JP5654001B2 - P2X7調節因子としての5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン誘導体 - Google Patents

P2X7調節因子としての5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン誘導体 Download PDF

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Description

本発明は、P2X7受容体機能を調節し、P2X7受容体にてATP作用と拮抗できる縮合二環誘導体、具体的には縮合トリアゾール誘導体(「P2X7受容体アンタゴニスト」);それらの調製のための加工;それらを含む医薬組成物;ならびに治療におけるかかる化合物の使用に関連する。
P2X7受容体はリガンド依存性イオンチャンネルであり、これは造血性分化系列細胞内、例えばマクロファージ、ミクログリア、肥満細胞、リンパ球(TおよびB)で発現し(例えば、Collo, et al. Neuropharmacology, Vol.36, pp1277−1283 (1997)を参照されたい)、細胞外ヌクレオチド、特にアデノシン三リン酸(ATP)により活性化している。P2X7受容体の活性化は巨細胞形成、脱顆粒、細胞溶解性細胞死、CD62L脱落、細胞増殖の制御、インターロイキン1β(IL−1β)(例えばFerrari, et al., J. Immunol., Vol.176, pp3877−3883 (2006)、インターロイキン18(IL−18)、腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)(例えばHide, et al. Journal of Neurochemistry, Vol.75, pp965−972 (2000)などの炎症性サイトカインの放出に関与している。P2X7受容体は抗原提示細胞、ケラチン生成細胞、耳下腺細胞、肝細胞、赤血球、赤白血病細胞、単球、線維芽細胞、骨髄細胞、ニューロン、および腎メサンギウム細胞上にも位置する。さらに、P2X7受容体は中枢神経系および末梢神経系における前シナプス末端により発現しており、グリア細胞内グルタメート放出を媒介することが示されている(Anderson, C. et al. Drug. Dev. Res., Vol.50, page 92 (2000)。
免疫系の主細胞に対するP2X7受容体の局在化は、これらの細胞から重要な炎症メディエイターを放出する能力と併せて、疼痛および神経変性障害を含む広範囲の疾患治療におけるP2X7受容体アンタゴニストの潜在的役割を示唆する。最近の前臨床インビボ試験により、炎症と神経因性疼痛の両方においてP2X7受容体が直接示されており(Dell’Antonio et al., Neurosci. Lett., Vol.327, pp87−90 (2002),. Chessell, IP., et al., Pain, Vol.114, pp386−396 (2005), Honore et al., J. Pharmacol. Exp. Ther., Vol.319, p1376−1385 (2006)、P2X7受容体はミクログリア細胞誘発性皮質ニューロン死を媒介するというインビトロ証拠がある(Skaper, S.D., et al., Glia, Vol.54, p234−242 (2006)。加えて、P2X7受容体の上方制御がアルツハイマー病モデルのトランスジェニックマウスのβ−アミロイド斑周囲で観察されている(Parvathenani, L. et al. J. Biol. Chem., Vol.278(15), pp13309−13317 (2003)。
本発明は、P2X7受容体機能を調節し、P2X7受容体にてATP作用と拮抗できる化合物(「P2X7受容体アンタゴニスト」)を提供する。
第一の態様では、本発明は、式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を提供し、
Figure 0005654001
式中、
Aは、水素、C1〜4アルキル(例えばメチルまたはエチル)、C3〜6シクロアルキル(例えばシクロプロピル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル)、C1〜3アルコキシ(例えばメトキシ)、C1〜3アルコキシC1〜4アルキル(例えばメトキシエチル)、C1〜2フルオロアルキル(例えばトリフルオロメチル)、ハロゲン(例えば臭素、塩素またはヨウ素)、NR、Het、もしくはフェニルであり;
式中、フェニルは独立してフッ素、塩素、C1〜3アルキル(例えばメチル)、OH、メトキシもしくは重水素である1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の置換基により置換されていてもよく;
Hetは
i)1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環窒素原子を含む6員複素芳香族単環、もしくは
ii)独立してN、OもしくはSである1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環ヘテロ原子を含む5員複素芳香族単環(この5員環ヘテロ原子は多くても1つのみがOもしくはSである);
iii)1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環窒素原子を含む9もしくは10員複素芳香族二環;
であり、
Hetは、独立してC1〜3アルキル(例えばメチル)、フッ素、塩素、OH(その互変異性体を含む)、メトキシもしくは重水素である1つもしくは2つの置換基により置換されていてもよく;
は、水素、塩素、フッ素、臭素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、シアノもしくはC1〜3アルキル(例えばメチル)であり;
は、水素、フッ素、塩素、臭素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、シアノもしくはC1〜3アルキル(例えばメチル)であり、
は、水素、フッ素、塩素またはC1〜3アルキル(例えばメチル)であり、
は、水素であり;
は、水素、フッ素、塩素もしくはメチルであり;ならびに
およびRは、独立して水素もしくはC1〜3アルキル(例えば水素またはメチル)であり;
またはRおよびRは、一緒になって−(CH−O−(CH−、−(CH−O−(CH−、もしくは−(CH −であり、nは3、4、5もしくは6(例えば3、4または5)であり;
Aが水素、C1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル、C1〜3アルコキシ、C1〜3アルコキシC1〜4アルキル、C1〜2フルオロアルキル、ハロゲンもしくはNRである場合には、Rは、塩素、フッ素、臭素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、シアノもしくはC1〜3アルキル(例えばメチル)であり、かつRおよびRの少なくとも1つは水素以外であり;
ならびにAがHetもしく置換されていてもよいフェニルである場合には、Rは、水素、塩素、フッ素、臭素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、シアノもしくはC1〜3アルキル(例えばメチル)であり、かつR、RおよびRの少なくとも1つは水素以外であり;
ならびにRがフッ素、塩素もしくはメチルである場合には、Rは、塩素、フッ素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)またはメチルであり、Rは水素である。
本明細書で使用する「アルキル」という用語は(基または基の一部として使用する場合)、指定数の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖の炭化水素鎖を指す。例えば、C1〜6アルキルは、少なくとも1つかつ最大6つの炭素原子を含む直鎖または分岐鎖炭化水素鎖を意味する。アルキルまたはC1〜6アルキルは例えば、これらに限定されないが、メチル(Me)、エチル(Et)、n−プロピル(プロピル)、イソプロピル(1−メチルエチル)、n−ブチル(ブチル)、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、3−メチルブチル、1−エチルプロピル、n−ヘキシルまたはイソヘキシルであることができる。
「C1〜2フルオロアルキル」は、1つ、2つまたは3つのフッ素原子により置換されているC1〜2アルキル;例えば1つ、2つまたは3つのフッ素原子により置換されているメチル(すなわちトリフルオロメチル(−CF)、ジフルオロメチルまたはモノフルオロメチル);特にトリフルオロメチル(−CF)を意味する。
「C3〜6シクロアルキル」は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシルであり得る。
本明細書で使用する「ハロゲン」という用語は、別段の指定のない限り、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素である基を意味する。ハロゲンは、例えばフッ素または塩素であることができる。
本発明は、(例えばA、Het、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、およびR11、R12、R13、X、X、X、X、X、X、X、X10、およびX11ならびに/またはnの)基または素性の特定の、好ましい、適切な、または他の実施形態の可能な組み合わせすべてを網羅して開示する、例えば本明細書に記載の実施形態と異なる基または素性の実施形態の可能な組み合わせすべてを網羅して開示することが理解されるべきである。
本発明の1つの実施形態では、式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を提供し、
Figure 0005654001
式中、
Aは、水素、C1〜4アルキル(例えばメチルまたはエチル)、C1〜3アルコキシ(例えばメトキシ)、C1〜2フルオロアルキル(例えばトリフルオロメチル)、ハロゲン(例えば臭素、塩素またはヨウ素)、NR、Het、もしくはフェニルであり、ここでフェニルは独立してフッ素、塩素、C1〜3アルキル(例えばメチル)もしくはメトキシである1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の置換基により置換されていてもよく;
Hetは、
i)1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環窒素原子を含む6員複素芳香族単環、もしくは
ii)独立してN、OもしくはSである1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環ヘテロ原子を含む5員複素芳香族単環(この5員環ヘテロ原子は多くても1つのみがOもしくはSである);
であり、
Hetは、独立してC1〜3アルキル(例えばメチル)、フッ素、塩素、OH(その互変異性体を含む)、もしくはメトキシである1つもしくは2つの置換基により置換されていてもよく;
は、水素、塩素、フッ素、臭素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、シアノもしくはC1〜3アルキル(例えばメチル)であり;
は、水素、フッ素、塩素、臭素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、シアノもしくはC1〜3アルキル(例えばメチル)であり、
は、水素、フッ素または塩素であり、
は、水素であり;
は、水素、フッ素、塩素もしくはメチルであり;ならびに
およびRは、独立して水素もしくはC1〜3アルキル(例えば水素またはメチル)であり;
またはRおよびRは一緒になって−(CH−O−(CH−、−(CH−O−(CH、もしくは−(CH −であり、nは3、4、5もしくは6(例えば3、4または5)であり;
Aが水素、C1〜4アルキル、C1〜3アルコキシ、C1〜2フルオロアルキル、ハロゲンもしくはNRである場合には、Rは、塩素、フッ素、臭素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、シアノもしくはC1〜3アルキル(例えばメチル)であり、かつRおよびRの少なくとも1つは水素以外であり;
ならびにAがHetもしくは置換されていてもよいフェニルである場合には、Rは、水素、塩素、フッ素、臭素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、シアノもしくはC1〜3アルキル(例えばメチル)であり、R、RおよびRの少なくとも1つは水素以外であり;
ならびにRがフッ素、塩素もしくはメチルである場合には、Rは、塩素、フッ素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)またはメチルであり、Rは水素である。
1つの実施形態では、Aは水素、C1〜4アルキル(例えばメチルまたはエチル)、C1〜3アルコキシ(例えばメトキシ)、C1〜2フルオロアルキル(例えばトリフルオロメチル)、ハロゲン(例えば臭素、塩素またはヨウ素)、NR、Het、または任意選択的に置換されたフェニルである。
特定の実施形態では、Aはメチル、エチル、メトキシ、Cフルオロアルキル(例えばトリフルオロメチル)、ハロゲン(例えば臭素、塩素またはヨウ素、例えば臭素またはヨウ素)、NR、Het、もしくはフェニルであり、ここでフェニルは独立してフッ素、塩素、C1〜3アルキル(例えばメチル)もしくはメトキシである1、2もしくは3(例えば1または2)つの置換基により置換されていてもよい。
より特定の実施形態では、Aはトリフルオロメチル、臭素、ヨウ素、NR、Het、またはフェニルであり、ここでフェニルは独立してフッ素、塩素、メチルまたはメトキシである1つまたは2つの置換基により置換されていてもよい。さらにより特定の実施形態では、AはHetまたはフェニルであり、ここでフェニルは独立してフッ素、塩素、メチルまたはメトキシである1つまたは2つの置換基により置換されていてもよい。
1つの実施形態では、Aがフェニルである場合、Aは独立してフッ素、塩素、C1〜3アルキル(例えばメチル)、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、OH、またはメトキシである1、2もしくは3(例えば1または2)つの置換基により任意選択的に置換されている。さらなる実施形態では、Aがフェニルである場合、このフェニルは独立してフッ素、塩素、C1〜3アルキル(例えばメチル)もしくはメトキシである1、2もしくは3(例えば1または2)つの置換基により置換されていてもよい。
1つの実施形態では、Aがフェニルである場合、このフェニルはフッ素、塩素、C1〜3アルキル(例えばメチル)、OH、メトキシまたは重水素である1つの置換基により置換されていてもよい。さらなる実施形態では、Aがフェニルである場合、このフェニルはフッ素、塩素、C1〜3アルキル(例えばメチル)、OHまたはメトキシである1つの置換基により置換されていてもよい。
Aが独立してフッ素、塩素、メチル、OHまたはメトキシである1つもしくは2つの置換基により置換されていてもよいフェニルである場合、特定の実施形態では、Aは1つもしくは2つのフッ素置換基、1つもしくは2つの塩素置換基、1つのOH置換基、1つのOH置換基および1つのフッ素置換基または1つのメトキシ置換基により置換されていてもよいフェニルであり;ならびにより特定の実施形態では、1つもしくは2つのフッ素置換基により置換されていてもよいフェニルである。1つの実施形態では、Aは2−メトキシフェニル、2−ヒドロキシフェニル(または2−フェノール)、2−ヒドロキシ−4−フルオロ−フェニル(または5−フルオロ−2−フェノール)、3−メトキシフェニル、3−クロロフェニル、2,3−ジクロロフェニル、3−フルオロフェニル、2,3−ジフルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、4−フルオロフェニルもしくは2,4−ジフルオロフェニルであり、またはより特定の実施形態では、Aは4−フルオロフェニルもしくは2,4−ジフルオロフェニルであり;または好ましくはAは4−フルオロフェニルである。
好ましくは、AはHetもしくはフェニルであり、ここでフェニルは1つもしくは2つのフッ素置換基により置換されていてもよい。より好ましくは、AはHet、4−フルオロフェニルもしくは2,4−ジフルオロフェニルである。さらにより好ましくは、AはHetまたは4−フルオロフェニルである。
特定の実施形態では、Hetは
i)1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環窒素原子を含む6員複素芳香族単環、もしくは
ii)独立してN、OもしくはSである1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環ヘテロ原子を含む5員複素芳香族単環(この5員環ヘテロ原子のうち1つがOもしくはSである);
iii)1環窒素原子を含む9もしくは10員複素芳香族二環;
であり、
ここでHetは独立してC1〜3アルキル(例えばメチル)、フッ素、塩素、OH(その互変異性体を含む)、メトキシまたは重水素である1つもしくは2つの置換基(例えば1つの置換基)と置換されていてもよい。
より特定の実施形態では、Hetは
i)1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環窒素原子を含む6員複素芳香族単環、もしくは
ii)独立してN、OもしくはSである1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環ヘテロ原子を含む5員複素芳香族単環(この5員環ヘテロ原子のうち1つがOもしくはSである);
iii)1環窒素原子を含む9もしくは10員複素芳香族二環;
であり、
ここでHetは独立してC1〜3アルキル(例えばメチル)、フッ素、塩素、OH(その互変異性体を含む)、メトキシまたは重水素である1つもしくは2つの置換基(例えば1つの置換基)と置換されていてもよい。
特定の実施形態では、Hetは
i)1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環窒素原子を含む6員複素芳香族単環、もしくは
ii)独立してN、OもしくはSである1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環ヘテロ原子を含む5員複素芳香族単環(この5員環ヘテロ原子のうち1つがOもしくはSである);
であり、
ここでHetは独立してメチルまたはフッ素である1つもしくは2つの置換基と置換されていてもよい。
好ましくは、Hetは炭素結合した複素芳香族環系であり、すなわち複素芳香族環はHetの複素芳香族環系における炭素原子への結合を介してテトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンの3位に結合している。
1つの実施形態では、Hetは、C1〜3アルキル(例えばメチル)、フッ素、塩素、OH(その互変異性体を含む)、メトキシまたは重水素である、特にメチル、フッ素、塩素、OH(その互変異性体を含む)、メトキシまたは重水素である、特にメチルまたはフッ素である1つの置換基と置換されている。
特定の実施形態では、Hetが独立してN、OもしくはSである1、2もしくは3環ヘテロ原子を含む置換されていてもよい5員複素芳香族単環であり、この5員環ヘテロ原子のわずか1つのみがOもしくはSである場合、5員環ヘテロ原子の少なくとも1つは窒素である。
特定の実施形態では、Hetが1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環窒素原子を含む置換されていてもよい6員複素芳香族単環である場合、Hetは副式(a)
Figure 0005654001
であり、
式中、X、X、X10、およびX11の0、1つもしくは2つ(特に0または1つ)は窒素原子であり、ならびに
残りのX、X、X10、およびX11はそれぞれC−R、C−R、C−R10、およびC−R11であり、式中R、R、R10、およびR11は独立して水素、重水素、C1〜3アルキル(例えばメチル)、フッ素、塩素、OH(その互変異性体を含む)またはメトキシ、特に、水素、C1〜3アルキル(例えばメチル)、フッ素、塩素、OH(その互変異性体を含む)またはメトキシである。
特定の実施形態では、R、R、R10、およびR11は独立して水素、重水素、メチル、フッ素、塩素、OHまたはメトキシ;例えば、水素、メチル、フッ素、塩素またはメトキシ;より特に水素、メチルまたはフッ素である。
1つの実施形態では、Rは水素、メチル、フッ素、塩素、OHまたはメトキシ、例えば塩素またはメトキシから選択される。別の実施形態では、R10は水素、重水素、C1〜3アルキル(例えばメチル)、フッ素またはOH(その互変異性体を含む)、例えば水素、メチルまたはフッ素から選択される。さらに特定の実施形態では、Rは水素またはフッ素である。
特定の実施形態では、Hetが置換されていてもよい6員複素芳香族単環である場合、Hetは本明細書の実施例の任意の1つにおいて定義するとおりである副式(a)である。
より特定の実施形態では、Hetが置換されていてもよい6員複素芳香族単環である場合、Hetは副式(a1)〜(a25)
Figure 0005654001
である。
さらなる実施形態では、Hetが置換されていてもよい6員複素芳香族単環である場合、Hetは副式(a1)、(a2)、(a3)、(a4)、(a5)、(a6)、(a7)、(a8)、(a9)、(a10)、(a11)、(a12)、(a13)、(a15)、(a16)、(a17)、(a18)、(a19)、(a20)、(a21)もしくは(a25)である。より特定の実施形態では、Hetが置換されていてもよい6員複素芳香族単環である場合、Hetは副式(a1)、(a2)、(a3)、(a4)、(a5)、(a6)もしくは(a7)である。好ましくは、Hetが置換されていてもよい6員複素芳香族単環である場合、Hetは副式(a1)、(a2)、(a3)、(a4)、(a5)もしくは(a6)である。
特定の実施形態では、Hetが独立してN、OもしくはSである1つ、2つもしくは3つ(例えば1つまたは2つ)の環ヘテロ原子を含む置換されていてもよい5員複素芳香族単環であり、この5員環ヘテロ原子のわずか1つのみがOもしくはSである場合、Hetは副式(b1)、(b2)、(b3)、(b4)もしくは(b5)
Figure 0005654001
であり、
式中、
はO、SもしくはNR12であり;
、X、X、およびXは独立してNもしくはCR13であり、ただし1、2または3環のみの(1もしくは2環のみなどの)ヘテロ原子がHetの5員複素芳香族単環に存在し;ならびに
はO、Sであり; R12は水素またはC1〜3アルキル(特に水素またはメチル)であり;ならびに
各R13は独立して水素、C1〜3アルキル(例えばメチル)、フッ素、塩素、OH(その互変異性体を含む)またはメトキシ(特にフッ素またはメチル)であり;
ただしR12および各R13は5員複素芳香族単環Hetが1つもしくは2つの置換基と置換されていてもよいものである。
さらに特定の実施形態では、Hetが独立してN、OもしくはSである1、2もしくは3(例えば1または2)環ヘテロ原子を含む置換されていてもよい5員複素芳香族単環であり、この5員環ヘテロ原子のわずか1つのみがOもしくはSである場合、Hetは副式(b1)、(b2)、(b3)、(b4)もしくは(b5’)
Figure 0005654001
であり、
式中、
はO、SもしくはNR12であり;ならびに
、X、X、およびXは独立してNもしくはCR13であり、ただし1、2または3環のみの(1もしくは2環のみなどの)ヘテロ原子がHetの5員複素芳香族単環に存在し;ならびに式中
12は水素またはC1〜3アルキル(特に水素またはメチル)であり;ならびに
各R13は独立して水素、C1〜3アルキル(例えばメチル)、フッ素、塩素、OH(その互変異性体を含む)またはメトキシ(特にフッ素またはメチル)であり;
ただしR12および各R13は5員複素芳香族単環Hetが1つもしくは2つの置換基と置換されていてもよいものである。
さらに特定の実施形態では、Hetが独立してN、OもしくはSである1、2もしくは3(例えば1または2)環ヘテロ原子を含む置換されていてもよい5員複素芳香族単環であり、この5員環ヘテロ原子のわずか1つのみがOもしくはSであり、かつHetが副式(b1)、(b2)、(b3)、(b4)もしくは(b5)である場合、Hetは下記副式
Figure 0005654001
の1つであり、式中各R12は独立して水素もしくはメチルであり、各R13は独立して水素もしくはメチルである。
より特定の実施形態では、Hetが独立してN、OもしくはSである1、2もしくは3(例えば1または2)環ヘテロ原子を含む置換されていてもよい5員複素芳香族単環であり、この5員環ヘテロ原子のわずか1つのみがOもしくはSであり、かつHetが副式(b1)、(b2)、(b3)もしくは(b4)である場合、Hetは下記副式
Figure 0005654001
の1つであり、式中各R12は独立して水素もしくはメチルであり、各R13は独立して水素もしくはメチルである。
好ましくは、Hetが2つのR13基を含む上の副式の1つである場合、一方のR13は水素であり、他方のR13は水素またはメチルである。1つの特定の実施形態では、両R13が水素である。
特定の実施形態では、Hetが置換されていてもよい5員複素芳香族単環である場合、Hetは本明細書の実施例の任意の1つにおいて定義するとおりである。
好ましくは、Hetが置換されていてもよい5員複素芳香族単環である場合、Hetは
Figure 0005654001
であり、より好ましくは
Figure 0005654001
である。
1つの実施形態では、Hetが1、2もしくは3(例えば1または2)環窒素原子を含む置換されていてもよい9もしくは10員複素芳香族二環である場合、Hetは1環窒素原子を含む置換されていてもよい9もしくは10員複素芳香族二環であり、好ましくは1環窒素原子を含む置換されていない9もしくは10員複素芳香族二環である;特定の実施形態では、Hetが1、2もしくは3(例えば1または2)環窒素原子を含む置換されていてもよい9もしくは10員複素芳香族二環である場合、Hetは副式(c1)もしくは(c2)
Figure 0005654001
である。
したがって、好ましくは、Aは4フルオロフェニルであるか、またはAはHetであり、
式中Hetは副式(a1)、(a2)、(a3)、(a4)、(a5)もしくは(a6)
Figure 0005654001
の6員複素芳香族単環であるか、またはHetは
Figure 0005654001
である5員複素芳香族単環である。
特定の実施形態では、Rは水素、塩素、フッ素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、シアノまたはメチルである。より特に、Rは塩素、フッ素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、またはメチルである。さらにより特に、Rは塩素、フッ素またはメチルである。さらにより特に、Rは塩素またはフッ素である。
好ましくは、Rは塩素である。
特定の実施形態では、Rは水素、フッ素、塩素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、またはメチルである。
好ましくは、Rは水素、フッ素、塩素、−CFもしくはメチル;特に水素、フッ素、塩素または−CFである。1つの実施形態では、Rは塩素または−CFである。
1つの実施形態では、Rは水素、フッ素または塩素;特にRは水素またはフッ素である。
特定の実施形態では、Rは水素、フッ素または塩素である。より特に、Rは水素または塩素である。
好ましくは、Rは水素である。
1つの実施形態では、AがHetまたは置換されていてもよいフェニルである場合、Rは水素、塩素、フッ素、臭素、Cフルオロアルキル(例えば−CF)、シアノまたはC1〜3アルキル(例えばメチル)であり、R、RおよびRの少なくとも1つは水素以外である。
特定の実施形態では、
は、塩素、フッ素もしくはメチルであり;
は、水素、フッ素、塩素、−CFもしくはメチルであり;
は、水素、フッ素もしくは塩素であり;ならびに
は、水素、フッ素、塩素もしくはメチルであり;
式中RおよびRの少なくとも1つは、水素以外であり;ならびに
式中Rがフッ素、塩素もしくはメチルである場合、Rは水素であり、Rはフッ素もしくは塩素である。
より特定の実施形態では、
は、塩素、フッ素もしくはメチルであり;
は、水素、フッ素、塩素、−CFもしくはメチルであり;
は、水素、フッ素もしくは塩素であり;ならびに
は、水素、フッ素もしくは塩素であり;
式中RおよびRの少なくとも1つは、水素以外であり;ならびに
式中Rがフッ素もしくは塩素である場合、Rは水素であり、Rはフッ素もしくは塩素である。
さらにより特定の実施形態では、
は、塩素であり;
は、水素、フッ素、塩素、−CFもしくはメチルであり;
は、水素、フッ素もしくは塩素であり;ならびに
は、水素、フッ素、または塩素(好ましくは水素)であり;
式中RおよびRの少なくとも1つは、水素以外であり;ならびに
式中Rが、フッ素もしくは塩素である場合、Rは水素であり、Rはフッ素もしくは塩素である。
好ましくは、
は、塩素であり;
は、水素、フッ素、塩素もしくは−CFであり;
は、水素、フッ素もしくは塩素であり;ならびに
は、水素であり;
式中RおよびRの少なくとも1つは、水素以外であり、
ならびに式中Rが塩素である場合、Rは水素またはフッ素である。
特定の実施形態では、
は、塩素であり、Rは−CFであり、R、RおよびRは水素であり;または
は、塩素であり、Rは塩素であり、R、RおよびRは水素であり;または
は、塩素であり、R、RおよびRは水素であり、Rは塩素であり;または
は、塩素であり、R、RおよびRは水素であり、Rはフッ素であり;または
は、塩素であり、Rはメチルであり、R、RおよびRは水素であり;または
は、塩素であり、RおよびRは水素であり、RおよびRは塩素であり;または
は、塩素であり、Rは塩素であり、Rはフッ素であり、RおよびRは水素であり;または
は、塩素であり、Rはフッ素であり、Rは塩素であり、RおよびRは水素であり;または
は、塩素であり、RおよびRはフッ素であり、RおよびRは水素であり;または
は、塩素であり、Rは−CFであり、Rはフッ素であり、RおよびRは水素であり;または
は、フッ素であり、Rは−CFであり、R、RおよびRは水素であり;または
は、フッ素であり、Rは塩素であり、R、RおよびRは水素であり;または
は、フッ素であり、R、RおよびRは水素であり、Rは塩素であり;または
は、メチルであり、R、RおよびRは水素であり、Rはフッ素であり;または
は、メチルであり、Rは−CFであり、R、RおよびRは水素であり;
または
は、塩素であり、R、R、RおよびRは水素であり、AはHetもしくは置換されていてもよいフェニルであり;または
は、水素であり、Rは−CFであり、Rはフッ素であり、RおよびRは水素であり、AはHetもしくは置換されていてもよいフェニルであり;または
は、水素であり、Rは−CFであり、Rは塩素であり、RおよびRは水素であり、AはHetもしくは置換されていてもよいフェニルであり;または
は、水素であり、Rは塩素であり、Rはフッ素であり、RおよびRは水素であり、AはHetもしくは置換されていてもよいフェニルである。
最も好ましくは、
は、塩素であり、Rは−CFであり、R、RおよびRは水素であり;または
は、塩素であり、Rは塩素であり、R、RおよびRは水素であり;または
は、塩素であり、R、RおよびRは水素であり、Rは塩素であり;または
は、塩素であり、R、RおよびRは水素であり、Rはフッ素である。
特定の実施形態では、RおよびRは、独立して水素もしくはメチルであり;
またはRおよびRは一緒になって−(CH−O−(CH−もしくは−(CH −であり、式中nは3、4、5もしくは6(特に3、4または5)である。
特定の実施形態では、nは3、4または5である。
本発明の1つの特定の実施形態では、実施例の任意の1つ(例えば実施例1〜110の任意の1つ)において、化合物またはその医薬上許容可能な塩として(例えば化合物またはその塩酸塩として、または特に化合物として)称されるおよび/または式が例証されている化合物または塩である式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を提供する。
したがって、本発明の1つの特定の態様に従い、以下である化合物またはそれらの医薬上許容可能な塩を提供する:
3−ブロモ−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−エチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−エチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
3−ブロモ−7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
3−ブロモ−7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
3−ブロモ−7−[(2,4,6−トリクロロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
3−ブロモ−7−{[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(メチルオキシ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−モルフォリニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1−ピロリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−アミン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−アミン、
3−(1−アゼチジニル)−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1−ピペリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1,1−ジメチルエチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(6−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(5−メチル−3−イソキサゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1H−ピロール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(6−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3−ピリダジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−3−イソキサゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(5−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(6−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(6−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(3−ピリダジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−ピリダジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1H−ピロール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−メチル−3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(3−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(6−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−3−イソキサゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−メチル−3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−メチル−3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
3−ブロモ−7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−(メチルオキシ)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジフルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(3−クロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3,5−ジフルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3,5−ジフルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
3−(2−ピリジニル)−7−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
2−{[3−(2−ピリジニル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−イル]カルボニル}ベンゾニトリル、
7−[(2,3−ジフルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,6−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(4−クロロ−2−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(4−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(4−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(4−クロロ−2−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−{[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
3−ブロモ−7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
、もしくは
7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
またはそれらの医薬上許容可能な塩。
本発明の別の特定の態様に従い、以下である化合物またはそれらの医薬上許容可能な塩を提供する:
E116 7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E117 7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E118 7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E119 7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(4−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E120 7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E121 7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E122 3−(2−ピリジニル)−7−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E123 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E124 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E125 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−[3−(メチルオキシ)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E126 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E127 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−[2−(メチルオキシ)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E128 2−{7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}フェノール、
E129 8−{7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}キノリン、
E130 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2,3−ジクロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E131 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2,3−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E132 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1H−インドール−7−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E133 7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−シクロプロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E134 7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−プロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E135 7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−シクロヘキシル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E136 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E137 7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−[2−(メチルオキシ)エチル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E138 2−(7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル)フェノール、
E139 7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−シクロペンチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E140 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E141 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−クロロ−2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E142 7−{[4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン;
E143 7−[(2,4−ジメチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E144 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E145 7−[(4−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E146 7−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E147 7−[(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E148 7−{[4−メチル−2−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E149 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E150 2−{7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}−5−フルオロフェノール、
E151 7−[(3,4−ジフルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E152 7−[(2,3−ジクロロ−4−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E153 7−[(2−クロロ−4−フルオロ−3−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E154 7−[(2,4−ジクロロ−3−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E155 7−[(3,4−ジフルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E156 7−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E157 7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−イソキサゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E158 7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−イソチアゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E159 7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(5−メチル−2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E160 7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,5−チアジアゾール−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E161 7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(3−イソキサゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E163 3−(7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル)−2−ピリジノール、
E164 7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E165 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E166 2−(7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル)−3−ピリジノール、
E167 7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E168 7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−ピリダジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E169 7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E170 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E171 3−{7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}−2−ピリジンo、
E172 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E173 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E174 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−[4−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E175 2−{7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}−3−ピリジノール、
E176 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−[6−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E177 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−2−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E178 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−イソチアゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E179 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−1,2,3−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E180 7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−d1、
E181 7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−d1、
E182 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−d1、
E183 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−d1、
E184 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1H−ピラゾール−1−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E185 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E186 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E187 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン;
E188 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E189 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E190 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,5−チアジアゾール−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E191 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E192 7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E193 7−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E195 7−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E197 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E198 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン;
