JP5656255B2 - 電源装置 - Google Patents

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本発明は、逆電流防止用ダイオードを備えた電源装置に関する。
従来から、逆電流防止用ダイオードを備えた電源装置として、太陽電池と外部交流電源とを併用してバッテリー等の負荷に電力を供給するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図3は、太陽電池と外部交流電源とを併用して負荷に電力を供給する電源装置の一例を示す回路図である。同図に示す電源装置は、太陽電池1から供給される直流電圧で動作する降圧チョッパー回路2と、外部交流電源5から供給される交流電圧で動作するAC/DC回路(補助電源回路)6と、降圧チョッパー回路2の出力端と負荷4との間に接続された第1逆電流防止用ダイオード3と、AC/DC回路6の出力端と負荷4との間に接続された第2逆電流防止用ダイオード7と、を備えている。
また、降圧チョッパー回路2は、太陽電池1の一方端に直列接続されたFET2aおよびリアクトル2bと、太陽電池1の他方端とFET2aの出力端(ドレイン)との間に接続された還流ダイオード2cと、太陽電池1の他方端とリアクトル2bの出力端との間に接続された平滑コンデンサ2dと、太陽電池1の他方端と第1逆電流防止用ダイオード3のアノードとの間に接続された抵抗2f、2gと、該抵抗2f、2gにより分圧された電圧値に基づいてFET2aのオン/オフを切り替えてデューティサイクルを制御する制御回路2eと、から構成されている。
図3に示す電源装置では、太陽電池1が発電している場合、太陽電池1から供給された直流電力が降圧チョッパー回路2および第1逆電流防止用ダイオード3を介して負荷4に供給され、太陽電池1が発電していない場合、外部交流電源5から供給された交流電力がAC/DC回路6および第2逆電流防止用ダイオード7を介して負荷4に供給される。
特開平5−108176号公報
ところで、図3に示す従来の電源装置では、第1逆電流防止用ダイオード3により、AC/DC回路6や負荷4から降圧チョッパー回路2へ直流電流が流れるのを防ぐことができる反面、降圧チョッパー回路2から出力される直流電流が大きくなると、第1逆電流防止用ダイオード3の順方向電圧(VF)による損失も大きくなり、電源装置の変換効率を悪化させる要因となっていた。
一方、第1逆電流防止用ダイオード3を取り除くと、太陽電池1が発電していない場合にAC/DC回路6から出力された直流電圧が降圧チョッパー回路2に印加されてしまうので、制御回路2eは降圧チョッパー回路2が所定の直流電圧を出力している誤認識してしまい、太陽電池1の発電が始まってもFET2aのオン/オフの切り替えが行われないおそれがあった。
また、第1逆電流防止用ダイオード3を取り除くと、AC/DC回路6の出力端が、第2逆電流防止用ダイオード7、リアクトル2b、FET2aのソース・ドレイン間に寄生しているボディダイオード、および太陽電池1を通じてグランドに短絡した状態となるので、太陽電池1が発電していない場合にAC/DC回路6から出力される直流電流は、負荷4に供給されることなくグランドに流れてしまうおそれがあった。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、逆電流防止用ダイオードにより降圧チョッパー回路への直流電流の逆流を防ぎつつ、該逆電流防止用ダイオードの順方向電圧による損失を軽減することができる電源装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電源装置は、太陽電池から供給される直流電圧を降圧DC/DC回路により電圧変換して第1逆電流防止用ダイオードを介して負荷に供給する第1モードと、交流電源から供給される交流電圧をAC/DC回路により直流電圧に変換して第2逆電流防止用ダイオードを介して負荷に供給する第2モードとを選択的に実行する電源装置であって、
第1逆電流防止用ダイオードに並列接続された、第1逆電流防止用ダイオードの順方向抵抗よりもオン抵抗が小さいFETと、太陽電池からの直流電圧の供給による降圧DC/DC回路の起動を検知してFETをオンさせるとともに、太陽電池からの直流電圧の供給停止による降圧DC/DC回路の動作停止を検知してFETをオフさせるFET制御回路とを備え、降圧DC/DC回路は、太陽電池の一方端と負荷との間に直列接続されたスイッチング素子および第1リアクトルを有し、FET制御回路は、第1リアクトルと電磁結合され、第1リアクトルに流れる電流に応じた誘起電圧を発生させる第2リアクトルを有し、スイッチング素子の動作により第1リアクトルに電流が流れることで、第2リアクトルに誘起電圧を発生させ、降圧DC/DC回路の起動を検知することを特徴とする。
