JP5670814B2 - 成形調整装置及び成形調整方法 - Google Patents

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本発明は、平板状の金属板材料などの被成形材料を連続的に曲げ加工して立体的断面形状に成形するロール成形装置に適用可能な成形調整装置及び成形調整方法に係り、特に、ロール成形時において被成形材料の厚さ寸法が小さく変動しても被成形材料の成形内寸法を一定に保つように自動調整することができる成形調整装置及び成形調整方法に関する。
従来から、ロール状に巻き上げられた連続的な金属板材料などの被成形材料を連続的に曲げ加工して立体的断面形状に成形するロール成形装置が知られている(例えば、特許文献1乃至4参照)。
実開平7−33414号公報 実用新案登録第3044619号公報 特公平4−17729号公報 特開2005−111497号公報
ロール成形装置によって成形される被成形材料は装置の最も上流側に配置されたアンコイラーにコイル状に巻き上げられているが、このコイル状に巻き上げられた材料は、その巻回方向両端部分、すなわち最初にロール成形装置側に供給される先端部分と、最後にロール成形装置側に供給される後端部分との間で、板厚が均一になっていない場合がある。例えば、先端近傍部分及び後端近傍部分は、その両端近傍部分以外の中間部分に比べて板厚が薄くなっている場合がある。
従来のロール成形装置には、被成形材料の板厚の変動に応じて一対の成形ロール間の距離を調整することができるものがある。例えば、一方の成形ロールを他方の成形ロール側に加圧する加圧手段によって上記一対のロール間の距離を調整可能とし、被成形材料の板厚の外寸法が変動しても該被成形材料が一対の成形ロールに対して十分な加圧力で接触させるようにしているものなどがあるが、ロール成形時における被成形材料の板厚寸法の変動に対し該被成形材料の成形内寸法を一定に保つことは困難であった。そのため、従来では、他の部分に比べて板厚が薄い部分、例えば先端近傍部分及び後端近傍部分で成形された最終製品は不良製品として対応するなど、製造効率が悪く、製造コストに無駄があった。また、そのような不良製品であるかどうかについて最終製品全てを一つずつ検査する作業工程が必要であり、この点からも製造効率が悪く、製造時間及び製造コストに無駄があった。
本発明は、上述のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、ロール成形装置でのロール成形時において被成形材料の厚さ寸法が変動しても該被成形材料の成形内寸法、特にロール軸の軸線方向及び軸線方向に対して直行する方向の両方向における成形内寸法を一定に保つように自動調整することができる成形調整装置及び成形調整方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1ロール軸に設けられた第1成形ロールと、第1ロール軸と平行な第2ロール軸に支持され且つ第1成形ロールとの間に被成形材料を狭持して成形を行う第2成形ロールと、第1及び第2成形ロールの間であって、各ロール軸の軸線方向に沿った両側から被成形材料に対して接触して成形を行う2つのリング部材とを備え、第1成形ロールは、第1ロール軸の軸線方向の中心から離れるに従って第1ロール軸から半径方向外側に離れる形態の傾斜した各ロール傾斜面を有する2つのフランジ部分を備え、第2成形ロールは各ロール軸の軸線方向の中心に配置され且つ被成形材料に接触する大径ロールを備え、被成形材料は、ロール軸の軸線方向に沿って2つの軸線方向端部を備え、この軸線方向端部が大径ロールの側面と各リング部材によってロール軸の軸線方向の両側から挟まれるようになっており、各リング部材は、各フランジ部分のロール傾斜面に対応して傾斜したリング傾斜面を備え、第1ロールと第2ロールとの相互間距離の変動に応じてリング部材がロール軸の軸線方向に移動できるようになっていることを特徴とする、成形調整装置を提供する。ここで、傾斜面の角度は、一例として各ロール軸の軸線方向に対して45°である。
また、成形調整装置は、第1ロール軸と第2ロール軸が相互に近づくように、第1ロール軸及び/又は第2ロール軸を加圧する加圧手段を更に備えることができる。また、2つのリング部材を、第2成形ロールに設けることができるが、逆に、第1成形ロールに設けることも可能である。
