JP5663899B2 - 光硬化型液体インク、光硬化型液体インクの製造方法、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
光硬化型液体インク、光硬化型液体インクの製造方法、現像装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5663899B2 JP5663899B2 JP2010046449A JP2010046449A JP5663899B2 JP 5663899 B2 JP5663899 B2 JP 5663899B2 JP 2010046449 A JP2010046449 A JP 2010046449A JP 2010046449 A JP2010046449 A JP 2010046449A JP 5663899 B2 JP5663899 B2 JP 5663899B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid ink
- group
- photocurable liquid
- image
- colored resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Liquid Developers In Electrophotography (AREA)
- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
また、溶剤系インクを使用した場合、被印刷面が画質に与える影響が大きい。例えば、浸透性の被印刷面では滲みを生じ易く、非浸透性の印刷面では画像の定着が難しい。更に、被印刷面に形成したインク層が乾燥するまでにはある程度に時間が必要である。そのため、広い被印刷面に濃い画像を形成する場合、その流動性に起因してつぶれを生じ易い。即ち、この技術では高品質の印刷物を得ることは、必ずしも容易ではない。
更に、電子写真方式用液体インクとしては、特許文献3(特許第3442406号公報)には、硬化性液体として、特定粘度範囲、及び特定抵抗値範囲を有する硬化性液体ベヒクルが開示され、(メタ)アクリル変性シリコーンが例示されている。更に具体的にはシリコーン部は、特定のジメチルシロキサン単位を有する脂肪族または芳香族シロキサン鎖または環を有すると記載されている。また、特許文献4(特許第4150118号公報)には、硬化性体として、分子中に反応性シリコーン化合物を含有させることが開示され、反応性シリコーン化合物は、分子中にイソシアネート基、Si−H基、ビニル基、アミノ基、水酸基、エポキシ基、メタクリロキシ基などの官能基を分子中に有するシリコーン化合物、特に、実施例中にはメタクリル基を有するシリコーン化合物が記載されている。
前記硬化性液体が下記一般式(1)で示されるシリコーン化合物を含有することを特徴とする光硬化型液体インク。
(置換基A)
(置換基B)
(置換基B)
本発明者らは、下記一般式(1)示されるシリコーン化合物を含有する硬化性液体は、(メタ)アリロキシ基などの官能基を分子中に有するシリコーン化合物に比較して、非常に化学的に安定且つ安全性に優れた化合物であることに着目し、この硬化性液体を着色剤と共に含有する光硬化型液体インクとして使用することを検討した。
(置換基A)
光硬化型液体インクは、少なくとも着色剤と、光によって硬化する硬化性液体とを含有する。先ず、本発明の硬化性液体として必須成分である下記一般式(1)で示されるシリコーン化合物について説明する。
(置換基A)
−CH2−CH2−Z1
(但し、上記置換基Cの一般式中、Z1はC1〜C16のアルキル基を示す。)
Z1のC1〜C16のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、及びそれらの位置異性体などが挙げられ、その置換基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロピオキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ペプチルオキシ基、オクチルオキシ基、及びそれらの位置異性体などのアルコキシ基が挙げられる。
また、置換基を有するアルキル基としては下記置換基Dで示されるものが挙げられる。
(置換基D)
(置換基A−アルケニル体の製造)
着色剤は、硬化性液体中に、分散剤・分散安定剤等の添加物を用いて分散して使用することができるが、樹脂等により着色樹脂粒子を形成し、硬化性液体中に、必要に応じて分散剤・分散安定剤等の添加物を用いて分散する方が、光硬化型液体インクの均一性が優れていることにより、より好ましい。
例えば、乳化分散造粒法は、酸性基を有する樹脂を非水溶性有機溶媒に溶解させてなる樹脂溶液を水系連続相中に乳化分散させてO/W型エマルジョンを形成し、攪拌しながらO/W型エマルジョンより有機溶媒を除去し、樹脂粒子を析出する方法である。また、コアセルベーション法は、酸性基を有する樹脂を水溶性溶剤に溶解し、この樹脂溶液を酸性基を有する樹脂に対して貧溶媒(水系連続相)中に、攪拌しながら、滴下する方法である。この場合、樹脂中又は該樹脂含有の分散液中には、着色剤の他、必要に応じて、分散剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤など各種添加剤を均一に溶解、分散するようにしても良い。これらによれば工程が単純化され比較的簡単な操作で樹脂粒子が得られる。従って、生産効率が向上すると共にコストダウンを図ることができる。
相対標準偏差(CV値(%))=(sd/m)×100 (1)
(上記数式中、sdは粒子径の標準偏差を、mは平均径を示す。)
