JP5338529B2 - 情報処理装置、文書拡大表示方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、文書拡大表示方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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本発明は、表示装置に文書や画像等のデータを拡大して表示する文書拡大表示方法に関し、特に文書の表示されていない表示画面の領域を有効活用することにより、スクロール等の操作量を減少させて利便性を高めることのできる文書拡大表示方法に関する。
文字や画像等が含まれた文書データを作成する際、文字等の配置や大きさを工夫して、関連性のあるデータを1つのページ内に収めることがある。この場合、関連するデータが1つのページ内にまとまっていると、ページをめくることなく内容を理解できるという長所がある一方で、1ページ内に多量のデータが盛り込まれているため、文字や画像等が細密になって見づらくなるという短所がある。このような文書データをプロジェクタ等で表示する際には、データの一部分を拡大して表示することがよく行われている。
文書データの拡大表示は従来よく知られており、例えば特許文献1には、文書データから文字や画像等を文書要素ごとに抽出し、文書要素の種類に適した拡大表示をする文書表示装置が記載されている。
特許文献2には、拡大領域を複数に分割し、1行分の文字列については先頭から終端までを一度に表示領域内に収まるように表示する表示装置が記載されている。
特許文献3には、画像を拡大して表示する拡大画像表示領域を設け、被拡大範囲の文字又は画像を拡大画像表示領域に収まるように拡大表示する表示装置が記載されている。
特許文献4には、タッチパネル上でペン入力或いは指入力によって指定した領域のX、Y方向の長さから、画面一杯まで拡大したときのX、Y方向の拡大率を求め、この拡大率のうち小さい方の拡大率を補正時の拡大率とするとともに、実際に拡大する領域を画面の縦横比に合わせて補正することにより、歪みのない拡大映像を得る映像拡大装置が記載されている。
しかしながら上述の各特許文献に開示されている従来技術においては、拡大表示時に表示領域が十分に活用されていないといった問題がある。拡大表示時における表示状態を図19に基づいて説明する。図19は、従来の表示画面例を示す図であり、(a)は通常表示状態を示す図であり、(b)は拡大表示状態を示す図である。
表示画面1500には、文書の内容を表示する文書表示領域1510と、それ以外の内容を表示する非文書表示領域1520と、が存在する。(b)においては、文書表示領域1510内にて文書の内容を拡大表示しているにもかかわらず、非文書表示領域1520が表示画面1500に占める割合が(a)から変化していない。このため、拡大表示時に1行の文字列を全て表示することができず、スクロール量を増加させる一因となっている。即ち、必要な箇所を表示するのに頻繁にスクロール操作をしなければならず、操作が煩雑である。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、拡大表示時に非文書表示領域を消失させて表示可能な情報量を増加させることにより、表示装置の操作性を向上させた文書拡大表示方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、任意のアプリケーションプログラムが表示する文書を拡大して表示する文書拡大表示方法を実行するための情報処理装置であって、画面表示領域から、文書が表示されていない背景領域を除いたページ領域画像を所定の拡大率に拡大して前記画面表示領域に表示させる拡大表示制御手段と、前記画面表示領域の前記拡大された文書の原点を基準とする座標を示す文書座標に基づいて、上書画像データが前記画面表示領域内にあると判定された場合、前記上書画像データを前記拡大率にて拡大するとともに、前記上書画像データの文書座標に基づいて前記画面表示領域に表示する上書き表示制御手段と、を少なくとも有し、前記画面表示領域の左上端の文書座標を(RX,RY)としたとき、前記上書き表示制御手段は、所定倍率Lで拡大された任意の点の画面座標(X,Y)に対応する文書座標(PX,PY)が
PX=RX+X÷L
PY=RY+Y÷L となるように制御し、
所定倍率Lで拡大された任意の点の文書座標(HP0,VP0)に対応する画面座標(X0,Y0)が
X0=(HP0−RX)×L
Y0=(VP0−RY)×L となるように制御することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、拡大表示制御手段、及び上書き表示制御手段を少なくとも有する情報処理装置の文書拡大表示方法であって、前記拡大表示制御手段が、画面表示領域から文書が表示されていない背景領域を除いたページ領域画像を所定の拡大率に拡大して前記画面表示領域に表示させるステップと、前記上書き表示制御手段が、前記画面表示領域の前記拡大された文書の原点を基準とする座標を示す文書座標に基づいて、上書画像データが前記画面表示領域内にあると判定された場合、前記上書画像データを前記拡大率にて拡大するとともに、前記上書画像データの文書座標に基づいて前記画面表示領域に表示するステップと、を有し、前記画面表示領域の左上端の文書座標を(RX,RY)としたとき、前記上書き表示制御手段は、所定倍率Lで拡大された任意の点の画面座標(X,Y)に対応する文書座標(PX,PY)が
PX=RX+X÷L
PY=RY+Y÷L となるように制御し、
所定倍率Lで拡大された任意の点の文書座標(HP0,VP0)に対応する画面座標(X0,Y0)が
X0=(HP0−RX)×L
Y0=(VP0−RY)×L となるように制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記拡大表示制御手段は、前記ページ領域を識別する際に、文書領域内にある水平なライン画像を取得し、該ライン画像の先端又は後端から連続する同一色のピクセル部分を前記背景領域と判断する請求項2記載の文書拡大表示方法を特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記拡大表示制御手段は、前記アプリケーションプログラムの水平スクロールバー情報から水平文書位置を取得し、水平文書位置の値に基づいて前記背景領域の有無を判定する請求項2又は3記載の文書拡大表示方法を特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記拡大表示制御手段は、前記ページ領域の少なくとも一部を前記画面表示領域全体に拡大して表示する請求項2乃至4の何れか一項記載の文書拡大表示方法を特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記拡大表示制御手段は、表示画面の幅と前記ページ領域の幅とに基づいて前記ページ領域の拡大率を算出する請求項2乃至5の何れか一項記載の文書拡大表示方法を特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記上書き表示制御手段は、描画された上書画像データの座標から前記拡大率を参照して描画座標を算出し、前記上書画像データの種別及び前記描画座標並びに前記ページ領域画像を関連づけて上書画像データファイルに保存する請求項2乃至6の何れか一項記載の文書拡大表示方法を特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項2乃至7の何れか一項記載の文書拡大表示方法を情報処理装置に実行させるプログラムを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8記載のプログラムを記録した情報処理装置読み取り可能な記録媒体を特徴とする。

