JP5663779B2 - 実演販売情報提供システム - Google Patents

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Description

本発明は、商品の販売を促進する技術に関する。
店舗に赴くことなく手軽に商品を購入できることから、通信販売(通販)の市場が拡大している。
通販には、テレビ通販、ネット通販、カタログ通販等が存在するが、ここでは顧客との接点が電子的に行われるテレビ通販とネット通販に限定して考えることとする。
テレビ通販は、所定のテレビ放送枠において解説者が商品の説明を行い、商品購入申込の電話番号等を表示・告知することで、購入したいと考える視聴者に商品購入申込を行わせるものである。
ネット通販は、インターネット上に設けられた通販サイトに利用者をアクセスさせ、商品カテゴリ等により分類した商品ページを閲覧させ、購入したいと考える利用者に「購入」ボタンの選択等により商品購入申込を行わせるものである。
特開2002−318976号公報
上述したテレビ通販は、実際の商品を見せながら解説者が説明を行うものであるため、商品のアピール性が高いというメリットがある。
また、テレビという性格上、受け身的に視聴が行われることが多いため、特に商品購入を意識していない視聴者であっても飽きずに最後まで見てもらえるというメリットもある。
その反面、テレビ通販は、商品を良く見せるための脚色が行われているのではないかという認識が視聴者側にあり、視聴者を懐疑的にさせてしまって商品の購入を躊躇させるというデメリットがある。
また、販売者側からの一方通行の放送であり、その場で視聴者が思う疑問を即座に解消する仕組がないため、この点でも商品の購入を躊躇させるというデメリットがある。
一方、ネット通販は、商品画像やテキスト(文字列)等による商品説明が主であるため、脚色が行いにくく、その点で利用者が懐疑的になるというデメリットは少ない。
その反面、ネット通販は、メッセージ送信やメール送信等により販売者に対して疑問を解消するための質問が行える仕組を備えているものも存在するが、回答を得るまでに時間がかかり、即時性がないというデメリットがある。この点はテレビ通販と同様である。
また、パーソナルコンピュータ等の情報端末による閲覧であって、積極的に調べものをするというスタンスで閲覧される場合が多いことから、特定の商品についての購入目的がある利用者しか通販サイトを訪れないという傾向が強く、テレビ通販に比べ、とりあえずどんな商品でも見てもらえるというメリットは少ない。
また、商品画像やテキスト等による静的な商品説明が主であるため、テレビ通販に比べて商品のアピール性が低いというデメリットもある。
もちろん、ネット通販においても商品説明の映像(音声を含む)を動画ファイルの貼り付けにより掲載することも可能であるが、受け身的に視聴が行われることが多いテレビのように、飽きずに見続けてもらうことは困難である。
特許文献1には、店員データに応じた動きのある店員のキャラクターを表示させることにより、仮想店舗において実演販売のような販売を行う販売システムが開示されている。しかし、キャラクターによって仮想店舗における無機質な感じが若干和らぐという程度の効果しか期待できず、ネット通販の問題を解決できるものではない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、テレビ通販とネット通販のメリットを活かすとともに、従来のテレビ通販とネット通販では解決し得なかったデメリットを解決することで、商品の販売を促進することのできる実演販売情報提供システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、実演販売者を撮影・集音して実演販売にかかる音声を含む映像を取得する手段と、前記実演販売の映像の視聴用フレームを埋め込んだWebページをネットワーク上でアクセス可能にする手段と、前記Webページを介して視聴者間のチャット通信を媒介する手段と、前記Webページを介して前記視聴者による評価の入力および評価の入力状況の時系列表示を管理する手段と、前記Webページを介して司会者から前記視聴者に向けたアナウンスの表示を管理する手段と、前記司会者から前記実演販売者への指示の通信を管理する手段と、前記Webページを介して、前記実演販売の対象商品の販売価格、販売数量および成約数量を表示するとともに、前記視聴者からの商品購入申込を受け付ける手段と、前記実演販売の映像をリアルタイムでデジタル放送局に提供する手段と、前記チャット通信の内容、前記評価の入力状況の内容、前記司会者から前記視聴者に向