なお、上記sd、及びmは、粒径アナライザー(FPAR−1000:大塚電子社製)による動的光散乱法により得られる数値である。
本発明においては、表面に酸性基を有する着色樹脂粒子の酸価に対して当量値のエポキシ変性シリコーンオイル化合物及び/又はエポキシ基を有する長鎖アルキル化合物が加えられて、酸性基とエポキシ基の反応がほぼ定量的に行われ、硬化性液体中に拡散していくため、常に新しい酸性基が露出し、反応が進行する。このため、表面に酸性基を有する着色樹脂粒子はその表面に酸性基が統計学的に均一な状態にあると考えられることから、前記酸価は酸性基の量を示すものとみることもできる。
水系溶媒を調整する際の親水性有機溶媒の割合は水系溶媒に対して50重量%以下が好ましい。親水性有機溶媒の割合が50重量%を超えると生成する着色樹脂粒子の合着が起こることがあり、粒子径、及び粒径分布を制御できなくなる場合がある。
製造された着色樹脂粒子の酸価(mgKOH/g)としては3〜200なる範囲内が好ましい。酸価が3以下であると、次工程でのエポキシ基変性シリコーン化合物及び/またはエポキシ基を有する長鎖アルキル化合物による化学修飾において反応が制限され、着色樹脂粒子表面のシリコーン基、及び/または長鎖アルキル基の機能が充分に発揮されず、良好な分散性・分散安定性が得られず、酸価が200以上であると、殆ど特性の向上が見られず、着色樹脂粒子表面のシリコーン基の機能、及び/または長鎖アルキル基が飽和に達しているものと思われる。
酸性基を有する着色樹脂粒子を作製する際には、必要に応じて、界面活性剤を添加してもよい。界面活性剤の配合量は、樹脂100重量部に対して、0.1〜5重量部とすることが好適である。界面活性剤としては特に限定されるものではないが、下記のイオン性及び非イオン性界面活性剤が好適に用いられる。
有機顔料としては、従来公知の顔料が使用可能で、どのような顔料でも使用することができるが好適な有機顔料としては、例えば、アニリンブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロリド、銅フタロシアニン、マラカイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ローズベンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1,C.I.ピグメント・レッド122,C.I.ピグメント・レッド57:1,C.I.ピグメント・レッド184,C.I.ピグメント・イエロー97,C.I.ピグメント・イエロー12,C.I.ピグメント・イエロー17,C.I.ソルベント・イエロー162,C.I.ピグメント・イエ
ロー180,C.I.ピグメント・イエロー185,C.I.ピグメント・ブルー15:1、C.I.ピグメント・ブルー15:3等を挙げることができる。
無機顔料としては、従来公知の顔料が使用可能できる。どのような顔料でも使用することができるが好適な無機顔料としては、例えば、カーボンブラック、酸化チタン、ベンガラ、フェライト、マグネタイト等が挙げられる。
これらの着色剤は所望に応じて、単独又は複数を選択併用することが可能である。
また本発明に係わる着色樹脂粒子(表面に酸性基を有する着色樹脂粒子を含む)のガラス転移点(Tg)は特に制限されないが、好ましくは50〜120℃の範囲である。また本発明に係わる樹脂粒子の分子量は特に制限されないが、好ましくは質量平均分子量で2000〜50000である。
表面処理された着色樹脂粒子は、上述したような表面に酸性基を有する着色樹脂粒子を、エポキシ基変性シリコーン化合物及び/またはエポキシ基を有する長鎖アルキル化合物を用いて化学修飾することにより得られる。化学修飾は、主に着色樹脂粒子の表面上の酸性基とエポキシ基の化学反応によるもので、シリコーン基及び/または長鎖アルキル基を着色樹脂粒子の表面にエステル基を介して直接結合させることにより、このシリコーン基及び/または長鎖アルキル基が着色樹脂粒子を被覆し、着色樹脂粒子間の凝集、融着等を生じることなく、着色樹脂粒子が良好な分散性・再分散性、及び長期に亘る分散安定性を達成することができる。前記エポキシ変性シリコーン化合物、及び/またはエポキシ基を有する長鎖アルキル化合物は、前記表面に酸性基を有する着色樹脂粒子の酸価に対して、1〜5当量添加して化学修飾することが好ましい。
更に本処理は必要に応じて加熱下で行うこともでき、室温より80℃、好ましくは室温より50℃である。
光硬化型液体インクは、少なくとも着色剤と、光によって硬化する硬化性液体とを含有し、該硬化性液体が一般式(1)で示されるシリコーン化合物を含有する。
本発明による光硬化型液体インクの製造は、(i)加工着色剤(表面に酸性基を有する着色樹脂粒子)を硬化性液体中でエポキシ変性シリコーン化合物、及び/またはエポキシ基を有する長鎖アルキル化合物を用いて化学修飾するする方法、(ii)有機溶媒中で加工着色剤(表面に酸性基を有する着色樹脂粒子)を、エポキシ変性シリコーン化合物、及び/またはエポキシ基を有する長鎖アルキル化合物を用いて化学修飾することにより得られる着色樹脂粒子を作製後、有機溶媒を除去、或いは濾過により表面処理された着色樹脂粒子単体を分取後、硬化性液体に再度分散する方法があるが、本発明の光硬化型液体インクの製造においては、(i)法である「前記表面処理された着色樹脂粒子作成を硬化性液体中で、1ステップで行う方法」が有効である。これは、表面に酸性基を有する着色樹脂粒子のエポキシ変性シリコーン処理(反応)、及び/またはエポキシ基を有する長鎖アルキル処理(反応)は、結果的にエステル基、及びアルコール性のOH基が生成するのみで、他に添加物(触媒等)の必要もなく、光硬化型インクの液物性に与える影響は非常に少ないことに起因している。