E199 7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E200 7−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E201 7−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E202 7−[(3,4−ジフルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E203 7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−3−イソチアゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E204 2−クロロ−6−{[3−(2−ピリジニル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−イル]カルボニル}ベンゾニトリル、
E205 7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
E206 7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
、もしくは
E207 7−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
またはそれらの医薬上許容可能な塩。
上記の特定の態様では、本発明は、例えば化合物もしくはその塩酸塩、または特に化合物であることができる。
本発明の好ましい態様に従い、以下である化合物またはそれらの医薬上許容可能な塩を提供する:
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例86を参照)、もしくは
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例45を参照)、もしくは
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例93を参照)、もしくは
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例12を参照)、もしくは
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例98を参照)、もしくは
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例77を参照)、もしくは
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例67を参照)、もしくは
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例43を参照)、もしくは
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例42を参照)、もしくは
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例34を参照);
または任意のこれらの化合物の医薬上許容可能な塩。
本発明のより好ましい態様に従い、以下である化合物またはそれらの医薬上許容可能な塩を提供する:
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例86を参照)、もしくは
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例45を参照)、もしくは
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例93を参照)、もしくは
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例12を参照);
または任意のこれらの化合物の医薬上許容可能な塩。
本発明のさらに好ましい1つの態様に従い、以下である化合物またはそれらの医薬上許容可能な塩を提供する:
7−[(3,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例115を参照)、もしくは
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
Figure 0005654001
(例えば、実施例112を参照);
または任意のこれらの化合物の医薬上許容可能な塩。
上記の好ましい、より好ましいまたはさらに好ましい態様では、本発明は、例えば化合物もしくはその塩酸塩、または特に化合物であることができる。
P2X7のアンタゴニストは様々な疼痛状態(例えば神経因性疼痛、慢性炎症性疼痛、または内臓痛)、炎症(例えば関節リウマチまたは変形性関節症)、または神経変性疾患、特にアルツハイマー病の治療(例えば改善)または予防(特に治療)に有用であり得る。P2X7アンタゴニストは関節リウマチおよび炎症腸疾患の管理に有用な治療薬を構成し得る。
P2X7受容体機能を調節し、P2X7受容体にてATP作用と拮抗できる本発明の化合物または塩(「P2X7受容体アンタゴニスト」)はP2X7受容体機能の競合アンタゴニスト、逆アゴニスト、または負のアロステリック調節因子であり得る。
式(I)のある化合物は一部の状況において、その酸添加塩を形成し得る。医薬における使用において、式(I)の化合物は塩として使用し得、この場合、塩は医薬上許容可能であるべきであることが理解されるであろう。医薬上許容可能な塩としてはBerge, Bighley and Monkhouse , J. Pharm. Sci., 1977, 66, 1−19により記載のものが挙げられる。
式(I)の化合物が塩基である場合、1つの実施形態では、医薬上許容可能な塩は、無機酸または有機酸などの医薬上許容可能な酸から形成される。かかる酸としては、酢酸、p−アミノ安息香酸、アスコルビン酸、アスパラギン酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、メチレンビスサリチル酸、カンファースルホン酸、クエン酸、シクロヘキシルスルファミン酸、エタンジスルホン酸、エタンスルホン酸、フマル酸、グルコン酸、グルタミン酸、グリコール酸、臭化水素酸、塩酸、イセチオン酸、イタコン酸、乳酸、マレイン酸、リンゴ酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、粘液酸、硝酸、パルミチン酸、パモン酸、パントテン酸、リン酸、プロピオン酸、サリチル酸、ステアリン酸、コハク酸、硫酸、酒石酸、p−トルエンスルホン酸などが挙げられる。
1つの特定の実施形態では、医薬上許容可能な塩は、医薬上許容可能な強酸から形成される。例えば、医薬上許容可能な塩は、ベンゼンスルホン酸塩、カンファースルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、臭化水素酸塩、塩酸塩、メタンスルホン酸塩、硝酸塩、リン酸塩、硫酸塩、またはp−トルエンスルホン酸塩であり得る。
式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩は、結晶形態または非結晶形態(例えば結晶形態または非晶質形態)で調製し得、および、特に結晶の場合、例えば水和物など溶媒和させてよい。式(I)の化合物もしくはその医薬上許容可能な塩の溶媒和化合物(例えば水和物)、例えば化学量論的な溶媒和化合物(例えば水和物);ならびに可変量の溶媒(例えば水)を含む化合物もしくはその塩が本発明の範囲内に含まれる。
式(I)のある化合物またはその塩は立体異性体型(例えばジアステレオマーおよび鏡像異性体)にて存在できる場合があり、本発明は、これらの立体異性体型およびそれらの混合物(ラセミ体を含む)のそれぞれに拡張される。異なる立体異性体型は通常の方法により一方を他方から分離してもよいし、任意の所定の異性体を立体特異的または不斉合成により得てもよい。本発明は任意の互変異性体型およびその混合物にも拡張される。
化合物の調製
Figure 0005654001
(I)
式(I)の化合物(式中、可変部分は本明細書で定義する)およびその医薬上許容可能な塩は、下記の方法により調製し得、本発明のさらなる1つの態様を成す。
本発明のさらなる1つの態様に従い、式(I)の化合物もしくはその医薬上許容可能な塩の調製過程は下記の工程(a)、(b)、(c)、(d)、もしくは(e)を含み;
ならびに化合物の医薬上許容可能な塩を調製してもよい。
(a)一般式(2)の化合物を一般式(3)の酸塩化物(Y=Cl)またはカルボン酸(Y=OH)(またはその活性化誘導体)とカップリングすることによる式(I)の化合物の調製(スキーム1を参照)(式中A、R、R、R、R、Rは本明細書で定義する)。化合物(2)および(3)は保護されていてもよい。
(b)一般式(4)の化合物を一般式(5)または(6)の化合物と反応させることによる式(I)の化合物の調製(スキーム2および3を参照)(式中A、R、R、R、R、Rは本明細書で定義する)。化合物(4)および(5)は保護されていてもよい。
(c)一般式(10)の化合物を一般式(11)の化合物と反応させることによる式(I)の化合物の調製(スキーム4を参照)(式中A、R、R、R、R、Rは本明細書で定義する)。化合物(10)および(11)は保護されていてもよい。
(d)保護されている式(I)の化合物の脱保護。保護基および保護基の除去方法の例は、T.W. Greene and P.G.M. Wuts ‘Protective Groups in Organic Synthesis’ (Wiley−Interscience, 4th ed., 2006)に見出すことができる。
(e)式(I)の化合物から式(I)の他の化合物への相互変換。従来の相互変換手順の例としては、エピメリ化、酸化、還元、アルキル化、芳香族置換、求核置換、アミドカップリングおよびエステル加水分解が挙げられる。
式(I)の化合物の代表的な調製方法を下記スキーム1〜4に示す。
スキーム1
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、トリエチルアミン(任意選択的にN,N−ジメチル−4−ピリジンアミン(DMAP)も)またはジエチルアミノメチルポリスチレンなどの適切な塩基の存在下、N,N−ジメチルホルムアミドまたはジクロロメタンなどの適切な溶媒中、0℃〜室温などの適温で、式(2)の化合物(またはその酸性塩)を式(3)の酸塩化物(Y=Cl)により処理することを含む。
あるいは、式(2)の化合物は、水溶性カルボジイミドまたは1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)または2−(7−アザ−1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファート(HATU)などの活性化剤、およびN,N−ジメチル−4−ピリジンアミン(DMAP)またはN,N−ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)などの適切な塩基の存在下、ジクロロメタンなどの適切な溶媒中、適温、例えば0℃〜室温で、式(3)のカルボン酸(式中Y=OH)で処理できるであろう。
スキーム2
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、上のスキーム1に記載のように調製できる式(4)の化合物(式中X=Hまたはハロゲン、例えば臭素)を式(5)の化合物と、それぞれ酢酸パラジウム(II)またはジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)などの適切な触媒、ならびに炭酸セシウムもしくは炭酸ナトリウムなどの適切な塩基の存在下、1,4−ジオキサンもしくは1,2−ジメトキシエタンなどの適切な溶媒中、適温、例えば室温〜還流温度で反応させることを含み、Lはハロゲン原子(例えば臭素またはヨウ素)もしくはボロン酸などの適切な解離基またはエステルを示す。
スキーム3
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、式(4)の化合物(式中Xは、ハロゲン、例えば臭素または塩素などの適切な解離基である)を式(6)の化合物(式中R、およびRはC〜CアルキルまたはC〜Cシクロアルキルを示し、Rは、H、C〜CアルキルまたはC〜Cシクロアルキルを示し(RおよびRは共に3〜8員複素環も示し得る)、Mはナトリウムなどの金属を示す)とメタノールまたはエタノールなどの適切な溶媒中、適温、例えば60℃〜125℃で、一部の場合、マイクロ波放射を照射して反応させることを含む。
スキーム4
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、スキーム1の工程(i)に記載した方法に類似した方法で化合物(7)(式中YはOHまたはCl)を化合物(3)で処理することを含む。
工程(ii)は典型的には、化合物(8)をテトラフルオロホウ酸トリアルキルオキソニウム(例えばトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート)試薬と、ジクロロメタンなどの適切な溶媒中、例えば室温などの適温で処理することを含む。
工程(iii)は典型的には、化合物(10)を適切なヒドラジド(11)で、1−ブタノールなどの適切な溶媒中、例えば還流温度などの適温で、例えば1〜18時間、還流1−ブタノール中で処理することを含む。
工程(ii)および(iii)は併合して1つの工程とし、式(10)の化合物の単離を介さずに化合物(8)から式(I)の化合物へ変換することもできる。
一般式(2)、(3)、(5)、(6)、(7)、(9)および(11)の化合物は典型的には、購入することもできるし、化学文献に記載の方法を用いて(または類似した方法を用いて)当業者が調製することもできる。式(11)の化合物およびそれらの調製方法(1つまたは複数)の代表例については、下記の中間体22〜31を参照されたい。
式(11)の化合物の代表的な調製方法を下記スキーム5〜8に示す。
スキーム5
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、化合物(12)を塩化オキサリルまたは塩化チオニルのいずれかで、ジクロロメタンなどの適切な溶媒中、必要な場合、触媒N,N−ジメチルホルムアミドと、0℃〜室温などの適温で処理して、3〜18時間などの適切な時間置くことを含む。
工程(ii)は典型的には、化合物(13)をHClなどの適切な酸で、1,4−ジオキサンなどの適切な溶媒中、RTなどの適温で処理して、2〜18時間などの適切な時間置くことを含む。
スキーム6
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、化合物(12)を1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)などの適切な活性化剤、および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)などの適切な塩基で、ジクロロメタンなどの適切な溶媒中、RTなどの適温で、3〜18時間などの適切な時間処理することを含む。
工程(ii)は典型的には、化合物(13)をHClなどの適切な酸で、1,4−ジオキサンなどの適切な溶媒中、RTなどの適温で処理して、2〜18時間などの適切な時間置くことを含む。
スキーム7
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、化合物(15)をヒドラジン一水和物で、メタノールまたはエタノールなどの適切な溶媒中、室温または還流などの適温で、6〜18時間などの適切な時間処理することを含む。
スキーム8
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、チオオキサム酸エチルを、クロロホルムなどの適切な溶媒中、N,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタールなどの適切な試薬と、室温などの適温で、6時間などの適切な時間反応させることからなる。
工程(ii)は典型的には、エチル{[(1E)(ジメチルアミノ)メチリデン]アミノ}(チオキソ)アセテート(17)をエタノールなどの適切な溶媒に溶解させた(アミノオキシ)(ヒドロキシ)スルファンジオキシドと、室温などの適温で、48時間などの適切な時間反応させることからなる。
工程(iii)は典型的には、1,2,4−チアジアゾール−5−カルボキシレートエステル(18)をヒドラジン一水和物と、適切な溶媒中、還流などの適温で、5時間などの適切な時間反応させることからなる。
上のスキーム4に記載の式(8)の化合物を式(11)の化合物と反応させる式(I)の化合物調製の代替方法として、上のスキーム4の工程(ii)および(iii)について記載の手順に類似した手順でおよび/または下記の実施例177の調製に例示するように式(8)の化合物をカルボキシミドヒドラジド化合物と反応させ得る。下記スキーム9に示す式(11a)の化合物はかかるカルボキシミドヒドラジド化合物の例であり、これは4位でYと置換されたピリミジン環を含み、式中YはC1〜3アルキル(例えばメチル)、フッ素、塩素、OH(その互変異性体を含む)、メトキシまたは重水素、例えば水素、重水素またはメチルから選択される。中間体99は、Yがメチルである式(11a)の化合物の例である。
スキーム9
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、化合物(19)をシアン化カリウムなどの適切な試薬と、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中、トリエチルアミンなどの適切な塩基を用いて、ビス(トリフェニルホスフィン)塩化パラジウム(II)などの適切な触媒を用いて、80℃などの適温で加熱して、18時間などの適切な時間処理することからなる。
工程(ii)は、化合物(20)をエタノールなどの適切な溶媒中、還流などの適温で、2時間半などの適切な時間、ヒドラジン水和物で処理することからなる。
一般式(12)、(14)、(15)、(16)および(19)の化合物は典型的には、購入することもできるし、化学文献に記載の方法を用いて(または類似した方法を用いて)当業者が調製することもできる。
化合物(27)はAが1,2,4−チアジアゾール−5−イルである化合物(2)の例である。化合物(27)の代表的な調製方法を下記スキーム10に示す。中間体115は化合物(27)の例である。
式(I)の化合物調製の別の代替方法は、スキーム1の工程(i)に記載した方法に類似した方法で上記の式(3)の化合物を化合物(27)と反応させることである。化合物(27)は下記スキーム10に示すように調製できる。
スキーム10
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、化合物(21)をアンモニアと、18時間などの適切な時間、室温などの適温で反応させることからなる。
工程(ii)は典型的には、例えばBoc無水物を用いた窒素の適切な保護、適切な溶媒、例えばジクロロメタンまたはN,N−ジメチルホルムアミド中、ジエチルアミノメチルポリスチレンなどの適切な塩基を用いて、18時間などの適切な時間の攪拌からなる。
工程(iii)は典型的には、ローソン試薬などの適切な試薬と、ベンゼンなどの適切な溶媒中、80℃などの適温で、8時間などの適切な時間処理することからなる。
工程(iv)は典型的には、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)ジメチルアセタールなどの適切な試薬と、室温などの適温で、1時間などの適切な時間処理することからなる。
工程(v)は典型的には、化合物(25)をヒドロキシルアミンO−スルホン酸で、エタノールなどの適切な溶媒中、ピリジンなどの適切な塩基で、室温などの適温で、1時間などの適切な時間反応させることからなる。
工程(vi)は典型的には、スキーム5の工程(ii)に類似した方法で化合物(26)を処理することを含む。
式(32)の化合物はAが4−メチル−3−イソチアゾリルである式(11)の化合物である。式(32)の化合物の代表的な調製方法を下記スキーム11に示す。中間体129は式(32)の化合物の例である。
スキーム11
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、化合物(28)をメタノールなどの適切な溶媒で、濃硫酸などの適切な酸の存在下、還流などの適温で、16時間などの適切な時間反応させることからなる。
工程(ii)は典型的には、化合物(29)を塩化フェニルアセタールなどの適切な酸塩化物と、トリエチルアミンなどの適切な塩基の存在下、0℃または室温などの適温で、18時間などの適切な時間反応させることからなる。
工程(iii)は、化合物(30)をN−クロロコハク酸イミド(NCS)などの適切な試薬と、ジクロロメタンなどの適切な溶媒およびトリフルオロ酢酸などの適切な酸の存在下、室温などの適温で、適切な時間反応させることに関与する。
工程(iv)は典型的には、スキーム7の工程(i)に類似した方法で化合物(32)を処理することを含む。
スキーム12に示すように、Aがハロゲンと置換されている複素環である式(I)の化合物は、Aがフッ素と置換されている複素環である式(I)の他の化合物に変換し得る。
スキーム12
Figure 0005654001
工程(i)は典型的には、A環がハロゲン、例えば塩素と置換されている複素環である化合物と、フッ化銀などの金属フッ化物(33)を、アセトニトリルなどの適切な溶媒中、80℃などの適温で、24時間などの適切な時間反応させることからなる。
関連して可能な場合、医薬上許容可能な塩(例えばHCl塩)は適切な酸(例えばHCl)または酸誘導体と反応させることにより調製し得る。
臨床的適応、医薬組成物、および投与量
本発明の化合物または医薬上許容可能な塩は、P2X7受容体機能を調節し、P2X7受容体にてATP作用と拮抗できる(「P2X7受容体アンタゴニスト」)ため、疼痛;例えば、急性疼痛、慢性疼痛、慢性関節痛、筋骨格系疼痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、内臓痛、癌に合併する疼痛、偏頭痛に合併する疼痛、緊張性頭痛または群発性頭痛、機能的腸障害に合併する疼痛、背部痛および/または頚痛、捻挫および/または緊張に関連するする疼痛、交感神経性に持続した疼痛;筋炎、インフルエンザまたは感冒などの他のウイルス感染に合併する疼痛、リウマチ性発熱に合併する疼痛、心筋虚血に合併する疼痛、術後痛、癌化学治療、頭痛、歯痛、または月経困難の治療または予防(特に治療)に有用であり得ると考えられる。
慢性関節痛状態は関節リウマチ、変形性関節症、リウマチ様脊椎炎(強直性脊椎炎)、痛風性関節炎または若年性関節炎であり得る。
炎症性疼痛状態は関節リウマチ、変形性関節症、リウマチ様脊椎炎(強直性脊椎炎)または線維筋痛であり得る。
特に、式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩は、関節リウマチまたは変形性関節症における疼痛(例えば炎症性疼痛)などの関節炎における疼痛(例えば炎症性疼痛)の治療または予防(特に治療)に有用であり得る。
機能腸障害に合併する疼痛としては、非潰瘍消化不良、非心臓性胸痛および過敏性腸症候群が挙げられる。
神経因性疼痛状態は、糖尿病性ニューロパシー(例えば有痛性糖尿病性ニューロパシー)、坐骨神経痛、非特異的な背部痛、三叉神経痛、多発性硬化症疼痛、線維筋痛、HIV関連ニューロパシー、疱疹後神経痛、三叉神経痛、もしくは腰部神経根障害;または身体的外傷、切断、幻肢症候群、脊髄手術、癌、毒素もしくは慢性炎症状態に起因する疼痛であり得る。あるいは、神経因性疼痛状態は、通常、「しびれ」(感覚異常および/または異常感覚)、増大した触感(知覚過敏)、非侵害性刺激後の有痛感(動的、静的、温熱性または寒冷アロディニア)、侵害性刺激に対する感覚上昇(温熱性、寒冷、または機械的痛覚過敏)、刺激除去後の有痛感の持続(痛覚過敏)、または選択性感覚経路の欠陥もしくは欠如(痛覚鈍麻)などの無痛感に関連している疼痛であり得る。
急性疼痛状態は術後痛または月経困難(例えば原発性月経困難)であり得る。
本発明の化合物または医薬上許容可能な塩は、オピオイド鎮痛薬(モルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、トラマドール、ヒドロコドン、ヒドロモルフォン、オキシモルフォン、メサドンまたはブプレノルフィン;特にモルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、またはトラマドールなど)の鎮痛作用への耐性発現の治療または予防(例えば予防、例えば低減、遅延化または阻止(prevention)に有用な可能性があり得る。
潜在的に本発明の化合物または塩を用いる治療または予防(特に治療)の対象となり得る他の状態は、発熱、炎症、免疫疾患、異常な血小板機能疾患(例えば閉塞性血管疾患)、インポテンスまたは勃起機能障害;異常な骨代謝もしくは骨吸収を特徴とする骨疾患;シクロオキシゲナーゼ−2(COX−2)阻害剤などの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の血行動態副作用、心血管疾患(例えばアテローム性動脈硬化症);神経変性疾患および/または神経変性;外傷後神経変性;耳鳴;オピオイド鎮痛薬(例えばモルヒネ)、CNS(中枢神経系)抑制剤(例えばエタノール)、覚醒剤(例えばコカイン)またはニコチンなどの依存性誘発剤への依存(例えば中毒);1型もしくは2型糖尿病などの糖尿病、1型もしくは2型糖尿病の合併症などの糖尿病の合併症、腎機能障害、肝機能障害(例えば肝炎、肝硬変)、胃腸機能障害(例えば下痢)、胃癌、結腸癌、過活動膀胱、または切迫尿失禁である。うつ病およびアルコール依存症も潜在的に本発明の化合物または塩による治療または予防の対象となり得る。
前記炎症に合併する炎症および/または炎症状態は、関節炎(特に関節リウマチまたは変形性関節症)、皮膚状態(例えば日光皮膚炎、熱傷、湿疹、皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、または乾癬)、髄膜炎、緑内障、網膜炎、網膜症、ブドウ膜炎もしくは眼組織に対する急性損傷(例えば結膜炎)などの眼疾患、炎症肺障害(例えば喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD、気管支炎および/または肺気腫を含む)、アレルギー性鼻炎、呼吸窮迫症候群、鳩飼い疾患、農夫肺、または気道過敏性);消化管障害(例えばアフタ性潰瘍、クローン病、アトピー性胃炎、バリアロフォルム胃炎、潰瘍性大腸炎、セリアック疾患、限局性回腸炎、過敏性腸症候群、炎症腸疾患、または胃腸逆流症);臓器移植;または他の炎症成分を伴う状態、例えば、血管疾患、偏頭痛、結節性動脈周囲炎、甲状腺炎、再生不良性貧血、ホジキン病、強皮症、重症筋無力症、多発性硬化症、サルコイドーシス、ネフローゼ症候群、ベーチェット症候群、歯肉炎、心筋虚血、発熱、全身性狼瘡エリテマトーデス、多発性筋炎、腱炎、滑液包炎、もしくはシェーグレン症候群であり得る。
前記炎症に合併する炎症および/または炎症状態は、特に関節炎(例えば関節リウマチまたは変形性関節症)であり得る。
免疫疾患としては、自己免疫疾患、免疫不全疾患または臓器移植が挙げられる。
異常な骨代謝もしくは骨吸収を特徴とする骨疾患は、骨粗鬆症(特に閉経後骨粗鬆症)、高カルシウム血症、副甲状腺機能亢進症、骨パジェット病、骨溶解症、骨転移を伴うもしくは伴わない悪性腫瘍の高カルシウム血症、関節リウマチ、歯周炎、変形性関節症、骨痛、骨減少症、癌悪液質、結石症(calculosis)、結石症(lithiasis)(特に尿路結石)、固形癌、痛風性および/もしくは強直性脊椎炎、腱炎または滑液包炎であり得る。
心疾患としては、高血圧もしくは心筋虚血;アテローム性動脈硬化症;機能性もしくは器質性静脈不全;静脈瘤性治療;痔核;ならびに顕著な動脈圧低下に合併するショック状態(例えば敗血症性ショック)が挙げられる。
潜在的に本発明の化合物または塩を用いる治療または予防(特に治療)の対象となり得る神経変性疾患は、認知症、特に変性認知症(アルツハイマー病、老年認知症、レヴィー小体認知症、側頭葉認知症、ハンチントン舞踏病、パーキンソン病、ピック病、クロイツフェルトヤコブ病、または筋萎縮性側索硬化症(ALS);特にアルツハイマー病など);軽度認知機能障害(MCI)、例えば加齢性MCI、特に加齢性記憶障害;運動ニューロン疾患;血管性認知症(多発脳梗塞性認知症および/または脳虚血に合併する認知症を含む);または以下に合併する神経変性疾患(例えば認知症):頭蓋内占拠性病変、頭部外傷、脳内および/もしくは脳感染または関連状態(HIV感染、ウイルスもしくは細菌性髄膜炎、または帯状疱疹もしくは単純疱疹ウイルスなどの脳ヘルペスウイルス感染など)、代謝作用、毒素、無酸素症、低酸素症またはビタミン欠乏症である。
式(I)の化合物またはその塩による治療または予防(特に治療)の対象となる例えば神経変性疾患は、特に変性認知症(特にアルツハイマー病)、パーキンソン病(特にパーキンソン病における認知症)、血管性認知症(特に多発脳梗塞性認知症)、レヴィー小体認知症、ハンチントン舞踏病、または軽度認知機能障害(MCI)、例えば加齢性記憶障害などの加齢性MCIであり得る。式(I)の化合物またはその塩による治療または予防(特に治療)の対象となる例えば神経変性疾患は、特に変性認知症(特にアルツハイマー病)、血管性認知症(特に多発脳梗塞性認知症)、または軽度認知機能障害(MCI)、例えば加齢性記憶障害などの加齢性MCIであり得る。
1つの実施形態では、本発明の式(I)の化合物またはその塩を神経変性疾患(変性認知症、例えばアルツハイマー病、もしくは血管性認知症、または軽度認知機能障害など)の疾患緩和および/または神経保護による治療または予防(特に治療)のために使用する。あるいはまたは追加的に、1つの実施形態では、本発明の式(I)の化合物またはその塩を神経変性疾患(変性認知症、例えばアルツハイマー病、もしくは血管性認知症、または軽度認知機能障害など)の神経変性疾患に合併する認識機能障害の対症治療による治療または予防(特に治療)のために使用する。
式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩は、脳卒中、心停止、肺バイパス、外傷性脳損傷、脊髄損傷などの外傷後の神経保護のためおよび/もしくは神経変性の治療またはは予防(例えば治療)にも有用であり得る。
本発明の化合物または医薬上許容可能な塩は、悪性細胞増殖および/もしくは転移、または筋芽細胞性白血病の治療または予防(特に治療)にも有用であり得る。
1型糖尿病の合併症は、糖尿病性微小血管症、糖尿病性網膜症、糖尿病性ネフロパシー、黄斑変性、緑内障、ネフローゼ症候群、再生不良性貧血、ブドウ膜炎、川崎病またはサルコイドーシスであり得る。
腎機能障害は、腎炎、糸球体腎炎、特にメサンギウム増殖性糸球体腎炎または腎炎症候群であり得る。
本発明の化合物または医薬上許容可能な塩は、例えばヒトなどの哺乳類のてんかんおよび/または発作の治療または予防(例えば治療)において(すなわち抗けいれん薬として)潜在的に有用であり得る。
本発明の化合物または医薬上許容可能な塩は、ヒトにおけるヒトてんかん症候群、例えば部分および/もしくは全身発作(例えば強直、強直間代、または欠神発作)、側頭葉てんかん、欠神発作(小児性、若年性、ミオクローヌス、光線誘発またはパターン誘発を含む)、重度のてんかん性脳症(低酸素症関連またはラスムッセン症候群を含む)、熱性けいれん、持続性部分てんかん、進行性ミオクローヌスてんかん(ウンフェルリヒト−ルントボルク病またはラフォラ病を含む)頭部損傷に関連するものなどの外傷後発作および/もしくはてんかん、単純反射てんかん(感光性、体感覚性、固有受容性、聴原性または前庭性など)、ピリドキシン依存性てんかんなどのてんかんに一般に合併する代謝障害、メンケス縮れ毛病、クラッベ病、アルコールおよび/もしくは薬物乱用(例えばコカイン乱用)に起因するてんかん、てんかんに合併する皮質性形成異常(例えば二重皮質症候群または皮質下帯状異所性灰白質)、または発作もしくはてんかんに合併する部分的モノソミー(15Q/アンジェルマン症候群)などの染色体異常の治療または予防(例えば治療)に潜在的に有用であり得る。
したがって我々は、本発明のさらなる態様に従い、ヒトもしくは獣医学における使用のためおよび/または治療における使用のための式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を提供する。
本発明の別の態様に従い、我々は、例えば哺乳類、例えばヒトまたはげっ歯類、例えばヒトまたはラット、例えばヒトにおけるP2X7受容体に媒介される状態、例えば本明細書に開示する状態または疾患(特に疼痛、関節リウマチもしくは変形性関節症などの炎症、または神経変性疾患(例えばアルツハイマー病または軽度認知機能障害)、またはてんかんおよび/もしくは発作(例えばヒトてんかん症候群);より特に炎症性疼痛、神経因性疼痛もしくは内臓痛などの疼痛、または関節リウマチもしくは変形性関節症)の治療または予防(例えば治療)における使用のための式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を提供する。
本発明のさらなる態様に従い、我々は、P2X7受容体に媒介される状態、例えば本明細書に開示する状態もしくは疾患(特に疼痛、関節リウマチもしくは変形性関節症などの炎症、または神経変性疾患(例えばアルツハイマー病または軽度認知機能障害)、またはてんかんおよび/もしくは発作(例えばヒトてんかん症候群);より特に炎症性疼痛、神経因性疼痛もしくは内臓痛などの疼痛、または関節リウマチもしくは変形性関節症)を呈しているヒトまたは動物(例えばげっ歯類、例えばラット)対象、例えばヒト対象の治療または予防(例えば治療)方法を提供し、これは前記対象に有効量の式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を投与することを含む。
本発明のさらなる態様に従い、我々は、疼痛、炎症(例えば関節リウマチまたは変形性関節症)、または神経変性疾患(例えばアルツハイマー病または軽度認知機能障害)、またはてんかんおよび/もしくは発作(例えばヒトてんかん症候群)、(より特に炎症性疼痛、神経因性疼痛もしくは内臓痛などの疼痛、または関節リウマチもしくは変形性関節症)を呈しているかそれらに感受性のヒトまたは動物(例えばげっ歯類、例えばラット)対象、例えばヒト対象の治療または予防(例えば治療)方法を提供し、この方法は前記対象に有効量の式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を投与することを含む。
本発明のよりさらなる1つの態様に従い、我々は、炎症性疼痛、神経因性疼痛または内臓痛(例えば、関節炎(例えば関節リウマチまたは変形性関節症)における炎症性疼痛などの疼痛)を呈しているかそれらに感受性のヒトまたは動物(例えばげっ歯類、例えばラット)対象、例えばヒト対象の治療または予防(例えば治療)方法を提供し、この方法は前記対象に有効量の式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を投与することを含む。
本発明のさらなる1つの態様に従い、我々はアルツハイマー病または軽度認知機能障害を呈している対象、例えばヒト対象の治療方法を提供し、この方法は前記対象に有効量の式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を投与することを含む。
本発明の1つの態様では、我々はオピオイド鎮痛薬(モルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、トラマドール、ヒドロコドン、ヒドロモルフォン、オキシモルフォン、メサドンまたはブプレノルフィン;特にモルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、またはトラマドールなど)の鎮痛作用への耐性発現の治療または予防(例えば予防、例えば低減、遅延化または阻止(prevention)方法を、かかるオピオイド鎮痛薬耐性を発現しているかそれらに感受性の対象において提供し、この方法は前記対象に有効量の式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を投与することを含む。
本発明の別の態様に従い、我々は、例えば哺乳類、例えばヒトまたはげっ歯類、例えばヒトまたはラット、例えばヒトにおけるP2X7受容体作用に媒介される状態、例えば本明細書に開示する状態または疾患(特に疼痛、関節リウマチもしくは変形性関節症などの炎症、または神経変性疾患(例えばアルツハイマー病または軽度認知機能障害)、またはてんかんおよび/もしくは発作(例えばヒトてんかん症候群);より特に炎症性疼痛、神経因性疼痛もしくは内臓痛などの疼痛)の治療または予防(例えば治療)のための薬剤の製造における式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩の使用を提供する。
本発明の別の態様に従い、我々は、例えば哺乳類、例えばヒトまたはげっ歯類、例えばヒトまたはラット、例えばヒトにおける疼痛(例えば炎症性疼痛、神経因性疼痛または内臓痛)、炎症(例えば関節リウマチまたは変形性関節症)、または神経変性疾患(例えばアルツハイマー病または軽度認知機能障害)、またはてんかんおよび/もしくは発作(例えばヒトてんかん症候群)、(より特に炎症性疼痛、神経因性疼痛もしくは内臓痛などの疼痛、または関節リウマチもしくは変形性関節症)の治療または予防(例えば治療)のための薬剤の製造における式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩の使用を提供する。
本発明の別の態様に従い、我々は、例えば哺乳類、例えばヒトまたはげっ歯類、例えばヒトまたはラット、例えばヒトにおける炎症性疼痛、神経因性疼痛または内臓痛(特に炎症性疼痛または神経因性疼痛;例えば関節リウマチもしくは変形性関節症などの関節炎における炎症性疼痛など)の治療または予防(例えば治療)のための薬剤の製造における式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩の使用を提供する。
本発明の1つの態様では、我々は、例えば哺乳類、例えばヒトまたはげっ歯類、例えばヒトまたはラット、例えばヒトにおけるアルツハイマー病または軽度認知機能障害の治療または予防(例えば治療)のための薬剤の製造における式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩の使用を提供する。
本発明の1つの態様では、我々は、オピオイド鎮痛薬(モルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、トラマドール、ヒドロコドン、ヒドロモルフォン、オキシモルフォン、メサドンまたはブプレノルフィン;特にモルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、またはトラマドールなど)の鎮痛作用への耐性発現の治療または予防(例えば予防、例えば低減、遅延化または阻止(prevention)のための薬剤の製造における式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩の使用を提供する。
疑問点を回避するため、「治療」という用語は、本明細書で特定の疾患または状態に関して使用する場合、前記疾患または状態に合併する症状の緩和を含む。
式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩をヒトおよび/または他の哺乳類の治療において使用するために、製薬現場に従い医薬組成物として任意選択的に製剤化できる。したがって、本発明の別の態様では、ヒトまたは獣医学における使用に適応した式(I)の化合物、またはその医薬上許容可能な塩を含む医薬組成物を提供する。
式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を治療において使用するために、通常、製薬現場に従い医薬組成物に製剤化する。本発明は、式(I)の化合物、もしくはその医薬上許容可能な塩を含む医薬組成物、ならびに医薬上許容可能な担体もしくは賦形剤も提供する。
医薬組成物は、治療もしくは予防方法において、または本明細書に記載の使用または治療もしくは予防において使用し得る。
例えば外界温度および/または大気圧で混合により調製し得る本発明の医薬組成物は通常、経口、非経口または直腸投与に適応している。そのため、医薬組成物は、錠剤、カプセル、経口液体調製物、散剤、顆粒剤、トローチ剤、再構成可能な散剤、注射液もしくは注入液もしくは懸濁液、または坐剤の形態であり得る。
経口的に投与可能な医薬組成物が一般に好ましい。経口投与用の錠剤およびカプセルは単位用量形態であり得、結合剤(例えばヒドロキシメチルセルロースまたはポビドン)、注入剤(例えば乳糖および/または微結晶性セルロース)、潤滑剤、例えば錠剤潤滑剤(例えばステアリン酸マグネシウムまたはステアリン酸カルシウム)、崩壊剤(例えばデンプングリコール酸ナトリウムまたはクロスカルメロースナトリウムなどの錠剤崩壊剤)および/または許容可能な湿潤剤などの1つまたは複数の賦形剤を含み得る。錠剤は例えば製薬現場において知られている方法に従いコーティングし得る。
経口液体調製物は、例えば、水性もしくは油性懸濁液、溶液、乳濁液、シロップまたはエリキシル剤の形態であってもよいし、使用前に水または他の適切なビヒクルと再構成する乾燥生成物の形態であってもよい。かかる液体調製物は、懸濁化剤(1つまたは複数)、乳化剤(1つまたは複数)、非水性ビヒクル(1つまたは複数)(食用油など)および/または防腐剤(1つまたは複数)および/または、所望の場合、香料(1つまたは複数)または着色料(1つまたは複数)などの添加物(1つまたは複数)を含んでよい。
非経口投与において、流体単位用量形態は典型的には、本発明の化合物もしくはその医薬上許容可能な塩ならびに滅菌ビヒクルを用いて調製する。1つの実施形態では、化合物または塩は、ビヒクルおよび使用濃度に応じて、ビヒクル中に懸濁または溶解させる。溶液の調製において、化合物または塩は、例えば注射用に溶解させて、滅菌ろ過後、適切なバイアルまたはアンプル中に装填して、密封することができる。1つの実施形態では、局所麻酔薬、防腐剤(1つまたは複数)および/または緩衝剤(1つまたは複数)などのアジュバント(1つまたは複数)をビヒクル中に溶解させる。安定性を高めるため、組成物は、例えば真空除去したバイアルおよび水中に装填後に凍結することができる。非経口懸濁液は典型的には、化合物または塩が典型的にはビヒクル中に溶解ではなく懸濁しており、滅菌は通常ろ過により成し遂げられない点を除き、実質的に同じ方法で調製する。化合物または塩は、例えば滅菌ビヒクル中に懸濁させる前にエチレンオキシドに曝露させることにより滅菌できる。1つの実施形態では、例えば本発明の化合物または塩の均一な分配を促進するために、組成物に界面活性剤または湿潤剤を含む。
1つの実施形態では、組成物は、例えば投与方法に応じて、活性物質(本発明の化合物または医薬上許容可能な塩)の0.1%〜99%(組成物の重量)、特に0.1〜60%または1〜60%または10〜60%重量を含む。組成物に含まれる担体(1つまたは複数)および/または賦形剤(1つまたは複数)は、組成物の重量の例えば1%〜99.9%、例えば10%〜99%;ならびに/または組成物の単位用量当たり20mg〜2000mg(50mg〜1000mgなど)の量で存在できる。
例えば本明細書に記載の障害/疾患/状態の治療または予防(例えば治療)における使用のための化合物またはその医薬上許容可能な塩の用量は、障害の重篤度、患者・患畜の重量および/または他の類似要因に応じて通常の方法において変わり得る。しかしながら、一般的な指針として、1つの実施形態では、0.05〜2000mgまたは0.05〜1000mg、例えば0.05〜200mg(20〜40mgなど)の単位用量の本発明の化合物または医薬上許容可能な塩(化合物として測定)を、例えば医薬組成物中に使用し得る。1つの実施形態では、かかる単位用量は、(例えばヒトなどの哺乳類に対して)1日1回投与用である;あるいはかかる単位用量は、(例えばヒトなどの哺乳類に対して)1日複数回(例えば2回または3回)投与用であり得る。かかる治療は数日間、数週間、数ヶ月または数年延長し得る。
組み合わせ
式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩は、他の(さらなる)治療薬(1つまたは複数)、例えば上記障害の治療または予防(例えば治療)に有用であることが主張される薬品と組み合わせて使用し得る。
かかるさらなる治療薬(1つまたは複数)の例としては、例えばWO2007/008155号および/またはWO2007/008157号に記載のように、例えば呼吸障害(喘息または慢性閉塞性肺疾患(COPD)など)の治療のため、β2アゴニスト(β2アドレナリン受容体アゴニストとしても知られている;例えばフォルモテロール)および/またはコルチコステロイド(例えばブデソニド、フルチカゾン(例えば、プロピオン酸塩またはフロ酸エステル)、モメタゾン(例えば、フロ酸)、ベクロメタゾン(例えば、17−プロピオン酸塩または17,21−ジプロピオン酸エステル)、シクレソニド、トリアムシノロン(例えば、アセトニド)、フルニソリド、ロフレポニドまたはブチキソコート(例えば、プロピオン酸エステル)を挙げ得る。
さらなる治療薬は、例えばWO2006/083214号に記載のように、例えば心血管障害(アテローム性動脈硬化症など)の治療のため、3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル補酵素A(HMG CoA)還元酵素阻害剤(例えばアトルバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、またはシムバスタチン)(例えば経口投与用)を含み得る。
さらなる治療薬は、例えばWO2005/025571号に記載のように、例えば炎症疾患または障害(関節リウマチまたは変形性関節症および/または炎症性疼痛など)の治療のため、特に非ステロイド性抗炎症薬(NSAID;例えばイブプロフェン、ナプロキセン、アスピリン、セレコキシブ、ジクロフェナク、エトドラク、フェノプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ケトロラク、オキサプロジン、ナブメトン、スリンダク、トルメチン、ロフェコキシブ、バルデコキシブ、ルミラコキシブ、メロキシカム、エトリコキシブもしくはパレコキシブ;または例えばパラセタモール、ロキソプロフェンもしくはアセクロフェナク;特にセレコキシブ、パラセタモール、イブプロフェンもしくはジクロフェナク)(例えば経口投与用)を含み得る。セレコキシブ(COX−2阻害剤)は、例えば1日1回または2回100mgまたは200mg(遊離塩基として測定)の経口投与量レジメンで投与できる。
さらなる治療薬は、例えばWO2004/105798号に記載のように、例えば炎症疾患または障害(関節リウマチまたは変形性関節症など)の治療のため、特に腫瘍壊死因子α(TNFα)阻害剤(例えばエタネルセプトまたはインフリキシマブもしくはアダリムマブなどの抗TNFα抗体)(例えば皮下または静脈内投与などの非経口投与用)を含み得る。
さらなる治療薬は、特にオファツムマブ(HuMax−CD20(商標登録)、Genmab ASが一部開発)(例えば静脈内投与用オファツムマブ)、リツキシマブ、PRO70769、AME−133(Applied Molecular Evolution)、またはhA20(Immunomedics, Inc.)などの抗CD20モノクローナル抗体(例えば静脈内投与などの非経口用);特にオファツムマブまたはリツキシマブを含み得る。このさらなる治療薬は、例えば炎症疾患または障害(関節リウマチもしくは変形性関節症ならびに/または炎症性疼痛など)の治療のためであり得る。
さらなる治療薬は、例えばWO2004/105797号に記載のように、例えば炎症疾患または障害(関節リウマチまたは変形性関節症など;特に関節リウマチ)の治療のため、2−ヒドロキシ−5−[[4−[(2−ピリジニルアミノ)スルホニル]フェニル]アゾ]安息香酸(スルファサラジン)を含み得る。
さらなる治療薬は、例えばWO2004/105796号に記載のように、例えば経口投与用のならびに/または例えば炎症疾患もしくは障害(関節リウマチまたは変形性関節症など;特に関節リウマチ)の治療のため、特にN−[4−[[(2,4−ジアミノ−6−プテリジニル)メチル]メチルアミノ]ベンゾイル]−L−グルタミン酸(メトトレキサート)を含み得る。関節リウマチの治療のためのメトトレキサートは、ヒトに週1回7.5mgの経口投与量レジメンで投与することもできるし、週1回2.5mgの経口分割用量、12時間間隔で3回(計7.5mg)コースを用いてもよい;スケジュールは徐々に至適反応を得るように任意選択的に調節することができるが、典型的には、メトトレキサートの週1回経口用量計20mgを超えない;反応が得られた後は、メトトレキサート用量を典型的には、可能な最低有効量まで低減する。
さらなる治療薬は、例えばWO2004/073704号に記載のように、例えば炎症疾患または障害(関節リウマチまたは変形性関節症など;特に関節リウマチ)の治療のため、プロTNF−α変換酵素(TACE)の阻害剤を含み得る。
さらなる治療薬は、例えばWO2006/003517号に記載のように、例えばIL−1(例えばIL−1β)に媒介される疾患(関節リウマチもしくは変形性関節症、ならびに/または炎症もしくは神経因性疼痛など;特に関節リウマチ)の治療のため、以下を含み得る:
a)スルファサラジン;
b)スタチン(例えば経口投与用)(アトルバスタチン、ロバスタチン、プラバスタチン、シムバスタチン、フルバスタチン、セリバスタチン、クリルバスタチン、ダルバスタチン、ロスバスタチン、テニバスタチン、フルインドスタチン、ベロスタチン、ダルバスタチン、ニスバスタチン、ベルバスタチン、ピタバスタチン、リバスタチン、グレンバスタチン、エプタスタチン、テニバスタチン、フルラスタチン、ロスバスタチンまたはイタバスタチンなど);
c)グルココルチコイド剤(例えば経口投与用、または皮膚局所投与用)(デキサメタゾン、メチルプレドニゾロン、プレドニゾロン、プレドニゾンおよびヒドロコルチゾンなど);
d)p38キナーゼの阻害剤(例えば経口投与用);
e)抗IL−6−受容体抗体、例えば抗IL−6−受容体モノクローナル抗体(例えば静脈内投与などの非経口用);
f)アナキンラ;
g)抗IL−1(例えばIL−1β)モノクローナル抗体(例えば静脈内投与などの非経口用);
h)JAK3タンパク質チロシンキナーゼの阻害剤;
i)抗マクロファージコロニー刺激因子(M−CSF)モノクローナル抗体;または
j)抗CD20モノクローナル抗体(例えば静脈内投与などの非経口用)(リツキシマブ、オファツムマブ(HuMax−CD20(商標登録)、Genmab ASが一部開発)(例えば静脈内投与用オファツムマブ)、PRO70769、AME−133(Applied Molecular Evolution)、もしくはhA20(Immunomedics, Inc.)など);特にリツキシマブもしくはオファツムマブ。
特に、さらなる治療薬(1つまたは複数)は、炎症性疼痛治療が可能な治療薬(パラセタモールおよび/またはオピオイド鎮痛薬(モルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、トラマドール、ヒドロコドン、ヒドロモルフォン、オキシモルフォン、メサドンまたはブプレノルフィンなど;特にモルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、またはトラマドール)などであり得る。当該治療薬(1つまたは複数)および/または当該治療薬(1つまたは複数)を含む組み合わせは、例えばヒトなどの哺乳類における炎症性疼痛の治療用であることができる。例えば、パラセタモールは、パラセタモール500mg〜1000mg(例えば500mg、650mgまたは1000mg、特に650mg)(遊離塩基/遊離化合物として測定)のヒト経口投与量レジメンで1日2回、3回または4回投与できる。
本発明の特定の実施形態では、さらなる治療薬(1つまたは複数)は、
−オピオイド鎮痛薬(モルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、トラマドール、ヒドロコドン、ヒドロモルフォン、オキシモルフォン、メサドンまたはブプレノルフィンなど;特にモルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、またはトラマドール、最も特にモルヒネ)、