本発明によれば、画面表示領域に表示された文書のページ領域画像を取得して表示可能な領域を拡大するので、画面表示領域に表示される情報量が多くなり、スクロール操作を減らすことができる。
図1(a)乃至(c)は、文書拡大表示方法を実施する情報処理装置及び情報処理システムの基本構成を示す図である。 スクロールバー情報を検出する方法を説明するための模式図であり、(a)はディスプレイの表示画面を示す模式図であり、(b)は文書表示領域に表示された文書の文書全体に対する位置関係を示す模式図である。 汎用OS上で動作する任意のアプリケーションプログラムが表示する文書の文書位置検出方法の一例を示す模式図であり、(a)はディスプレイの表示画面を示す模式図であり、(b)は文書表示領域に表示された文書の文書全体に対する位置関係を示す模式図であり、(c)は文書座標情報テーブルの内容を示す図である。 上書画像データの取得について説明するための模式図である。 文書位置検出が効果を奏する応用例を説明するための模式図である。(a)は上書画像データの描画について説明するための図であり、(b)及び(c)は上書画像データの表示について説明するための図である。 表示文書をスクロールする方法を説明するための模式図である。 (a)(b)はページ領域の検出方法を説明するための模式図である。 拡大表示時の文書位置検出方法を説明するための模式図であり、(a)は非拡大表示時における表示画面を示した模式図であり、(b)は拡大表示時における文書表示領域と表示画面の大きさとの関係を示した模式図である。 ドラッグスクロールについて説明するための模式図であり、(a)は文書の拡大表示開始時の様子を示した模式図であり、(b)はドラッグスクロール後の様子を示した模式図である。 表示画面を示す模式図であり、(a)は標準表示状態を示す模式図であり、(b)は拡大表示状態を示す図であり、(c)標準表示状態に戻した状態を示す図である。 アノテーションソフトウェアの機能構成図である。 アノテーション制御のフローチャート図である。 ツールバー制御のフローチャート図である。 拡大表示制御のフローチャート図である。 上書き描画制御のフローチャート図である。 文書スクロール制御のフローチャート図である。 拡大スクロール制御のフローチャート図である。 上書き表示制御のフローチャート図である。 従来の表示画面例を示す図であり、(a)は通常表示状態を示す図であり、(b)は拡大表示状態を示す図である。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態に係る文書拡大表示方法は、表示画面に表示された透明ウィンドウ上に描かれた上書き画像と、透明ウィンドウから透けて見える文書の内容とを一体的に拡大、縮小表示することが可能である。まず各処理を模式図に基づいて説明した後、機能構成図とフローチャートに基づいて説明する。
図1(a)乃至(c)は、本実施形態に係る文書拡大表示方法を実施する情報処理装置及び情報処理システムの基本構成を示す図である。
図1(a)は、一般的なPC(パーソナルコンピュータ)の構成を示す図である。例えばPC1100で、ワードプロセッサソフト等、一般的な文書作成アプリケーションで作成された文書1150をディスプレイ1110上に表示し、その表示された文書1150上に前記文書のデータを修正することなく、新たにこの文書に重ねて修正内容1160を上書描画して、この修正内容1160を文書1150における位置と関連付け保存して、文書1150の修正時に描画時の位置に修正内容1160を重ねて表示してこれを参照することにより文書修正を行うことができる。
また、図1(b)は、ノートPC(タブレットPC)1210とプロジェクタ1220とを用い、スクリーン1230に文書1240を表示し、発言者の音声、文書1240上へのメモ描画1250を文書1240における位置と関連付け、時系列に保存し、会議不参加者に配布して、再確認等の目的により任意のPC1260上で、ノートPC1210に表示し保存した音声、メモ付きの文書をそのまま表示再生する例である。
更に、図1(c)に示す例は、複数のPC1310、1320、1330をネットワーク1340で接続し、すべてのPC1310、1320、1330の表示状態を同一にすることにより文書を画面共有して、会議を行う例である。
〔1.スクロールバー情報〕
実施の形態例に係る上書データの処理方法の主な処理を図面に基づいて説明する。
はじめに文書におけるスクロールバー情報を取得する方法について説明する。図2はスクロールバー情報を検出する方法を説明するための模式図であり、(a)はディスプレイの表示画面を示す模式図であり、(b)は文書表示領域に表示された文書の文書全体に対する位置関係を示す模式図である。
情報処理装置は、汎用OS(オペレーティングシステム、例えばWindows(登録商標)、MAC OS(登録商標)、Linux(登録商標)等)上で動作する任意のアプリケーションプログラム(Office(登録商標)、MS Word(登録商標)、Adobe Acrobat(登録商標)、Internet Explorer(登録商標)等)が動作している。この例では、ディスプレイの表示画面110内の文書表示領域120に文書130が表示されている。また、文書表示領域120の下側には、水平スクロールボックス141を備え、文書130を水平方向へスクロール表示する水平スクロールバー140が、右側には垂直スクロールボックス151を備え文書130を垂直スクロール表示する垂直スクロールバー150が、上側にはタイトルバー160が配置されている。
スクロールバー情報が示す各値について説明する。VPは垂直位置、すなわち表示領域上端が全ページ垂直長(vMax)に対しどの位置かを示す。vPageは表示高、すなわち画面表示領域高が全ページ長(vMax)に対してどれだけかを示す。vMaxは文書高、すなわち先頭ページ上端から最終ページ下端までの文書長さを示す。HPは水平位置、すなわち表示領域左端が表示ページ幅(hMax)に対しどの位置かを示す。hPageは表示幅、すなわち画面表示領域幅が表示ページ幅(hMax)に対してどれだけかを示す。hMaxはページ幅、すなわち表示ページ左端から表示ページ右端までのページ長さを示す。
OSが提供するAPI(アプリケーションインターフェース)により、任意のアプリケーションプログラムの垂直スクロールバー情報(vMax、VP、vPage)及び水平スクロールバー情報(hMax、HP、hPage)が取得される。
〔2.文書位置〕
次に、文書位置検出方法について図3に基づいて説明する。図3は汎用OS上で動作する任意のアプリケーションプログラムが表示する文書の文書位置検出方法の一例を示す模式図であり、(a)はディスプレイの表示画面を示す模式図であり、(b)は文書表示領域に表示された文書の文書全体に対する位置関係を示す模式図であり、(c)は文書座標情報テーブルの内容を示す図である。以下、Windows(登録商標)の例により説明する。
