JP5256755B2 - 情報処理方法及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理方法及び情報処理装置に関する。
コンピュータ等のディスプレイ上にコンテンツ(文書・Webページ等)を表示するアプリケーションとしては、Microsoft社製のWord(登録商標)のような「文書作成ソフト」・Adobe Systems社製のAcrobat Reader(登録商標)のような「文書管理ソフト」・Netscape Communications社製のNetscape Communicator(登録商標)のような「Webブラウザ」等が知られている。
このようなコンテンツがウィンドウとしてディスプレイ上に表示されている場合に、当該ウィンドウ上に補足説明や説明位置の明確化等を目的に上書き描画を行いたいとき、ウィンドウ上へ背景が透けて見えるウィンドウ(以下、透明ウィンドウと言う)を表示し、当該透明ウィンドウ上へ上書き描画を行う。この時、カーソルなどを移動して操作するマウスデータは全て透明ウィンドウへ渡されるため、透明ウィンドウの背面にあるウィンドウ(以下、背面ウィンドウと言う)のスクロールバー、ツールバーなどの操作はできなくなる。
特開2000−259310には、本来表示すべき情報の表示領域上に、メニューバー、スクロールバーなどのグラフィカルユーザインターフェース部品を透過型にして重ねて表示する技術が開示されている。これにより、透過型のスクロールバーなどを操作することで、透過型グラフィカルユーザインターフェース部品の背面にあるウィンドウの操作を行うことができる。
特開2000−259310号公報
しかしながら、前記従来技術では、表示されているウィンドウ上に上書き描画を行いたい場合、背面ウィンドウと合わせてグラフィカルユーザインターフェース部品上にも全画面の透明ウィンドウを表示することになり、背面ウィンドウの操作をするためには、透明ウィンドウを閉じる必要があり、ユーザの画面操作が煩雑であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ディスプレイ上に表示されているウィンドウに重ねて透明ウィンドウを表示した場合でも、透明ウィンドウの背面にある背面ウィンドウの画面操作を効率よく行うことができる情報処理方法及び情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、スクロールバーを含む第1のウィンドウに、背面が透ける第2のウィンドウを重ねて表示し、前記第2のウィンドウに上書き処理を行う情報処理方法において、前記第1のウィンドウの前記スクロールバーの領域を算出するスクロールバー領域算出ステップと、前記第2のウィンドウに対し、指示手段により指示された位置を検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出された位置が、前記スクロールバー領域算出ステップで算出された領域内にあれば、前記第2のウィンドウを閉じる終了ステップと、前記終了ステップにより、前記第2のウィンドウを閉じた後、前記第1のウィンドウのスクロール処理が終了したとき、前記第2のウィンドウを表示する表示ステップと、を有する
あるいは、本発明は、スクロールバーを含む第1のウィンドウに、背面が透ける第2のウィンドウを重ねて表示し、前記第2のウィンドウに上書き処理を行う情報処理方法において、前記第1のウィンドウのスクロールボックス領域を算出するスクロールボックス領域算出ステップと、前記第2のウィンドウに対し、指示手段により指示された位置を検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出された位置が、前記スクロールボックス領域算出ステップで算出されたスクロールボックス領域内にあれば、前記第2のウィンドウを閉じる終了ステップと、前記終了ステップにより前記第2のウィンドウを閉じた後、前記第1のウィンドウのスクロール処理が終了したとき、前記第2のウィンドウを表示する表示ステップと、を有する。
あるいは、本発明は、スクロールバーを含む第1のウィンドウに、背面が透ける第2のウィンドウを重ねて表示し、前記第2のウィンドウに上書き処理を行う情報処理方法において、前記第1のウィンドウのスクロールボックスの領域を算出し、前記スクロールボックスの領域を包含するスクロールボックス見なし領域を算出するスクロールボックス見なし領域算出ステップと、前記第2のウィンドウに対し、指示手段により指示された位置を検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出された位置が、前記スクロールボックスみなし領域算出ステップで算出されたスクロールボックス見なし領域内にあれば、前記第2のウィンドウを閉じる終了ステップと、前記終了ステップにより前記第2のウィンドウを閉じた後、前記第1のウィンドウのスクロール処理が終了したとき、前記第2のウィンドウを表示する表示ステップと、を有する。




本発明によれば、ディスプレイ上に表示されているウィンドウに重ねて透明ウィンドウを表示した場合でも、透明ウィンドウの背面にある背面ウィンドウの画面操作を効率良く行うことができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
以下、本発明における実施の形態1について説明する。図1は、本発明における情報処理システム構成図である。図2は、図1に示す情報処理システムの概略構成図である。
本発明における情報処理システムは、情報処理装置100、ディスプレイ101、タッチパネル102、座標制御装置103より構成される。
ディスプレイ101は、PDP(プラズマディスプレイパネル)、液晶リアプロジェクタ等の表示装置から成り、情報処理装置100から出力する画像を表示する。タッチパネル102は、ディスプレイ面に触れた指、ペン等の座標指示物を検知する。ここで、図3、図4を用いてタッチパネルを用いるタブレットPCについて説明する。タブレットPCは、キーボードとマウス操作を前提とする既存のPCに代わり、ペンでマウスの代わりに操作、手書きでキーボードの代わりに文字描画などが行えるようタッチパネルが標準装備されている。
