JP5669557B2 - 電磁弁の取付構造 - Google Patents

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本発明は、エンジンに燃料を供給する燃料噴射弁を備えた燃料デリバリパイプ等に設けた燃料還流管に電磁弁を取り付ける場合などに適した電磁弁の取付構造に関する。
この種の燃料デリバリパイプを備えた電子制御燃料噴射装置には、例えば下記特許文献1に開示されたように、燃料タンク内から燃料ポンプにより吸入され加圧されて燃料供給管を介して燃料デリバリパイプに供給される燃料をプレッシャーレギュレタにより所定圧に調圧するとともに、これに伴って生じる余剰燃料はプレッシャーレギュレタのリターン孔から燃料還流管を介して燃料タンク内へ還流し、燃料デリバリパイプに設けた各燃料噴射弁をコントロールユニットにより開閉制御することにより、作動条件に応じた最適な量の燃料がエンジンに供給されるようにしたものがある。また最近のこの種の電子制御燃料噴射装置では、燃料デリバリパイプをそれぞれに燃料噴射弁を設けた低圧用及び高圧用の2本とするとともに、高圧用の燃料デリバリパイプ内の燃料圧を高める高圧ポンプを設け、エンジンの作動状態に応じて使用する燃料デリバリパイプを切り換えて燃料噴射圧を変えるようにしたものもある。
このような電子制御燃料噴射装置では、高圧用の燃料デリバリパイプが使用される高負荷時にはその内部あるいは高圧ポンプ内部の燃料が高温になり、燃料中にベーパが発生して燃料噴射量が不安定になることがあり、またそのような状態ではエンジンを停止させた直後の再起動が困難になるという問題がある。このために、高圧ポンプに接続されている燃料還流管に電磁弁を設け、高圧ポンプ内または燃料タンクから高圧ポンプまでの燃料供給管内の燃料の温度が低温の場合はこの電磁弁を閉じ、高温になれば開いて、発生したベーパを燃料とともに燃料タンク内に戻すことにより、このような問題を防止することが行われている。
このような目的に使用する電磁弁としては、図9に示すように、コネクタ34を介してコントロールニットからの制御入力が与えられる電磁弁機構が内蔵された筒状のボデイ部31の両端に同軸的に外向きに突出する第1及び第2連結筒部32,33を一体的に設け、各連結筒部32,33に形成した環状溝32a,33aにそれぞれOリング35,36を設けたものがある。またこのような電磁弁30の、エンジンへの取付構造としては、図10に示すように、電磁弁30の各連結筒部32,33がそれぞれOリング35,36を介して液密に挿入されるソケット穴(図示省略)が各端面1a,2aに形成され、また燃料還流管の途中に電磁弁30を連結するための連結筒1b,2bが形成された第1及び第2ホルダ1,2と、この両ホルダ1,2を所定距離をおいて連結するとともにエンジンへの取付穴5aを設けた取付板5よりなるものとすることが考えられる。
この取付構造では、各ホルダ1,2は、そのソケット穴に電磁弁30の両端の連結筒部32,33を液密に挿入した後に、ボルト6により取付板5に取り付け、組立ラインにおいては、このように取付板5により一体的にサブアセンブリされた電磁弁30及び各ホルダ1,2を、取付板5の取付穴5aによりエンジンにボルト止めし、各ホルダ1,2の連結筒1b,2bを中間部で切り離された燃料還流管の各端部に連結することにより、エンジンに取り付けられる。このような取付構造によれば、組立ラインにおいては、取付板5により一体的にサブアセンブリされた電磁弁30及び各ホルダ1,2を、各取付板5を介してエンジンにボルト止めすればよいので作業は容易であり、またこの作業の際に、電磁弁30及び各ホルダ1,2が相対的に移動することはないので、電磁弁30の連結筒部32,33と各ホルダ1,2のソケット穴が片当たりしたり、それらの間に設けられるOリング35,36が歪んだり損傷を受けたりして、燃料漏れが生じるおそれはない。
特許第4074941号公報(段落〔0012〕、段落〔0018〕、図1〜図3)。