まず、OSが提供するAPIにより、表示ウィンドウ情報(ウィンドウ識別(dHandle)、左上端座標(WX,WY)、幅(WW)、高さ(WH))を検索し、最大面積(WW×WH)のウィンドウを文書表示領域120とする。表示画面110の画面幅(SW)、画面高さ(SH)をOSが提供するAPIにより取得する。
スクロールバー情報(スクロールバー識別(hHandle)、左上端座標(WX0,WY0)、幅(WW0)、高さ(WH0))をOSが提供するAPIにより検索し、文書表示領域120の下側端部に隣接するスクロールバーを文書表示領域120の水平スクロールバー140とする。水平スクロールバー140の水平スクロールボックス141の位置(HP)をOSが提供するAPIにより取得する。
スクロールバー情報(スクロールバー識別(vHandle)、左上端座標(WX1,WY1)、幅(WW1)、高さ(WH1))をOSが提供するAPIにより検索し、文書領域の右側端部に隣接するスクロールバーを文書表示領域120の垂直スクロールバー150とする。垂直スクロールバー150の垂直スクロールボックス151の位置(VP)をOSが提供するAPIにより取得する。
文書位置は、文書座標情報テーブル170にて水平文書位置(上述のHP)及び垂直文書位置(上述のVP)で管理される。
上書き操作時の座標(上書きページデータ)は、文書表示領域120の左上端座標(WX,WY)を原点とする相対座標で管理される。座標情報は文書座標情報テーブル170に格納される。上書きページデータはスクロール毎に管理される。
〔3.上書きデータ〕
文書に上書画像を描画し上書画像データを取得する処理について説明する。図4は上書画像データの取得について説明するための模式図である。本処理では、文書に上書描画を行いこの上書された文書についての上書画像データを書き込んだ上書情報テーブル260を作成し、上書データファイル270に格納する。
上書描画に際しては、図4中(1)に示すように、表示画面110の最前面に、表示画面110の全画面を覆うサイズであり背景に表示される文書130等が透けて見える透明ウィンドウ210が表示され、この透明ウィンドウ210上へ所定の上書画像を描くことにより、上書画像が文書130に上書されて表示される。
次いで、前述した方法で、表示中のアプリケーションの文書表示領域120の左上端座標(WX,WY)、文書領域幅(WW)、文書領域高さ(WH)、水平スクロールボックス位置(HP)、垂直スクロールボックス位置(VP)をOSが提供するAPIにより取得して上書情報テーブル260に格納する。
上書画像としては、手書文字、手書図形(以下、手書文字及び手書図形をまとめて手書文字という)、幾何学図形、テキストなどがある。手書文字220は、マウスドラッグにより描かれ、この場合、図4の(2)に示すように、マウスドラッグ座標(Xn,Yn(n=0…M))間を順次、予め設定されている線幅、線色にて直線描画することにより描かれる。図示した例では、M=5の場合を示している。描画座標は、下式に基づいて、文書領域左上端座標(WX,WY)を原点とする描画座標(X0,Y0)に変換され、この描画座標が上書情報テーブル260に格納される。
X0=X−WX
Y0=Y−WY
上書画像が幾何学図形、例えば四角形230であるときには、図4の(3)に示すように、図形の4つの頂点座標(X0、Y0、X1、Y1、X2、Y2、X3、Y3)が取得される。また、図形が円や楕円であるときには、中心座標、半径等が文書領域左上端座標(WX,WY)を原点とする相対座標に変換され取得される。その他の幾何学図形についても、図形を特定する座標が取得され、上書情報テーブル260に格納される。
更に、上書画像がテキスト240であるときには、図4の(4)に示すように、テキストボックス250の左上端座標(TX,TY)が文書領域左上端座標(WX,WY)を原点とする相対座標に変換して取得され、上書情報テーブル260に格納される。
次に、対象ページの文書領域の画像データを取得し、図4の(5)に示すように、当該ページ分の文書画像データとする。ページ画像が上書データファイルに保存されていない場合は、ページ文書画像データ部総サイズは0となる。これらのデータは、上書情報テーブル260として上書データファイル270に格納される
〔4.文書位置検出応用例〕
文書位置検出の応用例を説明する。図5は、文書位置検出が効果を奏する応用例を説明するための模式図であり、(a)は上書画像データの描画について説明するための図であり、(b)及び(c)は上書画像データの表示について説明するための図である。
上書画像データの描画時においては(a)に示すように、「3.上書きデータ」にて説明したように、透明ウィンドウ210が表示されている。マウスドラッグ等により透明ウィンドウ210上へ図形180を描画すると、図形180は文書130に上書きされて表示される。このとき、表示されている文書130の文書位置(VP,HP)は、文書130の先頭ページ上端とページ左端を原点(VP=0,HP=0)として検出され、図形180の描画データを上書画像データとして、上書データファイル270に格納される。合わせて、図形180の描画領域と関連付けて、付箋ウィンドウ190が表示される。付箋ウィンドウ190には、補足説明等を入力することができ、その内容は上書データファイル270に格納される。補足説明を入力した後、付箋ウィンドウ190を閉じると、透明ウィンドウ210上へ付箋アイコン200が表示される。
上書画像データは(b)、(c)に示すように、文書130の表示位置を「2.文書位置」にて説明した方法により自動検出し、表示画面に表示されている部分に上書画像データ(図形180)が存在する場合、上書画像データを上書データファイル270から呼び出して、描画したときと同じ文書位置に表示される。また、付箋アイコン200をダブルクリックすることにより付箋ウィンドウ190を表示し、補足説明文書を表示される。
以上の手順により、元の文書130を変更することなく、文書130に対する修正指示や、文書130がマニュアル等である場合には補助解説等を擬似的に書き込むことが可能となる。
〔5.文書スクロール方法〕
透明ウィンドウの背景に表示される文書をスクロール表示する方法をWindows(登録商標)の例により説明する。本実施形態においては、表示画面の最前面に表示される透明ウィンドウ上でドラッグ操作することにより、背景に表示された文書をスクロール表示することができる。図6は、表示文書をスクロールする方法を説明するための模式図である。
まず、文書領域のウィンドウ識別(ウィンドウハンドル)であるdHandleをWindows(登録商標)が提供するAPIにより検索し、取得する。同様に、文書130を水平スクロール表示する水平スクロールバー識別であるhHandle及び文書130を垂直スクロール表示する垂直スクロールバー識別であるvHandleを、Windows(登録商標)が提供するAPIにより検索し、取得する。
例えば、点300(X0,Y0)から点301(X1,Y1)へドラッグ操作が行われた場合、水平方向のドラッグ距離HLとメッセージの送信回数HN、垂直方向のドラッグ距離VLとメッセージの送信回数VNを夫々算出し、以下のメッセージを文書領域ウィンドウへ送信することにより文書130をスクロール表示する。なお、以下のメッセージは、水平スクロールライン長が16pixel、垂直スクロールライン長が16pixelの場合の例である。ここで、スクロールライン長とは、1回のメッセージで移動するピクセル長のことであり、検知手段により取得するものとする。
