JP5718009B2 - ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法 - Google Patents
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Description
複数枚のティシュペーパーからなる束が収納箱内に収納され、その収納箱(カートン箱或いはティシュカートンとも称される)の一面に設けられた取り出し口からティシュペーパーを順次一枚ずつ引き出して使用するティシュペーパー製品はよく知られる(一枚を取り出すとそれに連続して次ぎの一枚が取出し口から引き出される形式をポップアップ式ともいう)。
薬液塗工タイプの製品は、花粉症やインフルエンザが流行する時期など洟をかむ機会が増える時期に需要が増加する傾向にあったが、近年では、表面の滑らかさや柔らかさ等の使用感における利点が評価され、季節、時期を問わずに使用されるようになってきており、その需要は拡大している。
薬液塗工タイプの製品に用いられる薬液は種々存在するが、大きく水及びポリオールを含む水系薬液、主に非水溶性のワックス等を含み常温で半固形である油系薬液に大別される。水系薬液は取り扱い性に優れ安価であるという特徴がある。
この両者の特質によって製造上の問題点等の課題において異なるところがある。
そして、安価、大量生産に適しているのは水系薬液である。
ティシュペーパー製品の製造の流れは次のとおりである。
まず、抄紙設備においてクレープを有する薄葉紙(クレープ紙とも称される)を抄造し、これを巻き取って一次原反ロール(一般にジャンボロールとも称される)を製造する。
ここで、ティシュペーパー製品に用いるティシュペーパー束を製造するにあたっては、マルチスタンド式(多連式)インターフォルダ(下記特許文献4、5)とロータリー式インターフォルダ(特許文献6、7)の2種のインターフォルダが使用されている。
しかし、上述のとおり需要拡大による生産量増加を考慮すると、薬液塗工ティシュペーパーにおいてもマルチスタンドインターフォルダでの製造が望まれる。
<請求項1記載の発明>
プライマシンにて一次原反ロールから繰り出した連続シートに薬液を塗工し、さらに薬液が塗工された薬液連続シートを巻取ってティシュペーパー製品用の薬液が塗工された二次原反ロールを製造する方法であって、
複数の一次原反ロールから繰り出される一次連続シートをその連続方向に沿って積層して積層連続シートとする積層工程と、
積層連続シートをティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅となるようにスリットするスリット工程と、
スリットされた各積層連続シートを同軸で巻取ってティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅の複数の二次原反ロールを形成する巻取り工程と、
刷版ロールとこれと対をなす圧胴ロールとを具備する印刷機により、搬送される前記一次連続シート又は積層連続シートに対して薬液を塗工する薬液塗工工程とを有し、
プライマシンの運転開始からから所定速度に達するまで連続的又は段階的に積層連続シート又は一次連続シートの搬送速度を速める過程の加速段階で、その速度に応じて刷版ロールと圧胴ロールとの距離を連続的又は段階的に近づけるように、刷版ロールと圧胴ロールとの間の距離を調整する、
ことを特徴とするティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
一次連続シート又は二次連続シートの搬送速度が所定速度となっている状態から、プライマシンの可動を停止させるべく、一次連続シート又は積層連続シートの搬送を連続的又は段階的に遅くする減速段階で、その速度に応じて刷版ロールと圧胴ロールとの間の距離を連続的又は段階的に離れさせるように、刷版ロールと圧胴ロールとの間の距離を調整する、請求項1記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
一次連続シート又は積層連続シートの搬送速度を速度検出手段により検出し、この検出された搬送速度に応じて刷版ロールと圧胴ロールとの間の距離を自動調整する請求項1又は2記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
前記薬液塗工工程が、前記積層工程の後であって、且つ、前記スリット工程の前に行われる、請求項1〜3の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
前記印刷機がフレキソ印刷機であり、薬液塗工がフレキソ印刷方式によるものである、請求項1〜4の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
前記所定速度が400m/分又はそれ以上である請求項1〜5の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
前記薬液がグリセリン及び水を含む水系薬液である請求項1〜6の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
B型粘度計にて測定した粘度が40℃で50〜300mPa・sである薬液を用い、その薬液を30℃〜60℃として、薬液塗工を行なう請求項1〜7の何れか1項のティシュペーパー用二次原反ロールの製造方法。
