JP5670098B2 - 半導体光変調素子及び光半導体モジュール - Google Patents

半導体光変調素子及び光半導体モジュール Download PDF

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本発明は、半導体光変調素子及び光半導体モジュールに関する。
現在の光通信技術では、波長多重技術による大容量化が進んでいる。波長多重技術では、光の波長を決定する半導体レーザ部分と電気のデジタル信号を光のデジタル信号へと変換する光変調器部分を独立に持つ外部変調型光送信機が主に用いられている。
近年、光の波長を決定する半導体レーザ部分には、波長を任意に可変できる波長可変レーザを用いることが多く、これに伴い、光変調器部分も、波長依存性が少なく、伝送速度や伝送距離を増加するために有利な分岐干渉型強度変調器(マッハツェンダー型変調器)が用いられることが多い。
また、光伝送容量の更なる増加のために波長多重の波長チャンネル数も増加する傾向にあるため、送信機部の小型化が進められている。この小型化された送信器部には、可変波長レーザと光導波路デバイスであるマッハツェンダー変調器を同一の光半導体モジュールの内部に実装したデバイスが開発されており、その中で、小型化に有効な手段の一つが、下記非特許文献1のFigure1に記載されるような、半導体レーザと半導体マッハツェンダー変調器のハイブリッド集積モジュールである。
このハイブリッド集積モジュールの構成は、半導体光モジュールのパッケージ内に半導体分布帰還(DFB)レーザ等の半導体レーザとレンズ結合により半導体又はLNマッハツェンダー変調器が光結合され、光ファイバーへと光出力される構成になっている。一方、波長多重技術では、非常に正確に光の波長を制御し、安定化する必要がある。このため、このような光半導体モジュールには、波長を安定化するための波長ロッカーユニットが、同時に実装されることが多い。
図20に示すように、従来のモジュール構造では、波長可変レーザ1と、マッハツェンダー変調器等の導波路型光変調器4、波長ロッカーユニット6を空間光学系でハイブリッド実装する光半導体モジュール構造となっている。この構造において、まず、波長可変レーザ1から出射された光は、第一コリメータレンズ2−1、アイソレータ3、結合レンズ2−2を介して導波路型光変調器4に入射される。導波路型光変調器4に入射した光は、導波路型光変調器4の光導波路5を伝搬し再び空間に出射され、導波路型光変調器4から出射された光は、第二コリメータレンズ2−3によって再び平行ビームに変換され波長ロッカーユニット6に入射する。
波長ロッカーユニット6は、第一ビームスプリッタ9、光出力検出用PD(以下、APC−PD)7、第二ビームスプリッタ10、エタロン素子11、波長検出用PD(以下、AFC−PD)12で構成されており、矢印Aで示すように波長ロッカーユニット6に入射した光は第一ビームスプリッタ9に入射し、矢印Bで示すように光軸方向と直行する方向と、矢印Cで示すように光軸方向に分離される。光軸方向と直行する方向にはAPC−PD7が搭載されるため、これにより光出力レベルをモニタリングしている。
更に、矢印Cで示すように光軸方向に透過した光は、第二ビームスプリッタ10に入射し、矢印Dで示すように光軸方向と直行する方向と、矢印Eで示すように光軸方向とに分離される。光軸方向と直行方向にはエタロン素子11及びAFC−PD12が搭載されており、これにより波長に依存した光出力レベルをモニタリングしている。更に、矢印Eで示すように第一ビームスプリッタ9及び第二ビームスプリッタ10により分岐されず直進して透過した光は、レンズなどの光学部品により光ファイバ(図示省略)に入射し、光ファイバ内を伝送していく。
現在の波長多重光通信技術では、光信号の光波長の安定性を数pm程度と非常に高精度に安定させる必要がある。このため、波長ロッカーユニット6でモニターされる光は、高い精度での検出が要求されている。
Ken Tsuzuki、外6名、"10−Gbit/s,200 km duobinary SMF Transmission using a full C−band tunable DFB laser array co−packaged with InP Mach−Zehnder modulator"、Semiconductor Laser Conference、ISLC 2008.、IEEE 21st International、2008年、p.17−18 アルプス電気株式会社、「コリメータ用レンズ」、[online]、[平成22年4月22日検索]、インターネット〈URL:http://www.alps.com/WebObjects/catalog.woa/J/HTML/Optical/Optical/COLLIMATOR/COLLIMATOR_list.html〉