HL=(X0−X1),HN=絶対値(HL)÷16
VL=(Y0−Y1),VN=絶対値(VL)÷16
水平方向のスクロールに関して、
HL<0の場合、HN回以下メッセージを送信する。
::SendMessage(dHandle,WM_HSCROLL,SB_LINELEFT,hHandle)
HL>0の場合、HN回以下メッセージを送信する。
::SendMessage(dHandle,WM_HSCROLL,SB_LINERIGHT,hHandle)
垂直方向のスクロールに関して、
VL<0の場合、VN回以下メッセージを送信する。
::SendMessage(dHandle,WM_VSCROLL,SB_LINEUP,vHandle)
VL>0の場合、VN回以下メッセージを送信する。
::SendMessage(dHandle,WM_VSCROLL,SB_LINEDOWN,vHandle)
ここで、SB_LINEDOWNは、上方向にスクロールさせるスクロールコードである。このコードを送信することにより、表示全体が上へ移動し、下端に1ライン追加表示される。また、SB_LINEUPは、下方向にスクロールさせるスクロールコードである。このコードを送信することにより、表示全体が下へ移動し、上端に1ライン追加表示される。
また、SB_LINERIGHTは、左方向にスクロールさせるスクロールコードである。このコードを送信することにより、表示全体が左へ移動し、右端に1ライン追加表示される。また、SB_LINELEFTは、右方向にスクロールさせるスクロールコードである。このコードを送信することにより、表示全体が右へ移動し、左端に1ライン追加表示される。
〔6.ページ領域検出方法〕
ページ領域の検出方法を図7に基づいて説明する。図7は、ページ領域の検出方法を説明するための模式図である。なお、ページ領域とは、文書表示領域120から文書130が表示されていない背景領域を除いた領域のことである。
まず、OSが提供するAPIにより文書表示領域120を検出し、文書表示領域120の左上端座標(WX,WY)、幅(WW)、高さ(WH)を取得する。次に、水平スクロールバー140を検出し、水平文書位置(HP)、表示幅(hPage)、ページ幅(hMax)を取得する(HP、hPage、hMaxについては図2参照)。
文書表示領域120の最下位に位置する水平ラインに関し、始点座標を(WX,WY+WH−1)とする、長さ(WW)のピクセル画像320(ライン画像)を取得する。
ここで、水平文書位置HP==0である場合、ピクセル画像320の先頭画像1ピクセル(図7(b)に示す配列[0]に相当する部分)の色を背景色と判断し、この色が連続する部分を背景色として検出し、その長さを左背景長(LL)とする。なお、HP>0の場合は、文書表示領域120の左端に背景が存在しないと判断する。
また、HP+hPage==hMaxである場合、ピクセル画像320の最終画像1ピクセル(図7(b)に示す配列[WW−1]に相当する部分)の色を背景色と判断し、この色が連続する部分を背景色として検出し、検出された長さを右背景長(LR)とする。なお、HP+hPage<hMaxの場合は、表示領域右端に背景が存在しないと判断する。
最後にページ領域310を左上端座標(WX+LL,WY)、幅(WW−LL−LR)、高さ(WH)と決定する。
〔7.拡大表示文書位置検出〕
拡大表示された文書位置の検出方法について図8に基づいて説明する。図8は、拡大表示時の文書位置検出方法を説明するための模式図であり、(a)は非拡大表示時における表示画面を示した図であり、(b)は拡大表示時における文書表示領域と表示画面の大きさとの関係を示した図である。なお、画面座標とは、画面表示領域410の左上端を基準とする座標であり、文書座標とは、拡大文書430(拡大された文書130)の原点(VP=0,HP=0)を基準とする座標である。
初めに、表示画面110の画面幅(SW)及び画面高さ(SH)、並びに任意のアプリケーションプログラムが表示する文書表示領域120の左上端座標(WX,WY)、幅(WW)及び高さ(WH)をOSが提供するAPIにより取得する。また、「6.ページ領域検出方法」にて説明した方法により、左背景長(LL)と右背景長(LR)を検出し、ページ領域310を取得する。更に、「2.文書位置」にて説明した方法により、文書位置(VP,HP)を取得する。
ここで、図8(b)に示すように、文書表示領域120は、所定倍率L(例:1.5倍、2.0倍等)にて拡大され、拡大文書表示領域420となっている。表示画面110に表示できるのは、画面表示領域410(RW×RH)の内容である。拡大文書左端長(H)、拡大文書上端長(V)、画面表示領域410の左上端の文書座標(RX,RY)、画面表示領域410の文書幅(RW)、画面表示領域410の文書高さ(RH)とすると、(RX,RY)、RW、RHは以下のように算出される。
RX=HP+LL+H÷L
RY=VP+V÷L
RW=SW÷L
RH=SH÷L
また、図8(b)に示す点401の画面座標を(X,Y)とすると、点401の文書座標(PX,PY)は以下のように算出される。
PX=RX+X÷L
PY=RY+Y÷L
また、点402の文書座標(HP0,VP0)が画面表示領域410内にある条件は、
RX<=HP0<(RX+RW)かつ、
RY<=VP0<(RY+RH)である。
また、点402の画面座標(X0,Y0)は、以下のように算出される。
X0=(HP0−RX)×L
Y0=(VP0−RY)×L
〔8.拡大表示スクロール〕
拡大表示時におけるスクロール方法について、図9に基づいて説明する。図9は、ドラッグスクロールについて説明するための模式図であり、(a)は文書の拡大表示開始時の様子を示した図であり、(b)はドラッグスクロール後の様子を示した図である。本実施形態においては、マウスドラッグ操作をすることにより、文書をスクロール表示することができる。
(a)に示すように、文書の拡大表示開始時には、拡大文書表示領域420の左上端(H=0,V=0)が画面表示領域410(表示画面110)の左上端(X=0,Y=0)となるように表示される。このとき、拡大文書左端長(H0=0)、拡大文書上端長(V0=0)となる。
ドラッグスクロールでは、例えば表示画面110上の点401(画面座標(X,Y))においてマウス左ボタンを押下し、点402(画面座標(X0,Y0))までドラッグすることにより、拡大文書430をドラッグ方向へスクロール表示する。
ドラッグスクロール中の拡大文書左端長(H)と、拡大文書上端長(V)は以下のように算出される。
H=H0+(X−X0)
V=V0+(Y−X0)
ドラッグスクロール中においては、順次拡大文書左端長(H)と、拡大文書上端長(V)を算出し、算出した値に基づいて拡大文書表示領域420を画面表示領域110に表示していく。
〔9.拡大表示操作方法〕
文書を拡大表示する際の操作方法について図10に基づいて説明する。図10は表示画面を示す模式図であり、(a)は標準表示状態を示す模式図であり、(b)は拡大表示状態を示す図であり、(c)標準表示状態に戻した状態を示す図である。
「3.上書きデータ」において説明したように、文書130へ上書き可能なデータは手書文字、幾何学図形、テキストなどがある。以下では便宜上、手書文字についてのみ説明する。また、上書きを制御するソフトウェアをアノテーションソフトウェアと呼ぶ。
