JP5664106B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に1燃焼行程中にメイン噴射を含む複数回の噴射が可能な多段噴射装置を有する内燃機関の制御装置に関する。
ディーゼルエンジン等の内燃機関(以下、エンジンという)の燃料噴射装置として、エンジンの各気筒内に燃料を供給すべく、コモンレール内に蓄圧した加圧燃料を、各気筒に対応して設けられた複数の燃料噴射制御弁を介して供給する蓄圧式の燃料噴射装置が知られている。
例えば、特許文献1には、この種の燃料噴射装置として、燃料加圧ポンプとコモンレールと燃料噴射制御弁とを備えた蓄圧式の燃料噴射装置が開示されている。
特開平10−30486号公報
蓄圧式の燃料噴射装置を有するエンジンにおいては、エンジンの低騒音や低スモークを同時に達成させるべく、エンジンの1燃焼行程中に燃料を複数回噴射する多段噴射が行われている。この多段噴射による燃料噴射パターンは、例えば図9(b)に示すように、エンジンの最高筒内圧が低い運転領域(図9(a)中の領域4等を参照)では、1燃焼行程中にプレ噴射やメイン噴射等を含む複数回の燃料噴射を行っている。一方、エンジンの定格点を含む最高筒内圧が高い運転領域(図9(a)中の領域1等を参照)では、1燃焼行程中にメイン噴射を1回のみ行うのが一般的である。
ところで、高負荷運転時等にエンジンを高過給とした場合、エンジンの出力が上がると同時に筒内圧も上昇することになる。そのため、エンジンの筒内圧が高くなるような高負荷運転時においては、シリンダヘッドやシリンダブロック及び、ピストン等の耐久性の観点から、エンジンの圧縮比を下げる必要がある。
しかし、エンジンの圧縮比を下げてしまうと、エンジンの熱効率が低下して、エンジンの燃費も悪化する可能性がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、その目的は、エンジンの高負荷運転時に筒内圧の上昇を抑制しつつ、エンジンの熱効率を効果的に向上させることにある。
上記目的を達成するため、本発明の内燃機関の制御装置は、1燃焼行程中にメイン噴射を含む複数回の噴射が可能な多段噴射装置を有する内燃機関の制御装置であって、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出に基づいて、前記内燃機関の運転状態が所定の高負荷領域の場合は、前記メイン噴射による燃料の噴射が少なくとも3段階に分けて行われるように前記多段噴射装置を制御する噴射制御手段とを備え、前記噴射制御手段は、少なくとも3段階に分けて行う前記メイン噴射による燃料の噴射のうち、1段目の噴射を前記内燃機関の上死点で行うとともに、1段目の噴射量を2段目以降の噴射量よりも小さくし、最終段目の噴射を上死点からクランク角度が10°進んだ時に行うように前記多段噴射装置を制御することを特徴とする。
また、前記噴射制御手段は、メイン噴射条件を予め噴射条件マップとして記憶させ、該噴射条件マップを参照することで内燃機関の運転状況に応じたメイン噴射条件を設定するようにしてもよい。
本発明の内燃機関の制御装置によれば、エンジンの高負荷運転時に筒内圧の上昇を抑制しつつ、エンジンの熱効率を効果的に向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置を示す模式的な全体構成図である。 本発明の一実施形態に係る内燃機関の正味平均有効圧(BMEP)とエンジン回転数との関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置において、メイン噴射を4〜6段階に分けた場合の燃料噴射量と噴射時期とを示す図である。 本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置による燃料噴射制御を示すフローである。 本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置による筒内圧とクランク角との関係を示す指圧線図である。 本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置によるP−V線図である。 本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置による熱発生率を示す図である メイン噴射による燃料噴射を1段階にした場合と3段階にした場合とを比較した図である。 従来の多段噴射装置による噴射パターンを示す図である。
以下、図1〜8に基づいて、本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置1について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置1は、図1に示すように、4個の気筒2a〜2dを備えたディーゼルエンジン(以下、エンジンという)2に適用される。また、このエンジン2には、1燃焼行程中にメイン噴射を含む複数回の燃料噴射が可能な多段噴射装置30が設けられている。