しかしながら、上述したような電磁弁の取付構造では、電磁弁30及び各ホルダ1,2を取付板5上にサブアセンブリする際に、各ホルダ1,2にはボルト6の頭部との間の締め付け面の摩擦によりボルト6の締め付けトルクが伝達されてボルト6を中心として回転するおそれがあり、このような回転が生じるとホルダ1,2の各ソケット穴の中心線と電磁弁30の各連結筒部32,33の中心線の整列が失われて、各ソケット穴と各連結筒部32,33が片当たりしたり、Oリング35、36の当接圧が不均一になったりして、損傷を生じたり、燃料漏れを生じたりするおそれがある。これを防ぐにはサブアセンブリの際に細心の注意を要するので、取付板5に対する電磁弁30及び各ホルダ1,2のサブアセンブリに要する組付工数が増大するという問題がある。本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
このために、本発明の請求項1による電磁弁の取付構造は、一端面に第1ソケット穴が形成された第1本体部及びこの第1本体部に設けられて第1ソケット穴の奥部に連通される連結筒よりなる第1ホルダと、一端面に第2ソケット穴が形成された第2本体部及びこの第2本体部に設けられて第2ソケット穴の奥部に連通される連結筒よりなる第2ホルダを備え、第1及び第2ホルダは、各ソケット穴に電磁弁の筒状のボデイ部の両端から同軸的に外向きに突出する第1及び第2連結筒部をそれぞれシール部材を介して液密に挿入して保持するとともに、各本体部をそれぞれのソケット穴が互いに同軸的に電磁弁の長さに応じた所定距離をおいて対向するように連結した電磁弁の取付構造において、第1ソケット穴の中心線と平行な第1本体部の一側面に一端が固着された連結板は第1本体部の一端面から突出して中心線と平行に延びるとともに、その先端部には掛止穴を形成し、第2ソケット穴の中心線と平行な第2本体部の一側面の一端面側となる両側に互いに平行に形成した1対の突条は、連結板の厚さよりも大きい高さを有するとともに、互いに平行に対向する両突条の内側面の間の間隔は連結板の先端部の横幅よりもわずかに大とし、第2本体部の両突条を形成した部分の上側を覆うように固着されたカバーの天板は、第2本体部の一側面及び両突条の内側面との間に連結板の先端部が挿入される空間を形成するとともに、天板には第2本体部の一端面とは反対側に向かって延び空間内に入るように緩い傾斜角で一側面側に折曲された可撓性の舌状片を形成し、連結板の先端部を第2本体部の一端面側から空間内に挿入し、この先端部により一旦押し曲げられた舌状片が掛止穴の位置に達し弾性的に復元して掛止穴に係止させることにより両ソケット穴が所定距離をおいて対向するようにしたことを特徴とするものである。
前項に記載の電磁弁の取付構造において、カバーの天板には各突条の内側面よりも内側となる位置に第2本体部の一端面と反対側となる端縁から一端面側に向かって切り込まれた1対のスリットを形成し、舌状片は両スリットの間の部分により形成することが好ましい。
前2項に記載の電磁弁の取付構造において、第1及び第2ホルダの各本体部には、それぞれの一側面からそれぞれの反対面に向かって貫通する取付穴を形成することが好ましい。
前3項に記載の電磁弁の取付構造において、連結板の先端部の両側面と最先端面が交わる角部の少なくとも何れか一方には面取り部を形成することが好ましい。
前4項に記載の電磁弁の取付構造において、連結板の上面と最先端面が交わる角部には傾斜面を形成することが好ましい。
前5項に記載の電磁弁の取付構造において、連結板の一部には係合穴を形成し、第1及び第2本体部の各ソケット穴に両端の各連結筒部が挿入されて支持された電磁弁のボデイ部の一部から半径方向外向きに突出する突起を係合穴に係合することが好ましい。