図3は、標準的なノートPCタイプのタブレットPCを示す図である。ディスプレイ301にはタッチパネルが標準装備されている。図4は、図3のタブレットPCのディスプレイ301を180度回転させ折り畳んだ状態を示す図である。タブレットPCは、電子ペン401とタブレットPCに内蔵されたセンサーによりディスプレイ301上の電子ペン401の位置(座標)を知り、マウスのクリック、ドラッグ操作をエミュレートする。水平のディスプレイ301と電子ペン401を使用することにより、マウス操作では困難な手書き文字が、紙に文字を書く感覚で描画可能となる。
ディスプレイ301の描画面の構成について説明する。電子ペン401が直接接触する面には強化ガラス402が設置され、液晶ディスプレイユニット403が傷つくのを防止する。また、液晶ディスプレイユニット403の下に電子ペン401の位置を検知する電磁誘導センサーユニット404が配置され、ディスプレイ301は画像品質が損なわれない構造となっている。なお、図3と図4では、ディスプレイ301を回転して折り畳む形式を示したが、ディスプレイ301が取り外せるタイプもある。
図1に戻り、座標算出制御装置103は、ディスプレイ面に接触する座標指示物を検知し、検知した位置(座標)を算出し、算出した位置を情報処理装置100に出力する。ここで、タッチパネルの座標検知方式の一例として光遮断検知方式について図5を用いて説明する。
発光ダイオード501は、検知精度に応じてX軸、Y軸方向に一列に複数個配置され、赤外光を発行する。図5では、XGAディスプレイを例にしているので、XGAディスプレイの解像度である1024×768ピクセルと同じ個数の発行ダイオード501が並んでいる。
フォトレジスタ502は、発光ダイオード501が発行する赤外光を受光し、受光した赤外光を電気信号に変換し、変換した電気信号をタッチパネル制御装置に出力する。
座標算出制御装置103は、X軸方向、Y軸方向の発光ダイオード501を順次発光させ、フォトレジスタ502から出力される電気信号が特定量以下である場合、座標指示物503が存在するものとして発光ダイオード501の配置位置から座標指示物503の座標位置を特定する。座標指示物503が図5の位置にある場合、X軸発光ダイオード「2」から発光される赤外光が座標指示物503に遮られ、赤外光はフォトレジスタ502により受光されないためフォトレジスタ502から出力される電気信号が特定量以下となる。よって、座標指示物503のX座標は「2」と認識できる。また、Y座標もX座標と同様にして、Y座標は「3」と認識できる。
図1に戻り、情報処理装置100は、タッチパネルドライバ104、マウスI/F105、アプリケーション106、表示I/F107を含んで構成される。
タッチパネルドライバ104は、RS232C、USBなどの通信手段により座標算出制御装置103が出力する座標データを取得し、OSが定義するマウスデータへ変換し、マウスデータをOSが提供するマウスI/F(インターフェース)105へ出力する。ここで、マウスデータは、PCに接続されるマウスにより出力されるデータと同一の形式となり、マウス操作と同一である。
図6は、タッチパネルにおいて検知した座標指示物の状態と座標ステータスとの対応表の一例を示す図である。例えば、座標指示物が非検知状態から最初に検知された座標の座標ステータスは、「タッチ座標」となる。
図7は、座標ステータスとマウスステータスとの対応表の一例を示す図である。例えば、タッチパネルのタッチ操作をマウス操作のON、デタッチ操作をマウス操作のOFFとして、マウスの右ボタン、中ボタン、左ボタンのいずれを示すかはユーザにより選択可能とする。
図1のマウスI/F105は、タッチパネルドライバ104から取得したマウスデータをアプリケーション106に出力する。
アプリケーション106は、OSにより実行権が与えられると、マウスI/F105からマウスデータを受け取る。また、アプリケーション106は、受け取ったマウスデータに基づいて、マウス座標下の情報(メニュー、ボタン等)に定義されている機能を実行する。
表示I/F107は、アプリケーション105の実行結果をディスプレイ101に表示するため、アプリケーションの画像データをRGB画像に変換する。
図1、図2に示す情報処理システムの簡単な動作について説明する。情報処理装置100が処理する任意のアプリケーションプログラムが作成する文書などをディスプレイ101に表示する。また、タッチパネル102を用いて表示されている文書などをメニュー操作、スクロール操作する際、座標算出制御装置103で、タッチされた位置の座標を検出し、タッチ下の機能を実行する。
また、ディスプレイ101に表示されている文書などに上書き描画を行いたい場合は、情報処理装置100により最前面に透明ウィンドウを表示し、透明ウィンドウに上書き描画を行う。ここで、図1、図2はタッチパネルを用いた例であるが、マウスを用いてメニュー操作、スクロール操作しても良い。
以下、透明ウィンドウを表示し、透明ウィンドウに上書き描画する際のウィンドウの切り替えに関する情報処理装置について説明する。
図8は、実施の形態1における情報処理装置800の主な機能を示すブロック図である。情報処理装置800は、ウィンドウ表示手段801、透明ウィンドウ表示手段802、スクロールバー領域算出手段803、ポイント指示位置判定手段806、透明ウィンドウ終了手段807、描画手段808により構成される。
ウィンドウ表示手段801は、OSが実行しているアプリケーションを表示する。この時点で最前面に表示されているウィンドウは、上書き描画のための透明ウィンドウが最前面に表示された場合、背面ウィンドウとなる。
透明ウィンドウ表示手段802は、OSが実行しているアプリケーションのウィンドウ上に上書き描画を行う場合、ユーザの指示により透明ウィンドウを表示する。
スクロールバー領域算出手段803は、表示されているウィンドウのスクロールバー領域を算出する。ここで、スクロールバー領域算出手段803については図9を用いて詳細に説明する。
図9に示すように、スクロールバー領域算出手段803は、スクロールバー位置情報取得判定手段901、スクロールバー領域算出手段902、スクロールバー見なし領域算出手段903により構成される。
