JP5660334B2 - カラオケ装置及びカラオケプログラム - Google Patents

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本発明は、楽曲の演奏に合わせて歌唱を行うことのできるカラオケ装置及びカラオケプログラムに関するものであり、特に、楽曲の演奏に合わせて歌唱すべき歌詞を表示するカラオケ装置及びカラオケプログラムに関する。
従来、自動演奏などの伴奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケ装置が知られている。このカラオケ装置では、歌唱補助を目的として、伴奏に同期して歌唱すべき歌詞を表示することで歌唱を補助することが行われている。また、歌唱すべき位置が明確となるように歌唱位置を歌詞の色変化で表現することも行われている。
特許文献1には、このような歌詞表示による歌唱補助を行うカラオケ装置において、表示すべき歌詞文字の輪郭線の色を、歌詞文字が表示される画面領域の背景色に対して補色関係にある色とする文字輪郭色表示方式が開示されている。
このような文字輪郭色表示方式にみられるように、表示する歌詞文字に縁取りを施すことで歌詞文字の視認性を向上させることはよく知られるところである。このような歌詞文字に縁取りを施して表示するカラオケ装置では、各歌詞文字について歌唱前、歌唱後のそれぞれについて文字色、縁取り色を設けることが一般的であって、歌唱前の文字色(白)、歌唱前の縁取り色(黒)、歌唱後の文字色(赤)、歌唱後の縁取り色(灰)のように4色で表現していた。
特開2011−209631公報
このように従来の歌詞文字表示において縁取りを施す理由は、背景映像の中に歌詞が埋もれて読めなくなってしまうことを避けることにある。しかしながら、実際には視認性の観点に着目すると欠点を有した方式でもある。
前述したように歌唱前の文字色(白)、歌唱前の縁取り色(黒)の場合、背景映像が明るい場所では縁取り色となる黒が、背景映像が暗い場所で文字色となる白が目立ち、どちらの場面においても視認できると思われるが、実際にはこのように都合良く視認できるものではない。例えば、背景映像には動画像が用いられることが多く、所定領域の明るさは常に変化し続けることとなる。また、背景映像の中に明るい箇所と暗い箇所を有する形状物が混在することもある。このような状況下では、人間の視覚特性上、縁取りを設けることで、どのような背景映像においても視認性が確保される、すなわち、読みやすい歌詞文字を表示できるというものではない。
図12には、このような明暗が混在する背景映像に歌詞文字を重畳させた様子が模擬的に示されている。歌詞文字「ぞうさん ぞうさん ながいのね」について、図12(A)には歌唱前(色替え前)の歌詞文字が、また、図12(B)には歌唱後(色替え後)の歌詞文字が示されている。図面の記載上、静止した様子しか示すことができないが、明暗の縦縞を有する背景画の中では、歌詞文字が読み取り難くなることが分かる。背景映像が動画像となった場合には、読み取り難さはさらに顕著なものとなる。
特に、カラオケ装置では、収録楽曲数は日々増加する一方、限られた記憶容量を有効に使用しなくてはならない。そのため、背景映像となる映像コンテンツを複数の楽曲間で共有して使用することが行われている。このような制約のため、背景映像は各楽曲の歌詞に合わせて作成することは困難であり、予想不能な輝度・色相の変化を呈することになる。そのため、ある背景映像専用に、背景映像の傾向とは逆の輝度・色相を使って歌詞映像のコンテンツを作成することは現実的ではない。
また、特許文献1のように、歌詞文字が表示される画面領域の背景色に対して補色関係にある色とする方式も考えられるが、画像解析処理行う必要があり、カラオケ装置での処理負担を増加させることとなる。
歌詞映像の視認性低下の問題として、このような背景映像との混在によるもの以外に、歌詞文字の境界錯誤によるものがある。カラオケの歌詞表示においては、画面のリソース(画面の広さ)に限りがあるため、(1)歌詞文字表示を小さく表示する、(2)歌詞表示画面の表示間隔を早く切り替える、(3)歌詞文字間隔を狭めて表示する、の何れかを選択する必要がある。
(1)を選択すれば視認性は視認性は悪くなってしまうため、歌詞文字表示を大きくすると、一画面中の文字数は減少するために(2)を選択することとなってしまう。その場合、歌詞表示画面の切り替え間隔が短くなってしまい、見た目上せわしなく、歌唱する際にもテンポ取りが困難になるといった問題がある。そのため、(3)を選択することで、文字を大きくしながらも歌詞表示画面の表示間隔を若干緩くすることが可能となる。(3)を実現するためには、各歌詞文字の表示間隔を狭めることの他、字間の狭いフォントセットを使用すること等で実現される。