上述のような請求項1の発明によれば、第1ソケット穴の中心線と平行な第1本体部の一側面に一端が固着された連結板は第1本体部の一端面から突出して中心線と平行に延びるとともに、その先端部には掛止穴を形成し、第2ソケット穴の中心線と平行な第2本体部の一側面の一端面側となる両側に互いに平行に形成した1対の突条は、連結板の厚さよりも大きい高さを有するとともに、互いに平行に対向する両突条の内側面の間の間隔は連結板の先端部の横幅よりもわずかに大とし、第2本体部の両突条を形成した部分の上側を覆うように固着されたカバーの天板は、第2本体部の一側面及び両突条の内側面との間に連結板の先端部が挿入される空間を形成するとともに、天板には第2本体部の一端面とは反対側に向かって延び空間内に入るように緩い傾斜角で一側面側に折曲された可撓性の舌状片を形成し、連結板の先端部を第2本体部の一端面側から空間内に挿入し、この先端部により一旦押し曲げられた舌状片が掛止穴の位置に達し弾性的に復元して掛止穴に係止させることにより両ソケット穴が所定距離をおいて対向するようにしたので、電磁弁と第1ホルダと第2ホルダのサブアセンブリは、第1ホルダの第1ソケット穴に電磁弁の第1連結筒部の先端部を挿入して連結板と電磁弁を平行に保持し、この両者の長手方向から第2ホルダを接近させて、電磁弁の第2連結筒部と第1ホルダの連結板の各先端部を、第2ホルダの第2ソケット穴及び空間に合わせて押し込めばよいので、サブアセンブリのために必要な作業はきわめて簡単である。また、電磁弁の第2連結筒部と第1ホルダの連結板の各先端部が、第2ホルダの第2ソケット穴及び空間内にある程度挿入された状態では、連結板の先端部の両側は第2本体部の1対の突条の間にわずかの隙間をおいて案内され、また連結板の先端部の下面は可撓性の舌状片の弾性により第2本体部の一側面に押圧されて、連結板と第2ホルダが相対回動することは殆どないので、第1ホルダの第1ソケット穴と第2ホルダの第2ソケット穴の中心線の整列がずれることは殆どない。従ってサブアセンブリの最終段階で力を加えた際に、各ソケット穴と各連結筒部が片当たりしたり、Oリングの当接圧が不均一になることはないので、サブアセンブリの際にこれらの部分に損傷を生じたり燃料漏れを生じたりするおそれはない。また先端部が第2本体部の突条の内側面の間に挿入される第1ホルダの連結板は各本体部よりも幅狭なものであり小型軽量化されるので、電磁弁と第1ホルダと第2ホルダよりなるサブアセンブリを小形軽量化することができる。
カバーの天板には各突条の内側面よりも内側となる位置に第2本体部の一端面と反対側となる端縁から一端面側に向かって切り込まれた1対のスリットを形成し、舌状片は両スリットの間の部分により形成した請求項2の発明によれば、舌状片が掛止穴の位置に達して弾性的に復元して掛止穴に係止された状態では、連結板の先端部がカバーの天板の長手方向の両端において天板と当接可能であるので、連結板と第2ホルダの間の相対回動角は制限されて大きくなることはなく、従って第1ホルダの第1ソケット穴と第2ホルダの第2ソケット穴の中心線の整列のずれが大きくなることはない。従ってこの状態においても各ソケット穴、各連結筒部及びOリングに損傷を生じたり、それにより燃料漏れが生じたりするおそれはない。
第1及び第2ホルダの各本体部には、それぞれの一側面からそれぞれの反対面に向かって貫通する取付穴を形成した請求項3の発明によれば、この取付穴に挿通したボルトにより第1及び第2ホルダを直接エンジンなどに取り付けることができるので構造が簡略化される。またこのように第1及び第2ホルダをエンジンなどにボルト止めする場合には、ボルトの頭部との間の締め付け面に生じる摩擦によりボルトの締め付けトルクが伝達されて、各ホルダは各ボルトを中心として回転されるおそれがある。この請求項3の構造によれば、この締め付けトルクによる曲げモーメントは連結板の板面と直交する軸線廻りの曲げモーメントであるが、この曲げモーメントを受ける方向における連結板の断面二次モーメントは連結板の板厚の1乗及び横幅の3乗に比例するのできわめて大きい値となり、また連結板の先端部の両側は第2本体部の1対の突条の間にわずかの隙間をおいて案内されているので、第1及び第2ホルダの各本体部に設けた取付穴に挿通したボルトの締め付けにより各本体部が回転することは殆どない。従って第1及び第2ホルダの各ソケット穴の中心線の整列がずれることはないので、各ソケット穴と各連結筒部が片当たりしたり、Oリングの当接圧が不均一になることはなく、これらの部分に損傷を生じあるいは燃料漏れを生じるおそれもない。