スクロールバー位置情報取得判定手段901は、OSが提供するAPI(アプリケーションインターフェース)を用いてスクロールバーの位置情報を取得する否か判定する。取得する情報は例えば、スクロールバー領域の左上端座標、スクロールバー幅、スクロールバー高さである。
また、スクロールバー位置情報取得判定手段901は、取得したスクロールバー位置情報をスクロールバー領域算出手段902に出力する。スクロールバー位置情報取得判定手段901がスクロールバー位置情報を取得できなかった場合は、スクロールバー位置情報を取得できなかったことをスクロールバー見なし領域算出手段903に通知する。
ここで、スクロールバー位置情報を取得できない場合について説明する。例えば、マイクロソフト社のOS(Operating System)であるWindows(登録商標)を用いる場合、標準のライブラリソフトであるMFC(マイクロソフトファンデーションクラス)によりアプリケーションソフトが作成されているときにはスクロールバー位置情報を取得することができるが、MFCでアプリケーションソフトが作成されていないときにはスクロールバー位置情報を取得することができない。つまり、スクロールバー位置情報取得判定手段901は、ウィンドウにスクロールバーが表示されているにもかかわらず、APIを用いてもスクロールバー位置情報を取得することができない場合がある。
スクロールバー領域算出手段902は、スクロールバー位置情報取得判定手段901より取得したスクロールバー位置情報に基づいてスクロールバー領域を算出し、算出した領域をポイント指示位置判定手段806に出力する。スクロールバー領域の算出方法については、図10を用いて説明する。
図10は、ディスプレイ1001上におけるスクロールバーの表示位置を示した図である。スクロールバー位置情報取得判定手段901は、APIを用いることにより垂直スクロールバー1003の左上端座標(VWX,VWY)、垂直スクロールバー1003の幅(VWW)、垂直スクロールバー1003の高さ(VWH)を取得する。スクロールバー領域算出手段902は、これらの情報に基づいて加減演算を行うことにより垂直スクロールバー1003の領域を算出する。また、垂直スクロールバーと同様の演算を行うことで水平スクロールバー領域についても算出することができる。
スクロールバー見なし領域算出手段903は、ウィンドウ位置情報取得手段904、スクロールバー見なし領域設定手段905により構成されている。
ウィンドウ位置情報取得手段904は、スクロールバー位置情報取得判定手段901からスクロールバー位置情報を取得できなかったことを通知されると、ウィンドウの位置情報を取得し、取得した情報をスクロールバー見なし領域設定手段905に出力する。
スクロールバー見なし領域設定手段905は、取得したウィンドウ位置情報に基づいてスクロールバー領域を推定して算出し、算出した領域をスクロールバー領域と見なして設定し、ポイント指示位置判定手段806に出力する。ここで、APIを用いてスクロールバー位置情報を取得できなかった場合のスクロールバー領域の算出方法について、図11を用いて説明する。
図11は、基本的には図10と同様である。しかし、スクロールバーが独自の方法で作成されていることなどにより、スクロールバー位置情報取得判定手段901はスクロールバー位置情報を取得できないところが異なる。そこで、まずはウィンドウ位置情報であるウィンドウの左上端座標(WX,WY)、ウィンドウの幅(WW)、ウィンドウの高さ(WH)をウィンドウ位置情報取得手段904より取得する。スクロールバー見なし領域設定手段905は、これらの情報と垂直スクロールバー幅(VWW)、水平スクロールバー高さ(HWH)とに基づいて、垂直スクロールバーの左上端座標(VWX,VWY)、水平スクロールバーの左上端座標(HWX,HWY)を、下記(1)〜(4)の数式により算出する。
VWX=WX+WW−VWW ・・・(1)
VWY=WY ・・・(2)
HWX=WX ・・・(3)
HWY=WY+WH−HWH ・・・(4)
垂直スクロールバー幅(VWW)、水平スクロールバー高さ(HWH)については、APIより取得できれば取得した値を用いればよいし、APIより取得できなければ既定の値を用いればよい。
スクロールバー領域と見なす領域については、例えば水平スクロールバーの場合、左上端座標(HWX,HWY)、幅(WW−VWW)、高さ(HWH)に基づいて領域が算出され、算出された領域を水平スクロールバー領域と見なす。
図8に戻り、ポイント指示手段804は、タッチパネルを用いてディスプレイ上における位置を電子ペンで指示する。あるいはポイント指示手段804は、マウスやキーボードを用いてカーソルを動かし、クリックなどをすることによりディスプレイ上における位置を指示する。
ポイント指示位置検出手段805は、ポイント指示手段904により指示された位置を取得し、取得した位置がディスプレイ上のどの位置にあるかをディスプレイ上における座標面上で検出する。タッチパネルにおいては、前述した光遮断座標検知方式などで検出する。
ポイント指示位置判定手段806については、図12を用いて詳細に説明する。図12に示すように、ポイント指示位置判定手段806は、切替スイッチ1201、スクロールバー領域位置判定手段1202、背面ウィンドウ領域位置判定手段1203より構成される。
切替スイッチ1201は、透明ウィンドウ表示手段802から透明ウィンドウを表示したことを通知されると、ポイント指示位置検出手段805により検出された指示位置をスクロールバー領域位置判定手段1202に出力するため、端子1201aと端子1201bとを接続する。また、切替スイッチ1201は、透明ウィンドウ終了手段807により透明ウィンドウを閉じたことを通知されると、ポイント指示位置検出手段805により検出された指示位置を背面ウィンドウ領域位置判定手段1203に出力するため、端子1201aと1201cとを接続する。