従来の半導体レーザと半導体光変調器がハイブリッド集積され実装された半導体光モジュールでは、半導体レーザから出射された光は、レンズにて変調器に入射される際、変調器の導波路外に入射した光や、導波路の途中で漏れる光が少なからず発生する。これらの光は、変調器内を正常光結合された光とは別に光導波路外を透過し、変調器の出射端面まで到達し、そして変調器部の端面から放射される。
その際、変調原理として干渉効果を用いる変調器では、正常に導波路部を伝搬する光の他にわずかながら出射される。この現象は、干渉型の変調器だけではなく、吸収型の変調器でも発生するが、干渉型の変調器の方が、変調原理として、干渉により光を打ち消す効果を用いるためその量は大きい。これは、干渉により打ち消された光が、正常に伝搬するモードから放射モードへと変化するという原理からなっているためであり、実際に端面まで到達する量は少ないが、原理的にはその発生は避けられない。
また、近年用いられている、多モード干渉型(MMI)カップラーにより構成されたマッハツンダー型変調器においても、光が消えていく途中の過程では、干渉により放射モードを発生させてしまう。
図20に示すように、これらの光は、出射する位置が正常伝搬光とは違う位置から出射するため、レンズにより光路が曲げられ迷光として、素子よりも前方(素子と光ファイバー結合部間)に配置される波長ロッカーユニット6等のモニターフォトダイオード、つまり、光強度を安定に保つためのパワーモニター用受光器であるAPC−PD7とエタロン素子11を通過させることで、波長に対して一定周期(ここでは、50GHz間隔)で振幅する特性を測定するための波長モニター用受光器であるAFC−PD12等に直接入射又は間接的に入射してしまう。
このため、図21,22に示すように、APC−PD7及びAFC−PD12の出力レベルが不安定になるという問題があった。図21,22から分かるように、波長可変レーザ1により波長を変化させると、僅かにノイズを伴いながら、周波数で言えば高周波数側、波長で言えば短波長側になるに従い受光量が減っていくことが分かる。
この受光量の減少の傾向は、波長に対する材料吸収の効果で生じていると考えれば、ほぼ一定の割合で減少し、安定した特性となるが、従来構造における評価結果では、迷光成分の効果により、波長可変レーザの駆動条件(バイアス、温度)やモジュールの温度条件により不安定に変化し、定常的に一定の量とならなかった。
このため、電気的に除去することが難しく、APC−PD7及びAFC−PD12からの電気信号は非常に不安定な状態となるため、波長制御、光出力制御が困難になるという問題がある。この問題は、導波路型光変調器4の光導波路5を端面に対して7度又は8度程度傾けて配置する構造とすることで、大部分は解消されるが、完全に消失することは無かった。
また、端面に対して斜めに配置した出力導波路を持つ導波路型光変調器4では、この導波路型光変調器4を光半導体モジュール内に搭載する場合に、搭載する角度が光導波路5を傾けた角度に光導波路5の屈折率を掛け合わせた角度(7度斜め入射の場合、約23度)で搭載しなくてはならない。このことは、実装面積、つまり、実装するために広い横幅を必要とすることとなる。また、斜め搭載となるため、コリメータ用のレンズを素子に近づけることができなくなるため、小型化の光半導体モジュール設計の大きな障害となっている。
以上のことから、本発明は、横幅方向の小型化を図ることができると共に、波長精度及び光出力精度を向上させることができる半導体光変調素子及び光半導体モジュールを提供することを目的とする。
上記の課題を解決する第1の発明に係る半導体光変調素子は、
光導波路を備える半導体光変調素子において、
前記半導体光変調素子の光出射側における前記光導波路の有する光伝搬の有効範囲、すなわち、半導体光導波路構造を伝搬する光の基本モードが分布する領域の外の領域の出射端面を、前記光導波路を中心に横方向に対称に、前記出射端面から出射する前記半導体光変調素子からの光が当該半導体光変調素子の外方向に透過して出射する角度に加工すると共に、
前記半導体光変調素子の光出射側から出射される光を平行ビームに変換するレンズを備え、