しかしながら、歌詞文字間隔を狭めることにも問題があり、特に複雑な字体(漢字)を使用する圏においては、隣接した文字と文字の境界錯誤が起きやすくなる。図13には、このような問題を示す歌詞文字が示されている。図には「明暗日時期日明朗」という偏(へん:漢字の左半分)と旁(つくり:漢字の右半分)によって構成された歌詞文字が並んだ様子が示されている。このような一文において各歌詞文字間隔を狭めて表示すると視覚上の錯誤が発生し、存在しない文字をそこに見てしまうこととなる。その結果、誤読をしないまでも、読み難いという印象となってしまう。
そのため、本発明に係るカラオケ装置は、
記憶手段と、演奏手段と、制御手段と、を備えるカラオケ装置において、
前記記憶手段は、演奏情報と歌詞情報を含む楽曲情報を記憶し、
前記歌詞情報は、歌詞文字情報を含んで構成され、
前記演奏手段は、前記演奏情報に基づいて演奏を可能とし、
前記制御手段は、演奏処理と、表示処理を同期して実行し、
前記演奏処理は、前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させ、
前記表示処理は、前記歌詞情報に含まれる前記歌詞文字情報に基づいて、明度変化処理された歌詞文字を表示手段に配列表示させ、
前記明度変化処理は、1つの前記歌詞文字の両端に設けられた最明部と最暗部との間で、少なくとも前記歌詞文字の配列方向に明度を変化させ、
前記表示処理は、前記演奏処理の進行に伴い、前記歌詞文字の表示色を変更させ、
前記明度変化処理は、表示色変更前の前記歌詞文字と、表示色変更後の前記歌詞文字の両方について実行され、表示色変更前の前記歌詞文字と表示色変更後の前記歌詞文字は、明度変化の方向が異なることを特徴とする
さらに本発明に係るカラオケ装置において、
前記明度変化処理は、前記歌詞文字の配列方向と直交する方向に対しても各前記歌詞文字の明度を変化させることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、
前記表示処理は、背景映像に前記歌詞文字を重畳させて表示させることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置において、
前記明度変化処理は、
表示する各前記歌詞文字の大きさに対応するとともに、各前記歌詞文字の明度変化を表すグラデーション情報を生成し、各前記歌詞文字について、前記歌詞文字情報に対応するフォント情報と、生成した前記グラデーション情報を合成することを特徴とする。
また本発明に係るカラオケ用プログラムは、
記憶手段に記憶された楽曲情報を再生し、コンピュータ装置にて実行可能なカラオケプログラムにおいて、
前記楽曲情報は、演奏情報と歌詞情報を含み、
演奏処理と、表示処理を同期して実行し、
前記演奏処理は、前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させ、
前記表示処理は、前記歌詞情報に含まれる前記歌詞文字情報に基づいて、明度変化処理された歌詞文字を表示手段に配列表示させ、
前記明度変化処理は、1つの前記歌詞文字の両端に設けられた最明部と最暗部との間で、少なくとも前記歌詞文字の配列方向に明度を変化させ、
前記表示処理は、前記演奏処理の進行に伴い、前記歌詞文字の表示色を変更させ、
前記明度変化処理は、表示色変更前の前記歌詞文字と、表示色変更後の前記歌詞文字の両方について実行され、表示色変更前の前記歌詞文字と表示色変更後の前記歌詞文字は、明度変化の方向が異なることを特徴とする
本発明によれば、表示する歌詞文字の配列方向に各歌詞文字の最明部と最暗部の間で明度変化させたことにより、明度や彩度がめまぐるしく変化する動画像の背景上に歌詞文字を重畳させた場合においても、歌詞文字の視認性低下を抑えることが可能となる。また、偏と旁によって構成された歌詞文字(漢字)が連続して配列された場合においても、各歌詞文字を1つ1つ視認可能とし、視覚上の錯誤を抑えることが可能となる。
また、各歌詞文字の明度変化させる処理は、カラオケ装置の表示処理において実行されるため、歌詞情報を含む楽曲情報を変更することなく利用することが可能である。したがって既存の楽曲情報に変更を加えることなく、歌詞文字の視認性向上を図ることが可能となる。
さらに、各歌詞文字の配列方向と直交する方向に対しても明度変化させた歌詞文字を配列表示させることで、各歌詞文字をさらに際立たせることが可能となり、各歌詞文字の視認性の向上を図ることが可能となる。
さらに、各歌詞文字の大きさに対応するとともに、各歌詞文字の明度変化を表すグラデーション情報と、フォント情報とを合成するという簡易な処理を採用することで、楽曲再生中にリアルタイムで各歌詞文字に明度変化を付与することが可能となる。
さらに、演奏処理の進行に伴い、歌詞文字の表示色を変更させるとともに、表示色変更
前の歌詞文字と、表示色変更後の歌詞文字の両方について、明度変化処理を実行することで、歌唱すべき歌詞の位置の視認性向上を図ることが可能となる。