エンジン2の各気筒2a〜2dの吸気口には、図1に示すように、吸気弁(不図示)の開弁により吸気通路20を介して新気を導入する吸気マニホールド15が接続されている。また、エンジン2の各気筒2a〜2dの排出口には、排気弁(不図示)の開弁により排気通路26を介して排気ガスを排出する排気マニホールド16が接続されている。さらに、吸気マニホールド15と排気マニホールド16とは、排気ガスの一部を還流するEGR通路40によって連通されている。
吸気通路20には、図1に示すように、上流側から順にエアクリーナ25と、ターボ過給器23を構成するコンプレッサ23aと、インタクーラ22とが設けられている。また、排気通路26には、ターボ過給器23を構成するタービン23bが設けられている。
多段噴射装置30は、図1に示すように、電磁式の燃料噴射制御弁3a〜3dと、燃料噴射管4a〜4dと、コモンレール10と、サプライポンプ14とを備え構成されている。
燃料噴射制御弁3a〜3dは、エンジン2の各気筒2a〜2d毎に加圧燃料を直接噴射するもので、噴射孔を有する燃料噴射ノズル(不図示)と、燃料噴射ノズル内に摺動自在に収容された芯弁(不図示)と、芯弁を開弁方向に移動させる電磁弁(不図示)とを有する。また、燃料噴射制御弁3a〜3dは、燃料噴射管4a〜4dを介してコモンレール10に接続されている。そして、燃料噴射制御弁3a〜3dは、電磁弁に後述するECU50から制御信号(パルス信号)が出力されると、係る出力に応じて芯弁を駆動させることで、各気筒2a〜2dに適量の加圧燃料を噴射するように構成されている。
コモンレール10は、サプライポンプ14から供給される加圧燃料を畜圧するとともに、この畜圧した加圧燃料を燃料噴射管4a〜4dを介して燃料噴射制御弁3a〜3dへと分配する。
サプライポンプ14は、公知の高圧供給ポンプであって、図示しない燃料タンクから燃料を汲み取るフィードポンプや、コモンレール10への加圧燃料の吐出量を調整する電磁弁(不図示)等を備え構成されている。
エンジン回転センサ32は、エンジン2の回転数を検出するもので、図1に示すように電気配線を介してECU50に接続されている。
アクセル開度センサ33は、図示しないアクセルペダルの踏み込み量を検出するもので、図1に示すように電気配線を介してECU50に接続されている。
なお、本実施形態に係るエンジン回転センサ32とアクセル開度センサ33とは、本発明の運転状態検出手段を構成する。
ECU(Electric Control Unit:ECU)50は、本発明の噴射制御手段に相当するもので、公知のCPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、ECU50には、エンジン回転数センサ32、アクセル開度センサ33、クランク角度センサ(不図示)等の各種センサの出力信号がA/D変換された後に入力されるように構成されている。また、ECU50は、運転状態判定部51と、燃料噴射条件設定部52とを一部の機能要素として有する。なお、これら各機能要素は、本実施形態では一体のハードウェアであるECU50に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
運転状態判定部51は、エンジン回転センサ32の検出値(以下、回転数Nという)やアクセル開度センサ33の検出値(以下、アクセル開度Qという)等のエンジン2の運転状態を示すパラメータに基づいて、エンジン2の運転状態が所定の高負荷運転領域にあるか否かを判定する。ここで、所定の高負荷運転領域は、例えば図2に示すように、エンジン2の正味平均有効圧(Brake Mean Effective Pressure:BMEP)が上限閾値PMAXよりも高くなる運転領域に設定されている。すなわち、運転状態判定部51は、回転数Nが所定回転数NSより大きくなり、かつ、アクセル開度Qも所定開度QSより大きくなることで、BMEPが上限閾値PMAXより高くなるような運転領域の場合は、エンジン2の運転状態を所定の高負荷運転領域にあると判定する。一方、運転状態判定部51は、回転数Nが所定回転数NS以下になり、かつ、アクセル開度Qも所定開度QS以下となることで、BMEPが上限閾値PMAX以下になるような運転領域の場合は、エンジン2の運転状態を所定の高負荷運転領域にないと判定する。
燃料噴射条件設定部52は、運転状態判定部51の判定に応じて、多段噴射装置30による燃料噴射条件を設定する。エンジン2の運転状態が所定の高負荷運転領域にない場合は、エンジン2の運転状態とECU50に予め記憶された図示しない多段噴射の特性マップとに基づいて、1燃焼行程中に行うパイロット噴射,メイン噴射,アフター噴射等の各噴射条件(燃料噴射量,噴射開始時期等)を設定し、これら設定した噴射条件のパルス信号を燃料噴射制御弁3a〜3dの電磁弁に出力する。