スクロールバー領域位置判定手段1202は、ポイント指示位置検出手段805により検出された指示位置が、スクロールバー領域算出手段803より取得したスクロールバー領域内にあるか否かを判定する。スクロールバー領域位置判定手段1202は、指示位置がスクロールバー領域内にあれば、透明ウィンドウ終了手段807に透明ウィンドウを終了するよう指示し、指示位置がスクロールバー領域内になければ、描画手段808に指示位置を出力する。これより、背面ウィンドウをスクロールしたい場合、透明ウィンドウ終了ボタンを押下しなくても、視覚的に見えているスクロールバー領域内でクリックやタッチパネルによるポイント指示を行えば、透明ウィンドウを閉じることができる。
背面ウィンドウ領域位置判定手段1203は、ポイント指示位置検出手段805により検出された指示位置が、スクロールバー領域を除くウィンドウ領域内にあるか否かを判定する。ウィンドウ領域については、前述したとおり、APIを用いて取得した情報から算出可能となっている。背面ウィンドウ領域位置判定手段1203は、指示位置がスクロールバー領域を除くウィンドウ領域内にあれば、透明ウィンドウ表示手段802に透明ウィンドウを表示するよう指示し、指示位置がスクロールバー領域を除くウィンドウ領域内になければ、アプリケーションに指示位置を出力して、アプリケーションが指示位置の下にある機能を実行する。これより、背面ウィンドウをスクロールするために透明ウィンドウを一旦閉じた場合、再度透明ウィンドウを表示したいときには、透明ウィンドウの表示を容易に行うことができる。
なお、ここでは詳しく説明しないが、ポイント指示位置判定手段806は、透明ウィンドウ上にある終了ボタン、または終了ボタンが表示されていない場合は右クリックでメニューバーを表示させ、メニューバー上の終了ボタンをポイント指示されたか否かも判定する。
図8の透明ウィンドウ終了手段807は、ポイント指示位置判定手段806により指示を受けると、表示している透明ウィンドウを閉じる。また、透明ウィンドウ終了手段807は、透明ウィンドウ終了ボタンを押下して透明ウィンドウを閉じるのではなく、指示位置がスクロールバー領域内にあるため透明ウィンドウを閉じたと判断した場合には、透明ウィンドウを終了したことをポイント指示位置判定手段806に通知する。ポイント指示位置判定手段806に対して再度透明ウィンドウを表示するか否かの判定を行わせるためである。
描画手段808は、ポイント指示位置判定手段806から指示位置を取得すると、指示位置に沿ってラインを引くなどして透明ウィンドウに描画を行う。
ここで、図13は、ディスプレイ101に対しての背面ウィンドウ1300、透明ウィンドウ1304の表示順序関係を示した図である。図13では、透明ウィンドウ1304がディスプレイ101上の最前面に表示され、背面ウィンドウ1300が透明ウィンドウ1304の背面に表示される。本発明では、透明ウィンドウ1304の終了ボタン1306を押下しなくても、透明ウィンドウ1304上のスクロールバー領域1305内でクリックやタッチパネルによるタッチなどのポイント指示がされれば、透明ウィンドウ1304を閉じることができる。
図14は、実施の形態1における透明ウィンドウ終了処理のフローチャートである。ステップ1401では、ウィンドウ表示手段801がウィンドウを表示する。次にステップ1402では、透明ウィンドウ表示手段802が透明ウィンドウを表示する。ステップ1403では、スクロールバー位置情報取得判定手段901が背面ウィンドウのスクロールバー位置情報を取得可能かどうか判定する。ステップ1403によりYESと判定されれば、ステップ1403では、スクロールバー領域算出手段902が、スクロールバー領域を算出する。ステップ1403によりNOと判定されれば、スクロールバー見なし領域算出手段903が、スクロールバー見なし領域を算出する。
次にステップ1406では、ポイント指示位置検出手段805が、ポイント指示手段804により指示された位置を検出する。ステップ1407では、ポイント指示位置判定手段806が、指示位置が透明ウィンドウ終了ボタン上にあるか否かを判定する。ステップ1407によりNOと判定されれば、ステップ1408では、スクロールバー領域位置判定手段1202が、指示位置が背面ウィンドウのスクロールバー領域内にあるか否かを判定する。ステップ1407によりYESと判定された場合、またはステップ1408によりYESと判定された場合、ステップ1409では、透明ウィンドウ終了手段807が、透明ウィンドウを閉じる。ステップ1408によりNOと判定されれば、ステップ1410では、描画手段808が、指示位置に沿ってライン等を透明ウィンドウに描画する。
図15は、本発明における透明ウィンドウ再表示処理のフローチャートである。図15に示す処理は、図14のステップ1409に続けて行う処理である。
ステップ1501では、透明ウィンドウ終了手段807が、透明ウィンドウ終了ボタンを押下したことによる透明ウィンドウの終了指示か否かを判定する。ステップ1501によりNOと判定されれば、ステップ1502では、背面ウィンドウ領域位置判定手段1203が、ポイント指示位置により検出された指示位置がスクロールバー領域を除く背面ウィンドウの領域内にあるか否かを判定する。ステップ1502によりYESと判定されれば、ステップ1503では、透明ウィンドウ表示手段802が、透明ウィンドウを表示する。ステップ1501によりYES、またはステップ1502によりNOと判定されれば、透明ウィンドウを表示することなく通常の処理を行う。
図15を用いて透明ウィンドウ再表示処理を説明したが、図15の処理以外にも、次のような場合に透明ウィンドウの再表示を行ってもよい。透明ウィンドウの終了後に背面ウィンドウのスクロール処理が行われ、スクロール処理が終了したことを検知すると、再度透明ウィンドウを表示する。つまり、透明ウィンドウの終了後、ポイント指示位置判定手段805が、ポイント指示位置検出手段805により検出された位置は背面ウィンドウのスクロールボックス上にあると判定し、その後、ポイント指示位置検出手段805による指示位置を取得できなくなったとき(ポイント指示位置検出手段805がポイント指示手段804による指示位置を検出できなくなったとき)、透明ウィンドウ表示手段802に透明ウィンドウを表示するよう指示する。例えば、マウスを用いる場合、透明ウィンドウを終了後、ウィンドウのスクロールボックスをドラッグしてウィンドウをスクロールする。次にスクロール処理を終了するときにはドラッグを終了するが、このドラッグの終了を検知して再度透明ウィンドウを表示する。