ル好適に使用することができる。
これらはそれぞれ単独で用いても良いし二以上兼用しても良い。光重合開始剤量は、通常は光硬化型液体インク総量に対して0.05重量%〜20重量%、好ましくは0.2重量%〜15重量%の範囲で用いることが好ましい。これら光重合開始剤は像の現像前、または現像後に添加することが出来る。
特に、重合禁止剤は、光硬化型の電気絶縁性液体の官能性不飽和基を持ったモノマー或いはオリゴマーが熱などにより反応しないように添加されるものである。重合禁止剤としては、2,6−ジ−tert−ブチル−4−クレゾール、アントラキノン、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテルなどが挙げられる。これらを単独、或いは二種以上併用しても良い。
更に、ゼータ電位に起因する分散安定の目的で、電子写真方式用光硬化型インクで例示した電荷制御剤を添加しても良い。電荷制御剤は一種単独で使用しても良く、二種以上を併用しても良い。
本発明の光硬化型液体インクによる像の形成後、形成された液体インク像に光照射して液体インク像上の硬化性液体を固化させる。光硬化は、記録媒体に転写前、または転写後に行うことができる。転写前光照射は、形成した液体インク像を転写前に部分的に硬化させ、形成した液体インク像に表面粘着性を与え、記録媒体への転写を促進する(粘着転写法)。更に転写後の光照射により硬化が進行し、液体インク像の記録媒体への接着を大いに促進することが出来る。光硬化は公知の適当な方法により行うことが出来、光重合開始剤を用いる場合、硬化は紫外線のような活性エネルギー線により開始剤が感応性である波長の活性エネルギー線を液体インク像に照射、露光させることによって行う。
しかしながら、現在環境保護の観点から水銀フリー化が強く望まれており、GaN系半導体紫外光デバイスへの置き換えは産業的、環境的にも非常に有用である。更に、LED(light emitting diode)(UV−LED)、LD(UV−LD)は、小型、高寿命、高効率であり、光硬化型液体インク用光源として期待されている。
液体インクを用いてグラフィックアート、サイン、ディスプレイ、ラベル等の画像を形成する際には、当然のこととして高い生産性が求められる。また、記録媒体上に付与された液体インクはその流動性によって記録媒体上を移動し、流れ、滲み、弾きといった画像品質に不具合を生じることがある。これを低減、防止するためにも光照射によって迅速に硬化し記録媒体上で定着する性質が非常に重要である。
液体インクを記録媒体に付与するにあたり、高速で駆動するためには比較的低粘度で、しかも着色剤、或いは着色樹脂粒子の分散性・分散安定性の優れた液体特性が好ましいとされている。また同時に、近年の高画質化で着色剤、或いは着色樹脂粒子の小粒径化が望まれており、これら低粘度、高分散性、小粒径化など、相反する性質が高度に、且つ複合して満たされることが重要である。
硬化膜に求められる特性には大きく3つに分けられる。1つは硬化膜の強度である。ディスプレイやラベル等に用いられる場合、ユーザーによる擦り、引っ掻き、筆記、また砂塵の影響等により画像にダメージが与えられることがあり、それに対し画像を保つための膜強度が必須となる。またもう1つは記録媒体に対する密着力である。様々な環境に晒されたり、丸め、折り曲げ等の力を受けることによって画像が記録媒体から浮いたり剥がれたりするようなことがあってはならず、そのために硬化膜が記録媒体に対して強く均一に密着することが求められている。更にもう1つは硬化膜のべたつきである。例えば、硬化後の膜が糊状のべたつきを有していると、画像同士のくっつきや汚れの吸着等が起こり、画像としての価値が著しく損なわれかねない。従って、硬化膜のべたつきの少ない皮膜となることも重要な特性である。
液体インクは、通常のインクと同様に、市場に流通し、貯留され、また装置内に滞留する可能性がある。従って、社会通念上許容できない範囲の短時間において成分が分解したり、増粘、硬化などを起こし性能を損なうことは避けなければならない。もちろん、硬化特性が充分持続することも重要な特性の1つである。また、通常これらの液体インクは分散剤、或いは分散安定剤などの各種添加物と混合されて使用する場合が多いが、その際その添加物と反応して本来の特性が損なわれるようなことがあってはならない。
接離可能な可動板部材13と可動板部材13を実線で示すクリーニング位置と破線で示す退却位置とに切換えるアクチュエータ71とで構成される。アクチュエータ71はソレノイドであり、その駆動出力は制御手段64の指令を受けた駆動回路72より出力される。
以上のようにして記録媒体P上に着色樹脂粒子を含む着色画像が適切に定着されて着色画像が記録媒体P上から剥離することを確実に防止されるようになっている。
図2に示すカラー画像を形成する電子写真方式の画像形成装置200は、矢印A方向に回転する像担持体としてのドラム状の光導電体101と、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの光硬化型液体インクを供給する液体インク供給手段40Y、40M、40C,40Bを有する現像装置5と、駆動ローラ115a、支持ローラ115b、115cに張架されて矢印F方向に移送される無端状の中間転写ベルト112とを備えている。
以上のようにして記録媒体P上に着色剤を含む着色画像が適切に定着されて着色画像が記録媒体P上から剥離することを確実に防止されるようになっている。
