JP5669470B2 - 巻きずれ防止方法 - Google Patents
巻きずれ防止方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5669470B2 JP5669470B2 JP2010163091A JP2010163091A JP5669470B2 JP 5669470 B2 JP5669470 B2 JP 5669470B2 JP 2010163091 A JP2010163091 A JP 2010163091A JP 2010163091 A JP2010163091 A JP 2010163091A JP 5669470 B2 JP5669470 B2 JP 5669470B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- disk
- original fabric
- winding
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sanitary Thin Papers (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
薬液塗布専用設備を用い、プライマシンで製造された二次原反ロールに、薬液を塗布、塗工する場合、塗布設備が一台で済むため、最も実際的である。塗布する速度は300m/分以上である。
また、プライマシン工程での薬液塗布は、比較的高速(通常700m/分以上)での塗布が必要であるものの、基本的に広幅のプライシートに対し均一に薬液塗布することが可能で、薬液の循環再生処理と使用も容易であるため、実際に有効な薬液塗布方法の1つである。
つまり、この二次原反ロールは薬液を含んだ原反となるが、この二次原反ロールは直径が1m超程度の大きさの大巻きの原反であるものの、この大巻きの二次原反ロールにおいては、塗布された薬液が時間経過により衛生用薄葉紙に吸湿されることで、衛生用薄葉紙が伸びることになる。また、塗布した薬液によりシート表面の摩擦抵抗が下がり、ティシュー同士がすべり易くなることになる。
しかし、衛生用薄葉紙が伸びて原反ロールの巻きが緩くなること、薬液塗布によりティシューが滑りやすくなること、また二次原反ロールが大きく、実際の操業では加速度が加わり、加工開始時には慣性モーメントにより外側の押出す力が内側に伝わりにくくなり原反ロールが締まったり、あるいは外側の押出しを止めた時に内側が慣性により回転し原反ロールがゆるむこともあって、ティシュー幅毎にスリットの入っている二次原反ロールをロータリー式インターフォルダにより加工する際には、二次原反ロールが進行方向に対して左右に、および/あるいは前後に巻きずれを生じて、ティシュー製品に皺や縒れ、裂けを発生させてしまうことがあった。
例えば、特許文献1に示す巻取装置の巻取り制御方法、特許文献2に示すロール紙の幅方向での巻きを均一にし、皺の発生を防止する巻替装置及び、特許文献3に示す搬送ロールとフィルムのエアー厚みを調整し、フィルムを搬送中にフィルムに傷や皺が入らない運搬装置等が知られている。
2つの二次原反ロールRは支持軸102が通されて、図示しない原反架台にそれぞれ載せられている。この際、駆動源に繋がる駆動ベルト104は図示しないエアシリンダ等で二次原反ロールR側に押しつける。そして、駆動ベルト104により二次原反ロールRから送り出された紙材は所定の搬送経路を経過して、2枚の紙材が交互に折り畳まれてティシュー製品TSとされるようになっている。
薬液を含む衛生薄葉紙が巻かれた保湿ティシューペーパー用の原反の外周側に駆動ベルトを当接させ、この駆動ベルトにより前記原反の外周側から衛生用薄葉紙を繰出す際に発生する巻きずれを防止する方法であって、
原反の側端部に配置されてリング状に形成された金属製の円盤と、
原反の内周側寄りに配置されて円盤の内周側を原反に対して固定する固定部材と、
放射状に円盤に配置される放射補強部及び円盤の外周部分に配置される外周補強部により形成される補強部材と、
円盤の原反と対向する側の面に存在している弾性変形可能な弾性材と、
を有する巻きずれ防止材を、
弾性材が原反の側端部に接するように前記円盤を原反に押し付けるように固定して取付けた状態で、原反から衛生薄葉紙を繰出す、
ことを特徴とする。
本請求項の巻きずれ防止材によれば、リング状に形成された金属製の円盤の内周側を紙材が巻かれた原反に対して固定するための固定部材が、原反の内周側寄りに配置されている。また、放射状に円盤の配置される放射補強部及び円盤の外周部分に配置される外周補強部を有した補強部材により、この円盤が補強されることから、特に外周側が反ったりすることもなく、原反の側端部に密着してこの円盤が配置されることになる。
他方、原反の交換に伴って紙材の継目が削減できることから、損紙の発生量を削減し、加工歩留も向上することになった。
本請求項に係る巻きずれ防止方法は請求項1の発明と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、巻きずれ防止材が、円盤が原反側に押付けられた状態で、原反の支持軸に円盤の内周側を固定部材が取り付けることで、円盤の内周側を原反に対して固定し、
弾性材がゴム製とされるという構成を有している。
本請求項に係る巻きずれ防止方法は、請求項1の発明と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、巻きずれ防止材が、その円盤がアルミニウム製とされ、放射補強部及び外周補強部がアルミニウム製で円盤と一体的に形成されたという構成を有している。