けたアナウンスの内容、ならびに、前記実演販売の対象商品の販売価格、販売数量および成約数量を、前記実演販売の映像とは別ルートでデータAPIを介してリアルタイムで前記デジタル放送局に提供する手段とを備え、前記Webページの前記視聴用フレームを介して提供する前記実演販売の映像を前記デジタル放送局の放送タイミングと同期させ、前記実演販売の映像、前記チャット通信の内容、前記評価の入力状況の内容、前記司会者から前記視聴者に向けたアナウンスの内容、ならびに、前記実演販売の対象商品の販売価格、販売数量および成約数量の表示を、前記Webページと前記デジタル放送局のテレビ受信画面とで略同一にする実演販売情報提供システムを要旨としている。
また、請求項に記載されるように、請求項1に記載の実演販売情報提供システムにおいて、前記販売価格は、前記成約数量が所定数を超えた場合に適用される共同購入価格と、前記実演販売の映像がリアルタイム配信される場合に適用されるライブ価格とを含むものとすることができる。
本発明の実演販売情報提供システムにあっては、テレビ通販とネット通販のメリットを活かすとともに、従来のテレビ通販とネット通販では解決し得なかったデメリットを解決することで、商品の販売を促進することができる。
本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 各種データ構造例を示す図である。 実施形態の処理例を示すシーケンス図である。 視聴者用Webページの画面例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
図1は本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。
図1において、インターネット等のネットワーク1には、実演販売情報提供装置2と映像配信装置3と実演販売者側設備4と司会者側設備5とデジタル放送局6と視聴者側設備7とが接続されている。視聴者側設備8はネットワーク1に接続せずにデジタル放送局6からの放送波を直接に受信する。視聴者側設備は複数(多数)存在する。
実演販売情報提供装置2は、Webサーバ部201とページファイル202とライブ映像配信部203と放送枠DB204と映像DB205と録画映像送信/配信部206とチャット管理部207とチャットDB208と評価管理部209と評価DB210とアナウンス管理部211とアナウンスDB212と司会者指示管理部213と販売管理部214と商品DB215とデータAPI216とを備えている。
Webサーバ部201は、HTML(Hyper Text Markup Language)等により記述されたページファイル202に基づき、視聴者用、運営者用、実演販売者用、司会者用等のWebページを提供する。視聴者用のWebページには、実演販売の映像の視聴用フレームが埋め込まれるとともに、チャット機能、評価(ツッコミ)機能、アナウンス(司会者Hからのアナウンス)表示機能、商品購入機能等が設けられ、視聴者側設備7等からアクセスが可能となっている。会員のみが利用可能な機能を利用する視聴者(A1)は、必要に応じてログインを行う。運営者用のWebページには、商品登録等に必要な機能が設けられ、運営者のみがログインを経てアクセスが行えるようになっている。実演販売者用のWebページには、実演進行に必要な機能(司会者Hからの指示を表示する機能を含む)が設けられ、実演販売者Dのみがログインを経てアクセスが行えるようになっている。司会者用のWebページには、司会進行に必要な機能が設けられ、司会者Hのみがログインを経てアクセスが行えるようになっている。
Webサーバ部201は、実演販売のライブ映像をデジタル放送局6と同時配信する場合、放送枠DB204を参照し、実演販売者用のWebページを介して実演販売者Dに実演開始のタイミングを知らせる。図2(a)は放送枠DB204のデータ構造例を示しており、「放送ID」「放送名」「放送内容」「放送開始日時」「放送終了日時」「登録日時」「削除フラグ」等の項目を有している。
図1に戻り、ライブ映像配信部203は、実演販売者側設備4からネットワーク1を介して取得した実演販売者Dの映像(音声を含む)を、Webサーバ部201の提供する視聴者用のWebページの視聴用フレームを介して配信するとともに、ライブ映像を映像DB205に蓄積(録画)する機能を有している。なお、外部の映像配信装置3(USTREAM等)によりライブ映像の配信および蓄積を行う場合、ライブ映像配信部203を省略することができる。