連結板の先端部の両側面と最先端面が交わる角部の少なくとも何れか一方には面取り部を形成した請求項4の発明によれば、電磁弁と第1ホルダと第2ホルダのサブアセンブリに際し、連結板の先端部を第2ホルダの空間内に挿入する作業は、連結板の先端部の両側面と第2本体部の各突条の内側面の間の隙間がわずかであるにもかかわらず容易に行うことができる。
連結板の上面と最先端面が交わる角部には傾斜面を形成した請求項5の発明によれば、電磁弁と第1ホルダと第2ホルダのサブアセンブリに際し、舌状片を押し曲げて連結板の先端部を第2本体部の一側面との間に押し込むのに要する力を少なくすることができる。
連結板の一部には係合穴を形成し、第1及び第2本体部の各ソケット穴に両端の各連結筒部が挿入されて支持された電磁弁のボデイ部の一部から半径方向外向きに突出する突起を係合穴に係合するようにした請求項6の発明によれば、新たな部品を追加することなく電磁弁の廻り止めを行うことができる。
本発明による電磁弁の取付構造に使用する第1ホルダの平面図である。 図1の1−1断面図である。 図2の3−3断面図である。 本発明による電磁弁の取付構造に使用する第2ホルダの平面図である。 図4の5−5断面図である。 図5の左側面図である。 本発明による電磁弁の取付構造のサブアセンブリ手順を説明する縦断面図である。 本発明による電磁弁の取付構造のサブアセンブリされた状態を示す縦断面図である。 本発明の電磁弁の取付構造により取り付けられる電磁弁の側面図である。 従来技術による電磁弁の取付構造の一例を示す平面図である。
図1〜図8は、本発明による電磁弁の取付構造の一実施形態を示す。この電磁弁の取付構造は、図1〜図3に示す第1ホルダ10と、図4〜図6に示す第2ホルダ20により構成されている。この実施形態により取り付けられる電磁弁30は、背景技術において図9により説明したものと実質的に同じであり、第1連結筒部32側となるボデイ部31の一部には、半径方向外向きに突出する回り止め用の突起31aが形成されている。
先ず第1ホルダ10の説明をする。第1ホルダ10は、図1〜3に示すように、第1本体部11、連結筒15及び連結板16により構成されている。第1本体部11は、平面図である図1に主として示すように、一部が三角の山形に突出した異形のブロック状で、図1及び図2において右側となるほゞ正方形の一端面11aには、第1ソケット穴12が形成され、その底面の中心には小径の有底孔13が形成されている。第1ホルダ10の山形の突出部の第1本体部11と反対側となる斜面に直角に形成した孔には中空の連結筒15を差し込んで液密にろう付け固着し、その内部は連通孔13a(図2に示す)及び有底孔13を介して第1ソケット穴12の奥部に連通されている。一端面11aの四隅となる角部に連なる第1本体部11の各稜線には、45度の大きい面取りが設けられている。
第1ソケット穴12の中心線と平行で、図2において上側となる第1本体部11の一側面は、中心線方向の中間部に形成した細長い突出部11bを境として一端面11a側となる第1一側面11cとこれと反対側となる第2一側面11dに分けられている。第1一側面11cには、第1本体部11の一端面11aの横幅よりも幅狭で細長い連結板16の一端部がろう付けにより固着され、この連結板16は一端面11aから突出して第1ソケット穴12の中心線と平行に延びるとともに、多少幅広に形成されたその先端部には角部がアール面取りされた長方形の掛止穴17が形成されている。連結板16の先端部の先端には、その両側面と最先端面が交わる角部に45度の面取り部16aが形成され、またその上面と最先端面が交わる角部には45度の傾斜面16bが形成されている。面取り部16aはアール面取り部としてもよい。また傾斜面16bもアール面取り部としてもよいし、このアール面取り部は連結板16の上面から裏面にわたる半円形の面取り部としてもよい。第1本体部11側となる連結板16の根元部には、掛止穴17と同様な形状の係合穴18が形成されている。また第1本体部11には、第2一側面11dからそれと反対側の面に向かって貫通する取付穴14が形成されている。