前記出射端面の加工角度は、前記基本モード以外の光の出射方向が、前記レンズの開口外となる角度である
ことを特徴とする。
記の課題を解決する第の発明に係る半導体光変調素子は、第の発明に係る半導体光変調素子において、
前記出射端面の加工角度を18度とする
ことを特徴とする。
上記の課題を解決する第の発明に係る半導体光変調素子は、第又は第の発明に係る半導体光変調素子において、
前記半導体光変調素子の光出射側の前記光導波路の横幅を拡大して光の出射角を狭くし、前記レンズの直径を0.3mm以内とする
ことを特徴とする。
上記の課題を解決する第の発明に係る半導体光変調素子は、第の発明に係る半導体光変調素子において、
前記レンズに短焦点型のマイクロレンズを用いる
ことを特徴とする。
上記の課題を解決する第の発明に係る半導体光変調素子は、第の発明に係る半導体光変調素子において、
前記マイクロレンズを中心とする左右の位置に、前記マイクロレンズより直径が大きい大口径レンズを配置したマイクロレンズアレイを用いる
ことを特徴とする。
上記の課題を解決する第の発明に係る光半導体モジュールは、
第1〜第の発明のいずれか1つに係る半導体光変調素子と、当該半導体光変調素子の光入射側に配置され、当該半導体光変調素子に光を入射する半導体レーザ素子と、当該半導体光変調素子の光出射側に配置され、当該半導体光変調素子から出射される光を受光して波長安定化を行う波長ロッカーユニットとを備える
ことを特徴とする。
本発明によれば、横幅方向の小型化を図ることができると共に、波長精度及び光出力精度を向上させることができる半導体光変調素子及び光半導体モジュールを提供することができる。
本発明に係る光半導体モジュールの要部の構成を示した模式図である。 本発明に係る半導体光変調素子の端面加工の例を示した模式図である。 一般的な導波路型光変調器とコリメータレンズの配置の例を示した模式図である。 テーパ導波路構造の断面図である。 ハイメサテーパ導波路におけるテーパ導波路幅と縦方向及び横方向の遠視野像の半値全幅の特性を示した図である。 埋め込みテーパ導波路におけるテーパ導波路幅と縦方向及び横方向の遠視野像の半値全幅の特性を示した図である。 本発明の第1の実施例に係る半導体光変調素子の光出射側の端面の構造を示した模式図である。 本発明の第1の実施例に係る光半導体モジュールにおけるAPC−PDとAFC−PDの値を示した図である。 本発明の第1の実施例に係る光半導体モジュールにおけるAFC/APC Ratioの値を示した図である。 本発明の第1の実施例に係る光半導体モジュールと従来の光半導体モジュールにおけるAPC−PD値を示した図である。 本発明の第1の実施例に係る光半導体モジュールと従来の光半導体モジュールにおけるAPC−PD ΔIの値を示した図である。 図10に示した本発明の第1の実施例に係る光半導体モジュールと従来の光半導体モジュールにおけるAPC−PD値の微分効率を示した図である。 本発明の第1の実施例に係る光半導体モジュールと従来の光半導体モジュールにおけるAFC/APC Ratioとロッキングポイントの値を示した図である。 本発明の第2の実施例に係るマイクロレンズアレイを用いた光半導体モジュールの要部の構成を示した模式図である。 本発明の第2の実施例に係る半導体光変調素子の光出射側の端面の構造を示した模式図である。 本発明の第2の実施例に係る斜め端面構造とマイクロレンズアレイを用いた光半導体モジュールの要部の構成を示した模式図である。 本発明の第2の実施例に係るポリイミドを用いた半導体光変調素子の光出射側の端面の構造を示した模式図である。 本発明の第2の実施例に係る微小ウェッジ板を用いた半導体光変調素子の光出射側の端面の構造を示した模式図である。 本発明の第2の実施例に係る遮光構造を有するPDベースを搭載した波長ロッカーユニットの構成例を示した模式図である。 従来の光半導体モジュールの要部の構成を示した模式図である。 従来の光半導体モジュールにおけるAPC−PDとAFC−PDの値を示した図である。 従来の光半導体モジュールにおけるAFC/APC Ratioの値を示した図である。