録画映像送信/配信部206は、映像DB205に蓄積された実演販売の映像を、Webサーバ部201の提供する視聴者用のWebページの視聴用フレームを介して配信する機能を有している。なお、外部の映像配信装置3により録画映像の配信を行う場合、録画映像送信/配信部206を省略することができる。
チャット管理部207は、Webサーバ部201の提供する視聴者用のWebページを介して、視聴者間のチャット通信を媒介する機能を有している。チャット通信の内容はチャットDB208に蓄積される。図2(b)はチャットDB208のデータ構造例を示しており、「チャットルームID」「チャットID」「ユーザID」「チャット内容」「公開フラグ」「削除フラグ」「登録日時」等の項目を有している。
図1に戻り、評価管理部209は、Webサーバ部201の提供する視聴者用のWebページを介して、視聴者による評価の入力および評価の入力状況の時系列表示を管理する機能を有している。評価内容は評価DB210に蓄積される。図2(c)は評価DB210のデータ構造例を示しており、「商品ID」「ユーザID」「評価種類」「削除フラグ」「登録日時」等の項目を有している。
図1に戻り、アナウンス管理部211は、Webサーバ部201の提供する視聴者用のWebページを介して、司会者Hから視聴者A1、A2に向けたアナウンスの表示を管理する機能を有している。アナウンス内容はアナウンスDB212に蓄積される。図2(d)はアナウンスDB212のデータ構造例を示しており、「アナウンスID」「アナウンス内容」「削除フラグ」「登録日時」等の項目を有している。
図1に戻り、司会者指示管理部213は、司会者Hから実演販売者Dへの指示の通信を管理する機能を有している。なお、インカム54、47等によって司会者Hと実演販売者Dの間で直接に指示を行う場合には、司会者指示管理部213を省略することができる。
販売管理部214は、Webサーバ部201の提供する視聴者用のWebページを介して、実演販売の対象商品の販売価格、販売数量、成約数量等を表示するとともに、視聴者A1からの商品購入申込を受け付ける機能を有している。商品の販売価格、販売数量、成約数量等は商品DB215を参照して取得する。図2(d)は商品DB215のデータ構造例を示しており、「商品ID」「放送ID」「商品名」「商品説明」「画像ID」「数量」「通常価格」「ライブ価格」「共同購入価格」「共同購入期間」「共同購入成約数」「登録日時」「削除フラグ」等の項目を有している。
図1に戻り、データAPI(Application Program Interface)216は、実演販売情報提供装置2で管理する情報をデジタル放送局6から付加情報として取得するためのインタフェースを提供する。実演販売の映像(ライブ、録画)についても、データAPI216を介してデジタル放送局6に提供してもよい。
一方、実演販売者側設備4には、実演販売者Dを撮影するテレビカメラ41と、実演販売者Dの発話を集音するマイク42と、テレビカメラ41およびマイク42により取得した映像信号をネットワーク1を介して実演販売情報提供装置2に送信するとともに、放送画質を維持するため映像送信装置43からデジタル放送局6に専用回線で映像信号を送信する映像送信装置43とが設けられている。なお、放送画質が問題とならない場合は、映像送信装置43からネットワーク1および実演販売情報提供装置2を介してデジタル放送局6に映像信号を送信してもよい。
また、実演販売者側設備4には、実演販売者用端末装置44とモニタ45とキーボード/マウス46とが設けられている。映像送信装置43と実演販売者用端末装置44は同じ装置で構成してもよい。実演販売者側設備4には、実演販売者Dが装着するインカム47を設けてもよい。
司会者側設備5には、司会者用端末装置51とモニタ52とキーボード/マウス53とが設けられている。司会者側設備5には、司会者Hが装着するインカム54を設けてもよい。
デジタル放送局6には、実演販売者側設備4の映像送信装置43から直接に、もしくはネットワーク1を介して映像信号を入力する映像入力部61と、実演販売情報提供装置2のデータAPI216を介して各種情報を入力する付加情報入力部62と、映像信号を付加情報とを合成して放送波を送信する放送電波送信部63とが設けられている。付加情報は一般に「dチャンネル」と呼ばれるデータ用チャンネルを介して送信される。
視聴者側設備7には、視聴者用端末装置71とモニタ72とキーボード/マウス73とが設けられている。
視聴者側設備8には、デジタルテレビ81とリモコン82とが設けられている。なお、デジタルテレビ81をネットワーク接続することで、デジタルテレビ81から実演販売情報提供装置2に対して情報の送信を行うようにすることもできる。