また、静電加速型インクジェットは、基本的にインクジェットヘッドのノズルがないので、着色樹脂粒子径に制約がないので、電子写真方式用光硬化型インク、及びピエゾ圧電方式、シェアモードピエゾ圧電方式用光硬化型液体インクのいかなる液体インクも使用可能である。
先ず、液体インクの評価に用いる方法と装置を下記に示す。
・測定装置:粒径アナライザーFPAR−1000(大塚電子社製)試料:1.0重量%水溶液で測定した。
(酸価の測定)
・JIS K0070に従って測定した。
(粘度の測定)
・回転粘度系により測定した25℃における値を示す。
(塩析法による表面に酸性基を有する着色樹脂粒子の作製)
予め、水350.2部、1N−水酸化カリウム9.17部、及びカルボキシル基を有するスチレンアクリル樹脂(UC−3900、Mw=4600、酸価=112mgKOH/g、Tg=60℃:東亞合成社製)50部よりなる10重量%のUC−3900水溶液を用意しその10重量%のUC−3900水溶液240部、フタロシアニンブルー(C.I.ピグメントブルー15:3)10部を、2mmφジルコニアボールにて12時間ボールミル処理し、ボールミル着色剤分散液を作成した。
この粒子の粒度分布測定を行ったところ、平均粒径:1.7μmであり、その相対標準偏差(CV値)は28%であった。酸価は52mgKOH/gであった。
(塩析法による表面に酸性基を有する着色粒子の作製)
予め、水537.68部、1N−水酸化カリウム92.32部、及びカルボキシル基を有するアクリル酸エステル/アクリル酸共重合樹脂(UC−3000、Mw=10000、酸価=74mgKOH/g、Tg=65℃:東亞合成社製)70部よりなる10重量%のUC−3000水溶液を用意し、その10重量%のUC−3000水溶液120部、及びフタロシアニンブルー(C.I.ピグメントブルー15:3)3部を、2mmφジルコニアボールにて12時間ボールミル処理し、ボールミル着色剤分散液を作成した。
この粒子の粒度分布測定を行ったところ、平均粒径:0.8μmであり、その相対標準偏差(CV値)は32%であった。酸価は38mgKOH/gであった。
(塩析法による表面に酸性基を有する着色粒子の作製)
上記合成例I−1で作成した10重量%のUC−3900水溶液120部、及びフタロシアニンブルー(C.I.ピグメントブルー15:3)3部を2mmφジルコニアボールにて12時間ボールミル処理し、ボールミル着色剤分散液を作成した
この粒子の粒度分布測定を行ったところ、平均粒径:0.11μmであり、その相対標準偏差(CV値)は25.4%であった。酸価は65mgKOH/gであった。
(コアセルベーション方法によるトナー粒子の作成)
温度計と環流冷却器とを装着した容器に、分岐鎖脂肪族炭化水素アイソパーG(エッソ石油社製)800部、トルエン480部、エタノール300部を投入し、更にエチレン・酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物(デュミランC−2280、武田薬品工業社製)66.7部、フタロシアニンブルー(C.I.ピグメントブルー15:3)13.3部、及びリン酸エステル系界面活性剤(プライサーフAL、第一工業製薬社製)8部を加えて、70℃で3時間加熱下高速攪拌し、フタロシアニンブルーの分散液を作製した。
この粒子の粒度分布測定を行ったところ、平均粒径:2.3μmであり、その相対標準偏差(CV値)は320%であった。
(上記一般式(1)で示されるシリコーン化合物の合成)
攪拌機、温度計、環流冷却器、滴下ロート、及び窒素導入管を装着した500mlの容器に、置換基Aのアルケニル化合物である桂皮酸アリルエステル(東京化成社製)116.2部、安定剤2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(BHT:東京化成社製)0.14部、トルエン50部、及び2%白金/1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体のキシレン溶液(Aldrich社製)1.18部を窒素気流下、攪拌しながらメチルハイドロジェンシリコーン化合物(ポリ(ジメチルシリコーン/メチルヒドロシリコーン(モル比50%)共重合体、分子量:約950、Aldrich社製)100部、及びトルエン50部からなる溶液を30分を要して滴下し、更に、徐々に加温しながら100℃にて4時間反応を行い、放冷後、80℃で10mmHgの減圧下で溶媒、及び原料を留去し(ストリッピング処理)、赤外線吸収スペクトルにてSi−Hの吸収(2155cm−1)の消失を確認し、目的の側鎖ペンダントに桂皮酸エステルセグメントを有するシロキサン化合物(M1)を213.4部(98.7%)得た。
(上記一般式(1)で示されるシリコーン化合物の合成)
合成例II−1において、桂皮酸アリルエステル(東京化成社製)116.2部の代わりに、桂皮酸アリルエステル(東京化成社製)58.1部、及び1−デセン(東京化成社製)43.3部に代えた以外は合成例II−1と同様に反応、処理を行い、目的の側鎖ペンダントに桂皮酸エステルセグメント/デカン(長鎖アルキル基)を有するシロキサン化合物(M2)を197.2部(97.9%)得た。
(上記一般式(1)で示されるシリコーン化合物の合成)