また、各ロール傾斜面は、対応するリング傾斜面の少なくとも一部分に対して接面するようになっており、好ましくは、各ロール傾斜面は、対応するリング傾斜面の全面に対して接面するようになっている。
また、被成形部材は、ロール軸の軸方向において左右対称の横断面形状を有しており、この場合、2つのリング部材は、ロール軸の軸方向において左右対称の横断面形状を有している方が好ましい。
さらに、本発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の成形調整装置を用いて被成形材料の成形を調整する成形調整方法を提供する。
本発明によれば、第1ロール軸に設けられた第1成形ロールと、第1ロール軸と平行な第2ロール軸に支持され且つ第1成形ロールとの間に被成形材料を狭持して成形を行う第2成形ロールと、第1及び第2成形ロールの間であって、各ロール軸の軸線方向に沿った両側から被成形材料に対して接触して成形を行う2つのリング部材とを備え、第1成形ロールは、第1ロール軸の軸線方向の中心から離れるに従って第1ロール軸から半径方向外側に離れる形態の傾斜した各ロール傾斜面を有する2つのフランジ部分を備え、第2成形ロールは各ロール軸の軸線方向の中心に配置され且つ被成形材料に接触する大径ロールを備え、被成形材料は、ロール軸の軸線方向に沿って2つの軸線方向端部を備え、この軸線方向端部が大径ロールの側面と各リング部材によってロール軸の軸線方向の両側から挟まれるようになっており、各リング部材は、各フランジ部分のロール傾斜面に対応して傾斜したリング傾斜面を備え、第1ロールと第2ロールとの相互間距離の変動に応じてリング部材がロール軸の軸線方向に移動できるようになっているため、ロール成形時において被成形材料の厚さ寸法が変動しても該被成形材料の成形内寸法、特にロール軸の軸線方向及び軸線方向に対して直行する方向の両方向における成形内寸法を一定に保つように自動調整することができる。
従って、本発明の成形調整装置がロール成形装置に適用されれば、ロール成形装置において特に上記二つの方向における成形内寸法が一定に保持された最終成形品を成形することができ、特に、一定の成形内寸法を要求される自動車用シートレール部材やC型鋼などの型鋼を成形する場合に有効である。
図1は、本発明に係る成形調整装置を含むロール成形装置を備えた、被成形材料の成形ラインを示す概略図である。 図2は、本発明に係る成形調整装置の実施の形態を示す正面図である。 図3(a)は、本発明に係る成形調整装置の実施の形態を示す正面図であり、図3(b)は、その成形調整装置の側面図であり、図3(c)は、その成形調整装置の上面図である。 図4は、本発明に係る成形調整装置を部分的に拡大した正面図である。 図5は、本発明に係る他の実施形態に係る成形調整装置を部分的に拡大した正面図である。 図6は、図1に示すロール成形装置に適用可能な成形ロールスタンドの一例を示す正面図である。
次に、図面を参照しながら、本願発明の一実施形態について説明する。まず、本願発明に係る成形調整装置を含むロール成形装置を備えた、被成形材料としての平板状の金属板材料などの長尺部材の材料の成形ラインの概要について説明する。図1は、その成形ラインの概略図を示している。この図において、成形ラインの右側が上流であり、左側が下流である。すなわち、右端から長尺部材の材料が供給され、左端において製品が排出されるようになっている。以下、上流側(図中の右側)から下流側(左側)に向かって順に各工程及び装置について説明する。
先ず、右端部に設けられているのはアンコイラー100である。アンコイラー100は、板状の材料Pがコイル状に巻き上げられたものである。そして、成形ラインの動作中は回転して(本実施形態のアンコイラー100は反時計回りに回転する)、連続的に材料Pを供給できるようになっている。アンコイラー100は、下流での加工速度の変化には関わりなく、一定の速度で材料Pを供給するように回転が制御されている。
アンコイラー100の下流にはレベラー200が配置されている。このレベラー200は、コイル状に巻き上げられていた材料Pを平坦になるように矯正するものである。すなわち、アンコイラー100に巻き上げられている状態では、材料Pには円弧状のクセが付いている。このままでは以後の成形作業に不都合であるので、クセを矯正するように円弧を逆向きに僅かに変形させるのである。これによって、材料Pは平板状となる。
