS1127)、他のプログラムの実行を可能にする。
さらに、本実施の形態の上書制御方法は、上書の対象がデスクトップであった場合(ステップS1128:Yes)、上書データ保存制御によって保存ダイアログボックスを自動表示し、上書操作中にページ保存されたデータを保存する。そして、上書ツールの一時保存ファイルを削除する(ステップS1129)。また、上書の対象がデスクトップでない場合(ステップS1128:No)、上書されたウィンドウ画像を保存する(ステップS1130)。
上書ツールバー403の終了ボタンのタッチが検出された場合には(ステップS1131:Yes)、操作モードを終了し(ステップS1132)、上書ツールバー403を終了する(ステップS1133)。そして、上書部303が透明ツールバーを閉じる(ステップS1135)。次に、保存制御部305が、上書データ保存制御を実行する(ステップS1136)。上書データ保存制御では、上書データが存在する場合に保存ダイアログボックスを表示し、上書操作中にページ保存されたデータを保存、上書ツールの一時保存ファイルを削除する。なお、以上の処理は、複数のウィンドウ画面が表示されている場合にはウィンドウ画面の数だけ繰り返される。
〔画像保存方法についての説明〕
以上のように構成されたタッチパネル付きディスプレイ装置を使用した画像保存方法について説明する。
―電子黒板システムの構成例―
図14は、本発明の方式を実装した電子黒板システムの構成例を示す図である。
電子黒板システム1400は、ディスプレイ装置1401と複数のPC1403、1405(Personal Computer)が、ディスプレイ装置1401と直接的に、或いはLAN、WAN等のネットワーク等を介して接続された構成を有している。ディスプレイ画面113には、PC1403、1405から送られる背景画像1409(透明ウィンドウ1411下のウィンドウ画面1407に表示されている電子コンテンツとしての画像)と、透明ウィンドウ1411上に表示される上書画像1413(電子コンテンツ)とが、重ねて表示されている。
ディスプレイ画面113に表示される背景画像1409のデータは、画像RAM115(図1参照)内に存在している。従って、ディスプレイ画面113に表示される背景画像1409のデータに変化があった場合、画像RAM115内のデータが変化することになるため、画像RAM115上のデータを監視すればよい。
本発明においては、さらに、画像RAM115内において監視するべきデータ領域を限定することにより、電子黒板システム1400全体の負荷を軽減している。具体的には、監視するデータ領域を、透明ウィンドウ1411上に描かれた上書画像1413を囲む最小の矩形(後述する)としている。
そして、画像RAM115内のデータに変化があった場合、背景画像1409と上書画像1413とを合成して、ビットマップ画像1415としてHDD(Hard Disk Drive)やCD−ROM、DVD等の記録メディア319(図22参照)に保存する。
―最小矩形の抽出―
図15は、本発明において監視する画像RAM内のデータ領域を説明するための模式図である。図15は、透明ウィンドウ1411に表示された上書画像1413の一例を示している。
例えば、透明ウィンドウ1411上に描かれた上書画像1413が、図中実線にて示すもの(1413a乃至1413c)の場合、最小矩形R1、R2、R3は点線で示す矩形であり、複数存在する。
たとえば、図15では、最小矩形が3つ存在する。つまり透明ウィンドウ1411下に3つの独立した曲線1413a乃至1413cがあり、各最小矩形R1、R2、R3は夫々の曲線1413a乃至1413cを囲んでいる。透明ウィンドウ1411下の対応する矩形をR1、R2、R3とする。各最小矩形の座標を左上、右下の頂点の座標で表現し、
1の座標=(l1,t1,r1,b1
2の座標=(l2,t2,r2,b2
3の座標=(l3,t3,r3,b3
とする。
画像RAM115上のR1、R2、R3のメモリの内容を画像RAM115上の空いている領域にコピーして、R1’、R2’、R3’とする。なお、Rnは実際の画面上に表示されているデータであり、Rn’はある時点において取得された矩形Rn内のデータである。以下の説明においてはRn’を「元データ」と呼ぶ場合がある。