この構成によれば、太陽電池からの直流電圧の供給による降圧DC/DC回路(降圧チョッパー回路)の起動を検知すると、第1逆電流防止用ダイオードに並列接続されたFETがオンになり、降圧チョッパー回路から出力される直流電流の大部分がFETを介して負荷に供給される。ここで、FETのオン抵抗は、第1逆電流防止用ダイオードの順方向抵抗より小さいので、第1逆電流防止用ダイオードの順方向電圧による損失を軽減することができる。
また、この構成によれば、太陽電池からの直流電圧の供給停止による降圧チョッパー回路の動作を検知すると、第1逆電流防止用ダイオードに並列接続されたFETがオフになり、第1逆電流防止用ダイオードの逆流防止作用により、AC/DC回路から太陽電池への電圧印加を防止することができる。
さらに、上記FET制御回路は、第2リアクトルの両端に入力端が接続され、第2リアクトルに発生した誘起電圧を全波整流する全波整流回路と、全波整流回路の出力端に接続され、全波整流回路により全波整流して得られた直流電圧をFETのゲートに印加するゲートドライブ回路と、を有することが好ましい。
さらに、上記ゲートドライブ回路は、全波整流回路の出力端子間に並列接続された第1の抵抗と、アノードが第1の抵抗の一方端に接続され、カソードがFETのゲートに接続されたダイオードと、ベースが第1の抵抗の一方端とダイオードのアノードとの接続部に接続され、エミッタがダイオードのカソードとFETのゲートとの接続部に接続され、コレクタが第1の抵抗の他方端とFETのソースとの接続部に接続されたPNP型トランジスタと、を有することが好ましい。
また、本発明に係る電源装置は、全波整流回路の出力端とゲートドライブ回路との間に介装されたシリーズレギュレータ回路をさらに備え、
シリーズレギュレータ回路は、全波整流回路の出力端子間に直列接続された第2の抵抗およびツェナーダイオードと、第2の抵抗とツェナーダイオードとの接続部にベースが接続され、全波整流回路の出力端と第2の抵抗との接続部にコレクタが接続され、ダイオードのアノードにエミッタが導通接続されたNPN型トランジスタと、を有することが好ましい。
この構成によれば、第2リアクトルに発生する誘起電圧の変動が大きくなり、全波整流回路により全波整流された電圧がFETのゲート電圧の定格を超えても、シリーズレギュレータ回路によって定格を超えた分の電圧をカットすることができる。このため、第2リアクトルに発生する誘起電圧が低くなる期間であってもFETのゲートを十分にドライブさせる電圧が発生するように、第2リアクトルの巻数を調整することができる。これにより、第1モードが実行されている間の全期間において、FETのゲートを十分にドライブさせることができるようになるので、FETのオン抵抗を低減することができ、その結果、損失をより軽減することができる。
また、本発明に係る電源装置は、第1モードが実行不能な場合に限り第2モードを実行してもよい。
本発明によれば、第1逆電流防止用ダイオードにより降圧チョッパー回路への直流電流の逆流を防ぎつつ、該第1逆電流防止用ダイオードの順方向電圧による損失を軽減することができる電源装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る電源装置の回路図である。 本発明の第2実施形態に係る電源装置の回路図である。 従来の電源装置の回路図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る電源装置の好ましい実施形態について説明する。なお、図1および図2に示す構成要素のうち、図3の説明で使用した箇所と同一箇所については同一の参照符号を用いるものとする。
<第1実施形態>
[回路構成]
図1に、本発明の第1実施形態に係る電源装置を示す。同図に示すように、本実施形態に係る電源装置は、従来の電源装置と同様の構成要素として、太陽電池(直流電源)1から供給される直流電圧で動作する降圧チョッパー回路2と、外部交流電源5から供給される交流電圧で動作するAC/DC回路6と、降圧チョッパー回路2の出力端と負荷4との間に接続された第1逆電流防止用ダイオード3と、AC/DC回路6の出力端と負荷4との間に接続された第2逆電流防止用ダイオード7と、を備えている。
