JP4659674B2 - 文書位置補正方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents
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Description
図1に示すディスプレイ12面に接触する座標指示物(電子ペンなど)の描画位置をタッチパネル11で検出し、座標算出制御装置13により座標位置を算出して、その座標データ14をPCI/F(PCインターフェース)を介してPC15へ送信する。PCI/Fとしては、RS232CやUSB等を使うことができる。なお、図1では、座標位置を算出する座標算出制御装置13が説明の便宜上、タッチパネル11とPC15の間に描かれているが、実際にはディスプレイ12内に格納されている。
図4は、ノート型のタブレットPCの概略図であり、図5は、図4のタッチパネルを構成する電磁誘導センサーユニットの構成説明図であり、図6は、電子ペンにより発生する誘導起電圧分布を示す図である。
図7は、タッチパネルディスプレイの概略図である。図7のタッチパネルディスプレイ40は、ディスプレイ41として、PDP(プラズマ・パネル・ディスプレイ)や液晶リアプロジェクタ等の大型の表示装置からなり、PC15から出力される画像を表示する。タッチパネル42は、ディスプレイ41面上に触れた指、あるいはペン等の座標指示物の位置を検知するものである。
図8は、タッチパネルの一例としての光遮断検知方式を説明する図である。図8に示すディスプレイの外枠50の部分に発光ダイオード(LED)51がX軸方向(外枠50の上辺部分)とY軸方向(外枠50の左辺部分)に検知精度に応じて一列に複数個(図8は、XGAディスプレイであるので、解像度が1024×768ピクセルと同じ個数)が配置され、赤外光を発する。
図9は、OSが提供するインターフェースにより取得できる画面表示情報を説明する図である。図9に示すように、表示中の全てのウィンドウ情報として、左上原点座標(WX,WY)60、幅(WW)61、高さ(WH)62、ウィンドウハンドル、ウィンドウクラス、ウィンドウスタイル、ウィンドウタイトルなどを取得することができる。
図10−1〜図10−3は、画面座標から文書座標への変換方法を説明する図である。図10−1に示すように、水平スクロール長(HL)68が表示文書の水平方向の全長を示し、水平スクロール表示幅(HB)69は、画面に表示されている部分の幅を示している。
文書Y座標(SY)=LN*LL+(Y−WY)
文書X座標(SX)=(X −WX)−(XL /2−XP)
図11−1〜図11−4は、文書座標から画面座標への変換方法を説明する図である。図11−1に示すように、OSが提供する情報によって、垂直スクロールボックス位置(VP)76をスクロールライン数(LN)に換算し、OSが提供する情報のスクロールライン長(LL)から文書表示領域の文書原点Y座標(DY)80を算出する。表示領域原点文書Y座標(DY)は、次式により求まる。
表示領域原点文書Y座標(DY)=LN*LL
文書中央座標(DC)=(XL/2−XP)+WX
DY≦文書Y座標≦(DY+WH)
−(DC−WX)≦文書X座標 ≦ +(WW +WX−DC)
DY≦文書Y座標≦(DY+WH)
+(WX−DC)≦文書X座標 ≦+(WX−DC+WW)
DY≦文書Y座標≦(DY+WH)
−(DC−WX)≦文書X座標 ≦−{DC −(WX+WY)}
画面X座標=DC + 文書X座標
画面Y座標=文書Y座標−DY+WY
図12−1〜図12−2は、文書座標保存後にページが追加された場合の保存座標補正方法を説明する図である。なお、文書X座標については、ページ追加や削除があっても影響を受けない。
追加ページ上端文書座標(AP)=LN *LL+(Y−WY)
追加ページ長(APL)=(TL1−TL0)*LL
追加補正文書Y座標=保存文書Y座標+APL
図13−1〜図13−2は、文書座標保存後にページを削除する場合の保存座標補正方法を説明する図である。
削除ページ上端文書座標(DP)=LN*LL+(Y−WY)
削除ページ長(DPL)=(TL0−TL1)* LL
削除補正文書Y座標=保存文書Y座標−DPL
図14−1〜図14−5は、ページ追加・削除の上端画面座標確定方法を説明する図である。図14−1に示すように、上書き対象となる任意のアプリケーションプログラムによる垂直スクロールバー63の情報を、OSが提供するインターフェースにより周期的に取得するようにする。
図15−1〜図15−3は、文書上へ手書き文字や図形を上書き描画する上書き描画方法を説明する図である。この上書き描画方法は、上記した文書位置検知技術の応用例として、既存の文書上へ明示、補足説明等を行う目的で手書き文字や図形を描画し、再度同ページが表示されたときに再表示を行う場合である。
図16は、文書座標の検知制御機能を説明するための模式的な構成図である。図16に示す応用制御部130は、上書き描画等を行う文書位置を示す文書位置情報137とマウス操作座標を示すマウスデータとを関連付けて保存し、活用するアプリケーション部を構成している。また、文書座標検知制御部は、文書座標算出制御部131、画面座標算出制御部132、追加補正制御部133、削除補正制御部134、ページ上端入力制御部135、および追加削除監視制御部136などを備えていて、上記各部を制御しながら、目的の機能を実現するものである。
次に、本実施の形態の動作を図17〜図22のフローチャートを用いて説明する。図17−1は、図16の文書座標算出制御部における文書座標の算出制御方法を説明するフローチャートであり、図17−2は、入力値の概略を説明する図であり、図17−3は、算出する文書座標の概略を説明する図である。
図18−1は、図16の画面座標算出制御部における画面座標の算出制御方法を説明するフローチャートであり、図18−2は、入力値の概略を説明する図であり、図18−3は、算出する画面座標を説明する図である。
図19−1は、図16の追加補正制御部において追加ページにより文書座標を補正する方法を説明するフローチャートであり、図19−2は、入力値の概略を説明する図である。