次に第2ホルダ20の説明をする。第2ホルダ20は、図4〜6に示すように、第2本体部21,連結筒25及びカバー26により構成されている。第2本体部21は一部の角部が大きく面取りされたブロック状で、図4及び図5において左側となるほゞ正方形の一端面21aには、径が2段に変化する第2ソケット穴22が形成され、その底面の中心には小径の有底孔23が形成されている。図4において下側(図6においては右側)となる第2ホルダ20の側面には、第1ホルダ10の場合と同様、直角に形成した孔に中空の連結筒25を差し込んで液密にろう付け固着し、その内部は連通孔23a(図5に二点鎖線で示す)及び有底孔23を介して第2ソケット穴22の奥部に連通されている。
第2ソケット穴22の中心線と平行で、図5及び図6において上側となる第2本体部21の一側面21bには、一端面21a側となる両側に1対の突条21cが、第2ソケット穴22の中心線と平行に形成されている。この各突条21cは、第1ホルダ10の連結板16の厚さよりも大きい高さを有し、互いに対向する両突条21cの内側面は互いに平行でそれらの間の間隔は連結板16の先端部の横幅よりもわずかに大である。各突条21cの外側には全高にわたる面取りが設けられている。
第2本体部21の一側面21bの両突条21cを形成した部分の上側を覆うカバー26は、天板26aとその両側部を直角に折り曲げた側板26bよりなるコ字断面状で、両側板26bの間に両突条21cに続く第2本体部21の両側面を挟み、この両側板26bは天板26aが両突条21cの上端面に当接されるように第2本体部21にろう付け固着される。このカバー26の天板26aと、第2本体部21の一側面21b及び両突条21cの内側面の間に、第1ホルダ10の連結板16の先端部が挿入される空間Aが形成される。カバー26の天板26aには、各突条21cの内側面よりも内側となる部分に、第2本体部21の一端面21aと反対側となる端縁から一端面21a側に向かって1対のスリット26cが切り込み形成され、この両スリット26cの間の部分により、第2本体部21の一端面21aとは反対側に向かって延び、空間A内に入るように緩い傾斜角で第2本体部21の一側面21b側に折曲された可撓性の舌状片27が形成される。
次に電磁弁30と第1ホルダ10と第2ホルダ20のサブアセンブリの手順について説明する。先ず図7に示すように、第1ホルダ10の連結板16に対し電磁弁30の中心線を多少傾斜させて、電磁弁30の環状溝32aに設けたOリング35を第1本体部11の第1ソケット穴12の案内面12aに軽く当接するが、第1連結筒部32は第1ソケット穴12と当接せず、また電磁弁30の突起31aが連結板16の係合穴18内に多少入るように、第1連結筒部32を途中まで第1ソケット穴12内に挿入する。そして矢印Xに示すように第1連結筒部32付近を中心として電磁弁30を回動して突起31aを係合穴18内に係合し、連結板16とほゞ平行とする。あるいは、最初から電磁弁30を連結板16と平行にして連結板16に接近させて、突起31aを係合穴18内に係合してもよい。このように突起31aを係合穴18内に係合し、電磁弁30を連結板16に平行に接近させた状態とし、第1連結筒部32を第1ソケット穴12とほゞ同心に整列して、第1連結筒部32を第1ソケット穴12内に充分に押し込む。