さらに、表示色変更前の歌詞文字と表示色変更後の歌詞文字は、明度変化の方向を異ならせたことで、さらに効果的に歌詞文字の視認性向上を図ることが可能となる。
また、上述したカラオケ装置の機能を、コンピュータ装置で実行可能なカラオケプログラムとして構成することにより、汎用のコンピュータ装置に対し、歌詞文字の視認性の向上が図られたカラオケ機能を組み込むことが可能となる。そして、既存のカラオケ装置に対しても、このカラオケプログラムを提供することで歌詞文字の視認性向上を図ることが可能となる。
本発明の実施形態に係るカラオケ装置の構成を示す図 本発明の実施形態に係る楽曲データのデータ構成を示す図 本発明の実施形態に係る歌詞表示処理の概念を示す模式図 本発明の実施形態に係る楽曲情報再生処理を示すフロー図 本発明の実施形態に係る歌詞表示処理を示すフロー図 本発明の実施形態に係るブロック画像生成処理を示すフロー図 本発明の実施形態に係るブロック画像生成の様子を示す模式図 本発明の実施形態に係る表示歌詞についてグラデーションの形態(グラデーションの方向が斜め方向)を説明する図 本発明の実施形態に係る歌詞表示例を示す図 本発明の実施形態に係る表示歌詞部分を示す図 本発明の実施形態に係る表示歌詞についてグラデーションの形態(グラデーションの方向が横方向)を説明する図 従来の表示歌詞を示す図 従来の表示歌詞部分を示す図(へんとつくりの錯誤)
図1は、本発明の実施形態に係るカラオケ装置の構成を示す図である。本実施形態のカラオケ装置1(「コマンダ」ともいう)は、CPU14、RAM15、ROM16などで構成される制御部を中心として、HDD(ハードディスク)13、音声処理部18、映像処理部11、操作パネル10、通信インタフェイス17などを備えて構成されている。
制御手段を構成するCPU14、RAM15、ROM16は、コンピューターにおいて一般的に使用される構成であって、CPU14は、プログラムの実行などに基づく各種制御を、RAM15、ROM16、ハードディスク13などに記憶する各種プログラム、各種データに基づいて行う。
カラオケ装置1における音声処理部18は、主として図2に示す楽曲情報に含まれる演奏情報に基づく演奏処理を実行する手段である。演奏情報はMIDI規格に基づいて作成されたデータの他、コーラスなどを担当する音声データなどを含んで構成されている。音声処理部18では、ユーザーが指定した楽曲に対応する演奏情報に基づいて演奏処理を実行することで、所望の楽曲の演奏を行う。また、オーディオ入力端子に接続されたマイクから入力された音声情報と、演奏情報に基づく演奏音をミキシングしてアンプに出力し、アンプに接続されているスピーカーから放音する。なお、マイクから入力される音声情報に対しては、エコーなどの効果を付加することも可能としている。
映像処理部11は、歌詞表示処理、並びに、背景映像表示処理など、ディスプレイ12
を介してユーザーに視覚的情報を提供する処理を実行する。歌詞表示処理は、前述した楽曲情報に含まれる歌詞情報に基づいて歌詞をディスプレイ12に表示させる処理であって、演奏処理に同期して実行される。ディスプレイ12に表示された歌詞は、楽曲の演奏の進行に同期して歌唱すべき箇所が色替え表示され、歌唱者に歌唱箇所を教示する。また、背景映像表示処理は、演奏される楽曲の対応した各種映像を表示することで、歌唱の雰囲気を盛り上げる処理である。そのため、記憶手段としてのハードディスク13には、MPEG形式などによる圧縮が施された背景映像情報が記憶されており、映像処理部11では、この背景映像情報をデコードすることでディスプレイ12に映像を表示する。
通信インタフェイス17は、ネットワーク接続端子を介してインターネットに接続され、図示しないホスト装置から、新しくリリースされた楽曲情報や、背景映像情報、プログラムなどを受信するとともに、ホスト装置に対して利用履歴などを送信する。近年では、ユーザーの利用履歴、登録楽曲などを含んだユーザー情報をホスト装置で管理し、当該ユーザーの利用時に受信することで、各個ユーザーに即したサービスを提供することも可能である。
カラオケ装置1に対して行われる楽曲指定(予約)など、ユーザーからの各種指示は、操作パネル10から行うことも可能であるが、通常、店舗内のネットワークに接続されたリモコン装置(図示せず)から行われる。リモコン装置は、タッチパネルなどのインタフェイスを備えており、ユーザーに各種情報を表示提供するとともに、タッチ指示による入力受付を行うことが可能となっている。
記憶手段として機能するハードディスク13には、楽曲を演奏するための楽曲情報を含んだ、図2に示すデータベース(楽曲DB)の他、ディスプレイに背景を表示するための背景映像情報、そして、カラオケ装置において各種処理を実行するためのプログラムを記憶している。また、前述したホスト装置から各種データを受信することで、記憶しているデータベースの追加、更新が実行される。本実施形態で説明する歌詞表示処理についても、プログラムとして受信させることで既存のカラオケ装置1に機能追加することが可能である。