以下、本発明に係る半導体光変調素子及び光半導体モジュールを実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明に係る半導体光変調素子及び光半導体モジュールは、光半導体モジュールの小型化設計のため、半導体光変調素子を傾けないで搭載した場合において、半導体光変調素子の端面より出射される迷光が、レンズにより、正常な伝搬光に混入し、又は、光路が曲げられて波長ロッカーユニット6のAPC−PD7とAFC−PD12に直接入射又は間接的に入射することにより、光半導体モジュールの波長制御や光出力制御が非常に困難になるという問題を改善するために、マッハツェンダー変調器等の導波路型の半導体光変調素子において、半導体光変調素子の光出射側の端面における半導体光変調素子の半導体光導波路の有する光伝搬の有効範囲、すなわち、半導体光導波路構造を伝搬する光の基本モードが分布する領域の外の領域を、半導体光導波路を中心に横方向に対称に斜めにカットするなどして加工することにより、伝搬光以外の光の出射方向を、続いて搭載されるコリメータレンズの有効開口範囲外に曲げることを特徴とする。
図1は、本発明に係る光半導体モジュールの要部の構成を示した模式図である。なお、図1(a)は本発明に係る光半導体モジュールの要部の構成を示した模式図、図1(b)は図1(a)に破線で示した部分の拡大図である。
本発明に係る光半導体モジュールは、従来の光半導体モジュールと同様、図20及び図1(a)に示すように、光半導体モジュールのパッケージ内壁14内に、波長可変レーザ1と、第一コリメータレンズ2−1と、結合レンズ2−2と、第二コリメータレンズ2−3と、アイソレータ3と、光導波路5を有する導波路型光変調器4と、波長ロッカーユニット6とを備えている。また、波長ロッカーユニット6には、APC−PD7と、PDベースと、第一ビームスプリッタ9と、第二ビームスプリッタ10と、エタロン素子11と、AFC−PD12とを備えている。また、パッケージ内壁14の波長ロッカーユニット6側の内面には、光吸収処理部又は反射防止処理部17を備えている。なお、一般に、半導体光素子用のコリメータレンズには、開口数(以下、NA)が0.4から0.8程度のものがよく用いられている(例えば、上記非特許文献2参照)。
図1(b)及び図2(a)に示すように、本発明に係る半導体光変調素子においては、導波路型光変調器4の光合波部又はカップラー部15の端面に0度で入射するテーパ導波路18を有する導波路型光変調器4の光出射側の端面16を、光導波路5中の光の屈折率が約3.2程度とすれば、NAが0.4のレンズの場合7.8度以上、NAが0.5のレンズの場合9.4度以上、NAが0.6のレンズの場合12度以上、NAが0.8のレンズの場合16度以上に、それぞれ図1(b)中にθで示す位置の角度を設定して斜めに加工することにより、コリメータレンズが持つ有効開口外に迷光19を外すことができ、正常伝搬光20と迷光19の光路を大きく分離することができる。
また、端面に対して斜めに入射する導波路構造を持つ導波路型光変調器4においても、迷光19が障害となる場合がある。この場合にも、導波路型光変調器4の光出射側の端面を斜めに加工すれば、コリメータレンズが持つ有効開口外に迷光19を外すことができる。この場合、図2(a)に示す形状ではなく、図2(b)に示すように、導波路型光変調器4の光導波路5以外の部分を左右とも同一方向に、斜めに配置した光導波路5(本実施例においては斜め7度)と逆向きに傾けた角度を持つように端面16を加工すれば、正常伝搬光20と迷光19の光路を大きく分離することができる。
このような端面の加工により、正常な伝搬光、つまり正常な素子の光出力光路上に迷光成分が混入することを防ぐことができる。しかし、この角度の加工では、レンズの有効開口外からレンズ内部に侵入し、レンズを通過して出力される迷光成分に関しては、除去しきれない。つまり、レンズ内を通過し、正常伝播光の光路とは異なる角度でレンズから出射される光については完全に対応することができない。
この問題を解決するためには、更なる角度で端面を斜めに加工すればよい。図3に示すものは、一般的な、第二コリメータレンズ2−3と導波路型光変調器4の配置図であり、第二コリメータレンズ2−3は曲率半径2mm程度、半径0.4mm程度の開口を有しており、第二コリメータレンズ2−3先端からの作動距離WDが約0.3mm程度に設計された第二コリメータレンズ2−3であり、光半導体素子用コリメータレンズとしては一般的な設計となっている。
図3(a)から分かるように、第二コリメータレンズ2−3内に迷光成分を入れないためには、0.3mmの作動距離WDを経て、レンズ開口である片側0.4mmの領域の外側に光を誘導することができればよいことになる。このとき、図3(b)から、出射角度としては、約60度程度の角度が必要であることがわかる。この60度の出射角度を作り出すためには、導波路型光変調器4の光の屈折率が約3.2として、18度以上の角度に出力導波路以外の部分を斜めに端面加工すればよい。