図20−1は、図16の削除補正制御部において削除ページにより文書座標を補正する方法を説明するフローチャートであり、図20−2は、入力値の概略を説明する図である。
図21は、図16の追加削除監視制御部においてページの追加と削除を監視する方法を説明するフローチャートである。
図22−1は、図16のページ上端入力制御部において削除ページや追加ページがあった場合の上端画面座標入力方法を説明するフローチャートであり、図22−2は、入力値の概略を説明する図であり、図22−3は、ページ指定ツールバーの表示例を示す図である。
11 タッチパネル
12 ディスプレイ
13 座標算出制御装置
14 座標データ
15 パーソナルコンピュータ(PC)
151 タッチパネルドライバ
152 マウスデータ
153 マウスインターフェース(マウスI/F)
154 アプリケーションプログラム
155 画像データ
20 タブレットPC
21 キーボード
22 ディスプレイ
221 強化ガラス
222 液晶ディスプレイユニット
223 電磁誘導センサーユニット
23 電子ペン
231 コイル
232 コンデンサ
233 共振回路
30 センサーコイル
31 交流電源
32 送受切替スイッチ
33 X軸コイル切替スイッチ
40 タッチパネルディスプレイ
41 ディスプレイ
42 タッチパネル
50 外枠
51 発光ダイオード(LED)
52 フォトトランジスタ
59 文書表示領域
60 左上原点座標(WX,WY)
61 幅(WW)
62 高さ(WH)
63 垂直スクロールバー
64 水平スクロールバー
65 左上原点座標(HX,HY)
66 幅(HW)
67 高さ(HH)
68 水平スクロール長(HL)
69 水平スクロール表示幅(HB)
70 水平スクロールボックス位置(HP)
71 左上原点座標(VX,VY)
72 幅(VW)
73 高さ(VH)
74 垂直スクロール長(VL)
75 垂直スクロール表示長(VB)
76 垂直スクロールボックス位置(VP)
77 文書座標空間
80 文書原点Y座標(DY)
81 文書中央座標(DC)
83 表示領域文書空間
90,91 保存文書座標
100,101 保存文書座標
110 追加ページ指定メッセージ
111 削除ページ指定メッセージ
112 ページ指定ツールバー
113 透明ウィンドウ
114 指定ボタン
115 上端画面座標
116 追加(削除)ページ
117 確定ボタン
118 カーソル
120 透明ウィンドウ
121 描画軌跡
122 文書ファイル名
123 APLウィンドウタイトル
124 APLウィンドウクラス
125 文書領域ウィンドウタイトル
126 文書領域ウィンドウクラス
127 文書総ライン数
128 文書座標
129 描画軌跡
130 応用制御部
131 文書座標算出制御部
132 画面座標算出制御部
133 追加補正制御部
134 削除補正制御部
135 ページ上端入力制御部
136 追加削除監視制御部
137 文書位置情報
140 PC本体
141 キーボード
142 タブレット
143 電子ペン
144 キーボード
145 ディスプレイ
146 タブレットPC
147 電子ペン
148 大型ディスプレイ
149 タッチパネル
150 会議システム
151 スクリーン
152 プロジェクタ
153 タブレットPC
154 会議システム
Claims (10)
- 任意のアプリケーションプログラムが表示する文書の画面座標をスクロールバー情報に基づいて、文書全体から見た文書座標を算出する文書座標算出ステップと、
前記スクロールバー情報を取得して文書総ライン数を算出し、文書のページ追加やページ削除の有無を監視する追加削除監視制御ステップと
を含み、前記追加削除監視制御ステップでページ追加やページ削除が検出された場合は、前記文書座標算出ステップで算出した文書座標をページ追加やページ削除に応じて補正することを特徴とする文書位置補正方法。 - 前記追加削除監視制御ステップは、前記スクロールバー情報を取得して文書総ライン数を算出し、文書総ライン数が増加した場合は、文書のページ追加があったと判定することを特徴とする請求項1に記載の文書位置補正方法。
- 前記追加削除監視制御ステップは、前記スクロールバー情報を取得して文書総ライン数を算出し、文書総ライン数が減少した場合は、文書のページ削除があったと判定することを特徴とする請求項1に記載の文書位置補正方法。
- 文書のページ削除があったと判定され、ページを削除した場合は、削除ページを元に戻すメッセージを表示することを特徴とする請求項3に記載の文書位置補正方法。
- ページを追加する追加ページ、あるいはページを削除する削除ページを指定して上端画面座標を取得するページ上端入力制御ステップをさらに含み、
前記ページ上端入力制御ステップにより取得した上端画面座標を前記文書座標算出ステップのスクロールバー情報に基づいて、上端文書座標を算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の文書位置補正方法。 - 前記文書総ライン数の増加に基づいて、追加ページ長を算出する追加補正制御ステップをさらに含むことを特徴とする請求項2または5に記載の文書位置補正方法。
- 前記文書総ライン数の減少に基づいて、削除ページ長を算出する削除補正制御ステップをさらに含むことを特徴とする請求項3または5に記載の文書位置補正方法。
- ページ追加があった場合は、前記追加ページの上端文書座標より大きい保存文書座標に前記追加補正制御ステップで算出した追加ページ長を加えて、補正文書座標を算出することを特徴とする請求項6に記載の文書位置補正方法。
- ページ削除があった場合は、前記削除ページの上端文書座標より大きい保存文書座標から前記削除補正制御ステップで算出した削除ページ長を差し引いて、補正文書座標を算出することを特徴とする請求項7に記載の文書位置補正方法。
- 前記請求項1〜9のいずれか一つに記載の文書位置補正方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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