まず、OS(Windows(登録商標))が提供する起動手段(デスクトップのアイコンのダブルクリック等)によりアノテーションソフトウェアが動作を開始する。ソフトウェアの動作開始時に、透明ウィンドウ210が表示される。上書き描画は透明ウィンドウ210上にされることとなる。続いて透明ウィンドウ210上にアノテーションツールバー500を表示する。アノテーションツールバー500には、「上書」、「スクロール」、「拡大」、「終了」の各ボタンが表示される。
アノテーションツールバー500について説明する。「上書」ボタンを押下することにより、文書130上へ手書文字の描画が可能となる。「スクロール」ボタンを押下することにより、「8.拡大表示スクロール」にて説明したスクロール表示がされる。すなわち、文書130上でドラッグ操作することにより水平方向の移動量に相当する水平スクロールメッセージ、及び垂直方向の移動量に相当する垂直スクロールメッセージを文書表示ウィンドウへ送信して文書をスクロール表示する。「拡大」ボタンを押下することにより、表示倍率メニュー510を表示し、選択された拡大率にて文書表示領域120を拡大表示する。「終了」ボタンを押下することにより、透明ウィンドウ210を閉じて上書画像データを保存し、アノテーションソフトウェアを終了する。表示倍率メニュー510の「画面」ボタンを押下することにより、ページ領域を画面サイズとなる倍率に拡大して表示する。詳述すれば、ページ領域の幅を画面幅に拡大する倍率にてページ領域を拡大して表示画面110に表示する。
図10(a)では、透明ウィンドウ210上に手書文字530が描画されている。手書文字530は、透明ウィンドウ210上にてマウスドラッグ操作をすることにより、ドラッグ座標間に順次描画される。なお、手書文字530の線種・線色は事前に設定する。
図10(b)は、文書130を200%に拡大表示した様子を示している。拡大表示時においては、まずページ領域の画像を取得して全画面サイズのウィンドウを作成し、作成したウィンドウへ拡大画像を表示する。
拡大表示時のアノテーションツールバー520には、「上書」、「スクロール」、「標準」の各ボタンが表示される。「上書」ボタンはアノテーションツールバー500の「上書」ボタンに相当するので、その説明を省略する。「スクロール」ボタンを押下することにより、拡大表示画像をドラッグスクロール表示する。「標準」ボタンを押下することにより、(a)に示す標準表示状態へ移行する。
(b)に示すように、拡大表示時には、標準表示時に描画された手書文字530を、標準表示時の描画文書位置へ、描画線の太さを文書130の拡大率と同率の200%に拡大して描画する。また、拡大表示時においても、新たな手書文字540を描画できる。このとき、手書文字540の描画座標を標準表示時の文書座標へ変換して保存する。
(b)から(c)の標準表示状態に移行したときは、拡大表示時に描画された手書文字540を描画時の文書位置へ描画線に設定されている太さで描画する。
〔10.アノテーション制御機能構成〕
アノテーションソフトウェアの機能構成について説明する。図11は、アノテーションソフトウェアの機能構成図である。
アノテーションソフトウェア600はOS(Windows(登録商標))が提供するプログラム起動手段により起動される。マウスデータ700を入力し、OS上で動作する他のアプリケーションソフトウェア(Word、Acrobat等)が表示する文書上へ上書きするともに、文書スクロールを実行する。
アノテーション制御610は、アノテーションソフトウェア600の起動時に初期化され、表示画面110に透明ウィンドウ210と、アノテーションツールバー500を表示する。マウスデータ700を入力し、後述するツールバー制御620、文書スクロール制御630、拡大スクロール制御640、及び上書き描画制御650を実行する。
ツールバー制御620はアノテーションツールバー500のボタンを押下することによりボタンに設定されている機能を実行する。文書スクロール制御630は、文書130上でのドラッグ操作により文書130をスクロール表示する。拡大スクロール制御640は、拡大画像上でのドラッグ操作により拡大画像をスクロール表示する。上書き描画制御650は、ドラッグ操作により座標間に線を描画し、上書画像データを画面座標から文書座標へ変換して保存する。拡大表示制御660は、ページ領域を検出し、ページ領域画像を拡大表示する。上書き表示制御670は、モード変更時(通常表示→拡大表示、拡大表示→通常表示)及びスクロール実行時に、画面表示領域への上書画像データを上書データファイル270から呼び出して、描画する。制御情報テーブル680はアノテーション制御610乃至上書き表示制御670の全制御から参照可能な領域に保存され、アノテーション処理を制御する。
尚、画面表示領域に表示された文書からページ領域画像を取得し、ページ領域画像を所定の拡大率に拡大して画面表示領域に表示する拡大表示制御(拡大表示制御手段)660と、画面表示領域の文書座標を算出し、算出された文書座標に基づいて画面表示領域内にある上書画像データを判定し、画面表示領域内にある上書画像データを拡大率にて拡大するとともに、上書画像データの文書座標に基づいて画面表示領域に表示する上書き表示制御(上書き表示制御手段)670と、を少なくとも有するPC(情報処理装置)1100を構成する各機能をそれぞれプログラム化し、あらかじめCD−ROM等の記録媒体に書き込んでおき、コンピュータに搭載したCD−ROMドライブのような媒体駆動装置にこのCD−ROM等を装着して、これらのプログラムをコンピュータのメモリあるいは記憶装置に格納し、それを実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
〔11.アノテーション制御フロー〕
図12を参照してアノテーション制御610のフローチャートを説明する。
[S1]OSが提供するAPIによりウィンドウを検索し、最前面に表示されている最大ウィンドウを文書領域ウィンドウとする。
[S2]文書領域ウィンドウ識別、文書領域左上端座標(WX,WY)、文書領域幅(WW)、及び文書領域高(WH)を取得し、制御情報テーブル680へ保存する。
[S3]OSが提供するAPIによりスクロールバーを検索し、文書表示領域120右端に位置するスクロールバーを垂直スクロールバー150とする。
[S4]垂直スクロールバー識別を制御情報テーブル680へ保存する。
[S5]OSが提供するAPIによりスクロールバーを検索し、文書表示領域120下端に位置するスクロールバーを水平スクロールバー140とする。
[S6]水平スクロールバー識別を制御情報テーブル680へ保存する。
[S7]表示画面110の最前面へ全画面サイズの透明ウィンドウ210を表示する。
[S8]アノテーションツールバー500を表示する。
[S9]制御情報テーブル680について、制御モード(上書き)、表示倍率(1.0)、左背景長(0)、右背景長(0)、描画線色(赤)、描画線幅(16ピクセル)、前回座標(−1,−1)、拡大文書左端長(0)、及び拡大文書上端長(0)に初期設定する。なお、前回座標(−1,−1)は、無効値である。
[S10]マウスデータが入力されたら次のステップへ進む。
[S11]マウス座標(X座標,Y座標)がアノテーションツールバー500上か判定する。
[S12]アノテーションツールバー500上であるとき、マウスデータを渡し「ツールバー制御620」を実行する。