1のコンテンツが変化したどうか検査する方法について説明する。なお、R2、R3はR1とまったく同じ手順で検査できる。
最小矩形R1、R2、R3のいずれの中にも背景画像データがない場合、即ち、背景画像が単一色の背景である場合は、背景画像データが現れるまで、最小矩形R1、R2、R3を順次拡大していく。どれか1つの矩形において背景画像データが現れた時点で矩形の拡大処理を終了する。なお、矩形の拡大は、最小矩形の幅を拡大する量(幅の調整量:dw)と、高さを拡大する量(高さの調整量:dh)を指定して、幅、高さを夫々拡大する。
―最小矩形の拡大処理―
(手順1) 画像RAM115上の最小矩形をR1、R2、…、Rnとする。
(手順2) すべてのi(i=1〜n)について、{Riの電子コンテンツ}が空集合かどうか検査する。空集合とは、Riの電子コンテンツデータが存在しないことの意味である。
(手順3) すべてのiについて、{Riの電子コンテンツ}が空集合の場合には、R1、R2、…、Rnに対して矩形の拡張処理を行う。なお、{Riの電子コンテンツ}の中に空集合でないものがあれば、処理を終了する。
(手順4) すべてのiについて、
dwi←(ri−li)/2
dhi←(bi−ti)/2
i←li−dwi
i←ri+dwi
i←ti−dhi
i←bi+dhi
と設定する。
拡大された最小矩形について{Riの電子コンテンツ}が空集合かどうか検査し、空集合でなければ、処理を終了する。
なお、上記拡大矩形を概念的に示したのが図16である。手順4では、幅の調整量dwを最小矩形R1の幅の1/2、高さの調整量dhを最小矩形R1の高さの1/2と設定した例により説明しているが、この実施形態に限定されるものではない。また、最小矩形の拡大方向を最小矩形の上下左右4方向としているが、この実施形態に限定されるものではない。
(手順5) (手順4)において処理が終了しなければ、再び(4)の処理を繰り返す。言い換えれば、拡大された最小矩形について{Riの電子コンテンツ}が空集合であった場合には、拡大された最小矩形をさらに拡大して、{Riの電子コンテンツ}が空集合かどうか検査する。
最小矩形の拡大処理が終了したら、終了時点における矩形内のデータを検査する処理を
行う。
―最小矩形内のデータの検査―
最小矩形内のデータの検査について説明する。図17は、最小矩形内のデータの検査について示した概念図である。なお、データの検査処理における最小矩形とは、{Riの電子コンテンツ}が空集合でない矩形のことであり、最小矩形の拡大処理の結果によっては拡大された後の矩形となるが、以下では便宜上、まとめて「最小矩形」と称して説明する。
1内のデータの変化を次の(手順1)〜(手順3)で検査する。
(手順1) R1、R1’の画像RAM115内における先頭アドレス(R1、R1’の左上の頂点に相当するアドレス)をsp1、dp1に代入する。R1の幅をw1に代入する。R1の右下の頂点のアドレスをe1に代入する。
1←r1−l1
1←dp1+(b1−t1)×w1
(手順2) R1をラスタ毎に処理する。
p←sp1
q←dp1
ここで、p、qに対して、まずsp1、dp1を代入する。なお(手順1)において、sp1、dp1には、夫々R1、R1’の先頭アドレスが代入されている。
バイト単位(あるいはワード単位)でp、qの指す中身(*p、*q)の排他的論理和(^)を取る。排他的論理和が0以外であったら、R1のデータが変更されたことを意味する。
(手順3) (手順2)の処理をR1の高さ(b1−t1)分繰り返す。
上記(1)〜(3)の手順を汎用化してC言語風の擬似コードで記述したものが図18のリストである。図18は、指定した矩形内のデータが変化したか否かを検査する擬似コードである。図では、R1、R2、R3を区別することなく記述しているが、R2に関して検査する場合は、上記「―最小矩形内のデータの検査―」において示した1を2に置き換えればよい。具体的に示せば以下のようになる。
sp2←R2の先頭アドレス
dp2←R2‘の先頭アドレス
bool result = isContentInRectChanged(sp2,dp2,l2,t2,r2,b2