一方、エンジン2の運転状態が所定の高負荷運転領域にある場合は、エンジン2の運転状態に応じた1燃焼行程中におけるメイン噴射の総噴射量Mを算出するとともに、メイン噴射による燃料噴射を3段階に分けて行うメイン噴射条件を設定する。そして、設定されたメイン噴射条件は、制御信号(パルス信号)として燃料噴射制御弁3a〜3dの電磁弁に出力されるように構成されている。ここで、本実施形態において、メイン噴射を3段階に分けて行うメイン噴射条件のうち、1段目の燃料噴射量は算出した総噴射量Mの約5%に設定され、その噴射時期(クランク角度)はクランク角度が限りなく0(ゼロ)に近い上死点近傍に設定されている。また、2段目の燃料噴射量は算出した総噴射量Mの約70%に設定され、その噴射時期(クランク角度)は上死点後の5°(5度)前後に設定されている。さらに、3段目の燃料噴射量は算出した総噴射量Mの約25%に設定され、その噴射時期(クランク角度)は上死点後の10°(10度)前後に設定されている。
なお、メイン噴射を分ける段数は必ずしも3段階に限られず、例えば4〜6段階など3段階以上にするものであれば、適宜変形して適用することができる。この場合、上死点近傍で行う1段目の燃料噴射量は以下の数式1で算出され、上死点近傍から上死点後10°(10度)の範囲で行う2段目以降の燃料噴射量は以下の数式2で算出される。
Figure 0005664106
Figure 0005664106
なお、数式1,2中のA及びBは、以下の数式3,4で算出される。また、数式3,4のnはメイン噴射を分ける段数(n≧3)を示し、kは燃料を噴射する順番(1≦k≦n)を示す。
Figure 0005664106
Figure 0005664106
また、上死点近傍から上死点後10°(10度)の範囲で行う2段目以降の噴射時期(クランク角度)は、以下の数式5で算出される。
Figure 0005664106
このように、メイン噴射を分ける段数を4段階以上にした場合の噴射時期と噴射量とを上述の数式1〜5に基づいて算出すると、図3の表1に示すような関係になる。いずれの場合も、上死点近傍で行う1段目の燃料噴射量は総噴射量Mの約3〜7%となり、2段目以降に行う燃料噴射量よりも小さく設定されることになる。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置1は、以上のように構成されているので、例えば図4に示すフローに従って以下のような制御が行われる。
ステップ(以下、ステップを単にSと記載する)100では、ECU50の運転状態判定部51によって、エンジン2の運転状態が所定の高負荷運転領域にあるか否かが判定される。回転数Nが所定回転数NSより大きく、かつ、アクセル開度Qも所定開度QSより大きくなり、BMEPが上限閾値PMAXより高くなるような運転領域の場合は、エンジン2の運転状態は所定の高負荷運転領域と判定されてS110へと進む。一方、回転数Nが所定回転数NS以下で、かつ、アクセル開度Qも所定開度QS以下となり、BMEPが上限閾値PMAX以下になるような運転領域の場合は、エンジン2の運転状態は所定の高負荷運転領域にないと判定されてS200へと進む。
S110では、燃料噴射条件設定部52により、3段階に分けて行うメイン噴射の総噴射量Mがエンジン2の運転状態に基づいて算出される。
S120では、燃料噴射条件設定部52により、S110で算出された総噴射量Mに基づいて、1〜3段目までのメイン噴射条件(各燃料噴射量,各噴射時期)が設定される。具体的には、上死点近傍で行う1段目の燃料噴射量は総噴射量Mの約5%に設定される。また、上死点後の5°(5度)前後で行う2段目の燃料噴射量は総噴射量Mの約70%に設定される。さらに、上死点後の10°(10度)前後で行う3段目の燃料噴射量は総噴射量Mの約25%に設定される。
S130では、S120で設定されたメイン噴射条件のパルス信号が、燃料噴射条件設定部52から燃料噴射制御弁3a〜3dの電磁弁に出力されて本制御はリターンされる。
一方、前述のS100において、エンジン2の運転状態が所定の高負荷運転領域にないと判定された場合は、S200で、燃料噴射条件設定部52によりエンジン2の運転状態と多段噴射の特性マップとに基づいて1燃焼行程中に行うパイロット噴射,メイン噴射,アフター噴射等の各噴射条件が設定される。
S210では、S200で設定された各噴射条件のパルス信号が、燃料噴射条件設定部52から燃料噴射制御弁3a〜3dの電磁弁に出力されて本制御はリターンされる。
上述のような構成により、本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置1によれば以下のような作用・効果を奏する。
