JP5668206B2 - クロロフィルcおよび/またはキサントフィルを分離精製する方法 - Google Patents

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本発明は、クロロフィルcおよび/またはキサントフィルを含有する試料からクロロフィルcおよび/またはキサントフィルを分離精製する方法に関する。
これまでフコキサンチン等のキサントフィルの分離精製は、従来は、担体として合成吸着樹脂を用いたカラムクロマトグラフィー(特許文献1)、再結晶(特許文献2)等の多段階の精製方法により単離されていた。
しかしながら、特許文献1に記載の精製方法では、キサントフィルの合成吸着樹脂への不可逆的吸着により収率が低下するという問題があった。また、特許文献2に記載の精製方法では、再結晶という方法の原理上、収率の向上には限界があり、更に冷却や濃縮等の操作に時間がかかるという問題があった。
一方、天然に多く存在するクロロフィルcは、クロロフィルc1、クロロフィルc2、クロロフィルc3の三種類が知られている。これらについては藻類を原料とする以下の精製方法が知られている(非特許文献1)。
これらのクロロフィルcの精製方法はいずれも薄層クロマトグラフィー(TLC、HPTLC)や高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を必要とするものであり、これらは分析用の手法であるため、ミリグラムスケールの分離しかできず、スケールアップが困難な方法であった。また、クロロフィルcは、有機酸であるため、一般的なカラムによる分離は困難であるだけでなく、カラム担体に不可逆的吸着が起こるため、収率が低下するという問題もあった。更に、クロロフィルcは一般的な抽出・精製の有機溶媒に対する溶解度が極めて低く、精製各段階における回収効率が極めて低いという問題点があった。
また、特にクロロフィルcとキサントフィルを共に含有する試料からキサントフィルを精製する場合、キサントフィルがクロロフィル類と混在しているとクロロフィル類が異性化を促進するため抽出混合物におけるクロロフィル類との一刻も早い分離が望ましい。また、クロロフィルaの分解物もクロロフィルcと同様の物理化学的性質を示すため、キサントフィルをクロロフィルcと分離できればクロロフィルaの分解物からも分離できる。
更に、クロロフィルcとキサントフィルは極性が高い等の物理的性質が類似しているため、通常は脂溶性のほかの光合成色素、クロロフィルaやβカロテンとの分離をまず行なってから更にクロロフィルcとキサントフィルを分離するという二段階の精製法になる。この精製法においてキサントフィルとクロロフィルc(およびクロロフィルaの分解物)は精製段階に行くまでは混在することとなり、キサントフィルの耐久性および収量が低下するという問題があった。
特開2001−523966号公報 特開2009−120494号公報
S. W. Jeffrey, "Preparation of chlorophyll standards", In: "Phytoplankton Pigments in Oceanography", Jeffrey,S. W., Mantoura, R. F. C., Wright, S. W. (Eds.), UNESCO 1997, Spain, pp.207-238.
従って、本発明の課題は、従来の方法では困難であった、クロロフィルcおよび/またはキサントフィルを含有する試料からクロロフィルcおよび/またはキサントフィルの分離精製を高収率で、迅速に行う方法を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、クロロフィルcおよび/またはキサントフィルを含有する試料に、特殊な固定相および移動相を用いた高速向流クロマトグラフィー(HSCCC)を行うことにより、クロロフィルcおよび/またはキサントフィルを高収率で、迅速に分離精製できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明はクロロフィルcおよび/またはキサントフィルを含有する試料に、メタノールまたはエタノール、アセトンまたは酢酸エチル、ヘキサンおよび水を混和して得られる2相系溶媒の上層を固定相および下層を移動相に用いた高速向流クロマトグラフィーを行うことを特徴とするクロロフィルcおよび/またはキサントフィルを分離精製する方法である。
