JP5664835B2 - プラズマシールド電縫鋼管の製造方法 - Google Patents
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Description
従来から酸化物を生成しやすい元素(Cr、Al、Ti、Siなど)を含有する鋼板を溶接して電縫鋼管を製造する場合、その溶接部にペネトレータと称する酸化物に起因する溶接欠陥が発生することが多い。このペネトレータが発生すると、靭性値(特に低温靭性値)、耐食性および冷間加工性を低下させる原因となっている。
水素は、非酸化性(還元性)効果があるだけでなく、熱伝達率が大きいためプラズマ作動ガスに水素を含有すると補助熱源作用を奏することが知られている。そのため、電縫溶接時のトータルの入熱量が低入力側にシフトすることは、水素添加の効果である。
Ar−N2−H2系プラズマ作動ガスにおいて、水素は熱伝達率が大きいため補助熱源作用があり、欠陥数が極小となる適正電縫溶接入熱レベルが低入力側にシフトする。
一方、水素を添加しないAr−N2系プラズマ作動ガスによるプラズマシールドでは、適正入熱量は水素添加した場合よりも大きくなる。その適正入熱量における欠陥数は、水素添加した場合の欠陥数とあまり相違がないことを確認した。
また、シールドのない溶接での適性入熱量は、水素添加しないAr−N2系ガスのときと同じレベルであることも確認した。このため、電縫鋼管の操業上の外乱によりシールドが溶接部から外れ無シールド状態となった場合であっても、欠陥数の増加は、水素添加のAr−N2−H2系にくらべ少なくなることを見出した。
さらに、水素添加量を増やすと、電縫溶接の適正入熱量は低熱量側へシフトすることから、無シールドでの適正入熱量に合致させるため、水素の微量添加により調整できることも見出した。発明者らの実験から、水素を1%以下含有させることで、操業上の外来により無シールド状態になったときの欠陥数の増大を最小限に抑制することができることを見出した。
前述したように、水素はプラズマ安定化を阻害する。従来は、50%以下であればプラズマにはあまり影響がないとされていた。しかし、本発明者らは、水素添加の効果を細かく分析し、水素(H2)添加をしないとプラズマの安定性は著しく向上し、層流のフレームが長くなることを見出した。特に水素の微量(0〜1%)添加領域ではその効果が大きく、H2含有量が1%を超えるとプラズマの縮退が著しくなりフレーム長が短くなる。近年の長フレーム化した層流プラズマでは、なおさらこの縮退は問題となる。したがって、安定したプラズマを得るためには、従来の当業者間の常識を覆し、H2を含有しないガス系にするか、含有しても1%を限度とすることを見出した。
Ar−N2−H2系プラズマ作動ガスにおいて、水素添加量を減少させると騒音レベルも低下することを見出した。特に、水素添加量が1%以下になると極端に騒音レベルが低下する(80dB以下)ことを見出した。これは作業環境の著しい改善をもたらすものである。
Ar−N2−H2系プラズマ作動ガスにおいて、前述したように水素の熱伝達率は大きいため、水素添加量の増加に応じてプラズマ作動ガスが接するプラズマガンの受ける熱負荷も増加する。それはプラズマガンの寿命低下につながっていた。逆に、水素添加量を減らせば、プラズマガンの熱負荷は減少し、プラズマガンの寿命延長につながることを見出した。
以上の知見から、本発明をなしたものであり、その要旨は以下のとおりである。
鋼板を管状に成形加工しその突合せ端面を溶接する際に、プラズマガンのカソードとアノードの間に供給したプラズマ作動ガスに電圧を印加してプラズマ生成し、そのプラズマで溶接部近傍をシールドするプラズマシールド電縫鋼管の製造方法において、
前記プラズマ作動ガスの成分が、体積%で、
N2が70%以上90%以下で、
残部Arおよび不可避的不純物であることを特徴とするプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
(2)
前記プラズマ作動ガス中に、さらに、H2が1体積%以下含まれていることを特徴とする(1)に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