エンジン2の運転状態が正味平均有効圧(BMEP)の高くなる所定の高負荷運転領域にある場合、多段噴射装置30によるメイン噴射の燃料噴射は3段階に分けられて噴射される。1段目は総噴射量Mの約5%の燃料が上死点近傍で噴射され、2段目は総噴射量Mの約70%の燃料が上死点後の5°(5度)前後で噴射され、3段目は総噴射量Mの約25%の燃料が上死点後の10°(10度)前後で噴射される。
このように、メイン噴射を3段階に分けて噴射した際のエンジン2の筒内圧とクランク角との関係を示す指圧線図を図5に示す。また、P−V線図を図6に示し、熱発生率を示す図を図7に示す。図5に示すように、メイン噴射を1段のみとした従来例(破線)に比べ、メイン噴射を3段階に分けた本実施形態の場合(実線)は、エンジン2の筒内圧の上昇が効果的に抑制されていることが分かる。また、図6に示すように、メイン噴射を1段のみとした従来例(破線)に比べ、メイン噴射を3段階に分けた本実施形態の場合(実線)は、P−V線図の面積が増加(図6中の領域A参照)していることから、エンジン2の出力であるトルクが効果的に増加していることが分かる。さらに、図7に示すように、メイン噴射を1段のみとした従来例(破線)では1燃焼行程中に熱発生が1回であるのに対して、メイン噴射を3段階に分けた本実施形態の場合(実線)は、1燃焼行程中に熱発生が3回あることが分かる。
すなわち、本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置1によれば、エンジン2の運転状態が所定の高負荷運転領域にある場合にメイン噴射の燃料噴射を3段階に分けて噴射することで、エンジン2の筒内圧が上昇することを効果的に抑制しつつ、エンジン2の出力を増加させることができる。
また、エンジン2の1燃焼行程中に熱発生が3回あり、エンジン2の熱効率も向上されるので、エンジン2の燃費を効果的に向上することができる。
ここで、メイン噴射を1段のみとした従来例と、メイン噴射を3段階に分けた本実施形態との比較例として、エンジン2の最高筒内圧,エンジン2の出力,エンジン2の燃費(BSFC),エンジン2から排出されるスモーク(FSN)を図8(a)〜(d)に示す。図8(a)〜(d)に示すように、メイン噴射を3段階に分けた本実施形態によれば、従来例に比べてエンジン2の最高筒内圧は下がり、エンジン2の出力は増加し、エンジン2の燃費(BSFC)は向上され、かつ、エンジン2から排出されるスモーク(FSN)も低減されていることからも、本発明の効果が分かる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上述の実施形態において、内燃機関の制御装置1は4気筒のエンジン2に適用されるものとして説明したが、単気筒やそれ以上の気筒を備えた複数気筒のエンジンにも広く適用することができる。
また、メイン噴射を4段階以上に分ける場合のメイン噴射条件(燃料噴射量、噴射時期)は、上述の数式1〜5で算出されるものとして説明したが、ECU50に図3の表1を予め噴射条件マップとして記憶させ、係る噴射条件マップを参照することでエンジン2の運転状態に応じた最適なメイン噴射条件を設定するようにしてもよい。
2 エンジン(内燃機関)
3a,3b,3c,3d 燃料噴射制御弁(多段噴射装置)
4a,4b,4c,4d 燃料噴射管(多段噴射装置)
10 コモンレール(多段噴射装置)
14 サプライポンプ(多段噴射装置)
30 多段噴射装置
32 エンジン回転センサ(運転状態検出手段)
33 アクセル開度センサ(運転状態検出手段)
50 ECU(噴射制御手段)
51 運転状態判定部
52 燃料噴射条件設定部

Claims (2)

  1. 1燃焼行程中にメイン噴射を含む複数回の噴射が可能な多段噴射装置を有する内燃機関の制御装置であって、
    前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    前記運転状態検出手段の検出に基づいて、前記内燃機関の運転状態が所定の高負荷領域の場合は、前記メイン噴射による燃料の噴射が少なくとも3段階に分けて行われるように前記多段噴射装置を制御する噴射制御手段とを備え
    前記噴射制御手段は、少なくとも3段階に分けて行う前記メイン噴射による燃料の噴射のうち、1段目の噴射を前記内燃機関の上死点で行うとともに、1段目の噴射量を2段目以降の噴射量よりも小さくし、最終段目の噴射を上死点からクランク角度が10°進んだ時に行うように前記多段噴射装置を制御す
    ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記噴射制御手段は、メイン噴射条件を予め噴射条件マップとして記憶させ、該噴射条件マップを参照することで内燃機関の運転状況に応じたメイン噴射条件を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
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