攪拌機、温度計、環流冷却器、滴下ロート、及び窒素導入管を装着した500mlの容器に、置換基Aのアルケニル化合物である桂皮酸アリルエステル(東京化成社製)58.1部、シリコーン基を有するアるケニル化合物であるアリルトリメチルシラン(東京化成社製)35.3部、安定剤2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(BHT:東京化成社製)0.14部、トルエン50部、及び2%白金/1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体のキシレン溶液(Aldrich社製)1.18部を窒素気流下、攪拌しながらメチルハイドロジェンシリコーン化合物(ポリ(ジメチルシリコーン/メチルヒドロシリコーン(モル比50%)共重合体、分子量:約950、Aldrich社製)10部、及びトルエン50部からなる溶液を30分を要して滴下し、更に、徐々に加温しながら80℃にて6時間反応を行い、放冷後、80℃で10mmHgの減圧下で溶媒、及び原料を留去し(ストリッピング処理)、赤外線吸収スペクトルにてSi−Hの吸収(2155cm−1)の消失を確認し、目的の側鎖ペンダントに桂皮酸エステルセグメント/トリメチルシリルプロピル基を有するシロキサン化合物(M3)を179.0重量部(92.6%)得た。
(上記一般式(1)で示されるシリコーン化合物の合成)
攪拌機、温度計、環流冷却器、滴下ロート、及び窒素導入管を装着した500mlの容器に、置換基Aのアルケニル化合物である桂皮酸アリルエステル(東京化成社製)189.6部、安定剤2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(BHT:東京化成社製)0.22部、トルエン50部、及び2%白金/1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体のキシレン溶液(Aldrich社製)1.83部を窒素気流下、攪拌しながらメチルハイドロジェンシリコーン化合物1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン(Aldrich社製)100部、及びトルエン50部からなる溶液を30分を要して滴下し、更に、徐々に加温しながら100℃にて4時間反応を行い、放冷後、80℃で10mmHgの減圧下で溶媒、及び原料を留去し(ストリッピング処理)、赤外線吸収スペクトルにてSi−Hの吸収(2155cm−1)の消失を確認し、目的の両末端に桂皮酸エステルセグメントを有するシロキサン化合物(M4)を266.8部(95.1%)得た。
100mlのビーカーに、合成例I−1で得られた表面にカルボキシル基を有する着色樹脂粒子(A)1部、合成例II−1で得られた側鎖ペンダントに桂皮酸エステルセグメントを有するシロキサン化合物(M1)48.69部、エポキシ変性シリコーンオイル化合物(3−グリシドキシプロピル)ビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン(東京化成社製)を着色樹脂粒子(A)の酸価に対して当量値である0.31部を加え、超音波分散機(出力:130W、周波数:20kHz、パルサー方式)で、2時間分散処理し、更に15重量%オクチル酸ジルコニウム(日本化学産業社製)1部を加え、硬化型液体インク(1)を得た。
この硬化型液体インク(1)は、平均粒径:1.7μm、相対偏差値(CV値):28%、であった。また、この分散液を20日間の保存試験をしたところ、平均粒径:1.7μm、で凝集も起こらず、非常に優れた保存安定性を示した。
100mlのビーカーに、合成例I−1で得られた表面にカルボキシル基を有する着色樹脂粒子(A)2.5部、合成例II−1で得られた側鎖ペンダントに桂皮酸エステルセグメント/デカン(長鎖アルキル基)を有するシロキサン化合物(M2)46.72部、エポキシ変性シリコーンオイル化合物(3−グリシドキシプロピル)ビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン(東京化成社製)を着色樹脂粒子(A)の酸価に対して当量値である0.78部を加え、超音波分散機(出力:130W、周波数:20kHz、パルサー方式)で、2時間分散処理し、更に15重量%オクチル酸ジルコニウム(日本化学産業社製)1部を加え、硬化型液体インク(2)を得た。
この硬化型液体インク(2)は、平均粒径:1.7μm、相対偏差値(CV値):28%、であった。また、この分散液を20日間の保存試験をしたところ、平均粒径:1.7μm、で凝集も起こらず、非常に優れた保存安定性を示した。
100mlのビーカーに、合成例I−2で得られた表面にカルボキシル基を有する着色樹脂粒子(B)2.5部、合成例II−2で得られた側鎖ペンダントに桂皮酸エステルセグメント/デカン(長鎖アルキル基)を有するシロキサン化合物(M2)46.72部、エポキシ変性シリコーンオイル化合物(3−グリシドキシプロピル)ビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン(東京化成社製)を着色樹脂粒子(A)の酸価に対して当量値である0.57部を加え、超音波分散機(出力:130W、周波数:20kHz、パルサー方式)で、2時間分散処理し、更に15重量%オクチル酸ジルコニウム(日本化学産業社製)1部を加え、硬化型液体インク(3)を得た。
この硬化型液体インク(3)は、平均粒径:0.8μm、相対偏差値(CV値):32%、であった。また、この分散液を20日間の保存試験をしたところ、平均粒径:0.8μm、で凝集も起こらず、非常に優れた保存安定性を示した。
100mlのビーカーに、合成例I−2で得られた表面にカルボキシル基を有する着色樹脂粒子(B)2.5部、合成例II−3で得られた側鎖ペンダントに桂皮酸エステルセグメント/トリメチルシリル基を有するシロキサン化合物(M3)46.72部、エポキシ変性シリコーンオイル化合物(3−グリシドキシプロピル)ビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン(東京化成社製)を着色樹脂粒子(A)の酸価に対して当量値である0.57部を加え、超音波分散機(出力:130W、周波数:20kHz、パルサー方式)で、2時間分散処理し、更に15重量%オクチル酸ジルコニウム(日本化学産業社製)1部を加え、硬化型液体インク(4)を得た。