つまり、本請求項によれば、円盤とすることで体積が大きくなるものの、円盤及び補強部材がアルミニウム製とされると共に、補強部材の放射補強部及び外周補強部が円盤と一体的に形成されたことで、必要な強度を維持しつつ軽量化が図られるようになった。
〔一次原反ロールの製造方法〕
一次原反ロールの製造方法の一例としてダブルフェルト方式を、図1を参照しつつ説明する。
図1に示すように、ワイヤーパートを経た湿紙Wがボトムフェルト111に載せられて移送され、その後、トップフェルト110及びボトムフェルト111に挟持されたまま、トップロール112とボトムロール113の間を通過し搾水される。その後、搾水された湿紙Wは、トップフェルト110に載せられた状態で、タッチロール116を介してヤンキードライヤー115の表面に付着させられる。そして、湿紙Wは、ヤンキードライヤー115によって乾燥され、ドクターブレード117により引き剥がされた後、巻き取られることで一次原反ロールJRとされる。
この抄紙に際しては、例えば、分散剤、乾燥紙力増強剤、湿潤紙力増強剤、柔軟剤、剥離剤、コーティング剤、苛性ソーダ等のpH調整剤、消泡剤、染料などの適宜の薬品を添加することができる。
なお、本一次原反ロールの製造方法においては、ドクターブレード117により引き剥がされた後でカレンダー手段118によって平滑化処理を施すこともできる。
一次原反ロールの製造方法としては他に、シングルフェルト方式がある。
図3に示すように、本発明に係るティシューペーパー製品用二次原反ロールRの製造設備X1(プライマシンX1)は、上述の製造方法などで製造された一次原反ロールJRを、少なくとも2つ以上セット可能とされており、プライ枚数と同じ本数の一次原反ロールをセットする。これらの一次原反ロールJRから繰り出した一次連続シートS1を、その連続方向に沿って積層して積層連続シートS2とするプライ手段51を有している。
ティシューペーパー製品用二次原反ロールRの製造設備X1には、積層連続シートS2をカレンダー処理するカレンダー手段52を一つ以上設けることもできる。
カレンダー手段52におけるカレンダーの種別は、特に限定されないが、表面の平滑性向上と紙厚の調整の理由からソフトカレンダー又はチルドカレンダーとすることが好ましい。ソフトカレンダーとは、ウレタンゴム等の弾性材を被覆したロールを用いたカレンダーであり、チルドカレンダーとは金属ロールからなるカレンダーの事である。
カレンダー手段52の数は、適宜変更することができる。複数設置すれば加工速度が速くとも十分に平滑化できるという利点を有する一方、一つであるとスペースが狭くとも設置可能であるという利点を有する。
二つ以上のカレンダー手段52を設置する場合、水平方向、上下方向、或いは斜め方向に並設することができ、また、これらの設置方向を組み合わせて配置しても良い。水平方向に並設すると、抱き角度を小さくなるため加工速度が高速とすることができ、上下方向に並設すると設置スペースを小さくすることができる。なお、ここで言う抱き角度とはロールの軸中心から見てシートが接している間(軸と直交する断面の円弧の一部)の角度を意味している。
カレンダー処理条件におけるカレンダー種別、ニップ線圧、ニップ数なども制御要因として抄紙を行うようにし、これらの制御要因は、求めるシートの品質すなわちシートの紙厚や表面性によって適宜変更することが好ましい。
また、カレンダー手段52の設置位置は特に限定されないが、プライ手段51の後段であって且つ薬液付与手段53の前段や、薬液付与手段53の後段であって且つコンタクトエンボス手段54の前段とすることができる。
積層連続シートS2に対して薬液を付与する薬液塗布工程は、薬液付与手段53により実行されるが、具体的には、この薬液付与手段53はそれぞれドクターチャンバー形式による2つの薬液付与部53A、53Bにより構成され、これら2つの薬液付与部53A、53Bにより薬液を付与するようにされている。そして、積層連続シートS2を700m/分以上で、好ましくは900m/分以上の速度で搬送しつつ、薬液とされるローション剤をこれら薬液付与手段53A、53Bによって両面の合計で1.5g〜5g/m2の塗布量で塗布している。
塗布量は、操業中にプライ後の薬液を塗布しない場合の各々のシート米坪と、対応する塗布した直後の各々のシート米坪との差異により算出した。
(塗布量g/m2)=(塗布直後の米坪g/m2)−(塗布しない場合の米坪g/m2)
両表層の塗布量、もしくは両面の塗布量の合計とは、プライされたティシューペーパーのシートの単位面積当たりの塗布量の合計であり、各シートの塗布量を加算したものとする。
具体的には、片面毎の塗布量を変えるだけでなく、フレキソ版の線数を15〜40線程度、頂点面積率を20〜40%程度の薬液が飛散しない程度に粗くすることが考えられ、このようにすることで、塗布直後はドット柄が残り、瞬間的に塗布部分と未塗布部分ができるようになる。
塗布する薬液について、粘度は高速加工を行う観点から40℃で1〜700mPa・sが望ましい。1mPa・sより小さいとアニロックスロール、刷版ロール、グラビアロール等のロール上で薬液が飛散しやすくなり、逆に700mPa・sより大きいと各ロールや衛生用薄葉紙への塗布量をコントロールしにくくなる。成分はポリオールを70〜90%、水分を1〜15%、機能性薬剤を0.01〜22%含むものとする。