前記一次連続シートの坪量が1枚当たり10〜25g/m2であり、紙厚が2枚で120〜300μmである請求項1〜8の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
積層連続シートの積層数が2枚であり、坪量が2枚で20〜50g/m2であり、紙厚が2枚で80〜250μmである請求項1〜9の何れか1記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
刷版ロールと圧胴ロールとの間の距離を0.00〜0.25mmの間で調整する請求項1〜10の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
薬液塗工量を両面計で1.0〜5.0g/m2とする請求項1〜11の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
本発明においては、プライマシンにて積層連続シート或いは一次連続シートに対して薬液を塗工するにあたり、フレキソ印刷機、グラビア印刷機などの刷版ロール及び圧胴ロールを具備した印刷機を用いる。
このため、積層連続シート或いは一次連続シートの搬送速度が一定の場合には、一定量の薬液が積層連続シート或いは一次連続シートに塗工される。
すなわち、プライマシンは、巻き長さが長く重量の重い一次原反ロールから巻きだした連続シートを積層して巻取るという設備であることから、プライマシンの運転速度(連続シートの流れ速度)がトップスピードに達するまでに時間がかかるため薬液塗工量差が発生しやすい、ティシュペーパー原紙は、板紙などと比較して、低坪量であり強度が元来低く、薬液塗工に伴う強度低下が発生しやすい、特に水系薬液を使用すると、紙の厚み方向に浸透するためそれが極めて顕著となる、といったティシュペーパー用の二次原反ロールをプライマシンで製造すること特有の課題を解決するからである。
本発明にかかる薬液塗工二次原反ロールを製造するには、まず、図1に示す抄紙設備例X1により、一次原反ロールJR(ジャンボロールとも称される)を以下のようにして製造する。
ここで、一次原反ロール(一次原反シート)の原料となる紙料について説明すると、紙料は繊維原料としてパルプを主原料とするスラリー(パルプスラリー)に適宜の薬品を添加したものである。
抄紙設備X1で製造された一次原反ロールJRは、図2に示す二次原反ロールの製造設備X2(以下、プライマシンともいう)にて二次薬液塗工原反ロールRにする。
プライマシンX2は、一次原反ロールJRを2つ以上セット可能であり、各一次原反ロールJR,JRから繰り出した一次連続シート(図示例ではS11、S12)は、その連続方向に沿って積層して積層連続シートとする重ね合わせ部51に供給されるように構成されている。ここで重ね合わせ部51は一対のニップロールで構成され、各一次連続シートS11,S12を積層するとともに所定のニップ圧をもってニップして各一次連続シートを積層一体化ならしめる。
また、定常状態の搬送速度とは、プライマシン運転開始期の搬送速度の加速段階及びプライマシン運転停止期の搬送速度の減速段階を含まない意味である。
また、プライマシンにおける連続シートの搬送速度は、通常はどの位置でも大きく変わりがないので、搬送速度を決定する位置は限定されない。但し、本発明の趣旨からして少なくとも刷版ロールと圧胴ロールとの間を連続シートが通過する際の速度は少なくとも本発明における搬送速度である。
[薬液塗工工程]
本実施形態においては、プライマシンX2にて刷版ロール及び圧胴ロールを具備した印刷機90A,90Bにより、積層連続シートに対して薬液を塗工する。(以下、各印刷機90A,90Bについて同様の構成を説明するについては、刷版ロール94A(94B)のように一方を括弧書きで表記する場合がある)。より詳細には、図3から理解されるように、刷版ロール94A(94B)と圧胴ロール95A(95B)とが軸心方向が平行に配置され、かつ各ロール94A,95A(94B,95B)の周面が極めて近い距離をもって対となっている印刷機90A(90B)の前記圧胴ロール95A(95B)と刷版ロール94A(94B)との間を、前記圧胴ロール95A(95B)の周面上を巡るようにして積層連続シートS2を搬送させ、この圧胴ロール95A(95B)上を巡る積層連続シートに対して刷版ロール94A(94B)の周面を接触させ、その刷版ロール94A(94B)の周面上の付与された薬液を積層連続シートS2に転写して薬液を塗工する。
ここで、薬液塗工を行なうにあたっては、積層連続シートS2の搬送速度に応じて、前記刷版ロール94A(94B)と圧胴ロール95A(95B)との距離Lを調整する。具体的には、積層連続シートS2の搬送速度が所定速度又はそれ以上となっているときの刷版ロール94A(94B)と圧胴ロール95A(95B)との距離Lを一定距離とし、前記積層連続シートS2の搬送速度が所定速度よりも低速な場合に、刷版ロール94A(94B)と圧胴ロール95A(95B)との間の距離Lを前記一定距離よりも長距離となるように調整する。