−モノアミン再取り込み阻害剤(デュロキセチンまたはアミトリプチリンなど)、
−プレガバリン、
−ガバペンチン、
−ガバペンチンエナカルビル(XP13512)および/または
−カルバマゼピン
などの神経因性疼痛治療が可能な治療薬であり得る。
当該治療薬(1つまたは複数)および/または当該治療薬(1つまたは複数)を含む組み合わせは、例えばヒトなどの哺乳類における神経因性疼痛の治療用であることができる。
例えば、プレガバリンは、例えば神経因性疼痛に対して、例えば1日総プレガバリン150mg〜600mg(遊離塩基として測定)のヒト経口投与量レジメンで、1日2〜3回に分割して投与できる。プレガバリンは、例えば、ヘルペス後神経痛(神経因性疼痛状態)に対して、1日総プレガバリン150mgの初回経口投与量レジメン(1日2または3回投与に分割)から1日総プレガバリン300mgの経口投与量レジメンに(例えば約1週間で)漸増して、任意選択的に1日総プレガバリンの最大経口投与量レジメン600mgまで漸増して投与できる。有痛性糖尿病性ニューロパシー(別の神経因性疼痛状態)に対して、1日総プレガバリン150mg〜300mgの経口投与量レジメンを投与できる。線維筋痛に対して、1日総プレガバリン150mg〜450mg(例えば300または450mg)の経口投与量レジメンを投与できる。プレガバリンは、例えば式(I)の化合物またはその塩と別々に投与できる。
例えば、ガバペンチンは、例えば神経因性疼痛に対して経口投与できる。経口投与量単位は、例えばガバペンチン100mg、300mg、400mg、600mgまたは800mg(遊離塩基/酸として測定)を含むことができる。神経因性疼痛のためのガバペンチン投与量レジメンは、例えば1日1回、2回または3回300mgから総用量3600mg/日まであり得る。投与量レジメンは通常ある程度漸増される。例えば、成体における末梢神経因性疼痛に対して、ガバペンチン治療は用量を滴定して開始、すなわち:1日目=ガバペンチン1日1回300mg(遊離塩基/酸として測定)、2日目=1日2回300mg、3日目=1日3回300mgとできる;あるいは、開始用量は1日ガバペンチン900mg(遊離塩基/酸として測定)を3等分にした用量で投与できる。その後、例えば各患者の反応および忍容性に基づきさらに増量、典型的には、2〜3日ごとに300mg/日ずつ、1日総プレガバリンの最大3600mg(遊離塩基/酸として測定)まで増量し得る。より緩慢なガバペンチン投与量の漸増が各患者にとって適している場合がある。総用量1800mg/日に達する最短期間は典型的には1週間であり、2400mg/日に達する最短期間は典型的には計2週間であり、3600mg/日に達する最短期間は典型的には計3週間である。ガバペンチンは、例えば式(I)の化合物またはその塩と別々に投与できる。
例えば、ガバペンチンエナカルビル(XP13512、(±)−1−([(α−イソブタノイルオキシエトキシ)カルボニル]−アミノメチル)−1−シクロヘキサン酢酸、ガバペンチンのプロドラッグ)は、例えばヒトに、例えば式(I)の化合物またはその塩と別々に経口投与できる。1つの実施形態では、ガバペンチンエナカルビル(XP13512)を、例えばヒト(ヒトの成人など)に、例えばガバペンチン900mg/日〜3600mg/日に存在するモル量と等モル量のガバペンチンエナカルビルを有する総1日用量で、例えば経口投与する(例えばWO02/100347号81頁24〜32行を参照されたい)。ガバペンチンエナカルビル600mg用量(遊離酸として測定)には、ガバペンチン312mgのモル当量が含まれる。例えばヒト薬物動態試験に用いるXP13512の一部の経口用量、投与量レジメンおよび製剤化については、参照により本明細書に組み込まれるK.C. Cundy et al., “Clinical Pharmacokinetics of XP13512, a Novel Transported Prodrug of Gabapentin”, J. Clin. Pharmacol., 2008(2008年9月30日電子出版)およびそのMaterials and Methods ‐ Formulation and Study Designs項目も参照されたい。
本発明の特定の実施形態では、さらなる治療薬が、オピオイド鎮痛薬(モルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、トラマドール、ヒドロコドン、ヒドロモルフォン、オキシモルフォン、メサドンまたはブプレノルフィン;特にモルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、またはトラマドールなど)を含む場合、オピオイド鎮痛薬はおよび/またはオピオイド鎮痛薬を含む組み合わせは、例えばヒトなどの哺乳類における疼痛、特に炎症または神経因性疼痛の治療用である。この実施形態のより特定の実施形態では、本発明の化合物または塩を(例えばヒトに)、オピオイド鎮痛薬と組み合わせて例えば連続投与または同時投与し、このオピオイド鎮痛薬は前記オピオイド鎮痛薬に典型的に使用される(すなわち本発明の化合物または塩によりオピオイド上昇効果が得られ得る)投与量(例えばヒト投与量)と比較して減量して投与する;これにより適切に疼痛を制御し得るおよび/またはオピオイド鎮痛薬誘発性の有害事象を低減し得る。
特定の実施形態では、さらなる治療薬は神経変性疾患の治療または予防(特に治療)に有用であり得る。例えばさらなる治療薬は神経変性疾患の症状の緩和に有用であり得る。
化合物を他の治療薬と組み合わせて使用する場合、化合物は任意の好都合な経路によって連続投与してもよいし、同時投与してもよい。
したがって本発明は、さらなる態様において、式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を含む組み合わせを(例えば本明細書で定義する)さらなる治療薬(1つまたは複数)と共に提供する。
本発明の組み合わせの各成分(すなわち式(I)の化合物もしくはその塩、ならびにさらなる治療薬(1つまたは複数)は別々の医薬製剤/組成物として存在してもよいし、配合医薬製剤/組成物(例えば配合した単一の経口投与量形態で、例えば単一の配合錠剤またはカプセルであり得る)として存在してもよい。この組み合わせの各成分は、例えば別々の医薬製剤/組成物として連続して(例えば経口)投与することもできるし、別々のまたは配合した医薬製剤/組成物として同時に(例えば経口)投与することもできる;特定の実施形態では、この組み合わせの各成分は別々の医薬製剤/組成物として連続して(例えば経口)投与する。
本明細書に記した組み合わせは医薬製剤の形態での使用において存在してもよく、したがって本明細書で定義する組み合わせを含む医薬製剤は医薬上許容可能な担体または賦形剤と共に本発明のさらなる態様を含む。かかる組み合わせの各成分は、別々の医薬製剤として連続投与してもよいし、配合した医薬製剤として同時投与してもよい。
式(I)の化合物またはその医薬上許容可能な塩を同一の疾患状態に対して活性の第二治療薬と組み合わせて使用する場合、各化合物の用量は化合物の単独使用時と異なる場合がある。
以下の実施例および中間体は、本発明の化合物、本発明の化合物の調製方法、および本発明の化合物の調製において使用可能な中間体を例証するが、これらに限定することを意図しない。
実験項目
本明細書に一部使用し得る略語は以下を含む:
Boc/BOC tert−ブチルオキシカルボニル
br ブロード
CASS Computational, Analytical and Structural Sciences
cat. 触媒量(正確な量は未測定)
CV カラム体積
d ダブレット
DCM ジクロロメタン
DMAP 4−(ジメチルアミノ)ピリジン、N,N−ジメチル−4−ピリジンアミンとも称する
DME 1,2−ジメトキシエタン
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
DIPEA N,N−ジイソプロピルエチルアミン(PrNEt)
EDC 1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
EtOAc 酢酸エチル
EtO ジエチルエーテル
EtOH エタノール
HATU 2−(7−アザ−1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファート
HEPES 4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジン−1−エタンスルホン酸
Figure 0005654001
HEX ヘキサン
HOBT 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
IPA イソプロパノール(イソプロピルアルコール)
m マルチプレット
MeCN アセトニトリル
MeOH メタノール
q カルテット
s シングレット
THF テトラヒドロフラン
TFA トリフルオロ酢酸
TMEDA テトラメチルエチレンジアミン
eq 当量
HPLC 高速液体クロマトグラフィー
h/hr/Hr 時間
min 分
LCMSまたはLC/MS 液体クロマトグラフィー/質量分析
MDAP マスディレクテッド自動(分取)HPLC
MS 質量分析
NBS N−ブロモコハク酸イミド
NCS N−クロロコハク酸イミド
NMR 核磁気共鳴
TLC 薄層クロマトグラフィー
RT 室温(外界温度);本明細書に別段の開示のない限り、通常約18〜約25℃の範囲、またはこの範囲内の副範囲。
R.T. 保持時間
SCX 強陽イオン交換。SCXカラムまたはカートリッジは典型的には、固体相(例えばIST Isolute(商標登録)カラム)上に固定化したベンゼンスルホン酸残基を有する固体相抽出(SPE)カラムである。アンモニア/メタノールで溶出する場合、SCXにより単離した化合物は通常、遊離塩基形態である(かかる形態が存在する場合)と考えられる。
中間体および実施例
以降の本文中で詳述していない試薬は、通常、化学物質供給者、例えばSigma−Aldrichなどの確立された供給者から市販されている。下記の中間体および実施例または本明細書の他の箇所に記載する出発物質の一部の供給者、または一般的な種々の化学物質の供給者の一部の住所および/または連絡先の詳細は以下のとおりである:
ABCR GmbH KG, Im Schlehert 10, Karlsruhe, D−76187, Germany, telephone: +49 (0)721−95061−0, Fax: +49 (0)721−95061−80, http://www.abcr.de
AKos Consulting and Solutions GmbH, Austr. 26, Steinen, D−78585, Germany, telephone: +49 7627 970068, fax: +49 7627 970067, http://www.akosgmbh.eu
Alchem Pharmtech, Inc., 160 Liberty Street, Bldg 4A, Metuchen, NJ, 08840, USA, telephone: +1 848−565−5694, fax: +1 732−317−4369, www.alchempharmtech.com
Alfa Aesar, 26 Parkridge Road, Ward Hill, MA, 01835, USA, telephone: 1−978−521−6300, Fax: 1−978−521−6350, http://www.alfa.com
Allichem LLC, 8510 Corridor Road Ste A, Savage, MD, 20763−9504, USA, telephone: +1 301−317−5072, Fax: +1 301−317−5073, http://www.allichemllc.com
American Custom Chemicals Corp., P O Box 262527, San Diego, CA, 92196−2527, USA, telephone: +1 858−201−6118, Fax: +1 858−451−8607, http://www.acccorporation.com
Anichem LLC, 195 Black Horse Lane, North Brunswick, NJ, 08902, USA, telephone: +1 732−821−6500, fax: +1 732−821−6008, http://www.anichemllc.com
APAC Pharmaceutical, LLC, 6851 Oak Hall Lane, Suite 101, Columbia, MD, 21045, USA, phone: +1 (410) 469−0727, fax: +1 (410) 309 5955, www.apacpharma.com
Apollo Scientific Ltd., Whitefield Rd., Bredbury, Stockport, Cheshire, SK6 2QR, United Kingdom, telephone: +44 (0)161 406 0505, Fax: +44 (0)161 406 0506, http://www.apolloscientific.co.uk
Ark Pharm, Inc., 1840 Industrial Drive, Suite 280, Libertyville, IL, 60048, USA, telephone: +1−847−367−3680, fax: +1−847−367−3681, http://www.arkpharminc.com
Atomole Scientific Co., Ltd, 150 Zhongjia Village, Suite 104, Hanyang District, Wuhan, Hubei, 430050, China, telephone: +86−27−82261049, fax: +86−27−82629206, http://www.atomole.com
Aurora Fine Chemicals LLC, 7929 Silverton Ave., Suite 609, San Diego, CA, 92126, USA, tel: +1 858 549 4700, fax: +1 858 549 4701, www.aurorafinechemicals.com
Bepharm Ltd., 128 Xiangyin Road, Room C316, Yangpu District, Shanghai, 200433, China, phone: +86−21−51816456, fax: +86−21−51816457, http://www.bepharm.com
Beta Pharma, Inc., 91 Shelton Avenue, Suite: 211, New Haven, CT, 06511, USA, telephone: +1−877−786−1922, Fax: (203)786−5437, http://www.betapharma.com
Bosche Scientific, LLC, New Brunswick Technology Center, 100 Jersey Avenue, Box D−12, Building D, 3rd Floor, New Brunswick, NJ, 08901, USA, telephone: +1 (732)−565−9988, fax: +1 (732)−875−0899, http://www.BoscheSci.com
Bridge Organics, 311 W. Washington St., Vicksburg, MI, 49097−1200, USA, telephone: +1 269−649−4200, fax: +1 269−649−0611, http://www.bridgeorganics.com
ChemBridge Corporation, 16981 Via Tazon, Suite G, San Diego, CA, 92127, USA, telephone: +1 (800) 964−6143, fax: +1 (858) 451−7401, http://www.chembridge.com
ChemPacific Corp, 6200 Freeport Center, Baltimore, MD, 21224, USA, telephone: +00 1 410−633−5771, Fax: +001 410−633−5808, http://www.chempacific.com
China Hallochem Pharma Co., Ltd., 17F, Venus Science Incubate Center, No.60 Xingguang Road, New North Zone, Chongqing, 401121, China, telephone: +86−23−67030786, Fax: +86−23−67030809, http://www.hallochem.com
D−L Chiral Chemicals, LLC, 53 Champlain Road, Monmouth Junction, NJ, 08852, USA, telephone: +1 732−668−8759, fax: +1 732−359−1599, http://www.dlchiral.com
Fluorochem Ltd., Wesley Street, Old Glossop, Derbyshire, SK13 7RY, United Kingdom, telephone: +44 (0) 1457 868921, Fax: +44 (0) 1457 869360, http://www.fluorochem.net
Haiso PharmChem, Hubei Research Institute of Chemistry, No. 30 Guanshan Road, Wuhan, 430074, China, telephone: +86−27−87422225, fax: +86−27−87496702, http://www.haisopharm.com
Indofine Chemical Company, Inc., 121 Stryker Lane, Bldg 30, Suite 1, Hillsborough, NJ, 08844, USA, telephone: +1 (908) 359−6778, fax: +1 (908) 359−1179, http://www.indofinechemical.com
International Laboratory Limited, 1067 Sneath Ln, San Bruno, CA, 94066, USA, telephone: +1 650−278−9963, Fax: +1 650−589−2786, http://www.intlab.org
J&W PharmLab LLC, 2000 Hartel Street, Suite B, Levittown, PA, 19057, USA, telephone: +1−215−945−6595, fax: +1−215−945−6597, http://www.jwpharmlab.com
JRD Fluorochemicals Ltd, Unit 11, Mole Business Park, Randalls Road, Leatherhead, Surrey, KT22 7BA, United Kingdom, telephone: +44 (0) 1372 360896, Fax: +44 (0) 1372 360790, http://www.jrdfluoro.co.uk
Lanzhou Chon Chemical Co., Ltd., D6, Guchengping Industrial Park, Donggang Town, Lanzhou City, China, telephone: +86−138−93130096, fax: +86−931−4673545, http://www.chonchem.com
Matrix Scientific, P O Box 25067, Columbia, SC, 29224−5067, USA, telephone: 800−733−0244 (from USA and Canada) or (803) 788−9494 (all other calls), Fax: (803) 788−9419, http://www.matrixscientific.com
Manchester Organics Ltd., Unit 2, Clifton Lane, Ashville Industrial Estate, Sutton Weaver, Runcorn, Cheshire, WA7 3FP, United Kingdom, telephone: +44 (0)1928 710 200, fax: +44 (0)1928 710 225, http://www.manchesterorganics.com
Maybridge, Trevillett, Tintagel, Cornwall, PL34 0HW, United Kingdom, telephone: +44 (0)1840 770453, Fax: +44 (0)1840 770111, http://www.maybridge.com
Oakwood Products, Inc., 1741 Old Dunbar Rd., West Columbia, SC, 29172, USA, telephone: +1−800−467−3386, fax: +1 803−739−6957, http://www.oakwoodchemical.com
Pfaltz & Bauer, Inc., 172 E. Aurora Street, Waterbury, CT, 06708, USA, telephone: +1 (203) 574−0075, Fax: +1 (203) 574−3181, http://www.pfaltzandbauer.com
Princeton BioMolecular Research, Inc., Princeton Corporate Plaza, 11 Deer Park Drive, Ste. 114, Monmouth Junction, NJ, 08852, USA, telephone: +1 732−355−9920 ext. 102, fax: +1 732−355−9921, http://www.princetonbio.com
Ryan Scientific, Inc., P O Box 703, Mt. Pleasant, SC, 29465, USA, telephone: +1 888−884−4911, ,fax: +1 843−884−5568, http://www.ryansci.com
Shanghai AOKChem Group Limited, No. 1768−4−302 Boxing Road, Shanghai, China, telephone: +86−21−68712331, Fax: +86−21−68712362, http://www.aokchem.com
Shanghai FWD Chemicals Limited, Room 409, The Technological and Industrial Building, Meilong Road 130, Shanghai, 200237, China, telephone: +86−21−64251348, Fax: +86−21−64251330, http://www.fwdchem.com
Shanghai PI Chemicals Ltd, Room 512, Building 1, 88 Cai Lun Road, Zhangjiang Hi−Tech Park, Pudong New Area, Shanghai, 201203, China, telephone: +86−21−58953700, Fax: +86−21−58953701, http://www.pipharma.com
Shanghai Sinofluoro Scientific Corporation Ltd., Room113, Building 2, No. 969#
Zhongshan South No.2 Road, Shanghai, 200030, China, telephone: +86−21−642−793−60, fax: +86−21−642−786−03, http://www.sinofluoro.com
Shanghai Specbiochem Co., Ltd., Unit A101−2, No.326, Edison Rd, Zhangjiang High−tech Park, Shanghai, China, telephone: +86 21−51320052, Fax: +86 21−51320053, http://www.specbiochem.com
Sigma−Aldrich, P O Box 14508, St. Louis, MO, 63178, USA, Tel: 1−800−325−3010, Fax: 1−800−325−5052, http://www.Sigma−Aldrich.com
Spectrum Chemicals and Laboratory Products, Inc., 14422 South San Pedro St., Gardena, CA, 90248, USA, telephone: 800−395−6723, Fax: 310−516−7512, http://www.spectrumchemical.com
Strem Chemicals, Inc., Dexter Industrial Park, 7 Mulliken Way, Newburyport, MA, 01950−4098, USA, telephone: +1 (978) 499−1600, fax: +1 (978) 465−3104, http://www.strem.com
Thermo Fisher Scientific, Janssens Pharmaceuticalaan 3A, Geel, 2440, Belgium, telephone: 0032 14 575261, Fax: 0032 14 593434, http://www.acros.com
TimTec, Inc., Harmony Business Park 301−A, Newark, DE, 19711, USA, telephone: +1 (302) 292−8500, fax: +1 (302) 292−8520, http://www.timtec.net
Tyger Scientific Inc., 324 Stokes Avenue, Ewing, NJ, 08638, USA, telephone: +1 609 434−0144, fax: +1 609 434−0143, http://www.tygersci.com
UkrOrgSynthesis, 18 Mechnikova Street, Suite 92, Kiev, 01021, Ukraine, telephone: +38 044 531 94 97, Fax: +38 044 531 94 97, http://www.ukrorgsynth.com
Vesino Industrial Co., Ltd., No.4 Xinglanyuan Building, Changjiang Road, Tianjin, 300193, China, telephone: +86 22 81289555, fax: +86 22 27455635, http://www.vesino.com.cn
Wako Pure Chemical Industries, Ltd., 1−2, Doshomachi 3−Chome, Chuo−ku, Osaka, 540−8605, Japan, telephone: +81−6−6203−3741, Fax: +81−6−6201−5964, http://www.wako−chem.co.jp
中間体
中間体1 4−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−2−ピペラジノン(I1)
Figure 0005654001
2−ピペラジノン(1.802g、18mmol、CAS[5625−67−2]、例えばSigma−Aldrichから市販されている)およびトリエチルアミン(3.01mL、21.60mmol)をジクロロメタン(DCM)(100ml)に0℃で溶解させた。2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(4.81g、19.80mmol、例えばApollo ScientificまたはShanghai FWD Chemicalsから市販されている)を一部ずつ添加して、溶液を室温で48時間攪拌した。溶液をジクロロメタン(400ml)で希釈して、1N HCl(100ml)、水(100ml)、飽和重炭酸ナトリウム溶液(100ml)、水(100ml、3回)、およびブライン(100ml)で洗浄して、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させて、濃縮して粗固体(5.92g)とした。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、40+M、0%〜25%メタノール/ジクロロメタンを溶出剤とする)により精製して粗生成物(5.01g)を得て、これをトルエンから再結晶化して、純粋な4−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−2−ピペラジノン(4.54g、14.80mmol)を得た。LC/MS[M+H]=307、309、保持時間=1.74分(5分方法)。
中間体2 4−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I2)
Figure 0005654001
2−ピペラジノン(4.00g、40mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(125mL)に溶解して、これにトリエチルアミン(6.69mL、48.0mmol)を添加した。次いでこの溶液を氷水で冷却した。次いで、2−クロロ−4−フルオロベンゾイルクロリド(8.49g、44.0mmol、例えばMaybridge、Alfa AesarまたはABCRから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(25mL)で希釈後、等圧滴下漏斗を介して添加した。溶液を室温で一晩攪拌してから、重炭酸ナトリウム(100ml)で洗浄して、固体を除去して、残りの溶液を重炭酸ナトリウム(100ml)およびブライン(100ml)で再び洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。次いで溶媒を真空除去して、粗生成物を得て、これをヘキサンで粉砕してから、酢酸エチル中で80℃で攪拌後、ろ過して空気乾燥させて、4−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(5.179g)を得た。
LC/MS[M+H]=257.02、保持時間=0.61分(2分方法)。
中間体3 4−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I3)
Figure 0005654001
2−ピペラジノン(5.3g、52.9mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)の乾燥ジクロロメタン(DCM)懸濁液(76ml)にトリエチルアミン(16.23ml、116mmol)および最終的に2,3−ジクロロベンゾイルクロリド(12.20g、58.2mmol、例えばABCR、ChemPacificまたはUkrOrgSynthesisから市販されている)を滴下した(発熱)。混合物を室温で攪拌した。1時間後、混合物をジクロロメタン(DCM)(150mL)および飽和NaHCO溶液(150ml)で希釈して、分相して、水層をDCM(100ml)で2回抽出した。併合有機留分をブラインで洗浄して、MgSO上で乾燥させた。蒸発させて、4−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(12g)を得た。
LC/MS[M+H]=272.93、保持時間=0.69分(2分方法)。
中間体4〜21
上の中間体1〜3の合成について記載した方法に類似した方法を用いて、上の手順に用いたものを適切な置換された塩化ベンゾイルに置き換えることにより、下表(表1)にまとめた中間体を調製した。使用した置換された塩化ベンゾイルはすべて購入することもできるし、化学文献に既に記載されている経路を用いて調製することもできる。
Figure 0005654001
Figure 0005654001
Figure 0005654001
Figure 0005654001
中間体22 3−メチル−2−ピリジンカルボヒドラジド(I22)
Figure 0005654001
エチル3−メチルピリジン−2−カルボキシレート(2g、12.11mmol、CAS[58997−10−7]、例えばBeta Pharmaから市販されている)をエタノール(40mL)に溶解させて、ヒドラジン一水和物(0.706mL、14.53mmol)で処理した。反応混合物を室温で15分間攪拌後、還流で18時間加熱した。反応混合物を室温に冷却して、さらなるヒドラジン一水和物(0.5ml)を添加して、反応混合物を還流でさらに24時間加熱した。反応混合物を室温に冷却した。溶媒を蒸発させてほぼ乾燥させて、残渣をエタノール(35ml)と3回共沸混合した。混合物を3回蒸発乾燥後、淡黄色固体を得た。この固体をジエチルエーテル中でスラリーにして、ろ過して乾燥させて、標題化合物を白色固体(0.575g、3.80mmol)として得た。
LC/MS[M+H]=151.86。
中間体23 6−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I23)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル2−[(6−フルオロ−2−ピリジニル)カルボニル]ヒドラジンカルボキシレート(510mg、2mmol)を1,4−ジオキサン(5mL)に溶解させて、4M HClの1,4−ジオキサン溶液(5.00mL、20.00mmol)で0℃で処理した。混合物を室温まで24時間かけて攪拌して、真空濃縮して、ジエチルエーテル(50ml)と3回共沸混合して、白色固体を得た。固体をメタノールに溶解させて、SCXカートリッジ(Varian、10g)上に負荷して、メタノールで洗浄してから、2Mアンモニア/メタノールを用いて遊離塩基形態の生成物を溶出した。アンモニア性留分を真空濃縮して、生成物6−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(251mg、1.618mmol)を得た。
LC/MS[M+H]=156、保持時間=0.38分(2分方法)。
上で用いた1,1−ジメチルエチル2−[(6−フルオロ−2−ピリジニル)カルボニル]ヒドラジンカルボキシレートは以下の方法で調製できる:
6−フルオロ−2−ピリジンカルボン酸(2.83g、20.06mmol、CAS[402−69−7]、例えばSigma−AldrichまたはApollo Scientificから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(100mL)に0℃で溶解させた。塩化オキサリル(2.107mL、24.07mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)1滴を添加して、混合物を2時間攪拌した。溶媒を真空除去して、トルエン(20ml)と3回共沸混合した。残渣をジクロロメタン(DCM)(100ml)に溶解させて、それから1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(2.92g、22.06mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)(7.71mL、44.1mmol)を添加した。混合物を室温で3時間攪拌して、真空濃縮した。残渣を酢酸エチル(100ml)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(50ml)間に分配した。水相を酢酸エチル(100ml)で3回抽出して、併合有機抽出物をブライン(50ml)で洗浄して、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、40+M、0〜100%酢酸エチルのイソヘキサン溶液)により精製して、1,1−ジメチルエチル2−[(6−フルオロ−2−ピリジニル)カルボニル]ヒドラジンカルボキシレート(5.04g、19.75mmol)を得た。
LC/MS=156(M+H−BOC)+、保持時間=0.81分(2分方法)。
中間体24 5−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I24)
Figure 0005654001
5−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジドを6−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I23)のための上記方法に類似した方法だが、6−フルオロ−2−ピリジンカルボン酸の代わりに5−フルオロ−2−ピリジンカルボン酸(CAS[107504−08−5]、例えばApollo ScientificまたはBeta Pharmaから市販されている)を用いて調製した。
LC/MS=156(M+H−BOC)+、保持時間=0.38分(2分方法)。
中間体25 3−ピリダジンカルボヒドラジド(I25)
Figure 0005654001
3−ピリダジンカルボヒドラジドを6−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I23)のための上記方法に類似した方法だが、6−フルオロ−2−ピリジンカルボン酸の代わりに3−ピリダジンカルボン酸(CAS[2164−61−6]、例えばApollo Scientific、Shanghai AOKChemまたはManchester Organicsから市販されている)を用いて調製した。
中間体26 2−ピリミジンカルボヒドラジド(I26)
Figure 0005654001
2−ピリミジンカルボヒドラジドを6−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I23)のための上記方法に類似した方法だが、6−フルオロ−2−ピリジンカルボン酸の代わりにピリミジン−2−カルボン酸(CAS[562101−38−6]、例えばTimTecまたはManchester Organicsから市販されている)を用いて調製した。
LC/MS保持時間=0.17分(2分方法)。
中間体27 5−メチル−2−ピリジンカルボヒドラジド(I27)
Figure 0005654001
5−メチル−2−ピリジンカルボヒドラジドを6−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I23)のための上記方法に類似した方法だが、6−フルオロ−2−ピリジンカルボン酸の代わりに5−メチル−2−ピリジンカルボン酸(5−メチルピコリン酸、CAS[4434−13−3]、例えばAllichemまたはRyan Scientificから市販されている)を用いて調製した。
LC/MS=152(M+H)、保持時間=0.42分(2分方法)。
中間体28 4−メチル−2−ピリジンカルボヒドラジド(I28)
Figure 0005654001
4−メチル−2−ピリジンカルボヒドラジドを6−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I23)のための上記方法に類似した方法だが、6−フルオロ−2−ピリジンカルボン酸の代わりに4−メチル−2−ピリジンカルボン酸(CAS[4021−08−3]、例えばSigma−AldrichまたはFluorochemから市販されている)を用いて調製した。
LC/MS保持時間=0.36〜0.39分(2分方法)。
中間体29 2−メチル−3−ピリジンカルボヒドラジド(I29)
Figure 0005654001
2−メチル−3−ピリジンカルボヒドラジドを3−メチル−2−ピリジンカルボヒドラジド(I22)のための上記方法に類似した方法だが、エチル6−メチル−2−ピリジルカルボキシレートの代わりにエチル2−メチル−3−ピリジンカルボキシレート(CAS[1721−26−2]、例えばSigma−AldirchまたはAlfa Aesarから市販されている)を用いて調製した。
中間体30 3,5−ジフルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I30)
Figure 0005654001
3,5−ジフルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジドを6−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I23)のための上記方法に類似した方法だが、6−フルオロ−2−ピリジンカルボン酸の代わりに3,5−ジフルオロ−2−ピリジンカルボン酸(CAS[745784−04−7]、例えばMatrix Scientific、Alfa AesarまたはApollo Scientificから市販されている)を用いて調製した。
LC/MS保持時間=0.31〜0.33分(2分方法)。
中間体31 3−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I31)
Figure 0005654001
3−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジドを3−メチル−2−ピリジンカルボヒドラジド(I22)のための上記方法に類似した方法だが、エチル6−メチル−2−ピリジルカルボキシレートの代わりにメチル3−フルオロ−2−ピリジンカルボキシレート(例えばAllichem、Atomole Scientific、BepharmまたはVesino Industrialから市販されている)を用いて調製した。
中間体32 2,3−ジクロロ−4−フルオロ安息香酸(I32)
Figure 0005654001
2,3−ジクロロ−4−フルオロ安息香酸を、J. Chem. Soc. Perkin Trans 1 (1995), 1265に記載の経路に従い調製した。
sBuLi(97mL、126mmol)をテトラヒドロフラン(THF)(200mL)に−78℃で溶解させて、TMEDA(19.02mL、126mmol)を添加した。テトラヒドロフラン(THF)(50mL)に溶解した3−クロロ−4−フルオロ安息香酸(10g、57.3mmol、例えばSigma−Aldrich、FluorochemまたはApolloから市販されている)を−78℃で滴下して、溶液をこの温度で30分間攪拌した。テトラヒドロフラン(THF)(200mL)に溶解したヘキサクロロエタン(54.2g、229mmol)を滴下して、溶液を室温になるまで4時間かけて攪拌した。水(25mL)を添加して、溶液を真空濃縮した。残渣をジエチルエーテル(300mL)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(50mL)間に分配して、飽和重炭酸ナトリウム溶液(50mL)で3回抽出した。水相を5N塩酸でpH1に酸性化して、ジエチルエーテル(200mL)で3回抽出して、併合抽出物を無水硫酸マグネシウム上で乾燥させて、真空濃縮して粗固体(9.21g)を得た。粗固体をヘプタン/ジエチルエーテルから再結晶化して、所望の生成物4.91gを得た。
LC/MS=207/209/211(M−H)−、保持時間=0.88分(2分方法)。
母液を真空濃縮して、ヘプタンで洗浄して、乾燥させて、所望の生成物の第二バッチ2.62gを得た
LC/MS=207/209/211(M−H)−、保持時間=0.88分(2分方法)。
中間体33 2,3−ジクロロ−4−フルオロベンゾイルクロリド(I33)
Figure 0005654001
2,3−ジクロロ−4−フルオロ安息香酸(I32)(5.76g、27.6mmol)をジクロロメタン(DCM)(150mL)中に0℃で懸濁させて、塩化オキサリル(2.89mL、33.1mmol)で処理した。混合物を0℃で10分間攪拌後、DMFを5滴添加した。混合物を室温になるまで4時間かけて攪拌した。溶媒を真空除去して、残渣をトルエン(100mL)と3回共沸混合した。100%収率と推定し、残渣をさらに精製せずに以降の工程に直接用いた。
中間体34 4−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I34)
Figure 0005654001
中間体1〜3の合成について記載した方法に類似した方法を用いて、下記の中間体を下記の方法に従い合成した。2−ピペラジノン(2.51g、25.07mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)およびトリエチルアミン(4.19mL、30.1mmol)をジクロロメタン(DCM)(50mL)に溶解した。ジクロロメタン(DCM)(50mL)に溶解した2,3−ジクロロ−4−フルオロベンゾイルクロリド(I33)(6.28g、27.6mmol)を0℃で滴下して、溶液を室温になるまで一晩攪拌した。混合物をジクロロメタン(200mL)で希釈して、飽和重炭酸ナトリウム溶液(100mL)で洗浄した。水相をジクロロメタン(100mL)で3回抽出して、併合抽出物を水(100mL、2回)、ブライン(100mL)で洗浄して、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮して粗固体として、これをヘキサンで粉砕して、生成物6.94gを得た。生成物をエタノールから再結晶化して(注:ゆっくりと溶液から析出)、所望の生成物5.08gを得た。
LC/MS=291(M+H)、保持時間=0.70分(2分方法)。
中間体35 2,4−ジクロロ−3−フルオロ安息香酸(I35)
Figure 0005654001
2,4−ジクロロ−3−フルオロ安息香酸をEur. J. Org. Chem. 2006, 4398−4404に報告された経路に従い下記の方法を用いて調製した。
a)テトラヒドロフラン(THF)(40mL)に溶解した2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(2.207mL、13.00mmol)にnBuLi(8.13mL、13.00mmol)を0℃で滴下した。溶液を0℃で10分間攪拌して、−78℃に冷却した。テトラヒドロフラン(THF)(10mL)に溶解した1,3−ジクロロ−2−フルオロベンゼン(1.650g、10mmol、例えばSigma−Aldrich、ApolloまたはAlfa Aesarから市販されている)を滴下して、溶液を−78℃で1時間攪拌した。溶液をテトラヒドロフラン(100mL)で3回洗浄済みのドライアイス(xs)上にそそぎ、室温になるまで3時間かけて攪拌した。溶媒を真空除去して、白色固体を得た。これを下記の精製および単離におけるより大きな反応物と併合した。
b)テトラヒドロフラン(THF)(300mL)に溶解した2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(20.07mL、118mmol)にnBuLi(73.9mL、118mmol)を0℃で滴下した。溶液を0℃で10分間攪拌して、−78℃に冷却した。テトラヒドロフラン(THF)(30mL)に溶解した1,3−ジクロロ−2−フルオロベンゼン(15g、91mmol、例えばSigma−Aldrich、ApolloまたはAlfa Aesarから市販されている)を滴下して、溶液を−78℃で1時間攪拌した。溶液を先にテトラヒドロフラン(100mL)で3回洗浄済みのドライアイス(xs)上にそそぎ、室温になるまで3時間かけて攪拌した。溶媒を真空除去して、白色固体を得た。固体を方法a)から単離した固体と併合して、酢酸エチル(200mL)および2N塩酸間で分配した。水溶液を酢酸エチル(100mL)で3回抽出した;併合抽出物をブライン(50mL)で洗浄して、濃縮して粗固体とした。粗固体をシクロヘキサン/トルエンから再結晶化して、生成物19.03gを得た。
LC/MS=207/209(M−H)−、保持時間=0.90分(2分方法)。
母液を濃縮して、所望の生成物の第二バッチ1.7gを得た。LC/MS=207/209(M−H)−、保持時間=0.90分(2分方法)。
中間体36 2,4−ジクロロ−3−フルオロベンゾイルクロリド(I36)
Figure 0005654001
2,4−ジクロロ−3−フルオロ安息香酸(1.045g、5mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(25mL)を0℃に冷却した。これに塩化オキサリル(0.481mL、5.50mmol)およびDMF(触媒)4滴を添加して、溶液をアルゴン下で4時間攪拌した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をトルエンと共沸混合して、酸塩化物1.103gを得た。この物質の半分を次工程に直接用いた。
H NMR(400MHz;CDCl)δ7.89(1H、dd)、7.49(1H、m)
中間体37 4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)
Figure 0005654001
これを中間体1〜3に記載した方法に類似した方法で合成して、下記の方法に従い調製した。
2−ピペラジノン(0.180g、1.8mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(10mL)に溶解して、これにトリエチルアミン(0.301mL、2.160mmol)を添加した。次いで溶液を0℃に冷却後、2,4−ジクロロ−3−フルオロベンゾイルクロリド(0.450g、1.980mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(2mL)を滴下した。溶液をアルゴン下で30分間攪拌後、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をDCM(20mL)に溶解させて、溶液を水(10mL)、重炭酸ナトリウム飽和溶液(10mL)およびブライン(10mL)で洗浄した。次いで有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させてから、固形硫酸ナトリウムをろ過した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている固体をヘキサン中で55℃で30分間攪拌した。次いで固体をろ過して、生成物0.369gを得た。
LCMS[M+H]290.8(0.71分目)(2分方法)
中間体38 4−[(3,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I38)
Figure 0005654001
この化合物を中間体1〜3に記載した方法に類似した方法で合成して、下記の方法に従い調製した。
2−ピペラジノン(2g、19.98mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)の乾燥ジクロロメタン(DCM)懸濁液(28.5ml)にトリエチルアミン(6.13ml、43.9mmol)を添加して、混合物を0℃に冷却して、3,4−ジクロロベンゾイルクロリド(4.60g、21.97mmol、例えばSigma−Aldrich、AcrosまたはAlfa Aesarから市販されている)を滴下した。混合物を0℃で15分間攪拌してから、室温に一晩加温した。混合物をDCM(100mL)および飽和NaHCO(100ml)で希釈して、分相して、水相をDCM(100ml)で2回抽出した。併合有機物をブラインで洗浄して、MgSO上で乾燥させた。粗物質(3.37g)をイソヘキサンおよびEtOで粉砕して、所望の生成物3.02gをオフホワイト色固体として得た。
LC/MS:(M+H)=273、保持時間=0.76分(2分実行)。
中間体39 1−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(エチルオキシ)ピペラジン(I39)
Figure 0005654001