機能性薬剤としては、柔軟剤、界面活性剤、無機および有機の微粒子粉体、油性成分などがある。柔軟剤、界面活性剤はティシューに柔軟性を与えたり表面を滑らかにする効果があり、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及び両性イオン界面活性剤を適用する。無機および有機の微粒子粉体は表面を滑らかな肌触りとする。油性成分は滑性を高める働きがあり、流動パラフィン、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコールを用いることができる。
また機能性薬剤としてポリオールの保湿性を助けたり、維持させる薬剤として親水性高分子ゲル化剤、コラーゲン、加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン、加水分解シルク、ヒアルロン酸若しくはその塩、セラミド等の1種以上を任意の組合せ等の保湿剤を加えることができる。
また機能性薬剤として香料、各種天然エキス等のエモリエント剤、ビタミン類、配合成分を安定させる乳化剤、薬液の発泡を抑え塗布を安定させるための消泡剤、防黴剤、有機酸などの消臭剤を適宜配合することができる。さらには、ビタミンC、ビタミンEの抗酸化剤を含有させてもよい。
上記成分のうち、グリセリン、プロピレングリコール等の多価アルコールを主成分とすることが、薬液の粘度、塗布量を安定させる上で好ましい。
薬液塗布時の温度は30℃〜60℃、好ましくは35℃〜55℃とすることが好ましい。
ティシューペーパー製品用二次原反ロールRの製造設備X1には、積層連続シートS2に対してコンタクトエンボスを付与するコンタクトエンボス手段54を設けることができる。そして、このコンタクトエンボス手段54により、積層連続シートS2に対して層間剥離を防止するライン状の接合部分であるコンタクトエンボスCEを形成するための接合工程が実行される。
尚、このコンタクトエンボスCEを施すコロ54Aと対向した側の面を外周側として前述の巻き取り手段56が、積層連続シートS2を巻き取ることになる。
なお、コンタクトエンボス手段54の設置箇所は特に限定されないが、薬液付与手段53の後段であって且つスリット手段55の前段や、カレンダー手段52の後段であって且つ薬液付与手段53の前段とすることが考えられる。つまり、カレンダー手段52の後段であって且つスリット手段55の前段の何れかの箇所で有ればよいことになる。
さらに、接合する為の手段としては上記例に限定されず、凸部の先端形状が、点状、正方形、長方形、円形、楕円形等の形状のものをコロとして用いても良く、凸部の先端形状が、細長い線状、細く斜めに伸びる線状等のものをコロとして用いても良い。
他方、凸部の配列としては等間隔が考えられるが、千鳥状としたり、等間隔としなくとも良く、また、凸部を1列に配置してコンタクトエンボスを連続して付与する他に、凸部を2列以上の複数列配置することも考えられる。そして、コンタクトエンボスを緊密に複数列付与するように凸部が配置された群を複数並べて、複数のコンタクトエンボス群を付与するようにしても良い。尚、接合工程としては、上記のように機械的に圧力を加えて接合する他に、超音波等の他の手段により接合しても良い。
一次連続シートS1の原料パルプは、特に限定されず、ティシューペーパー製品の用途に応じて適宜の原料パルプを選択して使用することができる。原料パルプとしては、例えば、木材パルプ、非木材パルプ、合成パルプ、古紙パルプなどから、より具体的には、砕木パルプ(GP)、ストーングランドパルプ(SGP)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、加圧式砕木パルプ(PGW)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、ブリーチケミサーモメカニカルパルプ(BCTMP)等の機械パルプ(MP)、化学的機械パルプ(CGP)、半化学的パルプ(SCP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)等のクラフトパルプ(KP)、ソーダパルプ(AP)、サルファイトパルプ(SP)、溶解パルプ(DP)等の化学的パルプ(CP)、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、ポリビニルアルコール(PVA)等を原料とする合成パルプ、脱墨パルプ(DIP)、ウエストパルプ(WP)等の古紙パルプ、かすパルプ(TP)、木綿、アマ、麻、黄麻、マニラ麻、ラミー等を原料とするぼろパルプ、わらパルプ、エスパルトパルプ、バガスパルプ、竹パルプ、ケナフパルプ等の茎稈パルプ、靭皮パルプ等の補助パルプなどから、一種又は数種を適宜選択して使用することができる。
また、紙厚(尾崎製作所製ピーコックにより測定)は2プライで80〜250μm、好ましくは100〜200μm、より好ましくは130〜180μmとされる。
次に、本発明に係るティシューペーパー製品用二次原反ロールRの製造方法の一例を説明する。本形態に係るティシューペーパー製品用二次原反ロールRの製造方法は、例えば、上述したティシューペーパー製品用二次原反ロールRの製造設備X1(プライマシン)を用いて行うことができる。