上述のとおり印刷機90A,90Bとしてはフレキソ印刷機が望ましく、この例についてより具体的に図4〜9を参照して説明する。フレキソ印刷はアニロックスロール93A(93B)を介して刷版ロール94A(94B)に薬液を供給する。樹脂性の弾力性がある刷版ロール94A(94B)を用いるため積層連続シートS2の表面にクレープの多少の凹凸があっても印圧で調整可でありムラのない塗工が可能であり、特に700m/分以上、更に900m/分の高速塗工を行なっても薬液塗工積層連続シートS3にシワが入り難くなる。また、一つのロールで幅広い薬液の粘度に対応でき、管理、設備メンテナンスの点で利点があり、生産性向上の点でも優れる。
フキレソ印刷におけるドクターチャンバー形式を本発明に適用した形態例を図3〜図8を参照しながら説明する。各印刷機90A,90Bにおいては、薬液の入っているドクターチャンバー92A,92Bが回転可能なアニロックスロール93A,93Bと対向して配置されおり、ドクターチャンバー92A,92Bからアニロックスロール93A,93Bに薬液を受け渡すようになっている。また、このアニロックスロール93A,93Bと接し且つ積層連続シートS2の一面とも接する刷版ロール94A,94Bが回転可能に設置されていて、このアニロックスロール93A,93Bから刷版ロール94A,94Bに薬液を受け渡すようになっている。そして、積層連続シートS2を挟んでこの刷版ロール94A,94Bと対向する圧胴ロール95A,95Bとで積層連続シートS2に薬液を転写する。
次いで、フキレソ印刷における2ロール転写形式の形態例を図10を参照しながら説明する。本形態例でも、積層連続シートS2の表裏面に薬液Lを塗工すべく二つのフレキソ印刷機90A,90Bを用いた例で説明する。本形態例では各印刷機90A,90Bにおいて、薬液Lの入っている薬液タンク98A,98Bに回転可能な絞りロールでもあるディップロール92A,92Bが浸され、このディップロール92A,92Bが薬液タンク98A,98A外で回転可能なアニロックスロール93A,93Bに接しており、適当に薬液量が調整され量の薬液をアニロックスロール93A,93Bに受け渡す。薬液Lをアニロックスロール93A,93Bに受け渡すに、ディップロール92A,92Aを介することから2ロール転写方式と称される。ここで、ディップロール92A,92Aは薬液タンク98A,98Bから薬液Lを取り上げるとともに過剰な薬液をそのままアニロックスロール93A,93Bに受け渡さないようにする調整する役割を果たす。
次いで、フキレソ印刷における1ロール転写形式の形態例を説明する。この例は、前述の2ロール転写形式からディップロールを省略したものである(図面は省略する)。この場合、アニロックスロールが、それぞれ薬液タンクに浸されつつ回転可能に設置される。また、これらのアニロックスロールに対しては、アニロックスロール表面の薬液を掻き取るドクターブレードを設置する。このようなフレキソ1ロール転写形式は、メンテナンスが比較的容易であるという利点や、ブレードの摩耗や薬液中の紙粉等の異物の混入状態を容易に目視できるという利点を有している。
他方、プライマシンX2においては、重ね合わせ部51から巻き取り部56までの間にカレンダー部52を一つ以上設けて積層連続シートS2、あるいは薬液塗工積層連続シートS3をカレンダー加工することができる。
カレンダー部52におけるカレンダーの種別は、特に限定されないが、表面の平滑性向上と紙厚の調整の理由からソフトカレンダー又はチルドカレンダーとすることが好ましい。ソフトカレンダーとは、ウレタンゴム等の弾性材を被覆したロールを用いたカレンダーであり、チルドカレンダーとは金属ロールからなるカレンダーのことである。
次にコンタクトエンボス工程について述べる。図2及び図11に示すように、本発明の薬液塗工二次原反ロールRを製造するにあたっては、薬液塗工積層連続シートS3に対してコンタクトエンボスを付与することができる。コンタクトエンボスは、二枚の連続シート(プライ)の剥離をし難くするエンボス加工の一種である。
本実施形態における薬液塗工二次原反ロールRの製造設備(プライマシンX2)では、図2に示すようにコンタクトエンボス後には薬液塗工積層連続シートS3をティシュペーパー製品の製品幅にスリットするスリット工程を有する。
図2に示す態様のプライマシンを用い、坪量13.0g/m2、2枚での紙厚150μm、積層数2枚の積層連続シートの両面に2機の印刷機で薬液塗工を行なうこととして試験を行なった。
用いた一次原反ロールは、幅2,000mm、巻き長さ80,000mである。
薬液は組成、グリセリンを85%、界面活性剤と油剤を合わせて3%、水分を12%配合したものを用いた。薬液塗工時の薬液温度は40℃とし、このときの薬液の粘度は130mPa・sであった。
なお、加速時間は0m/分から1000m/分まで300秒、減速時間は1000m/分から0m/分までが80秒である。
実施例1と同様に図2に示す態様のプライマシンを用い、坪量13.0g/m2、2枚での紙厚150μm、積層数2枚の積層連続シートの両面に2機の印刷機で薬液塗工を行なうこととして試験を行なった。用いた一次原反ロール、薬液組成、薬液塗工時の薬液温度、薬液粘度、加速時間、減速時間についても、上記実施例1と同様である。
以上より、本発明によれば、搬送速度に関係なく薬液塗工量を一定にすることができ、皺の発生、断紙の発生、巻きズレの発生が防止される。