resultがtrueならばコンテンツに変更があり、falseならば変更がなかったことになる。R3のコンテンツに関しても同様に検査できる。
―コンテンツデータの監視―
上記方法により、背景画像データの監視を行うには、ある決められた時間内(例えば、数十ミリ秒)において以下の処理を繰り返せばよい。
(手順1) 透明レイヤ上で抽出された最小矩形をR1、R2、…、Rnとする。画像RAM115上で最小矩形R1、R2、…、Rnに対応する矩形をR1’、R2’、…、Rn’とする。
(手順2) すべてのi(i=1〜n)について、
i、Ri’の先頭アドレスをspi、dpiに代入し、
isContentInRectChanged(spi,dpi,li,ti,ri,bi)の値がtrueになるまで検査する。
(手順3) (手順2)において、すべてのiについて、isContentInRectChanged(spi,dpi,li,ti,ri,bi)の値がfalseなら、背景画像に変更はないと判断する。
―操作者への通知―
図19は、背景画像が変更された場合の、画像表示装置上における操作者への通知例を示す図である。
背景画像データの監視において、背景画像の変更を検知した場合は、ディスプレイ画面113上に、例えばカメラアイコン1417を一定時間(数秒間)表示し、操作者がカメラアイコン1417をクリック(タッチ)したら、透明ウィンドウ1411上の上書画像1413と透明ウィンドウ1411下の背景画像1409とを合成したビットマップ画像1415を記録メディア319(図22参照)に記録する。一定時間内に操作者がカメラアイコン1417をクリックしなかった場合、カメラアイコン1417は消え、透明ウィンドウ1411上の上書画像1413はクリアされる。
―フローチャートに基づいた説明―
以上説明した各処理について、フローチャートに基づいて説明する。
図20は、画像RAM115上の監視すべき矩形を抽出する手順について説明するためのフローチャートである。概ね、上記「最小矩形の抽出」及び「最小矩形の拡大処理」に相当する処理を示している。
透明ウィンドウ上の上書画像を囲む最小の矩形を抽出する(ステップS1501)。抽出された最小矩形に対応する矩形内に、背景画像データがあるか否かを確認する(ステップS1502)。これは、上記最小矩形の拡大処理における手順2に相当する。いずれの最小矩形にも背景画像データが存在しない場合(ステップS1502にてNo)、背景画像データが見つかるまで、夫々の最小矩形を拡大する(ステップS1503)。いずれかの最小矩形に背景画像データが存在する場合(ステップS1502にてYes)、及びステップS1503における最小矩形の拡大処理が終了した後、画像RAM115内の最小矩形(又は拡大された後の最小矩形)を夫々R1、R2、…、Rnとする(ステップS1504)。画像RAM上のR1、R2、…、Rnのメモリの内容を画像RAM115上の空いている領域にコピーして、R1’、R2’、…、Rn’とする(ステップS1505)。
図21は、最小矩形内のデータの検査から画像を保存するまでの手順について説明するためのフローチャートである。
まず、i←1と設定する(ステップS1506)。このiは、最小矩形の番号1〜nに相当する。続いて、Ri内のデータに変化があるか否かを図18に示したisContentInRectChanged()を使用して検査する(ステップS1507)。Ri内のデータに変化があった場合には(ステップS1507にてYes)、ディスプレイ画面113上にカメラアイコン1417を表示する等して、操作者に画像を保存するか否かを確認するためのアラートを出す(ステップS1508)。アラートに対して、操作者からコンテンツを保存するよう命令があった場合には(ステップS1509にてYes)、透明ウィンドウ1411上の上書画像1413と透明ウィンドウ1411下の背景画像1409とを合成したビットマップ画像1415を記録メディア319(図22参照)に保存し(ステップS1510)、処理を終了する。
一方、アラートに対して、操作者からコンテンツを保存する旨の命令がなかった場合には(ステップS1509にてNo)、透明ウィンドウ1411上の上書画像1413をクリアして(ステップS1511)、処理を終了する。