以上、本発明における実施の形態1によれば、透明ウィンドウを表示した場合、背面ウィンドウのスクロールを行いたいときは、透明ウィンドウ上で視覚的に見える背面ウィンドウのスクロールバー領域内をクリックまたはタッチパネルによるポイント指示をすることにより透明ウィンドウを終了させ、背面ウィンドウのスクロール操作を効率的に行うことができる。
また、背面ウィンドウをスクロールするために透明ウィンドウを一旦閉じた場合、再度透明ウィンドウを表示したいときに、透明ウィンドウの表示を容易に行うことができる。
(変形例)
実施の形態1では、スクロールバー領域算出手段803にスクロールバー見なし領域算出手段903を設ける構成にしていたが、スクロールバー見なし領域算出手段903を設けなくてもよい。なぜなら、APIを用いてスクロールバー位置情報を取得できない場合の例外処理であるスクロールバー見なし領域算出手段903がない構成でも、透明ウィンドウを表示した場合に背面ウィンドウの画面操作を効率的に行いたいという本発明の目的を達成することができるからである。
また、図15に示したように、背面ウィンドウのスクロール操作のため透明ウィンドウを閉じた場合に再度透明ウィンドウを表示するようにした構成についても、必ずしも設ける必要はない。なぜなら、透明ウィンドウ再表示に係る構成がなくても、透明ウィンドウを表示した場合に背面ウィンドウの画面操作を効率的に行いたいという本発明の目的を達成することができるからである。
また、上記のスクロールバー見なし領域を算出するための構成、透明ウィンドウ再表示の構成両方とも設けなくても本発明の目的を達成することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明における実施の形態2について説明する。実施の形態2の特徴は、背面ウィンドウのスクロールボックス領域を算出し、スクロールボックス領域内で指示位置が検出されれば透明ウィンドウを閉じるということである。
図16は、実施の形態2における情報処理装置1600の主な機能を示すブロック図である。図8と同様の構成については、図8と同じ符号を付し、その説明を省略する。図8と異なるスクロールボックス領域算出手段1601、ポイント指示位置判定手段1602について説明する。
スクロールボックス領域算出手段1601は、ウィンドウに表示されているスクロールバー内のスクロールボックス領域を算出する。ここで、スクロールボックス領域算出手段1601については、図17を用いて詳細に説明する。
スクロールボックス領域算出手段1601は、スクロールバー領域算出手段803、スクロールバー画像情報取得手段1701、スクロールボックス領域設定手段1702より構成される。なお、スクロールバー領域算出手段803については実施の形態1で説明したスクロールバー領域算出手段803と同様であるので同じ符号を付し、その説明を省略する。
スクロールバー画像情報取得手段1701は、スクロールバー領域算出手段803により算出されたスクロールバー領域を取得し、取得したスクロールバー領域のピクセル画像を取得する。次に、スクロールバー画像情報取得手段1701は、取得したピクセル画像をスクロールボックス領域設定手段1702に出力する。
スクロールボックス領域設定手段1702は、取得したピクセル画像に基づいてスクロールボックス領域を算出する。スクロールボックス領域の算出方法については図18を用いて説明する。
図18では、水平スクロールボックス領域の算出方法を示すが、垂直スクロールボックス領域も同様にして算出することができる。スクロールボックス領域設定手段1702は、水平スクロールバーのピクセル画像1801に基づいて色の異なる領域(X0〜X1)を検索することによりスクロールボックスの位置を検出する。次に検出した位置に基づいて下記の数式(5)〜(8)により水平スクロールボックス左上端座標(HX,HY)、幅(HW)、高さ(HH)を算出し、水平スクロールボックス領域を設定する。
HX=HWX+SBW+X0 ・・・(5)
HY=HWY ・・・(6)
HW=X1−X0 ・・・(7)
HH=HWH ・・・(8)
なお、(HWX,HWY)、(HWH)はスクロールバー領域算出手段803から取得し、水平スクロールボタン幅(SBW)は、APIを用いて取得可能である。
図16に戻り、ポイント指示位置判定手段1602は、指示位置が所定の領域内にあるか否かを判定する。ここで、ポイント指示位置判定手段1602については、図19を用いて詳細に説明する。図12に示す実施の形態1におけるポイント指示位置判定手段806と同じ構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
スクロールボックス領域位置判定手段1901は、ポイント指示位置検出手段805により検出された指示位置が、スクロールボックス領域算出手段1601より取得したスクロールボックス領域内にあるか否かを判定する。スクロールボックス領域位置判定手段1901は、指示位置がスクロールボックス領域内にあれば、透明ウィンドウ終了手段807に透明ウィンドウを終了するよう指示し、指示位置がスクロールボックス領域内になければ、描画手段808に指示位置を出力する。これより、背面ウィンドウをスクロールしたい場合、透明ウィンドウ終了ボタンを押下しなくても、視覚的に見えているスクロールボックス領域内でクリックやタッチパネルによるポイント指示を行えば、透明ウィンドウを閉じることができる。
図20は、実施の形態2における透明ウィンドウ終了処理のフローチャートである。実施の形態2のステップ2001以前の処理は、図14に示す実施の形態1のタイミングT1以前の処理と同様であるのでその説明を省略する。また、タイミングT1以降の処理においても図14に示すステップと同じステップについては同じ符号を付し、その説明を省略する。
ステップ2001では、スクロールボックス領域算出手段1601が、スクロールボックス領域を算出する。
