JP5655276B2 - 潤滑性表面を有する医療用具の製造方法 - Google Patents

潤滑性表面を有する医療用具の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5655276B2
JP5655276B2 JP2009104517A JP2009104517A JP5655276B2 JP 5655276 B2 JP5655276 B2 JP 5655276B2 JP 2009104517 A JP2009104517 A JP 2009104517A JP 2009104517 A JP2009104517 A JP 2009104517A JP 5655276 B2 JP5655276 B2 JP 5655276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maleic anhydride
medical device
anhydride copolymer
lubricity
alkoxyalkylamine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009104517A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010240350A5 (ja
JP2010240350A (ja
Inventor
亜貴子 安原
亜貴子 安原
平井 広治
広治 平井
橋本 輝夫
輝夫 橋本
Original Assignee
株式会社 ティーアールエス
株式会社 ティーアールエス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ティーアールエス, 株式会社 ティーアールエス filed Critical 株式会社 ティーアールエス
Priority to JP2009104517A priority Critical patent/JP5655276B2/ja
Publication of JP2010240350A publication Critical patent/JP2010240350A/ja
Publication of JP2010240350A5 publication Critical patent/JP2010240350A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5655276B2 publication Critical patent/JP5655276B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

発明の詳細な説明
本発明は耐久性に優れた湿潤時潤滑性、生体適合性を有する医療用具を提供するものであり、ガイドワイヤー,カテーテルなどの医療用具の表面の機能化に有用な発明である。
医療分野において、気管、消化管、尿管、血管、その他の体腔、又は、組織に挿入されるカテーテル、イントロデューサーおよびこれらに挿入されるガイドワイヤーなどの医療用具は、挿入時に目的部位にアクセスするための操作性を向上し、血管内壁や粘膜などへの組織損傷を最小限にするためには、潤滑性を有する表面が必要である。その目的のために、基材表面に親水性化合物をコートして、湿潤時における潤滑性を向上している。
これまで,基材表面をイソシアネート化合物で処理した後,メチルビニルエーテル・無水マレイン酸共重合化合物あるいはそのハーフエステルをコートすることで,湿潤時に表面が潤滑性を発現するようにした医療器具(文献1)などが知られている。しかしながら,メチルビニルエーテル・無水マレイン酸共重合化合物のハーフエステルは,疎水性のエステル結合を有することから,乾燥状態で保存された医療器具を水に濡らしても,すぐに潤滑性を発現しにくいこと,また,大気中に短時間放置するだけで,潤滑性を消失するなど,保水性の面において大きな欠点がある。一方,メチルビニルエーテル・無水マレイン酸共重合化合物のジカルボン酸ナトリウム塩は,前記ハーフエステルに対して,潤滑性,保水性の面において有利であるものの,血液中で表面潤滑性がより低下しやすい欠点を有している。
特公平01−33181
本発明の目的は、上記の問題点に鑑みてなされたもので,湿潤時の保水性が良好で,潤滑性が安定的に維持され,かつ,優れた潤滑耐久性と生体適合性を有する医療用具を提供することを目的とする。
本発明者は鋭意検討した結果、上記目的は、下記(1),(2)により達成されることを見出し、本発明を完成するに至った。
(1)無水マレイン酸共重合化合物と一般式R O−R −NH で表されるアルコキシアルキルアミン化合物(式中R は炭素数が1〜3のアルキル基、R は炭素数が1〜3のアルキル基)を反応させることによって、前記の共重合無水マレイン酸環の10〜100モル%がアミド結合に変換された無水マレイン酸共重合化合物を、医療用具を構成する基材の表面に塗布し、乾燥した後、さらに、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液あるいはアルカリ金属アルコキサイドのアルコール溶液などのアルカリで処理することを特徴とする優れた潤滑耐久性、生体適合性を 有する医療用具の製造方法
(2)一般式R O−R −NH で表されるアルコキシアルキルアミン化合物が、特に、メトキシエチルアミン、メトキシプロピルアミン、エトキシメチルアミン、エトキシエチルアミンであって、これらから選ばれたアルコキシアルキルアミン化合物を一つ以上使用することを特徴とする請求項1に記載の医療用具の製造方法
本発明の目的は、各種基材表面に特定のアミド結合を有する無水マレイン酸共重合化合物をコーティングすることによって,優れた潤滑性と保水性を付与するとともに、血液中においても高度な潤滑耐久性と生体適合性を有する医療器具を提供することにある。本発明に係る医療用具は湿潤時において、保水性が優れ,摩擦係数が低く,優れた潤滑性を有すると共に、実使用時における操作性に優れ、長期にわたり製品性能が変化することも無く,また,過酷な使用条件下においても潤滑性,潤滑耐久性を維持することが可能な医療用具が実現できる。
本発明は医療用具を構成する各種基材表面に、特定のアミド結合を有する無水マレイン酸共重合化合物を固定化していることを特徴とする医療用具であり,特定のアミド結合を有する無水マレイン酸共重合化合物が,無水マレイン酸を一成分とする共重合体と特定のアルコキシアルキルアミンの反応によって生成した化合物を、最初に基材表面に強固に結合した後、更に、アルカリ処理することによって達成できる。具体的には,無水マレイン酸とメチルビニルエーテルの交互共重合化合物などを,特定のアルコキシアルキルアミンと反応させて得られたアミド結合を有する無水マレイン酸共重合化合物を基材表面にコートし、乾燥後、さらに水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液あるいはアルカリ金属アルコキサイドのアルコール溶液などのアルカリで処理することによって達成される。
前述した特定のアルコキシアルキルアミン化合物としては、一般式R O−R −NH で表されるアルコキシアルキルアミン化合物(式中R は炭素数が1〜3のアルキル基、R は炭素数が1〜3のアルキレン基)であり、特に好ましくは、メトキシエチルアミン,メトキシプロピルアミン,エトキシメチルアミン,エトキシエチルアミンであり、これらから選ばれたアルコキシアルキルアミン化合物を一つ以上使用することができる。
本発明において、各種無水マレイン酸共重合化合物、特に、メチルビニルエーテル・無水マレイン酸共重合化合物が好ましく用いられるが、これらの化合物中の無水マレイン酸の全量に対して、前記の特定のアルコキシアルキルアミンで表されるアミン化合物によって、10%〜100%の範囲でアミド化反応させて用いることができる。
また、本発明において、各種無水マレイン酸共重合化合物、特に、メチルビニルエーテル・無水マレイン酸共重合化合物のアルコキシアルキルアミン変性物が好ましく用いられるが、これらの化合物に、架橋剤を少量添加することで、より優れた潤滑耐久性が得られる。本発明の架橋剤としては、ジオール、ポリオール、ポリエチレングリコール、ジチオール、チオグリセロール、アミノアルコール、ジアミン、ポリアミン、ポリイソシアネートなど酸無水物環と反応性を有し、2つ以上の官能基を有する化合物が好ましく用いられる。
本発明において使用される無水マレイン酸共重合化合物に対する架橋剤の配合割合は重量比で、無水マレイン酸共重合化合物100部に対して架橋剤0.02〜1.0部の範囲である。特に好ましい範囲は0.03〜0.3部である。この範囲を外れると、潤滑性および潤滑耐久性が劣る。
本発明における無水マレイン酸共重合化合物と架橋剤を上記の配合組成で混合した溶液を作成し、この溶液に浸漬する方法、溶液を塗布する方法、溶液を噴霧する方法など、従来から一般に採用されている方法を用いることができる。
上記のコーティング溶液に用いられる溶剤としては、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン系溶剤、メタノール、エタノール、イソプロパノールなどのアルコール系溶剤、テトラヒドロフランあるいはそれらの混合溶剤、など汎用的な有機溶剤が使用しうる。これらの溶剤に、0.3〜8重量%、好ましくは0.5〜5重量%の濃度に溶解してコーティング溶液を調製する。
上記のコーティング溶液に浸漬した後、乾燥し、引き続き、60〜130℃の温度で10〜300分の加熱処理を行う。この処理によって、無水マレイン酸共重合化合物に架橋構造が導入され、潤滑耐久性がさらに向上する。
さらに、アルカリ溶液に浸漬し、アミド結合を有する無水マレイン酸共重合化合物のカルボキシル基をアルカリ塩にすることで、潤滑性、および潤滑耐久性の優れた医療用具の製造が可能となる。
このアルカリ処理に用いられるアルカリとしては、上記カルボキシル基をアルカリ塩へ変換する目的を達成できるアルカリであれば使用可能であるが、潤滑耐久性の点から、特に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液、アルカリ金属アルコキサイドのアルコール溶液などで処理するのが最も良い結果を与える。
また、アルカリ処理後、水、生理食塩水、エタノールなどで十分洗浄を行い、アルカリを完全に除去することが好ましい。
以下に本発明に係る具体的な実施例および比較例について、より詳しく説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
(親水性化合物の合成)
メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合化合物<IPS社製GANTREZ−AN−169>25gを脱水DMSO600mlと脱水MEK400mlの混合溶媒に溶解し,さらに、この溶液にメトキシエチルアミン8.0gを少しずつ添加して、40℃で3時間、反応を行なって、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合化合物の部分アミド化物(以下PHAと称す)を得た。反応後、600mlの脱水MEKを投入して均一なコーティング溶液<1>を得た。赤外吸収スペクトルの測定から,酸無水物環が残存していることを確認した。このコーティング溶液<1>に、架橋剤として、ブタンジオールをPHAに対して0.15重量%となるように添加し,コーティング溶液<2>とした。
ウレタン樹脂で被覆した血管造影用ガイドワイヤーの基材を、イソシアネートを含有するポリウレタンの2%メチルエチルケトン溶液に浸漬し、80℃で乾燥した後、さらに上記に調製したコーティング溶液<2>に浸漬することによって基材表面にコーティング溶液<2>を塗布し,風乾後,100℃で60分間乾燥を行ない、潤滑剤を基材表面に固定した。その後,1/10Nの水酸化ナトリウムの水溶液中に浸漬し,室温で30分間処理した。さらに,水洗を十分に行い,70℃30分乾燥した。上記方法にて得られたワイヤーは水の中において優れた潤滑性を示した。また,このワイヤーを水の中において手で扱うことにより,潤滑性が消失するまでの手扱きの回数を測定したが3000回まで潤滑性を維持し,潤滑耐久性が優れることが確認された。また、生理食塩水に塩化カルシウムを0.075%濃度に溶解した水溶液に、ワイヤーを1時間浸漬後、水洗した後、ワイヤーを水の中において手で扱くことにより,潤滑性が消失するまでの手扱きの回数を測定したが2900回まで潤滑性を維持し、性能の低下はほとんど認められなかった。
<比較例1>
ウレタン樹脂で被覆した血管造影用ガイドワイヤーの基材を、イソシアネートを含有するポリウレタンの2%メチルエチルケトン溶液に浸漬し、80℃で乾燥した後、更に、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合化合物<IPS社製GANTREZ−AN−169>の2%溶液に浸漬することによって、コーティングし,風乾後,100℃で60分間乾燥を行なって、潤滑剤を基材表面に固定した。その後,1/10Nの水酸化ナトリウムの水溶液中に浸漬し,室温で30分間処理した。さらに,水洗を十分に行い,70℃30分乾燥した。上記方法にて得られたワイヤーは水の中において優れた潤滑性を示した。また,このワイヤーを水の中において手で扱くことにより,潤滑性が消失するまでの手扱きの回数を測定したが2400回まで潤滑性を維持し,潤滑耐久性が優れることが確認された。また、生理食塩水に塩化カルシウムを0.075%濃度に溶解した水溶液に、ワイヤーを1時間浸漬後、水洗したワイヤーを水の中において手で扱くことにより,潤滑性が消失するまでの手扱きの回数を測定したが、1300回まで潤滑性が低下していた。
本発明により得られる技術によって、耐カルシウムイオン性に優れた潤滑性を有するガイドワイヤーなど医療用具を提供することが可能になった。特に、金属に無水マレイン酸共重合化合物をコーティングし、水酸化ナトリウムなどのアルカリで処理したガイドワイヤーは、血液中のカルシウムイオンで潤滑性および潤滑耐久性が低下する傾向が強かったが、本発明に係るコーティング技術によって、新しい機能を有する医療用具などへの展開を含めた幅広い応用が期待できる。

Claims (2)

  1. 無水マレイン酸共重合化合物と一般式R O−R −NH で表されるアルコキシアルキルアミン化合物(式中R は炭素数が1〜3のアルキル基、R は炭素数が1〜3のアルキレン基)を反応させることによって、前記の共重合無水マレイン酸環の10〜100モル%がアミド結合に変換された無水マレイン酸共重合化合物を、医療用具を構成する基材の表面に塗布し、乾燥した後、さらに、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液あるいはアルカリ金属アルコキサイドのアルコール溶液などのアルカリで処理することを特徴とする優れた潤滑耐久性、生体適合性を有する医療用具の製造方法
  2. 一般式R O−R −NH で表されるアルコキシアルキルアミン化合物が、特に、メトキシエチルアミン、メトキシプロピルアミン、エトキシメチルアミン、エトキシエチルアミンであって、これらから選ばれたアルコキシアルキルアミン化合物を一つ以上使用することを特徴とする請求項1に記載の医療用具の製造方法
JP2009104517A 2009-03-31 2009-03-31 潤滑性表面を有する医療用具の製造方法 Active JP5655276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009104517A JP5655276B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 潤滑性表面を有する医療用具の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009104517A JP5655276B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 潤滑性表面を有する医療用具の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010240350A JP2010240350A (ja) 2010-10-28
JP2010240350A5 JP2010240350A5 (ja) 2012-03-29
JP5655276B2 true JP5655276B2 (ja) 2015-01-21

Family

ID=43094109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009104517A Active JP5655276B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 潤滑性表面を有する医療用具の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5655276B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024190654A1 (ja) * 2023-03-10 2024-09-19 テルモ株式会社 医療用具および医療用具の製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002360684A (ja) * 2002-04-05 2002-12-17 Nipro Corp 医療用具
JP2007186512A (ja) * 2005-12-13 2007-07-26 E Brain:Kk フマル酸誘導体およびそれを用いた眼用レンズ
US7781203B2 (en) * 2005-12-29 2010-08-24 Corning Incorporated Supports for assaying analytes and methods of making and using thereof
JP5117702B2 (ja) * 2006-10-12 2013-01-16 日本コヴィディエン株式会社 医療用具および医療用具の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010240350A (ja) 2010-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK169552B1 (da) Fremgangsmåde til dannelse af et forbedret hydrofilt overfladelag på et substrat af et polymert materiale og medicinsk genstand forsynet med et sådant hydrofilt overfladelag
US5688855A (en) Thin film hydrophilic coatings
AU2003291969B2 (en) A hydrophilic coating and a method for the preparation thereof
JP6357156B2 (ja) 医療用具およびその製造方法
JP6335179B2 (ja) 医療用具およびその製造方法
KR101387293B1 (ko) 윤활성을 갖는 의료 장치 및 그 제조 방법
JPS5919582B2 (ja) 摩擦係数の小さい親水性コ−チングをサブストレ−トにほどこす方法及びサブストレ−ト
WO1997019712A1 (en) Wire for medical use
ITMI971512A1 (it) Strumento medico
Patil et al. Functional anti-corrosive and anti-bacterial surface coatings based on mercaptosuccinic and thiodipropionic acids and algae oil as renewable feedstock
JP5655276B2 (ja) 潤滑性表面を有する医療用具の製造方法
BR112015017853B1 (pt) Composição de revestimento aquosa, processo para preparar um revestimento antimicrobiano sobre um substrato, artigo compreendendo um revestimento antimicrobiano, e, uso de um artigo.
JP5669035B2 (ja) 潤滑性表面を有する医療用具
US12104136B2 (en) Lubricious and durable coatings for medical appliances
JP3362186B2 (ja) 医療用具およびその製造方法
CN112023121A (zh) 一种用于医用导管导丝表面的亲水超滑涂层及其制备方法
JP5904374B2 (ja) 潤滑性表面を有する医療用具の製造方法
CN108463257B (zh) 医疗器械的涂层、其涂覆方法和由该方法涂覆的医疗器械
JP2014133077A5 (ja)
JP2009183387A (ja) 潤滑性表面を有する医療用具およびその製造方法
JP2696053B2 (ja) 潤滑性表面を有する医療用具、その製造法及びそのためのコーティング剤
US10251981B2 (en) Coating layer, coating solution, method for forming coating layer, and method for producing medical tool
JP2009213525A (ja) 潤滑性表面を有する医療用具とその製造方法
JP3973037B2 (ja) 親水性基材およびその製造方法
JP2009082257A (ja) 潤滑性表面を有する医療用具およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5655276

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250