では、本発明の特徴となる歌詞表示処理について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る楽曲情報のデータ構成を示す図である。本実施形態の楽曲情報は、既存のものを利用することが可能である。すなわち、楽曲情報に対して何ら加工、改変を行うことなく、視認性の向上が図られた歌詞文字列を表示させることが可能となっている。このように、カラオケ装置1にて実行されるプログラムにて歌詞文字の表示形態を変更するため、楽曲情報の加工、改変に必要な手間、コストを抑えることが可能となっている。さらには、歌詞文字の表示形態変更のためカラオケ装置にフォントを追加するなど、データ量の増加を伴うこともなく記憶容量を圧迫させることもない。
図2に示されるように楽曲情報は、楽曲情報の各種属性を示すメタデータ、演奏のために使用される演奏情報、歌詞表示のために使用される歌詞情報を含んで構成されている。本実施形態では、メタデータとして曲名、作曲者名、曲番号、ジャンル、個別素材画像の有無などを含んで構成されている。曲名、作曲者名、曲番号、ジャンルは、楽曲を検索、指定するための情報として用いられる。個別素材画像は、背景映像として当該楽曲に特化したものを有しているか否かを示す情報であって、有りの場合には、アーティストのライブ映像など当該楽曲に特化した映像が使用可能である。
本実施形態の演奏情報は、MIDI規格に即して作成されたMIDIデータとされているが、この他、バックコーラスなどの音声情報を含ませることとも考えられる。MIDIデータの場合には、演奏手段としてのMIDI音源に演奏させることで楽音が奏でられる
歌詞情報(テロップデータ)は、演奏情報による演奏に同期してディスプレイ12に歌詞を表示させるためのデータである。本実施形態では、1つのタイミングで1度に表示させるブロックデータを単位として構成されている。演奏情報の演奏に同期して出力されるステップ値に基づいて、指定されたブロックデータを読み出し、表示制御することで、演奏に同期した歌詞表示が実行されることとなる。
各ブロックデータは、表示データ、属性データを含んで構成されている。表示データは、表示させるべき歌詞の文字列(歌詞文字情報)、及び、当該文字列の位置決めのための座標を含んで構成されている。なお、1画面内に複数同時にブロックデータを表示させることが可能であって、歌唱終了した箇所のブロックデータの歌詞を消去し、新たなブロックデータの歌詞を表示させることで、スムースな歌唱を行うことが可能である。
属性データは、表示データによって形成される歌詞文字列の表示、消去、色替えタイミングなどを決めるための情報を含んだデータ群である。これらタイミングを決めるため、本実施形態では、演奏情報の進行に同期して出力されるステップ値(MIDIステップ値)に対応づけられている。表示ステップ、消去ステップは、歌詞文字列の表示タイミング、消去タイミングを示すステップ値である。また、変化ステップは、歌詞文字列を色替えの色替えについて規定した情報であって、本実施形態では文字列の色替え速度を示す変化速度と、色替え前の歌詞文字の色コード、色替え後の歌詞文字の色コードを含んで構成されている。
図3は、この楽曲情報内の歌詞情報を利用した歌詞表示処理の概念を示す模式図である。本実施形態の歌詞表示処理は、楽曲情報中の歌詞情報に基づいて実行されると共に、同楽曲情報中の演奏情報に同期して実行される。具体的には、演奏情報の再生に従って出力されるステップ値(MIDIステップ値)に対応する、歌詞情報中の各種情報に基づいてディスプレイ12に歌詞文字列が表示される。
前述したように歌詞表示処理は、ブロックデータ(B01〜Bnn)を1つの処理単位として実行される。このブロックデータの属性データ中に含まれる表示ステップ、色替えを行う色の変化ステップ(変化速度、変化前後の各色コードで色は変化する度合い、色の種類も決められている)、消去ステップのそれぞれのタイミングで、表示データに基づく歌詞文字列が表示色替え、消去が、楽曲演奏の進行の順で実行される。図3の上側の図に示すように、ディスプレイ12に対しては、例えば、歌詞文字列の左上の位置が、表示データに含まれる座標となるように、歌詞文字情報によって形成された歌詞文字列を表示させる。
このようなブロックデータ単位での処理を繰り返し実行することで、ディスプレイ12の画面には、演奏情報の再生に同期した歌詞文字情報が表示され、歌唱者に対して歌唱すべき箇所を指示することが可能となる。なお、図3の下側の図におけるブロックデータの各ブロック(図2:B01〜Bnn)の、演奏開始から演奏終了まで、ステップ値のインクリメントに伴なって、歌詞表示を開始し、変化ステップで色替えを行い、歌詞表示が消去される一連の処理は、1つの時間帯に重複して実行させることも可能であり、複数のブロックデータで構成された歌詞文字列をディスプレイ12の画面内に同時に表示させることも可能である。このように表示させることで、歌唱者は歌唱した歌詞文字列が消去される前に新たな歌詞文字列を確認することが可能となる。