図3に示すように、本発明に係るティシューペーパー製品用二次原反ロールRの製造方法においては、プライ手段51で複数の一次原反ロールから繰り出される一次連続シートS1をその連続方向に沿って積層して積層連続シートS2とし(積層工程)、この積層連続シートS2に対して一対の薬液付与手段53で薬液を付与し(薬液塗布工程)、スリット手段55によって積層連続シートS2をティシューペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅となるようにスリットし(スリット工程)、次に、スリット工程でスリットされた積層連続シートS2を同軸で巻き取ってティシューペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅の複数の二次原反ロールRを、巻き取り手段56によって形成する。
薬液を積層連続シートの片面のみに塗布する場合、薬液の塗布は、巻きずれを起こしにくいことからS1への塗布がよい。塗布量は、1.5〜5.0g/m2とされ、好ましくは2.0〜4.5g/m2とされ、より好ましくは2.0〜4.0g/m2とされる。
上述のティシューペーパー製品用二次原反ロールRの製造設備、製造方法で製造された二次原反ロールRは、ロータリー式インターフォルダに二本セットされ、セットされた二次原反ロールRから二次連続シートを繰り出して折り畳むと共に積層することによってティシューペーパー束が製造される。以下では、そのロータリー式インターフォルダの一例について説明する。
ところで、前述したように、ティシューペーパー束30aを構成するティシューペーパーの紙の方向は、ティシューペーパーの積層方向に沿って縦方向(MD方向)となるため、図2(b)に示すように、ティシューペーパーTを収納箱Bから引き出す際には、その引き出し方向は、ティシューペーパーTの縦方向(MD方向)と沿うようになっている。
上記のように薬液が塗布された積層連続シートS2が、巻心に巻かれて二次原反ロールRが形成されることになる。そして、この二次原反ロールRは前述のように所定時間保持後にロータリー式インターフォルダにて折り畳まれて、多数の製品である収納箱B入りのティシューペーパーになる。
但しこの際、図示しない駆動源により回転される駆動ベルトが、このように一対の円盤72が取り付けられた二次原反ロールRに常時接する状態となるように、配置されることになる。そして、この駆動ベルトが回転するのに伴い二次原反ロールRが回転して、二次原反ロールRの外周側から巻き出されて連続する帯状の二次連続シートが、駆動ベルトにより安定した速度で送り出されるようになっている。
本実施の形態の巻きずれ防止材70によれば、リング状に形成された金属製であるアルミニウム製の円盤72の内周側を紙材である積層連続シートS2が巻かれた二次原反ロールRに対して固定するための固定部材96が、二次原反ロールRの内周側寄りに配置されている。そして、円盤72が二次原反ロールR側に押付けられた状態で、この固定部材96が円盤72の内周側を支持軸80に取り付けることで、円盤72の内周側を二次原反ロールRに対して固定することができる。
他方、二次原反ロールRの交換に伴って積層連続シートS2の継目が削減できることから、損紙の発生量を削減し、加工歩留も向上することになった。
72 円盤
74 補強部材
74A 放射補強部
74B 外周補強部
78 弾性材
82 コア部材
86 ベアリング
88 中間部材
92 ソケット
96 固定部材
Claims (3)
- 薬液を含む衛生薄葉紙が巻かれた保湿ティシューペーパー用の原反の外周側に駆動ベルトを当接させ、この駆動ベルトにより前記原反の外周側から衛生用薄葉紙を繰出す際に発生する巻きずれを防止する方法であって、
原反の側端部に配置されてリング状に形成された金属製の円盤と、
原反の内周側寄りに配置されて円盤の内周側を原反に対して固定する固定部材と、
放射状に円盤に配置される放射補強部及び円盤の外周部分に配置される外周補強部により形成される補強部材と、
円盤の原反と対向する側の面に存在している弾性変形可能な弾性材と、
を有する巻きずれ防止材を、
弾性材が原反の側端部に接するように前記円盤を原反に押し付けるように固定して取付けた状態で、原反から衛生薄葉紙を繰出す、
ことを特徴とする巻きずれ防止方法。 - 円盤が原反側に押付けられた状態で、原反の支持軸に円盤の内周側を固定部材が取り付けることで、円盤の内周側を原反に対して固定し、
弾性材がゴム製とされる請求項1記載の巻きずれ防止方法。 - 前記円盤がアルミニウム製とされ、
前記放射補強部及び外周補強部がアルミニウム製で円盤と一体的に形成されたものである請求項1または請求項2に記載の巻きずれ防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010163091A JP5669470B2 (ja) | 2010-07-20 | 2010-07-20 | 巻きずれ防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010163091A JP5669470B2 (ja) | 2010-07-20 | 2010-07-20 | 巻きずれ防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012025494A JP2012025494A (ja) | 2012-02-09 |
JP5669470B2 true JP5669470B2 (ja) | 2015-02-12 |
Family