ステップ1407によりNOと判定されれば、ステップ2002では、ポイント指示位置判定手段1602が、指示位置が背面ウィンドウのスクロールボックス領域内にあるか否かを判定する。
以上、本発明における実施の形態2によれば、透明ウィンドウを表示した場合、背面ウィンドウのスクロールを行いたいときは、透明ウィンドウ上で視覚的に見える背面ウィンドウのスクロールボックス領域内をクリックまたはタッチパネルによるポイント指示をすることにより透明ウィンドウを終了させ、背面ウィンドウのスクロール操作を効率的に行うことができる。
(変形例)
実施の形態2についても実施の形態1と同様の変形例を適用することが可能である。また、実施の形態1では、透明ウィンドウを再表示する際に、スクロールバー領域を除くウィンドウ領域内か否かで判定を行っていたが、実施の形態では、スクロールボックス領域を除くウィンドウ領域内か否かで判定を行ってもよい。
(実施の形態3)
以下、本発明における実施の形態3について説明する。実施の形態3の特徴は、スクロールボックスを包含するスクロールボックス見なし領域を算出し、スクロールボックス見なし領域内で指示位置が検出されれば透明ウィンドウを閉じるということである。
図21は、実施の形態3における情報処理装置2100の主な機能を示すブロック図である。図8と同様の構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。図8と異なるスクロールボックス見なし領域算出手段2101、ポイント指示位置判定手段2102について説明する。
スクロールボックス見なし領域算出手段2101は、ウィンドウに表示されているスクロールバー内のスクロールボックス領域を包含するスクロールボックス見なし領域を算出する。ここで、スクロールボックス見なし領域算出手段2101については、図22を用いて詳細に説明する。
スクロールボックス見なし領域算出手段2101は、スクロールボックス領域算出手段1601、スクロールボックス見なし領域設定手段2201より構成される。なお、スクロールボックス領域算出手段1601については実施の形態2で説明したスクロールボックス領域算出手段1601と同様であるので同じ符号を付し、その説明を省略する。
スクロールボックス見なし領域設定手段2201は、スクロールボックス領域算出手段1601により算出されたスクロールボックス領域を取得し、取得したスクロールボックス領域を包含する領域を算出する。また、スクロールボックス見なし領域設定手段2201は、算出した領域をスクロールボックス見なし領域として設定し、スクロールボックス見なし領域をポイント指示位置判定手段2102に出力する。ここで、スクロールボックス見なし領域の算出方法については図23を用いて説明する。
図23では、水平スクロールボックス見なし領域の算出方法を示すが、垂直スクロールボックス見なし領域も同様にして算出することができる。スクロールボックス見なし領域設定手段2201は、水平スクロールボックスの左上端座標(HX,HY)、幅(HW)、高さ(HH)に基づいて下記の数式(9)〜(12)により水平スクロールボックスを包含する領域の左上端座標(HBX,HBY)、幅(HBW)、高さ(HBH)を算出し、水平スクロールボックス見なし領域を設定する。
HBX=HX−L ・・・(9)
HBY=HY−L ・・・(10)
HBW=HW+2×L ・・・(11)
HBH=HH+2×L ・・・(12)
なお、(HWX,HWY)、(HW)、(HH)はスクロールボックス領域算出手段1601から取得する。また、Lは実験により得られた既定値とする。
図21に戻り、ポイント指示位置判定手段2102は、指示位置が所定の領域内にあるか否かを判定する。ここで、ポイント指示位置判定手段2102については、図24を用いて詳細に説明する。図12に示す実施の形態1におけるポイント指示位置判定手段806と同じ構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
スクロールボックス見なし領域位置判定手段2401は、ポイント指示位置検出手段805により検出された指示位置が、スクロールボックス見なし領域算出手段2101より取得したスクロールボックス見なし領域内にあるか否かを判定する。スクロールボックス見なし領域位置判定手段2401は、指示位置がスクロールボックス見なし領域内にあれば、スクロールボックス領域位置判定手段2402に通知し、指示位置がスクロールボックス見なし領域内になければ、描画手段808に指示位置を出力する。
スクロールボックス領域位置判定手段2402は、ポイント指示位置検出手段805により検出された指示位置が、スクロールボックス見なし領域算出手段2101より取得したスクロールボックス領域内にあるか否かを判定する。スクロールボックス領域位置判定手段2402は、指示位置がスクロールボックス領域内にあれば、透明ウィンドウ終了手段807に透明ウィンドウを終了するよう指示し、指示位置がスクロールボックス領域内になければ、ポイント指示位置移動手段2403に、指示位置を移動するよう指示する。
ポイント指示位置移動手段2403は、スクロールボックス領域位置判定手段2402から指示を受けると、ポイント指示手段804による指示位置を、スクロールボックス見なし領域算出手段2101より取得したスクロールボックス領域内に移動する。
これより、背面ウィンドウをスクロールしたい場合、透明ウィンドウ終了ボタンを押下しなくても、視覚的に見えているスクロールボックスを包含する領域内でクリックやタッチパネルによるポイント指示を行えば、透明ウィンドウを閉じることができる。
さらに、指示位置がスクロールボックス領域内にない場合には、スクロールボックス領域内に指示位置を移動させることにより、背面ウィンドウのスクロール操作を円滑に行うことができる。
図25は、実施の形態3における透明ウィンドウ終了処理のフローチャートである。実施の形態3のステップ2501以前の処理は、図20に示す実施の形態2のタイミングT2以前の処理と同様であるのでその説明を省略する。また、タイミングT2以降の処理においても図14に示すステップと同じステップについては同じ符号を付し、その説明を省略する。
ステップ2502では、スクロールボックス見なし領域算出手段2101がスクロールボックス見なし領域を算出する。
