JP5657333B2 - ゴムクローラ組込体 - Google Patents

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本発明は、ゴムクローラ組込体に関する。
建設機械や農業機械等の車両の走行部に用いられるゴムクローラとして、特許文献1には、ゴムクローラの内周面の突起部の間に凹部を形成し、スプロケットの歯部がこの凹部に進入して、凹部の壁面に係合(当接)したときに、スプロケットからゴムクローラへ駆動力が伝達されるようにした構造のものが記載されている。
特開2009―78796号公報
しかし、特許文献1に記載の構造では、スプロケットの歯部がゴムクローラの突起部、特に根元部分にスプロケットの歯部から高い負荷が作用した場合でも、突起部が破損されないようにすべく、突起部に強度を持たせる必要があった。
本発明は、上記事実を考慮し、スプロケットの歯部から高い負荷が作用した場合でもゴムクローラの突起の破損を抑制できるゴムクローラ組込体を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明では、無端状に形成され、内周面から複数のクローラ突起が突出されたゴムクローラと、外周面から周方向に間隔をあけて突出された複数の歯部を備え、該歯部の前記クローラ突起との係合により前記ゴムクローラに駆動力を伝達するスプロケットと、前記クローラ突起に埋設され、前記ゴムクローラを側面視したときの幅が突出端から根元部分に向かって増大し、前記幅が最大となる最大幅部において、前記歯部と前記クローラ突起との係合状態で前記ゴムクローラの周方向に見て前記歯部と重なる芯金突起を備えた芯金と、を有する。
このゴムクローラ組込体では、スプロケットの歯部がゴムクローラのクローラ突起に係合した状態で、スプロケットが回転することで、駆動力がゴムクローラに伝達される。クローラ突起には、芯金の芯金突起が埋設されており、芯金突起の最大幅部は、歯部とクローラ突起との係合状態で、ゴムクローラの周方向に見て歯部と重なっている。すなわち、スプロケットの歯部から駆動力を受ける部分まで芯金突起が設けられていることになるので、クローラ突起に高い負荷が作用した場合でも、クローラ突起の破損を抑制できる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記歯部の突出端側に、前記スプロケットの幅方向両側に突出する突出部が形成され、前記突出部が前記クローラ突起との係合により前記駆動力を伝達する。
歯部の突出部は、スプロケットの幅方向両側に突出しているので、このような突出部が形成されていない構造の歯部と比較して、クローラ突起との接触面積を広く確保できる。そして、突出部とクローラ突起とが係合する構成においても、突出部から駆動力を受ける部分まで芯金突起が設けられているため、クローラ突起の破損を抑制できる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記クローラ突起の根元部分に、前記ゴムクローラを側面視したとき前記最大幅部よりもゴムクローラの周方向に広がるゴム製の幅広部が形成されている。
クローラ突起の根元部分に、ゴム製の幅広部を設けたことで、スプロケットの歯部の一部は幅広部すなわちゴム部分に接触する。このため、スプロケットの歯部の全体が金属部分に接触する構成と比較して、騒音の発生が抑制される。また、クローラ突起の根元部分まで含む全体に芯金突起を設けた構成と比較して、芯金突起が小型になるので、ゴムクローラ組込体の軽量化低コスト化を図ることが可能になる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記クローラ突起の周方向端面の、ゴムクローラ側面視におけるゴムクローラ内周面からの立ち上がり角度が、前記芯金突起の前記最大幅部よりも突出端側において根元部側よりも小さくされている。
したがって、スプロケットの歯部が、クローラ突起(芯金突起)の突出端側には接触しづらくなり、騒音の発生をさらに効果的に抑制可能となる。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記ゴムクローラに、複数の前記クローラ突起の間の位置でゴムクローラ内周面を外周側に凹ませることで、前記歯部を部分的に収容する収容凹部が形成されている。
スプロケットの歯部を収容部に収容することで、歯部とクローラ突起との係合状態を寄り確実に維持できるようになる。また、歯部が芯金突起の根元部分(あるいは根元に近い部分)で負荷を作用させるので、芯金突起への過度の回転モーメントを作用させない構成とすることが可能になる。
本発明は上記構成としたので、スプロケットの歯部から高い負荷が作用した場合でもゴムクローラの突起の破損を抑制できる。