傾けた導波路型光変調器4の端面から出射する光の出射角をコリメータビームが進行する軸を0度として、60度程度の出射傾きを作り出すためには、傾けた導波路型光変調器4の端面の角度分を考慮して、導波路型光変調器4の端面の出射角度を約80度程度の出射角度となるように設定すればよく、光導波路5側の屈折率を約3.2とすれば、19度以上で全反射角となるが、18度以上の角度で端面を加工すれば、ほとんどのケースにおいて、光導波路5外から出射する光は、第二コリメータレンズ2−3の開口から完全に外すことができる。
また、このとき、導波路型光変調器4の側の光出力導波路構造を横型のハイメサテーパ構造、又は、埋め込み型テーパ構造とすることで、横方向のみ、又は、縦方向横方向共に、出射角を制御して、導波路型光変調器4の遠視野特性(FFP)を横方向、縦方向共に30度以下にすれば、レンズ直径やレンズの開口を低下させることができるようになるため、迷光と正常伝搬光を分離しやすくなるとともに、小型化光モジュール設計の自由度を拡大することができる。
図4に示すものは、テーパ導波路構造の断面構造図であり、図4(a)は、ハイメサ導波路構造におけるテーパ導波路構造、図4(b)は、埋め込み導波路構造におけるテーパ導波路構造である。
図4(a)は、導波路型光変調器4の全体が、InP基板上において導波路コア22となるガイド層(通常は、バルクのInGaAsP層、又は、InGaAs,InAlAs,InGaAs等を組み合わせた量子井戸構造の層となる。)をInPクラッド21により挟んだ基本的には3層スラブ構造を導波路コア22の幅Wに合わせてInP基板面以下まで掘り下げた構造となっている。この構造におけるテーパ構造は、約0.3mm程度の長さを光の出射端面までの間、その幅を徐々に拡大した横幅テーパ構造となる。
図4(b)は、埋め込み型のテーパ構造であり、ハイメサ構造の導波路コア22を再成長技術により、クラッド材料であるInPクラッド21で埋め込んだ構造となっている。この場合、図4(a)と同様に横幅を拡大したテーパ構造と横幅を狭くしたテーパー構造の二通りの形を設計することができる。そして、これらの形状によって、光導波路5から出射する光の出射角度を制御することができる。
図5,6に、テーパ導波路幅と縦方向横方向の遠視野像の半値全幅の特性を示す。一つの目標値としてレンズ直径を少なくても0.3mm以内にすることができれば、従来のレンズ径のおよそ1/2にすることができることから、光半導体モジュールの小型化設計と迷光の除去に効果的だと考えた。
図5から、ハイメサ構造による横幅テーパ構造では、導波路幅を1μmから5μmへと変化させるにつれて、縦方向は一定の値を示すが、横方向は、導波路幅が増えるにつれて減少することがわかる。そして、図5から、約3.5μm以上の幅とすることで、横方向のFFP半値全幅θfwhmは、30度以下にすることができることがわかる。
この結果から、光の強度を1/e2までを有効範囲として、片側の出射角度(半角)、すなわちダイバージェンス角度αを計算すると、
Figure 0005670098
となる。
ここで、θfwhmが30度だとすれば、25.4度程度の角度で片側に広がり角を持つように調整できることがわかる。つまり、コリメータレンズの平均的な作動距離を0.3mmとすれば、レンズの有効開口径は半径約142μm程度でよいということになる。
現在、一般に使用されているレンズ直径は、0.6mmから0.8mm程度であるため、半分以下の直径でも問題なく動作するレンズを選ぶことができるようになる。このことは、光半導体モジュールの小型化の設計において、非常に有効であるばかりでなく、今回問題となっている迷光の除去についても、端面加工により迷光を、出射角度を調整してレンズの開口から外す効果をより確実なものとすることができる。
ただし、この場合、制御できるのは横方向のみであり、縦方向においては出射角度が遠視野像の半値全幅で48度程度あるため、0.6mm程度の有効開口が必要であり、横方向に有効開口が0.3mm、縦方向に0.6mmという縦長のレンズが必要になる。
また、図4(b)に示す埋め込み型テーパ導波路構造の場合には、図6から、幅を広くした場合、幅2μm以上の幅でテーパ導波路を製作することにより横方の遠視野像の半値全幅は30度以下となる。このことにより、ハイメサ導波路構造と同様の効果を得ることができる。