4−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I4)(676mg、2.83mmol)をジクロロメタン(DCM)(10mL)に溶解して、トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(628mg、3.31mmol)で処理した。溶液を25℃で16時間攪拌して、溶液を酢酸エチル(25mL)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(25mL)間に分配した。水相を酢酸エチル(25mL)で3回抽出して、併合抽出物をブライン(25mL)で洗浄して、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮して粗油816mgとして、これをさらに精製せずに以降の工程に用いた。化合物の特性は決定せずに次工程に直接用いた。
中間体40 1−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−ヒドラジノピペラジン(I40)
Figure 0005654001
ジクロロメタン(DCM)(10mL)に溶解した1−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−5−(エチルオキシ)−1,2,3,6−テトラヒドロピラジン(I39)(0.755g、2.83mmol)をジクロロメタン(DCM)(5mL)に溶解したヒドラジン水和物(0.220mL、7.08mmol、例えばAlfa Aesar、AcrosまたはFlukaから市販されている)に添加して、25℃で4時間攪拌した。溶媒を真空除去して、残渣をトルエン(25mL)と3回共沸混合して、生成物715mgを得て、これをさらに精製せずに以降の工程に用いた。
LCMS[M+H]253.00(0.45分目)(2分実行)
中間体41 1,1−ジメチルエチル2−(8−キノリニルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I41)
Figure 0005654001
アルゴン下、0℃で攪拌した8−キノリンカルボン酸(750mg、4.33mmol、例えばSigma−Aldrich、AcrosまたはApolloから市販されている)および塩化オキサリル(0.417ml、4.76mmol)のジクロロメタン溶液(50ml)にニートDMF(34μl、0.439mmol)を添加した。反応混合物を0℃で18時間攪拌してから、真空蒸発させて、トルエン(5ml)と2回共沸混合した。残渣をジクロロメタン(50ml)に溶解させて、これにDIPEA(0.908ml、5.20mmol)およびカルバジン酸t−ブチル(1259mg、9.53mmol)を添加した。反応混合物を室温で6時間攪拌した。反応混合物をジクロロメタン(約50ml)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(約25ml)間に分配した。水相をジクロロメタン(50ml)で2回抽出して、併合有機抽出物を飽和重炭酸ナトリウム溶液(約50ml)で洗浄して、硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空蒸発させて、粗生成物を赤紫色ゴムとして得た。
これをBiotage(5:1 DCMのMeOH溶液;40+M Biotageカラム;流速20ml/分)を介して精製して、不純生成物を赤紫色発泡体として得た。これをさらにBiotage(1:1 Hex/EtOAc;40+M Biotageカラム)を介して精製して、真空オーブンで40℃で一晩乾燥させて、必要な生成物を良好な淡黄色粉末947.8mgとして得た。
LCMS:MeOH中で2分実行。MHm/z=288.12;RT=0.84〜0.86分。
中間体42 8−キノリンカルボヒドラジド(I42)
Figure 0005654001
アルゴン下、室温で攪拌したt−ブチル−2−(8−キノリニルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I41)(947.8mg、3.07mmol)の1,4−ジオキサン溶液(7.5ml)に、塩酸(4M)のジオキサン溶液(7.67ml、30.7mmol)を1分の間に滴下した。反応混合物をRTで18時間攪拌してから、真空蒸発させて、エーテル(5ml)で3回共沸混合して、粗二塩酸塩をベージュ色粉末として得た。これをSCXにより精製して、真空オーブンで40℃で72時間乾燥させて、遊離塩基を黄色固体436.2mgとして得た。
LCMS:MeOH中で2分実行。MHm/z=187.94;RT=0.40〜0.43分。
中間体43 1,1−ジメチルエチル2−(1H−インドール−7−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I43)
Figure 0005654001
アルゴン下、室温で攪拌した1H−インドール−7−カルボン酸(510.9mg、2.85mmol、例えばMaybridge、ApolloまたはFluorochemから市販されている)およびN−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−N’−エチルカルボジイミド(443mg、2.85mmol)のジクロロメタン懸濁液(15ml)に、固形1−H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−オール(43.7mg、0.285mmol)のジクロロメタン溶液(15ml)を添加した。反応混合物をRTで1時間攪拌した。固形カルバジン酸t−ブチル(571mg、4.28mmol)を添加して、反応混合物を室温で18時間攪拌した。反応混合物をジクロロメタン(約50ml)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(約25ml)間に分配した。水相をジクロロメタン(25ml)で2回抽出して、併合有機抽出物を飽和重炭酸ナトリウム溶液(約25ml)で洗浄して、硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空蒸発させて、粗生成物を黄色ゴムとして得た。残渣をBiotage(1:1 Hex/EtOAc;25+M Biotageカラム)を介して精製して、必要な生成物を白色発泡体360.0mgとして得た。
LCMS:MeCN中で2分実行。[M−Boc+2H]=175.97、[M−H]=273.93;RT=0.86〜0.88分。
中間体44 1H−インドール−7−カルボヒドラジド(I44)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル2−(1H−インドール−7−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I43)(0.202g、0.734mmol)の1,4−ジオキサン溶液(8mL)に4M HClのジオキサン溶液(1.834mL、7.34mmol)を1分かけて滴下した。次いで溶液を室温、アルゴン下で18時間攪拌した。LCMSおよびTLC分析により出発物質が依然として存在することが示されため、4M HClのジオキサン溶液(5.50mL、22.01mmol)を添加して、溶液をさらに2時間攪拌した。TLCにより反応が完了したことを確認し、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている固体をエーテル(10mL)と2回共沸混合した。次いで残っている固体をSCXカートリッジ(5g)上に負荷して、メタノール(20mL)で2回洗浄後、2M NHのMeOH溶液で溶出した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている固体を真空オーブンで乾燥させて、生成物0.113gを得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ10.18(1H、s)、7.83(1H、d)、7.56(1H、ブロード s)、7.37−7.33(2H、m)、7.12(1H、t)、6.59(1H、m)、4.12(2H、ブロード s)
中間体45 1,1−ジメチルエチル2−[(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)カルボニル]ヒドラジンカルボキシレート(I45)
Figure 0005654001
アルゴン下、室温で30分間前攪拌した1−メチル−1H−イミダゾール−2−カルボン酸(500mg、3.57mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)、N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−N’−エチルカルボジイミド(554mg、3.57mmol)および1−H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−オール(54.6mg、0.357mmol)のジクロロメタン溶液(20ml)に、固形カルバジン酸t−ブチル(722mg、5.35mmol)を添加した。反応混合物をRTで18時間攪拌した。反応混合物をジクロロメタン(約50ml)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(約50ml)間に分配した。水相をジクロロメタン(25ml)で2回抽出して、併合有機抽出物を飽和重炭酸ナトリウム溶液(約25ml)で洗浄して、硫酸マグネシウム上で乾燥させて、真空蒸発させて、粗生成物を黄色油として得た。
これをBiotage(1:1 Hex/EtOAc;40+M Biotageカラム)を介して精製して、必要な生成物を白色固体143.8mgとして得た。
LCMS:MeOH中で2分実行。[M−Boc+H]=140.93;RT=0.57〜0.59分
中間体46 1−メチル−1H−イミダゾール−2−カルボヒドラジド(I46)
Figure 0005654001
アルゴン下、室温で攪拌したt−ブチル2−[(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)カルボニル]ヒドラジンカルボキシレート(I45)(143mg、0.595mmol)の1,4−ジオキサン溶液(1.5ml)に、塩酸(4M)のジオキサン溶液(2.232ml、8.93mmol)を添加した。反応混合物をRTで48時間攪拌してから、真空蒸発させて、残渣をSCXカラムに添加して、ジクロロメタン(100ml)、続いて5%MeOHのDCM溶液(50ml)、10%MeOHのDCM溶液(30ml)、および2M NHのMeOH溶液(50ml)で溶出して、必要な生成物を薄黄緑色固体73.1mgとして得て、これをさらに精製せずに次工程に用いた。
LCMS:MeOH中で2分高pH実行。MHm/z=141.13;RT=0.31分。
中間体47 5−クロロ−2−ピラジンカルボニルクロリド(I47)
Figure 0005654001
5−オキソ−4,5−ジヒドロ−2−ピラジンカルボン酸(2.80g、20mmol、例えばSigma−Aldrich、FluorochemまたはAstatechから市販されている)および塩化チオニル(14.60mL、200mmol)をトルエン(15mL)中、還流で2時間加熱した。容器を傾けて溶媒を暗色残渣から除去し、真空濃縮して、トルエン(100mL)で3回共沸混合して、生成物3.15gを得て、これをさらに精製せずに以降の工程に用いた。
LC/MS=173/175[メチルエステル](M+H)、保持時間=0.58分(2分方法)。
中間体48 1,1−ジメチルエチル2−[(5−クロロ−2−ピラジニル)カルボニル]ヒドラジンカルボキシレート(I48)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(2.59g、19.58mmol)およびトリエチルアミン(2.98mL、21.36mmol)をジクロロメタン(DCM)(50mL)に溶解した。ジクロロメタン(DCM)(50mL)に溶解した5−クロロ−2−ピラジンカルボニルクロリド(I47)(3.15g、17.80mmol)を0℃で滴下して、混合物を16時間かけて室温にした。溶媒を真空除去して、残渣を酢酸エチル(100mL)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(50mL)間に分配した。水相を酢酸エチル(100mL)で3回抽出して、併合抽出物をブライン(100mL)で洗浄して、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮して粗固体(5.05g)とした。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(Isolera、100g、0〜100%メタノール:ジクロロメタン(1:9)溶液/ジクロロメタン溶液)により精製して、生成物4.63gを得た。
LC/MS=271/273(M−H)−、保持時間=0.73分(2分方法)。
中間体49 5−クロロ−2−ピラジンカルボヒドラジド(I49)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル2−[(5−クロロ−2−ピラジニル)カルボニル]ヒドラジンカルボキシレート(I48)(2.182g、8mmol)の1,4−ジオキサン溶液(20mL)に4M HClの1,4−ジオキサン溶液(20.00mL、80mmol)を添加した。次いで溶液をアルゴン下で4時間攪拌した。LCMS分析により出発物質の一部徴候が依然として存在することが示されため、4M HClの1,4−ジオキサン溶液(8.00mL、32.0mmol)を添加した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている固体をSCXカートリッジ(10g)上に2回負荷した。次いで固体をメタノール(30mL)で2回洗浄後、カートリッジから2M NHのMeOH溶液で溶出した。TLCにより生成物の位置を確認して、併合留分から溶媒を真空蒸発させた。固体をジエチルエーテルで粉砕して、ろ過して、ジエチルエーテルで洗浄して、生成物1.02gを得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ9.14(1H、s)、8.68(1H、ブロード s)、8.53(1H、s)、4.11(2H、s)
中間体50 1,1−ジメチルエチル2−(1,3−チアゾール−2−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I50)
Figure 0005654001
を下記の方法に従い合成した:
1)アルゴン下、室温で30分間前攪拌した1,3−チアゾール−2−カルボン酸(646mg、5.00mmol、例えばApolloから市販されている)、N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−N’−エチルカルボジイミド(959mg、5.00mmol)および1−H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−オール(766mg、5.00mmol)のジクロロメタン溶液(25ml)に固形カルバジン酸t−ブチル(727mg、5.50mmol)を添加した。反応混合物をRTで18時間攪拌した。反応混合物をジクロロメタン(約50ml)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(約50ml)間に分配した。水相をジクロロメタン(25ml)で2回抽出して、併合有機抽出物を飽和重炭酸ナトリウム溶液(約25ml)およびブライン(約25ml)で洗浄して、硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空蒸発させて、粗生成物を黄色油として得た。これをBiotage(1:1 Hex/EtOAc;40+M Biotageカラム)を介して精製して、必要な生成物を黄色固体515.2mgとして得て、これを下記で得た物質と併合して、次工程に用いた。
LCMS:MeOH中で2分高pH実行。[M−H]m/z=242.0;RT=0.54〜0.55分。
2)アルゴン下、室温で5分間前攪拌した1,3−チアゾール−2−カルボン酸(129mg、0.999mmol、例えばApolloから市販されている)およびN−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−N’−エチルカルボジイミド(191mg、0.999mmol)のジクロロメタン溶液(5ml)に固形1−H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−オール(15.30mg、0.100mmol)を添加した。反応混合物をRTで20分間攪拌した。固形カルバジン酸t−ブチル(145mg、1.099mmol)を添加して、反応混合物をアルゴン下、RTで21時間攪拌した。反応混合物をジクロロメタン(約50ml)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(約50ml)間に分配した。水相をジクロロメタン(25ml)で2回抽出して、併合有機抽出物を飽和重炭酸ナトリウム溶液(約50ml)および水(約25ml)で洗浄して、硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空蒸発させて、粗生成物を黄色油として得た。
これをBiotage(1:1 Hex/EtOAc;25+M Biotageカラム)を介して精製して、必要な生成物を無色油73.4mgとして得て、これを上の物質と併合して、次工程に用いた。
LCMS:MeOH中で2分実行。[M+H]m/z=244.14;RT=0.68〜0.69分。
3)EDC(742mg、3.87mmol)およびHOBt(593mg、3.87mmol)を1,3−チアゾール−2−カルボン酸(500mg、3.87mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)懸濁液(19ml)に添加した。溶液はEDCの添加後に透明になった。混合物を室温で30分間攪拌した。1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(512mg、3.87mmol)を添加して、反応混合物を室温で1日攪拌した。反応混合物をDCM(150mL)で希釈して、飽和NaHCO(25mL、2回)およびブライン(25mL)で洗浄した。生成有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(10%MeOHのDCM溶液/DCM溶液、10CV)により精製して、所望の生成物432.9mgをオレンジ色油として得た。
LCMS m/z 243.9[M+H](0.66分目)(2分実行)
中間体51 1,3−チアゾール−2−カルボヒドラジド(I51)
Figure 0005654001
を下記手順に従い調製した:
1)アルゴン下、室温で攪拌したt−ブチル−2−(1,3−チアゾール−2−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I50)(580mg、2.169mmol)の1,4−ジオキサン溶液(5.5ml)に、塩酸(4M)のジオキサン溶液(7.5ml、30.0mmol)を添加した。反応混合物をRTで21時間攪拌してから、真空蒸発させて、粗(二)塩酸塩を黄色固体として得た。これをSCXクロマトグラフィーにより精製して、乾燥させて(真空オーブン、40℃、4時間)、遊離塩基を黄褐色固体303.2mgとして得た。
LCMS:MeOH中で2分高pH実行。[M+H]m/z=144.0;RT=0.28〜0.29分。
2)4M HCl(2.21mL、63.6mmol)の1,4−ジオキサンを1,1−ジメチルエチル2−(1,3−チアゾール−2−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(432.9mg、1.779mmol)に添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。溶媒を蒸発させた。粗生成物をSCXカートリッジにより精製した。カラムを最初にメタノールで洗浄した。2M NHのMeOH溶液で洗浄後、生成留分を蒸発させて、所望の生成物123mgをオレンジ色粉末として得た。
LCMS m/z 143.7[M+H](0.35分目)(2分実行)
中間体52 4−{[4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−2−ピペラジノン(I52)
Figure 0005654001
2−ピペラジノン(0.5g、4.99mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(30mL)に溶解して、これにトリエチルアミン(0.835mL、5.99mmol)を添加した。次いで溶液を0℃に冷却後、4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(1.335g、5.49mmol、例えば3B ScientificまたはAPACから市販されている)のジクロロメタン(DCM)溶液(5mL)を滴下した。溶液をアルゴン下で30分間攪拌後、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をDCM(20mL)に溶解させて、溶液を水(10mL)、重炭酸ナトリウム飽和溶液(10mL)およびブライン(10mL)で洗浄した。次いで有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させてから、固形硫酸ナトリウムをろ過した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている固体をヘキサン中で55℃で30分間攪拌した。次いで固体をろ過して、所望の生成物1.445gを得た。
LCMS[M+MeCN]348.1/350.1(0.74分目)(2分実行)
中間体53 2,4−ジメチルベンゾイルクロリド(I53)
Figure 0005654001
2,4−ジメチル安息香酸(1.502g、10mmol、例えばSigma−Aldrich、FlukaまたはAlfa Aesarから市販されている)のジクロロメタン(DCM)溶液(40mL)を0℃に冷却後、塩化オキサリル(0.963mL、11.00mmol)およびDMF(cat.)数滴を添加した。次いで溶液をアルゴン下で3時間攪拌した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をトルエン(20mL)と2回共沸混合して、生成物1.639gを得た。
H NMR(400MHZ;CDCl)δ8.14(1H、d)、7.15(1H、d)、7.10(1H、s)、2.55(3H、s)、2.39(3H、s)
中間体54 4−[(2,4−ジメチルフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I54)
Figure 0005654001
2−ピペラジノン(0.851g、8.5mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(30mL)に溶解して、これにトリエチルアミン(1.422mL、10.20mmol)を添加した。次いで溶液を0℃に冷却後、2,4−ジメチルベンゾイルクロリド(I53)(1.577g、9.35mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(5mL)を滴下した。溶液をアルゴン下で30分間攪拌後、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をDCM(40mL)に溶解させて、溶液を水(20mL)、重炭酸ナトリウム飽和溶液(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄した。次いで有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させてから、固形硫酸ナトリウムをろ過した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている固体をヘキサン中で55℃で30分間攪拌した。次いで固体をろ過して、LCMS分析により不純物が依然として存在することが示された。したがって固体をフラッシュクロマトグラフィー(Isolera100gカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)によりさらに精製した。TLCにより生成物の位置を確認して、併合留分から溶媒を真空蒸発させて、生成物1.482gを得た。
LCMS[M+H]233.0(0.61分目)(2分実行)
中間体55 4−クロロ−2−メチルベンゾイルクロリド(I55)
Figure 0005654001
4−クロロ−2−メチル安息香酸(1.365g、8mmol、例えばMaybridge、FluorochemまたはSigma−Aldrichから市販されている)のジクロロメタン(DCM)溶液(40mL)を0℃に冷却後、塩化オキサリル(0.770mL、8.80mmol)およびDMF(cat.)数滴を添加した。次いで溶液をアルゴン下で3時間攪拌した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をトルエン(20mL)と2回共沸混合して、生成物1.464gを得た。
特性は決定せずに、次工程に直接用いた。
中間体56 4−[(4−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I56)
Figure 0005654001
2−ピペラジノン(0.701g、7mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(30mL)に溶解して、これにトリエチルアミン(1.171mL、8.40mmol)を添加した。次いで溶液を0℃に冷却後、4−クロロ−2−メチルベンゾイルクロリド(I55)(1.456g、7.70mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(5mL)を滴下した。溶液をアルゴン下で30分間攪拌後、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をDCM(40mL)に溶解させて、溶液を水(20mL)、重炭酸ナトリウム飽和溶液(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄した。次いで有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させてから、固形硫酸ナトリウムをろ過した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている固体をヘキサン中で55℃で30分間攪拌した。次いで固体をろ過して、残っている固体をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、40Sカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)によりさらに精製した。TLCにより生成物の位置を確認して、併合留分から溶媒を真空蒸発させて、生成物0.798gを得た。
LCMS[M+H]253.0(0.66分目)(2分実行)
中間体57 3−クロロ−4−フルオロ−2−メチル安息香酸(I57)
Figure 0005654001
J. Org. Chem. (2003), 68(5), 2030−2033に報告された方法を用いて下記のとおり調製した:
BuLi(68.8mL、110mmol)をテトラヒドロフラン(THF)(80mL)で希釈して、−20℃に冷却した。2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(18.56mL、110mmol)を滴下して、混合物を−20℃で15分間攪拌した。溶液を−50℃に冷却し、それからテトラヒドロフラン(THF)(20mL)に溶解した3−クロロ−4−フルオロ安息香酸(8.73g、50mmol、例えばSigma−Aldrich、FluorochemまたはApolloから市販されている)を滴下した。混合物を−50℃で4時間攪拌後、ヨードメタン(12.51mL、200mmol)を滴下した。混合物を一晩室温にして、水(100mL)で急冷した。混合物を5N HCl(200mL)で酸性化して、tert−ブチルメチルエーテル(300mL)で3回抽出した。併合抽出物を水(100mL)、ブライン(100mL)で洗浄して、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させて、濃縮して粗生成物とした。固体をシクロヘキサンから再結晶化して(注:一部の不溶物質は十分に除去されなかった)、生成物5.73gを得た。
LC/MS=187/189(M−H)−、保持時間=0.93分(2分方法)。
中間体58 3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルベンゾイルクロリド(I58)
Figure 0005654001
3−クロロ−4−フルオロ−2−メチル安息香酸(I57)(0.754g、4mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(30mL)を0℃に冷却後、塩化オキサリル(0.385mL、4.40mmol)およびDMF(cat.)数滴を添加した。次いで溶液をアルゴン下で3時間攪拌後、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をトルエンと共沸混合して、生成物0.819gを得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ8.12(1H、m)、7.15(1H、m)、2.64(3H、s)。
中間体59 4−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I59)
Figure 0005654001
2−ピペラジノン(0.350g、3.5mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(15mL)に溶解して、これにトリエチルアミン(0.585mL、4.20mmol)を添加した。次いで溶液を0℃に冷却後、3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルベンゾイルクロリド(I58)(0.797g、3.85mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(5mL)を滴下した。溶液をアルゴン下で30分間攪拌後、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をDCM(50mL)に再溶解させて、水(20mL)、重炭酸ナトリウム飽和溶液(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄した。次いで有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させて、これを次いでろ過して、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている固体をヘキサン(30mL)中、55℃で30分間攪拌後、ろ過して、生成物0.843gを得た。
LCMS[M+H]271.14(0.69分目)(2分実行)。
中間体60 2−ブロモ−4−フルオロベンゾイルクロリド(I60)
Figure 0005654001
2−ブロモ−4−フルオロ安息香酸(1.533g、7mmol、例えばSigma−Aldrich、ApolloまたはFluorochemから市販されている)のジクロロメタン(DCM)溶液(40mL)を0℃に冷却後、塩化オキサリル(0.674mL、7.70mmol)およびDMF(cat.)数滴を添加した。次いで溶液をアルゴン下で3時間攪拌した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をトルエン(20mL)と2回共沸混合して、生成物1.645gを得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ8.15(1H、m)、7.47(1H、dd)、7.18(1H、m)。
中間体61 4−[(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I61)
Figure 0005654001
2−ピペラジノン(0.601g、6mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(30mL)に溶解して、これにトリエチルアミン(1.004mL、7.20mmol)を添加した。次いで溶液を0℃に冷却後、2−ブロモ−4−フルオロベンゾイルクロリド(1.567g、6.60mmol、例えばSigma−Aldrich、ApolloまたはFluorochemから市販されている)のジクロロメタン(DCM)溶液(5mL)を滴下した。溶液をアルゴン下で30分間攪拌後、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をDCM(40mL)に再溶解させて、水(20mL)、重炭酸ナトリウム飽和溶液(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。次いで硫酸ナトリウムをろ過により除去して、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている固体をヘキサン(40mL)中、55℃で30分間攪拌した。次いで固体をろ過により除去して、生成物1.625gを得た。
LCMS[M+H]301.05/303.05(0.59分目)(2分実行)。
中間体62 4−メチル−2−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(I62)
Figure 0005654001
4−メチル−2−(トリフルオロメチル)安息香酸(1g、4.90mmol、例えばFluorochemまたはABCRから市販されている)のジクロロメタン(DCM)溶液(40mL)を0℃に冷却後、塩化オキサリル(0.472mL、5.39mmol)およびDMF(cat.)数滴を添加した。次いで溶液をアルゴン下で3時間攪拌した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をトルエン(20mL)と2回共沸混合して、生成物1.051gを得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ8.00(1H、d)、7.60(1H、s)、7.50(1H、dd)、2.50(3H、s)。
中間体63 4−{[4−メチル−2−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−2−ピペラジノン(I63)
Figure 0005654001
2−ピペラジノン(0.400g、4mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(20mL)に溶解して、これにトリエチルアミン(0.669mL、4.80mmol)を添加した。次いで溶液を0℃に冷却後、4−メチル−2−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(I62)(0.979g、4.40mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(5mL)を滴下した。溶液をアルゴン下で30分間攪拌後、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をDCM(40mL)に再溶解させて、水(20mL)、重炭酸ナトリウム飽和溶液(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。次いで硫酸ナトリウムをろ過により除去して、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている固体をヘキサン(40mL)中、55℃で30分間攪拌した。次いで固体をろ過により除去して、生成物1.110gを得た。
LCMS[M+H]287.09(0.69分目)。
中間体64 1,1−ジメチルエチル2−(1,3−チアゾール−4−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I64)
Figure 0005654001
1,3−チアゾール−4−カルボン酸(0.775g、6mmol、例えばSigma−Aldrich、ApolloまたはFluorochemから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(50mL)に溶解して、溶液を0℃に冷却した。これに塩化オキサリル(0.578mL、6.60mmol)およびDMF(cat.)5滴を添加して、溶液をアルゴン下で3時間攪拌した。次いで溶媒を真空除去して、残っている残渣をジクロロメタン(DCM)(50mL)に再溶解後、1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(0.872g、6.60mmol)およびDIPEA(1.258mL、7.20mmol)を添加した。溶液をアルゴン下で2時間攪拌して、LCMSおよびTLCにより生成物が形成されたことを確認しため、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣を酢酸エチル(30mL)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(20ml)間に分配した。次いで水相をさらに酢酸エチル(30mL)で2回抽出して、併合抽出物をブライン(30mL)で洗浄して、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。次いで溶媒を真空蒸発させて、生成物1.308gを得た。
LCMS[M+H−BOC]143.9(0.66分目)(2分実行)。
中間体65 1,3−チアゾール−4−カルボヒドラジド(I65)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル2−(1,3−チアゾール−4−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I64)(1.378g、5.66mmol)を1,4−ジオキサン(15mL)に溶解させて、これに4M HClの1,4−ジオキサン溶液(14.16mL、56.6mmol)を添加した。次いで溶液を室温で18時間攪拌した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をSCXカートリッジ上に負荷して、メタノールで洗浄後、2M NHのDCM溶液で溶出した。次いで溶液を真空蒸発させて、生成物0.784gを得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ8.78(1H、d)、8.47(1H、ブロード s)、8.21(1H、d)、4.10(2H、ブロード s)。
中間体66 4−フルオロ−2−ヒドロキシベンゾヒドラジド(I66)
Figure 0005654001
アルゴン下、室温で攪拌したメチル4−フルオロサリチレート(500mg、2.94mmol、例えばApollo、Alfa AesarまたはABCRから市販されている)のメタノール溶液(15ml)に、ニートヒドラジン一水和物(0.722ml、14.69mmol)を添加した。反応混合物を80℃で18時間攪拌した。反応混合物を真空濃縮して、酢酸エチル(約50ml)および水(約25ml)間で分配した。水相を酢酸エチル(25ml)で2回抽出して、併合有機抽出物をブライン(25ml)で洗浄して、硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空蒸発させて、乾燥させて(真空オーブン、40℃、24時間)、粗生成物をオフホワイト色固体385mgとして得た。
LCMS:MeOH中で2分実行。[M+H]m/z=171.16 Da、保持時間=0.50〜0.51分。
中間体67 1−ブロモ−3,4−ジフルオロ−2−メチルベンゼン(I67)
Figure 0005654001
鉄(0.131g、2.342mmol)を含む1,2−ジフルオロ−3−メチルベンゼン(5g、39.0mmol、例えばSigma−Aldrich、ApolloまたはFluorochemから市販されている)に、氷冷して温度を30℃未満に維持しつつ臭素(2.011ml、39.0mmol)を滴下した。混合物を室温で一晩攪拌した。混合物を水(50mL)およびジエチルエーテル(100mL)間に分配した。水相をジエチルエーテル(50mL)で3回抽出して、併合有機抽出物を水(50mL)、5%チオ硫酸ナトリウム溶液(50mL)、水(50mL)、ブライン(50mL)で洗浄して、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させて、真空濃縮して、生成物8.07gを得た。(警告:57mBarにて生成物のbp=68〜70℃)。
LC/MS=質量イオンなし、保持時間=1.26分(2分方法)。
中間体68 3,4−ジフルオロ−2−メチル安息香酸(I68)
Figure 0005654001
米国特許第2005/0054733A1号に報告されたように、および下記のとおり酸を合成した
1−ブロモ−3,4−ジフルオロ−2−メチルベンゼン(I67)(8.07g、39.0mmol)をテトラヒドロフラン(THF)(40mL)中で0℃に冷却した。イソプロピル塩化マグネシウム(29.2mL、58.5mmol)を滴下して、溶液を室温で一晩攪拌した。溶液を0℃に冷却して、1時間ゆっくりと(過剰)二酸化炭素を通気した。冷却物を除去して、通気を4時間継続後、溶液を室温で一晩静置した。水(10ml)を添加して、溶媒を真空除去した。残渣を酢酸エチル(50mL)および2N塩酸(25mL)間に分配した。水相を酢酸エチル(50mL)で5回抽出した。併合有機抽出物を水(50mL)、ブライン(50mL)で洗浄して、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させて、真空濃縮して粗固体として、これをシクロヘキサンから再結晶化して、生成物4.68gを得た。
LC/MS=171(M−H)−、保持時間=0.86分(2分方法)。
中間体69 4−[(3,4−ジフルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I69)
Figure 0005654001
3,4−ジフルオロ−2−メチル安息香酸(I68)(1.891g、10.99mmol)をジクロロメタン(DCM)(20mL)中に0℃で懸濁させた。塩化オキサリル(1.749mL、19.98mmol)、続いてDMF(cat.)数滴を添加して、混合物を0℃で15分間攪拌した。混合物を室温になるまで一晩攪拌した。反応混合物を真空濃縮して、トルエン(20mL)と3回共沸混合した。残渣をジクロロメタン(DCM)(20mL)に溶解して、ジクロロメタン(DCM)(20mL)に溶解した2−ピペラジノン(1g、9.99mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)に添加した。溶液を室温で一晩攪拌した。反応混合物を真空濃縮して、残渣を酢酸エチル(50mL)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(25mL)間に分配した。水相を酢酸エチル(50mL)で3回抽出して、併合抽出物を水(50mL、3回)、ブライン(50mL)で洗浄して、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空濃縮した。残渣をヘキサンで粉砕して、生成物1.64gを得た。
LC/MS=257(M+H)、保持時間=0.62分(2分方法)。
中間体70 2,3−ジクロロ−4−メチル安息香酸(I70)
Figure 0005654001
n−ブチルリチウム(23.04mL、57.6mmol)をテトラヒドロフラン(THF)(100mL)に−20℃で溶解させた。2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(9.72mL、57.6mmol)を滴下して、温度を−20℃に維持しつつ15分間攪拌した。溶液を−78℃に冷却し、それからテトラヒドロフラン(THF)(50mL)に溶解した2,3−ジクロロ安息香酸(5g、26.2mmol、例えばSigma−Aldrich、Alfa AesarまたはFluorochemから市販されている)を滴下した。溶液を−78℃で1時間攪拌し、それからヨードメタン(6.55mL、105mmol)を滴下して、混合物を一晩室温にした。溶媒を真空除去して、残渣を酢酸エチル(100mL)および5N HCl(50mL)間に分配した。水相を酢酸エチル(50mL)で3回抽出して、併合抽出物を水(50mL)、ブライン(50mL)で洗浄して、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させて、真空濃縮して粗固体5.90gを得た。
LC/MS=203/205(M−H)−、保持時間=0.97分(2分方法)。
中間体71 2,3−ジクロロ−4−メチルベンゾイルクロリド(I71)
Figure 0005654001
2,3−ジクロロ−4−メチル安息香酸(I70)(5.90g、26.2mmol)および塩化チオニル(30mL、411mmol)をトルエン(100mL)中、85℃で4時間加熱した。溶媒を真空除去して、残渣をトルエン(100mL)と3回共沸混合した。100%収率と推定し、残渣をさらに精製せずに以降の工程に用いた。化合物の特性はこの工程では決定しなかった。
中間体72 4−[(2,3−ジクロロ−4−メチルフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I72)
Figure 0005654001
2−ピペラジノン(1g、9.99mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)およびトリエチルアミン(2.78mL、19.98mmol)をジクロロメタン(DCM)(25mL)に0℃で溶解させた。ジクロロメタン(DCM)(25mL)に溶解した2,3−ジクロロ−4−メチルベンゾイルクロリド(I71)(2.232g、9.99mmol)を滴下して、溶液を室温になるまで一晩攪拌した。溶媒を真空除去して、残渣を酢酸エチル(50mL)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(25mL)間に分配した。水相を酢酸エチル(50mL)で3回抽出した。併合有機抽出物を水(50mL、2回)、ブライン(50mL)で洗浄して、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮して粗固体とした。試料100mgをMDAPにより精製して、生成物69mgを得た。
LC/MS=287/289(M+H)、保持時間=0.74分(2分方法)。
生成物の位置化学をCASSにより確認した。
残っている粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(Isolera、100g、0〜100%メタノール:ジクロロメタン(1:9)溶液/ジクロロメタン溶液)により精製して、生成物1.84gを得た。
これをMDAPによりさらに精製して、生成物1.04gを得た。
LC/MS=287/289(M+H)、保持時間=0.74分(2分方法)。
中間体73 1−(2−クロロ−4−フルオロ−3−メチルフェニル)エタノン(I73)
Figure 0005654001
塩化アルミニウム(18.67g、140mmol)を1−クロロ−3−フルオロ−2−メチルベンゼン(8.50ml、70mmol、例えばSigma−Aldrich、FluorochemまたはApolloから市販されている)中に懸濁させた。塩化アセチルを数滴添加して、スラリーを40℃に加熱して反応を開始させた(HCl発生により視認)。熱を除去して塩化アセチル(4.98ml、70.0mmol)を滴下した。混合物を室温で2時間攪拌して、氷水上にそそいだ。5N HCl(50mL)を添加して、水相をジクロロメタン(200mL)で3回抽出した。併合抽出物を水(100mL、3回)、ブライン(100mL)で洗浄して、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させて、真空濃縮して、生成物を紫色油として得た。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(Isolera、340g、0〜100%[20%酢酸エチル/イソヘキサン]/イソヘキサン溶液)により精製して3留分F1(5.31g)を得たが、依然として粗製物であった。NMRおよびTLCに基づきF2/F3を併合して、きれいな生成物4.80gを得た。
留分F1をフラッシュクロマトグラフィー(Isolera、340g、0〜50%[20%酢酸エチル/イソヘキサン]/イソヘキサン溶液)によりさらに精製して、生成物3.88gを得た。上の生成物を併合して、所望の生成物8.68gを油として得た。
LC/MS=187(M+H)、保持時間=1.07分(2分方法)。
中間体74 2−クロロ−4−フルオロ−3−メチル安息香酸(I74)
Figure 0005654001
J.Med.Chem., 1996, 39(20, 436−445)に報告された方法および下記の方法に従い酸を合成した:
水(80mL)に溶解した水酸化ナトリウム(19.70g、492mmol)に、温度を10℃未満に維持しつつ臭素(7.61mL、148mmol)を滴下した。1,4−ジオキサン(80mL)に溶解させた1−(2−クロロ−4−フルオロ−3−メチルフェニル)エタノン(I73)(9.19g、49.2mmol)を0℃で滴下して、混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物をクロロホルム(20mL)で2回洗浄して、水相を濃塩酸でpH1に酸性化した。生成沈殿物をろ過して、水、少量ジエチルエーテルで洗浄して(注:生成物はある程度エーテルに可溶性)、乾燥させて、生成物8.89gを得た。これをトルエンから再結晶化して、生成物6.25gを良好な白色針状晶として得た。
LC/MS=187/189(M−H)−、保持時間=0.87分(2分方法)。
中間体75 4−[(2−クロロ−4−フルオロ−3−メチルフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I75)
Figure 0005654001
工程1 2−クロロ−4−フルオロ−3−メチル安息香酸(I74)(2.072g、10.99mmol)をジクロロメタン(DCM)(20mL)中に0℃で懸濁させた。塩化オキサリル(1.749mL、19.98mmol)、続いてDMF(cat)数滴を添加して、混合物を0℃で15分間攪拌した。混合物を室温になるまで一晩攪拌した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をトルエン(10mL)と2回共沸混合して、粗生成物を得て、これを次工程に直接用いた。
工程2 次いで、2−ピペラジノン(1g、9.99mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)をジクロロメタン(DCM)(40mL)に溶解して、これにトリエチルアミン(2.78mL、19.98mmol)を添加した。溶液を0℃に冷却後、工程1からの2−クロロ−4−フルオロ−3−メチルベンゾイルクロリド(2.072g、10.99mmol)のDCM溶液(10mL)を1分かけて滴下した。次いで溶液を室温でさらに30分間攪拌後、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている固体をDCM(80mL)に再溶解後、水(30mL)、重炭酸ナトリウム飽和溶液(30mL)、およびブライン(30mL)で洗浄した。次いで溶液を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させてから、これをろ過により除去して、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている固体をヘキサン中で55℃で30分間攪拌後、ろ過して、生成物2.496gを得た。
LCMS:m/z=271(M+H)、保持時間=0.67分(2分)
中間体76 2,4−ジクロロ−3−メチル安息香酸(I76)
Figure 0005654001
Eur. J. Org.Chem. 2006, p4398−4404に報告された方法に類似した方法および下記により酸を合成した:
n−ブチルリチウム(80mL、200mmol)をテトラヒドロフラン(THF)(400mL)でアルゴン下、−78℃で希釈した。テトラヒドロフラン(THF)(20mL)に溶解した2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(33.8mL、200mmol)を滴下して、溶液を−78℃で15分間攪拌した。テトラヒドロフラン(THF)(60mL)に溶解した1,3−ジクロロ−2−メチルベンゼン(25.4mL、200mmol、例えばSigma−Aldrich、FlukaまたはAcrosから市販されている)を滴下して、溶液を−78℃で1時間攪拌した。溶液を激しく攪拌しながらテトラヒドロフラン(THF)溶液(500mL)に含まれる(THFで前洗浄した)二酸化炭素(xs)上にカニューレを介して移した。混合物を4時間かけて室温にした。溶媒を真空濃縮して、残渣を5N HCl(200mL)でpH1に酸性化した。水相を酢酸エチル(300mL)で3回抽出して、併合抽出物を水(100mL)、ブライン(100mL)で洗浄して、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させて、真空濃縮して、生成物を得た。固体をイソヘキサンで粉砕して、生成物を2,4−ジクロロ−3−メチル安息香酸および(2,6−ジクロロフェニル)酢酸の混合物17.87gとして得た。
LC/MS=203/205(M−H)−、保持時間=0.86分(2分方法)および203/205(M−H)−、保持時間=0.97分(2分方法)。
中間体77 4−[(2,4−ジクロロ−3−メチルフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I77)
Figure 0005654001
(2,6−ジクロロフェニル)酢酸および2,4−ジクロロ−3−メチル安息香酸(I76)(約3:1)の混合物(7.53g、36.7mmol)をジクロロメタン(DCM)(50mL)中に0℃で懸濁させた。塩化オキサリル(6.12mL、69.9mmol)、続いてDMF(cat)数滴および混合物を0℃で15分間攪拌した。反応混合物を真空濃縮して、ジクロロメタン(50ml)と3回共沸混合した。残渣をジクロロメタン(50mL)に再溶解させて、2−ピペラジノン(3.5g、35.0mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)のジクロロメタン(DCM)懸濁液(50.0mL)に0℃で滴下した。反応物を室温になるまで一晩攪拌して、真空濃縮した。残渣を酢酸エチル(200mL)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(50mL)間に分配した。水相を酢酸エチル(200mL)で5回抽出して、併合抽出物を水(100mL、3回)、ブライン(100mL)で洗浄して、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空濃縮した。残渣をヘキサンで粉砕して、粗生成物を得た。固体をMDAP(100mgを25回注入)により精製して、生成物1.01gを得た。
LC/MS=287/289(M+H)、保持時間=0.76分(2分方法)
中間体78 エチル(ホルミルアミノ)(チオキソ)アセテート(I78)
Figure 0005654001
チオオキサム酸エチル(1.25g、9.39mmol、例えばSigma−Aldrich、ApinまたはApolloから市販されている)をクロロホルム(15mL)に溶解させて、N,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(2.67mL、18.77mmol)で処理した。溶液を20℃で6時間攪拌した。溶媒を真空除去して、紅色油(2.07g)を得た。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(Isolera、100g、0〜100%酢酸エチルのイソヘキサン溶液、15カラム体積)により精製して生成物1.42gを得て、これをさらに精製せずに次工程に用いた。特性は決定しなかった。
中間体79 エチル1,2,4−チアジアゾール−5−カルボキシレート(I79)
Figure 0005654001
エタノール(20mL)に溶解したエチル{[(1E)−(ジメチルアミノ)メチリデン]アミノ}(チオキソ)アセテート(I78)(1.42g、7.54mmol)およびピリジン(1.220mL、15.09mmol)にエタノール(18ml)に溶解した(アミノオキシ)(ヒドロキシ)スルファンジオキシド(0.938g、8.30mmol)を添加して、混合物を25℃で48時間攪拌した。溶媒を真空濃縮して、残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させた。溶液を飽和重炭酸ナトリウム溶液(25mL)で洗浄して、水相を酢酸エチル(25mL)で逆抽出して、有機抽出物を併合した。溶液をブライン(25mL)で洗浄して、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空濃縮して粗油を得た。粗油をフラッシュクロマトグラフィー(Isolera、50g、0〜100%酢酸エチルのイソヘキサン溶液、15カラム体積)により精製して、生成物246mgを得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ8.88(1H、s)、4.54(2H、q)、1.48(3H、t)。
中間体80 1,2,4−チアジアゾール−5−カルボヒドラジド(I80)
Figure 0005654001
エチル1,2,4−チアジアゾール−5−カルボキシレート(I79)(246mg、1.555mmol)およびヒドラジン水和物(0.151mL、3.11mmol)を80℃で5時間加熱した。溶媒を真空除去して、黄色固体173mgを得た。
LC/MS=質量イオンなし、保持時間=0.18分(2分方法(高pH)。
中間体81 1,1−ジメチルエチル2−(5−イソキサゾリルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I81)
Figure 0005654001
5−イソキサゾールカルボン酸(500mg、4.42mmol、例えばSigma−Aldrich、MaybridgeまたはApolloから市販されている)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(14.700ml)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。EDC(1017mg、5.31mmol)およびHOBt(339mg、2.211mmol)を溶液に添加して、攪拌を室温で半時間継続した。この時間後、1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(701mg、5.31mmol)を反応混合物に添加して、攪拌を室温でさらに18時間(一晩)継続した。溶液をDCM(約30ml)で希釈して、水(20ml)で2回洗浄した。有機物をMgSO上で乾燥させて、減圧下でろ過および濃縮して、無色油を得た。油をクロマトグラフ[SiO、0〜100%EtOAcのヘキサン溶液]にかけて、無色の濃厚な油321mgを得た。油を次工程に直接用いた。
LCMS[M−H]226.22および[M+H−BOC]128.07(0.60分目)(2分実行)。
中間体82 5−イソキサゾールカルボヒドラジド(I82)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル2−(5−イソキサゾリルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I81)(321mg、1.413mmol)およびHCl溶液(4M 1,4−ジオキサン溶液)(2ml、8.00mmol)の混合物を室温、アルゴン下で18時間(一晩)攪拌した。この時間後、溶媒を減圧除去して、淡黄色固体を得た。物質をSCXカートリッジに通過させて、最初にMeOHで、次いで2M NHのMeOH溶液で溶出して、生成物を淡黄色固体85mgとして得た。
H NMR(400MHz;d6−DMSO)δ12.36(1H、ブロード s)、8.86(1H、d)、7.75(2H、ブロード s+HO)、7.40(1H、d)。
中間体83 1,1−ジメチルエチル2−(5−イソチアゾリルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I83)
Figure 0005654001
5−イソチアゾールカルボン酸(500mg、3.87mmol、例えばFluorochemまたはAstatechから市販されている)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(12.9ml)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。EDC(891mg、4.65mmol)およびHOBt(296mg、1.936mmol)を攪拌溶液に添加した。生成溶液を室温、アルゴン雰囲気下で半時間攪拌した。この時間後、1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(614mg、4.65mmol)を添加して、溶液を室温でさらに18時間(一晩)攪拌した。溶液をDCM(約30ml)で希釈して、水(20ml)で2回洗浄した。有機物をMgSO上で乾燥させて、減圧下でろ過および濃縮して、褐色油を得た。油をクロマトグラフ[SiO、0〜100%EtOAcのヘキサン溶液]にかけて、濃厚な黄色油を得て、これを静置して固体化し、生成物480mgを得た。残渣を次工程に直接用いた。
LCMS[M+H]244.14(0.66分目)(2分実行)。
中間体84 5−イソチアゾールカルボヒドラジド(I84)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル2−(5−イソチアゾリルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I83)(480mg、1.973mmol)およびHCl溶液(4M 1,4−ジオキサン溶液)(2ml、8.00mmol)の混合物を室温、アルゴン下で18時間(一晩)攪拌した。この時間後、混合物を減圧濃縮して、淡黄色固体を得た。固体をMeOHに溶解させて、SCXカートリッジを通過させて、最初にMeOHで、次いで2M NHのMeOH溶液で溶出した。NHのMeOH溶液留分を減圧濃縮して黄色固体217mgを得た。
H NMR(400MHz;d6−DMSO)δ12.30(1H、ブロード s)、8.75(1H、d)、8.16(1H、d)、
中間体85 5−メチル−2−フランカルボヒドラジド(I85)
Figure 0005654001
メチル5−メチル−3−フランカルボキシレート(0.314mL、2.5mmol、例えばSigma−Aldrich、FluorochemまたはAlfa Aesarから市販されている)のエタノール溶液(20mL)にヒドラジン一水和物(0.093mL、3.00mmol)を添加して、溶液をアルゴン下、還流で18時間攪拌した。LCMSおよびTLC分析により出発物質が依然として存在することが示されため、さらなるヒドラジン一水和物(0.275mL、8.75mmol)を添加して、溶液をさらにアルゴン下、還流で18時間攪拌した。次いで溶媒を真空蒸発させて、生成物0.341gを得た。
LCMS[M+H]141.0(0.36分目)(2分実行)。
中間体86 1,1−ジメチルエチル2−(1,2,5−チアジアゾール−3−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I86)
Figure 0005654001
1,2,5−チアジアゾール−3−カルボン酸(300mg、2.305mmol、Pharmlab、3B ScientificまたはAnichemから市販されている)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(7.685ml)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。EDC(530mg、2.77mmol)およびHOBt(177mg、1.153mmol)を攪拌溶液に添加して、生成溶液を室温でさらに45分間攪拌した。この時間後、1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(366mg、2.77mmol)を攪拌溶液に添加して、生成溶液を室温で18時間攪拌した。反応混合物をDCM(約20ml)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(約20ml)間に分配した。水相をDCM(20ml)で2回抽出して、併合有機抽出物を飽和ブライン(約50ml)で洗浄して、硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空蒸発させて、乾燥させて(真空オーブン、40℃、72時間)、粗生成物を明るい黄色ゴムとして得た。これをBiotage SP4(2〜20%MeOHのDCM溶液;100gSNAP Biotageカラム;12CV)を介して精製して、必要な生成物を淡黄色油266.2mgとして得て、これをさらに精製せずに次工程に用いた。
LCMS:[M−Boc+H]m/z=145;R.T.=0.65〜0.66分。
中間体87 1,2,5−チアジアゾール−3−カルボヒドラジド(I87)
Figure 0005654001
固形t−ブチル−2−(1,2,5−チアジアゾール−3−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I86)(265mg、0.890mmol)を塩酸(4M)のジオキサン溶液(4.45ml、17.79mmol)で処理して、アルゴン下、RTで6時間攪拌した。溶媒を真空蒸発させて、残渣をメタノール(約10ml)に溶解させて、10gSCXカラムに添加して、ジクロロメタン(約50ml)、メタノール(約50ml)およびアンモニア(2M)のメタノール溶液(約100ml)で溶出した。塩基性留分を併合して真空蒸発させて、遊離塩基を白色固体95.5mgとして得た。
LCMS:[M+H]m/z=145.0 Da;R.T.=0.26分。
中間体88 1,1−ジメチルエチル2−(3−イソキサゾリルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I88)
Figure 0005654001
3−イソキサゾールカルボン酸(500mg、4.42mmol、例えばManchester Organics、Bio−FarmaまたはAPACから市販されている)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(14.700ml)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。EDC(1017mg、5.31mmol)およびHOBt(339mg、2.211mmol)を攪拌溶液に添加して、生成溶液を45分間攪拌した。この時間後、1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(701mg、5.31mmol)を攪拌溶液に添加して、攪拌を室温でさらに18時間(一晩)継続した。反応混合物をDCM(約20ml)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(約20ml)間に分配した。水相をDCM(20ml)で2回抽出して、併合有機抽出物を飽和ブライン(約50ml)で洗浄して、硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空蒸発させて、乾燥させて(真空オーブン、40℃、72時間)、粗生成物を褐色油として得た。これをBiotage SP4(2〜20%MeOHのDCM溶液;100gSNAP Biotageカラム;12CV)を介して精製して、必要な生成物をオレンジ色油510.6mgとして得て、これをさらに精製せずに次工程に用いた。
LCMS:[M−Boc+H]m/z=128.0;R.T.=0.62〜0.63分。
中間体89 3−イソキサゾールカルボヒドラジド(I89)
Figure 0005654001
固形t−ブチル−2−(3−イソキサゾリルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I88)(510mg、1.639mmol)を塩酸(4M)のジオキサン溶液(8.19ml、32.8mmol)で処理して、アルゴン下、RTで6時間攪拌した。溶媒を真空蒸発させて、残渣をメタノール(約10ml)に溶解させて、10gSCXカラムに添加して、ジクロロメタン(約50ml)、メタノール(約50ml)およびアンモニア(2M)のメタノール溶液(約100ml)で溶出した。塩基性留分を併合して真空蒸発させて、遊離塩基を黄色樹枝状結晶211.0mgとして得た。
LCMS:質量イオンは検出されなかった。R.T.=0.20〜0.25分。
中間体90 4−(トリフルオロアセチル)−2−ピペラジノン(I90)
Figure 0005654001
2−ピペラジノン(1g、9.99mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)およびトリエチルアミン(1.671mL、11.99mmol)をジクロロメタン(DCM)(50mL)に0℃で溶解させた。溶液にトリフルオロ酢酸無水物(1.552mL、10.99mmol)を滴下して、混合物を室温になるまで16時間かけて攪拌した。溶液を真空濃縮して粗油を得て、これをさらに精製せずに以降の工程に用いた。
H NMR(400MHz;CDCl)δ12.25(1H、ブロード s)、4.29(2H、m)、3.92−3.82(2H、m)、3.53−3.46(2H、m)。塩酸トリエチルアミンを含む
中間体91 2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゾヒドラジド(I91)
Figure 0005654001
氷浴で0℃に冷却した2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(15g、61.7mmol、例えばApolloから市販されている)およびDIPEA(12.94ml、74.1mmol)の無水ジクロロメタン(DCM)溶液(200ml)に1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(8.97g、67.9mmol)をアルゴン雰囲気下でゆっくりと添加して、混合物を一晩着実に室温にした。それを水(100mL)で急冷し、分相して、水相をDCM(50mL)で2回抽出した。併合有機物をブライン(50mL)で洗浄して、MgSO上で乾燥させた。単離したオレンジ色油(約25g)は不純BOC保護ヒドラジドであった。次いでそれを1,4−ジオキサン(100ml)に溶解させて、HCl(4Mジオキサン溶液)(154ml、617mmol)で室温で一晩処理した。スラリーをbuchiで濃縮して黄色固体を得て、これをEtOで粉砕して白色固体を得てから、SCX10gカートリッジに4回適用して、MeOHで洗浄して、最終的にNH(2M MeOH溶液)で溶出した。塩基性留分を濃縮して、所望の生成物3.5gを白色固体として得た。
LC/MS:(M+H)=239、保持時間=0.68分(2分実行)。
中間体92 2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボヒドラジド(I92)
Figure 0005654001
ヒドラジン水和物(0.192mL、3.92mmol)をメチル2−ヒドロキシ−3−ピリジンカルボキシレート(400mg、2.61mmol、例えばApolloまたはButt Parkから市販されている)のエタノール溶液(10mL)に添加して、反応物を16時間加熱して還流させた。反応物を冷却して、溶媒を蒸発させて、オフホワイト色固体395mgを得た。
LCMS[M+H]154.1(0.34分目)(2分実行)。
中間体93 3−ヒドロキシ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I93)
Figure 0005654001
ヒドラジン(0.248mL、7.91mmol)をメチル3−ヒドロキシ−2−ピリジンカルボキシレート(808mg、5.28mmol)のエタノール溶液(25mL)にアルゴン下で添加した。反応混合物を還流で一晩攪拌した(黄色溶液)。冷却後、粉砕した固体をろ過して、所望の生成物826mgを黄色固体として得た。
LCMS m/z 154.14[M+H](0.34分目)(2分実行)
中間体94 1,1−ジメチルエチル2−{[6−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]カルボニル}ヒドラジンカルボキシレート(I94)
Figure 0005654001
6−(メチルオキシ)−2−ピリジンカルボン酸(1.00g、6.53mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(13.52ml)を攪拌して0℃に冷却した。塩化オキサリル(0.686ml、7.84mmol)、続いてDMF(5.06μl、0.065mmol)を滴下した。溶液は直ちに黄色に変色し、反応をLCMSにて追跡確認した。約1時間後、LCMSにより酸塩化物のメチルエステルの存在が示された。溶媒を減圧除去して、残渣をトルエンと共沸混合した。残渣をジクロロメタン(DCM)(27.0ml)に溶解させて0℃に冷却した。DIPEA(1.711ml、9.80mmol)、続いて1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(0.949g、7.18mmol)を滴下して、溶液を20℃、アルゴン雰囲気下で18時間攪拌した。暗褐色溶液が形成されて、LCMSにより所望の化合物が存在することが示された。溶媒を減圧除去して、残渣をジクロロメタンで希釈して、飽和重炭酸ナトリウム、飽和塩化アンモニウム、水およびブラインで洗浄した。有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させて、溶媒を真空除去して、所望の生成物1.685gを得た。
LCMS m/z 268.16[M+H](0.83分目)(2分実行)
中間体95 6−(メチルオキシ)−2−ピリジンカルボヒドラジド(I95)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル2−{[6−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]カルボニル}ヒドラジンカルボキシレート(I94)(1.685g、6.30mmol)を1,4−ジオキサン(21.01ml)に溶解させて、HCl(4M 1,4−ジオキサン溶液)(15.76ml、63.0mmol)を添加した。溶液を室温で5時間攪拌した。LCMSにより、出発物質は残っておらず、生成物が形成されたことが示された。溶媒を減圧除去して、粗物質1.76gを得た。粗物質を2つの10gSCXカラム上に負荷して、これらをメタノールで洗浄した。2Mアンモニアのメタノール溶液を用いて生成物を溶出して、溶媒を減圧除去して、精製された所望の生成物0.954gを得た。
LCMS m/z 168.17[M+H](0.46分目)(2分実行)
注:本明細書には、中間体96または97は含まれない。
中間体98 4−メチル−2−ピリミジンカルボニトリル(I98)
Figure 0005654001
2−クロロ−4−メチルピリミジン(0.5g、3.89mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(60.8ml)に溶解させてトリエチルアミン(0.813ml、5.83mmol)およびシアン化カリウム(0.507g、7.78mmol)を添加した。大部分のシアン化カリウムが溶液状態となるまで溶液を超音波分解してから、ビス(トリフェニルホスフィン)塩化パラジウム(II)(0.273g、0.389mmol)を添加した。溶液を80℃に加熱して、週末にかけて攪拌した。LCMSにより、生成物が形成されたことが示された。反応混合物をジクロロメタンで希釈して、飽和塩化アンモニウム、水およびブラインで洗浄した。有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させて、溶媒を減圧除去した。これにより、粗物質1.129gを得て、これをフラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera4、100gカートリッジ)(勾配0〜100%ジクロロメタンのイソヘキサン溶液)により精製した。溶媒を減圧除去して、所望の生成物0.199gを得た。
H NMR(400MHz;CDCl):δ8.68(1H、d)、7.38(1H、d)、2.62(3H、s)。
中間体99 4−メチル−2−ピリミジンカルボキシミドヒドラジド(I99)
Figure 0005654001
4−メチル−2−ピリミジンカルボニトリル(I98)(0.190g、1.595mmol)をエタノール(3.19ml)に溶解させて、ヒドラジン水和物(0.100ml、3.19mmol)を添加した。反応混合物を2時間半還流させた。TLCにより出発物質が残っていないことが示されため、溶媒を減圧除去して、所望の生成物の粗物質247mgを得た。
H NMR(400MHz;d6−DMSO):δ8.60(1H、d)、7.26(1H、d)、5.59(2H、br s)、5.45(2H、br s)、2.46(3H、s)。
中間体100 1,1−ジメチルエチル3−(2−ピリジニル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I100)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル3−ブロモ−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(200mg、0.660mmol、市販されている)の1,4−ジオキサン溶液(2mL)に2−(トリブチルスタンニル)ピリジン(364mg、0.990mmol)を添加して、混合物をアルゴン流で数分間脱気した。次いで、Pd(PhP)(38.1mg、0.033mmol)、続いてヨウ化銅(I)(39.2mg、0.206mmol)を添加して、LCMSに基づき反応が完了するまで、混合物にマイクロ波を照射して130℃で25分間加熱した。揮発性物質を減圧除去して、残渣をクロマトグラフィーによりシリカゲル(Snap11gNHカラム)上、0〜100%酢酸エチルのイソヘキサン溶液(10CV)、次いで100%酢酸エチル(7CV)勾配で溶出して精製した。無色油を得た。生成物は依然として不純物であっため、これをさらにクロマトグラフィーによりシリカゲル(5gSi)上、80%酢酸エチルのイソヘキサン溶液(5CV)、続いて10%MeOHのDCM溶液(5CV)で溶出してから、クロマトグラフィーによりシリカゲル(5gSiカラム)上、最初に酢酸エチル(4CV)で、次いで10%MeOHのDCM溶液(6CV)で溶出して精製した。所望の生成物の無色油115mgを得た。
LCMS m/z 301.9[M+H](0.84分目)(2分実行)
中間体101 3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(I101)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル3−(2−ピリジニル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I100)(115mg、0.382mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(1mL)に、TFA(0.588mL、7.63mmol)を添加して、混合物をRTで3時間攪拌した。揮発性物質を減圧除去して、残渣をSCXカートリッジにより、最初にMeOHで、次いで2.0N NHのMeOH溶液で溶出して精製した。アンモニア留分を減圧濃縮して、所望の生成物を淡黄色固体.60mgとして得た。
中間体102 メチル2−ピリジンカルボキシレート−d(I102)
Figure 0005654001
メチル5−ブロモ−2−ピリジンカルボキシレート(1g、4.63mmol、例えばcombi−blocksから市販されている)のメタノール−d4溶液(9.26ml)をアルゴンでフラッシュしてから、木炭10%(0.246g、0.231mmol)上、パラジウムの存在下、重水素(Dを満たした風船)で一晩処理した。LCMSにより、出発物質の所望の生成物への完全な変換が示された。それをセライトパッドを介してろ過して、メタノール−d4で洗浄して、真空濃縮して、粗物質約1gを黄色系固体として得た。NMRによりブロードシグナルが示され、生成物はおそらくはPdにキレート化したことが示唆された。それを10gSCXカラムに適用して、MeOHで洗浄して、2M NHのMeOH溶液で溶出した。塩基性留分の濃縮後、所望の物質の黄色油700mgを単離した。
H NMR(400MHz;CDCl):δ8.76(1H、d)、8.15(1H、d)、7.85(1H、dd)、4.02(3H、s)。
中間体103 2−ピリジンカルボヒドラジド−d(I103)
Figure 0005654001
メチル2−ピリジンカルボキシレート−d4(I102)(0.7g、4.96mmol)のエタノール溶液(9.92ml)(重水素の代わりにH同位体5%含有)をヒドラジン一水和物(0.486ml、9.92mmol)で85℃で3時間処理した。LCMSにより、所望の生成物への完全な変換が示された。それを真空濃縮して、残渣を10gSCXに適用して、MeOHで洗浄して、2M NHのMeOH溶液で溶出した。塩基性留分を濃縮して、所望の生成物400mg(5%H同位体含有)をオフホワイト色固体として得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ8.97(1H、br s)、8.55(1H、d)、8.16(1H、dd)、7.85(1H、dd)、4.06(2H、br s)。
中間体104 メチル2−ピリジンカルボキシレート−d(I104)
Figure 0005654001
メチル4−ブロモ−2−ピリジンカルボキシレート(1g、4.63mmol、例えばApolloから市販されている)のメタノール−d4溶液(9.26ml)をアルゴンでフラッシュしてから、木炭10%(0.246g、0.231mmol)上、パラジウムの存在下、重水素(Dを満たした風船)で一晩処理した。LCMSにより、出発物質の所望の生成物への完全な変換が示された。それをセライトパッドを介してろ過して、メタノール−d4で洗浄して、真空濃縮して、粗物質の黄色系固体約1gを得た。NMRによりブロードシグナルが示され、生成物はおそらくはPdにキレート化したことが示唆された。それを10gSCXカラムに適用して、MeOHで洗浄して、2M NHのMeOH溶液で溶出した。塩基性留分の濃縮後、所望の物質の黄色油570mgを単離した。
H NMR(400MHz;CDCl):δ8.76(1H、d)、8.15(1H、d)、7.49(1H、d0、4.02(3H、s)。
中間体105 2−ピリジンカルボヒドラジド−d(I105)
Figure 0005654001
メチル2−ピリジンカルボキシレート−d1(I104)(0.57g、4.13mmol)のエタノール溶液(8.25ml)をヒドラジン一水和物(0.405ml、8.25mmol)で85℃で3時間処理した。LCMSにより、所望の生成物への完全な変換が示された。それを真空濃縮して、残渣を10gSCXに適用して、MeOHで洗浄して、2M NHのMeOH溶液で溶出した。塩基性留分を濃縮して、所望の生成物390mgをオフホワイト色固体として得た。
H NMR(400MHz;CDCl):δ8.98(1H、br s)、8.55(1H、dd)、8.16(1H、d)、7.44(1H、dd)、4.08(2H、br s)。
中間体106 1,1−ジメチルエチル3−(1H−ピラゾール−1−イル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I106)
Figure 0005654001
ピラゾール(33.7mg、0.495mmol)および水素化ナトリウム(19.79mg、0.495mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)溶液(1ml)の混合物を0℃に冷却して、1,1−ジメチルエチル3−ブロモ−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(50mg、0.165mmol、例えばAllichem、Ark PharmまたはBepharmから市販されている)を添加した。添加完了後、混合物を室温で30分間攪拌して、次いで110℃で攪拌した。3時間後、DMFを蒸発させて、NHCl溶液数滴、続いて酢酸エチル(50ml)を添加した。溶液を乾燥させて(NaSO)、ろ過および濃縮した。生成物をMDAPにより精製して、所望の生成物24.1mgを得た。
LCMS MH=291(0.79分目)(2分実行)
中間体107 3−(1H−ピラゾール−1−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(I107)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル3−(1H−ピラゾール−1−イル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I106)(24mg、0.083mmol)およびHCl(2ml、8.00mmol)の混合物を室温で40分間攪拌した。溶媒を蒸発させて、生成物をSCXに通過させて(2M NHのメタノール溶液で溶出)、所望の生成物を白色固体として得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ8.28(1H、d)、7.76(1H、d)、6.49(1H、m)、4.33(2H、t)、4.25(2H、s)、3.36(2H、t)。
中間体108 1,1−ジメチルエチル2−(1,3−チアゾール−5−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I108)
Figure 0005654001
1,3−チアゾール−5−カルボン酸(0.5g、3.87mmol、例えばApolloから市販されている)を乾燥ジクロロメタン(DCM)(10mL)中にアルゴン雰囲気下で懸濁後、EDC(0.891g、4.65mmol)、続いてHOBt(0.296g、1.936mmol)を添加して、45分間攪拌後、1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(0.614g、4.65mmol)を添加して、RTで一晩攪拌した。反応物をDCM(25ml)で希釈することによりワークアップして、飽和重炭酸ナトリウム溶液(25ml)で洗浄した。次いで水層をDCM(25ml)で2回抽出してから、併合有機抽出物を飽和ブライン溶液(20ml)で洗浄して、MgSO上で乾燥させて、ろ過して蒸発させて、粗生成物の黄色ゴムを得て、これを100gSNAPカートリッジ上で精製して、DCM(3CV)〜100%20%MeOHのDCM溶液(12CV)で溶出した。所望の留分を単離して、溶媒を蒸発させて、無色ゴムを得て、これを一晩固体化して所望の生成物666mgを得た。
LCMS m/z 243.98(0.61分目)(2分実行)。
中間体109 1,3−チアゾール−5−カルボヒドラジド(I109)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル2−(1,3−チアゾール−5−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I108)(666mg、2.74mmol)を1,4−ジオキサン(10mL)中に懸濁後、HCl(4M 1,4−ジオキサン溶液)(9mL、36.0mmol)を添加した。生成した反応混合物をRTで3時間攪拌した。溶液は直ちに濁った。溶媒を減圧除去して、二塩酸塩のオフホワイト色固体を得た。残渣をMeOH(20ml)に溶解させて、湿10gSCXカラム上に乗せて、MeOH(30ml)で2回洗浄した。所望の生成物を2M NHのMeOH溶液(30ml)で3回溶出した。所望の留分を単離して、溶媒を蒸発させて、所望の生成物の淡黄色固体347mgを得た。
H NMR(400MHz;d6−DMSO)δ9.96(1H、br s)、9.21(1H、s)、8.41(1H、s)、4.55(2H、br s)。
中間体110 5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−カルボキサミド塩酸塩(I110)
Figure 0005654001
エチル5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−カルボキシレート(930mg、4.00mmol、例えばActivate Scientificから市販されている)およびアンモニア溶液(30ml、1386mmol)の混合物を室温で1時間攪拌してから、RTで一晩静置した。溶媒を蒸発させて、生成物をエーテルで粉砕して、乾燥させて、所望の生成物814mgを白色固体として、おそらくはHCl塩として得た。
LCMSにより、発色団はないが、MH=168(ELSD)を確認可能
中間体111 1,1−ジメチルエチル3−(アミノカルボニル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I111)
Figure 0005654001
5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−カルボキサミド塩酸塩(I110)(815mg、4mmol)およびジクロロメタン(DCM)溶液(40mL)の混合物をBoc無水物(1.022mL、4.40mmol)およびジエチルアミノメチルポリスチレン(1875mg、6.00mmol)で処理した。1時間後、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(5mL)を添加して、混合物を室温で一晩反応させた。過剰Boc無水物を除去するためにトリスアミン樹脂(2g)を添加して、混合物を2時間攪拌した。樹脂をろ過により除去して、ろ液を濃縮して、続いてジエチルエーテルで粉砕して、白色固体を得た。
LCMSにより、MH=268(0.63分目)を確認(分実行)。
中間体112 1,1−ジメチルエチル3−(アミノカルボノチオイル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I112)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル3−(アミノカルボニル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I111)(0.2g、0.748mmol)およびローソン試薬(0.151g、0.374mmol)およびベンゼン溶液(7.48ml)の混合物を80℃で2時間加熱して、RTで週末にかけて静置してから、さらに6時間80℃で加熱した。混合物を冷却して、濃縮してから、クロマトグラフ(0〜5%MeOHのDCM溶液)にかけて、所望の生成物を黄色固体99mgとして得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ8.80(1H、br s)、7.46(1H、br s)、4.88(2H、s)、4.65(2H、t)、3.83(2H、t)、1.50(9H、s)。
中間体113 1,1−ジメチルエチル3−({[(1E)−(ジメチルアミノ)メチリデン]アミノ}カルボノチオイル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I113)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル3−(アミノカルボノチオイル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I112)(99mg、0.349mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)ジメチルアセタール溶液(3ml、22.41mmol)の混合物を室温で1時間攪拌した。混合物は紅色/オレンジ色となり、透明溶液とはならなかった。DMFジメチルアセタールを蒸発させて、生成物をエーテルで粉砕して、所望の生成物のオレンジ色固体118mgを得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ8.67(1H、s)、4.90(2H、s)、4.50(2H、t)、3.80(2H、t)、3.32(3H、s)、3.27(3H、s)、1.49(9H、s)。
中間体114 1,1−ジメチルエチル3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I114)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル3−({[(1E)−(ジメチルアミノ)メチリデン]アミノ}カルボノチオイル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I113)(0.118g、0.349mmol)およびピリジン(0.056ml、0.698mmol)およびエタノール溶液(2ml)の混合物を25℃で攪拌して、ヒドロキシルアミンO−スルホン酸(0.043g、0.384mmol)のメタノール溶液(1.2ml)を1バッチ添加した。混合物をRTで攪拌して、数分後、溶液は透明になった。1時間後、混合物はオレンジ色から淡黄色に変色した。溶媒を蒸発させて、濃縮した混合物をDCM(50ml)で希釈して、水(5ml)、0.2M NaOH(5ml)および水(5ml)で洗浄して、有機層を乾燥させて、濃縮した。クロマトグラフィー(SP4、0〜100%酢酸エチルのイソヘキサン溶液)により、白色発泡体(58mg)を得た。NMRにより、一部の高電場不純物が示されため、発泡体をイソヘキサンで粉砕して、所望の生成物の白色固体51.2mgを得た。
LC−MS 良好なトレース不純物のMH=309(0.81分目)を確認(2分実行)。
中間体115 3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(I115)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート(I114)(51.2mg、0.166mmol)およびHCl溶液(3ml、99mmol)の混合物を室温で45分間攪拌した(固体が溶液から析出した)。溶媒を除去して、生成物をSCXカートリッジに通過させて(2M NHのMeOH溶液で溶出)、所望の生成物を白色固体34.6mgとして得た。
LCMSにより、MH=209(0.43分目)を確認(2分実行)。
中間体116 1,1−ジメチルエチル2−[(5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)カルボニル]ヒドラジンカルボキシレート(I116)
Figure 0005654001
5−メチル−1,3−チアゾール−2−カルボン酸(500mg、3.49mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(17.500ml)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。EDC(803mg、4.19mmol)およびHOBT(267mg、1.746mmol)を攪拌溶液に添加した。15分後、1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(554mg、4.19mmol)を攪拌溶液に添加した。生成溶液を18時間攪拌した。この時間後、溶液をDCM(約50ml)で希釈して、水(約20ml)で2回洗浄した。有機抽出物をMgSO上で乾燥させて、減圧下でろ過および濃縮して、所望の生成物の黄色油451mgを得た。
LCMS m/z 257.93[M+H](0.79分目)(2分実行)。
中間体117 5−メチル−1,3−チアゾール−2−カルボヒドラジド(I117)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル2−[(5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)カルボニル]ヒドラジンカルボキシレート(I116)(451mg、1.753mmol)およびHCl溶液(2.191ml、72.1mmol)(4M 1,4−ジオキサン溶液)の混合物を室温、アルゴン雰囲気下で18時間攪拌した。この時間後、溶媒を減圧除去して、オフホワイト色固体を得た。固体をMeOHに溶解させて、SCXカートリッジに通過させて、最初にMeOHで、次いで2M NHのMeOH溶液で洗浄した。留分を含むNHを併合して減圧濃縮して、所望の生成物の白色固体224mgを得た。
LCMS m/z 158.01[M+H](0.40分目)(2分実行)。
中間体118 1,1−ジメチルエチル2−(1,2,5−チアジアゾール−3−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I118)
Figure 0005654001
EDC(1.700g、8.87mmol)およびHOBt(566mg、3.70mmol)を1,2,5−チアジアゾール−3−カルボン酸(961.7mg、7.39mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)白色懸濁液(24.5ml)に室温で添加した。EDCの添加後、混合物は透明な明るい黄色となった。反応混合物を室温で1時間15分攪拌した。1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(1.172g、8.87mmol)を添加して、反応混合物を室温で1日攪拌した。混合物をDCM(200mL)で希釈して、飽和NaHCO(25mL、2回)およびブライン(50mL)で洗浄した。生成有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(DCM/10%MeOHのDCM溶液(10CV)により精製して、所望の生成物1.29gを油として得た。
LCMS m/z 144.8[M+H−BOC](0.55分目)(2分実行)。
中間体119 1,2,5−チアジアゾール−3−カルボヒドラジド(I119)
Figure 0005654001
4M HCl(6.60ml、26.4mmol)の1,4−ジオキサン溶液を1,1−ジメチルエチル2−(1,2,5−チアジアゾール−3−イルカルボニル)ヒドラジンカルボキシレート(I118)(1.29g、5.28mmol)に添加した。反応混合物を室温で7時間攪拌した。溶媒を減圧蒸発させた。粗生成物をSCXカートリッジ(MeOH/2M NHのMeOH溶液の2バッチ各500mg)により精製して、所望の生成物361.4mgを白色粉末として得た。
LCMS m/z 144.2[M+H](0.32分目)(2分実行)。
中間体120 エチル4−メチル−1,3−チアゾール−2−カルボキシレート(I120)
Figure 0005654001
エチルアミノ(チオキソ)アセテート(500mg、3.75mmol)のエタノール溶液(9.387ml)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。1−クロロ−2−プロパノン(0.299ml、3.75mmol)を添加して、溶液を48時間加熱して還流させた。溶液を室温に冷却してから、それを減圧濃縮して黄色油状固体を得た。残渣をクロマトグラフ[SiO、0〜100%EtOAcのヘキサン溶液]にかけて、黄色油を得て、生成物208mgを同定した。
LCMS m/z 171.99[M+H](0.79分目)(2分実行)。
中間体121 4−メチル−1,3−チアゾール−2−カルボヒドラジド(I121)
Figure 0005654001
エチル4−メチル−1,3−チアゾール−2−カルボキシレート(I120)(208mg、1.215mmol)のエタノール溶液(6.028ml)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。ヒドラジン(0.046ml、1.458mmol)を添加して、溶液を18時間加熱して還流させた。溶液を室温に冷却してから、溶媒を減圧除去して、所望の生成物の淡黄色固体115mgを得た。
LCMS m/z 157.92[M+H](0.41分目)(2分実行)。
中間体122 1,1−ジメチルエチル2−[(5−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)カルボニル]ヒドラジンカルボキシレート(I122)
Figure 0005654001
5−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(500mg、3.49mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(17.500ml)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。EDC(736mg、3.84mmol)およびHOBt(267mg、1.746mmol)を攪拌溶液に添加して、生成溶液を室温で半時間攪拌した。この時間後、1,1−ジメチルエチルヒドラジンカルボキシレート(554mg、4.19mmol)を添加して、溶液を室温でさらに16時間(一晩)攪拌した。溶液をDCM(約50ml)で希釈して、水(約25ml)で2回洗浄した。有機物をMgSO上で乾燥させて、減圧下でろ過および濃縮して黄色油状固体を得た。残渣をクロマトグラフ[SiO、0〜5%MeOHのDCM溶液]にかけて、所望の物質の淡黄色固体544mgを得た。
中間体123 5−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボヒドラジド(I123)
Figure 0005654001
1,1−ジメチルエチル2−[(5−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)カルボニル]ヒドラジンカルボキシレート(544mg、2.114mmol)およびHCl溶液(4M 1,4−ジオキサン溶液)(2643μl、10.57mmol)の混合物を室温、アルゴン雰囲気下で17時間(一晩)攪拌した。この時間後、反応混合物を減圧濃縮して、所望の物質のオフホワイト色固体162mgを得た。
LCMS:m/z 158.02[M+H](0.34分目)(2分実行)。
中間体124 エチル3−クロロ−2−シアノベンゾエート(I124)
Figure 0005654001
塩酸(4.57mL、150mmol)をエチル2−アミノ−3−クロロベンゾエート(1.5g、7.51mmol)の懸濁溶液(40mL)に添加して、混合物を0℃に冷却した。[注:化合物は溶液状態とならなかった]。この冷却した混合物に、温度を5℃以下に保ちつつ亜硝酸ナトリウム(0.518g、7.51mmol)を一部ずつ添加した。添加後、反応物を40分間攪拌した。溶解を促進するために少量トルエン(3ml)を添加した。次いで混合物をNaCOの添加によりpHを約6に塩基性化した。別のフラスコ内で、硫酸銅(II)(1.439g、9.02mmol)の水溶液(15mL)およびトルエン(15mL)の二相性溶液にシアン化カリウム(2.202g、33.8mmol)を一部ずつ0℃で添加した[注:発熱反応]。添加後、褐色となった混合物を60℃に加熱した。これに滴下漏斗を介してジアゾニウム塩を滴下した(添加中、混合物を0℃に保った)。添加後、反応物を70℃で1時間攪拌した。反応物を冷却して、EtOAcを添加した。有機層を回収して、乾燥させて(NaSO)、溶媒を蒸発させて、粗暗褐色油を得た。LCMS:2つの大きなピーク+1つの小さなピークが存在した。(大きなピークの片方はSMと一致した。質量イオンは観察されなかった)。粗物質をクロマトグラフィー(SP4、100gSNAP、0〜100%EtOAcのi−ヘキサン溶液(先のものから順に溶出した)により精製した。所望の生成物398mgを同定した。
LCMS(高pH):1.05分きれいなピーク(質量イオンは観察されなかった)。
中間体125 3−クロロ−2−シアノ安息香酸(I125)
Figure 0005654001
水酸化リチウム(44.0mg、1.049mmol)をエチル3−クロロ−2−シアノベンゾエート(200mg、0.954mmol)の1,4−ジオキサン溶液(2mL)および水溶液(2.000mL)に添加して、反応物を室温で18時間攪拌した。LCMS:SMは残っていない。溶媒を蒸発させて、残渣を水に溶解させた。これをEtOで洗浄してから、pH約1に慎重に酸性化した(2M HCl)。生成したピンク色固体を回収して、水で洗浄して、真空乾燥させて、所望の生成物153mgを得た)。