本発明の第1実施形態のゴムクローラ組込体をスプロケット及びその近傍で拡大して示す斜視図である。 本発明の第1実施形態のゴムクローラ組込体を部分的に示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 本発明の第1実施形態のゴムクローラ組込体をゴムクローラの周方向に沿った断面で示す断面図である。 本発明の第2実施形態のゴムクローラ組込体をゴムクローラの周方向に沿った断面で示す断面図である。
図1及び図2には、本発明の第一実施形態のゴムクローラ組込体12が部分的に示されている。ゴムクローラ組込体12は、ゴムによって無端の帯状に形成されたゴムクローラ14を備えている。図2にも示すように、ゴムクローラ14には、その周方向に沿って一定間隔でゴムクローラ用芯金18が埋設されている。以下、ゴムクローラ14の周方向とは、無端状のゴムクローラの長手方向に沿った方向をいうものとする。また、単に「幅方向」というときは、ゴムクローラ14の幅方向をいうものとする。ただし、後述する芯金突起34の幅方向というときは、ゴムクローラ14を側面視したときに現れる方向の幅をいう(図3参照)。
ゴムクローラ14は、図3に示すように、下側の略平面状の部分が接地部分14Tとなっている。以下において、接地部分14T側とは、図1に示す状態でのゴムクローラ14の下側をいう。
ゴムクローラ14の内周側には、スプロケット20及び図示しないアイドラーが配置されている。スプロケット20には、その周方向に沿って一定間隔で係合歯部22が突設されている。係合歯部22の先端(突出端)側には、スプロケット20の幅方向に突出する突出部24が形成されている。
図3に詳細に示すように、突出部24は、スプロケット20の径方向内側に位置する平坦状の平坦面24Fを有している。突出部24は、この平坦面24Fを底辺としてスプロケット20の径方向外側に向かう略三角形状とされており、側面24Sを有している。さらに、突出部24の先端側には、ゴムクローラ14の側面視にて所定の曲率で湾曲する先端湾曲面24Rが形成されている。
これに対し、図1及び図2にも示すように、ゴムクローラ14の幅方向中央部分には、クローラ突起26が形成されている。クローラ突起26は、ゴムクローラ14の内周面から内側に向けて突出されており、幅方向に一定間隔をあけて対になるように形成されている。そして、対になったクローラ突起26が、周方向に沿って一定間隔で形成されている。後述するように、スプロケット20の係合歯部22がクローラ突起26に係合した状態で、スプロケット20が回転駆動されると、スプロケット20の駆動力がこの係合によってゴムクローラ14に伝達される。
ゴムクローラ14の幅方向中央部分には、さらに、収容凹部28が形成されている。収容凹部28は、クローラ突起26の間の部分において周方向に一定間隔をあけて形成されている。収容凹部28には、図3に示すように、スプロケット20の係合歯部22の先端部分(突出部24の一部、特に先端湾曲面24Rを含む部分)が収容されるようになっており、これによって、係合歯部22とクローラ突起26との係合状態をより確実に維持できるようになっている。なお、図3では、収容凹部28として、ゴムクローラ14の外周面側に底部が存在する窪み状に形成されたものを挙げているが、これに限らず、収容凹部28として、たとえばゴムクローラ14を外周面まで貫通する貫通孔形状とされていてもよい。
ゴムクローラ14を側面視したときに、クローラ突起26の両側に現れる端面(周方向端面26E)は、図3から分かるように、根元部分26K側(後述する芯金突起34の最大幅部34Lよりも外周側)での立ち上がり角度θ1に対し、突出端側部分26Sでの立ち上がり角度θ2が小さくなっている。
図2(A)にも示すように、ゴムクローラ14には、複数のゴムクローラ用芯金18が周方向に一定間隔(クローラ突起26と同ピッチ)で埋設されている。ゴムクローラ用芯金18は、ゴムクローラ14の幅方向中央部分に位置する中央部30と、この中央部30から幅方向両側に延出された翼部32を有している。さらに、ゴムクローラ用芯金18は、中央部30と翼部32との境界部分から突出するように立設された一対の芯金突起34を有している。芯金突起34は、クローラ突起26の内部に埋設されている。
図3に示すように、ゴムクローラ14を側面視したとき、本実施形態の芯金突起34は、突出端34Sから根元部分34Kに向かって幅W1が漸増する漸増幅部34Zとされ、高さ方向(突出方向)の中間部分で最大幅部34Lを有する形状とされている。そして、最大幅部34Lから根元部分34Kに至るまでは、幅W1が部分的に狭くなった括れ部34Nとされている。括れ部34Nでは、芯金突起34の幅W1は狭くなっているが、ゴムクローラ14を構成するゴムによって、クローラ突起26を幅広とする幅広部26Wが構成されている。幅広部26Wは、芯金突起34の最大幅部34Lよりも、ゴムクローラ14の周方向にさらに広がる範囲の幅を有していることになる。