レベラー200の下流には、第1ルーピング部300が設けられている。この第1ルーピング部300は、アンコイラー100による材料供給速度と、下流側における成形工程における材料Pの移送速度との差を吸収するために、材料にたるみを持たせる部分である。すなわち、上記したようにアンコイラー100からは一定速度で材料Pが供給される。一方、下流側の工程では、成形、切断などの際に材料Pの移送速度が変化する場合がある。仮に、第1ルーピング部300を設けない場合、アンコイラー100からの供給速度と下流側での工程での速度差が生じるため、材料Pの搬送速度制御が非常に複雑になってしまう可能性がある。これを回避するために、第1ルーピング部300が設けられているのである。
第1ルーピング部300の下流側には、コイル中継装置およびNCフィーダを経由して、プリパンチプレス400が配置されている。このプリパンチプレス400は、平板状の材料Pに必要なパンチング加工を施すものである。このパンチング加工とは、目的とする製品の仕様に応じて穴あけ加工などを施すものである。具体的には、材料Pを挟んで上下に金型(図示略)が設置されており、両金型によって材料をプレスすることで、パンチング加工を行っている。なお、プリパンチプレス400の下流側には第2ルーピング部500が設けられているが、機能は第1ルーピング部300と同一であるので、詳しい説明は省略する。
第2ルーピング部500の下流側には、角穴検知装置600が設けられている。この角穴検知装置600は、材料Pに形成された角穴(図示略)の位置を検出することで、以後の工程のための同期信号を出力するものである。これにより、材料P上の角穴の位置に基づいて、成形、切断などのタイミングが制御される。
角穴検知装置600の下流側には、本発明に係る成形調整装置を含む成形装置700が設けられている。この成形装置700は、平板状の材料Pを連続的に曲げ加工して立体的断面形状に成形するためのものである。成形装置700は、上下一対の成形ロール(図示略)を有する成形ロールスタンドが成形ラインに沿って所定の間隔をおいて配列されることにより、この成形ロールスタンドに具備された上下一対の成形ロールが多数設けられており、これらの成形ロールが材料Pを挟むように設定されている。各成形ロールスタンドの成形ロールは、上流側から下流側に向かうに従ってその位置が徐々に変化し、この成形ロールの位置変化に従って製品が成形されてゆくのである。
成形装置700の下流側には、走行切断機800が設けられている。この走行切断機800は、切断刃(図示略)が材料Pの移送方向に沿って往復移動し、この移動中に材料Pを所定の長さに切断するためのものである。具体的には、切断工程の最初に切断刃がラインの最も上流側(右側)に移動する。次に、材料Pの移送速度に同期するように切断刃が下流側に向かって移動を開始する。そして、材料Pの移送速度と完全に同期した状態で切断刃が材料Pを切断する。この時、切断する位置は上記した角穴検知装置の同期信号に基づいて算出される。そして、切断が終了すると、切断刃が再びラインの上流側に移動し、一連の切断工程が繰り返される。
走行切断機800の下流側には、バリ取り装置が設けられている。バリ取り装置は、成形されて切断された所定長さの材料Pの両端を研磨するために、走行切断機800までのラインの方向に対して、直角方法に材料Pが移送されるようなレイアウトとなっている。
次に、本発明に係る成形調整装置について具体的に説明する。上述のように、ロール成形装置700(図1参照)は、成形ラインに沿って所定の間隔をおいて配列された、上下一対の成形ロールを有する成形ロールスタンドによって構成されている。図1に示すロール成形装置700は、それらの成形ロールスタンドのうちの一つとして構成されている。そして、本発明に係る成形調整装置は、ロール成形装置700における最終成形工程で使用可能なものであり、ロール成形装置700の最も下流側に配置された成形ロールスタンドとしてロール成形装置700に備えられている。なお、図6には、ロール成形装置700において、上記ロール成形装置700よりも上流側に配置された別の成形ロールスタンドの正面図を参考的に示している。この図6に示す成形ロールスタンドでは、材料Pは多少の曲げ加工が施された概ね平板状に成形されている態様である。なお、説明の便宜上、図6において本発明と同じ構成要素に対しては同じ符号を使用している。
図2及び図3(a)には、被成形材料の搬送方向からみた成形調整装置の正面図を示し、図3(b)には、その成形調整装置の側面図、図3(c)には、その成形調整装置の上面図を示し、図4には、その成形調整装置を部分的に拡大した正面図を示す。