なお、視聴者側設備として、端末装置とデジタルテレビがそれぞれ設けられる場合を示したが、端末装置とデジタルテレビの両者で視聴する場合も存在する。
<動作>
図3は上記の実施形態の処理例を示すシーケンス図である。
図3において、視聴者側設備7の視聴者用端末装置71から視聴者A1によるキーボード/マウス73の操作により実演販売情報提供装置2に対してページリクエストが行われると(ステップS101)、実演販売情報提供装置2のWebサーバ部201はページファイル202に基づき、ページデータを視聴者側設備7の視聴者用端末装置71に送信する(ステップS102)。視聴者用端末装置71は、受信したページデータに基づき、モニタ72にWebページを表示する(ステップS103)。
図4は視聴者用Webページの画面例を示す図であり、アナウンス表示欄901と実演販売映像表示欄902と評価入力欄903と司会者紹介表示欄904とチャット表示欄905とチャット入力欄906と購入申込欄907と評価表示欄908と商品価格表示欄909とが設けられている。
図3に戻り、視聴者側設備8では視聴者A2のリモコン82等による操作によりデジタルテレビ81の電源がオンにされ、表示が開始する(ステップS104)。
一方、実演販売者側設備4では、実演販売のライブ放送が開始すると、テレビカメラ41とマイク42により実演販売者Dを撮像・集音し、映像送信装置43から実演販売情報提供装置2とデジタル放送局6に映像信号を送信する(ステップS105、S106)。
実演販売情報提供装置2のライブ映像配信部203は、受信した映像信号を視聴者側設備7の視聴者用端末装置71に送信し(ステップS107)、視聴者用端末装置71は既に表示されたWebページの実演販売映像表示欄902に映像を表示する。
デジタル放送局6の映像入力部61は映像信号を入力し、付加情報入力部62は実演販売情報提供装置2のデータAPI216を介して付加情報を入力し、放送電波送信部63により放送波を送信する(ステップS108)。視聴者側設備8のデジタルテレビ81は放送波を受信し、図4に示したのと同様のテレビ画面を表示する。
その後、実演販売の映像を視聴しながら疑問を抱いたり自分の意見を他の視聴者に聞いてもらいたいと思った視聴者はチャットを開始することができる。
すなわち、視聴者側設備7の視聴者用端末装置71から視聴者A1によるキーボード/マウス73の操作により実演販売情報提供装置2に対してログイン処理が行われる(ステップS109)。ログインに際しては、ユーザID、パスワード等の入力が行われる。ログインの完了により視聴者側設備7の視聴者A1はチャットが可能となる。
視聴者側設備7の視聴者用端末装置71から視聴者A1によるチャット入力欄906へのキーボード/マウス73の操作によりチャット文字列の入力が行われ、実演販売情報提供装置2に対して送信が行われると(ステップS110)、実演販売情報提供装置2のチャット管理部207はチャット内容をチャットDB208に蓄積するとともに、チャット表示内容を更新し(ステップS111)、Webサーバ部201を介してチャット内容を視聴者側設備7の視聴者用端末装置71に送信する(ステップS112)。これにより、視聴者側設備7のモニタ72に表示されるWebページのチャット表示欄905の表示が更新される。なお、チャットが行えるのはライブ映像の場合に限られ、録画映像が配信される場合はチャットの履歴が表示される。
同様に、デジタル放送局6の付加情報入力部62は実演販売情報提供装置2のデータAPI216を介してチャット内容を取得し(ステップS113)、チャット表示内容を更新し(ステップS114)、チャット内容を視聴者側設備8のデジタルテレビ81に送信する(ステップS115)。これにより、視聴者側設備8のデジタルテレビ81に表示されるテレビ画面のチャット表示欄(905)の表示が更新される。
また、実演販売の映像を視聴しながらツッコミを行いたくなった視聴者は評価入力を行うことができる。
すなわち、視聴者側設備7の視聴者用端末装置71から視聴者A1による評価入力欄903へのキーボード/マウス73の操作(「オモロイ!」「笑える!」「ナイス!」「スゴイ!」等のボタン選択)により評価の入力が行われ、実演販売情報提供装置2に対して送信が行われると(ステップS116)、実演販売情報提供装置2の評価管理部209は評価内容を評価DB210に蓄積するとともに、評価表示内容を更新し(ステップS117)、Webサーバ部201を介して評価内容を視聴者側設備7の視聴者用端末装置71に送信する(ステップS118)。評価内容については、時系列にいずれの評価がどれだけあったかを表示できるように、評価入力時刻と評価内容と評価数とを含んでいる。これにより、視聴者側設備7のモニタ72に表示されるWebページの評価表示欄908の表示が更新される。なお、評価入力は会員としてログインしなくても行うことができる。