では、本実施形態において楽曲情報を再生させる処理について詳細に説明する。図4は、発明の実施形態に係る楽曲情報再生処理を示すフロー図である。カラオケ装置を操作す
るユーザーは、図1の操作パネル10、あるいは、ネットワークに接続されたリモコン装置などの指定手段を利用して歌唱したい楽曲を指定する。楽曲の指定は通常、予約という形態で行うことが可能となっており、予約された楽曲は、その識別子(例えば、曲番号)をRAM15内の予約テーブルに記録し、予約テーブルから識別子を順次、読み出して楽曲情報の再生が実行される。
操作パネル10などから指定された楽曲について、楽曲情報の再生が開始されると、まず、S101にてハードディスク13に格納されている楽曲情報が読み出される。S102では、読み出された楽曲情報に基づいて再生が開始されることとなるが、ここでは、演奏処理S200と、歌詞表示処理S300とが並列実行される。演奏処理は、読み出された楽曲情報内に含まれる演奏情報を、音声処理部18に順次送出することで、楽曲情報の演奏が実行されることで、楽曲情報が再生される。この演奏処理は、カラオケ装置ではよく知られる処理であるため、ここでの説明は省略する。演奏処理では、演奏情報の進行を示すステップ値が順次出力される(S103)。歌詞再生処理S300では、このステップ値に基づいて歌詞の表示、色替え、消去が実行されることで、演奏に同期した歌詞文字表示を行うことを可能としている。楽曲情報の再生は、演奏処理S200、歌詞表示処理S300が終了するまで(S104)実行されることとなる。
では、この歌詞再生処理S300の詳細について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る歌詞再生処理を示すフロー図である。歌詞再生処理は、図5に示されるように楽曲情報内の歌詞情報、演奏処理に伴って出力されるステップ値に基づいて実行される。
歌詞情報に含まれる各ブロックデータに対して、S301をループ先端、S311をループ終端とする、S301〜S311のブロックデータ処理ループが順次実行される。S302では、演奏処理で出力されるステップ値と読み出されているブロックデータ中、属性データに含まれる各ステップ(表示ステップ、消去ステップ、変化ステップ)との比較が行われる。S303、S305、S308ではこの比較に基づいて後続の各処理に進むこととなる。
表示ステップであることが判定された場合(S303:Yes)には、ブロック画像生成処理S400が実行される。このブロック画像生成処理は、ブロックデータ中の歌詞文字情報、及び、カラオケ装置のROM13等に記憶するフォント情報を用いて実行される。歌詞文字情報は、通常、キャラクターコードのようなフォント情報と対応付けられた情報で構成されている。画像処理部11は、この歌詞文字情報に対応するフォント情報を読み出し、その内部に有する画像バッファ中に並べることで、ディスプレイ12に表示可能な歌詞文字列(ブロック画像)を形成する。本実施形態では、この表示ステップ判定のタイミングにて、色替え前の歌詞文字列(色替前ブロック画像)、色替え後の歌詞文字列(色替後ブロック画像)の両方を生成し、その後実行される歌詞文字列の色替えに備える。
なお、このブロック画像生成処理は、歌詞文字列を表示させる前に実行されればよく、そのタイミングを問うものではない。また、生成された色替前ブロック画像、色替後ブロック画像は、演奏に同期して出力されるステップ値に対応したある程度の期間、保存しておくこととしても良い。カラオケ装置では、ユーザーによってサビ部分などを繰り返し演奏させ、苦手部分などの練習を行うことがある。このような状況で、巻き戻しされた場合においても、生成済みのブロック画像を読出すことで、歌唱者を待たせることなく歌詞文字表示を行うことが可能となる。また、ブロック画像生成処理を演奏に先駆けて事前に実行することとしてもよい。2コーラス目から再生するなど、ユーザーによって早送りが指定された場合にも迅速に対応することが可能となる。
では、このブロック画像生成処理について詳細に説明する。図6は、本発明の実施形態
に係るブロック画像生成処理を示すフロー図である。また、図7は、本発明の実施形態に係るブロック画像生成の様子を示す模式図である。