降圧チョッパー回路2は、太陽電池1の一方端に直列接続されたFET(スイッチング素子)2aおよび第1リアクトル2bと、太陽電池1の他方端とFET2aの出力端(ドレイン)との間に接続された還流ダイオード2cと、太陽電池1の他方端と第1リアクトル2bの出力端との間に接続された平滑コンデンサ2dと、太陽電池1の他方端と第1逆電流防止用ダイオード3のアノードとの間に接続された抵抗2fおよび2gからなる直列回路と、該抵抗2f、2gにより分圧された電圧値に基づいてFET2aのオン/オフを切り替えてデューティサイクルを制御する制御回路2eと、から構成されている。
そして、本実施形態に係る電源装置は、新規な構成要素として、第1逆電流防止用ダイオード3の順方向抵抗よりもオン抵抗が小さいNチャネル型MOSFET(以下、「FET」という。)11と、FET制御回路12とをさらに備えている。FET制御回路12は、第1リアクトル2bと電磁結合され、第1リアクトル2bに流れる電流に応じた誘起電圧を発生させる第2リアクトル8と、該第2リアクトル8の両端に入力端が接続され、該第2リアクトル8で発生した誘起電圧を全波整流する全波整流回路9と、該全波整流回路9の出力端に接続されたゲートドライブ回路10とを有している。FET11は、該ゲートドライブ回路10の出力端に接続されるとともに第1逆電流防止用ダイオード3に並列接続されている。
ゲートドライブ回路10は、全波整流回路9の出力端に並列接続された抵抗(第1の抵抗)10aと、アノードが抵抗10aの一方端に接続され、カソードがFET11のゲートに接続されたダイオード10bと、ベースが抵抗10aの一方端とダイオード10bのアノードとの接続部に接続され、エミッタがダイオード10bのカソードとFET11のゲートとの接続部に接続され、コレクタが抵抗10aの他方端とFET11のソースとの接続部に接続されたPNP型トランジスタ10cと、全波整流回路9の出力端とダイオード10bのアノードとの間に直列接続された抵抗10dと、から構成されている。
[動作]
次に、本実施形態に係る電源装置の動作について、太陽電池1の発電時における動作(第1モード)と太陽電池1の非発電時における動作(第2モード)とに分けて説明する。
(発電時における動作)
太陽電池1の発電が始まると、制御回路2eの制御下でFET2aがオンになり、太陽電池1から供給される直流電圧に基づく電流(直流電流)が、FET2aを介して第1リアクトル2bに流れ込む。第1リアクトル2bに流れ込んだ直流電流は、平滑コンデンサ2dにより平滑化されて降圧チョッパー回路2から出力される。
なお、第1リアクトル2bには、流れ込んだ直流電流に応じたエネルギーが蓄積される。
制御回路2eの制御下でFET2aがオンからオフに切り替わると、還流ダイオード2cのフライホイール効果により、第1リアクトル2bに蓄積されたエネルギーが直流電流として放出される。
該直流電流は、FET2aがオンのときと同様に、平滑コンデンサ2dにより平滑化されて降圧チョッパー回路2から出力される。
FET2aのオン/オフの切り替えは、抵抗2f、2gにより分圧された電圧値が一定の値となるように、制御回路2eにより行われる。
ところで、第1リアクトル2bには第2リアクトル8が電磁結合されている。このため、第1リアクトル2bに直流電流が流れると、第1リアクトル2bと第2リアクトル8との巻数比に応じた誘起電圧が第2リアクトル8の両端に発生する。
第2リアクトル8の両端に発生した誘起電圧は、全波整流回路9により全波整流され、ゲートドライブ回路10内の抵抗10dを介して抵抗10aの両端に印加される。そして、抵抗10aの両端に印加された直流電圧は、ダイオード10bを介してFET11のゲート・ソース間に印加される。FET11のゲート・ソース間に直流電圧が印加されることにより、FET11はオンになる。
このとき、PNP型トランジスタ10cのベース・エミッタ間はダイオード10bの順方向電圧により逆バイアスになっているので、PNP型トランジスタ10cはオフになる。
このように、太陽電池1が発電し始めるとFET11は瞬時にオンになるので、降圧チョッパー回路2から出力された直流電流の大部分は、第1逆電流防止用ダイオード3の順方向抵抗よりもオン抵抗が小さいFET11を介して負荷4に供給される。
(非発電時における動作)
一方、太陽電池1の発電が停止した場合は、AC/DC回路6から出力された直流電流が負荷4に供給される。具体的には、外部交流電源5から供給された交流電圧がAC/DC回路6により直流電圧に変換され、該直流電圧に基づく電流が第2逆電流防止用ダイオード7を介して負荷4に供給される。
また、太陽電池1の発電が停止した場合は、制御回路2eの制御下でFET2aのオン/オフの切り替えも停止されるので、第1リアクトル2bに直流電流が流れなくなり、第2リアクトル8に誘起電圧が発生しなくなる。