LCMS:0.47分(分子イオンは見られず)(2分実行)。
中間体126 メチル7−アミノ−3−メチル−8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[4.2.0]オクト−2−エン−2−カルボキシレート(I126)
Figure 0005654001
7−アミノ−3−メチル−8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[4.2.0]オクト−2−エン−2−カルボン酸(1g、4.67mmol)をメタノール(20mL)中に懸濁後、濃硫酸(0.1ml、1.876mmol)で処理して、還流(75℃)、アルゴン下で16時間加熱した。15分間加熱後、残っている固体をすべて溶解させて、黄色溶液を形成した。溶液は一晩で黄色から褐色に変色した。LCMSを実行した。所望の生成物を確認した。反応物をRTに冷却して、一定量の溶媒を真空除去した。残渣をEtOAc(40ml)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(40ml)間に分配した。分層して、水層をEtOAc(30ml)で2回抽出した。併合抽出物をブライン(30ml)で洗浄して、NaSO上で乾燥させて、ろ過して蒸発させて、所望の生成物の褐色ゴム801mgを得た。
LCMS:m/z 228、2つのピーク(0.41分目および0.53分目)を確認。
中間体127 メチル3−メチル−8−オキソ−7−[(フェニルアセチル)アミノ]−5−チア−1−アザビシクロ[4.2.0]オクト−2−エン−2−カルボキシレート(I127)
Figure 0005654001
メチル7−アミノ−3−メチル−8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[4.2.0]オクト−2−エン−2−カルボキシレート(I126)(801mg、3.51mmol)を氷浴で約0℃に冷却した乾燥ジクロロメタン(DCM)(20mL)に溶解後、トリエチルアミン(0.587mL、4.21mmol)、続いてフェニル塩化アセチル(0.514mL、3.86mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(5mL)をゆっくりと5〜10分間かけて添加した。次いで反応物をRTまで加温して、4時間攪拌してから、一晩静置した。LCMSを実行して、所望の物質を確認した。DCM(40ml)で希釈して、飽和重炭酸ナトリウム溶液(45ml)で洗浄した。水層をDCM(30ml)で2回抽出した。併合抽出物をブライン(45ml)で洗浄して、NaSO上で乾燥させて、ろ過して蒸発させて、粗物質の紅色ゴムを得た。SNAP100カートリッジ上で精製して、DCM(3CV)〜100%10%MeOHのDCM溶液(12CV)で溶出した。化合物を同定して、溶媒を除去して、所望の生成物のオレンジ色ゴム972mgを得た。
LCMS:m/z 368.9[M+Na](0.87分目)(2分実行)。
中間体128 メチル4−メチル−3−イソチアゾールカルボキシレート(I128)
Figure 0005654001
メチル3−メチル−8−オキソ−7−[(フェニルアセチル)アミノ]−5−チア−1−アザビシクロ[4.2.0]オクト−2−エン−2−カルボキシレート(I127)(971mg、2.80mmol)を乾燥ジクロロメタン(DCM)(37mL)に溶解して、NCS(749mg、5.61mmol)で処理後、TFA2滴(0.05mL、0.649mmol)を添加して、RTで80分間攪拌した。LCMSを実行し、所望の生成物を確認した。反応物を16時間静置後、DCM(20ml)で希釈することによりワークアップして、飽和重炭酸ナトリウム溶液(50ml)、次いで水(40ml)で洗浄して、NaSO上で乾燥後、ろ過して蒸発させて、油を得た。100gSNAPカートリッジ上、クロロホルム(10CV)で溶出して精製した。2つのスポットを単離して、所望の生成物を同定して、溶媒を蒸発させて、所望の物質の橙黄色ゴム57mgを得た。
LCMS:158.01[M+H](0.67分目)(2分実行)。
中間体129 4−メチル−3−イソチアゾールカルボヒドラジド(I129)
Figure 0005654001
メチル4−メチル−3−イソチアゾールカルボキシレート(I128)(57mg、0.363mmol)をメタノール(3mL)に溶解させて、ヒドラジン水和物(0.027mL、0.544mmol)で処理してから、還流で18時間加熱した。RTに冷却してから、溶媒を蒸発させて、EtO(3ml)と共沸混合して、蒸発させて、所望の生成物の淡黄色固体57mgを得た。
LCMS:m/z 157.95[M+H](0.38分目)(2分実行)。
中間体130 3−クロロ−2−メチルベンゾイルクロリド(I130)
Figure 0005654001
を下記の経路に従い調製した:
1)3−クロロ−2−メチル安息香酸(300mg、1.759mmol)およびジクロロメタン(DCM)溶液(7ml)の混合物をアルゴン下で0℃に冷却して、塩化オキサリル(0.154mL、1.759mmol)、続いてDMF(10μL)で処理してから、混合物を室温で3時間攪拌した。溶媒を蒸発させて、濃縮物をトルエンと共沸混合して、所望の生成物を黄色油332mgとして得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ8.02(1H、d)、7.62(1H、d)、7.32−7.25(1H、m)、2.59(3H、s)。
2)3−クロロ−2−メチル安息香酸(2.71g、15.87mmol)を乾燥ジクロロメタン(DCM)(60mL)中に懸濁させて、氷浴で約0℃に冷却後、塩化オキサリル(1.528ml、17.46mmol)を5分かけて滴下してから、最終的にDMF(0.01ml、0.129mmol)を添加した。直ちに沸騰を確認した。氷浴を除去して、攪拌をRTで4時間継続した。溶媒を蒸発させて、残渣をトルエン(27ml)と3回共沸混合して、所望の生成物の無色油3gを得た。
H NMR(400MHz;CDCl)δ8.01(1H、d)、7.62(1H、d)、7.32−7.25(1H、m)、2.59(3H、s)。
中間体131 4−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I131)
Figure 0005654001
2−オキソピペラジン(1.5g、14.98mmol、例えばSigma−Aldrichから市販されている)を乾燥ジクロロメタン(DCM)(40mL)中に懸濁させて、氷浴で冷却後、トリエチルアミン(3.13mL、22.47mmol)、続いて3−クロロ−2−メチルベンゾイルクロリド(I130)(2.97g、15.73mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(15mL)を15分かけて滴下した。次いで反応混合物をRT、アルゴン下で16時間攪拌した。溶媒を減圧除去した。残渣をDCM(100ml)および水(60ml)間に分配した。分層して、水層をDCM(50ml)で2回抽出した。併合抽出物を飽和重炭酸ナトリウム溶液(70ml)、ブライン(70ml)で洗浄して、乾燥させて(NaSO)、ろ過して蒸発させて、オフホワイト色固体を得た。固体をn−ヘキサン(50mL)中、55℃で30分間攪拌後、ろ過して、真空オーブンで40℃で18時間乾燥させて、所望の生成物3.39gを淡黄色固体として得た。
LCMS:m/z 252.87[M+H](0.67分目)(2分実行)。
中間体132 メチル2−ピラジンカルボキシレート(I132)
Figure 0005654001
塩化チオニル(0.146L、1998mmol)をメタノール(1.5L)に−5℃から0℃で1時間かけて滴下して、この温度で30分間攪拌した。溶液を室温に加温し、それから2−ピラジンカルボン酸(62g、500mmol)を添加した。混合物を還流で慎重に6時間加熱して、一晩室温に冷却した。LCMSにより、反応が完了したことが示された。溶媒を真空除去して、残渣を酢酸エチル(500mL)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(500mL)間に分配した。水相を酢酸エチル(500mL)で3回抽出して、併合有機抽出物を水(250mL)、ブライン(250mL)で洗浄して、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空濃縮して粗固体を得た。固体を約500mlの1:1ペンタン:シクロヘキサンから再結晶化して、容器を傾けて熱い溶液を2回除去して、粘性の暗色油を得た。生成物の消失量を最小限に抑えるよう慎重に冷却して、生成物をクリーム色針状晶として得た。母液を真空濃縮して、残渣を同一溶媒(約200mL)から再結晶化して、第二の収穫物を淡黄色針状晶として得た。LCMSおよびNMR分析により、両物質は所望の生成物と一致し、同程度の純度であることが示された。両バッチを併合して、生成物42.8gをベージュ色針状晶として得た。
LC/MS=139(M+H)、保持時間=0.40分(2分方法)。
中間体133 2−ピラジンカルボヒドラジド(I133)
Figure 0005654001
メチル2−ピラジンカルボキシレート(I132)(42g、304mmol)をエタノール(750mL)に溶解させて、ヒドラジン水和物(22.17mL、456mmol)で処理した。溶液を室温で5分間攪拌後、沈殿物が形成され始めた。混合物を慎重に80℃に5時間加熱して、室温に冷却した。次いで約50%の溶媒を真空除去して、スラリーを還流で加熱して、溶液を一晩室温に冷却した。生成固体をろ過して、少量エタノール、ジエチルエーテルで洗浄して、真空オーブンで乾燥させて、生成物39.77gをベージュ色針状晶として得た。
LC/MS=139(M+H)、保持時間=0.32分(2分方法(高pH)。
上のスキーム1〜4に概説する合成方法と共に本発明の化合物または塩の調製のための一般的な方法(a)〜(e)を以下の実施例によりさらに例証する。
実施例1
3−ブロモ−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E1)
Figure 0005654001
3−ブロモ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(例えばAllichem、Ark PharmまたはBepharmから市販されているtert−ブチル3−ブロモ−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート、CAS[723286−80−4]の標準的なBOC脱保護により調製した)(0.6mmol)およびジエチルアミノメチルポリスチレン(0.6g、1.92mmol)をジクロロメタン(DCM)(7mL)中、アルゴン下でスラリーにした。2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(0.16g、0.66mmol、例えばApollo ScientificまたはShanghai FWD Chemicalsから市販されている)を反応物に添加した。混合物を4時間攪拌した。樹脂をろ過して、ジクロロメタン(50mL)で洗浄して、真空濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をマスディレクテッド自動(分取)HPLC(MDAP)を用いて精製した。生成物を含む留分を蒸発させて、ジエチルエーテルで希釈して、HClのジエチルエーテル溶液1mlで処理した;溶液を30分間攪拌して、溶媒を蒸発させて、3−ブロモ−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.268g)を得た。LC/MS[M+H]=410.9、保持時間=2.07分(5分方法)。
あるいは、3−ブロモ−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンは以下の方法でも調製できる:
3−ブロモ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンHCl(1.5g、6.26mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(12mL)で処理して、0℃に冷却した。トリエチルアミン(1.790mL、12.84mmol)およびN,N−ジメチル−4−ピリジンアミン(DMAP)(0.077g、0.626mmol)をアルゴン下で添加して、混合物を5分間攪拌した;次いで2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(1.674g、6.89mmol、例えばApollo ScientificまたはShanghai FWD Chemicalsから市販されている)を添加した。反応混合物を0℃で半時間保持した。反応物を水で急冷し、酢酸エチルで抽出して(2回抽出)、併合有機相を飽和重炭酸ナトリウム溶液、続いて、水で洗浄した(4回洗浄)。有機相を乾燥させて、蒸発させて、黄色油を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(0〜15%メタノールのジクロロメタン溶液を溶出剤として使用)により精製した。生成物質をジエチルエーテル/イソヘキサン混合物で粉砕して、3−ブロモ−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンをオフホワイト色固体として得た。
LCMS[M+H]=410.9、412.9 保持時間=2.08(5分方法)
実施例2〜9
上の実施例1(主なまたはその代替的な実施形態)に記載した方法に類似した方法で、上の手順に用いた3−ブロモ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンおよび/または2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドをそれぞれ適切な3−置換(または3−非置換)5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンおよび/または適切な置換塩化ベンゾイルと置き換えることにより、下表(表2)にまとめた化合物を調製し、これらは実質的に遊離化合物の形態と考えられた。実施例2〜9のそれぞれに用いた精製工程(1つまたは複数)および/または精製後の溶媒粉砕化/ワークアップ工程を下表2に簡単に述べる。
使用した3−置換(または3−非置換)5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンおよび置換された塩化ベンゾイルはすべて購入できるならびに/または化学文献に既に記載されている経路を用いて調製できる。
Figure 0005654001
Figure 0005654001
Figure 0005654001
実施例10
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E10)
Figure 0005654001
3−(4−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.150g、0.745mmol、例えば下記のとおり調製)をN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(3mL)で処理して、0℃に冷却した。トリエチルアミン(0.109mL、0.783mmol)およびN,N−ジメチル−4−ピリジンアミン(DMAP)(0.009g、0.075mmol)を0℃、アルゴン下で添加して、混合物を5分間攪拌した;次いで2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(0.199g、0.820mmol、例えばApollo ScientificまたはShanghai FWD Chemicalsから市販されている)を添加した。反応混合物を0℃で半時間保持した。反応物を水で急冷し、酢酸エチルで抽出して(2回抽出)、併合有機相を飽和重炭酸ナトリウム溶液、続いて、水で洗浄した(4回洗浄)。有機相を乾燥させて、蒸発させて、黄色油を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(0〜20%メタノールのジクロロメタン溶液を溶出剤として使用)により精製してから、ジエチルエーテルで粉砕して、7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンを白色固体として得た。固体を50℃で1日、高真空乾燥させた。
LCMS:[M+H]=408、410 保持時間=1.74(5分方法)
上の手順に用いた3−(4−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンは以下のとおり調製できる:
i)2−クロロピラジン(7.79mL、87mmol、例えばSigma−AldrichまたはHaiso PharmChemから市販されている)をエタノール(50mL)に溶解させて、ヒドラジン水和物(6.85mL、218mmol)を添加した。溶液を6時間還流させた。混合物を室温に冷却して、溶媒を一部蒸発させた。残渣を水で希釈して、10%(v/v)の2−プロパノール/ジクロロメタン溶液で抽出した(5回抽出)。次いで併合有機相を乾燥させて、蒸発させて、黄色固体を得て、これをジエチルエーテルで粉砕して、2−ヒドラジノピラジンを黄色固体(3.32g)として得た。
ii)2−ヒドラジノピラジン(2g、18.16mmol)にイソニコチン酸(ピリジン−4−カルボン酸4.47g、36.3mmol、例えばSigma−AldrichまたはAllichem LLCから市販されている)、続いてポリリン酸(50mL)を添加して、反応物を155℃で18時間攪拌した。熱い溶液を氷に添加して、アンモニア0.88の添加により中和した。次いで水溶液を酢酸エチルで抽出して(3回抽出)、ブラインで洗浄して、乾燥させた。このようにして得た黄色固体をジクロロメタンで処理して、残っている固体物質をすべてろ過して、脇に置いた。ろ液を蒸発させて、残渣をクロマトグラフィー(0〜10%メタノールのジクロロメタン溶液を溶出剤として使用)により精製した。生成物を含む留分を蒸発させて、黄色固体約260mgを得て、これを先に取りのけておいた物質と併合して、3−(4−ピリジニル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン0.538gを得た。
LCMS:[M+H]=198 保持時間=0.35分(2分方法)
iii)3−(4−ピリジニル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(538mg、2.73mmol)を水素雰囲気下、10%Pd/Cを触媒として、エタノール中、外界温度で36時間水素化した。触媒をろ過して、溶媒を蒸発させた。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(0〜20%2Mメタノールのアンモニア溶液−ジクロロメタン溶液を溶出剤として使用)上で精製して、3−(4−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.288g)を得た。
LCMS[M+H]=202、203 保持時間=0.18分(2分方法)
実施例11〜12
上の実施例10に記載した方法に類似した方法で、上の手順に用いた3−ブロモ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンを適切な3−置換5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンと置き換えることにより、下表(表3)にまとめた化合物を調製し、これらは実質的に遊離化合物の形態と考えられた。実施例11および12のそれぞれにおいて、上の実施例10に用いたシリカゲルクロマトグラフィーおよびジエチルエーテル粉砕の代わりにジエチルエーテル粉砕を用いた。
3−置換5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンのすべてを実施例10の工程(i)〜(iii)に記載の方法に類似した方法だが、イソニコチン酸の代わりに適切なカルボン酸を用いて調製できるであろう。必要な出発物質はすべて購入できるおよび/または化学文献に既に記載されている経路を用いて調製できる。
Figure 0005654001
実施例13
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E13)
Figure 0005654001
3−ブロモ−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.150g、0.366mmol、調製方法については、例えば実施例1を参照)の1,2−ジメトキシエタン(DME)溶液(3mL)に水性炭酸ナトリウム溶液(1.9mL、1M)、続いてフェニルボロン酸(0.067g、0.549mmol、例えばSigma−AldrichまたはStrem Chemicalsから市販されている)およびジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.013g、0.018mmol)を添加した。反応混合物を還流で7時間加熱した。混合物を水(10mL)で希釈して、酢酸エチルで抽出した(2回)。併合有機留分を乾燥させて、ろ過して蒸発させた。シリカゲルクロマトグラフィー(メタノールのジクロロメタン溶液(0〜20%)を溶出剤として使用)上で粗物質の純化を試みたが、不成功に終わった。次いで残渣をマスディレクテッド自動(分取)HPLC(MDAP)を用いて精製して、7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.076g)を白色固体として得た。
LCMS:[M+H]=407、409 保持時間=2.31分。(5分方法)
実施例14
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E14)
Figure 0005654001
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンを7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンのための上記方法(実施例13)に類似した方法だが、フェニルボロン酸の代わりに(4−フルオロフェニル)ボロン酸(例えばAlfa AesarまたはABCRから市販されている)を用いて、MDAPの代わりにMDAP、続いてイソヘキサン粉砕を用いて調製した。
LCMS:[M+H]=425、426.9 保持時間=2.35分。(5分方法)。
実施例15
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E15)
Figure 0005654001
3−ブロモ−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(150mg、0.366mmol、調製方法については、例えば実施例1を参照)を1,4−ジオキサン(3mL)に溶解させて、トリメチルボロキシン(55.2mg、0.439mmol、例えばSigma−AldrichまたはThermo Fischer Scientificから市販されている)、炭酸カリウム(76mg、0.549mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(42.3mg、0.037mmol)で処理した。反応混合物をアルゴン下、110℃で20時間加熱した。次いで混合物を冷却して、水で希釈して、酢酸エチルで抽出した(3回)。有機相を乾燥させて、蒸発させた。残渣をマスディレクテッド自動(分取)HPLC(MDAP)上で精製して、残渣をイソヘキサンで粉砕して、7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.028g)を白色固体として得た。
LCMS:[M+H]=345、347 保持時間=1.75分。(5分方法)
実施例16
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E16)
Figure 0005654001
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.160g、0.484mmol、調製方法については、例えば実施例3を参照)、3−ブロモピリジン(0.084g、0.532mmol、例えばSigma−AldrichまたはRyan Scientificから市販されている)、酢酸パラジウム(II)(0.011g、0.048mmol)および炭酸セシウム(0.159g、0.489mmol)の無水1,4−ジオキサン(2.5mL)をアルゴン下、90℃で18時間加熱した。混合物を冷却して、水を添加して、酢酸エチルで抽出した(3回)。併合有機相を水で洗浄して(2回)、乾燥させて、蒸発させた。残渣をマスディレクテッド自動(分取)HPLC(MDAP)上で精製して、7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.015g)を得た。
LCMS:[M+H]=408、410 保持時間=1.88分。(5分方法)
実施例17
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(メチルオキシ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E17)
Figure 0005654001
3−ブロモ−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.250g、0.610mmol、調製方法については、例えば実施例1を参照)をナトリウム(0.042g、1.831mmol)のメタノール溶液(8mL)にアルゴン下で添加して、1時間還流させた。さらなるナトリウム(約0.040g)を添加して、反応物を22時間還流させた。反応物を水で急冷し、ジクロロメタンで抽出して(3回)、併合有機物を乾燥させて、蒸発させて、残渣をマスディレクテッド自動(分取)HPLC(MDAP)上で精製して、ジエチルエーテルで粉砕して、7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(メチルオキシ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.082g)を白色固体として得た。
LCMS:[M+H]=361、363 保持時間=1.95分。(5分方法)
実施例18
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−モルフォリニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E18)
Figure 0005654001
3−ブロモ−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.075g、0.183mmol、調製方法については、例えば実施例1を参照)をモルフォリン(1.5mL)で処理して、マイクロ波反応装置内で110℃で計7時間加熱した。溶媒を減圧(真空)蒸発させて、残渣をマスディレクテッド自動(分取)HPLC(MDAP)により精製して、イソヘキサンで粉砕して、7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−モルフォリニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.012g)を白色固体として得た。
LCMS:[M+H]=416、418 保持時間=1.87分。(5分方法)
実施例19〜23
上の実施例18に記載した方法に類似した方法で、上の手順に用いたモルフォリンを適切なアミン(またはアミンのエタノール溶液)と置き換えることにより、下表(表4)にまとめた化合物を遊離塩基および/またはその塩(1つまたは複数)のいずれかとして調製した。(実施例18に用いたMDAP、その後のイソヘキサン粉砕の代わりに)実施例19〜23のそれぞれに用いた精製工程(1つまたは複数)および精製後の溶媒粉砕化工程を下表に簡単に述べる。必要な出発物質はすべて購入できるおよび/または化学文献に既に記載されている経路を用いて調製できる。
Figure 0005654001
Figure 0005654001
実施例24
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E24)
Figure 0005654001
1−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5−(エチルオキシ)−1,2,3,6−テトラヒドロピラジン(0.167g、0.5mmol、例えば下記の調製を参照)および2,4−ジフルオロベンゾヒドラジド(0.086g、0.500mmol、CAS[118737−62−5]、例えばMatrix ScientificまたはABCRから市販されている)および1−ブタノール溶液(1ml)の混合物を還流で1時間加熱した。室温に冷却後、溶媒を蒸発させて、残渣をマスディレクテッド自動(分取)HPLC(MDAP)により精製した。残渣をジエチルエーテル/イソヘキサンで粉砕して、固体を回収して乾燥させて、7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.032g)を白色固体として得た。固体を50℃で1日、高真空乾燥させた。
LCMS:[M+H]=443 保持時間=2.42(5分方法)
上の方法に用いた1−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5−(エチルオキシ)−1,2,3,6−テトラヒドロピラジンは、以下の方法で調製できる。
4−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−2−ピペラジノン(0.613g、2mmol、例えば中間体1において調製)のジクロロメタン溶液(5ml)に室温でトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(950mg、5.00mmol)を添加した。反応混合物を18時間攪拌した。ジクロロメタン(20ml)および氷水(10ml)を添加して、固形炭酸水素ナトリウムでpHを7に調節した。有機相を分離して、ブラインで洗浄して、乾燥させて、蒸発させて、粗1−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5−(エチルオキシ)−1,2,3,6−テトラヒドロピラジンを得て、これをさらに精製せずに用いた。
実施例25〜29
上の実施例24に記載した方法に類似した方法で、上の手順に用いた2,4−ジフルオロベンゾヒドラジドを適切なヒドラジドと置き換えることにより、下表(表5)にまとめた化合物を遊離化合物として、/またはその塩酸塩として調製した。反応時間は還流1−ブタノール中で1時間〜18時間であった。(実施例24に用いたMDAP、その後のジエチルエーテル/イソヘキサン粉砕の代わりに)実施例25〜29のそれぞれに用いた精製工程(1つまたは複数)ならびに精製後の溶媒粉砕化もしくはワークアップ工程を下表5に簡単に述べる。
代替的な1つの実施形態では、生成物の一部またはすべて、例えばピリジン含有生成物を酸添加塩として(例えば塩酸塩として)単離する。
必要なヒドラジドはすべて購入できるならびに/または化学文献に既に記載されている経路を用いておよび/もしくは上の中間体項目に記載の経路を用いて調製できる(例えば実施例28は中間体22を用いて調製できる)。
Figure 0005654001
Figure 0005654001
実施例30
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E30)
Figure 0005654001
1−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5−(エチルオキシ)−1,2,3,6−テトラヒドロピラジン(0.228g、0.8mmol、例えば下記の調製を参照)およびベンゾヒドラジド(ベンゾイルヒドラジン、0.109g、0.800mmol、CAS[613−94−5]、例えばSigma−AldrichまたはABCRから市販されている)および1−ブタノール溶液(1ml)の混合物を還流で18時間加熱した。室温に冷却後、溶媒を蒸発させて、残渣をマスディレクテッド自動(分取)HPLC(MDAP)により精製した。ジエチルエーテル粉砕を実行してから、7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.053g)を得た。
LC/MS[M+H]=357、保持時間=0.85分(2分方法)
上の方法に用いた1−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5−(エチルオキシ)−1,2,3,6−テトラヒドロピラジンは、以下の方法で調製できる。
4−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(0.770g、3mmol、例えば中間体2において調製)をジクロロメタン(8mL)に溶解させて、これにトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(1.425g、7.50mmol)を添加した。反応混合物を室温で18時間攪拌した。ジクロロメタン(30ml)および氷水(15ml)を添加して、固形炭酸水素ナトリウムでpHを7に調節した。有機相を分離して、ブラインで洗浄して、乾燥させて、蒸発させて、粗1−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5−(エチルオキシ)−1,2,3,6−テトラヒドロピラジン(0.556g)を得て、これをさらに精製せずに用いた。
実施例31〜33
上の実施例30に記載した方法に類似した方法で、上の手順に用いたベンゾヒドラジドを適切なヒドラジドと置き換えることにより、下表(表6)にまとめた化合物を遊離化合物として、/またはその塩酸塩として調製した。反応時間は還流1−ブタノール中で1時間〜18時間であった。(実施例30に用いたMDAP、その後のジエチルエーテル粉砕の代わりに)実施例31〜33のそれぞれに用いた精製工程(1つまたは複数)ならびに精製後の溶媒粉砕化もしくはワークアップ工程を下表6に簡単に述べる。
代替的な1つの実施形態では、生成物の一部またはすべて、例えばピリジン含有生成物を酸添加塩として(例えば塩酸塩として)単離する。
必要なヒドラジドはすべて購入できるならびに/または化学文献に既に記載されている経路および/または上の中間体項目に記載の方法を用いて調製できる(例えば実施例31は中間体31を用いて調製できる;実施例32は中間体22を用いて調製できる)。
Figure 0005654001
Figure 0005654001
実施例32
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E32)
Figure 0005654001
4−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(0.257g、1mmol、例えば中間体2に記載のように調製)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(2ml)を室温、アルゴン下で攪拌した。トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.190g、1.000mmol)を添加して、反応溶液を3時間攪拌した。3−メチル−2−ピリジンカルボヒドラジド(0.166g、1.100mmol、例えば中間体22に記載のように調製)を溶液に添加して、1時間攪拌した。次いで溶媒を真空蒸発させて、n−ブタノール(2.000ml)を残渣に添加した。溶液を還流で18時間加熱してから、室温に冷却した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残渣をジクロロメタンおよびブライン間に分配した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させて、ろ過して、溶媒を真空蒸発させて、黄色固体を得た。次いで固体をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、25+Mカートリッジ)(勾配0〜10%MeOH/NHのジクロロメタン溶液を溶出剤として使用)により精製した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をマスディレクテッド自動(分取)HPLC(MDAP)により精製して、粗生成物を得た。次いで生成物をメタノール(2mL)に溶解させて、これにHClのジエチルエーテル溶液(1mL)を添加してから、溶媒を真空蒸発させて、真空オーブンで乾燥させて、7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.108g)を得た。
LC/MS[M+H]=372、保持時間=0.9分間(2分方法)。
実施例34
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E34)
Figure 0005654001
1−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−5−(エチルオキシ)−1,2,3,6−テトラヒドロピラジン(0.48g、1.594mmol、例えば下記のとおり調製)および2−ピラジンカルボヒドラジド(0.242g、1.753mmol、CAS[768−05−8]、例えばTimTec、J&W PharmLabまたはAKos Consultingから市販されている)および無水n−ブタノール(3.19ml)の混合物をアルゴン雰囲気下で加熱して還流させた。2時間後、反応物を室温に冷却して、真空濃縮した。残渣をマスディレクテッド自動(分取)HPLC(MDAP)により精製して、純粋な7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.260g)を得た。
LC/MS[M+H]=374.95、保持時間=0.81分間。(2分方法)
上の方法に用いた1−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−5−(エチルオキシ)−1,2,3,6−テトラヒドロピラジンは、以下の方法で調製できる。
4−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(1g、3.66mmol、例えば中間体3に記載のように調製)の乾燥ジクロロメタン(DCM)懸濁液(9.15ml)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(1.739g、9.15mmol)を添加した。懸濁液は直ちに黄色溶液に変化し、それを室温、アルゴン下で攪拌した。5分後、混合物をジクロロメタン(20mL)で希釈して、氷(15mL)で処理した。飽和重炭酸溶液でpHを約7に調節して、分相して、水相をジクロロメタン(50mL)で抽出した。併合有機物をブラインで洗浄して、MgSO上で乾燥させた。蒸発させて、1−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−5−(エチルオキシ)−1,2,3,6−テトラヒドロピラジン(0.98g)をオレンジ色油として得て、これをさらに精製せずに用いた。
注:本明細書には、実施例35は含まれない。
実施例36〜109
上の実施例35に記載した方法に類似した方法で、上の実施例35の手順に用いた3−メチル−2−ピリジンカルボヒドラジドを適切なヒドラジドと置き換えることによりおよび/または4−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノンを適切なアシルピペラジノン(調製については、例えば中間体1〜21を参照)と置き換えることにより、下表(表7)にまとめた化合物を遊離化合物として、/またはその塩酸塩として調製した。(実施例35に用いたフラッシュクロマトグラフィー、MDAP、その後のHCl/溶媒ワークアップの代わりに)実施例36〜109のそれぞれに用いた精製工程(1つまたは複数)(ある場合)ならびに精製後の溶媒粉砕化もしくはワークアップ工程(ある場合)を下表7に簡単に述べる。
代替的な1つの実施形態では、生成物の一部またはすべて、例えばピリジン含有生成物を酸添加塩として(例えば塩酸塩として)または遊離塩基として単離する。
必要なヒドラジドはすべて購入できるならびに/または化学文献に既に記載されている経路および/または上の中間体項目に記載の方法を用いて調製できる(例えば実施例40および45は中間体24を用いて調製できる;実施例41は中間体23を用いて調製できる;実施例44は中間体25を用いて調製できる;実施例47は中間体26を用いて調製できる)。
Figure 0005654001
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実施例85
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E85)
Figure 0005654001
4−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I3)(0.78g、3.04mmol)のジクロロメタン(DCM)懸濁溶液(7.60ml)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.606g、3.19mmol)を添加して、混合物を室温、アルゴン下で攪拌した。5分〜10分後、それは黄色溶液に変わった。TLCによりイミダートが形成されたことが示された(TLC上のイミダートの不安定性のために、一部の未反応出発物質が常に存在)。1時間後、2−ピラジンカルボヒドラジド(0.504g、3.65mmol、市販されている)を添加したが、それは不溶性であった。15分後、溶媒を真空蒸発させて、残渣をn−ブタノール(7.60ml)中に取り上げて、還流(120℃)で加熱した。2時間後、LCMSにより、所望の生成物と一致する主ピークが示された。それを真空濃縮して、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、40+Mカートリッジ)(勾配0〜10%2MアンモニアのMeOH溶液のDCM溶液)により精製した。次いで粗生成物をEtOAc(50mL)に溶解させて、沈殿物をろ過して(LCMSによる不純物50mg)、溶液を飽和NHCl(30mL)、水(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄して、最終的にMgSO上で乾燥させてオフホワイト色固体を得て、これをMDAPによりさらに精製して、所望の生成物310mgを白色固体として単離した。
LC/MS:(M+H)=359、保持時間=0.74分(2分実行)。
H NMR(500MHz;d6−DMSO)δ9.37(1H、d)、8.74(2H、m)、7.65(1H、m)、7.63(1H、dd)、7.37(1H、td)、5.28(1H、d)、4.94(1H、d)、4.43(2H、m)、3.67(2H、m)。
実施例92
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E92)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I6)(0.273g、1mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(3ml)を室温、アルゴン下で攪拌した。トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.199g、1.050mmol)を添加して、反応溶液を10分間攪拌した。次いで、2−ピラジンカルボヒドラジド(0.166g、1.200mmol、市販されている)を添加して、溶液をさらに1時間攪拌した。次いで溶媒を濃縮後、n−ブタノール(3.00ml)を添加して、溶液を還流、アルゴン下で4時間攪拌した。LCMSにより、生成物の位置を確認しため、溶液を室温に冷却後、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、25Mカートリッジ)(勾配0〜10%2M NHのMeOH溶液のDCM溶液)により精製した。TLCにより生成物の位置を確認して、併合留分から溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をマスディレクテッド自動分取HPLCによりさらに精製した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている固体をエーテルで粉砕して、真空オーブンで乾燥させて、生成物0.137gを得た。
LCMS:m/z=375(M+H)、保持時間=0.83分(2分)。H NMR(500MHz;d6−DMSO)δ9.37(1H、d)、8.75(1H、m)、8.74(1H、m)、7.79(1H、d)、7.61(1H、d)、7.57(1H、dd)、5.27(1H、d)、4.94(1H、d)、4.47(1H、m)、4.38(1H、m)、3.69(2H、m)。
実施例109
3−ブロモ−7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E109)
Figure 0005654001
3−ブロモ−7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンを実施例1に記載した方法に類似した方法だが、実施例1に用いた2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドを2−クロロ−4−フルオロベンゾイルクロリド(例えばMaybridge、Alfa AesarまたはABCRから市販されている)に置き換えて調製した。
LC/MS[M+H]=359、361、363、保持時間=0.73分(2分方法)。
実施例110
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E110)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(0.146g、0.5mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(3mL)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.100g、0.525mmol)を添加した。次いで溶液をアルゴン下で10分間攪拌後、5−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I24)(0.093g、0.600mmol)を添加した。次いで溶液をさらに1時間攪拌後、溶媒を濃縮して、n−ブタノール(3.00mL)を添加した。次いで溶液をアルゴン下、還流で3時間攪拌後、室温に冷却した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、25Mカートリッジ)(勾配0〜10%2M NHのMeOH溶液のDCM溶液)により精製した。TLCにより生成物の位置を確認して、併合留分から溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をマスディレクテッド自動分取HPLCによりさらに精製して、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている固体をエーテルで粉砕して、真空オーブンで乾燥させて、生成物0.045gを得た。
LCMS:m/z=409(M+H)、保持時間=0.93分(2分)
実施例111
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E111)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(0.146g、0.5mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(3mL)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.100g、0.525mmol)を添加した。次いで溶液をアルゴン下で10分間攪拌後、2−ピラジンカルボヒドラジド(例えばTimTec、J&W PharmLabおよびAKos Consultingから市販されている、0.083g、0.600mmol)を添加した。次いで溶液をさらに1時間攪拌後、溶媒を濃縮して、n−ブタノール(3.00mL)を添加した。次いで溶液をアルゴン下、還流で3時間攪拌後、室温に冷却した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、25Mカートリッジ)(勾配0〜10%2M NHのMeOH溶液のDCM溶液)により精製した。TLCにより生成物の位置を確認して、併合留分から溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をマスディレクテッド自動分取HPLCによりさらに精製後、溶媒を再び真空蒸発させた。次いで残っている固体をエーテル中で粉砕後、真空オーブンで乾燥させて、生成物0.056gを得た。
LCMS:m/z=392(M+H)、保持時間=0.80分(2分)
実施例112
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E112)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(0.364g、1.25mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(3mL)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.249g、1.313mmol)を添加した。次いで溶液をアルゴン下で10分間攪拌後、4−ピリミジンカルボヒドラジド(例えばAnichem、J&W PharmLabまたはBepharmから市販されている、0.207g、1.500mmol)を添加した。次いで溶液をさらに1時間攪拌後、溶媒を濃縮して、n−ブタノール(3.00mL)を添加した。次いで溶液をアルゴン下、還流で3時間攪拌後、室温に冷却した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、25Mカートリッジ)(勾配0〜10%2M NHのMeOH溶液のDCM溶液)により精製した。TLCにより生成物の位置を確認して、併合留分から溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をマスディレクテッド自動分取HPLCによりさらに精製後、溶媒を再び真空蒸発させた。次いで残っている固体をエーテル中で粉砕後、真空オーブンで乾燥させて、生成物0.132gを得た。
LCMS:m/z=392(M+H)、保持時間=0.79分(2分)。
実施例113
7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E113)
Figure 0005654001
4−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I34)(0.210g、0.721mmol)をジクロロメタン(DCM)(3mL)に溶解して、これにトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.144g、0.757mmol)を添加して、溶液を20分間攪拌後、2−ピラジンカルボヒドラジド(例えばTimTec、J&W PharmLabまたはAKos Consultingから市販されている、0.120g、0.866mmol)を添加した。次いで溶液をさらに30分間攪拌後、溶媒を濃縮して、n−ブタノール(3mL)を添加した。次いで溶液をアルゴン下、還流で3時間攪拌後、室温に冷却した。次いで溶媒を真空除去して、残っている残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、25Mカートリッジ)(勾配0〜10%2M NHのMeOH溶液のDCM溶液)により精製した。TLCにより生成物の位置を確認して、併合留分から溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をマスディレクテッド自動分取HPLCによりさらに精製して、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をエーテルで粉砕して、真空オーブンで乾燥させて、生成物0.112gを得た。
LCMS:m/z=392(M+H)、保持時間=0.78分(2分)。
実施例114