X2…プライマシン、S11 ,S12…一次連続シート、S2…積層連続シート、S3…薬液塗工積層連続シート、51…重ね合わせ部、55…スリット手段、56…巻き取り手段、90A,90B…印刷機、94A,94B…刷版ロール、95A,95B…圧胴ロール、L…薬液、92A,92B…ドクターチャンバー、91A,91B…ディップロール(絞りロール)、93A,93B…アニロックスロール、96…供給ホース、97…返送ホース、98…貯留タンク、98A,98B…薬液タンク、99…供給ポンプ、100…調整弁、101…吸引ポンプ、102…チャンバー部、103,104…ブレード、105…供給ホースとチャンバー部との接続部、106…返送ホースとチャンバー部との接続部、106a…孔部、106b…判別手段(チューブ)、106c…円筒状部、106d…センサ、106e…報知部、106…調整部、CE…コンタクトエンボス、54…コンタクトエンボス手段、54A…コロ(エンボスロール)、54B…受けロール、54C…エンボス凸部。
Claims (12)
- プライマシンにて一次原反ロールから繰り出した連続シートに薬液を塗工し、さらに薬液が塗工された薬液連続シートを巻取ってティシュペーパー製品用の薬液が塗工された二次原反ロールを製造する方法であって、
複数の一次原反ロールから繰り出される一次連続シートをその連続方向に沿って積層して積層連続シートとする積層工程と、
積層連続シートをティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅となるようにスリットするスリット工程と、
スリットされた各積層連続シートを同軸で巻取ってティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅の複数の二次原反ロールを形成する巻取り工程と、
刷版ロールとこれと対をなす圧胴ロールとを具備する印刷機により、搬送される前記一次連続シート又は積層連続シートに対して薬液を塗工する薬液塗工工程とを有し、
プライマシンの運転開始からから所定速度に達するまで連続的又は段階的に積層連続シート又は一次連続シートの搬送速度を速める過程の加速段階で、その速度に応じて刷版ロールと圧胴ロールとの距離を連続的又は段階的に近づけるように、刷版ロールと圧胴ロールとの間の距離を調整する、
ことを特徴とするティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。 - 一次連続シート又は二次連続シートの搬送速度が所定速度となっている状態から、プライマシンの可動を停止させるべく、一次連続シート又は積層連続シートの搬送を連続的又は段階的に遅くする減速段階で、その速度に応じて刷版ロールと圧胴ロールとの間の距離を連続的又は段階的に離れさせるように、刷版ロールと圧胴ロールとの間の距離を調整する、請求項1記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
- 一次連続シート又は積層連続シートの搬送速度を速度検出手段により検出し、この検出された搬送速度に応じて刷版ロールと圧胴ロールとの間の距離を自動調整する請求項1又は2記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
- 前記薬液塗工工程が、前記積層工程の後であって、且つ、前記スリット工程の前に行われる、請求項1〜3の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
- 前記印刷機がフレキソ印刷機であり、薬液塗工がフレキソ印刷方式によるものである、請求項1〜4の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
- 前記所定速度が400m/分又はそれ以上である請求項1〜5の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
- 前記薬液がグリセリン及び水を含む水系薬液である請求項1〜6の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
- B型粘度計にて測定した粘度が40℃で50〜300mPa・sである薬液を用い、その薬液を30℃〜60℃として、薬液塗工を行なう請求項1〜7の何れか1項のティシュペーパー用二次原反ロールの製造方法。
- 前記一次連続シートの坪量が1枚当たり10〜25g/m2であり、紙厚が2枚で120〜300μmである請求項1〜8の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
- 積層連続シートの積層数が2枚であり、坪量が2枚で20〜50g/m2であり、紙厚が2枚で80〜250μmである請求項1〜9の何れか1記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
- 刷版ロールと圧胴ロールとの間の距離を0.00〜0.25mmの間で調整する請求項1〜10の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
- 薬液塗工量を両面計で1.0〜5.0g/m2とする請求項1〜11の何れか1項に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
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