ステップ1407によりNOと判定されれば、ステップ2502では、スクロールボックス見なし領域位置判定手段2401が、指示位置がスクロールボックス見なし領域内にあるか否かを判定する。ステップ2502によりYESと判定されれば、ステップ2503では、スクロールボックス領域位置判定手段2402が、指示位置がスクロールボックス領域内にあるか否かを判定する。ステップ2503によりNOと判定されれば、ステップ2504では、ポイント指示位置移動手段2403が、ポイント指示手段803の指示位置をスクロールボックス領域内に移動させる。
以上、本発明における実施の形態3によれば、透明ウィンドウを表示した場合、背面ウィンドウのスクロールを行いたいときは、透明ウィンドウ上で視覚的に見える背面ウィンドウのスクロールボックスを包含する領域内をクリックまたはタッチパネルによるポイント指示をすることにより透明ウィンドウを終了させ、背面ウィンドウのスクロール操作を効率的に行うことができる。
さらに、スクロールボックス領域を除くスクロールボックス見なし領域内にポイント指示がされれば、指示位置をスクロールボックス領域内に移動させることができ、背面ウィンドウのスクロール操作を円滑に行うことができる。
(変形例)
実施の形態3では、スクロールボックス領域位置判定手段2402とポイント指示位置移動手段2403とを設ける構成にしたが、これらの構成は設けなくてもよい。なぜなら、スクロールボックス領域位置判定手段2402とポイント指示位置移動手段2403とがない構成でも、透明ウィンドウを表示した場合に背面ウィンドウの画面操作を効率的に行いたいという本発明の目的を達成することができるからである。
また、実施の形態3についても実施の形態1や実施の形態2と同様の変形例を適用することが可能である。
本発明における情報処理システム構成図。 本発明における情報処理システムの概略構成図。 タブレットPCの一例を示す図。 図3のタブレットPCの変形例を示す図。 光遮断検知方式の説明図。 座標ステータスと状態との対応を示す図。 座標ステータスとマウスステータスとの対応を示す図。 本発明における実施の形態1に係る情報処理装置の機能ブロック図。 本発明における実施の形態1のスクロール領域算出手段の詳細な機能ブロック図。 ディスプレイにおけるスクロールバー領域の算出方法を示す図。 ディスプレイにおけるスクロールバー領域の他の算出方法を示す図。 本発明における実施の形態1のポイント指示位置判定手段の詳細な機能ブロック図。 ディスプレイにおける背面ウィンドウ、透明ウィンドウの表示順序関係を示す図。 本発明における実施の形態1の透明ウィンドウ終了処理のフローチャート。 本発明における実施の形態1の透明ウィンドウ再表示処理のフローチャート。 本発明における実施の形態2に係る情報処理装置の機能ブロック図。 本発明における実施の形態2のスクロールボックス領域算出手段の詳細な機能ブロック図。 本発明における実施の形態2のスクロールボックス領域の算出方法を示す図。 本発明における実施の形態2のポイント指示位置判定手段の詳細な機能ブロック図。 本発明における実施の形態2の透明ウィンドウ終了処理のフローチャート。 本発明における実施の形態3に係る情報処理装置の機能ブロック図。 本発明における実施の形態3のスクロールボックス見なし領域算出手段の詳細な機能ブロック図。 本発明における実施の形態3のスクロールボックス見なし領域の算出方法を示す図。 本発明における実施の形態3のポイント指示位置判定手段の詳細な機能ブロック図。 本発明における実施の形態3の透明ウィンドウ終了処理のフローチャート。
符号の説明
100、800、1600、2100 情報処理装置
101、301,1001 ディスプレイ
102 タッチパネル
103 座標算出制御装置
104 タッチパネルドライバ
105 マウスI/F
106 アプリケーション
107 表示I/F
401 電子ペン
402 強化ガラス
403 液晶ディスプレイユニット
404 電磁誘導センサーユニット
501 発光ダイオード
502 フォトレジスタ
503 座標指示物
801 (背面)ウィンドウ表示手段
802 透明ウィンドウ表示手段
803,902 スクロールバー領域算出手段
804 ポイント指示手段
805 ポイント指示位置検出手段
806、1602、2102 ポイント指示位置判定手段
807 透明ウィンドウ終了手段
808 描画手段
901 スクロールバー位置情報取得判定手段
903 スクロールバー見なし領域算出手段
904 ウィンドウ位置情報取得手段
905 スクロールバー見なし領域設定手段
1002 ウィンドウ
1003、1301 垂直スクロールバー
1004、1302 水平スクロールバー
1201 切替スイッチ
1201a、1201b、1201c 端子
1202 スクロールバー領域位置判定手段
1203 背面ウィンドウ領域位置判定手段
1300 背面ウィンドウ
1303 スクロールボックス
1304 透明ウィンドウ
1305 スクロールバー領域
1306 終了ボタン
1601 スクロールボックス領域算出手段
1701 スクロールバー画像情報取得手段
1702 スクロールボックス領域設定手段
1801 水平スクロールバーピクセル画像
1901、2402 スクロールボックス領域位置判定手段
2101 スクロールボックス見なし領域算出手段
2201 スクロールボックス見なし領域設定手段
2401 スクロールボックス見なし領域位置判定手段
2403 ポイント指示位置移動手段

Claims (9)

  1. スクロールバーを含む第1のウィンドウに、背面が透ける第2のウィンドウを重ねて表示し、前記第2のウィンドウに上書き処理を行う情報処理方法において、
    前記第1のウィンドウの前記スクロールバーの領域を算出するスクロールバー領域算出ステップと、
    前記第2のウィンドウに対し、指示手段により指示された位置を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより検出された位置が、前記スクロールバー領域算出ステップで算出された領域内にあれば、前記第2のウィンドウを閉じる終了ステップと、