この硬化型液体インク(4)は、平均粒径:0.8μm、相対偏差値(CV値):32%、であった。また、この分散液を20日間の保存試験をしたところ、平均粒径:0.8μm、で凝集も起こらず、非常に優れた保存安定性を示した。
100mlのビーカーに、合成例I−2で得られた表面にカルボキシル基を有する着色樹脂粒子(B)2.5部、合成例II−4で得られた両末端に桂皮酸エステルセグメントを有するシロキサン化合物(M4)46.72部、エポキシ変性シリコーンオイル化合物(3−グリシドキシプロピル)ビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン(東京化成社製)を着色樹脂粒子(A)の酸価に対して当量値である0.57部を加え、超音波分散機(出力:130W、周波数:20kHz、パルサー方式)で、2時間分散処理し、更に15重量%オクチル酸ジルコニウム(日本化学産業社製)1部を加え、硬化型液体インク(5)を得た。
この硬化型液体インク(5)は、平均粒径:0.8μm、相対偏差値(CV値):32%、であった。また、この分散液を20日間の保存試験をしたところ、平均粒径:0.8μm、で凝集も起こらず、非常に優れた保存安定性を示した。
(非硬化型電気絶縁性液体を使用した液体現像剤の作成)
100mlのビーカーに、比較合成例I−4で得られた着色粒子(D)2.5部、電気絶縁性液体である非硬化型のジメチルシロキサン(SH200、粘度:20mPa・s、東レ・ダウコーニング社製)47.5部を加え、超音波分散機(出力:130W、周波数:20kHz、パルサー方式)で、2時間処理し、更に15重量%オクチル酸ジルコニウム(日本化学産業社製)10部を加え、液体現像剤(6)を得たが、分散不良のため、更にポリエーテル変性シリコーンオイル(信越化学社製、KF−945)5.0部添加し、再度、超音波分散し、液体インク(7)を得た。
この液体インク(7)は、平均粒径:2.5μm、相対偏差値(CV値):280%であった。また、この分散液を20日間の保存試験をしたところ、凝集し、再分散したが、分散不良であった。
100mlのビーカーに、比較合成例I−4で得られた着色粒子(D)1部、合成例II−1で得られた側鎖ペンダントに桂皮酸エステルセグメントを有するシロキサン化合物(M1)48.69部を加え、、超音波分散機(出力:130W、周波数:20kHz、パルサー方式)で、2時間分散処理し、更に15重量%オクチル酸ジルコニウム(日本化学産業社製)1部を加え、硬化型液体インク(8)を得たが、分散不良のため、更にポリエーテル変性シリコーンオイル(信越化学社製、KF−945)5.0部添加し、再度、超音波分散し、液体インク(9)を得たが、分散不良のため、測定不可であった。液体現像装置による画像だしが不可能であるため、画像評価は中止した。
(電子写真方式液体現像装置による画像出し、UV硬化硬化後の画像評価、及び定着性の評価)
実施例1、実施例2、実施例3、実施例4、及び実施例5で得られた液体現像剤それぞれに、光重合開始剤イルガキュアー907(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)5.0重量%を添加し、図1の概略図で示す液体現像装置により、現像、画像出しを行った後、更に、高圧水銀ランプにて照射面の照度が200mWでUV照射を行った。UV照射後の画像を目視により解像力の評価、及び地肌濃度の測定、及び定着性を目視により評価した。比較例1は、図1概略図で示す液体現像装置により、現像、画像出しを行った後、加熱ローラーによる熱定着を行い、画像を目視により解像力の評価、及び地肌濃度の測定、及び定着性を目視により評価した。評価結果は、併せて表1に示す。
〔実施例6〕
100mlのビーカーに、合成例I−3で得られた表面にカルボキシル基を有する着色樹脂粒子(C)2.5部、合成例II−4で得られた両末端に桂皮酸エステルセグメントを有するシロキサン化合物(M4)46.72部、エポキシ変性シリコーンオイル化合物(3−グリシドキシプロピル)ビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン(東京化成社製)を着色樹脂粒子(A)の酸価に対して当量値である0.97部を加え、超音波分散機(出力:130W、周波数:20kHz、パルサー方式)で、2時間分散処理し、硬化型液体インク(6)を得た。
この硬化型液体インク(6)は、平均粒径:0.11μm、相対偏差値(CV値):25%、であった。また、この分散液を20日間の保存試験をしたところ、平均粒径:0.12μm、で凝集も起こらず、非常に優れた保存安定性を示した。
200mlのビーカーに、加工着色剤であるマイクロリスBlue4G−WA(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)10部、合成例II−4で得られた両末端に桂皮酸エステルセグメントを有するシロキサン化合物(M4)96.5部、及びエポキシ変性シリコーンオイル(MCR−E11;アヅマックス社製)を着色粒子(A)の酸価に対して当量値である0.97部を加え、超音波分散機(出力:130W、周波数:20kHz、パルサー方式)で、2時間処理し、液体現像剤(VII)を得た。
この液体現像剤(VII)は、平均粒径:0.15μm、相対偏差値(CV値):35%、であった。また、この分散液を20日間の保存試験をしたところ、平均粒径:0.17μm、で凝集も起こらず、非常に優れた保存安定性を示した。