同様に、デジタル放送局6の付加情報入力部62は実演販売情報提供装置2のデータAPI216を介して評価内容を取得し(ステップS119)、評価表示内容を更新し(ステップS120)、評価内容を視聴者側設備8のデジタルテレビ81に送信する(ステップS121)。これにより、視聴者側設備8のデジタルテレビ81に表示されるテレビ画面の評価表示欄(908)の表示が更新される。
また、視聴者によるチャットや評価の内容を閲覧しながら、視聴者に対して何らかのコメントを発する必要があると司会者Hが感じた場合、アナウンスを行うことができる。
すなわち、司会者側設備5の司会者用端末装置51から司会者Hによるキーボード/マウス53の操作によりアナウンスの入力が行われ、実演販売情報提供装置2に対して送信されると(ステップS122)、実演販売情報提供装置2のアナウンス管理部211はアナウンス内容をアナウンスDB212に蓄積するとともに、アナウンス表示内容を更新し(ステップS123)、Webサーバ部201を介してアナウンス内容を視聴者側設備7の視聴者用端末装置71に送信する(ステップS124)。これにより、視聴者側設備7のモニタ72に表示されるWebページのアナウンス表示欄901の表示が更新される。なお、アナウンス入力が行えるのはライブ映像の場合に限られ、録画映像が配信される場合はアナウンスの履歴が表示される。
同様に、デジタル放送局6の付加情報入力部62は実演販売情報提供装置2のデータAPI216を介してアナウンス内容を取得し(ステップS125)、アナウンス表示内容を更新し(ステップS126)、アナウンス内容を視聴者側設備8のデジタルテレビ81に送信する(ステップS127)。これにより、視聴者側設備8のデジタルテレビ81に表示されるテレビ画面のアナウンス表示欄(901)の表示が更新される。
また、視聴者によるチャットや評価の内容を閲覧しながら、実演販売者Dに何らかのアクション(わかりにくかった部分の再説明等)を行わせる必要があると司会者Hが感じた場合、実演販売者Dへの指示を行うことができる。
すなわち、司会者側設備5の司会者用端末装置51から司会者Hによるキーボード/マウス53の操作により実演販売者Dへの指示の入力が行われ、実演販売情報提供装置2に対して送信されると(ステップS128)、実演販売情報提供装置2の司会者指示管理部213は指示表示内容を更新し(ステップS129)、Webサーバ部201を介して指示内容を実演販売者側設備4の実演販売者用端末装置44に送信する(ステップS130)。これにより、実演販売者側設備4のモニタ45に司会者Hからの指示が表示される。なお、指示入力が行えるのはライブ映像の場合に限られる。
また、視聴者側設備7の視聴者用端末装置71から視聴者A1による購入申込欄907へのキーボード/マウス73の操作により購入申込が行われ、実演販売情報提供装置2に対して送信されると(ステップS131)、実演販売情報提供装置2の販売管理部214は購入処理を行うとともに、購入状況(成約数の推移)等の表示の更新を行い(ステップS132)、更新内容を視聴者側設備7の視聴者用端末装置71に送信する(ステップS133)。これにより、視聴者側設備7のモニタ72に表示されるWebページの商品価格表示欄909の表示が更新される。
同様に、デジタル放送局6の付加情報入力部62は実演販売情報提供装置2のデータAPI216を介して商品価格および購入状況の内容を取得し(ステップS134)、購入状況等の表示内容を更新し(ステップS135)、更新内容を視聴者側設備8のデジタルテレビ81に送信する(ステップS136)。これにより、視聴者側設備8のデジタルテレビ81に表示されるテレビ画面の商品価格表示欄(909)の表示が更新される。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば次のような利点がある。
(1)パーソナルコンピュータ等の端末で視聴する場合であっても、実演販売の映像はテレビ放送に極めて近いものであるため、商品のアピール性が高い。また、チャットによる視聴者同士のコミュニケーション、他の視聴者による評価、司会者によるアナウンス、司会者による実演販売者への指示、共同購入価格、ライブ価格等により、視聴者の参加意識が高まるため、特定の商品についての購入目的がなくても訪問してもらうことができ、商品購入を意識していない視聴者であっても飽きずに最後まで見てもらえる。また、従来のネット通販と同様に商品画像やテキスト等による商品説明も設けることができるとともに、チャットによる視聴者同士のコミュニケーション、他の視聴者による評価、司会者によるアナウンス、司会者による実演販売者への指示により、疑問を即座に解消することができ、実演販売映像の脚色によって懐疑的になるというデメリットも解消される。