本発明のクロロフィルcおよび/またはキサントフィルを分離精製する方法によれば、褐藻類等に含まれるクロロフィルcおよび/またはキサントフィルを高収率で、迅速に分離精製することができる。特にこの方法に用いられる高速向流クロマトグラフィーは、固定相が溶媒であるため、原理上担体(固定相)への不可逆的吸着が起こりえず、原則100%の回収率である。また、後述するが、分離に際して濃縮や乾燥の操作をほとんど経ずに抽出溶媒のまま分離を行うことができるため、操作も簡便である。
また、特に上記高速向流クロマトグラフィーを行うときの移動相に、イオン対試薬を添加することにより、分離能が高まるので、クロロフィルcおよび/またはキサントフィルを高純度で分離精製することができる。
更に、本発明のクロロフィルcおよび/またはキサントフィルを分離精製する方法では、これまでの方法では試料とすることが困難であった大型藻類を試料とすることもできる。また、クロロフィルcを濃縮や乾燥の操作をほとんど経ずに抽出溶媒のまま精製することが可能であるため、低溶解度による回収率の低下も回避できる。
実施例1で得られたHSCCCの溶出曲線である。 実施例1で得られたHSCCCの溶出曲線に認められたピークに該当する各フラクションのHPLCチャートである。 実施例2で得られたHSCCCの溶出曲線である。 実施例2で得られたHSCCCの溶出曲線に認められたピーク2に該当するフラクション9の吸収スペクトルである。 実施例3で得られたHSCCCの溶出曲線である。
本発明のクロロフィルcおよび/またはキサントフィルを分離精製する方法(以下、単に「本発明精製方法」という)に用いるクロロフィルcおよび/またはキサントフィルを含有する試料としては、前記成分を含有していれば特に限定されず、例えば、クロロフィルc2のみを含むアンフィジニウム・カーテラエ(Amphidinium carterae)、クロオモナス・サリーナ(Chroomonas salina)等の微細藻類、クロロフィルc1、c2等のクロロフィルc、フコキサンチン、ビオラキサンチン、アンテラキサンチン、ゼアキサンチン等のキサントフィルを含むオキナワモズク等のモズク、コンブ、ワカメ等の褐藻類等が挙げられる。これらの中でもクロロフィルcおよびキサントフィルを含むオキナワモズクが好ましく、特にその盤状体が好ましい。なお、オキナワモズクの盤状体は、例えば、特開2004−35528号公報に記載の方法により容易に得ることができる。
なお、試料は、後記する高速向流クロマトグラフィーを行う前に、抽出等し、粗精製物としてもよい。粗精製物の調製は、常法に従って行えばよく、例えば、試料をメタノール、アセトン、クロロホルム等の有機溶媒を用いて抽出を行い、得られた抽出物を、更に、乾燥物を高速向流クロマトグラフィーに用いる2相系溶媒の上層、下層または上層:下層=1:1(v/v)等の2相系溶媒を維持できる溶液、特に移動相に用いる下層に溶解しておくことが収率の点から好ましい。
本発明精製方法は、上記試料について、メタノールまたはエタノール、アセトンまたは酢酸エチル、ヘキサンおよび水を混和して得られる2相系溶媒、好ましくはエタノール:アセトン:ヘキサン:水=5:5:5:2(容量比)、メタノール:酢酸エチル:ヘキサン:水=5:5:5:2(容量比)の2相溶媒系、より好ましくはエタノール:アセトン:ヘキサン:水=5:5:5:2(容量比)の2相溶媒系の上層を固定相および下層を移動相に用いた高速向流クロマトグラフィーを行う。
本発明精製方法において、高速向流クロマトグラフィーは、上記固定相と移動相とを用いる以外には特に限定されず、クロロフィルcおよび/またはキサントフィルが分離精製できる条件を適宜採用して行えばよい。
具体的に、高速向流クロマトグラフィーをEASY PREP 320(カラム:コイルプラネット型、カラム容量:320ml:クツワ産業製)を用いて行う場合には、次のような条件で行うことができる。
カラム回転数:800〜1000rpm、好ましくは950rpm
固定相:上記2相溶媒系の上層
移動相:上記2相溶媒系の下層
流速:3〜6ml/分、好ましくは3mL/分
上記した本発明精製方法により、クロロフィルcおよび/またはキサントフィル、好ましくはフコキサンチン、ビオラキサンチン、アンテラキサンチン、ゼアキサンチン等を分離精製することができる。なお、ここで分離精製されたクロロフィルcおよび/またはキサントフィルの純度はHPLCおよび吸収スペクトルで測定することができる。