図2及び図3(a)に示されるように、本発明に係る成形調整装置1は、平板状の金属板材料などの長尺部材の材料である被成形材料Pの成形を調整するためのものであり、駆動側ロールスタンド2と、被成形材料Pの搬送方向に対して直交する方向(図2において紙面左右方向)にこの駆動側ロールスタンド2に対して所定の間隔をあけて対向配置された操作側ロールスタンド3と、駆動側ロールスタンド2及び操作側ロールスタンド3に回転可能にそれぞれ支持された第1ロール軸(上ロール軸)4及び第2ロール軸(下ロール軸)5と、第1ロール軸4に設けられた第1成形ロール6と、第1ロール軸4と平行な第2ロール軸5に支持され且つ第1成形ロール6との間に被成形材料Pを狭持して成形を行う第2成形ロール7と、第1ロール軸4と第2ロール軸5が相互に近づくように、第1ロール軸4を加圧可能な加圧手段8と、第2ロール軸5の軸方向にスライド移動できるように第2成形ロール7の外周面に回転可能に取り付けられた一対のリング手段9とを主に備えている。
第2ロール軸5は、第1ロール軸4に対して上下方向に所定間隔をおき、かつ、第1ロール軸4と平行に設けられており、第2成形ロール7は、第1成形ロール6に対して上下方向に離間配置されるように第2ロール軸5に設けられている。駆動側ロールスタンド2側には、駆動手段(図示せず)の駆動軸10が第2ロール軸5に取り付けられており、この駆動手段の駆動力が駆動軸10を介して第2ロール軸5に伝達されて第2ロール軸5は回転駆動されるようになっている。また、この駆動手段の駆動力で第1ロール軸4も回転駆動されるようになっている。例えば、第1ロール軸4に同軸に取り付けられたギヤと、このギヤと噛合するように第2ロール軸5に同軸に取り付けられたギヤとの連結機構などの適当な手段を介して駆動手段の駆動力が第1ロール軸4に伝達されるようになっている。
加圧手段8は、駆動側ロールスタンド2の上部位置に設けられた油圧シリンダ8aと操作側ロールスタンド3の上部位置に設けられた油圧シリンダ8bとで構成されており、第1ロール軸4は、この加圧手段8によって第1ロール軸4と第2ロール軸5が相互に近づくように加圧されるようになっている。なお、加圧手段は、油圧式に限らず、例えばスプリング式等の他の適宜な手段で構成することもできる。また、図示の実施形態では、加圧手段8は、第1ロール軸4だけを加圧している態様であるが、第1ロール軸4と第2ロール軸5の双方、あるいは、第2ロール軸5だけを加圧することができる。すなわち、加圧手段8は、第1ロール軸4及び/又は第2ロール軸5を加圧可能となっている。また、加圧手段8は、第1ロール軸4と第2ロール軸5が相互に近づくように第1ロール軸4及び/又は第2ロール軸5を加圧可能となっているが、逆に、第1ロール軸4と第2ロール軸5が相互に離れる方向にも作動可能である。
図4によく示されるように、一対のリング手段9は、第1及び第2成形ロール6、7の間であって、各ロール軸の軸線方向に沿った両側から被成形材料Pに対して接触して成形を行う2つのリング部材である右側リング部材9a及び左側リング部材9bから構成されている。右側リング部材9aと左側リング部材9bは、第2成形ロール7に設けられており、第2ロール軸5の軸方向において被成形材料Pの両側に対向するように配置されている。各リング部材(右側リング部材9a及び左側リング部材9b)は、後述する第1成形ロール6の各フランジ部分(6b、6b)のロール傾斜面(ロール右側傾斜面13及びロール左側傾斜面14)に対応して45°傾斜したリング傾斜面(右側リング傾斜面11及び左側リング傾斜面12)を備えており、第1成形ロール6と第2成形ロール7との相互間距離の変動に応じてリング部材9a、9bがロール軸の軸線方向に移動できるようになっている。具体的に説明すると、右側リング部材9aのロール軸の軸方向の外側縁には、ロール軸の軸方向に対して45度の右側リング傾斜面11が形成され、一方、左側リング部材9bのロール軸の軸方向の外側縁には、ロール軸の軸方向に対して45度の左側リング傾斜面12が形成されている。図示の実施形態では、一対のリング手段9の右側リング部材9a及び左側リング部材9bは、ロール軸の軸方向において左右対称の横断面形状を有している。