また、逆に導波路幅を狭くするようにテーパ導波路を製作した場合には、0.8μm幅以下で縦方向横方向共に遠視野像の半値全幅は30度を下回る。しかし、加工により幅を0.6μm以下にすると極端に光の閉じ込め効果を失うため、放射散乱効果が大きくなる可能性があること、加えて、極めて加工が難しくなるという問題点がある。
このため、0.6μmから0.8μm程度のテーパ加工を行うことで、縦横の出射角を両方共に30度以下に保つことが現実的に有効な設計範囲となる。この範囲では、縦方向、横方向共に、出射角が30度を下回り、かつ、その値がそろっていることから、小型のシリンドリカルな通常設計のレンズを選ぶことができ、迷光の除去に極めて有効な設計となる。
本発明に係る半導体光変調素子及び光半導体モジュールによれば、マッハツェンダー変調器等の導波路型光変調器4の光導波路5を正常に伝搬する基本モード以外の光成分を波長ロッカーユニット6等の内部に搭載したフォトダイオード(光受信器)の受光範囲から外すことができるため、従来、正常な伝搬光と混在して受光されていた光成分を除去することができる。したがって、光半導体モジュールの横幅方向の小型化を図ることができると共に、光半導体モジュールの波長精度及び光出力精度を向上させることができる。
以下、本発明に係る半導体光変調素子及び光半導体モジュールの第1の実施例について説明する。
本実施例に係る半導体光変調素子及び光半導体モジュールにおいては、光導波路5の端面の出力導波路以外の化合物半導体テラス部23の部分に18度の端面加工を施し、かつ、出力導波路の導波路コア24を0.8μm幅に先細型テーパー構造として半導体マッハツェンダー変調器を搭載したハイブリッドモジュールを製作した。
図7に本実施例に係る光半導体モジュールにおける端面の加工形状を示す。本実施例に係る光半導体モジュールの構成は、図20に示した従来の光半導体モジュールと同様に、レーザとして、波長可変レーザ1を搭載し、第一コリメータレンズ2−1、アイソレータ3、結合レンズ2−2を介し導波路型光変調器4を集積した。この導波路型光変調器4の後方には、波長安定化のための波長ロッカーユニット6を搭載している。
図8に、レーザの出力を約40mW程度にした場合の波長ロッカーユニット6に搭載した各受光器APC−PD7とAFC−PD12の値を示し、図9に、レーザの出力を約40mW程度にした場合の波長ロッカーユニット6に搭載した各受光器APC−PD7とAFC−PD12の比AFC/APC Ratioの値を示す。
図8より、半導体導波路型変調器に迷光除去手段を施したことにより、APC−PD7への直接的又は間接的な迷光が除去されAPC−PD値は従来構造と比べると正常な平坦なグラフとなっている。それに伴い、図9において、ロッキングポイントも平坦で安定した特性になっている。これにより、各Gridでロッキングポイントを個別設定する必要がなくなり、波長の制御性を向上することができた。
次に、APC−PD7の変化を従来構造と本実施例に係る光半導体モジュールにおける構造とで比較してみる。
図10〜12に比較の結果を示す。図10,11より、従来構造では、波長ごとにAPC−PD7に入射する迷光の量が異なりAPC−PD値に変動が見られるが、新構造では、迷光が除去され、値の変動を低減することができている(変動幅5μA→0.5μAに低減)。
また、図12は図10の微分効率を示している。従来構造では振幅が大きく、あるスロープが見受けられるが、本実施例に係る光半導体モジュールでは振幅が小さく、スロープも見えない(振幅±0.1→±0.02に低減)。このことから、迷光が除去されAPC−PD値が安定したことが分かる。
以上のことから、本実施例に係る光半導体モジュールにおける構造では、APC−PD7に入射する迷光を除去することができ、APC−PD値を安定化させることができる。これにより、APC−PD7の制御性が格段に向上することが確認できた。
同じように、AFC/APC Ratioを従来構造と本実施例に係る光半導体モジュールにおける構造での変化を見てみることにする。図13では、従来構造と本実施例に係る光半導体モジュールにおける構造でのロッキングポイントの変化を比べている。また、表1に、従来構造でのロッキングポイントを示し、表2に、本実施例に係る光半導体モジュールにおける構造でのロッキングポイントを示している。
Figure 0005670098
Figure 0005670098