第2リアクトル8に誘起電圧が発生しなくなると、ゲートドライブ回路10内の抵抗10aの両端に印加されている直流電圧が低下し、PNP型トランジスタ10cのベース電圧がゼロになる。一方、PNP型トランジスタ10cのエミッタ電圧は、FET11のゲートに帯電した電荷により正電圧に保たれている。
これにより、PNP型トランジスタ10cのベース・エミッタ間が順バイアスとなるので、FET11のゲートに帯電した電荷がPNP型トランジスタ10cのエミッタ・ベース間を介して抵抗10aに流れ始め、PNP型トランジスタ10cはオンになる。
PNP型トランジスタ10cがオンになると、FET11のゲート・ソース間が短絡されるので、FET11はオフになる。
このように、太陽電池1が発電しなくなるとFET11は瞬時にオフになるので、AC/DC回路6から出力された直流電流は、降圧チョッパー回路2へ逆流することなく、確実に負荷4に供給される。
以上のように、本実施形態に係る電源装置によれば、太陽電池1が発電している場合、すなわち、太陽電池1から降圧チョッパー回路2に所定の直流電圧が供給されている場合には、第1逆電流防止用ダイオード3に並列接続されたFET11がオンになり、降圧チョッパー回路3から出力される直流電流の大部分がFET11に流れるので、第1逆電流防止用ダイオード3の順方向電圧による損失を軽減することができ、電源装置の変換効率を改善することができる。
また、本実施形態に係る電源装置によれば、太陽電池1が発電していない場合、すなわち、太陽電池1から降圧チョッパー回路2に所定の直流電圧が供給されていない場合には、第1逆電流防止用ダイオード3に並列接続されたFET11がオフになるので、第1逆電流防止用ダイオード3によりAC/DC回路6から出力された出力電流が降圧チョッパー回路2へ逆流するのを確実に防ぐことができる。
<第2実施形態>
図2に、本発明の第2実施形態に係る電源装置を示す。本実施形態に係る電源装置は、FET制御回路12’の構成が異なること以外の点において、第1実施形態に係る電源装置と共通している。
同図に示すように、本実施形態におけるFET制御回路12’は、第2リアクトル8、全波整流回路9およびゲートドライブ回路10に加えて、全波整流回路9の出力端とゲートドライブ回路10との間に介装されたシリーズレギュレータ回路13を有している。
シリーズレギュレータ回路13は、全波整流回路9の出力端子間に並列接続された抵抗(第2の抵抗)13aおよびツェナーダイオード13bからなる直列回路と、抵抗13aとツェナーダイオード13bとの接続部にベースが接続され、全波整流回路9の出力端と抵抗13aとの接続部にコレクタが接続されたNPN型トランジスタ13cと、NPN型トランジスタ13cのエミッタにアノードが接続され、抵抗10dにカソードが接続されたダイオード13dとを有している。
ところで、太陽電池1から供給される直流電圧は、気候や季節によって大きく変動することがあり、この場合、第2リアクトル8に発生する誘起電圧、および全波整流回路9により全波整流された電圧も大きく変動することになり、その結果、FET11のゲートに印加される電圧が大きく変動することになる。
第1実施形態に係る電源装置では、通常、FET11のゲートに定格を超える電圧が印加されないように第2リアクトル8の巻数を調整しているので、太陽電池1から供給される直流電圧の変動があまりにも大きいと、FET11のゲートに印加される電圧が低くなりすぎて、FET11のゲートを十分にドライブさせることができなくなる期間が発生するおそれがあった。
この点、本実施形態に係る電源装置によれば、FET制御回路12’がシリーズレギュレータ回路13を有しているので、第2リアクトル8に発生する誘起電圧の変動が大きくなり、全波整流回路9により全波整流された電圧がFET11のゲート電圧の定格を超えても、シリーズレギュレータ回路13によって定格を超えた分の電圧をカットすることができる。このため、第2リアクトル8に発生する誘起電圧が低くなる期間であってもFET11のゲートを十分にドライブさせる電圧が発生するように、第2リアクトルの巻数を調整することができる。
結局、本実施形態に係る電源装置によれば、第1モードが実行されている間の全期間において、FET11のゲートを十分にドライブさせることができるようになるので、FET11のオン抵抗を低減することができ、その結果、損失をより軽減することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、FET制御回路12、12’は上記実施形態の構成に限定されず、太陽電池1から降圧チョッパー回路2に所定の直流電圧が供給されている場合にFET11をオンさせ、太陽電池1から降圧チョッパー回路2に所定の直流電圧が供給されていない場合にFET11をオフさせるものであれば任意に使用することができる。