特に、幅広部26Wの稜線を上方に延長した仮想線GLを想定すると、芯金突起34は、この仮想線GLよりも、係合歯部22から離間する方向へ引っ込んだ位置となっている。そして、ゴムクローラ14を構成するゴムの一部が薄膜ゴム14Cとして、芯金突起34の周囲を薄膜状に覆っている。
図3に示すように、芯金突起34の形状は、特にその最大幅部34Lにおいて、クローラ突起26と係合した(収容凹部28に収容された)係合歯部22の突出部24と、ゴムクローラ14の周方向で見て部分的に重なることで、重なり部36を構成する形状とされている。
ゴムクローラ14には、ゴムクローラ用芯金18よりも外周面側に、スチールコード等が埋設されて補強層40が構成されている。スチールコードは無端状の金属コードであり、ゴムクローラ14の周方向の伸びを抑制しつつ、スプロケット20やアイドラーへの巻き掛けが可能となるよう変形する。そして、スプロケット20から作用する駆動力によってゴムクローラ14がスムーズに回転するよう補助する。
次に、本実施形態のゴムクローラ組込体12の作用を説明する。
スプロケット20の係合歯部22はゴムクローラ14の収容凹部28に収容されている。この状態でスプロケット20が回転駆動されると、係合歯部22(本実施形態では特に突出部24)がクローラ突起26と係合しているので、スプロケット20からゴムクローラ14に駆動力が伝達される。
ここで、図3に示すように、本実施形態のゴムクローラ組込体12では、ゴムクローラ用芯金18の芯金突起34に、周方向で係合歯部22と部分的に重なる重なり部36が構成されている。このような重なり部36が構成されないゴムクローラ組込体では、クローラ突起26の根元部分を係合歯部22が押圧し、根元部分に高い負荷が作用するため、根元部分の損傷を防止する必要がある。
しかし、本実施形態のゴムクローラ組込体12では、上記したように芯金突起34に重なり部36が構成されており、係合歯部22からの負荷の一部を金属製の芯金突起で負担することになるので、クローラ突起26の根元部分の損傷を抑制できる。
そして、本実施形態では、芯金突起34に形成された最大幅部34Lでスプロケット20の係合歯部22から駆動力を大きく受けることになるが、この最大幅部34Lにおいて重なり部36が構成されている。すなわち、係合歯部22から駆動力が大きく作用する部位において、係合歯部22と芯金突起34とが重なっており、クローラ突起26の根元部分の損傷を効果的に抑制できる。
また、本実施形態では、クローラ突起26にゴム製の幅広部26Wが構成されており、係合歯部22の一部は幅広部26Wに接触する。このため、係合歯部22の全部が芯金突起34に当たる構造と比較して、騒音の発生がさらに抑制される。しかも、クローラ突起26の幅広部26Wの部分まで芯金突起34を設けた構成と比較して、芯金突起34が小型になるので、ゴムクローラ組込体12全体の軽量化、低コスト化を図ることが可能になる。
金属製の係合歯部22と芯金突起34とが直接的に接触してしまった場合には金属音の発生が懸念されるが、本実施形態では、上記したように、芯金突起34が収容凹部28からの仮想線GLよりも、係合歯部22から離間する方向へ引っ込んだ位置となっている。したがって、上記した金属音を抑制することができる。なお、金属音の発生が懸念されるのは、スプロケット20から大きな駆動力をゴムクローラ14に作用させた場合であり、たとえば高速走行時には、係合歯部22とゴムクローラ14との摩擦によってゴムクローラ14が駆動されるので、このような金属音が発生する可能性は低い。
しかも、クローラ突起26の周方向端面26Eは、根元部分14K側の立ち上がり角度θ1に対し、突出端側部分26S側での立ち上がり角度θ2が小さくなっている。したがって、スプロケット20の係合歯部22が、芯金突起34の突出端側に接触して金属音を発生させることも抑制されている。
なお、上記したように、芯金突起34の周囲を、ゴムクローラ14を構成するゴムの一部が薄膜ゴム14Cとして薄膜状に覆っている。この薄膜ゴム14Cは次第に摩滅するものであるが、少なくともゴムクローラ14の使用初期においては、薄膜ゴム14Cが存在することで、上記した金属音の発生がさらに抑制される。特に本実施形態では、クローラ突起26の周方向端面26Eの立ち上がり角度が突出端側部分26S側で小さくなっており、係合歯部22が芯金突起34の突出端側に接触することが抑制されているので、芯金突起34の突出端側における薄膜ゴム14Cの摩滅を抑制できる。
図4には、本発明の第2実施形態のゴムクローラ組込体52が部分的に拡大して断面図にて示されている。以下では、第2実施形態として第1実施形態と異なる点のみを説明し、第1実施形態と同様の構成要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。また、第2実施形態のゴムクローラ組込体52の全体的構成も、第1実施形態に係る図1と同様であるので、図示を省略する。