次に第2ホルダ20の第2ソケット穴22の中心線を第1ホルダ10の第1ソケット穴12の中心線と整列させ、矢印Yに示すように接近させて電磁弁30の第2連結筒部33と第1ホルダ10の連結板16の各先端部を第2ホルダ20の第2ソケット穴22及び空間Aに係合させ、第2ホルダ20を矢印Y方向に押し込めば、電磁弁30の第2連結筒部33は第2本体部21の第2ソケット穴22内に挿入され、連結板16の先端の傾斜面16bはカバー26の舌状片27の傾斜した中間部27aの下面に当接し、舌状片27は押し曲げられて連結板16の先端部は第2本体部21の一側面21bと舌状片27の間に入り込む。そして第2ホルダ20を矢印Y方向にさらに押し込んで舌状片27が掛止穴17の位置に達し、一旦押し曲げられた舌状片27が弾性的に復元して掛止穴17に入ったところで、第1ホルダ10と第2ホルダ20は互いに離脱不能に係止される。この状態において電磁弁30の第1連結筒部32と第2連結筒部33が、それぞれ第1本体部11の第1ソケット穴12と第2本体部21の第2ソケット穴22内に適切な位置まで挿入されるように、連結板16の長さ及び第1本体部11の一端面11aから掛止穴17までの距離は設定されている。このように係合された第1ホルダ10と第2ホルダ20の離脱は、舌状片27の先端と掛止穴17の間に、先端を薄くしたドライバーのような工具を差し込んで、舌状片27の先端部を第2本体部21の一側面21bから離すことにより離脱可能となる。
なお、上述した実施形態では、第1ホルダ10を高圧ポンプ側に連結される上流側部材とし、第2ホルダ20を燃料タンク側に連結される下流側部材として使用することを想定しているが、これと逆に第1ホルダ10を燃料タンク側に連結される下流側部材とし、第2ホルダ20を高圧ポンプ側に連結される上流側部材として使用するようにしてもよい。
上述のようにして行われる電磁弁30と第1ホルダ10と第2ホルダ20のサブアセンブリは、第1ホルダ10の第1ソケット穴12に電磁弁30の第1連結筒部32の先端部を挿入して連結板16と電磁弁30を平行に保持し、この両者の長手方向から第2ホルダ20を接近させて、電磁弁30の第2連結筒部33と第1ホルダ10の連結板16の各先端部を、第2ホルダ20の第2ソケット穴22及び空間Aに合わせて押し込めばよいので、サブアセンブリのために必要な作業はきわめて簡単である。また、電磁弁30のボデイ部31の一部から半径方向外向きに突出する突起31aは連結板16の係合穴18に係合されるので、新たな部品を追加することなく電磁弁30の廻り止めがなされる。
電磁弁30の第2連結筒部33と第1ホルダ10の連結板16の各先端部が、第2ホルダ20の第2ソケット穴22及び空間A内にある程度挿入された状態では、連結板16の先端部の両側は第2本体部21の1対の突条21cの間にわずかの隙間をおいて案内され、また連結板16の先端部の下面は可撓性の舌状片27の弾性により第2本体部21の一側面21bに押圧されるので、連結板16と第2ホルダ20が相対回動することは殆どない。従って第1ホルダ10の第1ソケット穴12と第2ホルダ20の第2ソケット穴22の中心線の整列がずれることは殆どないので、サブアセンブリの最終段階で力を加えた際に、各ソケット穴12,22と各連結筒部32,33が片当たりしたり、Oリング35、36の当接圧が不均一になることはないので、サブアセンブリの際にこれらの部分に損傷を生じたり燃料漏れを生じたりするおそれはない。なお第1ホルダ10の連結板16は第1及び第2ホルダ10,20の各本体部11、21よりも幅狭なものであり、図10に示す従来技術よりも大幅に小型軽量化されるので、電磁弁30と第1ホルダ10と第2ホルダ20よりなるサブアセンブリを従来に比して大幅に小形軽量化することができる。
上述した実施形態では、カバー26の天板26aには各突条21cの内側面よりも内側となる位置に第2本体部21の一端面21aと反対側となる端縁から一端面21a側に向かって切り込まれた1対のスリット26cを形成し、舌状片27は両スリット26cの間の部分により形成しており、このようにすれば、第2本体部21にろう付け固着された側板26bに続く天板26aの一部は一端面21aの突条21cの内側面から内側に張り出すので、舌状片27が掛止穴17の位置に達し弾性的に復元して掛止穴17に係止された状態では、連結板16の先端部上面はカバー26の天板26aの張り出し部の長手方向の両端において天板26aと当接可能であり、これにより連結板16の長手方向と直角で板面と平行な軸線回りの連結板16と第2ホルダ20の間の相対回動角は制限され、大きくなることはない。従って第1ホルダ10の連結板16の先端部が第2ホルダ20の空間A内に完全に挿入された状態でも、第1ホルダ10の第1ソケット穴12と第2ホルダ20の第2ソケット穴22の中心線の整列のずれが大きくなることはないので、各ソケット穴12,22、各連結筒部32,33及びOリング35、36に損傷を生じたり、それにより燃料漏れが生じたりするおそれはない。