第1成形ロール6は、横断面が略H字状に形成されており、中心部分6aとこの中心部分6aの両側に配置されたフランジ部分6b、6bとで構成されている。そして、この2つのフランジ部分6b、6bは、第1ロール軸4の軸線方向の中心から離れるに従って第1ロール軸4から半径方向外側に離れる形態の45°傾斜したロール傾斜面(ロール右側傾斜面13及びロール左側傾斜面14)をそれぞれ有している。具体的に説明すると、第1成形ロール6のフランジ部分6bの外周面の内側縁には、右側リング部材9aの右側リング傾斜面11の少なくとも一部分に対して接面するロール右側傾斜面13と、左側リング部材9bの左側リング傾斜面12の少なくとも一部分に対して接面するロール左側傾斜面14とが形成されており、第1成形ロール6と右側リング部材9aは、右側リング傾斜面11の少なくとも一部分に対してロール右側傾斜面13が接面する状態で離間されて第1成形ロール6の中心部分6aと右側リング部材9aとの間に間隙S1が形成され、一方、第1成形ロール6と左側リング部材9bは、左側リング傾斜面12の少なくとも一部分に対してロール左側傾斜面14が接面する状態で離間されて第1成形ロール6の中心部分6aと左側リング部材9bとの間に間隙S2が形成されている。間隙S1と間隙S2は同じ寸法である。なお、図示の実施形態では、ロール右側傾斜面13は右側リング傾斜面11の全面に対して接面することができるように大きさに形成されており、同様に、ロール左側傾斜面14は左側リング傾斜面12の全面に対して接面することができる大きさに形成されている。
また、第2成形ロール5は、各ロール軸の軸方向の中心に配置され且つ被成形材料Pに接触する大径ロールとしての中央ロール15を有し、中央ロール15は、ロール軸の軸方向において右側リング部材9a及び左側リング部材9bに対して離間されている。すなわち、中央ロール15と右側リング部材9aとの間には間隙S3が形成され、一方、中央ロール15と左側リング部材9bとの間には間隙S4が形成されている。間隙S3と間隙S4は同じ寸法であり、さらにはこれらの間隙S3及びS4は、間隙S1及びS2と同じ寸法に設定することができる。
図4によく示されるように、中央ロール15と第1成形ロール6との間、中央ロール15と右側リング部材9aとの間、及び、中央ロール15と左側リング部材9bとの間で、被成形材料Pを挟持して位置決めするようになっている。
次に、被成形部材Pについて説明する。被成形部材Pは、ロール軸の軸線方向に沿って2つの軸線方向端部を有し、この軸線方向端部が大径ロールの側面と各リング部材によってロール軸の軸線方向の両側から挟まれるようになっており、図示の実施形態では、2つの軸線方向端部が一例としてU字状部となっており、ロール軸の軸方向において左右対称の横断面形状を有している。図4によく示されるように、被成形部材Pの横断面形状は、その両端部が上方に立ち上がるように内方側に向けて折り曲げられ全体が概ね逆U字状に形成されている。そして、この被成形部材Pは、ロール軸に平行な水平部分16と、水平部分16の両側から下方にそれぞれ折り曲げられた右外側部分17及び左外側部分18と、右外側部分17からロール軸に沿って内方に折り曲げられた右内方折り曲げ部分19と、左外側部分18からロール軸に沿って内方に折り曲げられた左内方折り曲げ部分20と、右内方折り曲げ部分19から水平部分16に向かって上方に立ち上がった右内側部分21と、左内方折り曲げ部分20から水平部分16に向かって上方に立ち上がった左内側部分22と、で構成されている。右外側部分17と右内方折り曲げ部分19と右内側部分21とで一方のU字状部(図4において右側に配置されたU字状部)を形成し、左外側部分18と左内方折り曲げ部分20と左内側部分22とで他方のU字状部(図4において左側に配置されたU字状部)を形成している。さらに、右外側部分17と左外側部分18は、ロール軸の軸方向外方に凸状に湾曲しておりこの湾曲によって突起部23、24がそれぞれ形成されている。
また、右側リング部材9aは、右内方折り曲げ部分19の外側面と接する右側第1支持面25と、右外側部分17の外側面と接する右側第2支持面26とを有し、一方、左側リング部材9bは、左内方折り曲げ部分20の外側面と接する左側第1支持面27と、左外側部分18の外側面と接する左側第2支持面28とを有している。図示の実施形態では、右側第2支持面26は、横断面が略段状に形成されて突起部23に対して接触しており、同様に、左側第2支持面28は、横断面が略段状に形成されて突起部24に対して接触している。このように、被成形材料Pは、中央ロール15と第1成形ロール6との間、中央ロール15と右側リング部材9aとの間、及び、中央ロール15と左側リング部材9bとの間で挟持されて位置決めされている。