第2実施形態のゴムクローラ組込体52では、芯金突起54に、突出端54Sから根元部分54Kに向かって幅W1が漸増する幅漸増部54Zが構成されると共に、最大幅部54Lが、第1実施形態の芯金突起34の最大幅部34Lよりもゴムクローラ14の外周面に近い位置(図4では下側)に形成され、しかも第1実施形態の幅広部26Wよりも幅広とされている。したがって、第1実施形態のゴムクローラ組込体12と比較して、スプロケット20の突出部24との重なり部56の範囲が、芯金突起54の高さ方向で広くなっている。
このように、第2実施形態のゴムクローラ組込体52では、スプロケット20の係合歯部22と芯金突起54との重なり部56が広く、係合歯部22から作用する駆動力を、より広い範囲で受けることになるので、クローラ突起26の根元部分の損傷をさらに効果的に抑制できる。
もちろん、第1実施形態のゴムクローラ組込体12においても、前述の如く、クローラ突起26の根元部分の損傷を効果的に抑制できる。そして、第1実施形態では、芯金突起34が小型化されるので、第2実施形態よりも軽量化を図ることができる。
このように、本発明に係る重なり部としては、スプロケット20の係合歯部22がクローラ突起26の間に位置している(係合している)状態で、ゴムクローラ14の周方向に見て係合歯部22と芯金突起34とが重なっていればよい。したがって、芯金突起34の最大幅部34Lの位置としては、たとえば突出部24が形成された係合歯部22に対しては、突出部24の平坦面24Fから、側面24Sの先端部分程度(側面24Sと先端湾曲面24Rとの境界部分)の範囲の位置とすればよい。
また、図3や図4から分かるように、収容凹部28に係合歯部22(突出部24)を収容する構成では、係合歯部22が芯金突起34の根元部分34Kに近い位置で駆動力を作用させることになるので、芯金突起34に作用する矢印R1方向の回転モーメントが小さくなり、ゴムクローラ用芯金18の姿勢を安定的に維持できるようになる。加えて、収容凹部28に係合歯部22(突出部24)を収容する構成では、補強層40に近い位置で係合歯部22がゴムクローラ14に係合するので、ゴムクローラ14の変形や損傷をさらに効果的に抑制できる。
12 ゴムクローラ組込体
14 ゴムクローラ
14K 根元部分
14E 周方向端面
14C 薄膜ゴム
18 ゴムクローラ用芯金
20 スプロケット
22 係合歯部
24 突出部
26 クローラ突起
26W 幅広部
28 収容凹部
34 芯金突起
34L 最大幅部
34S 漸増幅部
36 重なり部
40 補強層
52 ゴムクローラ組込体
54 芯金突起
54L 最大幅部
56 重なり部
θ1 立ち上がり角度
θ2 立ち上がり角度

Claims (5)

  1. 無端状に形成され、内周面から複数のクローラ突起が突出されたゴムクローラと、
    外周面から周方向に間隔をあけて突出された複数の歯部を備え、該歯部の前記クローラ突起との係合により前記ゴムクローラに駆動力を伝達するスプロケットと、
    前記クローラ突起に埋設され、前記ゴムクローラを側面視したときの幅が突出端から根元部分に向かって増大し、前記幅が最大となる最大幅部において、前記歯部と前記クローラ突起との係合状態で前記ゴムクローラの周方向に見て前記歯部と重なる芯金突起を備えた芯金と、
    を有するゴムクローラ組込体。
  2. 前記歯部の突出端側に、前記スプロケットの幅方向両側に突出する突出部が形成され、
    前記突出部が前記クローラ突起との係合により前記駆動力を伝達する請求項1に記載のゴムクローラ組込体。
  3. 前記クローラ突起の根元部分に、前記ゴムクローラを側面視したとき前記最大幅部よりもゴムクローラの周方向に広がるゴム製の幅広部が形成されている請求項1又は請求項2に記載のゴムクローラ組込体。
  4. 前記クローラ突起の周方向端面の、ゴムクローラ側面視におけるゴムクローラ内周面からの立ち上がり角度が、前記芯金突起の前記最大幅部よりも突出端側において根元部側よりも小さくされている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のゴムクローラ組込体。
  5. 前記ゴムクローラに、複数の前記クローラ突起の間の位置でゴムクローラ内周面を外周側に凹ませることで、前記歯部を部分的に収容する収容凹部が形成されている請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のゴムクローラ組込体。
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