図13より、従来構造ではロッキングポイントが変化しているのに対して、本実施例に係る光半導体モジュールにおける構造では一定の値を示している。このことから波長制御性が向上したことが確認できた。
以下、本発明に係る半導体光変調素子及び光半導体モジュールの第2の実施例について説明する。
図14は、本実施例に係るマイクロレンズアレイを用いた光半導体モジュールの要部の構成を示した模式図である。なお、図14(a)は本実施例に係るマイクロレンズアレイを用いた光半導体モジュールの要部の構成を示した模式図、図14(b)は図14(a)に破線で示した部分の拡大図である。
図14に示すように、本実施例に係る半導体光変調素子及び光半導体モジュールにおいては、迷光除去手段として、第二コリメータレンズ2−3にマイクロレンズを用い、マイクロレンズの左右に大口径のレンズ25を配置したレンズアレイを用いた。本実施例に係る光半導体モジュールにおいては、図14(b)中に破線で示す大口径レンズ25の光軸中心を、導波路型光変調器4の幅より外側に配置したことにより、光導波路5外から出射された迷光を大口径レンズを介してPD受光部外へとシフトさせることができる。
また、大口径レンズ25をマイクロレンズの左右に接するように配置することにより、マイクロレンズの有効径外近接を通過して光軸と平行に進み、第一ビームスプリッタ9へ入射する迷光の除去が可能となる。
図15に、本実施例において用いた導波路型光変調器4の光出射側の端面の構造を示す。本実施例において用いた導波路型光変調器4の光出射側のハイメサ型テーパ導波路のメサ部26は横幅拡大型のテーパ構造であり、約300μmのテーパ長により導波路コア幅を2.5μmから4μmへと広くしている。
コア幅4μmの光導波路5から出射される光の開口角度は、遠視野像(FFP)から半値全幅で約28度、光強度が1/e2に低下する範囲までの出射半角は、約24度で、レンズの作動距離WDを300μmとすれば、必要なレンズ開口は、レンズ半径にして200μm以下であり、半径200μmのマイクロレンズを用いても十分にその効果を得ることができる。さらに、レンズの小型化で、作動距離WDを200μm程度まで縮小した短焦点レンズを用いれば、更に横方向のレンズ開口を狭く設計でき、光半導体モジュールの小型化に有利となる。
また、第二コリメータレンズ2−3の両側に比較的大口径(ここでは、半径が0.5mm程度)のレンズを配置することで、出力導波路から50μm以上離れた場所から放射する散乱光の大半を除去することができた。
図16は、本実施例に係る斜め端面構造とマイクロレンズアレイを用いた光半導体モジュールの要部の構成を示した模式図である。なお、図16(a)は本実施例に係る斜め端面構造とマイクロレンズアレイを用いた光半導体モジュールの要部の構成を示した模式図、図16(b)は図16(a)に破線で示した部分の拡大図である。
図16に示す構造は、導波路型光変調器4の光出射側の端面において光導波路5を除いて斜めに加工又はカットした構造であり、この構造と上述したマイクロレンズアレイを併用することで、光導波路5以外を通過する光27が原因となる迷光の除去がより可能となる構造である。
この構造は、導波路型光変調器4の光出射側の光導波路5の外周部を光導波路5の持つ光伝搬の有効範囲、すなわち、半導体光導波路構造を伝搬する光の基本モードが分布する領域の外の領域を光導波路5を中心に導波路型光変調器4の光出射側の端面を中心部から遠ざかる方向に対称に斜めに加工又はカットした素子構造である。この構造を上述したマイクロレンズアレイと併用することにより、使用するレンズ設計が格段に容易になる。
また、図7に示した構造を形成する方法として、図17に示すように、通常加工された半導体素子をヒートシンク22に半田固定した後、ポリイミドなど有機材料29を出力導波路の出射端にのみ塗布し、酸素RIE(リアクティブイオンエッチング)などを用い端面部を加工する方法がある。
また、図7に示した構造を形成する方法として、図18に示すように、ヒートシンク22上に予め出力導波路が実装される右両側の位置にガラス製の微小ウエッジ板30を固定し、その微小ウエッジ板30に合わせて半導体素子を搭載する方法がある。
さらに、図7に示した構造を形成する方法として、導波路型光変調器4の光出射側の光導波路5の周囲を素子製作時にドライエッチングやウエットエッチング技術を用いて、有効な深さ(例えば、50μm程度)で加工して形成する方法などがある。