また上述した実施形態では、第1及び第2ホルダ10,20の各本体部11,21には、それぞれの一側面11d,21bからそれぞれの反対面に向かって貫通する取付穴14,24を形成しており、この取付穴14,24に挿通したボルトにより第1及び第2ホルダ10,20を直接エンジンなどに取り付けることができるので取付構造が簡略化される。また連結板16(横幅b、板厚tとする)の断面二次モーメントは、その板面と直交する軸線回りの値がtb3/12、板面と平行な軸線回りの値がbt3/12で、前者の方がはるかに大きい値となるが、上記実施形態の構造で第1及び第2ホルダ10,20をエンジンなどにボルト止めする場合における、ボルトの頭部との間の締め付け面に生じる摩擦により各ホルダ10,20に生じる各ボルトを中心とする回転モーメントは、連結板16に対しては連結板16の板面と直交する軸線廻りの曲げモーメントとして作用する。従って連結板16がろう付け固着された第1ホルダ10の第1本体部11はボルトの締め付けに伴い生じる回転モーメントにより回転することは殆どない。また第2ホルダ20の第2本体部21は、その第2本体部21の1対の突条21cの内側面の間に連結板16の先端部が20わずかの隙間をおいて案内されているので、第2本体部21もボルトの締め付けに伴い生じる回転モーメントにより回転することは殆どない。従ってこれらの締め付け力により第1及び第2ホルダ10,20の各ソケット穴12,22の中心線の整列がずれることはないので、各ソケット穴12,22と各連結筒部32,33が片当たりしたり、Oリング35、36の当接圧が不均一になることはなく、これらの部分に損傷を生じあるいは燃料漏れを生じるおそれもない。
上述した実施形態では、連結板16の先端部の先端にはその両側面と最先端面が交わる角部に45度の面取り部16aを形成しており、このようにすれば電磁弁30と第1ホルダ10と第2ホルダ20のサブアセンブリに際し、連結板16の先端部を第2ホルダ20の空間A内に挿入する作業は、連結板16の先端部の両側面と第2本体部21の各突条21cの内側面の間の隙間がわずかであるにもかかわらずきわめて容易になる。この面取り部16aはアール面取りでも、また連結板16の先端の片側に設けただけでも同様な効果が得られる。
上述した説明のサブアセンブリの際に述べたように、連結板16の先端部はカバー26の舌状片27の下面に当接し、これを押し曲げて第2本体部21の一側面21bとの間に入り込むが、連結板16の先端の舌状片27と当接する部分が直角ないし鋭角であると、連結板16の当接部分が舌状片27に食い込んで連結板16を押し込むのに要する力が増大する。しかし上述した実施形態では、連結板16の上面と最先端面が交わる角部には傾斜面16bを形成しており、これにより連結板16の先端の舌状片27と当接する部分は鈍角となるので、舌状片27を押し曲げて連結板16の先端部を第2本体部21の一側面21bとの間に押し込むのに要する力を少なくすることができる。この連結板16の先端部の傾斜面16bはアール面取り部としてもよいし、このアール面取り部は連結板16の上面から裏面にわたる半円形の面取り部としてもよい。
10…第1ホルダ、11…第1本体部、11a…一端面、11c…第1一側面、11d…第2一側面、12…第1ソケット穴、14…取付穴、15…連結筒、16…連結板、16a…面取り部16a、16b…傾斜面、17…掛止穴、18…係合穴、20…第2ホルダ、21…第2本体部、21a…一端面、21b…一側面、21c…突条、22…第2ソケット穴、24…取付穴、25…連結筒、26…カバー、26a…天板、26c…スリット、27…舌状片、30…電磁弁、31…ボデイ部、31a…突起、32…第1連結筒部、33…第2連結筒部33、35,36…シール部材(Oリング)、A…空間。