本実施形態におけるブロック画像生成処理S400は、S401をループ始端、S408をループ終端としている。各ブロック単位中、歌詞文字情報中の1文字を対象としたS402からS407の処理が繰り返し実行される。まず、S402では対象となる歌詞文字情報の1文字を1文字描画用画像バッファに描画する。これは、カラオケ装置内のROM15などの記憶手段に記憶するフォントデータを読み出すことで実行される。S403では、この1文字描画用画像バッファ中の大きさが計測される。本実施形態では、スケーラブルフォントのように文字幅が可変すると共に、フォントデータの高さを一定としているため、文字幅の計測を行うことで文字の大きさが測定される。図7(a)には歌詞文字列「ぞうさん」について、文字幅計測の様子が示されている。本実施形態では「ぞ」、「う」、「さ」、「ん」の各歌詞文字毎に計測が実行される。
S404では、パターン用画像バッファに予め記憶するグラデーションパターンを読み出し、S403で計測した文字の大きさ(この場合、文字幅)に合うように拡大、縮小し、グラデーション情報を生成する。図7(b)には、計測結果に基づいて生成された各歌詞文字に対応するグラデーション情報が示されている。本実施形態では、歌詞文字の左上がグラデーションパターン中、最も明度の大きい最明部、歌詞文字の右下がグラデーションパターン中、最も明度の小さい最暗部となるグラデーション情報を使用している。例えば「ぞ」に対しては、文字幅T1を有するようにグラデーションパターンを拡大あるいは縮小することで、グラデーション情報が生成される。生成されたグラデーション情報も、グラデーションパターンと同様、左上が最明部、右下が最暗部となる。
S405では、S402で描画した1文字の歌詞文字と、S405で生成したグラデーション情報とを合成して、対象とされた1つの歌詞文字について、色替前ブロック画像を生成し、画像バッファに記憶させる。図7(c)には、複数の歌詞文字「ぞうさん」を含むブロック全体の色替前ブロック画像が示されている。S402で生成した1つの歌詞文字に、グラデーション情報が反映され、左上から右下に欠けて明度が徐々に暗く変化する歌詞文字が生成されていることが分かる。
本実施形態では、色替前ブロック画像の生成と同時に、色替後ブロック画像の生成も行っている。S406では、S404と同様、歌詞文字の大きさにあうようにグラデーションパターンを拡大または縮小することでグラデーション情報を生成している。ただし、ここで使用するグラデーションパターンは色替え前のものとはことなり、左上を最暗部、右下を最明部に有するものを使用している。図7(d)には生成されたグラデーション情報が示されている。この色替え後のために使用するグラデーションパターンは、色替え後と異なるものを利用してもよいし、色替え前のグラデーションパターンの明度や色調などを調整して用いることとしてもよい。あるいは、色替え前のグラデーションパターンを180度回転して使用することとしてもよい。
S407では、S402で描画した1文字の歌詞文字と、S406で生成したグラデーション情報とを合成して、対象とされた1つの歌詞文字について、色替後ブロック画像を生成し、画像バッファに記憶させる。
図7(e)には、複数の歌詞文字「ぞうさん」を含むブロック全体の色替後ブロック画像が示されている。S402で生成した1つの歌詞文字に、グラデーション情報が反映され、左上から右下に欠けて明度が徐々に明るく変化する歌詞文字が生成されていることが分かる。
このように本実施形態では、色替前ブロック画像と、色替後ブロック画像を同じ処理で
生成するため、例えばS402の歌詞文字の描画、S403の文字幅計測などを兼用することが可能となり、全体としての処理時間の短縮、処理負荷の軽減を可能としている。そして、ブロックデータ内の最後の歌詞文字まで実行が完了していない場合(S408:NO)は、ループ先端S401に戻る。
以上の処理をブロックデータ内の最後の歌詞文字まで(S408:Yes)、繰り返し実行することで、画像バッファ内には、図7(c)、(e)に示される色替え前、色替え後の各ブロック画像が生成される。
図5の歌詞表示処理のフロー図に戻り、S404では、S400にて生成された色替前ブロック画像を読み出してディスプレイ12に表示させる。図8(A)には、図7で示した例について、色替前ブロック画像が表示された状態が示されている。
ステップ値との比較の結果、変化ステップであると判定された場合(S305:Yes)には、当該ブロックの文字列に対して色替えが実行される。この色替えは、S304にて表示されている色替え前ブロック画像に対して実行される処理であって、画面に表示された文字列について、左端から順に色替えを行い、歌唱者に対して歌唱位置を告知する処理である。この処理は、ブロックデータの属性データに含まれる変化ステップのタイミングで開始される。S306では、属性データ内に含まれる変化速度に基づいて、1回の描画にて変更される色替えの変更幅(ドット数)が算出される。S307では、算出された変更幅にて順次、色替前ブロック画像に色替後ブロック画像を重ねて表示させることで、歌唱すべき位置に応じて色変化したように歌詞文字が表示される。