即ち、鋼板を管状に成形加工しその突合せ端面を溶接する際に、プラズマガンのカソードとアノードの間に供給したプラズマ作動ガスに電圧を印加してプラズマ生成し、そのプラズマで溶接部近傍をシールドするプラズマシールド電縫鋼管の製造方法において、
前記プラズマ作動ガスの成分が、体積%で、
N2が70%以上90%以下、
H2が0%超で1%以下、
残部Arおよび不可避的不純物であることを特徴とするプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
(3)
前記プラズマが層流であることを特徴とする(1)または(2)に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
(4)
前記プラズマ作動ガスがカソード側から供給するカソードガスとアノード側から供給するアノードガスで構成されることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
(5)
前記アノードガスの成分がArおよび不可避的不純物であることを特徴とする(4)に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
(6)
前記アノードガスのガス流量が、前記プラズマ作動ガスのガス流量の5〜30%であることを特徴とする(4)または(5)に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
(7)
前記カソードガスのガス流量が8L/min以上30L/min以下であることを特徴とする(4)〜(6)のいずれか1項に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
本発明の付随的効果として、騒音レベルの低減、プラズマガンをはじめとする設備寿命の延長効果を得ることができる。
本発明者らは、プラズマ作動ガスについて再評価するにあたり、水素添加の効果を中心に評価した。水素には、非酸化作用(還元作用)だけでなく補助熱源作用による溶接入熱増加効果がある反面、プラズマを不安定化させる効果がある。プラズマシールドにおいては、プラズマの安定化が重要であることから、プラズマに悪影響をもたらす水素に着目した。
まず電縫鋼管の製造装置について、図5を用いて説明する。電縫鋼管は、鋼板を管状に成形加工しその突合せ端面を溶接することにより、連続的に製造される鋼管である。電縫鋼管の製造方法、製造装置はいろいろあるが、本発明においては特に方法、装置を限定しない。本願においては、図5の電縫鋼管の製造装置を例として説明する。
このとき、溶接部となる突合せ端面101に周囲の空気を巻き込まないように、プラズマガンTで発生させたプラズマによりプラズマシールドする。プラズマが溶接部を的確にシールするよう、プラズマガンTの配置は慎重に調整し、決定される。なお、221はエアーナイフであり、造管上流から溶接部近傍への水の流入を遮断させる効果がある。
次に、プラズマを生成するプラズマガンについて図6を用いて説明する。
最近のプラズマシールド溶接では、プラズマ長が長く、層流プラズマによるシールドが実現されている。層流プラズマによるシールドは、溶接部において空気の巻き込みが少ないため、ペネトレータ等の欠陥を抑制する。また、プラズマ長が長いと、溶接部から離れたところにプラズマガンを設置することができ、設備スペース的に有利である。反面、長い層流プラズマを安定して得ることは簡単ではない。本発明者らは、安定してプラズマ長の長い層流プラズマを得ることができるプラズマガンを開発した(特許文献3)。図6は、特許文献3で開示されたプラズマガンの構造の模式図である。このプラズマガンによれば、安定して長いプラズマ長の層流プラズマを得ることができる。本願においては、このプラズマガンによるプラズマを例として説明する。なお、本発明はこのプラズマガンによるプラズマに限定されるものではない。プラズマの性質上、特にプラズマガンの型式は問わないからである。
なお、本発明は、プラズマの生成方法、プラズマガンの型式などは限定しない。プラズマ作動ガスの成分の違いによるプラズマの性質の相違に着目しているからである。