また、ステップS1507の検査においてRi内のデータに変化がなかった場合には(ステップS1507にてNo)、i←i+1と設定し(ステップS1512)、検査されてない最小矩形があるか否かを確認する(ステップS1513)。検査されていない最小矩形がある場合には(ステップS1513にてNo)、次の最小矩形内のデータを検査する(ステップS1507以降)。すでにn個すべての最小矩形内を検査していた場合には(ステップS1513にてYes)処理を抜ける。
この処理を一定時間ごとに繰り返し実行することにより、背景画像データを監視する。
〔動作説明〕
以上のデータ監視を行うディスプレイ装置について、機能ブロック図に基づいて説明する。図22は、ディスプレイ装置の機能ブロック図である。
ディスプレイ装置1401は、APL111内に、透明ウィンドウ1411に表示された上書画像1413を囲む最小矩形Rを抽出する矩形抽出部311と、最小矩形R内に含まれる背景画像1409の変化を監視するコンテンツ監視部313と、最小矩形R内の背景画像1409に変更があった場合に背景画像1409及び上書画像1413を合成して保存するか否かを尋ねるダイアログを表示するコンテンツ変更アラート部315と、保存制御部305と、HDD(Hard Disk Drive)やCD−ROM、DVD等の記録メディア319と、を備えている。
ディスプレイ装置1401の表示データは必ず、画像RAM115上に展開されている(S1601)。操作者が座標入力面112の透明ウィンドウ1411上で手書き文字を入力する。手書き文字の入力が終わった瞬間、電子黒板システム1400は、手書き文字を囲む最小矩形Rを計算すると同時に、画像RAM115上の対応する矩形のコピー(最小矩形R1’)を画像RAM115上に作成する(S1602)。ある一定時間内(数十ミリ秒)毎にコンテンツ監視部313が画像RAM115上の該当矩形内のデータが変化したかどうかを監視する(S1603→S1604)。コンテンツ監視部313がデータの変化を検知したら、コンテンツ変更アラート部315にアラート用のユーザーインターフェースを処理するように制御を渡す(S1605)。コンテンツ変更アラート部315は、表示装置2にアラートを表示し、ある決められた時間(数秒間)、ユーザーの指示を待つ(S1606、S1607)。ユーザーから保存指令が出た場合に保存制御部305は、透明ウィンドウ1411上の上書画像1413と透明ウィンドウ1411下の背景画像1409を合成して、ビットマップ画像1415を記録メディア319に保存する(S1609)。さもなければ、透明ウィンドウ1411上のデータを破棄する。
以上のように、本発明によれば、上書きコンテンツを保存する必要のあるタイミングでシステムが上書きコンテンツを保存するか否かを操作者に尋ねるので、保存するビットマップ画像の量を減らすことができ、後から修正したコンテンツを効率よく参照できる。また、操作者は、必要な上書きコンテンツのみを選択的に保存できるので、コンテンツ保存のための記憶域も少なくて済み、また、保存したコンテンツの参照を効率的にできる。また、透明レイヤ下のコンテンツの変化をシステムに負荷のかからない方法で監視するため、リアルタイムで監視でき、透明レイヤ下のコンテンツの変化を見逃すことがない。
1…座標入力装置、2…表示装置、3…座標検出装置、4…ホスト装置、111…APL、112…座標入力面、113…ディスプレイ画面、115…画像RAM、305…保存制御部、311…矩形抽出部、313…コンテンツ監視部、315…コンテンツ変更アラート部、319…記録メディア、1400…電子黒板システム、1401…ディスプレイ装置、1403、1405…PC、1407…ウィンドウ画面、1409…背景画像、1411…透明ウィンドウ、1413…上書画像、1415…ビットマップ画像、1417…カメラアイコン、R…最小矩形
特許第4317385号

Claims (7)

  1. 表示画面と、
    座標入力装置と、
    前記座標入力装置で指定された点の座標を検出する座標検出手段と、
    前記表示画面上に表示された各領域上に前記領域と同じ色で表される透明ウィンドウを開き、前記座標検出手段が前記透明ウィンドウ上で検出した座標に基づく画像を、前記透明ウィンドウ上に上書画像として表示する上書手段と、