いずれの構造であっても、図8,9に示すような良好な特性を得ることができた。また、図8,9及び図13に示した、波長ロッカーユニット6に搭載するAPC−PD7及びAFC−PD12の出力には、僅かながら、導波路型光変調器4の光出射側の端面からの迷光以外の迷光成分として、光半導体モジュールのパッケージ内壁14の後壁面より、搭載した波長可変レーザ1の後部の端面から出力された光が検出されることが分かっている。
この光は波長可変レーザ1の駆動条件が変わらない限り変化しないため、パワーの安定化及び波長の安定化には直接影響は無いが、これらの光を除去するためには、図19(a)に示すように、波長ロッカーユニット6に搭載する各PDベース8の形状、又は、PDベース8の側面に遮光板31を取り付けた構造にすることにより、除去できることが分かっている。なお、図19(a)は、PDベース8をL型に加工したL型PDベース32の例を示している。
図19(a)は、遮光板31を取り付けたPDベース8を搭載した波長ロッカーユニット6示しており、光半導体モジュールのパッケージ内壁14後方端面等からAPC−PD7及びAFC−PD12に向けて飛んでくる迷光の除去に有効な構造である。遮光板31の材料としては、PDベース8の材料であるアルミナ材の他、ムライト等のセラミック材料においてその効果を確認しているが、波長可変レーザ1の発振波長の光を遮断できる材料であれば、どのような材料を用いてもよいが、半田工程やモジュール製作工程における熱処理に耐性がある材料である必要はある。
本発明は、例えば、光通信技術および光通信用半導体光モジュールの構造及び半導体光デバイスにおいて利用することが可能である。
1 波長可変レーザ
2−1 第一コリメータレンズ
2−2 結合レンズ
2−3 第二コリメータレンズ
3 アイソレータ
4 導波路型光変調器
5 光導波路
6 波長ロッカーユニット
7 APC−PD
8 PDベース
9 第一ビームスプリッタ
10 第二ビームスプリッタ
11 エタロン素子
12 AFC−PD
13 サーミスタ
14 パッケージ内壁
15 光合波部又はカップラー部
16 導波路型光変調器の光出射側の端面
17 光吸収処理部又は反射防止処理部
18 端面に0度で入射するテーパ導波路
19 迷光
20 正常伝搬光
21 InPクラッド
22 導波路コア
23 化合物半導体テラス部
24 導波路コア
25 マイクロレンズアレイ
26 ハイメサ型テーパ導波路のメサ部
27 導波路以外を通過する光
28 ヒートシンク
29 有機材料
30 微小ウエッジ板
31 遮光板
32 L型PDベース

Claims (6)

  1. 光導波路を備える半導体光変調素子において、
    前記半導体光変調素子の光出射側における前記光導波路の有する光伝搬の有効範囲、すなわち、半導体光導波路構造を伝搬する光の基本モードが分布する領域の外の領域の出射端面を、前記光導波路を中心に横方向に対称に、前記出射端面から出射する前記半導体光変調素子からの光が当該半導体光変調素子の外方向に透過して出射する角度に加工すると共に、
    前記半導体光変調素子の光出射側から出射される光を平行ビームに変換するレンズを備え、
    前記出射端面の加工角度は、前記基本モード以外の光の出射方向が、前記レンズの開口外となる角度である
    ことを特徴とする半導体光変調素子。
  2. 前記出射端面の加工角度を18度とする
    ことを特徴とする請求項に記載の半導体光変調素子。
  3. 前記半導体光変調素子の光出射側の前記光導波路の横幅を拡大して光の出射角を狭くし、前記レンズの直径を0.3mm以内とする
    ことを特徴とする請求項又は請求項に記載の半導体光変調素子。
  4. 前記レンズに短焦点型のマイクロレンズを用いる
    ことを特徴とする請求項に記載の半導体光変調素子。
  5. 前記マイクロレンズを中心とする左右の位置に、前記マイクロレンズより直径が大きい大口径レンズを配置したマイクロレンズアレイを用いる
    ことを特徴とする請求項に記載の半導体光変調素子。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載の半導体光変調素子と、当該半導体光変調素子の光入射側に配置され、当該半導体光変調素子に光を入射する半導体レーザ素子と、当該半導体光変調素子の光出射側に配置され、当該半導体光変調素子から出射される光を受光して波長安定化を行う波長ロッカーユニットとを備える
    ことを特徴とする光半導体モジュール。
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