図8(B)には、図7で説明した「ぞうさん」について、色替後ブロック画像が示されている。図8(A)の色替前ブロック画像に、左から変化ドット数分だけの幅を有する色替後ブロック画像を重ねることで、図8(C)に示すような色替え位置で表示状態が変化する画像を形成することが可能となる。図8(C)から分かるように、色替え前と色替え後で明度変化の方向が異なる(この場合、反対方向)グラデーション情報(パターン)を利用しているため、歌唱者に対する色替え位置の視認性も十分に確保することが可能となり、歌唱者に対して歌唱すべき位置をはっきり示すことができる。この色替えがさらに進むと最終的には、図8(B)に示される色替後ブロック画像のみの表示、すなわち、当該ブロックの歌唱が終わった状態となる。
そして、ステップ値との比較の結果、消去ステップであることが判定された場合(S308:Yes)には、当該ブロックの歌詞文字列の消去が実行される(S309)。そして、演奏情報の演奏が終了していない(S310:No)場合は、ループ終端S311からループ先端S301へ戻る。以上の処理を演奏情報の演奏が終了するまで(S310:Yes)、繰り返し実行することで、演奏処理に同期した歌詞表示が実行される。
以上の処理を実行することで、時間的に変化する動画像の中でも視認しやすい歌詞文字表示を行うことが可能となる。図9には、本発明の実施形態に係る歌詞表示例が示されている。図12で従来例として説明した図と同様、歌詞文字「ぞうさん ぞうさん ながいのね」について、明暗が混在する背景映像に歌詞文字を重畳させた様子が示されている。図9(A)には歌唱前(色替え前)の歌詞文字が、また、図9(B)には歌唱後(色替え後)の歌詞文字が示されている。両者共に、図7で説明したグラデーション情報を利用した形態となっている。
図面の記載上、静止した様子しか示すことができないが、明暗の縦縞を有する背景画の中においても、横方向に並んだ、歌詞の配列方向の歌詞文字は視認しやすいものとなっている。背景映像が動画像となった場合においても視認性の向上を確認することができた。
また、図10には、隣接した文字と文字の境界錯誤を説明するため、図13と同じ歌詞文字について、本発明の実施形態を適用したものが示されている。近年、携帯端末(例えば、スマートフォン、電子書籍など)を用いたカラオケサービスが開始されている。携帯端末を用いたカラオケでは、表示画面が小さいカラオケ装置のように、表示画面が小さくなったために、歌詞の字間を狭めて文字数を稼がなくてはならない。
このため、前述した、図13に示す、偏(へん:漢字の左半分)と旁(つくり:漢字の右半分)によって構成された歌詞文字が並んだときに、どこからが文字なのか区別がつきにくい状況であっても、本実施形態のように各歌詞文字について、最明部、最暗部を設け、その間で明度変化させることで、各歌詞文字(漢字)を独立して視認することが可能となる。
以上、最明部と最暗部を文字の対角上(右上、左下)にとり、最明部と最暗部の間で明度変化させる形態について説明したが、明度変化の方向は、少なくとも歌詞文字列の配列方向に行われていれば、前述したような歌詞文字の視認性を確保することが可能である。前述の実施形態では、歌詞文字列の配列方向(図の横方向)のみならず、配列方向と直交する方向(図の縦方向)についても明度変化を行うこととしていた。
図11には、歌詞文字列の配列方向のみに明度変化させた実施形態が示されている。図8と同様の歌詞文字列「ぞうさん」についての例であって、(A)、(B)、(C)それぞれ、色替え前、色替え後、色替え途中の歌詞文字列が示されている。歌詞文字「ぞ」においては、破線四角で示す箇所が最明部、最暗部付近の位置となる。このように本実施形態では、各歌詞文字の左右両辺近傍が最明部、最暗部となり、その間で明度が左右方向に変化することとなる。このような歌詞文字列の配列方向のみに明度を変化させる形態においても、図9のような背景映像中での視認性、並びに、図10のような隣接間隔を狭めた場合の視認性を確保できることを確認できた。
なお、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、例えば、縦書きの歌詞テロップや、スマートフォン、電子書籍などを用いたカラオケ用アプリケーションにおいて、文字の縦横配列表示を示す、文字配列方向情報を、予め楽曲情報や書籍情報に含ませ、歌詞表示処理のS201の上流側に、文字配列方向情報を抽出する文字配列方向抽出手段を配置しておき、これから表示すべき文字方向が縦書きか、横書きかを特定できるようにしておいてもよい。
そして、文字配列方向抽出手段が文字配列の縦方向を抽出した場合には、ブロック画像生成処理のグラデーション情報生成処理(S404)、(S406)に対してグラデーション方向を、縦方向(最明部と細暗部が上下関係)に生成するように指示する。
又は、横方向を抽出した場合には、ブロック画像生成処理のグラデーション情報生成処理(S404)、(S406)に対して文字毎のグラデーション方向を、横方向(最明部と細暗部が左右関係)に生成するように指示する。