    前記終了ステップにより、前記第2のウィンドウを閉じた後、前記第1のウィンドウのスクロール処理が終了したとき、前記第2のウィンドウを表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  2. 前記スクロールバー領域算出ステップは、前記第1のウィンドウの右端、下端の所定の領域をスクロールバー領域とすることを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  3. 前記表示ステップは、前記第2のウィンドウを閉じた後に前記検出ステップにより検出された位置が、前記スクロールバーの領域を除く前記第1のウィンドウの領域内にあれば、前記第2のウィンドウを表示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理方法。
  4. スクロールバーを含む第1のウィンドウに、背面が透ける第2のウィンドウを重ねて表示し、前記第2のウィンドウに上書き処理を行う情報処理方法において、
    前記第1のウィンドウのスクロールボックス領域を算出するスクロールボックス領域算出ステップと、
    前記第2のウィンドウに対し、指示手段により指示された位置を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより検出された位置が、前記スクロールボックス領域算出ステップで算出されたスクロールボックス領域内にあれば、前記第2のウィンドウを閉じる終了ステップと、
    前記終了ステップにより前記第2のウィンドウを閉じた後、前記第1のウィンドウのスクロール処理が終了したとき、前記第2のウィンドウを表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  5. スクロールバーを含む第1のウィンドウに、背面が透ける第2のウィンドウを重ねて表示し、前記第2のウィンドウに上書き処理を行う情報処理方法において、
    前記第1のウィンドウのスクロールボックスの領域を算出し、前記スクロールボックスの領域を包含するスクロールボックス見なし領域を算出するスクロールボックス見なし領域算出ステップと、
    前記第2のウィンドウに対し、指示手段により指示された位置を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより検出された位置が、前記スクロールボックスみなし領域算出ステップで算出されたスクロールボックス見なし領域内にあれば、前記第2のウィンドウを閉じる終了ステップと、
    前記終了ステップにより前記第2のウィンドウを閉じた後、前記第1のウィンドウのスクロール処理が終了したとき、前記第2のウィンドウを表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  6. 前記検出ステップにより検出された位置が、前記スクロールボックス見なし領域であって、前記スクロールボックスの領域を除く領域内にあれば、前記指示手段により指示された位置を前記スクロールボックス領域内に移動させる移動ステップをさらに有することを特徴とする請求項5記載の情報処理方法。
  7. スクロールバーを含む第1のウィンドウに、背面が透ける第2のウィンドウを重ねて表示し、前記第2のウィンドウに上書き処理を行う情報処理装置において、
    前記第1のウィンドウの前記スクロールバーの領域を算出するスクロールバー領域算出手段と、
    前記第2のウィンドウに対し、指示手段により指示された位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された位置が、前記スクロールバー領域算出手段で算出された領域内にあれば、前記第2のウィンドウを閉じる終了手段と、
    前記終了手段により前記第2のウィンドウを閉じた後、前記第1のウィンドウのスクロール処理が終了したとき、前記第2のウィンドウを表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. スクロールバーを含む第1のウィンドウに、背面が透ける第2のウィンドウを重ねて表示し、前記第2のウィンドウに上書き処理を行う情報処理装置において、
    前記第1のウィンドウのスクロールボックス領域を算出するスクロールボックス領域算出手段と、
    前記第2のウィンドウに対し、指示手段により指示された位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された位置が、前記スクロールボックス領域算出手段で算出されたスクロールボックス領域内にあれば、前記第2のウィンドウを閉じる終了手段と、
    前記終了手段により前記第2のウィンドウを閉じた後、前記第1のウィンドウのスクロール処理が終了したとき、前記第2のウィンドウを表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. スクロールバーを含む第1のウィンドウに、背面が透ける第2のウィンドウを重ねて表示し、前記第2のウィンドウに上書き処理を行う情報処理装置において、
    前記第1のウィンドウのスクロールボックスの領域を算出し、前記スクロールボックスの領域を包含するスクロールボックス見なし領域を算出するスクロールボックス見なし領域算出手段と、
    前記第2のウィンドウに対し、指示手段により指示された位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された位置が、前記スクロールボックスみなし領域算出手段で算出されたスクロールボックス見なし領域内にあれば、前記第2のウィンドウを閉じる終了手段と、
    前記終了手段により前記第2のウィンドウを閉じた後、前記第1のウィンドウのスクロール処理が終了したとき、前記第2の表示領域ウィンドウを表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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