    を備えたディスプレイ装置であって、
    前記表示画面に表示された背景画像の変化を監視する監視手段と、
    該監視手段により背景画像の変化が検知された場合に、背景画像と上書画像の合成画像を保存するか否かを判断するためのメッセージを表示するアラート手段と、
    前記座標入力装置から前記合成画像を保存する旨の入力があった場合に、該合成画像を保存する保存手段と、を備えたことを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 前記監視手段は、前記透明ウィンドウ上に描画されている上書画像を囲む最小矩形を抽出する矩形抽出手段を備え、該矩形抽出手段により抽出された最小矩形内の前記背景画像の変化を監視することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 前記表示画面に表示される画像を一時的に記憶する画像RAMを備え、
    前記透明ウィンドウ上に描画されている上書画像を囲む最小矩形と対応する範囲の該画像RAM内上の背景画像データに関し、ある時点におけるコピーデータと、現在の背景画像データとをビット毎に排他的論理和をとることで前記背景画像の変化を検知することを特徴とする請求項1又は2に記載のディスプレイ装置。
  4. 前記最小矩形内に前記背景画像が存在しない場合に、前記矩形抽出手段は、背景画像データが現れるまで前記最小矩形を拡大することを特徴とする請求項2に記載のディスプレイ装置。
  5. ディスプレイ装置で実行される上書き制御方法であって、
    前記ディスプレイ装置は、制御部と記憶部を備え、前記制御部において実行される、
    座標検出手段が、座標入力装置上で指定された点の座標を検出するステップと、
    上書手段が、表示画面上に表示された各領域上に前記領域と同じ色で表される透明ウィンドウを開き、前記座標検出手段が前記透明ウィンドウ上で検出した座標に基づく画像を、前記透明ウィンドウ上に上書画像として表示するステップと、
    監視手段が、前記表示画面に表示された背景画像の変化を監視するステップと、
    アラート手段が、該監視手段により背景画像の変化が検知された場合に、背景画像と上書画像の合成画像を保存するか否かを判断するためのメッセージを表示するステップと、
    保存手段が、前記座標入力装置から前記合成画像を保存する旨の入力があった場合に、該合成画像を保存するステップと、を含むことを特徴とする上書き制御方法。
  6. コンピュータを、
    座標入力装置上で指定された点の座標を検出する座標検出手段と、
    表示画面上に表示された各領域上に前記領域と同じ色で表される透明ウィンドウを開き、前記座標検出手段が前記透明ウィンドウ上で検出した座標に基づく画像を、前記透明ウィンドウ上に上書画像として表示する上書手段と、
    前記表示画面に表示された背景画像の変化を監視する監視手段と、
    該監視手段により背景画像の変化が検知された場合に、背景画像と上書画像の合成画像を保存するか否かを判断するためのメッセージを表示するアラート手段と、
    前記座標入力装置から前記合成画像を保存する旨の入力があった場合に、該合成画像を保存する保存手段と、として機能させることを特徴とするプログラム。
  7. 座標入力装置で指定された点の座標を検出する座標検出手段と、
    表示画面上に透明ウィンドウを開き、前記座標検出手段が前記透明ウィンドウ上で検出した座標に基づく画像を、前記透明ウィンドウ上に上書画像として表示する上書手段と、
    を備えたディスプレイ装置であって、
    背景画像の変化が検知された場合に、背景画像と上書画像の合成画像を保存するか否かを判断するためのメッセージを表示するアラート手段と、
    前記座標入力装置から前記合成画像を保存する旨の入力があった場合に、該合成画像を保存する保存手段と、を備えたことを特徴とするディスプレイ装置。
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