このようにすれば、文字の配列方向が縦、横いずれの場合でも、視認性を確保できる。
更に、文字配列方向情報が予め楽曲情報、書籍情報に含まれていない場合であってもカラオケ用携帯端末などに加速度センサが含まれており、加速度センサの加速度信号を加速度検知手段が抽出することで、文字の配列方向が決定される画面表示の場合であっても本発明は実施できる。
この場合は、加速度検知手段によって、文字配列が決定した下流側の処理に、文字配列方向抽出手段を配置しておき、これから表示すべき文字方向が縦書きか、横書きかを特定
できるようにしておいてもよい。
そして、縦方向を抽出した場合には、ブロック画像生成処理のグラデーション情報生成処理(S404)、(S406)に対して文字毎のグラデーション方向を、縦方向(最明部と細暗部が上下関係)に生成するように指示するのである。
このようにしても、文字の配列方向が縦、横いずれの場合でも、視認性を確保できる。よって、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した、上記携帯端末や電子書籍などを用いた、カラオケ用の歌詞文字を文字単位で文字配列方向でグラデーション表示する実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…カラオケ装置、10…操作パネル、11…映像処理部、12…ディスプレイ(表示部)、13…HDD(ハードディスク)、14…CPU(制御部)、15…RAM、16…ROM、17…通信インタフェース、18…音声処理部

Claims (5)

  1. 記憶手段と、演奏手段と、制御手段と、を備えるカラオケ装置において、
    前記記憶手段は、演奏情報と歌詞情報を含む楽曲情報を記憶し、
    前記歌詞情報は、歌詞文字情報を含んで構成され、
    前記演奏手段は、前記演奏情報に基づいて演奏を可能とし、
    前記制御手段は、演奏処理と、表示処理を同期して実行し、
    前記演奏処理は、前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させ、
    前記表示処理は、前記歌詞情報に含まれる前記歌詞文字情報に基づいて、明度変化処理された歌詞文字を表示手段に配列表示させ、
    前記明度変化処理は、1つの前記歌詞文字の両端に設けられた最明部と最暗部との間で、少なくとも前記歌詞文字の配列方向に明度を変化させ、
    前記表示処理は、前記演奏処理の進行に伴い、前記歌詞文字の表示色を変更させ、
    前記明度変化処理は、表示色変更前の前記歌詞文字と、表示色変更後の前記歌詞文字の両方について実行され、表示色変更前の前記歌詞文字と表示色変更後の前記歌詞文字は、明度変化の方向が異なることを特徴とする
    カラオケ装置。
  2. 前記明度変化処理は、前記歌詞文字の配列方向と直交する方向に対しても各前記歌詞文字の明度を変化させることを特徴とする
    請求項1記載のカラオケ装置。
  3. 前記表示処理は、背景映像に前記歌詞文字を重畳させて表示させることを特徴とする
    請求項1または請求項に記載のカラオケ装置。
  4. 前記明度変化処理は、
    表示する各前記歌詞文字の大きさに対応するとともに、各前記歌詞文字の明度変化を表すグラデーション情報を生成し、各前記歌詞文字について、前記歌詞文字情報に対応するフォント情報と、生成した前記グラデーション情報を合成することを特徴とする
    請求項1から請求項の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  5. 記憶手段に記憶された楽曲情報を再生し、コンピュータ装置にて実行可能なカラオケプログラムにおいて、
    前記楽曲情報は、演奏情報と歌詞情報を含み、
    演奏処理と、表示処理を同期して実行し、
    前記演奏処理は、前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させ、
    前記表示処理は、前記歌詞情報に含まれる前記歌詞文字情報に基づいて、明度変化処理された歌詞文字を表示手段に配列表示させ、
    前記明度変化処理は、1つの前記歌詞文字の両端に設けられた最明部と最暗部との間で、少なくとも前記歌詞文字の配列方向に明度を変化させ、
    前記表示処理は、前記演奏処理の進行に伴い、前記歌詞文字の表示色を変更させ、
    前記明度変化処理は、表示色変更前の前記歌詞文字と、表示色変更後の前記歌詞文字の両方について実行され、表示色変更前の前記歌詞文字と表示色変更後の前記歌詞文字は、明度変化の方向が異なることを特徴とする
    カラオケプログラム。
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