また、本発明精製方法において、特に、移動相となる2相系溶媒の下層にイオン対試薬を添加することにより高速向流クロマトグラフィーにおけるクロロフィルcおよび/またはキサントフィルのピークのテーリングを軽減し、ピーク分解能が高まるため好ましい。
上記で用いるイオン対試薬としては、酢酸アンモニウム、トリフルオロ酢酸、蟻酸、酢酸等が挙げられ、これらの中でも酢酸アンモニウムが好ましい。2相系溶媒の下層へのイオン対試薬の添加量は、例えば、0.5M〜20mM、好ましくは0.3M〜50mMである。
本発明精製方法で得られたクロロフィルcおよび/またはキサントフィルは、更に、カラム精製や再結晶を行い、純度を高めることができる。例えば、クロロフィルcにクロロフィルc1とc2の両方が含まれていて、それを分離する場合はHPLCあるいはカラムクロマトグラフィーを行えばよく、クロロフィルcにクロロフィルc2しか含まれない場合には再結晶だけでもよい。
上記した本発明精製方法により得られたクロロフィルcおよび/またはキサントフィルは、従来、クロロフィルcやキサントフィルが配合されていた各種医薬品、化粧品、飲食品等に利用することができる。
また、クロロフィルcについては、特に、色素増感太陽電池への応用、研究試薬等にも利用することができる
更に、キサントフィルについては、特に、脂肪組織における脂肪の燃焼を助けるので、脂肪燃焼用の飲食品、医薬品に利用することができる。
以下、本発明を実施例を挙げて詳細に説明するが、本発明は何らこれらの実施例に限定されるものではない。
参 考 例 1
試料の調製:
100mlの蓋付き瓶に、オキナワモズク盤状体9.87gと、メタノールとアセトンの混液(アセトン:メタノール=7:2(容量比))100mlを加え、氷で冷却しながら、1.5時間、900rpmで撹拌した。次にこれを10,000rpmで5分間遠心するのを1セットとして、これを4セット行った。遠心後に得られた上清を採取し、エバポレーターで乾燥させたところ、乾燥物と、乾燥しなかった粘性の高い黄色い溶液5mlが得られた。
上記で得られた乾燥物に、エタノール:アセトン:ヘキサン:水=5:5:5:2(容量比)を10ml添加し、完全に溶解させたところ、2層に分離した。この溶液を抽出液1とした。
また、上記で得られた黄色い溶液に、エタノール:アセトン:ヘキサン:水=5:5:5:2(容量比)を10ml添加し、完全に溶解させたところ、2層に分離した。この溶液を抽出液2とした。
実 施 例 1
HSCCCによるクロロフィルcおよびキサントフィルの分離精製(1):
参考例1で得られた抽出液1の下層の8mlを試料とした。この試料について以下の条件でHSCCCを行った。なお、HSCCCの固定相および移動相としては、ヘキサン:エタノール:アセトン:水=5:5:5:2(容量比)を混合後、2相に分かれた、上層を固定相および下層を移動相とした。また、各フラクションは手動で捕集した。このHSCCCの溶出曲線を図1に示した。
<HSCCC条件>
HSCCC装置:EASY PREP320(クツワ産業製)
カラム:セミプレップ320ml
カラム容量:320ml
流速:3.0ml/min
回転速度:960rpm
回転様式:縦型(コイルプラネット型)
送液ポンプ:Jasco PU−1580(日本分光製)
検出器:PDA(250−800nm)SPD−M10AVP(島津製作所製)
HSCCCの溶出曲線(図1)には、ピークが3つ認められた。次に、各ピークに該当するフラクションについて以下の条件でHPLCを行い、各ピークが何に由来するかを確認した(フラクション1〜6)。各フラクションのHPLCチャートを図2に示した。
<HPLC条件>
展開溶媒A:メタノール(0.1M酢酸アンモニウム):アセトニトリル:水=9/7/ 4(v/v)
展開溶媒B:酢酸エチル:アセトニトリル=7:3(v/v)
流速0.8ml/分
0−5分:展開溶媒A100%
5−25分:展開溶媒Aを100%から展開溶媒Bを100%へのリニアグラジエント
25分以降:展開溶媒B100%