鋼板:本発明の説明に使用する鋼板成分を表1に、また電縫鋼管の製造条件を以下に示す。
鋼板板厚:11.0mm
電縫鋼管径:外径168.3mm(φ168.3)
造管速度:15m/min(Vm=9.0m/min、V角5°)
前記実施条件は、本発明者らの経験上、電縫鋼管製造における代表的な条件を選択している。なお、本発明は、鋼板の成分、板厚等の鋼板性状および電縫鋼管の径、造管速度等の電縫鋼管性状および製造方法は限定されない。鋼板や電縫鋼管に関する製造条件に関する要因とプラズマ、特にプラズマ作動ガスによる要因とは独立して評価できるからである。
本発明は、プラズマ作動ガスの成分について抜本的に見直し、特に水素の影響について調査し、新たな知見を得たものである。ベースとなるプラズマ作動ガスは、後で解説するが、窒素(N2)成分を主体としたAr−N2−H2ガスを使用した。ガス成分(ガス成分(%)は、特に断りのない限り体積%にて示す。以下同じ。)はAr:20%、N2:80%を標準ガスとした。H2の添加効果をみるため、この標準ガスにおいてAr20%を固定し、H2の添加量を0.5%、1%、2%、3%、4%、14%と添加したときは、その分N2を79.5%、79%、78%、77%、66%と減少させた。また、H2無添加ガスとして標準ガス(Ar:N2=20%:80%)のほかに、Ar:N2=40%:60%、Ar:N2=30%:70%、Ar:N2=10%:90%、Ar:N2=5%:95%、および従来ガスとしてAr:N2=55%:45%を使用した。従来ガスは、特許文献1,2ともAr−N2系ガスは提唱しているものの実施例がなく、最適成分比も開示させれいないので、提唱仕様内で成分比を設定した。特に断りのない限り、Ar−N2ガスと記載した場合は20%Ar−80%N2の標準ガスを、Ar−N2−H2ガスと記載した場合は、前記した標準ガスをベースにH2添加量を変化させたガスを示す。
水素(H2)ガスは、熱伝達率が高いので、ガス全体の熱伝達率を向上させる効果がある。また、プラズマになったときに酸素キル作用(大気から巻き込んだ酸素を不活性にする作用)があり、プラズマ中に混入した酸素と結合し、酸化物の生成抑制効果がある。そもそも、水素は還元作用、つまり酸化抑制作用があるから、酸素キル作用とあいまって酸化物の生成抑制効果がある。しかし、水素はプラズマの安定性阻害作用があり、安定したプラズマが得にくいという欠点がある。
図1に、電縫溶接時の入熱量と欠陥率(欠陥面積率)の関係をプラズマ作動ガスごとに示す。ここで欠陥面積率(Defect area ratio)とは、溶接面積に対するペネトレータ(酸化物に起因する溶接欠陥。以下、特に断りのない限り単に欠陥と呼称する。)の面積率である。電縫溶接部にノッチ底部を一致させたシャルピー試験片を全面延性破壊になる温度(150℃)で破壊して欠陥面積を測定することで欠陥面積率が測定できる。
一方、水素を添加しないAr−N2系プラズマ作動ガスによるプラズマシールドでは、入熱量は水素添加した場合よりも大きくなる。その適正入熱量は1050kW程度になり、ここにおける欠陥数が極小値は、水素添加した場合とあまり相違がないことを確認した。
また、シールドのない(無シールド)溶接での適正入熱量は、水素添加しないAr−N2系ガスのときと同じレベル(1050kW程度)であることも確認した。
水素添加していないAr−N2系プラズマ作動ガスで欠陥数が極小となる最適溶接入熱量は、無シールドでの欠陥数が極小となる最適溶接入熱量より若干大きくなる。したがって、僅かながらでもH2を添加して適正入熱量を一致させることにより、操業上の外乱により無シールド状態となった場合に、欠陥の増加を最小限に抑えることができる。発明者らが実験により確認したところ、H2を1%添加したときの適正入熱量は、無シールドの適正入熱量とほぼ一致した。H2を1%添加することにより、無シールド時の欠陥生成抑制効果は最大となる。1%を超えて添加すると、その効果は低減されるだけでなく、以下に説明するその他の効果が得られないため、H2添加は1%以下に制限するとよい。