[S13]制御モードが「上書き」か否かを判定する。
[S14]上書きモードのとき、マウスデータを渡し「上書き描画制御650」を実行する。
[S15]制御モードが「文書スクロール」か否かを判定する。
[S16]文書スクロールモードのとき、「文書スクロール制御630」を実行する。
[S17]制御モードが「拡大スクロール」か否かを判定する。
[S18]拡大スクロールモードのとき、「拡大スクロール制御640」を実行する。
[S19]制御モードが「終了」か否かを判定する。
[S20]終了モードのとき、透明ウィンドウ210を消去する。
[S21]上書画像データを上書データファイル270に保存して終了する。
〔12.ツールバー制御フロー〕
図13を参照してツールバー制御620のフローチャート(S12)を説明する。ツールバー制御620はマウスデータ700(X座標,Y座標,ステータス)を入力値として実行される。
[S31]マウス座標がアノテーションツールバー500の「上書き」ボタン上か判定する。
[S32]上書きボタン上のとき、制御情報テーブル680の「制御モード」を「上書き」に設定する。
[S33]制御情報テーブル680の前回座標を(−1,−1)に設定して、サブルーチンを終了する。
[S34]S31でNoのとき、マウス座標がアノテーションツールバー500の「スクロール」ボタン上か判定する。
[S35]スクロールボタン上のとき、制御情報テーブル680の前回座標を(−1,−1)に設定する。
[S36]制御情報テーブル680に保存された現在の表示倍率Lが「1.0」か否かを判定する。
[S37]表示倍率「1.0」のとき、制御情報テーブル680の制御モードを「文書スクロール」に設定して、サブルーチンを終了する。
[S38]表示倍率「1.0」でないときは拡大表示中であると判断し、制御情報テーブル680の制御モードを「拡大スクロール」に設定して、サブルーチンを終了する。
[S39]S34でNoのとき、マウス座標がアノテーションツールバー500の「拡大」ボタン上か判定する。
[S40]拡大ボタン上のとき、「表示倍率メニュー510」(画面、150%、200%、300%)を表示して、サブルーチンを終了する。
[S41]S39でNoのとき、マウス座標が「表示倍率メニュー510」上か判定する。
[S42]制御情報テーブル680について文書領域左上端座標(0,0)、文書領域幅(画面幅)、文書領域高さ(画面高さ)、前回座標(−1,−1)に初期設定する。
[S43]表示倍率を渡し、「拡大表示制御660」を実行する。
[S44]「上書き表示制御670」を実行し、拡大表示時の文書位置へ上書きを表示する。
[S45]アノテーションツールバー500の表示を拡大表示時のアノテーションツールバー520(上書き、スクロール、標準)へ変更して、サブルーチンを終了する。
[S46]S41でNoのとき、マウス座標がアノテーションツールバー520「標準」ボタン上か判定する。
[S47]標準ボタン上のとき、制御情報テーブル680の文書領域ウィンドウ識別情報を取得し、制御情報テーブル680について文書領域左上端座標(WX,WY)、文書領域幅(WW)、文書領域高さ(WH)、表示倍率(1.0)、左背景長(0)、右背景長(0)、拡大文書左端長(0)、拡大文書上端長(0)に初期設定する。
[S48]拡大表示ウィンドウを消去する。消去により、拡大表示ウィンドウの下に表示されていたアプリケーションが表示される。
[S49]「上書き表示制御670」を実行し、アプリケーション表示時の文書位置へ上書きを表示する。
[S50]アノテーションツールバー520をアプリケーション表示時のアノテーションツールバー500(上書き、スクロール、拡大、終了)へ変更して、サブルーチンを終了する。
[S51]S46でNoのとき、マウス座標がアノテーションツールバー500の「終了」ボタン上か判定する。
[S52]終了ボタン上(S51でYes)のとき、制御情報テーブル680の「制御モード」を「終了」に設定して、サブルーチンを終了する。
S51でNoのとき、サブルーチンを終了する。
〔13.拡大表示制御フロー〕
図14を参照して拡大表示制御660のフローチャート(S43)を説明する。拡大表示制御660は表示倍率メニュー510から選択された表示倍率を入力値として実行される。
[S61]文書領域最下位1ライン画像データを取得する。
[S62]「6.ページ領域検出方法」にて説明した方法によりページ領域を検出する。
[S63]検出した左背景長LLを制御情報テーブル680の「左背景長」に保存する。
[S64]検出した右背景長LRを制御情報テーブル680の「右背景長」に保存する。
[S65]入力された表示倍率が「画面」か否かを判定する。
[S66]表示倍率が「画面」(S65でYes)のとき、次の式により表示倍率を算出する。
表示倍率(L)=画面幅÷(WW−LL−LR)
[S67]制御情報テーブル680の「表示倍率」に算出した表示倍率を保存する。
[S68]ページ領域画像を取得する。
[S69]ページ領域画像を拡大して、情報制御テーブル680の「ページ領域画像」へ保存する。
[S70]拡大画像を表示する全画面サイズのウィンドウを表示する。
[S71]拡大画像左上端領域をウィンドウ左上端へ表示する。
[S72]制御情報テーブル680の「拡大文書左端長」に「0」を保存する。
[S73]制御情報テーブル680の「拡大文書上端長」に「0」を保存する。
サブルーチンを終了する。
〔14.上書き描画制御フロー〕
図15を参照して、上書き描画制御650のフローチャート(S14)を説明する。上書き描画制御650はマウスデータ(X座標、Y座標、ステータス)を入力値として実行される。
[S81]制御情報テーブル680の「前回座標」が無効値(−1,−1)か判定する。Yesの場合[S87]の処理を実行する。
[S82]前回座標が有効値の場合([S81]でNo)、制御情報テーブル680の「描画線幅」を表示倍率(L)で拡大する。
[S83]線幅、制御情報テーブル「描画線色」にて前回座標−今回座標(入力値)間を線描画する。
[S84]描画座標Xを下記式により算出する。
描画座標X=(X座標+拡大文書左端長(H))÷表示倍率(L)+左背景長(LL)−文書領域左上端座標(WX)
(拡大表示時:WX=0、標準表示時:LL=0、H=0、L=1.0)
[S85]描画座標Yを下記式により算出する。
描画座標Y=(Y座標+拡大文書上端長(V))÷表示倍率(L)−文書領域左上端座標(WY)
(拡大表示時:WY=0、標準表示時:V=0、L=1.0)
[S86]描画座標データを保存する。
[S87]今回座標(X座標,Y座標)を制御情報テーブル680の「前回座標」へ保存してサブルーチンを終了する。
〔15.文書スクロール制御フロー〕
図16を参照して文書スクロール制御630のフローチャート(S16)を説明する。この制御はマウスデータ(X座標,Y座標,ステータス)を入力値として実行される。ステータス0:ONはドラッグ開始時に、ステータス1:OFFはドラッグ終了時に1回だけ通知される。
[S91]垂直移動量を算出する。
垂直移動量=前回座標Y−今回座標Y
[S92]垂直スクロール数を算出する。
垂直スクロール数=垂直移動量÷垂直スクロールライン長
垂直移動量を下記式により求めた値とする。
垂直移動量=垂直スクロール数×垂直スクロールライン長
[S93]垂直スクロール数メッセージ(::SendMessage())を送信するか否か判定する。送信しない場合(No)S98に進む。