7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E114)
Figure 0005654001
4−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I34)(5.08g、17.45mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(80mL)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(3.48g、18.32mmol)を添加した。次いで溶液をアルゴン下で20分間攪拌後、5−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I24)(3.25g、20.94mmol)を添加した。次いで溶液をさらに3時間攪拌後、溶媒を濃縮して、n−ブタノール(80mL)を添加した。次いで溶液を還流およびアルゴン下で3時間攪拌後、室温に冷却した。次いで溶媒を真空蒸発させて、残っている残渣をDCM(100mL)および水(50mL)間で分配後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。次いで硫酸ナトリウムをろ過により除去して、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Isolera340gカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)により精製して、TLCにより生成物の位置を確認して、併合留分から溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている固体を酢酸エチルから再結晶化して、生成物2.067gを得た。
LCMS:m/z=410(M+H)、保持時間=0.93分(2分);H NMR(400MHz;CDCl)δ8.50(0.6H、d)、8.43−8.35(1.4H、m)、7.6−7.54(1H、m)、7.31−7.19(21H、m)、5.26(1H、q)、4.82−4.64(2.4H、m)、4.60−4.53(0.4H、m)、4.36−4.14(1.2H、m)、3.77−3.62(1H、m)。
実施例115
7−[(3,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E115)
Figure 0005654001
標題化合物を実施例111に記載の方法に類似した方法に従い合成した。
4−[(3,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I38)(0.165g、1.3mmol)のジクロロメタン(DCM)懸濁溶液(3.5mL)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.259g、1.365mmol)を添加して、混合物を室温、アルゴン下で攪拌した。30分後、2−ピラジンカルボヒドラジド(0.215g、1.560mmol、例えばTimTec、J&W PharmLabまたはAKos Consultingから市販されている)を添加して、混合物をRTで15分間攪拌し続けた。溶媒を蒸発させて、残渣をn−ブタノール(3.50mL)中に取り上げて、還流(120℃)で3時間加熱後、この溶媒を蒸発させて、buchiで乾燥させた。粗混合物をメタノールで処理して、不溶性不純物をろ過して、溶液を濃縮して、マスディレクテッド自動分取により精製した。
LC/MS:(M+H)=375、保持時間=0.86分(2分実行)。
実施例116
7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E116)
Figure 0005654001
標題化合物を実施例E111に類似した方法で調製した。
アルゴン下、室温で攪拌した4−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I4)(269mg、1.127mmol,)のジクロロメタン溶液(5ml)に、固形トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(214mg、1.127mmol)を添加した。反応混合物をRTで1時間攪拌した。固形4−ピリミジンカルボヒドラジド(171mg、1.240mmol、例えばAnichem、J&W PharmLabまたはBepharmから市販されている)を添加して、反応混合物をRTで18時間攪拌した。溶媒を真空蒸発させて、残渣をn−ブタノール(5ml)に溶解させて、120℃で3時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却して、ジクロロメタン(約50ml)および飽和ブライン(約25ml)間で分配した。水相をジクロロメタン(25ml)で2回抽出して、併合有機抽出物を飽和ブライン(25ml)で2回洗浄して、硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空蒸発させて、粗生成物(−Z1)を濃オレンジ色油として得た。これを1:1MeOH:DMSOに溶解させて、SunfireC18カラム上でオープンアクセスマスディレクテッド自動分取(ギ酸修飾剤含有のアセトニトリル水を使用)により精製した。溶媒を真空蒸発させて、残渣をエーテル(約10ml)で洗浄して、真空オーブンで40℃で一晩乾燥させて、必要な生成物を黄色固体74.1mgとして得た。
LCMS:MHm/z=340.86;RT=0.63〜0.67分。MeCN中で2分実行。
実施例117
7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E117)
Figure 0005654001
4−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノンヒドラゾン(I40)(715mg、2.83mmol)およびトリエチルアミン(0.986mL、7.08mmol)をジクロロメタン(DCM)(10mL)に溶解した。2−フランカルボニルクロリド(0.306mL、3.11mmol、例えばSigma−Aldrich、ApolloまたはAcrosから市販されている)を添加して、溶液を25℃で4時間攪拌した。溶媒を真空除去して、残渣をn−ブタノール(10.00mL)に溶解させた。溶液を還流で4時間加熱して、溶媒を真空除去した。残渣を酢酸エチル(50mL)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(25mL)間に分配した。水相を酢酸エチル(25mL)で3回抽出して、併合抽出物を水(50mL、3回)、ブライン(50mL)で洗浄して、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮して粗固体925mgとした。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(Isolera、100g、0〜100%メタノール:ジクロロメタン(1:9)溶液/ジクロロメタン溶液)により精製して、生成物260mgを得た。これをMDAPによりさらに精製して、生成物85mgを得た。
LC/MS=329/331(M+H)、保持時間=0.70分(2分方法)。
実施例118
7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E118)
Figure 0005654001
標題化合物をE111に記載の方法に類似した方法で調製した。
アルゴン下、室温で攪拌した4−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I4)(225mg、0.943mmol)のジクロロメタン溶液(5ml)に、固形トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(179mg、0.943mmol)を添加した。反応混合物をRTで2時間攪拌した。固形5−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I24)(161mg、1.037mmol)を添加して、反応混合物をRTで18時間攪拌した。溶媒を真空蒸発させて、残渣をn−ブタノール(5ml)に溶解させて、120℃で4時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却して、ジクロロメタン(約25ml)および飽和ブライン(約25ml)間で分配した。水相をジクロロメタン(25ml)で2回抽出して、併合有機抽出物を飽和ブライン(約25ml)で洗浄して、硫酸ナトリウム上で乾燥させて、真空蒸発させて、粗生成物を黄色油として得た。これを1:1MeOH:DMSOに溶解させて、SunfireC18カラム上でオープンアクセスマスディレクテッド自動分取(ギ酸修飾剤含有のアセトニトリル水を使用)により精製した。溶媒を真空蒸発させて、残渣を真空オーブンで40℃で一晩乾燥させて、必要な生成物を白色粉末126.4mgとして得た。
LCMS:MeCN中で2分実行。MHm/z=358.03;RT=0.80〜0.82分。
実施例119〜163
上の実施例118に記載した方法に類似した方法で、上の手順に用いたベンゾヒドラジドを適切なヒドラジドと置き換えることにより、下表(表8)にまとめた化合物を遊離化合物として、/またはその塩酸塩として調製した。反応時間は還流1−ブタノール中で1時間〜18時間であった。(実施例118に用いたMDAPの代わりに)実施例119〜163のそれぞれに用いた精製工程(1つまたは複数)ならびに精製後の溶媒粉砕化もしくはワークアップ工程を下表8に簡単に述べる。
代替的な1つの実施形態では、生成物の一部またはすべて、例えばピリジン含有生成物を酸添加塩として(例えば塩酸塩として)単離する。
必要なヒドラジドはすべて購入できるならびに/または化学文献に既に記載されている経路および/または上の中間体項目に記載の方法を用いて調製できる(例えば実施例120は中間体4を用いて調製できる;実施例123は中間体2を用いて調製できる)。
Figure 0005654001
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Figure 0005654001
Figure 0005654001
実施例164
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E164)
Figure 0005654001
4−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−2−ピペラジノン(I1)(0.307g、1mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(3ml)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.209g、1.100mmol)を添加した。次いで溶液を室温、アルゴン下で30分間攪拌した。次いで1,2,4−チアジアゾール−5−カルボヒドラジド(I80)(0.144g、1.000mmol)を添加して、溶液を1時間攪拌後、溶媒を濃縮して、n−BuOH(3.00ml)を添加した。次いで溶液をアルゴン下、還流でさらに3時間攪拌した。次いで溶液を室温に冷却後、溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Isolera、50g snapカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)により精製した。TLCにより生成物の位置を確認して、併合留分から溶媒を真空蒸発させた。次いで残っている残渣をマスディレクテッド自動分取HPLCによりさらに精製した。溶媒をさらに1回、真空蒸発させて、残っている固体をエーテルで粉砕して、真空オーブンで乾燥させて、生成物54mgを得た。
LCMS:m/z=414(M+H)、保持時間=0.90分(2分)。H NMR(500MHz;CDCl)δ8.81(1H、s)、7.84(1H、m)、7.54(2H、m)、4.84(1H、d)、4.79(1H、m)、4.74(1H、d)、4.69(1H、m)、4.54(1H、dt)、4.24(2H、ddd)。
実施例165
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E165)
Figure 0005654001
7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−クロロ−2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E141)(393mg、1mmol)およびフッ化銀(I)(381mg、3.00mmol)をアセトニトリル(5mL)中、80℃で24時間加熱した。固体をろ過して、アセトニトリル(30mL)で洗浄して、ろ液を濃縮して粗固体とした。粗固体をMDAPにより精製して、生成物24mgを得た。
LC/MS=377(M+H)、保持時間=0.79分(2分方法)。
実施例166
2−(7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル)−3−ピリジノール(E166)
Figure 0005654001
トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(204mg、1.076mmol)を4−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−2−ピペラジノン(I1)(300mg、0.978mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(6mL)に添加して、反応物を1時間攪拌した。これに3−ヒドロキシ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I93)(180mg、1.174mmol)を添加して、反応物を2時間攪拌した。溶媒を蒸発させて、1−ブタノール(6.00mL)を添加した。混合物を還流で3時間加熱した。冷却後、溶媒を蒸発させて、残渣を水/EtOAc間に分配した。有機層を相sepカートリッジに通過させて、溶媒を蒸発させて、琥珀色油を得た。これをMDAPにより精製して、所望の物質の無色固体90mgを得た。
LCMS:m/z 423.9[M+H](0.89分目)(2分実行)。
実施例167
7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E167)
Figure 0005654001
トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(197mg、1.039mmol)を4−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I34)(275mg、0.945mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(6mL)に添加して、反応物を1時間攪拌した。これに5−メチル−2−フランカルボヒドラジド(I85)(159mg、1.134mmol)を添加して、反応物を2時間攪拌した。溶媒を蒸発させて、1−ブタノール(6.00mL)を添加した。混合物を還流で3時間加熱した。LCMS:生成物ピークが観察された。冷却後、溶媒を蒸発させて、残渣を水/EtOAc間に分配した。有機層を乾燥させて(NaSO)、溶媒を蒸発させて、褐色油を得た。これをMDAPにより精製して、所望の物質の無色固体38mgを得た。
LCMS:m/z 394.9[M+H](0.96分目)(2分実行)。
実施例168
7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−ピリダジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E168)
Figure 0005654001
4−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I34)(.23g、0.790mmol)をジクロロメタン(DCM)(1.975ml)に溶解させて、トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.180g、0.948mmol)を添加した。溶液をアルゴン雰囲気下で40分間攪拌した。透明な溶液が形成された。3−ピリダジンカルボヒドラジド(I23)(0.131g、0.948mmol)を添加して、溶液をアルゴン雰囲気下でさらに40分間攪拌した。溶媒を減圧除去してから、1−ブタノール(1.975ml)を添加して、溶液をアルゴン雰囲気下、120℃で3時間還流させた。反応物をLCMSにて追跡確認した。溶媒を減圧除去した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、50gカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)により精製した。溶媒を減圧除去して、単離物質をMDAPを用いてさらに精製した。カラムを併合して、溶媒を減圧除去した。物質をエーテルで粉砕して、所望の物質27mgを得た。
LCMS:(M+H)=393、保持時間=0.77(2分実行)。
実施例169
7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E169)
Figure 0005654001
4−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I34)(0.25g、0.859mmol)をジクロロメタン(DCM)(2.147ml)に溶解させて、アルゴン雰囲気下で攪拌した。トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.196g、1.031mmol)を添加して、溶液を40分間攪拌した。透明な溶液が形成された。1,2,4−チアジアゾール−5−カルボヒドラジド(I80)(0.149g、1.031mmol)を添加して、溶液をアルゴン下で60分間攪拌してから、溶媒を減圧除去した。1−ブタノール(2.147ml)を添加して、溶液をアルゴン雰囲気下、120℃で5時間還流させた。溶媒を減圧除去して、淡橙色の粗固体0.56gを得た。TLC(DCM/MeOH 90:10)により、アミドが残ったが、生成物が一部形成されたことが示された。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、50gカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)により精製した。溶媒を減圧除去して所望の生成物を得たが、依然として不純物が一部含まれていた。そこで単離物質をMDAPにより精製して、溶媒を減圧除去して、バイアルに移した。物質をエーテルで粉砕して、所望の生成物5.7mgを得た。
LCMS:(M+H)=399、保持時間=0.88(2分実行)。
実施例170
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E170)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(0.3g、1.031mmol)をジクロロメタン(DCM)(2.58ml)に溶解させた。トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.235g、1.237mmol)を添加して、溶液をアルゴン雰囲気下で30分間攪拌した。3−フルオロ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I31)(0.192g、1.237mmol)を添加して、溶液をさらに40分間攪拌した。溶媒を減圧除去して、1−ブタノール(2.58ml)を添加した。反応混合物をアルゴン雰囲気下、120℃で3時間半還流させた。溶媒を減圧除去して、粗生成物0.887gを得た。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera4、50gカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)により精製した。溶媒を減圧除去して、所望の化合物0.254gを得た。単離物質をMDAPを用いて精製して、精製された生成物0.110gを得た。
LCMS:(M+H)=410、保持時間=0.87(2分実行)。
実施例171
3−{7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}−2−ピリジノール(E171)
Figure 0005654001
トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(215mg、1.134mmol)を4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(300mg、1.031mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(2.5mL)にアルゴン下で添加した。混合物を室温で1時間15分攪拌して、55分後、混合物は透明になった。2−ヒドロキシ−3−ピリジンカルボヒドラジド(I92)(189mg、1.237mmol)を溶液に添加して、混合物を室温で1日攪拌した。溶媒を減圧蒸発させて、残渣をtert−ブタノール(2.500mL)に溶解させた。混合物を還流で3時間攪拌して、溶媒を減圧蒸発させた。残渣を酢酸エチルに溶解させて、水で3回およびブラインで2回洗浄した。有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。生成物をDMSO/MeCN 1:1中でゲル化した。ゲルをEtOで洗浄して、ろ液を蒸発させた。粗生成物をMDAPにより精製した。得られた生成物を一晩乾燥させて、所望の生成物6.55mgを白色粉末として得た。
LCMS m/z 407.8[M+H](0.72分目)(2分実行)。
実施例172
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E172)
Figure 0005654001
トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(314mg、1.654mmol)を4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(481mg、1.654mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(4ml)にアルゴン下で添加した。反応物を室温で40分間(混合物が透明になるまで)攪拌した。4−メチル−2−ピリジンカルボヒドラジド(I28)(300mg、1.985mmol)を添加して、混合物を室温で一晩攪拌した。溶媒を蒸発させて、1−ブタノール(4.00ml)を添加した。反応混合物を還流で1時間20分攪拌して40分後、反応混合物は完全に透明になった。反応混合物を酢酸エチル(150mL)で希釈してから、水(25mL、2回)、飽和NaHCO(25mL)およびブライン(25mL)で抽出した。有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。粗生成物をMDAPにより精製した。生成した油をヘキサン(10mL)およびエーテル(10mL)中で粉砕して、60℃、真空下で5日間乾燥させて、所望の生成物189.9mgを白色粉末として得た。
LCMS m/z 406.14[M+H](0.94分目)(2分実行)。
実施例173
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E173)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(0.5g、1.718mmol)の無水ジクロロメタン(DCM)懸濁液(4.29ml)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.359g、1.889mmol)を添加して、反応混合物を室温、アルゴン雰囲気下で一晩攪拌した。懸濁液は溶液に変わり、2−ピコリノイルヒドラジド(0.259g、1.889mmol、例えばTimTec、Ryan ScientificまたはAKos Consultingから市販されている)を添加した。LCMSにより、1時間後、ほぼ所望の中間体となったことが示された。溶媒をbuchiで蒸発させて、残渣を1−ブタノール(4.29ml)中に取り上げて、還流(130℃)で加熱した。LCMSにより、約3時間後、所望の生成物への完全な変換が示された。それをbuchiで濃縮して、粗物質(約1g)をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、Snap100gカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)により精製した。単離物質(420mg)をMDAPにより精製して、所望の生成物294mgを白色固体として得た。
LC/MS:(M+H)=392、保持時間=0.89分(2分実行)
実施例174
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−[4−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E174)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(0.25g、0.859mmol)の無水ジクロロメタン(DCM)懸濁液(2.147ml)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.179g、0.945mmol)を添加して、混合物を室温、アルゴン下で一晩攪拌した。白色懸濁液は溶液に変わり、4−(メチルオキシ)−2−ピリジンカルボヒドラジド(0.158g、0.945mmol、例えばMatrix Scientific、Anichemまたは3B Scientificから市販されている)を1回添加した。それは最初は懸濁液であったが、直ちに黄色溶液に変化した。半時間後、沈殿物が再形成された。LCMSにより、主な生成物は中間体であり、微量の未反応開始アミドが存在することが示された。溶媒を真空除去して、残渣を1−ブタノール(2.147ml)中に取り上げて、3時間還流させた。LCMSにより、所望の化合物への完全な変換が示された。それを真空濃縮して、粗製物(490mg)をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、Snap100gカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)により、続いてMDAPにより精製した。単離物質はある程度のギ酸を含むように見えた。そこでそれを5gSCXカラムに適用して、MeOHで洗浄して、NH(2M MeOH溶液)で溶出して、所望の生成物160mgを白色固体として単離した。
LC/MS:(M+H)=422、保持時間=0.92分(2分実行)。
実施例175
2−{7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}−3−ピリジノール(E175)
Figure 0005654001
トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(341mg、1.795mmol)を4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(475mg、1.632mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(4mL)にアルゴン下で添加した。混合物を室温で1時間15分攪拌して、溶液は透明になった。3−ヒドロキシ−2−ピリジンカルボヒドラジド(I93)(300mg、1.958mmol)をアルゴン下で添加した。反応物を室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧蒸発させて、残っている残渣を1−ブタノール(4.00mL)に溶解させた。混合物を還流で1日攪拌した。溶媒を減圧蒸発させた。残っている残渣を酢酸エチル(75mL)に溶解させ、水(10mL、3回)およびブライン(10mL、2回)で抽出した。有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。粗生成物をMDAPにより精製した。生成固体をジエチルエーテル(15mL)中で粉砕して、50℃で3日間、真空乾燥させて、所望の生成物9.0mgをピンク系粉末として得た。
LCMS m/z 408.18[M+H](1.03分目)(2分実行)。
実施例176
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−[6−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E176)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(0.25g、0.859mmol)をジクロロメタン(DCM)(2.147ml)に溶解させて、トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.196g、1.031mmol)を添加した。溶液をアルゴン雰囲気下で18時間攪拌した。6−(メチルオキシ)−2−ピリジンカルボヒドラジド(I95)(0.172g、1.031mmol)を添加して、溶液をアルゴン下でさらに60分間攪拌した。ジクロロメタンを減圧除去して、1−ブタノール(2.147ml)を添加して、反応混合物を3時間還流させた。LCMSにより、生成物が形成されたことが示されため、溶媒を減圧除去して、粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera4、25gカートリッジ)(勾配0〜10%メタノールのジクロロメタン溶液)により精製した。溶媒を減圧除去して、物質0.285gを得て、これをMDAPを用いてさらに精製した。溶媒を除去して、精製された所望の生成物0.108gを得た。
LCMS:(M+H)=421、保持時間=0.98(2分実行)。
実施例177
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−2−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E177)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(0.250g、0.859mmol)をジクロロメタン(DCM)(2.147ml)に溶解させて、トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.196g、1.031mmol)を添加した。溶液を室温、アルゴン下で18時間攪拌した。4−メチル−2−ピリミジンカルボキシミドヒドラジド(I99)(0.156g、1.031mmol)を1−ブタノール(2.147ml)に溶解させて、これを反応混合物に添加して、これをアルゴン下でさらに60分間攪拌した。ジクロロメタンを減圧除去して、反応混合物を4時間還流させた。溶媒を減圧除去して、粗生成物0.690gを得た。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera4、50gカートリッジ)(勾配0〜10%メタノールのジクロロメタン溶液)により精製した。溶媒を減圧除去して、物質0.223gを得て、これをMDAPを用いてさらに精製した。溶媒を減圧除去して、粗物質0.090gを得て、これをメタノールに溶解させて、5gSCXカラム上に負荷した。カラムをメタノールで洗浄して、2Mアンモニアのメタノール溶液を用いて所望の化合物を溶出した。溶媒を減圧除去して、精製された生成物0.075gを得た。
LCMS:(M+H)=406、保持時間=0.86(2分実行)。
実施例178
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−イソチアゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E178)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(244mg、0.839mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(2098μl)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(175mg、0.923mmol)を添加して、反応混合物を45分間攪拌した。この時間後、5−イソチアゾールカルボヒドラジド(I84)(153mg、1.069mmol)を添加して、反応混合物を室温で60時間(週末にかけて)攪拌した。1−ブタノール(2098μl)を添加して、反応混合物を110℃に2時間加熱した。溶液を室温に冷却して、溶媒を減圧除去した。残渣をDCM(約40ml)およびNaHCO(飽和水溶液、約20ml)間に分配した。有機相をMgSO上で乾燥させて、減圧下でろ過および濃縮して、淡黄色固体を得た。固体をMDAPを用いて精製して、白色固体を得た。
LCMS m/z 397.93[M+H](0.83分目)(2分実行)。
実施例179
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−1,2,3−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E179)
Figure 0005654001
トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(330mg、1.738mmol)を4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(460mg、1.580mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)懸濁液(3.9ml)に添加した。反応混合物を室温で45分間攪拌して、混合物は透明になった。4−メチル−1,2,3−チアジアゾール−5−カルボヒドラジド(300mg、1.896mmol、市販されている)を添加して、生成した反応混合物を室温で2時間10分攪拌した。溶媒を減圧蒸発させた。残渣を1−ブタノール(3.90ml)に溶解させて、反応混合物を還流で17時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチル(150mL)で希釈して、水(25mL、2回)、飽和NaHCO(25mL)およびブライン(25mL、2回)で洗浄した。生成有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。粗生成物をMDAP(塩基性方法)により精製した。生成残渣をエーテル(2mL)で5回粉砕してから、50℃で真空乾燥させて、所望の生成物117.4mgをクリーム色粉末として得た。
LCMS m/z 412.7[M+H](0.92分目)(2分実行)。
実施例180
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−d(E180)
Figure 0005654001
4−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−2−ピペラジノン(I1)(0.3g、0.978mmol)の無水ジクロロメタン(DCM)懸濁液(2.446ml)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.204g、1.076mmol)を添加して、混合物を室温、アルゴン下で1時間攪拌後、2−ピリジンカルボヒドラジド−d1(I103)(0.149g、1.076mmol)(重水素の代わりにH同位体4.8%含有)を1バッチ添加した。懸濁液を半時間攪拌して、LCMSにより、主な生成物は所望の中間体であることが示された。溶媒を真空除去して、残渣を1−ブタノール(2.446ml)中に取り上げて、3時間還流させた。LCMSにより、所望の化合物への完全な変換が示された。それを真空濃縮して、粗製物(700mg)をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、Snap50gカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)により、続いてMDAPにより精製した。次いで単離物質を5gSCXカラムに適用して、MeOHで洗浄して、NH(2M MeOH溶液)で溶出して、所望の生成物の遊離塩基165mgを白色固体として単離した。
LCMS m/z 408.7[M+H](0.91分目)(2分実行)。
実施例181
7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−d(E181)
Figure 0005654001
4−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−2−ピペラジノン(I1)(0.3g、0.978mmol)の無水ジクロロメタン(DCM)懸濁液(2.446ml)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.204g、1.076mmol)を添加して、混合物を室温、アルゴン下で1時間攪拌後、2−ピリジンカルボヒドラジド−d1(I105)(0.149g、1.076mmol)を1バッチ添加した。半時間後、LCMSにより、主な生成物は所望の中間体であることが示された。溶媒を真空除去して、残渣を1−ブタノール(2.446ml)中に取り上げて、3時間還流させた。LCMSにより、所望の化合物への完全な変換が示された。それをbuchiで濃縮して、粗製物(700mg)をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、Snap50gカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)により、続いてMDAPにより精製した。次いで単離物質を5gSCXカラムに適用して、MeOHで洗浄して、NH(2M MeOH溶液)で溶出して、所望の生成物の遊離塩基150mgを白色固体として単離した。
LC/MS:(M+H)=409、保持時間=0.91分(2分実行)。
実施例182
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−d(E182)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(0.25g、0.859mmol)の無水ジクロロメタン(DCM)懸濁液(2.147ml)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.179g、0.945mmol)を添加して、混合物を室温、アルゴン下で一晩攪拌した。白色懸濁液は溶液に変わり、2−ピリジンカルボヒドラジド−d1(I105)(0.131g、0.945mmol)を1バッチ添加した。それは最初は懸濁液であったが、直ちに黄色溶液に変化した。半時間後、沈殿物が再形成された。LCMSにより、主な生成物は所望の中間体であることが示された。溶媒を真空除去して、残渣を1−ブタノール(2.147ml)中に取り上げて、3時間還流させた。LCMSにより、所望の化合物への完全な変換が示された。それをbuchiで濃縮して、粗製物(700mg)をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、Snap50gカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)により、続いてMDAPにより精製した。次いで単離物質を5gSCXカラムに適用して、MeOHで洗浄して、NH(2M MeOH溶液)で溶出して、所望の生成物の遊離塩基139mgを白色固体として単離した。
LC/MS:(M+H)=393、保持時間=0.93分(2分実行)。
実施例183
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−d(E183)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(0.25g、0.859mmol)の無水ジクロロメタン(DCM)懸濁液(2.147ml)にトリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.179g、0.945mmol)を添加して、混合物を室温、アルゴン下で一晩攪拌した。白色懸濁液は溶液に変わり、2−ピリジンカルボヒドラジド−d(I103)(0.131g、0.945mmol)を1バッチ添加した。それは最初は懸濁液であったが、直ちに黄色溶液に変化した。半時間後、沈殿物が再形成された。LCMSにより、主な生成物は所望の中間体であることが示された。溶媒を真空除去して、残渣を1−ブタノール(2.147ml)中に取り上げて、3時間還流させた。LCMSにより、所望の化合物への完全な変換が示された。それをbuchiで濃縮して、粗製物(700mg)をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP4、Snap50gカートリッジ)(勾配0〜10%MeOHのDCM溶液)により、続いてMDAPにより精製した。次いで単離物質を5gSCXカラムに適用して、MeOHで洗浄して、NH(2M MeOH溶液)で溶出して、所望の化合物の遊離塩基を白色固体として単離したが、依然として不純物であり、それをMDAPによりさらに2回精製した(標準的な実行および拡張方法)。次いでそれを5gSCXに適用して、所望の生成物の遊離塩基100mgを単離した。
LC/MS:(M+H)=393、保持時間=0.89分(2分実行)。
実施例184
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1H−ピラゾール−1−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E184)
Figure 0005654001
3−(1H−ピラゾール−1−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(I107)(14.3mg、0.075mmol)およびトリエチルアミン(0.016ml、0.113mmol)の混合物をジクロロメタン(DCM)(1ml)中、0℃で攪拌して、2,4−ジクロロ−3−フルオロベンゾイルクロリド(18.81mg、0.083mmol)のDCM溶液(0.5ml)を添加して、混合物を0℃で攪拌した。1時間後、飽和NaHCO(1ml)および酢酸エチル(30ml)を添加して、生成物を酢酸エチル中に抽出した。有機層を乾燥させて(NaSO)、蒸発させた。クロマトグラフィー(SP4 50〜100%酢酸エチルのイソヘキサン溶液)により、粗生成物を得て、これをSCXカラム(2M NHのMeOH溶液で溶出)に通過させて、きれいな所望の生成物をゴムとして得た。これをエーテル/ヘキサンで粉砕して、白色固体22.4mgを得た。
LC−MS MH=381/383(0.87分目)(2分実行)。
実施例185
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E185)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(263mg、0.903mmol)をジクロロメタン(DCM)(2mL)中に懸濁後、トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(189mg、0.994mmol)で処理して、RT、アルゴン下で45分間攪拌後、1,3−チアゾール−5−カルボヒドラジド(I109)(155mg、1.084mmol)を添加して、18時間(一晩)攪拌した。DCMを除去して、残渣を1−ブタノール(2.0mL)中に懸濁させて、110℃で3時間加熱した。反応物をRTに冷却して、DCM(30ml)で希釈して、飽和重炭酸ナトリウム溶液(20ml)で洗浄した。水層をDCM(20ml)で2回抽出して、併合して、ブライン(20ml)で洗浄して、乾燥させ(MgSO)、ろ過して蒸発させて、粗生成物の黄色ゴムを得て、これをMDAPにより精製した。所望の留分を単離して、溶媒を蒸発させて、無色ゴムを得て、これを固体化してEtOで粉砕して、所望の生成物の淡黄色固体100mgを得た。
LCMS m/z 397.99[M+H](0.79分目)(2分実行)。
実施例186
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E186)
Figure 0005654001
3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(I115)(30mg、0.144mmol)およびトリエチルアミン(0.030mL、0.216mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(2mL)の混合物を室温で攪拌した。2,4−ジクロロ−3−フルオロベンゾイルクロリド(36.0mg、0.158mmol)のDCM溶液(0.5ml)を添加して、攪拌を室温で継続した。30分後、MeOHを2滴、続いて飽和NaHCO溶液(3ml)および酢酸エチル(30ml)を添加した。生成物を酢酸エチル中に抽出して、これを乾燥させて(NaSO)、濃縮した。生成物を高pH MDAPにより精製して、留分の蒸発後、所望の生成物を白色固体として得た。
LCMS:MH=398/400(0.94分目)(2分実行)。
実施例187
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E187)
Figure 0005654001
トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(144mg、0.756mmol)を4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(200mg、0.687mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)懸濁液(1.7ml)に添加した。反応物を室温で1時間攪拌して、すべて溶解させた。1,3−チアゾール−2−カルボヒドラジド(I50)(118mg、0.824mmol)を添加して、混合物を室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧蒸発させて、1−ブタノール(1.700ml)を残渣に添加した。生成した反応混合物を還流で9時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチル(125mL)で希釈して、水(25mL、2回)、飽和NaHCO(25mL)およびブライン(25mL、2回)で洗浄した。生成有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。粗生成物をMDAP(酸性方法)により精製した。生成残渣をEtOで粉砕して、50℃で3日間、真空乾燥させて、所望の生成物30.5mgを白色固体として得た。
LCMS m/z 397.7[M+H](0.95分目)(2分実行)。
実施例188
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E188)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(329mg、1.13mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(1413μl)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(236mg、1.243mmol)を添加して、混合物を1時間攪拌した。この時間後、5−メチル−1,3−チアゾール−2−カルボヒドラジド(I117)(224mg、1.425mmol)を添加して、混合物をさらに60時間(週末かけて)攪拌した。溶媒を減圧除去した。生成残渣を1−ブタノール(1413μl)に溶解させて、溶液を110℃に4時間加熱した。溶液を減圧濃縮して、残渣をDCM(約40ml)に溶解させた。有機物をNaHCO(飽和水溶液、約20ml)で洗浄後、MgSO上で乾燥させて、減圧下でろ過および濃縮して黄色油を得た。油をクロマトグラフ[SiO、0〜10%MeOHのDCM溶液]にかけてから、MDAP(ギ酸方法)を用いてさらに精製して、所望の生成物の白色固体74mgを得た。
LCMS m/z 411.98[M+H](0.98分目)(2分実行)。
実施例189
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E189)
Figure 0005654001
トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(363mg、1.908mmol)を4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(505mg、1.735mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)懸濁液(4.2ml)に添加した。反応混合物がすべて溶解するまで室温で45分間攪拌した。1,2,3−チアジアゾール−4−カルボヒドラジド(300mg、2.082mmol、例えばApolloから市販されている)を添加して、反応混合物を室温で3時間攪拌した。DCMを蒸発させて、残渣を1−ブタノール(4.2ml)に溶解させた。反応混合物を還流で19時間攪拌した。混合物を酢酸エチルで洗浄して、水(25mL、2回)およびブライン(25mL、2回)で洗浄した。生成有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧乾燥させた。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(DCM〜10%MeOHのDCM溶液)により精製した。残渣をEtOで粉砕してから、50℃で2日間、真空乾燥させた。生成固体をn−ヘキサンで粉砕して、50℃で20時間、真空乾燥させて、所望の生成物4.71mgを白色固体として得た。
LCMS m/z 398.6[M+H](0.91分目)(2分実行)。
実施例190
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,5−チアジアゾール−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E190)
Figure 0005654001
トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(144mg、0.756mmol)を4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(200mg、0.687mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)懸濁液(1.7ml)にアルゴン下で添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌して、すべて溶解させた。1,2,5−チアジアゾール−3−カルボヒドラジド(I119)(119mg、0.824mmol)を添加して、混合物を室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧蒸発させて、1−ブタノール(1.700ml)を残渣に添加した。生成した反応混合物を還流で5時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチル(125mL)で希釈して、水(25mL、2回)、飽和NaHCO(25mL)およびブライン(25mL、2回)で洗浄した。生成有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。粗生成物をMDAP(塩基性方法)により精製した。生成残渣をEtOで粉砕して、50℃で3日間、真空乾燥させた。生成固体をn−ヘキサンで粉砕して、50℃で20時間、真空乾燥させた。生成固体をn−ヘキサンで再粉砕して、50℃で一晩、真空乾燥させて、所望の生成物37.5mgを白色粉末として得た。
LCMS m/z:398.6[M+H](0.96分目)(2分実行)。
実施例191
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E191)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(170mg、0.585mmol)および乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(1.463ml)の混合物を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(122mg、0.644mmol)を添加して、反応混合物を2時間半攪拌した。この時間後、4−メチル−1,3−チアゾール−2−カルボヒドラジド(I121)(115mg、0.732mmol)を添加して、溶液をさらに18時間室温で攪拌した。溶液を減圧濃縮してから、1−ブタノール(1.463ml)に再溶解させて、生成溶液を還流で4時間加熱した。溶液を室温に冷却して、DCM(約50ml)で希釈して、水(約20ml)で2回洗浄した。有機物をMgSO上で乾燥させて、減圧下でろ過および濃縮して黄色油を得た。残渣をMDAPを用いて精製して、4日間、真空乾燥させて、所望の生成物42mgを得た。
LCMS Rt=0.97分間(2分酸性方法)、[M+H]412、415。
実施例192
7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E192)
Figure 0005654001
3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(I115)(50mg、0.240mmol)およびトリエチルアミン(0.050mL、0.360mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(1.5mL)の混合物を2,3−ジクロロベンゾイルクロリド(55.3mg、0.264mmol、市販されている)で処理して、室温で1時間攪拌した。1時間後、メタノールを2滴、続いてNaHCO溶液(5ml)および酢酸エチル(30ml)を添加して、生成物を酢酸エチル中に抽出して、これを乾燥させて(NaSO)、濃縮した。高pHのMDAPにより精製して、所望の物質76mgを白色固体として得た。
LCMS m/z:380.6[M+H](0.89分目)(2分実行)。
実施例193
7−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E193)
Figure 0005654001
3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(I115)(50mg、0.240mmol)およびトリエチルアミン(0.050mL、0.360mmol)のDCM溶液(1.5ml)の混合物を3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルベンゾイルクロリド(I58)(54.7mg、0.264mmol)のDCM溶液(0.5ml)で処理して、室温で1時間攪拌した。1時間後、メタノールを2滴、続いてNaHCO溶液(5ml)および酢酸エチル(30ml)を添加した。生成物を酢酸エチル中に抽出して、これを乾燥させて(NaSO)、濃縮した。高pHのMDAPにより精製して、所望の生成物を白色固体44mgとして得た。
LC−MSによりMH=379/381(0.92分目)を確認(2分実行)。
注:本明細書には、実施例194は含まれない。
実施例195
7−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E195)
Figure 0005654001
3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(I115)(50mg、0.240mmol)およびトリエチルアミン(0.050mL、0.360mmol)のDCM溶液(1.5ml)の混合物を3−クロロ−2−メチルベンゾイルクロリド(I130)(49.9mg、0.264mmol)のDCM溶液(0.5ml)で処理して、室温で1時間攪拌した。1時間後、メタノールを2滴、続いてNaHCO溶液(5ml)および酢酸エチル(30ml)を添加した。生成物を酢酸エチル中に抽出して、これを乾燥させて(NaSO)、濃縮した。高pHのMDAPにより精製して、所望の生成物66mgを白色固体として得た。
LC−MSによりMH=361/363(0.90分目)を確認(2分実行)。
注:本明細書には、実施例196は含まれない。
実施例197
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E197)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(250mg、0.859mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(2147μl)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。トリエチルオキソニウムテトラフルオロボラート(179mg、0.945mmol)を攪拌溶液に添加して、溶液を2時間攪拌した。次いで、5−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボヒドラジド(I123)(162mg、1.031mmol)を添加して、生成溶液を65時間(週末にかけて)攪拌して、この時間中、溶媒を蒸発させた。残渣を1−ブタノール(2147μl)に再溶解させて、反応混合物を110℃に3時間加熱した。溶液を室温に冷却後、減圧濃縮して黄色油を得た。油をDCM(約30ml)に再溶解させて、有機物を続いてNaHCO(飽和水溶液、約20ml)およびブライン(約20ml)で洗浄した。有機物をMgSO上で乾燥させて、減圧下でろ過および濃縮して黄色油を得た。油をクロマトグラフ[SiO、0〜10%MeOHのDCM溶液]にかけて、淡黄色油を得た。続いて油をMDAP(ギ酸方法)を用いてさらに精製して、所望の物質の白色固体68mgを得た。
LCMS Rt=0.91分間、[M+H]412、416(2分実行)。
実施例198
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E198)
Figure 0005654001
4−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I3)(200mg、0.732mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)溶液(3329μl)を室温、アルゴン雰囲気下で攪拌した。トリメチルオキソニウムテトラフルオロボラート(137mg、0.879mmol)を添加して、反応混合物を室温で15時間(一晩)攪拌した。1,3−チアゾール−2−カルボヒドラジド(I51)(157mg、1.098mmol)を添加して、反応混合物を90分間攪拌した。この時間後、1−ブタノール(3329μl)を添加して、混合物を2時間加熱して還流させた。DCMを減圧除去して、生成溶液(BuOH含有)を1時間還流させた。次いで溶液を室温に冷却して、さらに15時間攪拌した。溶液をDCM(約50ml)で希釈して、NaHCO飽和水溶液(約20ml)および水(約20ml)により連続洗浄して、MgSO上で乾燥させて、減圧下でろ過および濃縮して、淡黄色固体を得た。固体をEtOおよびヘキサンで粉砕後、クロマトグラフ[SiO、0〜10%MeOHのDCM溶液]にかけて、所望の物質の白色固体133mgを得た。
LCMS Rt=0.84分間、[M+H]380、384(2分実行)。
実施例199
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E199)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I6)(0.200g、0.732mmol)、ジクロロメタン(DCM)溶液(3.21ml)およびトリメチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.130g、0.879mmol)の溶液を調製して一晩攪拌した。LCMSにより、中間体イミダートが形成されたことが示されため、1,3−チアゾール−2−カルボヒドラジド(I51)(0.157g、1.098mmol)を添加して、溶液をさらに2時間攪拌した。ジクロロメタンを減圧除去して、1−ブタノール(3.21ml)を添加して、反応混合物を一晩還流させた。LCMS:(M+H)=379、保持時間=0.86(2分実行)。溶媒を真空除去して、粗生成物0.587gを得た。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage Isolera4、25gカートリッジ)(勾配0〜10%メタノールのジクロロメタン溶液)により精製して、これにより0.244gを得た。物質をMDAPを用いてさらに精製して、所望の生成物0.142gを白色固体として得た。
LCMS:(M+H)=379、保持時間=0.92(2分実行)。
実施例200
7−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E200)
Figure 0005654001
4−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I134)(185mg、0.732mmol)を乾燥ジクロロメタン(DCM)(3mL)中に懸濁後、トリメチルオキソニウムテトラフルオロボラート(137mg、0.879mmol)で処理して、RT、アルゴン下で16時間攪拌後、1,3−チアゾール−2−カルボヒドラジド(I51)(157mg、1.098mmol)を添加して、さらに4時間攪拌した。1−ブタノール(3.00mL)を添加してから、DCMを蒸発除去して、残渣を110℃で3時間加熱した。反応物を一晩RTに冷却してから、DCM(50ml)で希釈することによりワークアップして、飽和重炭酸ナトリウム溶液(50ml)で洗浄した。水層をDCM(30ml)で2回抽出して、併合抽出物をブライン(30ml)で洗浄して、乾燥させ(MgSO)、ろ過して蒸発させて、粗物質のオレンジ色ゴムを得て、これをMDAPにより精製した。所望の留分を単離して、併合して蒸発させて、白色固体125mgを得た。これを週末かけて40℃で乾燥させてから、真空オーブンで40℃で一晩乾燥させて、所望の生成物の白色固体115mgを得た。
LCMS:m/z 359.98/361.94[M+H](0.86分目)(2分実行)。
実施例201
7−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E201)
Figure 0005654001
トリメチルオキソニウムテトラフルオロボラート(138mg、0.887mmol)を4−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I59)(200mg、0.739mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)懸濁液(3.694ml)にアルゴン下で添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した(濁った混合物)。1,3−チアゾール−2−カルボヒドラジド(I51)(159mg、1.108mmol)を添加して、反応混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物は溶液状態となった後、沈殿物が生じた。1−ブタノール(3.69ml)を添加して(混合物は溶液状態となった)、反応混合物を還流で2時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却して、DCMを真空除去した。反応混合物を還流で2時間加熱して、室温で一晩静置した。混合物をDCM(150mL)で希釈して、飽和NaHCO(25mL、2回)、水(25mL)およびブライン(25mL)で洗浄した。生成有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。NMR:大量ブタノールが残った。粗生成物をDCM(150mL)に溶解させて、水(25mL、50mL)およびブライン(25mL)で洗浄した。生成DCM層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。発泡体残渣をEtOで粉砕して、黄色固体(143.3mg)を得た。粗生成物をMDAP(高pH)により精製した。得られた固体を50℃で1日半、真空乾燥させた。固体をヘキサンで粉砕してメタノールを除去して、50℃で真空乾燥させて、所望の生成物75.36mgをクリーム色固体として得た。
LCMS m/z 377.8[M+H](0.93分目)(2分実行)。
実施例202
7−[(3,4−ジフルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E202)
Figure 0005654001
3,4−ジフルオロ−2−メチル安息香酸(I68)(124mg、0.720mmol)を乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(4.7mL)に溶解後、HATU(274mg、0.720mmol)およびDIPEA(0.252mL、1.441mmol)で処理し、RT、アルゴン下で15分間攪拌後、3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(I115)(100mg、0.480mmol)を添加して、さらに18時間攪拌した。LCMSにより、所望の物質が存在し、出発物質は残っていないことを確認した。反応物をDCM(50ml)で希釈することによりワークアップして、水(50ml)で洗浄した。水層をDCM(30ml)で2回抽出した。併合抽出物をブライン(30ml)で洗浄して、乾燥させて(NaSO)、ろ過して蒸発させて、淡ピンク色ゴムを得た。生成物を50gSNAPカートリッジ上(0〜10%MeOHのDCM溶液で溶出)にて精製して、所望の留分を回収して、溶媒を蒸発させて、濃オレンジ色ゴムを得た。残りのDMFが存在しため、粗ゴム生成物をDCM(30ml)で希釈して、ブライン(20ml)で2回洗浄して、乾燥させて(NaSO)、ろ過して蒸発させて、オレンジ色発泡体を得た。発泡体をn−ヘキサンで粉砕して、淡オレンジ色固体を得た。液体を除去して、残渣をn−ヘキサンで再粉砕した。液体を除去して、固体を真空オーブンで40℃で一晩乾燥させて、所望の生成物146mgを淡オレンジ色固体として得た。
LCMS:m/z 362.94[M+H](0.82分目)(2分実行)。
実施例203
7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−3−イソチアゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E203)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I37)(90mg、0.309mmol)をジクロロメタン(DCM)(1.5mL)中に懸濁後、トリメチルオキソニウムテトラフルオロボラート(57.8mg、0.371mmol)で処理して、RT、アルゴン下で16時間攪拌後、4−メチル−3−イソチアゾールカルボヒドラジド(I129)(58.3mg、0.371mmol)を添加して、4時間攪拌した。1−ブタノール(1.500mL)を添加してから、DCMを蒸発除去後、110℃で3時間加熱した。LCMSにより、出発物質が一部残っていることが示されため、反応混合物をさらに17時間加熱した。反応物をDCM(30ml)で希釈することによりワークアップして、飽和重炭酸ナトリウム溶液(30ml)で洗浄した。水層をDCM(20ml)で2回抽出して、併合抽出物をブライン(20ml)で洗浄して、乾燥させ(MgSO)、ろ過して蒸発させて、褐色ゴム120mgを得た。ゴムをMDAPにより精製して、所望の留分を単離して、溶媒を蒸発させて、白色固体を得た。固体を真空オーブンで40℃で週末にかけて乾燥させて、所望の生成物のオフホワイト色固体22mgを得た。
LCMS:m/z 411.88/413.83[M+H](0.98分目)(2分実行)。
実施例204
2−クロロ−6−{[3−(2−ピリジニル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−イル]カルボニル}ベンゾニトリル(E204)
Figure 0005654001
EDC(174mg、0.909mmol)、続いてHOBT(127mg、0.826mmol)を3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(I101)(166mg、0.826mmol)および3−クロロ−2−シアノ安息香酸(I125)(150mg、0.826mmol)のジクロロメタン(DCM)溶液(4mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)懸濁液(1mL)に添加して、反応物を室温で18時間攪拌した。LCMSにより、大きなピークが所望の生成物であることが示された。溶媒を蒸発させて、残渣をEtOAcおよび飽和NaHCO間に分配して、有機層を回収した。これを乾燥させて(NaSO)、溶媒を蒸発させて、オレンジ色油を得た。これをMDAPにより精製して淡黄色油を得て、これを静置して固体化し、所望の生成物174mgを得た。
LCMS:m/z 364.8[M+H](0.82分目)(2分実行)。
実施例205
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E205)
Figure 0005654001
HATU(274mg、0.720mmol)およびDIPEA(0.252ml、1.441mmol)を2,4−ジクロロ安息香酸(138mg、0.720mmol、市販されている)のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)無色溶液(4.718ml)に添加した。混合物をRTで15分間攪拌した。3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(I115)(100mg、0.480mmol)を添加して、反応混合物をRTで18時間攪拌した。混合物をジエチルエーテル(100mL)で希釈して、水(25mL)で洗浄した。水層をジエチルエーテル(50mL、2回)およびDCM(50mL、2回)で抽出した。併合有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。粗生成物(褐色液、329.0mg)をフラッシュクロマトグラフィー(10gSNAP、0〜100%酢酸エチルのヘキサン溶液、12CV)により精製した。得られた油残渣をヘキサンで粉砕した。生成物をDCM(100mL)で希釈して、ブライン(25mL)で3回洗浄した。生成有機層をMgSO上で乾燥させて、減圧濃縮した。得られた生成物を50℃で3日間、真空乾燥させて、所望の生成物62.05mgを白色発泡体として得た。
LCMS:m/z 380.6[M+H](0.91分目)(2分実行)。
実施例206
7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E206)
Figure 0005654001
4−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I6)(0.250g、0.915mmol)を乾燥ジクロロメタン(DCM)(3mL)中に懸濁後、トリメチルオキソニウムテトラフルオロボラート(0.171g、1.098mmol)で処理して、RT、アルゴン下で16時間攪拌後、5−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボヒドラジド(I123)(0.216g、1.373mmol)を添加して、さらに3時間攪拌した。DCMを蒸発除去して、残渣を1−ブタノール(3.00mL)に溶解後、110℃で19時間加熱した。3Åモレキュラーシーブを添加して、反応混合物をさらに6時間加熱後、週末にかけてRTに冷却した。反応物をDCM(50ml)で希釈することによりワークアップして、飽和重炭酸ナトリウム溶液(50ml)で洗浄した。水層をDCM(30ml)で2回抽出して、併合抽出物をブライン(30ml)で洗浄して、乾燥させ(MgSO)、ろ過して蒸発させて、褐色ゴムを得た。生成物をMDAP(ギ酸方法)により精製して、所望の留分を単離して、溶媒を蒸発させて、無色ゴムを得た。登録バイアルに入れて、一晩乾燥させて、所望の生成物のオフホワイト色発泡体122mgを得た。
LCMS:m/z 393.89[M+H](0.91分目)(2分実行)。
実施例207
7−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(E207)
Figure 0005654001
4−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−2−ピペラジノン(I131)(250mg、0.989mmol)を乾燥ジクロロメタン(DCM)(3mL)中に懸濁後、トリメチルオキソニウムテトラフルオロボラート(185mg、1.187mmol)で処理して、RT、アルゴン下で16時間攪拌後、5−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボヒドラジド(I123)(233mg、1.484mmol)を添加して、さらに3時間攪拌した。DCMを蒸発除去して、残渣を1−ブタノール(3.00mL)に溶解後、110℃で4時間加熱してから、一晩RTに冷却した。反応物をDCM(50ml)で希釈することによりワークアップして、飽和重炭酸ナトリウム溶液(50ml)で洗浄した。水層をDCM(30ml)で2回抽出して、併合抽出物をブライン(30ml)で洗浄して、乾燥させ(MgSO)、ろ過して蒸発させて、淡黄濁色ゴムを粗生成物として得た。生成物を50g Isoleraカラム上(DCM(3CV)次いで0〜10%MeOHのDCM溶液(10CV)で溶出)にて精製した。所望の留分を単離して、溶媒を蒸発させて、残渣をMDAP(ギ酸方法)によりさらに精製した。所望の留分を同定して、溶媒を蒸発させて、所望の生成物の白色発泡体130mgを得た。
LCMS:m/z 373.97/375.97[M+H](0.89分目)(2分実行)。
マスディレクテッド自動分取HPLC
適切な場合、以下の装置および条件を用いてマスディレクテッド自動分取HPLCによる精製を実施した:
ハードウェア
・Waters 2525 Binary Gradient Module
・Waters 515 Makeup Pump
・Waters Pump Control Module
・Waters 2767 Inject Collect
・Waters Column Fluidics Manager
・Waters 2996 Photodiode Array Detector
・Waters ZQ MASS SPECTROMETER
・Gilson 202 fraction collector
・Gilson Aspec waste collector
ソフトウェア
Waters MassLynx4版 SP2
カラム
使用したカラムはWaters Atlantisであり、この寸法は19mm×100mm(小型)および30mm×100mm(大型)である。固定相粒径は5μmである。
溶媒
A:水性溶媒=水+0.1%ギ酸
B:有機溶媒=アセトニトリル+0.1%ギ酸
溶媒構成=メタノール:水 80:20
ニードル洗浄用溶媒=メタノール
方法
興味の化合物の分析保持時間に応じて5つの方法を使用した。実行時間は13.5分であり、これは10分勾配、その後の3.5分カラムフラッシュおよび再平衡化工程を含む。
大/小型1.0〜1.5=5〜30%B
大/小型1.5〜2.2=15〜55%B
大/小型2.2〜2.9=30〜85%B
大/小型2.9〜3.6=50〜99%B
大/小型3.6〜5.0=80〜99%B(6分、その後7.5分フラッシュおよび再平衡化)
流速
上のすべての方法において流速は20ml/分(小型)または40ml/分(大型)のいずれかである。
液体クロマトグラフィー/質量分析
液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MS)による上の実施例の分析は、下記に示す方法において示した装置および条件を用いて実施した:
5分方法:ギ酸一般的分析HPLCオープンアクセスLC/MS
HPLC分析をSunfire C18カラム(30mm×4.6mm内径3.5μm包装直径)上で摂氏30度で実施した。
使用した溶媒は以下であった:
A=0.1%v/vギ酸水溶液。
B=0.1%v/vギ酸のアセトニトリル溶液。
Figure 0005654001
UV検出は波長210nm〜350nmの平均シグナルであり、質量スペクトルは質量分析計でスキャニングポジティブとネガティブのイオン化モード交互切り換えのエレクトロスプレーイオン化を用いて記録した。
2分方法:ギ酸一般的分析UPLCオープンアクセスLC/MS
UPLC分析をAcquity UPLC BEH C18カラム(2.1mm×50mm内径1.7μm包装直径)上で摂氏40度で実施した。
使用した溶媒は以下であった:
A=0.1%v/vギ酸水溶液。
B=0.1%v/vギ酸のアセトニトリル溶液。
Figure 0005654001
UV検出は波長210nm〜350nmの平均シグナルであり、質量スペクトルは質量分析計でスキャニングポジティブとネガティブのイオン化モード交互切り換えのエレクトロスプレーイオン化を用いて記録した。
薬理的データ
本発明の化合物または塩は、以下の試験に従い、P2X7受容体におけるインビトロ生物学的活性について試験し得る。
エチジウム蓄積アッセイ1
以下の組成のNaClアッセイ緩衝液を用いて試験を実施した:140mM NaCl、10mM HEPES[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジン−1−エタンスルホン酸]、5mM N−メチル−D−グルカミン、5.6mM KCl、10mM D−グルコース、0.5mM CaCl(pH7.4)。
ヒト組換えP2X7受容体を安定的に発現するヒト胎児腎(HEK)293細胞をポリ−D−リジン予備処置96ウェルプレート内で18〜24時間増殖させた。(ヒトP2X7受容体のクローニングは米国特許第6,133,434号に記載されている。例えば実施例3を参照されたい)。
細胞を350μlアッセイ緩衝液で2回洗浄後、推定P2X7受容体アンタゴニスト化合物を含むアッセイ緩衝液50μlを添加した。(最初に化合物を溶解するため、少量ジメチルスルホキシドが使用されてもよく、この50μl試験化合物試料中に存在する。)次いで細胞を室温(19〜21℃)で30分間インキュベート後、ATPおよびエチジウム(100μM最終アッセイ濃度)を添加した。ATP濃度は受容体タイプのEC80に近似するように選択し、ヒトP2X7受容体上の試験では1mMであった。インキュベーションを8または16分継続して、25μlの1.3Mショ糖(4mMのP2X7受容体アンタゴニストReactive Black5(Aldrich)含有)を添加して停止した。エチジウムの細胞蓄積は、Canberra Packard Fluorocount(14 Station Road, Pangbourne, Reading, Berkshire RG8 7AN, United Kingdom)で、またはMolecular Molecular機器(660−665 Eskdale Road, Wokingham, Berkshire RG41 5TS, United Kingdom)のFlexStation−II 384からプレート下の蛍光(励起波長530nmおよび発光波長620nm)を測定することにより決定した。ATP反応をブロックするアンタゴニストpIC50値を、反復曲線適合技術を用いて決定した。
エチジウム蓄積アッセイ2
以下の組成のNaClアッセイ緩衝液を用いて試験を実施した:140mM NaCl(8.182g/リットル)、10mM HEPES(2.383g/リットル)、5mM KCl(0.4175g/リットル)、10mMグルコース(1.8g/リットル)、1mM CaCl(0.5mlの1M溶液/リットル)および5mM N−メチル−D−グルカミン(約4.5mlの1M溶液にてpHを7.4に調節);NaCl緩衝液49.61ml中の10mg/ml購入ストック395μLの組成の臭化エチジウム溶液;ならびに32mM ATP溶液1.56ml(水中で調製したNa塩)〜臭化エチジウム溶液23.44mlの組成のATP溶液。
ヒト組換えP2X7受容体を安定的に発現するヒト胎児腎(HEK)293細胞をポリ−D−リジン予備処置96ウェルプレート内で37℃で24時間増殖させた。(ヒトP2X7受容体のクローニングは米国特許第6,133,434号に記載されている。例えば実施例3を参照されたい)。
細胞をアッセイ緩衝液(100μL)で洗浄後、アッセイ緩衝液25μL、次いで推定P2X7受容体アンタゴニスト化合物を含むアッセイ緩衝液25μLを添加した。次いで細胞を室温(19〜21℃)で30分間インキュベート後、ATP溶液(50μM)を添加した。インキュベーションを16分間継続して、25μlの1.28Mショ糖(4mMのP2X7受容体アンタゴニストReactive Black5(Aldrich)含有)を添加して停止した。エチジウムの細胞蓄積は、Canberra Packard Flu Wallac製EnVisionプレートリーダー(PerkinElmer, Life and Analytical Sciences, Via Tiepolo, 24, −20052 Monza, Italy)でプレート下の蛍光(励起波長535nmおよび発光波長620nm)を測定することにより決定した。ATP反応ブロッキングのアンタゴニストpIC50値を、反復曲線適合技術を用いて決定した。ATP反応をブロックするアンタゴニストpIC50値を、反復曲線適合技術を用いて決定した。
蛍光造影プレートリーダー(FLIPR)Caアッセイ
以下の組成のNaClアッセイ緩衝液を用いてヒトP2X7試験を実施した:137mM NaCl;20mM HEPES[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジン−1−エタンスルホン酸];5.37mM KCl;4.17mM NaHCO;1mM CaCl;0.5mM MgSO;および1g/LのD−グルコース(pH7.4)。
ヒト組換えP2X7受容体を安定的に発現するヒト胎児腎(HEK)293細胞をポリ−D−リジン予備処置384ウェルプレート内で室温で24時間増殖させた(ウェル底の細胞の均質層増殖に十分な時間)。あるいは、ヒトP2X7受容体をコードする遺伝子を送達するために改変バキュロウイルス(BacMam)ベクターで導入した(すなわちヒト組換えP2X7受容体を一過性発現している)ヒト骨肉腫(U−2OS)細胞(市販されている)を、ウェルプレートをポリ−D−リジンで前処理しなかった点を除きHEK293細胞と実質的に同一条件で増殖させた。(ヒトP2X7受容体のクローニングは米国特許第6,133,434号に記載されている。例えば実施例3を参照されたい)。細胞をアッセイ緩衝液80μlで3回洗浄して、2μM Fluo4 AM[4−(6−アセトキシメトキシ−2,7−ジフルオロ−3−オキソ−9−キサンテニル)−4′−メチル−2,2′−(エチレンジオキシ)ジアニリン−N,N,N′,N′−テトラ酢酸テトラキス(アセトキシメチル)エステル]、Ca2+感受性、細胞浸透性、蛍光染料(Tef Labs. Inc., 9415 Capitol View Drive, Austin, TX 78747, USA)を37℃で1時間負荷して、再び3回洗浄して(80μlで3回)、緩衝液30μlで静置後、推定P2X7受容体アンタゴニスト化合物を含む10μlアッセイ緩衝液を添加した(化合物は選択した最終アッセイ濃度の4倍で添加)。推定P2X7受容体アンタゴニスト化合物の溶液の作製は、(i)化合物をジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解させて、DMSO中の原液を最終アッセイ濃度の200倍で作製する、(ii)DMSO中の化合物の原液1μlをアッセイ緩衝液50μlと混合して最終アッセイ濃度の約4倍の溶液を作製する、ことにより行った。次いで最終アッセイ濃度のBzATP60μMを作製するなどのために、(オンライン、FLIPR384またはFLIPR3機器(Molecular Devices, 1311 Orleans Drive, Sunnyvale, CA 94089−1136, USA)により)室温で細胞を30分間インキュベート後、ベンゾイルベンゾイル−ATP(BzATP)を含むアッセイ緩衝液10μlを添加した(BzATPはこの最終濃度の5倍で添加した)。BzATP濃度は、受容体タイプのEC80に近似するように選択した。インキュベーションおよびリーディングを90秒間継続して、FLIPR電荷結合素子(CCD)カメラでプレート下の蛍光(励起波長488nmおよび発光波長516nm)を測定することにより細胞内カルシウム上昇を決定した。BzATP反応ブロッキングのアンタゴニストpIC50値を、反復曲線適合技術を用いて決定した。
ヒトP2X7受容体アンタゴニスト活性のための上記FLIPR Caアッセイ(またはその微修正版)において、実施例1、2、4、5、6、8〜17、19〜26、30、38〜70、72〜77、79〜98、100および103の化合物のpIC50値はFLIPR Caアッセイまたはその微修正版において約5以上であることを見出した。
実施例1〜207の化合物のヒトP2X7受容体アンタゴニスト活性をエチジウム蓄積アッセイ1および/または2(またはそれらの微修正版)において試験し、エチジウム蓄積アッセイまたはその微修正版においてこれらのpIC50値は(しばしば、複数の測定値の平均として)約6.3〜約8.9であることを見出した。得られた結果を下表に示す(印は6.3以上のpIC50値を示し、**印は7.0以上のpIC50値を示し、***印は8.0以上のpIC50値を示す)。
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Claims (7)

  1. 3−ブロモ−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(トリフルオロメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−エチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−エチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    3−ブロモ−7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    3−ブロモ−7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    3−ブロモ−7−[(2,4,6−トリクロロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    3−ブロモ−7−{[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、 7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(メチルオキシ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−モルフォリニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1−ピロリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−アミン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−アミン、
    3−(1−アゼチジニル)−7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1−ピペリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1,1−ジメチルエチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(6−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(5−メチル−3−イソキサゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1H−ピロール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(6−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3−ピリダジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−3−イソキサゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(5−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(6−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(6−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(3−ピリダジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−ピリダジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1H−ピロール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−メチル−3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(3−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(6−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−3−イソキサゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−メチル−3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−メチル−3−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    3−ブロモ−7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジフルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(3−クロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(3,5−ジフルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3,5−ジフルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    3−(2−ピリジニル)−7−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    2−{[3−(2−ピリジニル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−イル]カルボニル}ベンゾニトリル、
    7−[(2,3−ジフルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,6−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(4−クロロ−2−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(4−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(4−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(4−クロロ−2−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    3−ブロモ−7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(4−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロフェニル)カルボニル]−3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    3−(2−ピリジニル)−7−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−フルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−[3−(メチルオキシ)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−クロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−[2−(メチルオキシ)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    2−{7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}フェノール、
    8−{7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}キノリン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2,3−ジクロロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2,3−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1H−インドール−7−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−シクロプロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−プロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−シクロヘキシル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−[2−(メチルオキシ)エチル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    2−(7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル)フェノール、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−シクロペンチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−クロロ−2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジメチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(4−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[4−メチル−2−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    2−{7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}−5−フルオロフェノール、
    7−[(3,4−ジフルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロ−4−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロ−3−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−メチルフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(3,4−ジフルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−イソキサゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(5−イソチアゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(5−メチル−2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,5−チアジアゾール−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(3−イソキサゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    3−(7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル)−2−ピリジノール、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−フルオロ−2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    2−(7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル)−3−ピリジノール、
    7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−ピリダジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    3−{7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}−2−ピリジノール、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−[4−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    2−{7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3−イル}−3−ピリジノール、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−[6−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−2−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−イソチアゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−1,2,3−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−([5−H]−ピリジン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−([4−H]−ピリジン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−([4−H]−ピリジン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−([5−H]−ピリジン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1H−ピラゾール−1−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,5−チアジアゾール−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(3−クロロ−4−フルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(3,4−ジフルオロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−メチル−3−イソチアゾリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、
    2−クロロ−6−{[3−(2−ピリジニル)−5,6−ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7(8H)−イル]カルボニル}ベンゾニトリル、
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン、もしくは
    7−[(3−クロロ−2−メチルフェニル)カルボニル]−3−(5−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    もしくはその医薬上許容可能な塩である、化合物またはその医薬上許容可能な塩。
  2. 7−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001
    、もしくは
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001
    、もしくは
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001
    、もしくは
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001
    、もしくは
    7−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001
    、もしくは
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(2−フラニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001
    、もしくは
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001
    、もしくは
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピリジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001
    、もしくは
    7−{[2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルボニル}−3−(1,3−チアゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001
    、もしくは
    7−[(2,3−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001
    、もしくは
    7−[(3,4−ジクロロフェニル)カルボニル]−3−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001
    、もしくは
    7−[(2,4−ジクロロ−3−フルオロフェニル)カルボニル]−3−(4−ピリミジニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
    Figure 0005654001

    もしくはこれらの化合物のいずれかの医薬上許容可能な塩である、化合物またはその医薬上許容可能な塩。
  3. 請求項1または2に記載の化合物またはその医薬上許容可能な塩を含んでなる、医薬組成物。
  4. 医薬上許容可能な担体または賦形剤を更に含んでなる、請求項に記載の医薬組成物。
  5. 疼痛、炎症、もしくは神経変性疾患、もしくはてんかんおよび/または発作の治療または予防における使用のための、請求項またはに記載の医薬組成物。
  6. 炎症性疼痛、神経因性疼痛、内臓痛、関節リウマチもしくは変形性関節症の治療または予防における使用のための、請求項またはに記載の医薬組成物。
  7. アルツハイマー病、パーキンソン病(パーキンソン病における認知症を含む)、血管性認知症(多発脳梗塞性認知症を含む)、レヴィー小体型認知症、ハンチントン舞踏病または軽度認知機能障害(MCI)(加齢性記憶障害などの加齢性MCIを含む)、を含む変性認知症の治療または予防における使用のための、請求項またはに記載の医薬組成物。
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