プラズマの安定化は、層流プラズマ長さ(プラズマの層流フレーム長さ)で評価することができる。もちろん、プラズマ長が長いほうがプラズマの安定性がよいということである。電縫鋼管の溶接では、設備的な取り合いの関係から、できるだけ長いフレーム長であって、安定したフレーム長であることが要求される。図2に、水素ガスの添加量(体積%)とプラズマ長の関係を示す。プラズマ長は、黒色幕を背景にし、目視により測定した。
したがって、安定したプラズマを得るためには、従来の当業者間の常識を覆し、H2を含有しないガス系にするか、含有しても1%以下に制限することを見出した。望ましくは、0.5%以下に制限するとよい。さらには、0.2%以下に制限するとよい。
一方、従来技術にて提唱されていたAr:N2=55%:45%では、層流化効果があまり得られないためか、プラズマ長は465mmと短くなった。
これは、Arが減少するとプラズマ安定化効果が得られにくくなることと、N2が減少することによりレイノズル数が大きくなり層流化が阻害されるためと考えられる。層流によるプラズマ長の長大化には、窒素(N2)の効果が大きいことがわかる。
次に騒音レベルについての評価を行った。図3に、プラズマガンの機側1mでの騒音(Noise)レベル(dB)の測定値とプラズマ作動ガス中の水素添加量の関係を示す。明らかに水素添加量と騒音との間には正の相関があることがわかる。さらに細かく分析すると、H2の添加量を5%以下にすることにより騒音レベルが著しく減少することがわかった。
騒音レベルの減少傾向は水素添加量が1%以下でサチュレートし、水素無添加の騒音レベルとほぼ同じとなることを確認した。本実施例においては、水素添加量1%以下で75dB以下となることを確認した。これは作業環境の著しい改善をもたらすものであり、産業上非常に有用な効果である。
なお、水素無添加のAr−N2系ガスでは、その成分の違いによる騒音の違いは確認できなかった。
次に、最も熱負荷のかかりやすいプラズマガン、特にアノードの寿命について検証した。寿命は、プラズマガンのアノード部品の交換周期を指標とした。
Ar−N2−H2系プラズマ作動ガスにおいて、前述したように水素の熱伝達率は大きいため、水素添加量の増加に応じてプラズマ作動ガスが接するプラズマガンの受ける熱負荷も増加する。それはプラズマガンの寿命低下につながっていた。逆に、水素添加量を減らせば、プラズマガンの熱負荷は減少し、プラズマガンの寿命延長につながると考えた。確かに水素添加による寿命低下傾向は明瞭であるが、水素添加量8〜15%レベルでは、アノード部品の劣化傾向は変化がなかった。しかし、着目すべきは、水素添加量5%以下となると顕著にアノード部品寿命が伸びることである。これは、水素含有量の減少とともに熱伝達率が下がり熱負荷が軽減傾向になったことと、プラズマの安定化による効果ではないかと推察する。水素添加量1%以下では、水素無添加のときと同等の寿命となっていることも確認できた。プラズマガンの装置寿命の観点からは、水素無添加とするか、水素を含有していても1%以下に制限するとよいことがわかる。
なお、水素無添加のAr−N2系ガスでは、その成分の違いによるプラズマガンの寿命の違いは確認できなかった。
以上の知見から総括すると、Ar−N2系ガスにおいて、水素無添加にすることにより;
(a)電縫鋼管製造上の外乱により溶接部からシールドが外れた無シールドとなった場合でも、欠陥増加を抑制することができ、生産上の尤度を確保することができる。
(b)プラズマが極端に安定化し、層流かつ長プラズマを得ることができ、安定したシールド効果を得ることができるだけでなく、設備的な尤度を確保できる。
(c)さらに、N2を60%以上にするとプラズマが層流化し易くなり、安定性が向上する。好ましくは、N2含有量を70%〜90%にするとよい。
(d)プラズマガンからの騒音レベルを80dB以下と、従来比40dB程度減少させることができ、製造現場での作業環境の著しい改善に貢献できる。
(e)プラズマガン、特にアノード部品の寿命が従来の10〜100倍に延びることから、設備の安定稼動、メインテナンス負荷の軽減、稼働率の向上などの効果が得られる。
(f)また、水素を添加しても1%以下にすることにより、操業上の外乱により無シールドとなった場合でも欠陥増加の抑制効果を得ることができるだけでなく、その他の効果も水素無添加のときとほぼ同等の効果を得ることができる。このことから、水素を添加した場合でも1%以下に制限すればよい。望ましくは、0.5%以下、さらに好ましくは0.2%以下に制限するとよい。