ID=45778922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010163091A Active JP5669470B2 (ja) | 2010-07-20 | 2010-07-20 | 巻きずれ防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5669470B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6835282B1 (ja) * | 2020-06-26 | 2021-02-24 | 王子ホールディングス株式会社 | 衛生薄葉紙の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005343124A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Canon Finetech Inc | ロ−ル紙保持ユニット及び画像形成装置 |
JP5181859B2 (ja) * | 2008-06-17 | 2013-04-10 | 住友金属鉱山株式会社 | 巻ずれ防止冶具及びこれを用いたロール・ツー・ロール真空成膜装置 |
-
2010
- 2010-07-20 JP JP2010163091A patent/JP5669470B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012025494A (ja) | 2012-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2011080937A1 (ja) | ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法 | |
JP2013070954A (ja) | トイレットロールの製造方法及びトイレットロール製品 | |
JP5963231B2 (ja) | ティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5564247B2 (ja) | ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法 | |
JP4676552B1 (ja) | ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法 | |
JP5534895B2 (ja) | 巻きずれ防止材 | |
KR20120130187A (ko) | 티슈페이퍼 제품용 2차 원단 롤의 제조방법 및 티슈페이퍼 제품의 제조방법 | |
JP5669470B2 (ja) | 巻きずれ防止方法 | |
JP5736470B2 (ja) | ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法 | |
JP6025132B2 (ja) | ティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5528170B2 (ja) | 原反用ラック | |
JP5669459B2 (ja) | 巻きずれ防止材 | |
JP5689729B2 (ja) | 薬液塗布二次原反ロール用巻きずれ防止治具及び薬液塗布ティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5718009B2 (ja) | ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法 | |
JP5833293B2 (ja) | ティシュペーパーの製造方法 | |
JP5882575B2 (ja) | ティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5610982B2 (ja) | 薬液塗布二次原反ロールユニット及び薬液塗布ティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5653734B2 (ja) | ティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5550983B2 (ja) | 原反用保管庫 | |
JP5883040B2 (ja) | ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法 | |
JP5518464B2 (ja) | ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法 | |
JP5833295B2 (ja) | ティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5855810B2 (ja) | ティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5855809B2 (ja) | ティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5766938B2 (ja) | ティシュペーパー製品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140502 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5669470 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |