JP5654308B2 - 水中ポンプ用羽根車及び水中ポンプ - Google Patents

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本発明は、汚水等の送水に用いる水中ポンプ用羽根車及び水中ポンプに関する。
汚水等の送水に用いる水中ポンプは、渦巻形のケーシング内に羽根車が収容された渦巻ポンプが用いられる。水中ポンプは、ケーシングの下方側に吸込口、ケーシングの側方に吐出口が設けられ、羽根車が回転することで、吸込口から吸い込まれた汚水を、吐出口から吐出させる構成である。
このような汚水等の送水に用いられる水中ポンプは、汚水中に異物(汚物等)が含まれる虞があり、汚物が巻き込まれる等による故障を防止するために、汚水中に含まれる汚物を確実に排出できる構成が要求される。
このため、例えば、羽根車として、一枚のシュラウドに羽根が複数設けられた所謂セミオープン羽根と呼ばれるものが用いられる。しかし、このような羽根車は、ポンプ効率が悪いことから、高い効率が求められる場合においては、所謂クローズド羽根と呼ばれる羽根車が用いられたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。このような羽根車は、二枚のシュラウド間に羽根が設けられる構成であり、羽根車内に異物が巻き込まれる虞がセミオープン羽根と呼ばれる羽根車に比べて高い。
このため、汚水等の送水に用いられる水中ポンプは、例えば、汚物を球体と仮定した場合に、吸込み側の口径に対して70%以上の粒径の汚物が通過できるように規定されている。このため、羽根出口幅が、吸込口の幅に対して、70%〜100%となるように形成された羽根車が用いられている。
また、羽根出口幅は、吸込口の幅に対して70%〜100%となるように構成されているため、羽根出口幅より大の汚物が羽根車内に吸込まれる虞がある。このため、水中ポンプは、吸込口の構成又は水中ポンプ自体に付加する部材等により、羽根出口幅より大の汚物が羽根車内に流入しないように構成されている。
特開2002−202092号公報
上述した水中ポンプでは、以下の問題があった。即ち、汚物を通過させるために、羽根車の羽根出口幅を大きく取る必要があるため、ポンプ効率が低く、ポンプの動力を高めてポンプ容量を必要以上に大きくする必要がある。
このため、高いポンプ効率を有する水中ポンプの要望があった。
そこで本発明は、ポンプ効率の向上が可能な水中ポンプ用羽根車及び水中ポンプを提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の水中ポンプ用羽根車及び水中ポンプは次のように構成されている。
本発明の一態様として、その吸込口の口径に対して70%〜100%の粒径の汚物を含む汚水を吐出可能な水中ポンプのケーシング内に収納され、回転軸により回転することで、流体を圧送する水中ポンプ用羽根車であって、一方に吸込口が形成された一対のシュラウドと、前記一対のシュラウド間に形成され、前記シュラウドの中心側から前記シュラウドの外周縁まで異なる径で連続する羽根と、前記一対のシュラウド及び前記羽根により形成され、前記吸込口が設けられた前記シュラウド側の開口幅が、他の開口幅よりも小さい開口幅を有し、前記粒径の汚物を吐出可能な開口面積を有する吐出口と、を備える。
本発明の一態様として、その吸込口の口径に対して70%〜100%の粒径の汚物を含む汚水を吐出可能な水中ポンプであって、モータと、前記モータより回転する回転軸と、前記回転軸に接続され、一方に吸込口が形成された一対のシュラウド、前記一対のシュラウド間に形成され、前記シュラウドの中心側から前記シュラウドの外周縁まで異なる径で連続する羽根、及び、前記一対のシュラウド及び前記羽根により形成され、前記吸込口が設けられた前記シュラウド側の開口幅が、他の開口幅よりも小さい開口幅を有し、前記粒径の汚物を吐出可能な開口面積を有する吐出口を具備する羽根車と、前記羽根車を収納するポンプ室を有するケーシングと、を備える。
本発明によれば、ポンプ効率の向上が可能な水中ポンプ用羽根車及び水中ポンプを提供することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る水中ポンプの構成を断面で示す説明図。 同水中ポンプに用いられる羽根車及びポンプケーシングの構成を一部断面で示す斜視図。 同羽根車の構成を示す側面図。 同羽根車の構成を模式的に示す断面図。 本発明の変形例にかかわる水中ポンプに用いられる羽根車の構成を示す側面図。
以下、本発明の一実施の形態に係る水中ポンプ1を図1乃至図4を用いて説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る水中ポンプ1の構成を断面で示す説明図、図2は同水中ポンプ1の要部であって、特にケーシング41及び羽根車42の構成を一部断面で分解して示す斜視図、図3は同羽根車42の構成を示す側面図、図4は同羽根車42の構成を図3中IV−IV断面により模式的に示す断面図である。なお、図1〜4中、Bはボルトを、Fは水の流れを、Kは電源ケーブル、Lはライナリングをそれぞれ示す。
図1に示すように、水中ポンプ1は、モータ10と、軸封装置11と、モータ10と、を備えている。このような水中ポンプ1は、汚水槽及び下水道等に設置され、異物(汚物等)を含む汚水を移送する所謂水中汚水ポンプと呼ばれるものである。
モータ10は、モータケーシング21と、固定子22と、回転子23と、回転軸24と、を備えている。またモータ10は、外部電源等に接続される電源ケーブルKを有している。モータケーシング21は、両端が閉塞する円筒形状に形成され、一方の端面が軸封装置11にボルトB等により固定される。
固定子22は、モータケーシング21の内面に固定されている。また固定子22は、電源ケーブルKを介して供給された電力により、回転子23を回転可能に形成されている。回転子23は、その回転に追従して回転軸24を回転可能に、回転軸24と固定されている。
回転軸24は、モータケーシング21の一端側から突出し、且つ、モータケーシング21にベアリング等の軸受25を介して回転自在に軸支されている。なお、回転軸24は、モータケーシング21に、重力方向に延設される。
軸封装置11は、シールケーシング30と、メカニカルシール31と、を備えている。軸封装置11は、モータ10、ポンプ12及び回転軸24間を液密に仕切る。
シールケーシング30は、内部にメカニカルシール31を収納可能に形成されている。このようなシールケーシング30は、両端が閉塞する円筒状に形成され、その両端面に回転軸24を挿通する挿通孔33を備えている。また、シールケーシング30は、その内部に、メカニカルシール31の潤滑油を充満可能な油室34を形成する。
メカニカルシール31は、シールケーシング30と回転軸24との間を密閉することで、ポンプ12からの汚水の浸入及びモータ10への潤滑油の浸入を防止可能に形成されている。このように、軸封装置11は、潤滑油により充満したシールケーシング30内にメカニカルシール31を設けることで、モータ10への異物混入を防止する所謂二段構造が用いられる。
ポンプ12は、ケーシング41と、羽根車42と、を備えている。ケーシング41は、その内部に羽根車42を収納する渦巻ケーシングであり、その内部にポンプ室43を形成する。ケーシング41は、組み立てることでその内部にポンプ室43を形成する上部材44及び下部材45を有し、羽根車42を回転軸24に固定した状態で分解可能に形成されている。
上部材44は、本実施の形態では、シールケーシング30の一部に一体に形成されている。上部材44は、上述した挿通孔33の下方に、羽根車42を回動可能に指示する第1支持部47を有している。
下部材45は、水中ポンプ1を据付面に据付ける複数の脚部48を備えている。また、下部材45は、その底面であって、複数の脚部48間に設けられた吸込開口49と、その側面に設けられた吐出開口50と、を備えている。なお、吐出開口50は、後述する羽根車42の吸込口58の口径に対して70%〜100%の口径に形成されている。
吸込開口49は、羽根車42を回動可能に支持する第2支持部49aを有している。なお、挿通孔33、第1支持部47及び第2支持部49aには、回転軸24及び羽根車42と摺動可能なライナリングLが設けられる。
図2乃至図4に示すように、羽根車42は、ノンクロッグのクローズド羽根車である。このような羽根車42は、例えば、一対のシュラウド52,53と、これらシュラウド52,53間に一体に設けられた羽根54と、を備えている。羽根車42は、その流体を吸込む吸込口58と、吸込んだ流体を吐出する吐出口63を有している。
一対のシュラウド52,53の一方(以下、シュラウド52)は、円板状に形成されている。シュラウド52は、その中央側に、回転軸24が挿通可能、且つ、キー溝が形成された挿通孔56が形成された第1被支持部57が形成されている。
一対のシュラウド52,53の他方(以下、シュラウド53)は、円環状に形成されている。シュラウド53は、その中央側に、吸込口58が形成された第2被支持部59が形成されている。なお、重力方向に対してシュラウド52は、シュラウド53の上方に位置する。
第1被支持部57は、ライナリングLを介して第1支持部47に回転及び摺動自在に支持される。第2被支持部59は、ライナリングLを介して第2支持部49aに回転及び摺動自在に支持される。
羽根54は、シュラウド52,53間に例えば1枚設けられている。羽根54は、図4にその断面形状を模式的に示すように、シュラウド52、53の中心(インペラ54の回転中心)からの径が各位置で異なる形状、例えば渦巻形状やインボリュート形状に形成されている。なお、その詳細な形状は、羽根車42が、汚水を所定のポンプ効率で圧送(移送)可能な形状であれば、適宜設定可能である。
羽根54は、その一方の端部61が、シュラウド52,53の中心側に、その他方の端部62がシュラウド52,53の外周縁にそれぞれ配置される。羽根54は、これら一方の端部61及び他方の端部62間が異なる径の曲面により連続することで形成される。
羽根54は、シュラウド52,53及び端部61、62間に、シュラウド53の吸込口58から吸い込まれた汚水をポンプ室43内へと移動させる開口63を形成する。この開口63は、吸込口58から吸込んだ汚水をポンプ室43へと吐出する吐出口63である。吐出口63は、吸込口58の口径に対して70%〜100%の粒径が通過可能に形成されている。
羽根54は、吐出口63が、シュラウド52側(上側)からシュラウド53側(下側)に向って漸次小さな開口幅(開口面積)となるように形成されている。具体的には、羽根54は、シュラウド52側の長さが、シュラウド53側の長さよりも短く形成されている。
換言すると、羽根54は、図3の平面視、及び図4に示す断面及び破線により端部61,62を示すように、一方の端部61で、シュラウド53側からシュラウド52側に向って切欠するように傾斜し、同様に、他方の端部62で、シュラウド53側からシュラウド52側に向って切欠するように傾斜する。なお、この傾斜は、例えば10°〜11°程度である。
このように、端部61,62がそれぞれ傾斜することで、端部61,62の開口幅は、上側から下側に向って漸次小となり、結果、吐出口63の開口面積が、上側から下側に向って、漸次小となるように形成される。
なお、他方の端部62は、シュラウド52,53の外周縁に位置するとともに、外周縁に沿って所定の長さ、具体的には、シュラウド53側で長く、シュラウド53側で短く形成される。この他方の端部62は、羽根54の端部に設けられるが、シュラウド52、53の外周縁と面一に設けられており、このため、当該端部62では流体の圧送は行われない。
このように構成された水中ポンプ1は、電源ケーブルKを介して電力が供給されることで、モータ10を駆動される。モータ10は、固定子22により、回転子23に固定された回転軸24を回転させる。回転子23の回転により、ポンプ12は、羽根車42が回転する。
図1の水の流れFに示すように、ポンプ12は、羽根車42の回転により、吸込口58から吸い込まれた汚水が羽根車42の吐出口63から吐出され、ケーシング41及び羽根車42により圧送される。この圧送によりポンプ12は、この圧送された水を、吐出開口50を介して水中ポンプ1の二次側へ移送することが可能となる。
このように構成された水中ポンプ1によれば、羽根車42は、羽根54の端部61,62を、羽根54の出口の上側が切欠するようにシュラウド52,53間に傾斜して形成し、吐出口63を、所定の粒径の汚物は通過可能としたまま、その上側と下側で異なる開口幅(開口面積)に形成される。これにより、羽根車42の吐出口63の上側で、より多くの汚水を吐出することが可能となる。
詳しく説明すると、ポンプ12により圧送される水は、吐出口63の上側(モータ10側、シュラウド53側)の流れにおいて、主としてポンプ室43内へと汚水を吐出するように流れる。また、ポンプ12により圧送される汚水は、その吐出口63の下側(吸込口58側、シュラウド52側)の流れにおいて、ポンプ室43内へと吐出する流れだけでなく、吸込口58側へと戻るような流れも発生する。
換言すると、羽根車42においては、その吐出口63の下側においては、その流体の流れの少なくとも一部は、吐出口63に移動した流体(汚水)が吸込口58側に戻る流れとなる。このため、吐出口63の下側では、吐出口63の上側よりもその吐出される流量は少ない。
しかし、本実施の形態では、吐出口63の開口幅(開口面積)を、吐出口63の、より汚水が流れる上側から下側に向って漸次小さくなるように、端部61,62を重力方向に対して傾斜させて形成する。このため、羽根車42により吐出される汚水は、吐出口63の上側で流量を増大することが可能となり、且つ、吐出口63の下側での吸込口58側に戻る流れを抑制可能となる。このため、ポンプ12のポンプ効率を向上することが可能となる。
上述したように本実施の形態に係る水中ポンプ1によれば、羽根車42の吐出口63の開口幅を、下側よりも上側で大きくすることで、吐出側への水の流れがより多い上側の吐出口63の流路を大きくすることが可能となる。また、吐出口63での下側の吸込口58側に戻る流れを抑制可能となる。これらのことから、ポンプ効率を向上することが可能となる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した例では、端部61,62の両方が、吐出口63の開口幅が上側から下側に向って漸次小さくなるように傾斜する構成を説明したがこれに限定されない。例えば、端部61のみを傾斜させる構成でも良く、また、端部62のみを傾斜させる構成であってもよい。
即ち、吐出口63の吸込口58側の開口幅(開口面積)を、他部よりも小さくすることで、吐出口63の上側で吐出する流量を大とすること、及び、吐出口63の下側で吐出する流量を小とすることができればよい。このため、端部61、62は、傾斜する形状でなく、例えば、図5に示すように、羽根車42Aとして、吐出口63の下方が突出することで、その端部61A及び62A、又は、いずれか一方を異なる長さに形成する構成であってもよい。このような構成とすることで、吐出口63の下方の開口幅(開口面積)は、その上方の開口幅(開口面積)よりも小さくなる。このため、上述した羽根車42と同様の効果を得ることが可能となる。
また、上述した例では、羽根車42の羽根54の枚数は、単数(1枚)の構成を説明したがこれに限定されない。吐出口63が、上述したように、吸込口58側でその開口幅が小となる形状であれば、羽根車42の羽根枚数は、2枚以上であってもよい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 水中ポンプのケーシング内に収納され、回転軸により回転することで、流体を圧送する水中ポンプ用羽根車であって、
一方に吸込口が形成された一対のシュラウドと、
前記一対のシュラウド間に形成され、前記シュラウドの中心側から前記シュラウドの外周縁まで異なる径で連続する羽根と、
前記一対のシュラウド及び前記羽根により形成され、前記吸込口が設けられた前記シュラウド側の開口幅が、他の開口幅よりも小さい開口幅を有する吐出口と、
を備えることを特徴とする水中ポンプ用羽根車。
[2] 前記羽根は、その両端部の少なくとも一方が傾斜することで、前記吸込口が形成された前記シュラウド側で前記吐出口の開口幅が小となることを特徴とする[1]に記載の水中ポンプ用羽根車。
[3] 前記羽根は、その両端部の少なくとも一方の、前記吸込口が形成された前記シュラウド側が突出することで、前記吸込口が形成された前記シュラウド側で前記吐出口の開口幅が小となることを特徴とする[2]に記載の水中ポンプ用羽根車。
[4] その吸込口の口径に対して70%〜100%の粒径の汚物を含む汚水を吐出可能な水中ポンプであって、
モータと、
前記モータより回転する回転軸と、
前記回転軸に接続され、一方に吸込口が形成された一対のシュラウド、前記一対のシュラウド間に形成され、前記シュラウドの中心側から前記シュラウドの外周縁まで異なる径で連続する羽根、及び、前記一対のシュラウド及び前記羽根により形成され、前記吸込口が設けられた前記シュラウド側の開口幅が、他の開口幅よりも小さい開口幅を有し、前記粒径の汚物を吐出可能な開口面積を有する吐出口を具備する羽根車と、
前記羽根車を収納するポンプ室を有するケーシングと、
を備えることを特徴とする水中ポンプ。
[5] 前記羽根は、その両端部の少なくとも一方が傾斜することで、前記吸込口が形成された前記シュラウド側で前記吐出口の開口幅が小となることを特徴とする[4]に記載の水中ポンプ。
[6] 前記羽根は、その両端部の少なくとも一方の、前記吸込口が形成された前記シュラウド側が突出することで、前記吸込口が形成された前記シュラウド側で前記吐出口の開口幅が小となることを特徴とする[5]に記載の水中ポンプ。
1…水中ポンプ、10…モータ、11…軸封装置、12…ポンプ、13…回転軸、21…モータケーシング、22…固定子、23…回転子、24…回転軸、25…軸受、30…シールケーシング、31…メカニカルシール、33…挿通孔、34…油室、41…ケーシング、42…羽根車(水中ポンプ用羽根車)、43…ポンプ室、44…上部材、45…下部材、47…第1支持部、48…脚部、49…吸込開口、49a…第2支持部、50…吐出開口、52、53…シュラウド、54…羽根、56…挿通孔、57…第1被支持部、58…吸込口、59…第2被支持部、61…端部、62…端部、63…吐出口、B…ボルト、F…汚水の流れ、K…電源ケーブル、L…ライナリング。

Claims (6)

  1. その吸込口の口径に対して70%〜100%の粒径の汚物を含む汚水を吐出可能な水中ポンプのケーシング内に収納され、回転軸により回転することで、流体を圧送する水中ポンプ用羽根車であって、
    一方に吸込口が形成された一対のシュラウドと、
    前記一対のシュラウド間に形成され、前記シュラウドの中心側から前記シュラウドの外周縁まで異なる径で連続する羽根と、
    前記一対のシュラウド及び前記羽根により形成され、前記吸込口が設けられた前記シュラウド側の開口幅が、他の開口幅よりも小さい開口幅を有し、前記粒径の汚物を吐出可能な開口面積を有する吐出口と、
    を備えることを特徴とする水中ポンプ用羽根車。
  2. 前記羽根は、その翼弦方向の両端部の少なくとも一方が前記回転軸に対して傾斜することで、前記吸込口が形成された前記シュラウド側で前記吐出口の開口幅が小となることを特徴とする請求項1に記載の水中ポンプ用羽根車。
  3. 前記羽根は、その翼弦方向の両端部の少なくとも一方の、前記吸込口が形成された前記シュラウド側が前記翼弦方向に突出することで、前記吸込口が形成された前記シュラウド側で前記吐出口の開口幅が小となることを特徴とする請求項2に記載の水中ポンプ用羽根車。
  4. その吸込口の口径に対して70%〜100%の粒径の汚物を含む汚水を吐出可能な水中ポンプであって、
    モータと、
    前記モータより回転する回転軸と、
    前記回転軸に接続され、一方に吸込口が形成された一対のシュラウド、前記一対のシュラウド間に形成され、前記シュラウドの中心側から前記シュラウドの外周縁まで異なる径で連続する羽根、及び、前記一対のシュラウド及び前記羽根により形成され、前記吸込口が設けられた前記シュラウド側の開口幅が、他の開口幅よりも小さい開口幅を有し、前記粒径の汚物を吐出可能な開口面積を有する吐出口を具備する羽根車と、
    前記羽根車を収納するポンプ室を有するケーシングと、
    を備えることを特徴とする水中ポンプ。
  5. 前記羽根は、その翼弦方向の両端部の少なくとも一方が前記回転軸に対して傾斜することで、前記吸込口が形成された前記シュラウド側で前記吐出口の開口幅が小となることを特徴とする請求項4に記載の水中ポンプ。
  6. 前記羽根は、その翼弦方向の両端部の少なくとも一方の、前記吸込口が形成された前記シュラウド側が前記翼弦方向に突出することで、前記吸込口が形成された前記シュラウド側で前記吐出口の開口幅が小となることを特徴とする請求項5に記載の水中ポンプ。
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