次に、前述したカスケード型プラズマガン(図6参照)を使用し、プラズマ作動ガスをカソードガスとアノードガスに分けて供給した。また、同じカスケード型であるがプラズマ径25mmのプラズマガンも用いて実施した。表3にカソードガス、アノードガスのガス種と流量を示す。
結果として、電縫鋼管溶接への影響は、どのガス流量でも問題はなかった。第1の実施態様と同様の結果であった。また、それぞれの口径での少量ガス流量時の水素添加の影響においても1%以下の添加では、僅かに(長さ比で5%程度)プラズマ長が減少したものの、水素無添加の場合と同様、電縫鋼管の溶接性には問題がなかった。
繰り返しになるが、本発明は、前述した実施態様に限定されるものでなく、いかなるプラズマガンにおいても適用可能であり、そのプラズマをシールドに用いるいかなる電縫鋼管製造装置にも採用できるものである。
11 (カソード)本体部
12 (カソード)陰極、
2 パイロット部材、
3 カスケード、
3A、3B、3C、3D、3E カスケード部材、
4 アノード、
6 サイドシールドモジュール
7 プラズマガンカバー
100 鋼板(管状に成形加工された鋼板)、
101 突合せ端面、
200 電縫鋼管の溶接装置、
201 スクイズロール、
210 トップロール、
220 ワークコイル、
221 エアーナイフ、
A カソードガス(プラズマ作動ガス)、
B アノードガス(プラズマ作動ガス)、
C プラズマ
D プラズマ
E サイドシールドガス
F 鋼板の搬送方向、
K 電縫鋼管
T プラズマガン、
Claims (10)
- 鋼板を管状に成形加工しその突合せ端面を溶接する際に、プラズマガンのカソードとアノードの間に供給したプラズマ作動ガスに電圧を印加してプラズマを生成し、そのプラズマで溶接部近傍をシールドするプラズマシールド電縫鋼管の製造方法において、
前記プラズマ作動ガスの成分が、体積%で、N2が70%以上90%以下で、
残部Arおよび不可避的不純物であることを特徴とするプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
- 前記プラズマ作動ガスが、さらにH2が1体積%以下含有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
- 前記プラズマが層流であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
- 前記プラズマが層流であることを特徴とする請求項2に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
- 前記プラズマ作動ガスがカソード側から供給するカソードガスとアノード側から供給するアノードガスで構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
- 前記アノードガスの成分がArおよび不可避的不純物であることを特徴とする請求項5に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
- 前記アノードガスのガス流量が、前記プラズマ作動ガスのガス流量の5〜30%であることを特徴とする請求項5に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
- 前記アノードガスのガス流量が、前記プラズマ作動ガスのガス流量の5〜30%であることを特徴とする請求項6に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
- 前記カソードガスのガス流量が8L/min以上30L/min以下であることを特徴とする請求項5に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
- 前記カソードガスのガス流量が8L/min以上30L/min以下であることを特徴とする請求項6に記載のプラズマシールド電縫鋼管の製造方法。
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