次に、上記実施の形態の動作について説明する。発明が解決しようとする課題の欄で述べたように、ロール成形装置によって成形される金属板材料等の被成形材料Pは、装置の最も上流側に配置されたアンコイラーにコイル状に巻き上げられているが、このコイル状に巻き上げられた材料Pは、その巻回方向両端部分、すなわち最初にロール成形装置側に供給される先端部分と、最後にロール成形装置側に供給される後端部分との間で、板厚が均一になっていない場合がある。例えば、先端近傍部分及び後端近傍部分は、その両端近傍部分以外の中間部分に比べて板厚が薄くなっている場合がある。被成形材料Pの厚さ寸法が小さく変動すると、加圧手段8によって第1ロール軸4と第2ロール軸5が相互に近づけられる。そして、この第1成形ロール6と第2成形ロール7との相互間距離の変動に応じて、二つのリング部材9a、9bが互いに近づくようにロール軸の軸線方向に移動する。すなわち、被成形材料Pの厚さ寸法の変動に起因する、第1成形ロール6と第2成形ロール7との相互間距離の変動に応じて、右側リング部材9a及び左側リング部材9bが右側リング傾斜面11とロール右側傾斜面13との接面による協働作用及び左側リング傾斜面12とロール左側傾斜面14との接面による協働作用によって、右側リング部材9a及び左側リング部材9bが第1ロール軸4と第2ロール軸5との相互間距離の変動量と同じ移動量、すなわち被成形材料Pの厚さ寸法の変動量の二倍の移動量(水平部分16の厚さ寸法の変動量と、右内方折り曲げ部分19及び左内方折り曲げ部分20の厚さ寸法の変動量を合わせた変動量)で第2ロール軸の軸方向に相互に近づくように内方にスライド移動する。このスライド移動によって、被成形材料Pの厚さ寸法が小さく変動しても該被成形材料Pの成形内寸法、特にロール軸の軸線方向における成形内寸法を一定に保つように自動調整することができるようになっている。図示の実施形態では、一定に保たれる被成形材料Pの成形内寸法は、図4に示すように、右側の突起部23の内側面と左側の突起部24の内側面との間の内寸法W(図4参照)の成形内寸法である。
また、この調整(スライド移動)を可能とするために、一対のリング手段9の右側リング部材9a及び左側リング部材9bは、第1成形ロール6に対し、第1成形ロール6と第2成形ロール7との相互間距離のあらゆる変動量(被成形材料Pの厚さ寸法のあらゆる変動量)に対応することができるように離間されている。すなわち、間隙S1及び間隙S2は、第1成形ロール6と第2成形ロール7との相互間距離のあらゆる変動量(被成形材料Pの厚さ寸法のあらゆる変動量)に対応することができるように形成されている。同様に、第2成形ロール7の中央ロール15は、右側リング部材9a及び左側リング部材9bに対し、第1成形ロール6と第2成形ロール7との相互間距離のあらゆる変動量(被成形材料Pの厚さ寸法のあらゆる変動量)に対応することができるように離間されている。すなわち、間隙S3及び間隙S4は、第1成形ロール6と第2成形ロール7との相互間距離のあらゆる変動量(被成形材料Pの厚さ寸法のあらゆる変動量)に対応することができるように形成されている。
上記実施の形態では、一対のリング手段9の右側リング部材9a及び左側リング部材9bは、ロール軸の軸方向において左右対称の横断面形状を有しているが、これに限らず、右側リング傾斜面11とロール右側傾斜面13との接面による協働作用及び左側リング傾斜面12とロール左側傾斜面14との接面による協働作用によって、右側リング部材9a及び左側リング部材9bが第1ロール軸4と第2ロール軸5との間隔の変動量と同じ移動量で第2ロール軸の軸方向に相互に近づくように内方にスライド移動することができれば、左右対称な横断面形状でなくてもよい。
また、ロール右側傾斜面13は右側リング傾斜面11の全面に対して接面することができるように大きさに形成されると共に、ロール左側傾斜面14は左側リング傾斜面12の全面に対して接面することができる大きさに形成されているがこれに限らない。例えば、右側リング傾斜面11がロール右側傾斜面13の全面に対して接面することができるように大きさに形成され、同様に、左側リング傾斜面12がロール左側傾斜面14の全面に対して接面することができる大きさに形成されてもよい。