(インクジェット方式液体現像装置による画像評価、UV硬化・定着性の評価)
実施例6、及び実施例7で得られた液体現像剤に、光重合開始剤(イルガキュアー907、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)5.0重量%を添加し、インクジェットプリンターIPSIO GX5000(リコー社製)で画像出しを行った後、目視により解像力の評価、及び地肌濃度の測定を行った。更に、高圧水銀ランプにて照射面の照度が200mWでUV照射を行った。UV照射後の画像の定着性を目視により評価した。その結果、良好な解像度、及び良好な定着(硬化)を示した。
2 帯電チャージャー
3 光書込み装置
5 現像装置
6 転写装置
9 クリーニング装置
40Y、40M、40C、40B 液体インク供給手段
100、200 画像形成装置
101 光導電体
102 コロナ帯電器
104 書き込み露光部
105 現像ローラ
106 液体インク容器
107 液体インク供給ローラ
108 転写ローラ
109 レジストローラ
110 クリーニングローラ
111 クリーニングブレード
112 中間転写ベルト
113,114 コロナ帯電器
115a 駆動ローラ
115b、115c 支持ローラ
117 搬送ベルト
118 クリーニングローラ
119 紫外線照射手段
120 定着用紫外線照射手段
121 駆動ローラ
122 支持ローラ
123 一次転写ローラ
124 二次転写ローラ
Claims (9)
- 少なくとも着色剤と、光によって硬化する硬化性液体とを含有する光硬化型インクにおいて、
前記硬化性液体が下記一般式(1)で示されるシリコーン化合物を含有することを特徴とする光硬化型液体インク。
(置換基A)
- 前記着色剤は、更に酸性基を有する結着樹脂により表面に酸性基を有する着色樹脂粒子を形成し、該酸性基と反応して、エポキシ基変性シリコーン化合物及び/又はエポキシ基を有する長鎖アルキル化合物により化学修飾されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光硬化型液体インク。
- 前記着色樹脂粒子の平均粒子径が0.01〜5μmであることを特徴とする請求項4に記載の光硬化型液体インク。
- 請求項4又は5に記載の光硬化型液体インクの製造方法であって、
酸性基を有する結着樹脂により表面に酸性基を有する着色樹脂粒子を形成する工程と、
該着色樹脂粒子を、エポキシ基変性シリコーン化合物及び/又はエポキシ基を有する長鎖アルキル化合物と共に超音波照射下で、硬化性液体に分散させ、前記着色樹脂粒子の表面を該着色樹脂粒子表面の酸性基と前記エポキシ基変性シリコーン化合物及び/又はエポキシ基を有する長鎖アルキル化合物のエポキシ基とを反応させ化学修飾する工程とを有することを特徴とする光硬化型液体インクの製造方法。 - 前記表面に酸性基を有する着色樹脂粒子は、水系溶液中で、該溶液に中和溶解した酸性基を有する樹脂を塩析法により着色樹脂粒子表面に析出させることにより得られることを特徴とする請求項6に記載の光硬化型液体インクの製造方法。
- 光硬化型液体インクを収容するインク収容部と、該インク収容部から光硬化型液体インクを汲み取って像担持体上に形成された静電潜像に該光硬化型液体インクを供給する液体インク供給手段とを備えた現像装置において、前記光硬化型液体インクは、請求項1〜5のいずれかに記載の光硬化型液体インクであることを特徴とする現像装置。
- 静電潜像が形成される像担持体と、該像担持体上に形成された静電潜像に光硬化型液体インクを供給して液体インク像に現像する現像装置と、該現像装置によって形成された液体インク像を該像担持体上から記録媒体に転写する転写装置と、該転写装置によって転写された液体インク像に光を照射して光硬化型液体インクを硬化させて該液体インク像を該記録媒体上に定着させる定着装置とを備えた画像形成装置において、前記光硬化型液体インクは、請求項1〜5のいずれかに記載の光硬化型液体インクであることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010046449A JP5663899B2 (ja) | 2010-03-03 | 2010-03-03 | 光硬化型液体インク、光硬化型液体インクの製造方法、現像装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010046449A JP5663899B2 (ja) | 2010-03-03 | 2010-03-03 | 光硬化型液体インク、光硬化型液体インクの製造方法、現像装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011178948A JP2011178948A (ja) | 2011-09-15 |
JP5663899B2 true JP5663899B2 (ja) | 2015-02-04 |
Family
ID=44690804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010046449A Expired - Fee Related JP5663899B2 (ja) | 2010-03-03 | 2010-03-03 | 光硬化型液体インク、光硬化型液体インクの製造方法、現像装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5663899B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6089612B2 (ja) * | 2012-11-14 | 2017-03-08 | 株式会社リコー | インクジェット記録用インク、装置、記録方法 |