フラクション1および2にはクロロフィルc1(Chl c1)およびc2(Chl c2)が認められ、フラクション3にはクロロフィルc1、c2およびフコキサンチン(Fx)が認められ、フラクション4および5にはフコキサンチンが認められ、フラクション6にはフコキサンチンおよびビオラキサンチン(Vx)が認められた。以上の結果から、ピーク1がクロロフィルcに基づくもの、ピーク2がフコキサンチンに基づくもの、ピーク3がビオラキサンチンに基づくものであることがわかった。そしてフラクション1および2を採取することによりクロロフィルcが分離でき、フラクション4および5を採取すればフコキサンチンが分離できることがわかった。
実 施 例 2
HSCCCによるクロロフィルcおよびキサントフィルの分離精製(2):
参考例1で得られた抽出液1の下層の1mlと、抽出液2の下層の9mlを混合したものを試料とした。この試料について、移動相としてエタノール:アセトン:ヘキサン:水=5:5:5:2(容量比)を混合後、2層に分かれた下層に、更に、酢酸アンモニウムを100mMとなるように添加したものを用いる以外は実施例1と同様の条件でHSCCCを行った。このHSCCCの溶出曲線を図3に示した。

HSCCCの溶出曲線にはクロロフィルcに基づくピーク1、フコキサンチンに基づくピーク2およびビオラキサンチンに基づくピーク3が認められた。特に実施例1と比べて、下層にイオン対試薬である酢酸アンモニウムを用いることにより、各ピークの分離が進んだ。また、回収したフコキサンチンに基づくピーク2を含むフラクション9を回収し、その吸収スペクトルを測定した(図4)。このスペクトルにはフコキサンチンの吸収スペクトルに基づく665nmにシャープな吸収帯が認められた。
実 施 例 3
HSCCCによるクロロフィルcおよびキサントフィルの分離精製(3):
参考例1の抽出液2と同様にして調製した抽出液の下層の10mlを試料とした。この試料について以下の条件でHSCCCを行った。なお、HSCCCの固定相および移動相としては、酢酸エチル:ヘキサン:メタノール:水=5:5:5:2(容量比)を混合後、2相に分かれた、上層を固定相および下層を移動相とした。また、移動相には酢酸アンモニウムを100mMとなるように添加した。更に、各フラクションは手動で捕集した。このHSCCCの溶出曲線を図5に示した。
<HSCCC条件>
HSCCC装置:EASY PREP320(クツワ産業製)
カラム:セミプレップ320ml
カラム容量:320ml
流速:3.0ml/min
回転速度:1000rpm
回転様式:縦型(コイルプラネット型)
送液ポンプ:Jasco PU−1580(日本分光製)
検出器:PDA(250−800nm)SPD−M10AVP(島津製作所製)
HSCCCの溶出曲線(図5)には、ピークが3つ認められた。各ピークに該当するフラクションの吸収スペクトルを測定したところ、ピーク1はクロロフィルc1、ピーク2はクロロフィルc2、ピーク3はフコキサンチンであった。この結果から、HSCCCの溶媒として酢酸エチル:ヘキサン:メタノール:水=5:5:5:2(容量比)を用いてもクロロフィルcおよびキサントフィルを分離精製できることがわかった。
本発明のクロロフィルcおよび/またはキサントフィルを分離精製する方法は、各種医薬品、化粧品、飲食品等に利用することができる純度の高いクロロフィルcおよび/またはキサントフィルを容易に得ることができる。

Claims (5)

  1. クロロフィルcおよびキサントフィルを含有する褐藻類に、エタノール、アセトン、ヘキサン、水を5:5:5:2(容量比)またはメタノール、酢酸エチル、ヘキサン、水を5:5:5:2(容量比)を混和して得られる2相系溶媒の上層を固定相および下層を移動相に用いた高速向流クロマトグラフィーを行うことを特徴とするクロロフィルcおよびキサントフィルを分離精製する方法。
  2. キサンフィルが、フコキサンチンである請求項1記載のクロロフィルcおよびキサントフィルを分離精製する方法。
  3. 更に、2相系溶媒の下層にイオン対試薬を添加する請求項1または2記載のクロロフィルcおよびキサントフィルを分離精製する方法。
  4. イオン対試薬が、酢酸アンモニウムである請求項記載のクロロフィルcおよびキサントフィルを分離精製する方法。
  5. クロロフィルcおよびキサントフィルを含有する褐藻類が、オキナワモズク盤状体である請求項1〜の何れかに記載のクロロフィルcおよびキサントフィルを分離精製する方法。
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