また、被成形材料Pの横断面形状は、その両端部が上方に立ち上がるように内方側に折り曲げられた概ね逆U字状に形成されているが、この横断面形状に限定されず、さまざまな形状の被成形材料Pに本発明は適用可能である。そして、被成形材料Pの横断面形状によって被成形材料Pの厚さ寸法が小さく変動しても一定に保たれる成形内寸法は異なることは言うまでもない。
次に、図5に基づいて、他の実施形態について説明する。当該実施形態では、多くの構成要素について、上述した実施形態と共通である。一方、右内方折り曲げ部分19と左内方折り曲げ部分20の下方に接触する部分の構成が異なっている。すなわち、図5に示すように、第2ロール軸5上であって中央ロール15の両側に一体に設けられ、上端部が各折り曲げ部分19,20の近傍まで到達する右及び左傾斜ロール部9a2,9b2と、これら各傾斜ロール部9a2,9b2と各折り曲げ部分19,20との間に介在される右及び左傾斜リング9a1,9b1とによって構成されている点が特徴である。
具体的な構成としては、右傾斜ロール部9a2と左傾斜ロール部9b2は、それらの上端部が両方でハの字を描くような方向にそれぞれ傾斜したロール傾斜面を有している。ここで、ロール傾斜面の角度は一例として45°である。また、右傾斜リング9a1と左傾斜リング9b1はリング状の形態を有しており、その断面形状は、各傾斜ロール部9a2、9b2のロール傾斜面と接するリング傾斜面と、各折り曲げ部分19,20と接する水平面と、右側及び左側リング手段9a、9bの側面と接する垂直面とから構成されている。尚、傾斜リング9a1,9b1は中央ロールからは離間している。また、リング傾斜面の角度も一例として45°である。尚、傾斜面、水平面、垂直面とはあくまでも相対的な表現であって、装置の設置方向によっては水平面が垂直面になる場合もある。
次に、当該実施形態に係る成形調整装置の動作について説明する。上記実施形態の場合と同様に、被成形材料Pの厚さ寸法が小さく変動すると(例えば、厚さが0.1mm薄くなる場合)、加圧手段8によって第1ロール軸4と第2ロール軸5が相互に近づけられる。これによって、被成形材料Pの厚さ寸法の変動に応じて該被成形材料Pの成形内寸法、特にロール軸の軸線方向おける成形内寸法Wを一定に保つように自動調整することができるのは、上記した実施形態と同様である。
上記に加え、本実施形態に係る成形調整装置では、水平部分16の内側面と右内方折り曲げ部分19及び左内方折り曲げ部分20の内側面との間の内寸法Hとの成形内寸法も自動調整できる点が特徴である。すなわち、右側リング部材9aと左側リング部材9bとが、相互に近接するように移動すると(0.1mm)、この移動に伴って、各傾斜リング9a1、9b1も第2ロール軸5の軸線方向に沿って相互に近づくように(0.1mm)移動する。この時、各傾斜リング9a1、9b1のリング傾斜面は各傾斜ロール部9a2,9b2のロール傾斜面に接しているため、各傾斜リング9a1、9b1は上方に向かって移動する(0.1mm)。この調整(スライド移動)を可能とするために、右側リング部材9a及び左側リング部材9bと各傾斜ロール部9a2,9b2の間には所定の隙間が形成されている。また、傾斜リング9a1,9b1と中央ロール15との間にも隙間が形成されている。上述のように、第1成形ロール6の中心部分6aが0.1mm降下し、且つ各傾斜リング9a1、9b1が上方に0.1mm移動することで、内寸法Hの成形内寸法が自動調整されるのである。
尚、何れの実施形態に関しても、傾斜面の角度は45°として説明した。しかしながら、これは一例であり、その他の角度であってもよい。
また、本発明の成形調整装置は、一定の内寸法を要求される自動車用シートレール部材やC型鋼などの型鋼の被成形材料に対応することができる。
また、本発明の成形調整装置は、図1に示すロール成形装置700では最も下流側に配置されロール成形装置700における最終成形工程で使用されているが、ロール成形装置700のあらゆる場所に配置させることができる。さらには、ロール成形装置700に本発明の成形調整装置を複数配置させることも可能である。
1 成形調整装置
2 駆動側ロールスタンド
3 操作側ロールスタンド
4 第1ロール軸(上ロール軸)
5 第2ロール軸(下ロール軸)
6 第1成形ロール
6a 中心部分
6b フランジ部分
7 第2成形ロール
8 加圧手段
8a 油圧シリンダ
8b 油圧シリンダ