WO2016190410A1 (ja) * | 2015-05-27 | 2016-12-01 | キヤノン株式会社 | 記録物及び画像形成方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8327668D0 (en) * | 1983-10-15 | 1983-11-16 | Dow Corning Ltd | Organosilicon compounds |
JPH0337229A (ja) * | 1989-07-05 | 1991-02-18 | Kansai Paint Co Ltd | ポリシロキサン系マクロモノマー、ポリシロキサン系樹脂組成物及び硬化性樹脂組成物 |
DE19602097A1 (de) * | 1996-01-22 | 1997-07-24 | Goldschmidt Ag Th | Wäßrige und strahlenhärtende Drucklacke und Druckfarben mit verbesserten Eigenschaften |
JP4464693B2 (ja) * | 2004-01-20 | 2010-05-19 | 東海カーボン株式会社 | 半導体封止材用カーボンブラック着色剤およびその製造方法 |
JP2010018653A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Fujifilm Corp | インクジェット用インク、カラーフィルタおよびその製造方法、ならびにそれを用いる液晶ディスプレイおよび画像表示デバイス |
-
2010
- 2010-03-03 JP JP2010046449A patent/JP5663899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011178948A (ja) | 2011-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5966500B2 (ja) | シリコーン化合物、該シリコーン化合物を用いた光硬化型液体インク及びその製造方法 | |
JP5549241B2 (ja) | 光硬化型液体現像剤、現像装置及び画像形成装置。 | |
EP2348363B1 (en) | Photocurable liquid developer, method for producing the same, developing device and image forming apparatus | |
JP2009160518A (ja) | 粒子の製造方法 | |
JP5663899B2 (ja) | 光硬化型液体インク、光硬化型液体インクの製造方法、現像装置及び画像形成装置 | |
JP4429203B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP5853623B2 (ja) | シリコーン材料及び該シリコーン材料を用いた光硬化性インク | |
JP5125959B2 (ja) | 湿式現像剤、及び定着方法 | |
JP6051625B2 (ja) | 電子写真用オーバーコート組成物、電子写真形成方法、電子写真形成装置 | |
CN1743967A (zh) | 静电图像显影用色调剂 | |
JP4001081B2 (ja) | 静電荷像現像用カラートナー。 | |
JP2010026309A (ja) | 液体現像剤、および液体現像剤を用いた画像形成装置 | |
JP2004143440A (ja) | インクジェットプリンタ用油性インク組成物及びそれを用いた画像形成方法 | |
JP6201402B2 (ja) | 静電荷像現像用トナーおよび電子写真方式の画像形成方法 | |
JP2005352363A (ja) | 液体現像剤、液体現像剤収容器、および画像形成方法、画像形成装置 | |
JP5590392B2 (ja) | トナーの定着方法及び画像形成方法並びに画像形成装置 | |
JP2004271585A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2005023319A (ja) | 両親媒性共重合体,両親媒性共重合体を含むトナー組成物および両親媒性共重合体の製造方法 | |
JP2004107524A (ja) | インクジェットプリンタ用油性インク組成物および電子写真用液体現像剤 | |
JP2017067861A (ja) | 液体現像剤、液体現像剤カートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP3108840B2 (ja) | 現像剤及び画像形成方法 | |
JP2004271685A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JPH05100477A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2021189242A (ja) | 画像形成方法 | |
JP2009229489A (ja) | トナーおよび画像形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141124 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5663899 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |