JP5655183B2 - 交換用の主装置およびip電話システム - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、接続されている複数のIP電話機を一斉に制御することを可能とする交換用の主装置およびIP電話システムを提供することを課題とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
図1は、第1の実施形態に係るIP電話システムを示す図である。
IP電話システムは、交換用の主装置であるIP−PBXサーバ90と、有線LAN100と、複数のIP電話機である固定マルチライン電話機50(=50−1,50−2,…)と、Wi−Fi(wireless fidelity)対応アクセスポイント(以下、「Wi−Fi対応AP」という。)95と、複数のIP電話機であるスマートフォン10(=10−1,10−2,…)とを有している。このIP−PBXサーバ90は、有線LAN100を介して複数の固定マルチライン電話機50(=50−1,50−2,…)と、Wi−Fi対応AP95とに接続されている。このWi−Fi対応AP95は、図示しない無線LANを介して、複数のスマートフォン10(=10−1,10−2,…)に接続されている。有線LANは、100BASE−TX規格に準拠している。Wi−Fi対応AP95と、複数のスマートフォン10(=10−1,10−2,…)とは、802.11g規格に準拠した無線通信によって相互にIPパケットを送受信可能である。すなわち、複数のスマートフォン10(=10−1,10−2,…)とIP−PBXサーバ90とは、IPパケットを相互に送受信可能である。
固定マルチライン電話機50は、本体左側に載置されている送受話器54と、本体右上部に設けられている液晶表示部53と、この液晶表示部53の右上部に設けられている着信ランプ71を有している。
VOICEMAILキー85は、留守番電話を設定/再生する機能を有している。音量キー86は、音量を調整する機能を有している。
スマートフォン10は、CPU11と、通信部12と、画面表示/操作部13と、記憶部14と、音声入力部15と、音声出力部16と、ボタン入力部17とを有している。通信部12には、アンテナ12Aが接続されている。音声出力部16には、イヤフォンジャック26が接続されている。ボタン入力部17には、スリープボタン21と、ホームボタン22と、ミュートボタン23と、音量大ボタン24と、音量小ボタン25とが接続されている。
このダイヤルパッド画面は、スマートフォン10の内線電話のアプリケーションによって、画面表示/操作部13に表示される。
ダイヤルパッド画面の最上部には、内線番号表示部31が設けられている。内線番号表示部31は、自局の内線番号を表示する機能を有している。
内線番号表示部31の下側には、9個のフレキシブルキー32が設けられている。外線1を示しているフレキシブルキー32−1は、フレキシブルキー表示部32−1Aを有している。フレキシブルキー32−1は、固定マルチライン電話機50のフレキシブルキー72と同様に、フレキシブルキー表示部32−1Aの赤色の表示、緑色の表示、赤色の点滅、または緑色の点滅などによって、複数の状態を表示することが可能である。これらフレキシブルキー32は、フレキシブルキー72と同様に、IP−PBXサーバ90によって任意の機能を割り当てることと、任意の表示を行わせることが可能である。この任意の機能とは、例えばラインキー機能、パーク保留機能、音声呼出機能、ワンタッチ発信機能、マイク機能、着信転送切換機能、留守電の開始/停止の切換機能などである。
第1の実施形態では、フレキシブルキー32はすべて、フレキシブルキー72と同様に、外線からの着信を表示して、この着信した外線に応答する機能と、外線への発信状態を表示する機能とが割り当てられている。このフレキシブルキー32−1にタッチすることによって、フレキシブルキー72と同様に、着信中の外線1に応答する機能を有している。外線2〜9を示している他のフレキシブルキー32も、それぞれ同様に構成されている。
ダイヤルパッド33の下側には、電話帳ボタン34と、発信ボタン35と、履歴ボタン36とを有している。
電話帳ボタン34は、予め当該スマートフォン10に登録された電話帳を表示し、編集可能とする機能を有している。
履歴ボタン36は、他局に発信した履歴である発信履歴、および、他局から着信した履歴である着信履歴を表示する機能を有している。
着信中画面の最上部には、内線番号表示部31が設けられ、その下側にはコンタクト写真、コンタクト名、およびコンタクト番号が表示され、更に「受信中」の文字列が表示されている。コンタクト写真とは、着信した相手先電話の所有者の写真である。コンタクト名とは、着信した相手先電話の所有者の氏名である。コンタクト番号とは、着信した相手先電話の電話番号である。コンタクト写真と、コンタクト名と、コンタクト番号は、予めこのスマートフォン10内部の電話帳に記録されており、着信した電話番号とコンタクト番号とを照合することにより、コンタクト写真とコンタクト名とが選択表示される。
発信中画面の最上部には、着信中画面(図6)と同様に、内線番号表示部31が設けられ、その下側にはコンタクト写真、コンタクト名、およびコンタクト番号が表示されている。その下側には、着信中画面とは異なり「発信中」の文字列が表示されている。
(第1の実施形態の動作)
パッドボタン33Aは、トグル動作であり、図8(b)に示すダイヤルパッド画面と本画面とを切り替える機能を有している。
IPパケットは、IPv4(Internet Protocol version 4)やIPv6(Internet Protocol version 6)にて送受信されるデータパケットの形式のことを言う。図14は、IPv4に準拠したIPパケットの構造を示している。IPパケットは、IPパケットの種々の属性を示しているIPヘッダと、このIPパケットによって送信されるペイロードであるデータ部分とで構成される。IPパケットは、IPヘッダと、このIPヘッダの次に配置されているデータ部分とからなる。
IPヘッダの次の16ビット(第16ビットから第31ビット)は、データグラム長であり、IPヘッダを含むIPパケットの全長をバイト単位で示している。
IPヘッダの次の16ビット(第80ビットから第95ビット)は、ヘッダチェックサムであり、IPヘッダの誤り検査に用いられている。
IPヘッダの次の32ビット(第96ビットから第127ビット)は、送信元アドレスであり、このIPパケットの送信元アドレスが設定されている。
IPヘッダの次の32ビット(第128ビットから第159ビット)は、あて先アドレスであり、このIPパケットの送信先のアドレスが設定されている。
IP−PBXサーバ90は、パケット送信が要求されるイベントが発生すると処理を開始し、ステップS10において発生したイベントを判断する。SIP対応マルチライン電話機へ着信回線(内線着信、外線着信、着信音)を指定するイベントの場合には、ステップS11の処理を行い、代表着信時におけるSIP対応マルチライン電話機へのマルチライン状態表示制御の指示を行うイベントであった場合には、ステップS12の処理を行い、その他の処理の場合にはステップS13の処理を行う。
ステップS11において、IP−PBXサーバ90は、後述するINVITEリクエスト処理(図16)を行い、図15の処理を終了する。
ステップS12において、IP−PBXサーバ90は、後述するNOTIFYリクエスト処理(図17)を行い、図15の処理を終了する。
ステップS13において、IP−PBXサーバ90は、その他のリクエストなどの処理を行い、図15の処理を終了する。
処理が開始すると、ステップS21〜S27において、IP−PBXサーバ90は、全ての送信対象の内線分の処理を繰り返す。
ステップS22において、IP−PBXサーバ90は、SIP準拠のINVITEリクエストを生成する。
ステップS23において、IP−PBXサーバ90は、INVITEリクエスト中のAlert-Infoヘッダに着信方式指定に関する情報を書き込む。
ステップS24において、IP−PBXサーバ90は、生成したINVITEリクエストをデータ部分とし、これにIPヘッダを付与してIPパケットを生成する
ステップS25において、IP−PBXサーバ90は、当該内線の固有IPアドレスを、IPヘッダのあて先アドレスに付与する。
本実施形態では、IP−PBXサーバ90は、以下のデータを書込むことにより、INVITEリクエストのAlert-Infoヘッダを拡張する。
Alert-info:<XX[_YY]/ZZ>
Alert-Infoヘッダが拡張されていない場合には、回線種別を内線着信とし、SIP対応マルチライン電話機が持つデフォルトの呼出音で鳴動させる。
処理が開始すると、ステップS31〜S37において、IP−PBXサーバ90は、全ての送信対象の内線分の処理を繰り返す。
ステップS32において、IP−PBXサーバ90は、SIP準拠のNOTIFYリクエストを生成する。
ステップS33において、IP−PBXサーバ90は、NOTIFYリクエスト中のEventヘッダに、当該内線に係る状態表示制御の情報を書き込むと共に、Message Bodyに状態表示制御詳細情報を格納する。
ステップS35において、IP−PBXサーバ90は、当該内線の固有IPアドレスを、IPヘッダのあて先アドレスに付与する。
更にIP−PBXサーバ90は、Message body部に以下の情報を書き込む。
L<XX>=<tel-number-1>;s=<Y>;c=<Z>;m=<tel-numbet-2>
XXは、ライン番号を示す2桁の数字である。
tel-number-1は、当該ラインに割り当てられた電話番号を示す文字列である。
Yは、状態を示す文字列であり、“p”,“a”,“h”,“n”のいずれかである。
“p”のとき、当該ラインが呼び出し中を示す。SIP対応マルチライン電話機は、状態表示を高速点滅する。
“a”のとき、当該ラインが使用中または通話中を示す。SIP対応マルチライン電話機は、状態表示を点灯する。
“h”のとき、当該ラインが保留中を示す。SIP対応マルチライン電話機は、状態表示を低速点滅する。
“n”のとき、当該ラインは空き状態を示す。SIP対応マルチライン電話機は、状態表示を消灯する。
Zは、状態表示の色情報を示す文字列であり。“g”,”r”,“n”のいずれかである。
“g”のとき、SIP対応マルチライン電話機は、状態表示を緑色に点灯するよう制御する。
“r”のとき、SIP対応マルチライン電話機は、状態表示を赤色に点灯するよう制御する。
“n”のとき、SIP対応マルチライン電話機は、状態表示を消灯するよう制御する。
tel-number-2は、発信者番号情報を示す文字列である。
例えば、ラインキー3が保留中で、状態表示は緑色の点灯で、キーに割り当てた電話番号は100で、発信者番号は200のとき、以下のような情報となる。
L03=100;s=h;c=g;m=200
イベントE10〜E15は、内線側から外線への発信に係るシーケンスを示している。
イベントE16において、外線は、終話ボタン39の押下などによって復旧すると、IP−PBXサーバ90へBYEリクエストを送信する。IP−PBXサーバ90は、外線からBYEリクエストを受信すると、内線AへBYEリクエストを送信すると共に、レスポンス200(OK)を返す。内線Aは、IP−PBXサーバ90からBYEリクエストを受信すると、レスポンス200(OK)を返す。
イベントE20〜E25は、内線側から外線への発信に係るシーケンスを示し、図18に示すイベントE10〜E15のシーケンスと同様である。
イベントE26において、内線Aの終話ボタン39のタッチなどによって終話すると、IP−PBXサーバ90へBYEリクエストを送信する。IP−PBXサーバ90は、内線AからBYEリクエストを受信すると、外線へBYEリクエストを送信すると共に、内線Aへレスポンス200(OK)を返す。外線は、IP−PBXサーバ90からBYEリクエストを受信すると、レスポンス200(OK)を返す。
イベントE30において、外線からIP−PBXサーバ90に係る内線網の共通番号へ発信する。この発信は、外線からIP−PBXサーバ90へINVITEリクエストを送信することによって行われる。
イベントE36に示す外線側からの切断シーケンスは、図18に示すイベントE16の外線側からの切断シーケンスと同様である。
イベントE40〜E45に示す外線側からの発信シーケンスは、図20に示すイベントE30〜E35の外線側からの発信シーケンスと同様である。
イベントE46に示す内線側からの切断シーケンスは、図19に示すイベントE26の外線側からの切断シーケンスと同様である。
イベントE50において、外線は、IP−PBXサーバ90に係る内線網の共通番号へ発信する。この発信は、外線からIP−PBXサーバ90へINVITEリクエストを送信することによって行われる。
イベントE60〜E66の処理は、図18に示すイベントE10〜E16の処理と同様であり、更に内線Zが無線LANに途中参加していることを示している。
内線Zは、無線LANに途中参加すると、IP−PBXサーバ90へ登録コマンドであるREGISTERリクエストを送信する。IP−PBXサーバ90は、内線ZからREGISTERリクエストを受信すると、レスポンス200(OK)を返し、更にNOTIFYリクエストを送信して、状態表示を赤色で点灯するよう指示する。内線Zは、IP−PBXサーバ90からNOTIFYリクエストを受信すると、状態表示を赤色で点灯してレスポンス200(OK)を返す。以降、内線Zは、内線Aおよび内線B,C,D,…と同様に制御される。
イベントE60〜E66の処理は、図18に示すイベントE10〜E16の処理と同様であり、更に内線Zが無線LANから途中消失していることを示している。
内線Zは、無線LANから途中消失すると、以降、IP−PBXサーバ90は、内線Zへの送信コマンドがタイムアウトする。このとき、6回の再送を行って、いずれの送信コマンドもタイムアウトしたならば、内線Zを登録削除し、以降の送信対象から除外する。
以上説明した第1の実施形態では、次の(A)〜(D)のような効果がある。
(第2の実施形態の構成)
第2の実施形態に係るIP電話システムの構成は、第1の実施形態に係るIP電話システムの構成と同様である。
(第2の実施形態の動作)
処理が開始すると、IP−PBXサーバ90は、図16に示す第1の実施形態とは異なり、ステップS22〜S24の処理を行う。
ステップS26において、IP−PBXサーバ90は、IPパケットを送信して、図25の処理を終了する。第1の実施形態とは異なり、繰り返しIPパケットを送信しないので、高速に送信処理が終了する。
処理が開始すると、IP−PBXサーバ90は、図16に示す第1の実施形態とは異なり、ステップS32〜S34の処理を行う。
ステップS35Aにおいて、IP−PBXサーバ90は、NOTIFYリクエストを送信する対象を判断する。
ステップS36において、IP−PBXサーバ90は、IPパケットを送信して、図26の処理を終了する。
イベントE10〜E15は、内線側から外線への発信に係るシーケンスを示している。
イベントE16は、外線側からの通話の切断シーケンスを示している。
イベントE30〜E35は、外線側から内線Aへの発信に係るシーケンスを示している。
イベントE36に示す外線側からの切断シーケンスは、図27に示すイベントE16の外線側からの切断シーケンスと同様である。
以下、外線と内線Aとの間で通話が開始する。
(第2の実施形態の効果)
以上説明した第2の実施形態では、次の(E),(F)のような効果がある。
(第3の実施形態の構成)
第3の実施形態に係るIP電話システムの構成は、第1の実施形態に係るIP電話システムの構成と同様である。
(第3の実施形態の動作)
処理が開始したのち、ステップS22〜S25Cの処理は、図25に示す第2の実施形態のステップS22〜S25Cの処理と同様である。
ステップS26の処理は、図25に示す第2の実施形態のステップS26の処理と同様である。
処理が開始したのち、ステップS32〜S35Dの処理は、図25に示す第2の実施形態のステップS32〜S35Dの処理と同様である。
ステップS36の処理は、図26に示す第2の実施形態のステップS36の処理と同様である。
以上説明した第3の実施形態では、次の(G)のような効果がある。
(G) マルチキャストまたはブロードキャストで送信されるIPパケットのTOSの優先順位フラグに、2進数の110が書き込まれている。この優先順位110は、デフォルトの優先順位000よりも高く、且つ、音声パケットの優先順位111よりも低い。よって、デフォルトの優先順位よりも高い優先順位でパケットが相手先に到達すると共に、音声パケットの到達を妨げることはない。したがって、無線LANを介して接続されている複数のIP電話機を一斉に制御すると共に、音声の途切れを抑止することが可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(i)のようなものがある。
11 CPU
12 通信部
12A アンテナ
13 画面表示/操作部
14 記憶部
15 音声入力部
16 音声出力部
17 ボタン入力部
21 スリープボタン
22 ホームボタン
23 ミュートボタン
24 音量大ボタン
25 音量小ボタン
26 イヤフォンジャック
31 内線番号表示部
32 フレキシブルキー
33 ダイヤルパッド
33A パッドボタン
33B 番号入力ボックス
33C クリア・バックスペース
34 電話帳ボタン
35 発信ボタン
36 履歴ボタン
37 応答ボタン
38 拒否ボタン
39 終話ボタン
40 ボタンキー
41 代理応答ボタン
42 短縮ボタン
43,43A 保留ボタン
44,44A 転送ボタン
45 スピーカボタン
46 ミュートボタン
50(=50−1,50−2,…) 固定マルチライン電話機(IP電話機)
53 液晶表示部
54 送受話器
71 着信ランプ
72 フレキシブルキー
73 テンキー
74 短縮キー
75 内線キー
76 転送キー
77 リダイヤルキー
78 メニューキー
79 発信キー
80 切断キー
81 スピーカキー
82 保留キー
83 十字キー
84 代理応答キー
85 VOICEMAILキー
86 音量キー
90 IP−PBXサーバ(交換用の主装置)
91 CPU
92 通信部
95 Wi−Fi対応AP
100 有線LAN
200 公衆網またはWAN
210(=210−1,…) 携帯電話(外線)
220(=220−1,…) 固定電話(外線)
230(=230−1,…) IP電話(外線)
Claims (17)
- 少なくとも外線着信/通話中の表示機能を有するフレキシブルキーを複数備えるIP(Internet Protocol)電話機の交換処理を行う交換用の主装置であって、
外線から着信したとき、各前記IP電話機に対する鳴動指示コマンドのIPパケットのTOS(Type of Service)フィールドを、RFC1349およびRFC1349が更新するRFC791にNormalまたはRoutineとして規定されるデフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位に書き換えて、この鳴動指示コマンドを各前記IP電話機に対して送信し、
各前記IP電話機から鳴動の応答を受信したならば、前記外線に対する鳴動の応答のIPパケットのTOSフィールドの優先順位を操作せず、この鳴動の応答を前記外線に対して通知するとともに、各前記IP電話機の所定のフレキシブルキーに外線着信/通話中の表示を行わせるコマンドのIPパケットのTOSフィールドを、前記デフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位に書き換えて、このコマンドを各前記IP電話機に対して送信する、
ことを特徴とする交換用の主装置。 - 請求項1に記載の交換用の主装置は更に、
前記外線から着信したとき、各前記IP電話機のいずれかが通話中であったならば、小音量の鳴動指示コマンドのIPパケットのTOSフィールドを、前記デフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位に書き換えて、この鳴動指示コマンドを前記通話中のIP電話機に対して送信し、前記通話中のIP電話機に小音量で呼出音を鳴動させる、
ことを特徴とする交換用の主装置。 - 請求項1または請求項2に記載の交換用の主装置は更に、
前記外線から着信に対し、いずれかのIP電話機からの応答を受信したならば、鳴動停止コマンドのIPパケットのTOSフィールドを、前記デフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位に書き換えて、この鳴動停止コマンドを前記応答したIP電話機以外の各IP電話機に対して送信したのち、前記応答したIP電話機の前記所定のフレキシブルキーに外線着信/通話中の表示を行わせるコマンドのIPパケットのTOSフィールドを、前記デフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位に書き換えて、このコマンドを前記応答したIP電話機に対して送信することを特徴とする交換用の主装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の交換用の主装置は更に、
新たに接続されたIP電話機からの登録コマンドを受信したならば、前記新たなIP電話機を交換処理の対象とし、前記所定のフレキシブルキーに外線発信/通話中、または外線着信/通話中の表示を行わせるコマンドのIPパケットのTOSフィールドを、前記デフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位に書き換えて、このコマンドを送信することを特徴とする交換用の主装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の交換用の主装置は更に、
接続されたIP電話機へ送信したコマンドに対する応答が所定回数に渡って受信できなかったとき、前記応答しなかったIP電話機の登録を削除することを特徴とする交換用の主装置。 - 自身に接続された前記IP電話機のいずれかは、無線で接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の交換用の主装置。
- 自身に接続されている複数の各前記IP電話機に送信するコマンドが格納されているIPパケットのTOS(Type of service)の先頭3ビットの優先順位フラグを2進数の001ないし110に書き換えることによって、当該コマンドを、RFC791にRoutineとして規定されるデフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位で送信することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の交換用の主装置。
- 自身に接続されている複数の各前記IP電話機に送信するコマンドが格納されているIPパケットのDSCP(Differentiated services code point)を変更することによって、当該コマンドをデフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位で送信することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の交換用の主装置。
- 請求項7または請求項8に記載の交換用の主装置と、前記交換用の主装置に接続された前記IP電話機とを有するIP電話システムであって、
前記IP電話機は、新たに前記交換用の主装置に接続されたならば、登録コマンドを送信し、
前記所定のフレキシブルキーに外線発信/通話中、または外線着信/通話中の表示を行わせるコマンドを受信したならば、前記所定のフレキシブルキーに表示を行い、
前記所定のフレキシブルキーの表示を消去させるコマンドを受信したならば、前記所定のフレキシブルキーの表示を消去することを特徴とするIP電話システム。 - 請求項9に記載のIP電話システムであって、
前記IP電話機は、前記複数のフレキシブルキーを表示装置上に描画されたボタンで構成し、
前記交換用の主装置との接続が切断されたことを検知したならば、前記描画されたボタンを消去することを特徴とするIP電話システム。 - 前記外線から着信したとき、各前記IP電話機に対する鳴動指示コマンドのIPパケットのTOSフィールドを、前記デフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位に書き換えて、この鳴動指示コマンドをマルチキャストまたはブロードキャストで送信し、
各前記IP電話機から鳴動の応答を受信したならば、前記外線に対する鳴動の応答のIPパケットのTOSフィールドを操作せずに、この鳴動の応答を前記外線に対して通知し、各前記IP電話機に対する前記所定のフレキシブルキーに外線着信中の表示を行わせるコマンドのIPパケットのTOSフィールドを、前記デフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位に書き換えて、このコマンドをマルチキャストまたはブロードキャストで送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の交換用の主装置。 - 請求項11に記載の交換用の主装置は更に、
前記外線から着信に対し、いずれかのIP電話機からの応答を受信したならば、前記応答したIP電話機以外の各IP電話機に対して、鳴動停止コマンドのIPパケットのTOSフィールドを、前記デフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位に書き換えて、この鳴動停止コマンドを送信したのち、前記応答したIP電話機の前記所定のフレキシブルキーに外線着信/通話中の表示を行わせるコマンドのIPパケットのTOSフィールドを、前記デフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位に書き換えて、このコマンドをマルチキャストまたはブロードキャストで送信することを特徴とする交換用の主装置。 - 請求項11または請求項12に記載の交換用の主装置は更に、
新たに接続されたIP電話機からの登録コマンドを受信したならば、前記新たなIP電話機を交換処理の対象とし、前記所定のフレキシブルキーに外線発信/通話中、または外線着信/通話中の表示を行わせるコマンドのIPパケットのTOSフィールドを、前記デフォルトよりも高くかつ音声ストリームよりも低い優先順位に書き換えて、このコマンドを送信することを特徴とする交換用の主装置。 - 請求項11ないし請求項13のいずれか1項に記載の交換用の主装置は更に、
接続されたIP電話機へ送信したコマンドに対する応答が所定回数に渡って受信できなかったとき、前記応答しなかったIP電話機の登録を削除することを特徴とする交換用の主装置。 - 前記IP電話機と無線で接続されていることを特徴とする請求項11ないし請求項14のいずれか1項に記載の交換用の主装置。
- 請求項14または請求項15に記載の交換用の主装置と、前記交換用の主装置に接続された前記IP電話機とを有するIP電話システムであって、
前記IP電話機は、新たに前記交換用の主装置に接続されたならば、登録コマンドを送信し、
前記所定のフレキシブルキーに外線発信/通話中、または外線着信/通話中の表示を行わせるコマンドをブロードキャストまたはマルチキャストで受信したならば、前記所定のフレキシブルキーに表示を行い、
前記所定のフレキシブルキーに表示を消去させるコマンドをブロードキャストまたはマルチキャストで受信したならば、前記所定のフレキシブルキーの表示を消去することを特徴とするIP電話システム。 - 請求項16に記載のIP電話システムであって、
前記IP電話機は、前記複数のフレキシブルキーを表示装置上に描画されたボタンで表し、
前記交換用の主装置との接続が切断されたことを検知したならば、前記描画されたボタンを消去することを特徴とするIP電話システム。
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