[S94]メッセージを送信する場合(S93でYes)、下から上へのドラッグ操作か判定する。S94がNoのとき、S96に進む。
[S95]下から上へのドラッグ操作のとき(S94でYes)、上スクロールメッセージ(SB_LINEDOWN)を文書領域ウィンドウへ送信する。
[S96]上から下へのドラッグ操作のとき(S94でNo)、下スクロールメッセージ(SB_LINEUP)を文書領域ウィンドウへ送信する。
[S97]メッセージ送信カウンターとしての垂直スクロール数を減算する。
[S98]水平移動量を算出する。
水平移動量=前回座標X−今回座標X
[S99]水平スクロール数を算出する。
水平スクロール数=水平移動量÷水平スクロールライン長
水平移動量を下記式により求めた値とする。
水平移動量=水平スクロール数×水平スクロールライン長
[S100]水平スクロール数メッセージ(::SendMessage())を送信するか否か判定する。送信しないとき(No)S105に進む。
[S101]メッセージを送信するとき(S100でYes)、右から左へのドラッグ操作か判定する。
[S102]右から左へのドラッグ操作のとき(S101でYes)、左スクロールメッセージ(SB_LINERIGHT)を文書領域ウィンドウへ送信する。
[S103]左から右へのドラッグ操作のとき(S101でNo)、右スクロールメッセージ(SB_LINELEFT)を文書領域ウィンドウへ送信する。
[S104]メッセージ送信カウンターとしての水平スクロール数を減算する。
[S105]ステータス「ON」か否かを判定する。NoのときS107に進む。
[S106]S105でYesのとき、ドラッグ開始時に、上書ページデータ261(図4参照)を保存する。
[S107]垂直文書位置(VP)を垂直移動量更新する。
[S108]水平文書位置(HP)を水平移動量更新する。
[S109]「上書き表示制御670」を実行し、スクロール後の文書位置への上書きを表示する。
[S110]今回座標を制御情報テーブル「前回座標」へ保存する。
〔16.拡大スクロール制御フロー〕
図17を参照して拡大スクロール制御640のフローチャート(S18)を説明する。拡大スクロール制御はマウスデータ(X座標、Y座標、ステータス)を入力値として実行される。
[S111]垂直移動量を下記式により算出する。
垂直移動量=前回座標Y−今回座標Y
[S112]下から上へのドラッグ操作か判定する。上から下へのドラッグ操作(No)のとき、S115に進む。
[S113]下から上へのドラッグ操作のとき(S112でYes)垂直移動量表示画像を上へ移動する。
[S114]下端移動領域の画像を制御情報テーブル「ページ領域画像」から取得し、下端移動領域へ表示する。その後S117の処理を実行する。
[S115]上から下へのドラッグ操作のとき(S112でNo)垂直移動量表示画像を下へ移動する。
[S116]上端移動領域の画像を制御情報テーブル「ページ領域画像」から取得、上端移動領域へ表示する。
[S117]水平移動量を下記式により算出する。
水平移動量=前回座標Y−今回座標Y
[S118]右から左へのドラッグ操作か判定する。右から左へのドラッグ操作(No)のとき、S121に進む。
[S119]右から左へのドラッグ操作のとき(S118でYes)、水平移動量表示画像を左へ移動する。
[S120]右端移動領域の画像を制御情報テーブル「ページ領域画像」から取得し、右端移動領域へ表示する。その後S123の処理を実行する。
[S121]左から右へのドラッグ操作のとき(S118でNo)、水平移動量表示画像を右へ移動する。
[S122]左端移動領域の画像を制御情報テーブル「ページ領域画像」から取得し、左端移動領域へ表示する。
[S123]拡大文書上端長を垂直移動量更新する。
[S124]拡大文書左端長を水平移動量更新する。
[S125]サブルーチン「上書き表示制御」を実行し、スクロール後の文書位置への上書きを表示する。
[S126]今回座標を制御情報テーブル「前回座標」へ保存する。
サブルーチンを終了する。
〔17.上書き表示制御フロー〕
図18を参照して、上書き表示制御670のフローチャート(S44、S49、S109、S115)を説明する。
[S131]表示領域左端文書座標を下記式により算出する。
表示左端座標(HL)=水平文書位置(HP)+左背景長(LL)+拡大文書左端長(H)÷表示倍率(L)
(標準表示時:LL=0、H=0、L=1.0)
[S132]表示領域右端文書座標を下記式により算出する。
表示座標右端(HR)=表示座標左端(HL)+文書領域幅(WW)÷表示倍率(L)
(拡大表示時:WW=画面幅、WH=画面高さ)
[S133]表示領域上端文書座標を下記式により算出する。
表示上端座標(VT)=垂直文書位置(VP)+拡大文書上端長(V)÷表示倍率(L)
[S134]表示領域下端文書座標を下記式により算出する。
表示領端座標(VB)=表示上端座標(VT)+文書領域高さ(WH)÷表示倍率(L)
[S135]上書データファイル270から「上書きページ総数(P)」を設定する。
[S136]上書画像データを全て処理したか判定する。全て処理した場合(S136でNo)は、サブルーチンを終了する。
[S137]S136でYesのとき、上書情報テーブル260から上書きページデータを入力する。
[S138]上書情報テーブル260からページストローク数(N)を設定する。なお、1ストロークは左ボタンONから左ボタンOFFまでの描画のことであり、上書き描画時に上書情報テーブル260に格納されたものである。
[S139]上書きページの全ストロークを処理したか判定する。全ストロークを処理した場合(No)は、S156の処理を行う。
[S140]S139でYesのとき、1ストロークの描画座標数(O)を設定する。
[S141]描画幅=線幅×表示倍率(L)に設定する。
[S142]直前座標を無効(−1,−1)に設定する。
[S143]ストロークの全描画座標を処理したか判定する。全描画座標を処理した場合(S143でNo)は、S155の処理を行う。
[S144]S143でYesのとき、下記式により文書座標Xを算出する。
文書座標X=水平文書位置(HP)+描画座標X
[S145]下記式により文書座標Yを算出する。
文書座標Y=垂直文書位置(VP)+描画座標Y
[S146]文書座標XがS131、S132にて算出した範囲内、すなわちHL<=X<HRにあるか判定する。範囲内にないとき(S146でNo)、S153の処理を行う。
[S147]S146でYesのとき、文書座標YがS133、S134にて算出した範囲内、すなわちVT<=Y<VBにあるか判定する。範囲内にないとき(S147でNo)、S153の処理を行う。
[S148]文書領域内文書座標である場合(S146、S147ともにYes)、文書座標Xを画面座標Xへ変換する。
画面座標X=(文書座標X−表示左端座標(HL)+文書領域左上端座標(WX))×表示倍率(L)
[S149]文書領域内文書座標である場合(S146、S147ともにYes)、文書座標Yを画面座標Yへ変換する。
画面座標Y=(文書座標Y−表示上端座標(VT)+文書領域左上端座標(WY))×表示倍率(L)
[S150]線描画する直前座標が無効値か否か判定する。無効値のとき(S150でYes)、S152の処理を行う。
[S151]S150でNoのとき、画面座標・直線座標間を描画幅、線色にて線描画する。