また、上記実施形態では、FET11としてNチャネル型MOSFETを使用したが、第1逆電流防止用ダイオード3の順方向抵抗よりもオン抵抗が小さいFETであれば任意に使用することができる。
1 太陽電池
2 降圧チョッパー回路
2a FET
2b 第1リアクトル
2c 還流ダイオード
2d 平滑コンデンサ
2f、2g 抵抗
3 第1逆電流防止用ダイオード
4 負荷
5 外部交流電源
6 AC/DC回路
7 第2逆電流防止用ダイオード
8 第2リアクトル
9 全波整流回路
10 ゲートドライブ回路
10a、10d 抵抗
10b ダイオード
10c PNP型トランジスタ
11 FET
12、12’ FET制御回路
13 シリーズレギュレータ回路
13a 抵抗
13b ツェナーダイオード
13c NPN型トランジスタ
13d ダイオード

Claims (5)

  1. 太陽電池から供給される直流電圧を降圧DC/DC回路により電圧変換して第1逆電流防止用ダイオードを介して負荷に供給する第1モードと、交流電源から供給される交流電圧をAC/DC回路により直流電圧に変換して第2逆電流防止用ダイオードを介して負荷に供給する第2モードとを選択的に実行する電源装置であって、
    前記第1逆電流防止用ダイオードに並列接続された、前記第1逆電流防止用ダイオードの順方向抵抗よりもオン抵抗が小さいFETと、
    前記太陽電池からの直流電圧の供給による前記降圧DC/DC回路の起動を検知して前記FETをオンさせるとともに、前記太陽電池からの直流電圧の供給停止による前記降圧DC/DC回路の動作停止を検知して前記FETをオフさせるFET制御回路とを備え
    前記降圧DC/DC回路は、前記太陽電池の一方端と前記負荷との間に直列接続されたスイッチング素子および第1リアクトルを有し、
    前記FET制御回路は、前記第1リアクトルと電磁結合され、前記第1リアクトルに流れる電流に応じた誘起電圧を発生させる第2リアクトルを有し、前記スイッチング素子の動作により前記第1リアクトルに電流が流れることで、前記第2リアクトルに誘起電圧を発生させ、前記降圧DC/DC回路の起動を検知する
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記FET制御回路は、
    前記第2リアクトルの両端に入力端が接続され、前記第2リアクトルに発生した誘起電圧を全波整流する全波整流回路と、
    前記全波整流回路の出力端に接続され、前記全波整流回路により全波整流して得られた直流電圧を前記FETのゲートに印加するゲートドライブ回路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記ゲートドライブ回路は、
    前記全波整流回路の出力端子間に並列接続された第1の抵抗と、
    アノードが前記第1の抵抗の一方端に接続され、カソードが前記FETのゲートに接続されたダイオードと、
    ベースが前記第1の抵抗の一方端と前記ダイオードのアノードとの接続部に接続され、エミッタが前記ダイオードのカソードと前記FETのゲートとの接続部に接続され、コレクタが前記第1の抵抗の他方端と前記FETのソースとの接続部に接続されたPNP型トランジスタと、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記全波整流回路の出力端と前記ゲートドライブ回路との間に介装されたシリーズレギュレータ回路をさらに備え、
    前記シリーズレギュレータ回路は、
    前記全波整流回路の出力端子間に直列接続された第2の抵抗およびツェナーダイオードと、
    前記第2の抵抗と前記ツェナーダイオードとの接続部にベースが接続され、前記全波整流回路の出力端と前記第2の抵抗との接続部にコレクタが接続され、前記ダイオードのアノードにエミッタが導通接続されたNPN型トランジスタと、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記第1モードが実行不能な場合に限り前記第2モードを実行することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の電源装置。
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