9 一対のリング手段
9a 右側リング部材
9b 左側リング部材
10 駆動軸
11 右側リング傾斜面
12 左側リング傾斜面
13 ロール右側傾斜面
14 ロール左側傾斜面
15 中央ロール
16 水平部分
17 右外側部分
18 左外側部分
19 右内方折り曲げ部分
20 左内方折り曲げ部分
21 右内側部分
22 左内側部分
23 突起部
24 突起部
25 右側第1支持面
26 右側第2支持面
27 左側第1支持面
28 左側第2支持面
100 アンコイラー
200 レベラー
300 第1ルーピング部
400 プリパンチプレス
500 第2ルーピング部
600 角穴検知装置
700 成形装置
800 走行切断機
P 被成形材料
S1 間隙
S2 間隙
S3 間隙
S4 間隙

Claims (10)

  1. 第1ロール軸に設けられた第1成形ロールと、
    前記第1ロール軸と平行な第2ロール軸に支持され且つ前記第1成形ロールとの間に被成形材料を狭持して成形を行う第2成形ロールと、
    前記第1及び第2成形ロールの間であって、各ロール軸の軸線方向に沿った両側から前記被成形材料に対して接触して成形を行う2つのリング部材とを備え、
    前記第1成形ロールは、第1ロール軸の軸線方向の中心から離れるに従って第1ロール軸から半径方向外側に離れる形態の傾斜した各ロール傾斜面を有する2つのフランジ部分を備え、
    前記第2成形ロールは各ロール軸の軸線方向の中心に配置され且つ前記被成形材料に接触する大径ロールを備え、
    前記被成形材料は、前記ロール軸の軸線方向に沿って2つの軸線方向端部を備え、この軸線方向端部が前記大径ロールの側面と各リング部材によってロール軸の軸線方向の両側から挟まれるようになっており、
    前記各リング部材は、前記各フランジ部分のロール傾斜面に対応して傾斜したリング傾斜面を備え、前記第1ロールと第2ロールとの相互間距離の変動に応じて前記リング部材がロール軸の軸線方向に移動できるようになっていることを特徴とする、成形調整装置。
  2. 前記大径ロールの両側には、前記各リング部材から離間して上端部が前記被成形材料の軸線方向端部の近傍に到達する所定の傾斜ロール部が形成され、前記傾斜ロール部の傾斜面の角度は前記リング部材のリング傾斜面の角度と等しく、
    更に、前記傾斜ロール部の傾斜面と面接触する傾斜面と、前記各リング部材の側面に接する垂直面と、軸線方向端部の下面に接する水平面からなる断面を有する、移動可能な傾斜リングを備えていることを特徴とする、請求項1に記載の成形調整装置。
  3. 前記各傾斜面の角度は、各ロール軸の軸線方向に対して45°であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の成形調整装置。
  4. 前記成形調整装置は、前記第1ロール軸と前記第2ロール軸が相互に近づくように、前記第1ロール軸及び/又は前記第2ロール軸を加圧する加圧手段を更に備えることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の成形調整装置。
  5. 前記2つのリング部材は、前記第2成形ロールに設けられていることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の成形調整装置。
  6. 前記各ロール傾斜面は、対応する前記リング傾斜面の少なくとも一部分に対して接面していることを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の成形調整装置。
  7. 前記各ロール傾斜面は、対応する前記リング傾斜面の全面に対して接面していることを特徴とする、請求項6に記載の成形調整装置。
  8. 前記被成形部材は、前記ロール軸の軸方向において左右対称の横断面形状を有していることを特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に記載の成形調整装置。
  9. 前記2つのリング部材は、前記ロール軸の軸方向において左右対称の横断面形状を有していることを特徴とする、請求項8に記載の成形調整装置。
  10. 前記請求項1〜9の何れか一項に記載の成形調整装置を用いて被成形材料の成形を調整する成形調整方法。
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