Claims (6)

  1. 一端面に第1ソケット穴が形成された第1本体部及びこの第1本体部に設けられて前記第1ソケット穴の奥部に連通される連結筒よりなる第1ホルダと、一端面に第2ソケット穴が形成された第2本体部及びこの第2本体部に設けられて前記第2ソケット穴の奥部に連通される連結筒よりなる第2ホルダを備え、前記第1及び第2ホルダは、前記各ソケット穴に電磁弁の筒状のボデイ部の両端から同軸的に外向きに突出する第1及び第2連結筒部をそれぞれシール部材を介して液密に挿入して保持するとともに、前記各本体部をそれぞれのソケット穴が互いに同軸的に前記電磁弁の長さに応じた所定距離をおいて対向するように連結した電磁弁の取付構造において、
    前記第1ソケット穴の中心線と平行な前記第1本体部の一側面に一端が固着された連結板は前記第1本体部の一端面から突出して前記中心線と平行に延びるとともに、その先端部には掛止穴を形成し、
    前記第2ソケット穴の中心線と平行な前記第2本体部の一側面の前記一端面側となる両側に互いに平行に形成した1対の突条は、前記連結板の厚さよりも大きい高さを有するとともに、互いに平行に対向する前記両突条の内側面の間の間隔は前記連結板の先端部の横幅よりもわずかに大とし、
    前記第2本体部の前記両突条を形成した部分の上側を覆うように固着されたカバーの天板は、前記第2本体部の一側面及び前記両突条の内側面との間に前記連結板の先端部が挿入される空間を形成するとともに、前記天板には前記第2本体部の一端面とは反対側に向かって延び前記空間内に入るように緩い傾斜角で前記一側面側に折曲された可撓性の舌状片を形成し、
    前記連結板の先端部を前記第2本体部の一端面側から前記空間内に挿入し、この先端部により一旦押し曲げられた前記舌状片が前記掛止穴の位置に達し弾性的に復元して前記掛止穴に係止させることにより前記両ソケット穴が前記所定距離をおいて対向するようにしたことを特徴とする電磁弁の取付構造。
  2. 請求項1に記載の電磁弁の取付構造において、前記カバーの天板には前記各突条の内側面よりも内側となる位置に前記第2本体部の一端面と反対側となる端縁から前記一端面側に向かって切り込まれた1対のスリットを形成し、前記舌状片は前記両スリットの間の部分により形成したことを特徴とする電磁弁の取付構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電磁弁の取付構造において、前記第1及び第2ホルダの各本体部には、それぞれの前記一側面からそれぞれの反対面に向かって貫通する取付穴を形成したことを特徴とする電磁弁の取付構造。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の電磁弁の取付構造において、前記連結板の先端部の両側面と最先端面が交わる角部の少なくとも何れか一方には面取り部を形成したことを特徴とする電磁弁の取付構造。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の電磁弁の取付構造において、前記連結板の上面と最先端面が交わる角部には傾斜面を形成したことを特徴とする電磁弁の取付構造。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の電磁弁の取付構造において、前記連結板の一部には係合穴を形成し、前記第1及び第2本体部の各ソケット穴に両端の各連結筒部が挿入されて支持された前記電磁弁のボデイ部の一部から半径方向外向きに突出する突起を前記係合穴に係合したことを特徴とする電磁弁の取付構造。
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