[S152]画面座標を直前座標として保存する。
[S153]直前座標を無効値(−1,−1)に設定する。
[S154]描画座標数を減算する。
[S155]ページストローク数を減算する。
[S156]上書きページ数を減算する。
以上説明したように、本発明によれば、画面表示領域に表示された文書のページ領域画像を取得して拡大するので、画面表示領域に表示される情報量が多くなり、スクロール操作を減らすことができる。その結果、会議やプレゼンテーションを円滑に進行できる。
また、文書表示領域から背景を除いたページ領域を検出して拡大表示できる。また、ページ領域を表示画面領域全体に拡大して表示することができる。また、表示画面の幅に合わせてページ領域を拡大することができる。また、文書位置と上書き画像の位置とを関連付けて保存するので、スクロール表示時も同一の文書位置へ上書画像データを表示できる。また、拡大表示時に上書き画像を描画することができ、また描画した上書き画像を標準表示時に縮小表示するので、狭い領域により多くの上書き画像を記録できる。
また、本発明にかかるアノテーションソフトウェアをCD−ROM等、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録することで、第三者への配布が可能となる。
110…表示画面、120…文書表示領域、130…文書、140…水平スクロールバー、141…水平スクロールボックス、150…垂直スクロールバー、151…垂直スクロールボックス、160…タイトルバー、170…文書座標情報テーブル、190…付箋ウィンドウ、200…付箋アイコン、210…透明ウィンドウ、220…手書文字、230…四角形、240…テキスト、250…テキストボックス、260…上書情報テーブル、261…上書ページデータ、270…上書データファイル、300、301…点、310…ページ領域、320…ピクセル画像、401、402…点、410…画面表示領域、420…拡大文書表示領域、430…拡大文書、500…アノテーションツールバー、510…表示倍率メニュー、520…アノテーションツールバー、530…手書文字、540…手書文字、600…アノテーションソフトウェア、610…アノテーション制御、620…ツールバー制御、630…文書スクロール制御、640…拡大スクロール制御、650…描画制御、660…拡大表示制御、670…表示制御、680…情報制御テーブル、680…制御情報テーブル、700…マウスデータ、1100…PC、1110…ディスプレイ、1150…文書、1160…修正内容、1210…ノートPC、1220…プロジェクタ、1230…スクリーン、1240…文書、1250…メモ描画、1260…PC、1310…PC、1340…ネットワーク、1500…表示画面、1510…文書表示領域、1520…非文書表示領域
特開2008−070831公報 特開2007−226213公報 特開2007−079947公報 特許第3543397号

Claims (9)

  1. 任意のアプリケーションプログラムが画面表示領域に表示する文書を拡大して表示する文書拡大表示方法を実行するための情報処理装置であって、
    前記画面表示領域から、文書が表示されていない背景領域を除いたページ領域画像を所定の拡大率に拡大して前記画面表示領域に表示させる拡大表示制御手段と、
    前記画面表示領域の前記拡大された文書の原点を基準とする座標を示す文書座標に基づいて、上書画像データが前記画面表示領域内にあると判定された場合、前記上書画像データを前記拡大率にて拡大するとともに、前記上書画像データの文書座標に基づいて前記画面表示領域に表示する上書き表示制御手段と、を少なくとも有し、
    前記画面表示領域の左上端の文書座標を(RX,RY)としたとき、
    前記上書き表示制御手段は、
    所定倍率Lで拡大された任意の点の画面座標(X,Y)に対応する文書座標(PX,PY)が
    PX=RX+X÷L
    PY=RY+Y÷L となるように制御し、
    所定倍率Lで拡大された任意の点の文書座標(HP0,VP0)に対応する画面座標(X0,Y0)が
    X0=(HP0−RX)×L
    Y0=(VP0−RY)×L となるように制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 拡大表示制御手段、及び上書き表示制御手段を少なくとも有する情報処理装置の文書拡大表示方法であって、
    前記拡大表示制御手段が、画面表示領域から文書が表示されていない背景領域を除いたページ領域画像を所定の拡大率に拡大して前記画面表示領域に表示させるステップと、
    前記上書き表示制御手段が、前記画面表示領域の前記拡大された文書の原点を基準とする座標を示す文書座標に基づいて、上書画像データが前記画面表示領域内にあると判定された場合、前記上書画像データを前記拡大率にて拡大するとともに、前記上書画像データの文書座標に基づいて前記画面表示領域に表示するステップと、を有し、
    前記画面表示領域の左上端の文書座標を(RX,RY)としたとき、
    前記上書き表示制御手段は、
    所定倍率Lで拡大された任意の点の画面座標(X,Y)に対応する文書座標(PX,PY)が
    PX=RX+X÷L
    PY=RY+Y÷L となるように制御し、
    所定倍率Lで拡大された任意の点の文書座標(HP0,VP0)に対応する画面座標(X0,Y0)が
    X0=(HP0−RX)×L
    Y0=(VP0−RY)×L となるように制御することを特徴とする文書拡大表示方法。
  3. 前記拡大表示制御手段は、前記ページ領域を識別する際に、文書領域内にある水平なライン画像を取得し、該ライン画像の先端又は後端から連続する同一色のピクセル部分を前記背景領域と判断することを特徴とする請求項2記載の文書拡大表示方法。
  4. 前記拡大表示制御手段は、前記アプリケーションプログラムの水平スクロールバー情報から水平文書位置を取得し、水平文書位置の値に基づいて前記背景領域の有無を判定することを特徴とする請求項2又は3記載の文書拡大表示方法。
  5. 前記拡大表示制御手段は、前記ページ領域の少なくとも一部を前記画面表示領域全体に拡大して表示することを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項記載の文書拡大表示方法。
  6. 前記拡大表示制御手段は、表示画面の幅と前記ページ領域の幅とに基づいて前記ページ領域の拡大率を算出することを特徴とする請求項2乃至5の何れか一項記載の文書拡大表示方法。
  7. 前記上書き表示制御手段は、描画された上書画像データの座標から前記拡大率を参照して描画座標を算出し、前記上書画像データの種別及び前記描画座標並びに前記ページ領域画像を関連づけて上書画像データファイルに保存することを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項記載の文書拡大表示方法。
  8. 請求項2乃至7の何れか一項記載の文書拡大表示方法を情報処理装置に実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8記載のプログラムを記録したことを特徴とする情報処理装置読み取り可能な記録媒体。
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