(2)デジタルテレビで視聴する場合、アピール性が高いとともに特に商品購入を意識していない視聴者であっても飽きずに最後まで見てもらえるという性質を残したまま、チャットによる視聴者同士のコミュニケーション、他の視聴者による評価、司会者によるアナウンス、司会者による実演販売者への指示により、疑問を即座に解消することができ、実演販売映像の脚色によって懐疑的になるというデメリットも解消される。また、チャットによる視聴者同士のコミュニケーション、他の視聴者による評価、司会者によるアナウンス、司会者による実演販売者への指示、共同購入価格、ライブ価格等により、視聴者の参加意識が高まり、通販の活性化が図れる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
1 ネットワーク
2 実演販売情報提供装置
201 Webサーバ部
202 ページファイル
203 ライブ映像配信部
204 放送枠DB
205 映像DB
206 録画映像送信/配信部
207 チャット管理部
208 チャットDB
209 評価管理部
210 評価DB
211 アナウンス管理部
212 アナウンスDB
213 司会者指示管理部
214 販売管理部
215 商品DB
216 データAPI
3 映像配信装置
4 実演販売者側設備
41 テレビカメラ
42 マイク
43 映像送信装置
44 実演販売者用端末装置
45 モニタ
46 キーボード/マウス
47 インカム
5 司会者側設備
51 司会者用端末装置
52 モニタ
53 キーボード/マウス
54 インカム
6 デジタル放送局
61 映像入力部
62 付加情報入力部
63 放送電波送信部
7 視聴者側設備
71 視聴者用端末装置
72 モニタ
73 キーボード/マウス
8 視聴者側設備
81 デジタルテレビ
82 リモコン
D 実演販売者
H 司会者
A1、A2 視聴者
901 アナウンス表示欄
902 実演販売映像表示欄
903 評価入力欄
904 司会者紹介表示欄
905 チャット表示欄
906 チャット入力欄
907 購入申込欄
908 評価表示欄
909 商品価格表示欄

Claims (2)

  1. 実演販売者を撮影・集音して実演販売にかかる音声を含む映像を取得する手段と、
    前記実演販売の映像の視聴用フレームを埋め込んだWebページをネットワーク上でアクセス可能にする手段と、
    前記Webページを介して視聴者間のチャット通信を媒介する手段と、
    前記Webページを介して前記視聴者による評価の入力および評価の入力状況の時系列表示を管理する手段と、
    前記Webページを介して司会者から前記視聴者に向けたアナウンスの表示を管理する手段と、
    前記司会者から前記実演販売者への指示の通信を管理する手段と、
    前記Webページを介して、前記実演販売の対象商品の販売価格、販売数量および成約数量を表示するとともに、前記視聴者からの商品購入申込を受け付ける手段と
    前記実演販売の映像をリアルタイムでデジタル放送局に提供する手段と、
    前記チャット通信の内容、前記評価の入力状況の内容、前記司会者から前記視聴者に向けたアナウンスの内容、ならびに、前記実演販売の対象商品の販売価格、販売数量および成約数量を、前記実演販売の映像とは別ルートでデータAPIを介してリアルタイムで前記デジタル放送局に提供する手段と
    を備え、
    前記Webページの前記視聴用フレームを介して提供する前記実演販売の映像を前記デジタル放送局の放送タイミングと同期させ、前記実演販売の映像、前記チャット通信の内容、前記評価の入力状況の内容、前記司会者から前記視聴者に向けたアナウンスの内容、ならびに、前記実演販売の対象商品の販売価格、販売数量および成約数量の表示を、前記Webページと前記デジタル放送局のテレビ受信画面とで略同一にする
    ことを特徴とする実演販売情報提供システム。
  2. 請求項1に記載の実演販売情報提供システムにおいて、
    前記販売価格は、前記成約数量が所定数を超えた場合に適用される共同購入価格と、前記実演販売の映像がリアルタイム配信される場合に適用されるライブ価格とを含む
    ことを特徴とする実演販売情報提供システム。
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